JPS6318446Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6318446Y2 JPS6318446Y2 JP1984169197U JP16919784U JPS6318446Y2 JP S6318446 Y2 JPS6318446 Y2 JP S6318446Y2 JP 1984169197 U JP1984169197 U JP 1984169197U JP 16919784 U JP16919784 U JP 16919784U JP S6318446 Y2 JPS6318446 Y2 JP S6318446Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner cylinder
- cylinder
- steam
- water
- flow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 21
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 3
- 238000009835 boiling Methods 0.000 description 2
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Separating Particles In Gases By Inertia (AREA)
- Cyclones (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案は例えば沸騰水型原子炉等で用いられる
気水分離器に関する。
気水分離器に関する。
従来沸騰水型原子炉等で用いられている気水分
離器を第２図により説明する。内筒１は断面が円
形の筒であり、その下部は入口筒２に接続されて
いる。内筒１の内部には同心状にボス３が配設さ
れ、ボス３と内筒１の間には複数枚のひねり羽根
４，４が配設されている。内筒１の外側には支持
板５を介して内筒１と同心状に外筒６が配設さ
れ、支持板５には流通孔７があつて内筒１と外筒
６の間の流路を形成している。外筒６の上端に
は、内筒１の上端部を間隔をおいて覆うように水
切り板８が配設され、その水切り板８の中央には
内筒１の内径よりも小さな外径の出口筒９が内筒
１と同軸に配設されている。
離器を第２図により説明する。内筒１は断面が円
形の筒であり、その下部は入口筒２に接続されて
いる。内筒１の内部には同心状にボス３が配設さ
れ、ボス３と内筒１の間には複数枚のひねり羽根
４，４が配設されている。内筒１の外側には支持
板５を介して内筒１と同心状に外筒６が配設さ
れ、支持板５には流通孔７があつて内筒１と外筒
６の間の流路を形成している。外筒６の上端に
は、内筒１の上端部を間隔をおいて覆うように水
切り板８が配設され、その水切り板８の中央には
内筒１の内径よりも小さな外径の出口筒９が内筒
１と同軸に配設されている。
原子炉炉心（図示せず）等で発生した蒸気と水
の混合流１０，１１は、入口筒２から流入し、ひ
ねり羽根４，４により回転力を与えられる。この
とき水の方が密度が大きいため、より大きな遠心
力を受けて内筒１の内面に沿つて上昇する流れ１
２となり、蒸気１３は内筒１の中央を上昇する。
内筒１の内面に沿つて上昇した水は出口筒９の外
側の水切り板８下面に衝突し、内筒１と外筒６の
間の空間に沿つて落下する。内筒１の中央を上昇
した蒸気は出口筒９内を通つて上方へ抜ける。こ
のようにして蒸気と水を分離することができる。
なお、第２図において、実線の矢印は流れを、破
線の矢印は蒸気の流れを示している。
の混合流１０，１１は、入口筒２から流入し、ひ
ねり羽根４，４により回転力を与えられる。この
とき水の方が密度が大きいため、より大きな遠心
力を受けて内筒１の内面に沿つて上昇する流れ１
２となり、蒸気１３は内筒１の中央を上昇する。
内筒１の内面に沿つて上昇した水は出口筒９の外
側の水切り板８下面に衝突し、内筒１と外筒６の
間の空間に沿つて落下する。内筒１の中央を上昇
した蒸気は出口筒９内を通つて上方へ抜ける。こ
のようにして蒸気と水を分離することができる。
なお、第２図において、実線の矢印は流れを、破
線の矢印は蒸気の流れを示している。
ところで、上記の従来技術におけるひねり羽根
４は鋳造などにより製作されるが、形状が複雑で
あるために製造コストが高く、検査にも手数がか
かる。
４は鋳造などにより製作されるが、形状が複雑で
あるために製造コストが高く、検査にも手数がか
かる。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、簡
単な構造の部品を用い、低価格の気水分離器を提
供することを目的とする。
単な構造の部品を用い、低価格の気水分離器を提
供することを目的とする。
本考案は、上記目的を達成するためのものであ
つて、内筒内の流れを旋回させることによつて蒸
気と水とを分離する気水分離器において、内筒下
部に曲がり管を接続し、曲がり管から内筒内へ流
入する流れによつて上記の旋回流を起こさせるも
のである。
つて、内筒内の流れを旋回させることによつて蒸
気と水とを分離する気水分離器において、内筒下
部に曲がり管を接続し、曲がり管から内筒内へ流
入する流れによつて上記の旋回流を起こさせるも
のである。
〔考案の実施例〕
本考案の実施例を第１図により説明する。内筒
２１は断面が円形であつて、その底部は底板２２
で閉塞されている。底板２２には開口部があつて
その開口部下方に曲管２３が接続され、曲管２３
の下方にはさらに曲管２４が接続され、曲管２４
の下方には入口筒２５が接続されている。曲管２
３と底板２２の接合部は内筒２１の中心軸からず
れた位置にあり、その位置での曲管２３の軸方向
は内筒２１の周方向に傾斜するように配設されて
いる。内筒２１の外側には支持板２６を介して内
筒２１と同心状に外筒２７が配設され、支持板２
６には流通孔２８があつて内筒２１と外筒２７の
間の流路を形成している。外筒２７の上端には、
内筒２１の上端部を間隔をおいて覆うように水切
り板２９が配設され、その水切り板２９の中央に
は内筒２１の内径よりも小さな外径の出口筒３０
が内筒２１と同軸に配設されている。
２１は断面が円形であつて、その底部は底板２２
で閉塞されている。底板２２には開口部があつて
その開口部下方に曲管２３が接続され、曲管２３
の下方にはさらに曲管２４が接続され、曲管２４
の下方には入口筒２５が接続されている。曲管２
３と底板２２の接合部は内筒２１の中心軸からず
れた位置にあり、その位置での曲管２３の軸方向
は内筒２１の周方向に傾斜するように配設されて
いる。内筒２１の外側には支持板２６を介して内
筒２１と同心状に外筒２７が配設され、支持板２
６には流通孔２８があつて内筒２１と外筒２７の
間の流路を形成している。外筒２７の上端には、
内筒２１の上端部を間隔をおいて覆うように水切
り板２９が配設され、その水切り板２９の中央に
は内筒２１の内径よりも小さな外径の出口筒３０
が内筒２１と同軸に配設されている。
原子炉炉心（図示せず）等で発生した蒸気と水
の混合流３１，３２は入口筒２５から流入し、曲
管２４，２３内を上昇し内筒２１内へ流入する。
曲管２３は、その出口において、内筒２１の周方
向に傾斜するように配設されているため、曲管２
３から内筒２１内へ流入した流れは周方向の速度
成分をもち、旋回しながら上昇することになる。
このとき、蒸気に比べて水の方が密度が大きいた
め、より大きな遠心力を受け、水は内筒１の内面
に沿つて上昇する流れ３３となり、蒸気３４は内
筒の中央を上昇する。内筒２１内面に沿つて上昇
した水は出口筒３０の外側の水切り板２９下面に
衝突し、内筒２１と外筒２７の間の空間に沿つて
落下する。内管２１の中央を上昇した蒸気は出口
筒３０内を通つて上方へ抜ける。なお第１図にお
いて実線の矢印は水の流れを、破線の矢印は蒸気
の流れを示している。
の混合流３１，３２は入口筒２５から流入し、曲
管２４，２３内を上昇し内筒２１内へ流入する。
曲管２３は、その出口において、内筒２１の周方
向に傾斜するように配設されているため、曲管２
３から内筒２１内へ流入した流れは周方向の速度
成分をもち、旋回しながら上昇することになる。
このとき、蒸気に比べて水の方が密度が大きいた
め、より大きな遠心力を受け、水は内筒１の内面
に沿つて上昇する流れ３３となり、蒸気３４は内
筒の中央を上昇する。内筒２１内面に沿つて上昇
した水は出口筒３０の外側の水切り板２９下面に
衝突し、内筒２１と外筒２７の間の空間に沿つて
落下する。内管２１の中央を上昇した蒸気は出口
筒３０内を通つて上方へ抜ける。なお第１図にお
いて実線の矢印は水の流れを、破線の矢印は蒸気
の流れを示している。
以上述べたように、本実施例によればひねり羽
根を用いることなく、簡単な構造の曲管２３，２
４の組合せによつて内筒２１内に旋回流を起こさ
せることができ、これによつて蒸気と水とを分離
することができる。
根を用いることなく、簡単な構造の曲管２３，２
４の組合せによつて内筒２１内に旋回流を起こさ
せることができ、これによつて蒸気と水とを分離
することができる。
曲管２３，２４は通常のエルボでよく、また必
らずしも２個の曲管でなく１個の曲管であつても
よい。
らずしも２個の曲管でなく１個の曲管であつても
よい。
本考案に係る気水分離器は、従来のものに比べ
て構造が簡単であるので、製作およびその検査が
容易であつて製作コストを大幅に低減することが
できる。
て構造が簡単であるので、製作およびその検査が
容易であつて製作コストを大幅に低減することが
できる。
第１図は本考案に係る気水分離器の縦断面図、
第２図は従来技術に係る気水分離器の縦断面図で
ある。 ２１……内筒、２２……底板、２３，２４……
曲管、２５……入口筒、２７……外筒、２９……
水切り板、３０……出口筒。
第２図は従来技術に係る気水分離器の縦断面図で
ある。 ２１……内筒、２２……底板、２３，２４……
曲管、２５……入口筒、２７……外筒、２９……
水切り板、３０……出口筒。
Claims (1)
- 内筒と、その内筒の少なくとも上部をその内筒
と同心状に覆う外筒と、上記内筒の上方を間隔を
おいて覆う水切り板と、上記内筒と同軸上で上記
水切り板を貫通する出口筒とを具備する気水分離
器において、上記内筒下部にその内筒の中心軸か
らずれた位置にその内筒の周方向に傾斜した曲管
を接続したことを特徴とする気水分離器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984169197U JPS6318446Y2 (ja) | 1984-11-09 | 1984-11-09 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984169197U JPS6318446Y2 (ja) | 1984-11-09 | 1984-11-09 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6187549U JPS6187549U (ja) | 1986-06-07 |
| JPS6318446Y2 true JPS6318446Y2 (ja) | 1988-05-24 |
Family
ID=30726944
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984169197U Expired JPS6318446Y2 (ja) | 1984-11-09 | 1984-11-09 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6318446Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6750907B1 (ja) * | 2019-04-26 | 2020-09-02 | 茂樹 松園 | サイクロン型分級装置及びこれを備えた振動乾燥機 |
-
1984
- 1984-11-09 JP JP1984169197U patent/JPS6318446Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6187549U (ja) | 1986-06-07 |
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