JPS63185625A - シ−トの製造方法 - Google Patents

シ−トの製造方法

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JPS63185625A
JPS63185625A JP1723987A JP1723987A JPS63185625A JP S63185625 A JPS63185625 A JP S63185625A JP 1723987 A JP1723987 A JP 1723987A JP 1723987 A JP1723987 A JP 1723987A JP S63185625 A JPS63185625 A JP S63185625A
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JP
Japan
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sheet
roll
contact
temp
molding
Prior art date
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Pending
Application number
JP1723987A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Uchida
智 内田
Masanori Matsuoka
松岡 征訓
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はバッテリーのセパレーターの製造方法に関する
ものである。
〔従来の技術〕
従来、ポリオレフィン樹脂と無機微粉体を主成分とする
セパレーターは、通常0.2〜0.51程度の厚さのも
のが使用されている。実際には活物質の脱落防止と電解
液を極板間に保持することを主たる目的として0.3〜
/、!曝程度のガラスマットを貼着すること、またはシ
ートの片面または両面にリブな形成するなどして使用す
る。後者の場合の製造方法は、例えば特開昭グ♂−♂9
33り号公報には材料シートを一対のロールのニップ中
を通過させて、エンボス加工されたパターンを有するシ
ートを製造すること;:ついて記載されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし特開昭417−♂り339号公報で使用されてい
る加熱された溝を有するロールによって成形する製造方
法ではロールの溝部分に入り込んだシートの表面にロー
ルから剥離し難い部分が生じることがあるために、リプ
の湾曲や欠け、またはシートの破断が生じることがある
横方向のリプ付きシートである横リブ付きセパレーター
は交互に置かれた陽極板と陰極板の間にS字形に折り曲
げて配置される。該セパレーターのリプが湾曲している
場合には、セパレーターを折り曲げる際にリプの一部分
が折り曲げ部分に含まれるためにセパレーターを正確に
折り曲げることができなくなることがある。この結果極
板の上端または下端にセパレーターのない間隙が生じて
バッテリーの短絡を引き起こす原因となり得る。
セパレーターを正確に折り曲げるためには、第3図に示
すようにリプの端部10からセパレーターの切断面に垂
直な線11に対してリプの湾曲部分との差の最大部分1
2が大きくとも隣接するリプ間隔より小さいことが必要
である。従来のセパレーターのリブ間隔は2〜10m程
度であるので、第3図の差の最大値は少くとも2〜10
瓢よりも小さいことが必要である。
ロールからのシートの剥離を容易(−するためには、該
ロールの温度を低くする方法がある。しかし該ロールは
シートの表面にリブプをつくる成形ロールであるので、
該ロールの温度を低くすることは、セパレーターの性能
を変化させる結果となる。
例えばリプの不十分な形成、セパレーターの電気抵抗の
増大、セパレーターの引張破断伸度が低下するなどの性
能低下を引き起こす結果となっている。
〔問題を解決するための手段〕
本発明者は、上記問題点を解決してシートを連続的に均
一に成形ロールから剥離するために、シート上;ニリプ
を形成した後に核酸形ロールに接触しているシートを均
一に冷却して温度を下げて剥離する方法を見い出した。
ただし該温度が該シートの融点よりも低い必要はないも
のである。
即ち、本発明は、ポリオレフィン樹脂、無機微粉体、有
機液状体を夫々に〜63容量チ、7〜4t2容量壬、3
θ〜♂夕容量係混合した混合物を均一に加熱混練した後
シート状::連続押出成形し、該シートの冷却固化前に
加熱した複数の成形ロールにでプレスして該シートをエ
ンボス加工し、続いて該成形ロールに接触、しているシ
ートをシートについて該成形ロールとは反対側のシート
面を該シートより低い温度に保った冷却ロールC二連続
的に接触させることにより、該シートの温度を下げ、し
かし融点以上の温度とし、該シートを該成形ロールから
剥離した後(−冷却固化させ、さらに冷却固化した該シ
ートから有機液状体および/または無機微粉体を抽出す
るシートの製造方法である。
上記の製造方法において、該混合物を均一に加熱混練す
る際の温度及び該シートをエンボス加工する際の複数の
成形ロールの温度は夫々/!0〜230℃及び!θ〜ユ
3θ℃である。また成形後のシートの厚みと形状に応じ
て該冷却ロールの温度及び該冷却ロールがシートに接触
する圧力により該シートの剥離状態を変えることができ
る。
上記の製造方法により製造されたシートは連通した微細
孔を有し、有機液状体のみを抽出した場合、シートの平
均表面開孔径は0.07〜0.78mである。また有機
液状体と無機微粉体の両者を抽出した場合、シートの平
均表面開孔径は0.0夕〜0.5μm、好ましくは0.
0♂〜0.3μmである。
またここで言う冷却固化とは、示差走査熱量計(DSC
)で結晶化の発熱ピークが観測されることと定義する。
本発明の出発材料は、ポリオレフィン樹脂、無機微粉体
、有機液状体より成るが、目的物の成形性、空孔度、孔
径、機械的強度など/ぐツテリーのセパレーターとして
の場合の適性を考慮し、上記順序に夫々t〜≦3容量チ
、7〜4t2容量チ、30〜♂夕容量係の組成を有する
混合物とする。
より好ましくはポリオレフィン樹脂/タ〜グ0容量チ、
無機微粉体/θ〜20容量係、容量液状体!θ〜7!容
量係の容量物とする。
ポリオレフィン樹脂の量が6容t%未満では、樹脂が少
なすぎてシートの機械的強度が小さく、成形性も悪い。
63容量壬な超えると、空孔度の大きいセパレーターが
得られず好ましくない。無機微粉体の量が7容t%未満
では、シートを作るのに必要な有機液状体を吸着するこ
とができず、混合物は粉末または顆粒状態を保つことが
できず、成形が困難となる。一方’12容it%を超え
ると混合物の溶融時の流動性が悪く、かつ得られるセパ
レーターは脆く実用に供することができない。また有機
液状体の量は30容量壬未満では、有機液状体の空孔形
成に対する寄与率が低下し、得られるセパレーターの空
孔度が低くなり、実質的に有効なものが得られない。
またシートの成形性またはセパレーターの適性を大きく
阻害しない範囲で、滑剤、酸化防止剤、・紫外線吸収剤
、可塑剤、成形助剤等を必要に応じて添加することは何
ら差支えない。
本発明(;用いられるポリオレフィン樹脂は、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリブテンなどであり、これら
2種類以上の混合物、またはエチレン、プロピレン、ブ
テン、ヘキセンの二種以上の共重合物であってもよい。
これら樹脂のうち、ポリエチレンまたはエチレンが主な
る共重合体が特に好ましい。
また、ポリオレフィン樹脂は、溶融押し出し成形が安定
に行なえる繊維用、フィルム用、その他の成形品用のグ
レードのものでよい。むしろ、分子量は余り高過ぎない
方が好ましく、重量平均分子量で23−0.0009J
、下のもので十分である。好ましくは重量平均分子量2
00,0θ0のものである。
つぎに、無機微粉体は水湿潤性の良好な微小粒子であり
、また、有機液状体を多量に保持し得るよう比表面積3
0〜♂00 rr?/l 、−次粒子の平均粒子径o、
o o r〜/μの多孔性微粒子であることが好ましい
。これらの無機微粉体の例としては、微粉珪酸、珪酸力
ルシクム、珪酸アルミニクム、アルミナ、炭酸力ルシク
ム、炭酸マグネシウム、カオリンクレー、微粉タルク、
酸化チタン、珪藻土などが挙げられる。
有機液状体はエンボス後の成形物より抽出され、成形物
に多孔性を賦与するものである。有機液状体は溶融成形
時に液体であり、かつ不活性であることが要求される。
本発明に用いられる有機液状体の代表的な例としては、
フタル酸ジエチル、フタル酸ジブチル、フタル酸ジオク
チルなどのフタル酸エステル、リン酸トリブチル、リン
酸オクチルジフェニルなどのリン酸エステル、トリメリ
ット酸オクチルなどのトリメリット酸エステル、アジピ
ン酸オクチルなどのアジピン酸エステル、セパシン酸オ
クチルなどのセパシン酸エステル、トリエチレングリコ
ール、ポリエチレングリゴール、ポリプロピレングリコ
ールなどのグリコール類などが挙げられる。
有機液状体および/または無機微粉体を抽出する場合、
有機液状体はアルコール類、ケトン類、塩化炭化水素類
などの一般抽出剤で、無1s微粉体は酸、アルカリ、水
などで抽出する。抽出後は乾燥する。
有機液状体を抽出したものは、鉛蓄電池用セパレーター
に、有機液状体及び無機微粉体を抽出したものは、アル
カリ電池用セパレーターに連する。
〔実施例及び比較例〕
以下本発明を実施例により説明する。なお、諸物性は次
の測定方法によった。
重量平均分子量(Mw ) GPC測定装置:Waters社製Model jθ0
カラム;東洋ソーダ製070008−G30008溶剤
;トリクロルベンゼン 測定温度;/3夕℃ 組成比 各原料の添加重量を真比重で除した値から算出。
実施例及び比較例 Mw 、100,000の高密度ポリエチレン26.7
容量係、微粉シリカ(比表面積230−ニゲθ4?、−
次粒子径0.O/乙μm)/3厖容量係、フタル酸ジオ
クチル!9.7容量係を混合して原材 。
料を製造する。そして、第1図に示すように該原材料1
を二軸押出機2に毎時3!階の速度で送り込ミ/♂0℃
で混練し、溶融状態とし、ダイス3より押し出しシート
4とした。この時のシートの厚さは7wmであった。こ
のシート4を直ちに2本/組の成形ロール5.5′の間
に導きクエプ厚み0.20鴫、リプ高さ0.≦0■を有
する横リブ付きシートを成形した。成形ロール5は/り
♂、9−2X l−00wLのロールであり、表面には
溝幅/、01、溝深さθ、乙!1、溝ピッチ7、/+m
の横方向の溝が彫刻されている。成形ロール5′は/9
1.りwmB X A 00IIIILの鏡面ロールで
ある。成形ロール5.5′はともに156℃に加熱され
ている。続いてシートは成形ロール5に接触した状態で
、成形ロール5と接している面とは反対側の面を冷却ロ
ール6に接触する。冷却ロール6の温度は30℃であり
、シートへの線圧は3s Kg/anであった。
シートは冷却ロール6に接触した後に成形ロール5から
剥離する。剥離した直後のシートの温度を直接測定する
と/4t3℃であった。成形ロール5から剥離したシー
トを冷却ロール71:てさらに冷却固化した後、メタノ
ール8にてフタル酸ジオクチルを抽出し、乾燥して横リ
ブ付きセパレーター9を得た。
このセパレーター9は第3図に示すようにリプの湾曲部
分がセパレーターの切断面に垂直な線11)二対してな
す差の最大値12は7噸以下であった。
成形ロール5.5′及ヒ冷却ロール6.7はロールの表
面が毎分41.Omの速さで第1図の矢印の方向に回転
している。なお、比較のため、従来の製造方法に用いる
第2図に示す装置を用いてセパレーターを製造した。そ
の結果$3図に示す如くリプの湾曲部分が発生し、その
差の最大値12は/θ輯であり、リプの欠けやシートの
破断が生じることがあった。
【図面の簡単な説明】
第7図は本発明によるシートの製造方法の略図であり、
第2図は従来の製造方法の一例の略図を示している。第
3図は従来方法により製造した横リブ付きセパレーター
の斜視図である。 1・・・原材料、2・・・二軸押出機、3・・・ダイス
、4・・・シー)、5.5’・・・成形ロール、6・・
・冷却ロール、7・・・冷却ロール、8・・・メタノー
ル、9・・・セパレーター、10・・・リプの端部、1
1・・・線、12・・−°線11に対するリプの湾曲部
分の差。 特許出願人 旭化成工業株式会社 第1図 第2rIl

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリオレフィン樹脂、無機微粉体、有機液状体を
    夫々6〜63容量%、7〜42容量%、30〜85容量
    %混合した混合物を均一に加熱混練した後シート状に連
    続押出成形し、該シートの冷却固化前に加熱した複数の
    成形ロールにてプレスして該シートをエンボス加工し、
    続いて該成形ロールに接触しているシートをシートにつ
    いて該成形ロールとは反対側のシート面を該シートより
    低い温度に保つた冷却ロールに連続的に接触させること
    により該シートの温度を下げ、しかし融点以上の温度と
    し、該シートを該成形ロールから剥離した後に冷却固化
    させ、さらに冷却固化した該シートから有機液状体およ
    び/または無機微粉体を抽出することを特徴とするシー
    トの製造方法
  2. (2)複数の成形ロールが少くとも一つが回転軸方向の
    溝付きロールであるエンボスロールを使用し、横方向の
    リブ付きのシートとする特許請求の範囲第1項記載の製
    造方法
JP1723987A 1987-01-29 1987-01-29 シ−トの製造方法 Pending JPS63185625A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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