JPS63184634A - 衛生洗浄装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は人体の局部を洗浄する衛生洗浄装置に関する。

従来の技術 以下、従来の衛生洗浄装置について図面を用いて説明す
る。

第６図は、従来の水道直結方式の衛生洗浄装置の外観図
であり、その給水は水道管８から直接本体４７の給水口
６に行われる。

第４図は、同水路図を示す。第４図において、水の流れ
は、水道管８から分岐管９を経て、止水栓１０、ストレ
ーナ１１、逆止弁１２、水路１４、給水口６、減圧弁４
１、電磁弁４２、流量調節弁４３、熱交換器１９．切換
用電磁Ｐｒ２３、バキュームブレーカ４４、ノズル４５
１Ｌ、ｂに行われる。

ノズルは、肛門洗浄用４５＆と、女性の局部洗浄用４５
１）にそれぞれ設けられている。２８はサブ水路であり
、ノズル４５！Ｌ、４５ｂから噴出される洗浄水の流量
プラスサブ水路２８を通り吐水口２６から流出される合
計流量が不感水量ｅｙｏｌｌｂｒ舛８５０　ｃｃ／ｗｉ
ｎを上回るようにサブ水路２８中に絞り弁４６を設けで
ある。

そして、上記水道直結方式の衛生洗浄装置の流量調節は
、前記給水源（水道管８）から、ノズル４５１Ｌ、　４
６ｂに至る洗浄水路２２上に設けられた流量調節弁４３
を、手動で回すことにより流量調節を行うのであった。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記従来の水道直結方式の衛生洗浄装置で
は以下のような問題点があった。

（１）洗浄水の流量を調節する流量調節弁４３が手動で
あるため、水道の水圧変動が洗浄水量に直ちに影響を及
ぼし、安定した洗浄水の放出が困難である。

（２）水道の水圧が高くなった場合、洗浄水量が増加し
、ノズル４ｓａ、＋ｅｓｂより放出される洗浄水の勢い
が強くなり、また、水圧が高くなった状態が継続される
と、放出される洗浄水の勢いも強い状態が継続され、前
記洗浄水が、人体の局部に放出された場合、使用者に不
快感や痛み、そして、最悪の場合として、局部を傷つけ
る恐れがあった。

そこで、本発明は、水道の水圧変動に影響されず、安定
した洗浄が可能な衛生洗浄装置を提供することを目的と
する。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決する技術的手段は、洗浄水の放出量を
設定する流量設定部と、洗浄水の流量を検出する流量検
出部の値を比較し、給水部と放出部を接続する水路上に
配設した流量調節部を動作させて流量を調節するフィー
ドバック制御部と、所定流量以上を所定時間以上継続し
たことを検出すると、異常流量判定を行ない、流量調節
部を閉じる異常流量判定部からなる制御部とを備えた構
成である。

作用 上記技術的手段は次のように作用する。すなわち、使用
中に、水道の水圧変動が生じ、水圧が上昇し、洗浄水量
が増加した場合、直ちに流量検出部で流量が検出され、
検出された値が、制御部へ入力される。そして、制御部
は、入力された値と、流量設定部で設定された値を比較
し、前記２種の値に所定流量以上の隔たりが存在し、か
つ、前記状態が所定時間以上継続されたことが検出され
ると、放出部と給水部とを接続する水路上に配設された
流量調節部を閉じ、止水する。

実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。

第１図〜第３図を用いて、まず、洗浄水路について説明
する。

洗浄水の流れは、水道管８から、分岐管９、止水栓１０
、ストレーナ１１、逆止弁１２、連結管１４、給水部６
を通り、流量調節部３の止水弁１６と、流量調節弁１６
の間より、２系路に分岐する。洗浄水路２２側は、流量
検出部４の流量センサ１７を通り、水をヒータ２０で加
熱し温水にする熱交換器１９を通り、切換用電磁弁２３
を経て、真空破壊弁（バキュームブレーカ−）２４＆ま
たは真空破壊弁２４ｂを経て、肛門洗浄用ノズル２６！
Ｌまたは、ビデ用ノズル２５ｂから噴出される。２８は
前記止水弁１６と、流量調節弁１６の中間で分岐された
サブ水路であり、不感水量ξｓ　ｓ　ｏ　ｃｃ／ｍｉｎ
分を確保するために設けており、真空破壊弁２４Ｃ’ｉ
ｉ経て、吐出口２６へ連なっている。なお、流量調節部
３と流量検出部４との間より導出された洗浄水路３ｏは
、切換用電磁弁２３に所定以上の水圧が加われば、サブ
水路２８へ高水圧の洗浄水を導き、前記切換用電磁弁２
３に過負荷が加わることを回避するための水路であり、
リリーフ弁２ｅを有した水路になっている。

次に洗浄水の流量の制御について説明する。

通常は、流量設定部１より信号が制御部２に入力され、
流量検出部４で検出される値と比較して、流量設定部１
で設定された流量値に相当する値が、前記流量検出部４
で検出されるように流量調節部３を動作させる。

また、水圧の変動が生じた場合も同様に、流量設定部１
で設定された流量の値と、流量検出部４での検出流量の
値とを制御部で比較し、その差を流量調節部３を動作さ
せ、洗浄水量を調節するフィードバック制御をフィード
バック制御部２ａが行なう。

次に、水圧の変動が大きく、水圧が高くなり、洗浄水量
が増加した場合、流量検出部４で検出された流量の値が
制御部２へ入力され、制御部２で流量設定部１で設定さ
れた流量の値とを比較し、その差が大きく、かつ、所定
時間以上継続されると、制御部の異常流量判定部２ｂよ
り、止水機能を有した流量調節部３へ信号が出力され、
止水弁１６及び流量調節弁１６を閉じて止水し、洗浄を
停止させる。

そして、流量調節部３が動作後、一定時間経過後、制御
部２は、制御を初期状態に戻して、洗浄機能を復帰可能
な状態とする。

従って、水圧の変動が生じてもフィードバック制御が行
なわれるため、常に一定の洗浄が可能であり、万が−、
水圧が急に上昇した際は、人体の局部に強い勢いの洗浄
水が放出されるのを防ぐため、制御部２より、流量調節
部３へ異常流量判定の信号が送られ止水する。前記制御
を行なっているため使用者が安心して洗浄ができる。

発明の効果 以上より明らかなように本発明によれば、以下のような
効果が得られる。

（１）使用者の希望する洗浄流量が、洗浄水路上に配設
された流量検出部により洗浄流量が検出され、設定流量
とを比較し、制御部が流量調節部へフィードバックを行
なうため、直ちに希望する洗浄流量が得られ、使用勝手
が良い。

（２）従来の水道直結方式の衛生洗浄装置で生じていた
、水道の水圧の変動による洗浄流量の変化も、本発明で
は、流量検出部で検出された値が、流量設定部で設定さ
れた流量と制御部で比較され、制御部から流量調節部へ
フィードバックされるため、洗浄流量は水道の水圧の変
動にも影響されない。

（３）　　水圧が急に上昇し、洗浄流量が増加しても、
異常流量判定を行なう制御部の働きにより、止水部及び
流量調節部が動作し、止水するため、人体の局部に強い
勢いの洗浄水が放出されず、使用者が安心して使用でき
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例である衛生洗浄装置の制御
ブロック図、第２図は同洗浄水路の構成図、第３図は、
同衛生洗浄装置の外観図、第４図は同衛生洗浄装置の洗
浄水路の構成図、第６図は同衛生洗浄装置の外観図であ
る。 １・・・・・・流量設定部、２・・・・・・制御部、２
亀・・・・・・フィードバック制御部、２ｂ・・・・・
・流量検出タイマ一部、３・・・・・・流量調節部、４
・・・・・・流量検出部、５・・・・・・給水部、６・
・・・・・放出部。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第　
３　図 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 人体の局部に洗浄水を放出するための放出部と、前記放
   出部へ洗浄水を供給する給水部と、前記放出部と前記給
   水部とを接続する水路と、前記水路上に配設し前記洗浄
   水の流量を調節する流量調節部と、前記洗浄水の流量を
   検出する流量検出部と、洗浄水の流量を設定する流量設
   定部と、前記流量検出部と、前記流量設定部の値を比較
   し、前記流量調節部を制御するフィードバック制御部と
   共に、所定流量以上が所定時間以上継続したことを検出
   したときに、前記流量調節部を閉じる異常流量判定部よ
   りなる制御部とで構成した衛生洗浄装置。