JPS63185837A - シリカガラスの製造法 - Google Patents

シリカガラスの製造法

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JPS63185837A
JPS63185837A JP1793587A JP1793587A JPS63185837A JP S63185837 A JPS63185837 A JP S63185837A JP 1793587 A JP1793587 A JP 1793587A JP 1793587 A JP1793587 A JP 1793587A JP S63185837 A JPS63185837 A JP S63185837A
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JP
Japan
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temperature
gel
silica glass
dried
dry gel
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Pending
Application number
JP1793587A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihito Iwai
明仁 岩井
Fusaji Hayashi
林 房司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B19/00Other methods of shaping glass
    • C03B19/12Other methods of shaping glass by liquid-phase reaction processes

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Glass Melting And Manufacturing (AREA)
  • Silicon Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、光学用、半導体工業用、電子工業用。
理化学用等に使用されるシリカガラスの製造法に関する
(従来の技術) シリカガラスは耐熱性、耐薬品性及びその優れた光学的
性質などから、最近特に半導体工業において有用性が認
められている。そのシリカガラスの新たな製造法として
最近注目をあびているのが。
ゾル−ゲル法と呼ばれる方法である。
ゾル−ゲル法によるシリカガラスの製造法の例を説明す
ると次のとおりである。
シリカゾルを製造する工程は次に示す様な種々の方法が
考案されている。1)シリコンアルコキシドあるいはシ
リコン塩化物等を加水分解する方法(例えば、ジャーナ
ル・オブ・マテリアルズ・サイエンス(J、 Mate
r、 Sci、 L第14巻(1979年)、第607
〜611頁)、旧 シリカ超微粉末を溶媒中に分散する
方法(特開昭60−21821号公報)、II+)  
珪酸ナトリウム水溶液をイオン交換してナトリウムを除
去する方法、 Iv)  l)、  II)を両方用い
る方法(特開昭60−131833号公報)などである
。この様にして得たシリカゾルを静置、昇温、あるいは
ゲル化剤添加などによりゲル化させる。さらにゲル中の
溶媒を蒸発乾燥することによりシリカ乾燥ゲルとする。
この乾燥ゲルを所望の雰囲気中で焼結することによりシ
リカガラスを得る。
このゾル−ゲル法には以下の特長がある。
(1)  81cla等を原料として酸水素炎でガラス
スートを堆積してい〈従来からのシリカガラス製造法よ
りも低温で製造できるため、省エネルギーで低コストで
ある。
(2)原料が液体であるため、精製が容易であシ。
高純度な製品が得られる。
(3)室温で、液相で混合することができるため。
Almost ZrOs* Ti0xp BzOse 
Rose Nb冨Os等を均一にドープし九シリカガラ
スが得られる。
これらの大変有用な特長があるために、これまでにも多
くの研究が行われてきた。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、ゾル−ゲル法においては以下に述べる未
解決の問題が残されている。
その主なものは乾燥ゲルを焼結する際に9割れ。
クラック及び発泡の発生といった問題であシ、その原因
は焼成の温度、乾燥ゲルの状態により種々異なる。した
がってその対策もさまざまであり。
例えば焼結温度域での発泡2割れといった現象は。
800℃以上の高温域において閉気孔に取り残されたシ
ラノール基(SiOH)の脱離が原因であシ。
その対策として閉気孔ができる前に塩素などで処理し、
 OHをCI!で置換する(特開昭55−167143
号公報)、減圧中で使用温度以上まで焼成する(特開昭
59−69434号公報)などの方法がある。また、ゾ
ル作製の際、中和反応を行った場合には中和生成物が発
泡の原因となるので中和生成物を完全に取シ除くために
所定温度で所定時間保持する(特開昭60−65733
号公報)などの方法が知られている。しかし、水分ある
いは有機物が含有されている乾燥ゲルに対し、それらが
脱離する温度でのクラック発生に対しては、有効な手段
は提案されていない。
本発明では、水分あるいは有機物が脱離する温度でのク
ラックを防止したシリカガラスの製造法を提供すること
を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 第1図は、0.1〜0.5 annに粉砕した乾燥ゲル
を空気中で加熱した場合の加熱温度と重量減の関係の一
例を示す。図において夏の温度域では吸着した水分及び
有機物が脱離し、■の温度域で化学結合した有機物及び
OH基が脱離する。第1図ではIの温度域即ち300℃
までの温度における重量減少が焼結における重量減少の
2/3を占める。
発明者等は、乾燥ゲルを焼結する際に、乾燥ゲル中に残
留する水分又は有機物の脱離が起る300℃以下の温度
でクラックが発生する場合があシ。
このクラックは、残留する有機物の量が多く分子量が大
きいほど発生し易く、又乾燥ゲルを室温で長時間保存し
て水分を多く吸着した場合に顕著であることを突きとめ
、特定温度で必要時間保持することにより前記した水分
及び有機物を除去し。
クラックの発生を防止し得ることを見い出した。
本発明は、シリコンアルコキシド及び/又はその重縮合
物を加水分解してシリカゾルとし、これをゲル化後乾燥
して乾燥ゲルとし9次いで焼結するシリカガラスの製造
法において、前記乾燥ゲルを室温から50〜300℃間
の所定温度まで昇温加熱する第1の段階、前記所定温度
に10分以上保持して重量減少を加熱前の乾燥ゲルの1
0チ以下とする第2の段階及び前記所定温度から最終温
度まで昇温加熱する第3の段階により焼結するシリカガ
ラスの製造法に関する。
上記した焼結における所定の温度とは50〜300℃の
範囲内の一定温度例えば250℃でちり、第2の段階で
はこの温度で10分以上保持する。50〜300℃に限
定した理由は、50℃未満では残留有機物及び吸着水分
の脱離が不充分である上更に水分を吸着する場合があり
、300℃を越えると前記残留有機物及び吸着水分のほ
かに化学結合した有機物及びOH基が脱離するのでクラ
ックが発生し易いからであるf、また第2の段階におけ
る所定温度での保持時間を10分以上とし。
重量減少を乾燥ゲルの10%以下と゛したのは、保持時
間が10分未満及び重量減少が乾燥ゲルの重量の10%
を越えると吸着水分及び残留有機物の脱離が不充分とな
シ、第3の段階における加熱時にクラックが発生し易い
からである。前記所定温度及び保持時間は前記範囲内に
おいて昇温速度と共に、出発材料の種類及び組成、乾燥
ゲル中の有機物及び水分の予想される量を勘案して適宜
決定する。間第2の段階において、50〜300℃の範
囲内で、毎時10℃以下のような遅い速度で昇温するこ
と、保持時間の間におけるlO℃程度の・い 少さな温度変動は、厳密に一定温度で保持する場合に比
較して効果は同等であシ2本発明の範囲に含まれる。
第3の段階における最終温度は、出発材料等によって多
少相違するが焼結が完了してシリカガラスが形成される
温度9例えば1200℃である。
昇温速度は特に制限はない。
乾燥ゲルを第1.第2及び第3の段階を経て焼結する方
法としては、  l)  第1及び第2の段階の熱処理
を乾燥機等の中で行ったのち直ちに焼成炉に入れ第3の
段階の熱処理を行う方法、11)焼成炉内で第1.第2
及び第3の段階の熱処理を行う方法、11D  乾燥機
内でゲルを乾燥して乾燥ゲルにする工程に引続いて、第
1及び第2の段階の熱処理を行い、そのまま乾燥機中で
保存した後、焼成炉で第3の段階の熱処理を行う方法、
1v)  前記1)〜111)を適宜組合せる方法等が
あるが、いずれの方法を用いてもよい。
(実施例) 本発明を実施例により説明する。
実施例1 シリコンテトラメトキシドの重縮合物(CHsO)sS
i (O8i (OCHs)意)nO8i (OCHs
CHsO中3に中心をもつもの)のシリコン原子1 m
olに対してメタノールを2 mol加え攪拌した。こ
れに0.01 mol//に調整したコリン(β−ハイ
ドロキシエチルトリメチルアンモニウム:(CHx)s
N(OH)■寞CHxOH)水溶液を2 mol加えて
、さらによく混合してシリカゾルを得た。このシリカゾ
ルを内面にフッ素樹脂をコーティングした直径154胴
のシャーレに深さが約8閣となる様に充填し9両面テー
プを用いて、ボーデンラップ(日立化成工業■商品名)
でふたをした。室温で静置しておくと約2時間後にゲル
化した。さらに室温で約2週間放置した後。
乾燥機中で毎時10℃で120’Cまで昇温し。
120℃で24時間乾燥し、乾燥ゲルを得た。得られた
乾燥ゲルは直径121 tmn、厚さ6.3 ff1m
、かさ密度0.76 /an’であった。この乾燥ゲル
を約1ケ月室温で保存した後、炉に入れ毎時100℃で
250℃まで昇温したところ乾燥ゲルに対する重量減少
は12チであシ、更に250℃で2時間保持したところ
2時間保持における重量減少はなかった。その後毎時1
00℃で1150’Cまで昇温して直径83m、厚さ4
.3職のシリカガラスを得た。シリカガラスには割れ、
クラック等はなかった。
比較例1 250℃で2時間保持を行わなかった他は、実施例1と
同様に操作した場合には、400℃までにクラックが発
生した。
実施例2 実施例1で用いたのと同じシリコンメトキシドの重縮合
物のシリコン原子1mol!に対し、L5moI!のメ
タノールを加えよく攪拌した。この溶液に0、01 m
ol/lに調整したアンモニア水を3 mol加え、さ
らによく混合し、シリカゾルを得た。その後、実施例1
と同様な操作をして乾燥ゲルを得た。乾燥ゲルを室温で
約1ケ月保存し2次いで乾燥機に入れ120℃まで昇温
したところ乾燥ゲルに対して13チの重量減少があり、
更にこの温度で24時間保持したところ乾燥ゲルに対し
て3チの重量減があった。次にこれを炉に入れ毎時10
0℃で1200″Ciで昇温したとこる焼結し、シリカ
ガラスが得られた。シリカガラスには割れ、クランク等
は見られなかった。
比較例2 120℃で24時間保持を行わなかった他は。
実施例2と同様の操作をした場合には、4oO℃までに
クラックが発生した。
(発明の効果) 本発明によれば9割れ、クラック、発泡等のない良好な
シリカガラスを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、乾燥ゲルの加熱温度と重量減を示すグラフで
ある。 一\ 代理人 弁理士 若 林 邦 彦   1ゝこ( 五/j  (’C)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、シリコンアルコキシド及び/又はその重縮合物を加
    水分解してシリカゾルとし、これをゲル化後乾燥して乾
    燥ゲルとし、次いで焼結するシリカガラスの製造法にお
    いて、前記乾燥ゲルを、室温から50〜300℃間の所
    定温度まで昇温加熱する第1の段階、前記所定温度に1
    0分以上保持して重量減少を加熱前の乾燥ゲルの10%
    以下とする第2の段階及び前記所定温度から最終温度ま
    で昇温加熱する第3の段階により焼結することを特徴と
    するシリカガラスの製造法。
JP1793587A 1987-01-28 1987-01-28 シリカガラスの製造法 Pending JPS63185837A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001047808A1 (fr) * 1999-12-28 2001-07-05 M. Watanabe & Co., Ltd. Procedes de production de particules de silice, de particules de quartz de synthese et de verre au quartz de synthese
JP2001192225A (ja) * 1999-12-28 2001-07-17 Watanabe Shoko:Kk 石英ガラスの製造方法

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