JPS63184901A - 磁気記録装置 - Google Patents

磁気記録装置

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JPS63184901A
JPS63184901A JP1676287A JP1676287A JPS63184901A JP S63184901 A JPS63184901 A JP S63184901A JP 1676287 A JP1676287 A JP 1676287A JP 1676287 A JP1676287 A JP 1676287A JP S63184901 A JPS63184901 A JP S63184901A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は磁気記録装置に係り、特に磁気テープの磁性層
の深層部分にオフセット4相差分PSK(Onset 
Quadrature D 1Herential P
haseShift  Keyin(1: 0QDPS
K)や4相差分PSK (QDPSK)などの多相差分
PSKによる変調方式で変調されたディジタル音声信号
を記録し、表層部分には映像信号を記録する磁気記録装
置に関する。
従来の技術 第9図は従来の磁気記録装置を再生系と併せて示すブロ
ック系統図である。同図中、入力端子1に入来したカラ
ー映像信号は映像信号処理回路2により例えば低域変換
搬送色信号と被周波数変調輝度信号との周波数分割多重
信号に変換された後、記録アンプ3及びスイッチング回
路4を通して回転ヘッド5a及び5bにより磁気テープ
6に記録される。
一方、入力端子7L、7.Hに入来した左チャンネル(
LCh)と右チャンネル(Rch)の各音声信号はディ
ジタル信号処理回路9によりパルス符号変調(PCM)
信号に変換され、かつ、時分割多重された後、0QPS
K変調器10によりオフセット4相PSK方式で変調さ
れ、更に記録アンプ11及びスイッチング回路12を夫
々通して回転ヘッド13a及び13bにより磁気デー7
6に記録される。
ここで、回転ヘッド13a及び13bにより磁気テープ
6の磁性層の深層部分に0QPSK変調されたディジタ
ル音声信号が記録された音声トラック上に、回転ヘッド
5a及び5bにより磁性層の表層部分に前記周波数分割
多重映像信号が映像トラックを形成して記録される。
再生時は、回転ヘッド5a及び5bにより映像トラック
から再生された周波数分191多重映象(fi号は、ス
イッチング回路4、再生アンプ14を夫々通して映像信
号処理回路15に供給され、ここでもとの再生カラー映
像信号に戻された後出力端r16へ出力される。
また一方、回転ヘッド13a、13bにより音μトラッ
クから再生されたディジタル音声信号は、スイッチング
回路12、再生アンプ17、イコライザ18、OQPS
Km調器19を夫々通してディジタル信号処理回路20
に供給され、ここで再生PCM信号に変換された後、D
/Δ変換器21によりもとのアナログ音声信号に戻され
、これにより左チヤンネル再生音声信号と右ヂ1シンネ
ルm生音声信号とが出力端子22L、22Rへ別々に、
かつ、I?1lrj1に出力される。。
このように、第9図に示す従来装置は、回転ヘッド式の
深層記録方式V T Rにおいて、磁気テープ6の磁性
層の深層部分には、0QPSK変調されたディジタル音
声信号が直接記録される。この記録再生装置は既に文献
に発表されている(例えば、荒丼仙:”A  5rUD
Y  ON  THEDIGITIZATION  O
F  AUDIO3IGNALS  FORVIDEO
TAPERFCORDER”、  Internati
onal  Confer−ence on Acou
stics、 5peech 、’and S ign
alProcessinc+  、  p、29−33
. 1986)  。
発明が解決しようとする問題点 しかし、上記の従来装置は、非直線伝送系である磁気テ
ープに対して0QPSK変調されたディジタル音声信号
を直接に記録するため、混変調歪が発生し、再生時に記
録時には無かったノイズスペクトラムが低域変換搬送色
信号帯域に生じる。
このため、回転ヘッド5a、5bによる映像トラック再
生時の再生信号中の上記ノイズスペクトラムによってカ
ラーS/Nを劣化させてしまうという問題点があった1
、また、回転ヘッド13a。
13bによる音声トラック再生時の再生信号中のテープ
の非線形性による歪によって、再生ディジタル音声信号
のエラーレートが劣化するという問題点があった。
更に、ディジタル音声信号を0QPSK変調して記録再
生するためには、基準位相信号も同時に記録、再生しな
ければならないという問題点があった。
本発明は上記の点に鑑みて創作されたもので、前記ノイ
ズスペクトラムを低減することができると共に、基準位
相信号を記録する必要のない磁気記録装置を提供するこ
とを目的とする、1問題点を解決するための手段 本発明の磁気記録装置は、深層記録方式の磁気記録装置
において、多相DPSK変調又はオフセット多相DPS
K変調を行なう変調手段と、バイアス重畳回路と、記録
手段とを設けたちのである。
記録手段は映像用回転ヘッドとはアジマス角度を異なら
せた音声用回転ヘッドにより、磁気テープの磁性層の深
層部分にバイアス重畳回路の出力信号を記録する。
作用 変調手段により生成された、多相DPSK変調又はオフ
セット多相DPSK変調されてなるディジタル音声信号
は、バイアス重畳回路に供給され、ここで高周波バイア
ス信号を重畳される。バイアス重畳回路から取り出され
た、高周波バイアス信号が重畳されてなるディジタル音
声信号は、記録手段により音声用回転ヘッドに供給され
、これにより磁気テープの磁性層の深層部分に記録され
る。
このように、多相DPSK又はオフセット多相DPSK
で変調されてなるディジタル音声信号は、高周波バイア
ス信号と共に記録されるので、直線性が改善される。更
に、多相DPSK変調又はオフセット多相DPSK変調
されてなるディジタル音声信号は、基準位相信号が無く
ても復調可能なため、基準信号位相を記録する必要はな
い。
実施例 第1図は本発明装置の一実施例を再生系と共に示すブロ
ック系統図である。同図中、一点鎖線へより上の部分が
磁気記録装置(記録系)で、Aより下の部分が再生系で
ある。
本実施例について説明するに、端子25には標準カラー
6式のカラー映像信号が入来し、映像信号処理回路26
に供給される。映像信号処理回路26は公知の手段によ
り輝度信号と搬送色信号とを分離し、この輝度信号で搬
送波を周波数変調して得た被周波数変調輝度信号(FM
輝度信号)を生成し、かつ、搬送色信号を低域変換して
低域変換搬送色信号を生成し、これら両信号を周波数分
割多重して第2図(A)に示す如き周波数スペクトラム
の記録用の映9!信号を出力する。1第2図(A)中、
IはFM輝度信号でその搬送周波数帯域は3.4MHz
〜4.4MF−1zである。■は低域変換搬送色信号で
、その低域変換色01搬送波周波数は略629k)I 
zである。上記の記録用の映像信号は記録アンプ27を
介して映像用回転ヘッド28a。
28bに供給される1、また映像信号処理回路26は標
準カラ一方式のカラー映像信号をそのまま同期信号分離
回路29に供給する。同期信号分離回路2つは垂直同期
信号を分離して後述するサーボ回路30に供給する。
また、端子31a、31b夫々に入来した左チャンネル
アf0グ音声信号と右チヤンネルアナログ音声信号とは
、夫々低域フィルタ32a、32bで可聴周波数帯域を
越える不要高域成分を除去された後、サンプリング周波
数が例えば47.952 kllZ(= 48kHz÷
1.001)のサンプルホールド回路33a、33bを
経てA/D変換器34a、34bに供給され、ここでω
子化ビット数16ビツトにi線量r化後、符号化されて
PCM音声信号とされる。この左右チャンネル夫々のP
CM音声信号はエンコーダ35に供給される。
エンコーダ35は1フイ一ルド期間の偶数番目のサンプ
ルESと、奇数番口のサンプルO8とより第3図(A)
に示すフA−マットで誤り検出及び訂正符号P、Qをイ
[成する。
第3図<A)において、データDATA1゜DATA2
は例えば各々時間軸圧縮及びインターリーブを施された
サンプルES、O8であり、水平方向のワード中位(1
ワードは8ビツト)の各行のデータDATA1.DAT
A2 (夫々8×50ピッ1−)のうち、各々10ワー
ドずつを所定の演算を行なって6ワードのパリティQを
生成することを繰り返して各行8X30 (=8X6X
5)ビットのパリティQを得る。また、エンコーダ35
は垂直方向の8列分、すなわち各行1ワード(=8ビッ
ト)のデータDATA1.DATA2゜パリアイQの3
2ワード毎に所定の演幹を行なって4ワードの各列8×
4ビットのパリティPを生成する。
次に、上記のデータエリアAl、DATA2及びパリテ
ィP、Qは、8列分36ワード毎に分割され、更にその
各36ワードの直面に第3図(B)に示す如き各8ビツ
ト(=1ワード)の同期信号5YNC,識別信号ID、
アドレス信号ADDR。
ブロックパリティ信号PARITYが付加されて、全部
で40ワードのデータブロックが形成される。
同期信号5YNCは各データブロックの開始を指示する
。アドレス信RA D D Rは1トラック分のディジ
タル音声信号(即ち130データブロツク)中の各デー
タブロックの順番を指示する。ブロックパリティ信号P
ARITYは、PARITY=ID■ADDRで得られ
る誤り検出用の信号である。ここで■は2を法とする加
算の演尊子である。
第3図(C)に示すデータエリアの130データブロツ
クで第3図(A)に示すデータDATA1、DATA2
及びパリティP、Qが伝送されるが、その前に4デ一タ
ブロツク分のクロック再生用のプリアンプルとその後に
2データブロツクのポストアンブルとが付加される。
このようにして、エンコーダ35は第3図(C)に示す
全部で136データブロツク(= 43.520ビツト
)の信号フォーマットのディジタル音声信号を生成し、
これを1フイ一ルド期間(= 1159.94秒)で伝
送する。従って、ディジタル音声信号の伝送ピットレー
トは2.6086  (= 136x 320x59.
94 )M bpsになる。
なお、エンコーダ35はサーボ回路30の出力信号によ
り、記録される映&(n号とのフィールド同期をとられ
る。
オフセット4相差分PSK変調器(OQDPSK変調器
)36はこのディジタル音声信号を直並列変換して交互
に2つの符号列として出力する直並列変換回路と、これ
ら2つの符号列をHいに1タイムスロツトの1/2ずつ
fらせる移相手段と、この移相手段からの2つの符号列
を各々2つの排他的論理和回路を別々に通した後、2つ
の1タイムスロット遅延手段を別々に通して上記の扶他
的論理和回路へ供給して2つの朗他的論理和回路から別
々に差分コードに変換された2つの符号列を生成出力す
るコード変換回路と、これらの2つの差分コードを変調
信号として受け、所定周波数fcで位相が互いに90°
異なる2つの搬送波を別々に搬送波抑圧振幅変調する平
衡変調手段と、平衡変調手段よりの2つの被振幅変調波
を合成して0QDPSK変調されたディジタル音声信号
を出力する合成回路とからなる公知の構成とされている
上記搬送波周波数fcは・−例として、水平走査周波数
fHの127倍の周波数である約2.00 Hllzに
選定されている。従って、この0QDPSK変調器36
の出力ディジタル音声信号の周波数スペクトラムは、搬
送波周波数fcで最大レベルとなり、また前記伝送ビッ
トレートが2.6086 Mbl)Sであるから、搬送
波周波数fcに対して±n×1.30 MHz  (=
 2.6o86 MHz /2) 離れた周波数位置で
Oとなる、公知のくし歯状のスペクトラムとなる。ただ
し、上記のnは自然数である。
従って、上記0QDPSK変調器36の出力ディジタル
音声信号は不要周波数成分を除去するための帯域制限を
して、かつ、符号量干渉を起こさないような、約2.O
OMH2を中心として通過帯域幅が前記伝送ごットレー
トの0.7倍程度に選定された帯域フィルタ37を通さ
れて第2図(B)に■で示す如き周波数スペクトラムの
ディジタル音声信号に帯域制限された後、端子38を介
してバイアス重畳回路39に供給され、ここで高周波バ
イアス信号を重畳される。
バイアス重畳回路39は本実施例の要部をなす回路で、
例えば第4図又は第5図に示す如き構成とされている。
第4図及び第5図中、第1図と同一構成部分には同一符
号を付してあり、更に第5図には第4図と同一構成部分
に同一符号を付しである。
第4図に示すバイアス重畳回路39は、加n回路45に
おいて、端子38よりの前記0QDPSK変調されてい
るディジタル音声信号に、バイアス発振器46よりの例
えば7M1−(Zの高周波バイアス信号を1畳し、この
重畳信号を記録アンプ47を通して端子40へ出力覆る
一方、第5図に示すバイアス重畳回路39は、端子38
よりの前記0QDPSK変調されているディジタル音声
m号は、コイル50及びコンデンサ51よりなるトラッ
プ回路を通して取り出された後、バイアス発振器46よ
りコンデンサ52を通して取り出された高周波バイアス
信号と加の合成(型費)され、その後に端子40へ出力
される。
第5図の回路はバイアス記録に際し周知の回路構成であ
り、前記トラップ回路により高周波バイアス信号の記録
アンプ47側への伝送が阻止され、またコンデンサ52
によりディジタル音声信号のバイアス発振器46側への
伝送が阻止される。この第5図に示すバイアスΦ畳回路
39の記録アンプ47は第4図に示すバイアス重畳回路
39で必要となる広帯域、高出力の高価な記録アンプに
比し、安価な記録アンプを使用できる。
端子40より取り出された上記の重畳信号は、第1図の
音声用回転ヘッド41a及び41bに夫々供給される。
音声用回転ヘッド41a及び41bは回転シリンダ(図
示せず)の回転面に180°対向して取り付けられ、か
つ、前記映作用回転ヘッド28a、及び28bの取付位
置に対して一定角度先行して取り付けられている。また
、音声用回転ヘッド41a及び41bのアジマス角度は
一方が+30°、他方が一30°であり、また映像用回
転ヘッド28a及び28bのアジマス角度は一方が+6
°で、他方が一6°に選定されている。。
上記の回転シリンダを回転するモータ(図示せず)は、
同期信号分離回路29よりの垂直同期信号が供給される
サーボ回路30の出力信号に基づいて、垂直同期信号に
位相同期して回転する。
これにより、音声用回転ヘッド41a、41bにより、
ディジタル音声信号が、上記回転シリンダに180°強
の角度範囲に亘って巻回されつつ走行する磁気テープ4
3の磁性層の深層部分にまで高周波バイアス記録されて
音声トラックを形成し、その後にその音声トラック上の
磁性層表層部分に、映像用回転ヘッド28a、28bに
より記録用映像信号が記録されて映像トラックを形成す
る。
また、これと同時に、コントロールヘッド42が、サー
ボ回路30より取り出された、f+l[I周期信号から
生成したコントロールパルスを磁気テープの良手力向に
沿ってコントロールトラックを形成して記録する。
次に本実施例装置により記録された磁気チー143の再
生系の動作につき説明するに、記録済の磁気テープ43
の磁性層の深層部分に形成された音声トラックより、回
転ヘッド418,41bで交互に再生された被変調ディ
ジタル音声信号はプリアンプ55に供給される。またこ
れと同時に磁気テープ43の前記映像トラックより回転
ヘッド28a、28bで交互に再生された映像信号はス
イッチングアンプ56に供給される1、また、磁気テー
プ43のコントロールトラックからコント1]−ルヘツ
ド42で再生されたコントロールパルスはサーボ回路3
0に供給される。サーボ回路30は再生コントロールパ
ルスが基準周波数信号と同期がとれるように回転シリン
ダの回転を制御する。
スイッチングアンプ56は回転ヘッド28a。
28b夫々の再生映像信号を増幅すると共にスイッチン
グして連続信号とし、この信号をプリアンプ57を介し
て映像信号処理回路58に供給する。
映像信号処理回路58は公知の手段により再生信号より
FMti度信号、低域変換搬送色信号夫々を帯域分離し
て取り出し、FM復調して輝度信号を得ると共に周波数
変換により搬送色信号を得て、輝度信号に搬送色信号を
千畳して標準カラ一方式の再生カラー映像信号として端
子59より出力する。
使方、プリアンプ55は回転ヘッド41a。
41b夫々よりの再生ディジタル名声信号を増幅すると
共にスイッチングして連続信号とし帯域フィルタ60に
供給する。帯域フィルタ60で帯域分離して取り出され
た第2図(B)に示す周波数スペクトラムの再生被変調
ディジタル音声信号は0QDPSK復調161に供給さ
れ、ここで公知の0QDPSK復調されてディジタル音
声信号とされデコーダ62に供給される。
0QDPSK復調器61の構成としては、被変調ディジ
タル音声信号を互いに90”位相の異なる2つの搬送波
を別々に乗算して2つの信号を得る乗算手段と、これら
2つの信号を夫々加締及び減募して得た両信号を更に乗
算する演等手段と、上記乗算手段よりの2つの信号を別
々にレベル比較する2つのピロクロスコンパレータと、
これら2つのびOクロスコンパレータの出力信号を夫々
乗口した後、前記演n手段の出力信号と乗算した信号で
前記搬送波の位相を制御する制m+手段と、前記ピロク
ロスコンパレータより取り出された、前記0QDPSK
変[;36中の差分コードに相当する2つの符号列をデ
ィジタル処理して復調されたディジタル音声信号を得る
、Dフリップフロップ、フェーズ・ロックド・ループ、
分周器、排他的論理和回路等よりなるディジタル回路と
からなる構成が知られている。
デコーダ62にはサーボ回路30より回転シリンダの回
転に位相同期したパルスから生成された周期信号が各ト
ラックのディジタル音声信号の最初の再生位置を知るた
めに供給されている。このデコーダ62により再生ディ
ジタル音声信号は誤り訂正0時間軸補正1時間軸伸長及
びディンターリーブ等の処理を行なわれて、各サンプル
をA/D変換時と同一の順番に組み合わせ、かつ、左チ
ャンネルのディジタル音声信号と右チャンネルのディジ
タル音声信号とに分離する。
左右チャンネルのディジタル音声信号は、夫々D/A変
換器63a、63b夫々でアブログ化された後、デグリ
ッチャ回路64a、64bでD/A変換時に発生するノ
イズ成分を除去され、更に低域ノイルタロ5a、65b
で可聴周波数帯域を越える不要高域成分を除去される。
これによって端子66a、66b夫々へ左チャンネル、
右チャンネルのアナログ音声信号が別々に出力される。
次に、本発明によるノイズペクトラム低減効果について
説明する。第6図に示す、約2.0MHz±1.3MH
zの周波数スペクトラムの0QDPSK変調されたディ
ジタル音声信号が、高周波バイアス信号を重畳すること
なく、従来装置のように音声用回転ヘッドにより磁気ア
ープの磁性層の深層部分に直接に記録され、かつ、磁性
層表層部分に映像信号が記録された記録済磁気テープを
音声用回転ヘッドで再生したときの再生被変調ディジタ
ル音声信号の周波数スペクトラムは、第7図(A)に示
す如くになる。
第7図(A)において、fscは低域変換搬送色信号の
色副搬送波周波数で、例えば629kH7であり、その
低域変換搬送色信号Wi賊には、破線■で示すように、
混変調歪によるノイズスペクトラムが大なるレベルで存
在し、これがアジマス損失効果の低減する低周波数領域
に生じるため、映像用回転ヘッドの再生映像信号中にも
生じ、カラーS/Nを劣化させる。更に、このような混
変調歪が生ずるのは、テープの非線形性のためであり、
これにより生ずる歪により前記したようにディジタル信
号のエラーレートも劣化させる。
これに対し、上記第6図に足す周波数スペクトラムの0
QDPSK変調されたディジタル音声信号を本発明によ
り例えば5.5M H′lの高周波バイアス信号を重畳
して記録した場合は、その再生被変調ディジタル音声信
号の周波数スペクトラムは第7図<8)に示す如くにな
り、破線■で囲んだ低域変換搬送色信号帯域の混変調歪
によるノイズスペクトラムのうち、低域変換色副搬送波
周波数f S Cの近傍のノイズスペクトラムが大幅に
低減されることが実験により確められた。
また、0QDPSK変調の代りに4相差分PSK変調(
QDPSK変調)してj9た第6図と同様の周波数スペ
クトラムのディジタル音声信号に、高周波バイアス信号
を重畳することなく直接に深層記録し、それを再生した
場合の周波数スペクトラムは、第8図(A)に示す如く
になり、混変調歪による破線■で囲んだ低域変換搬送色
信号帯域内のノイズスペクトラムは第7図(A)の周波
数スペトラムと同様に、大レベルで存在する。
これに対し、上記のQDPSK変調されたディジタル音
声信号に、例えば5.5MH7の高周波バイアス信号を
重畳して、深層記録し、それを再生した場合の周波数ス
ペクトラムは第8図(B)に示す如くになる。第8図(
B)に破線■で囲んだ低域変換搬送色信号帯域内のノイ
ズスペクトラムは、第7図(B)の周波数スペクトラム
と同様に、低域変換色副搬送波周波数fscM傍のノイ
ズスペクトラムが大幅に低減される。
従って、本発明は上記の実施例の0QDPSK変調され
たディジタル音声信号のみならf、QDPSK変調され
たディジタル音声信号にも適用することができる。、な
お、第7図及び第8図中、3.4MI−IZの高レベル
成分は、FM輝度信号中の水平開明信号のり[1ストー
クによる。高域のノイズスペクトラムは帯域フィルタに
J:って低減舅能である。
なお、本発明は上記の0QDPSKやQDPSKの変調
形式以外にも2相や8相のオフセット1〕PSK変調や
DPSK変調されたディジタル音声信号にも同様に適用
することができる。また、実施例では、映像トラックに
はN ’r S C方式カラー映像信号を所定の信号形
態として記録するように説明したが、本発明はPAL方
式又はS E CAM方式カラー映像信号を所定の信号
形態として配録する深層記録方式のVTRにも同様に適
用できる。
発明の効果 上述の如く、本発明によれば、多相差分PSK又はオフ
セット多相差分PSKで変調されてなるディジタル音声
信号を高周波バイアス信号と共に磁性層深層部分に記録
するようにしたので、テープの非線形性による混変調歪
によって低域変換搬送色信号帯域内に生ずる再生信号中
のノイズスペクトラムを大幅に低減することができ、よ
って再生時のカラーS/Nを向上することができ、また
基準位相を記録する必要がないから、0QPSK変調し
たディジタル8声信号に比べ、伝送データレートを低減
でき、同じ伝送データレートの場合は基準位相信号弁だ
け狭帯域で伝送でき、更に再生ディジタル音声信号のエ
ラレートを向上することができ、以上より磁気テープの
η換刊特竹も向上できる等の特長を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施例を再生系と0(せて示す
ブロック系統図、第2図は第1図図示ブロック系統の各
部の信号の周波数スベク1へラムの一例を示す図、第3
図は第1図図示ブロック系統中のエンコーダの動作説明
用信号フォーマット図、第4図及び第5図は夫々第1図
図示ブロック系統中のバイアス重畳回路の各個を示すブ
ロック系統図、第6図は音声トラックへの記録信号の周
波数スペクトラムの一例を示す図、第7図(A)。 (’B)は0QDPSK変調されたディジタル音声信号
を従来装置と本発明装置で深層記録し、これを再生した
場合の再生信号の周波数スペクトラムを対比して示す図
、第8図(A)、(B)はQDPSK変調されたディジ
タル音声信号を従来装置と本発明装置で深層記録し、こ
れを再生した場合の再生信号の周波数スペクトラムを対
比して承り図、第9図は従来装置の一例を再生系と餌ぜ
て示すブロック系統図である。 25・・・カラー映像信号入力端子、23a、28b・
・・映像用回転ヘッド、31a、31b・・・アナログ
音声信号入力端子、34a、34b・・・A/D変換器
、35・・・エンコーダ、36・・・0QDPSK変調
器、39・・・バイアス重畳回路、41a、41b・・
・音声用回転ヘッド、43・・・磁気テープ、45・・
・加算回路、46・・・バイアス発振器、47・・・記
録アンプ、50・・・トラップ回路用コイル、51・・
・トラップ回路用コンデンサ。 特許出願人 日本ビクター株式会社 第2図 →U梗軟(Hz) 第3図 第4図 !5図 第6図 2→11吹牧(MHz) 第7図 →同液教(MHz) (B) 手続ネ市正聾q 昭和62年 2月26日 昭和62年 特ム′[願 第16762号。 2、発明の名称 磁気記録装置 3、補正をする名 事f[との関係  特訂出願人 住所 〒221  神奈川県横浜市神奈用区守屋町3丁
目12番地名称 (432)日本ビクター株式会社代表
省 取締役社長 垣 木 邦 夫 4、代理人 住所 〒102  東京都千代田区麹町5丁目7番地電
話03 (263) 3271番(代表) −6、補正
の対象 図面。 7、補正の内容 図面の浄書(内容に変更なし)を別紙のとおり補充する

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 磁気テープの磁性層の深層部分に音声用回転ヘッドによ
    り音声信号を記録し、これにより形成された音声トラッ
    クの上方の磁性層表層部分に、該音声用回転ヘッドとは
    アジマス角度を異ならせた映像用回転ヘッドにより映像
    トラックを形成して映像信号を記録する磁気記録装置に
    おいて、多相DPSK変調又はオフセット多相DPSK
    変調されてなるディジタル音声信号を生成する変調手段
    と、 該変調手段の出力ディジタル音声信号に高周波バイアス
    信号を重畳するバイアス重畳回路と、該バイアス重畳回
    路の出力信号を前記音声用回転ヘッドに前記音声信号と
    して供給し、磁性層深層部分に記録する記録手段とを設
    けたことを特徴とする磁気記録装置。
JP1676287A 1987-01-27 1987-01-27 磁気記録装置 Granted JPS63184901A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1676287A JPS63184901A (ja) 1987-01-27 1987-01-27 磁気記録装置
DE198888300692T DE277000T1 (de) 1987-01-27 1988-01-27 Geraet zur magnetischen aufzeichnung und/oder wiedergabe.
DE8888300692T DE3869148D1 (de) 1987-01-27 1988-01-27 Geraet zur magnetischen aufzeichnung und/oder wiedergabe.
EP88300692A EP0277000B1 (en) 1987-01-27 1988-01-27 Magnetic recording and/or reproducing apparatus
US07/478,701 US5063452A (en) 1987-01-27 1990-01-26 Magnetic recording and/or reproducing apparatus having means for preventing audio-to-video crosstalk and noise generation

Applications Claiming Priority (1)

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JPS63184901A true JPS63184901A (ja) 1988-07-30
JPH0578082B2 JPH0578082B2 (ja) 1993-10-28

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