JPS5811364Y2 - 気水分離器 - Google Patents

気水分離器

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Publication number
JPS5811364Y2
JPS5811364Y2 JP2037280U JP2037280U JPS5811364Y2 JP S5811364 Y2 JPS5811364 Y2 JP S5811364Y2 JP 2037280 U JP2037280 U JP 2037280U JP 2037280 U JP2037280 U JP 2037280U JP S5811364 Y2 JPS5811364 Y2 JP S5811364Y2
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JP
Japan
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steam
water separator
outer cylinder
water
cylinder
Prior art date
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Expired
Application number
JP2037280U
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English (en)
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JPS56126207U (ja
Inventor
豊 鈴川
Original Assignee
日本鋼管株式会社
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Publication date
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  • Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)
  • Cyclones (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 ゛本考案は旋回流を利用して気水分離を行なう気水分離
器に関するものである。
従来のこの種の気水分離器は第1図のような構成になっ
ている。
すなわち、上端および下端が閉じられた外筒1の下部に
、外筒1の上部付近で開口した内筒2が外筒1と同軸的
に固定され、さらに流入管3と水排出管4が、内筒2と
交叉するような位置関係で、外筒1側面の上方、下方に
取り付けられるという構成になっている。
この気水分離器内に、流入管1に案内されて接線方向に
吹き込まれた、蒸気と熱水とからなる二相流は、内筒3
の周囲を旋回する。
このため、遠心分離作用により蒸気と熱水は分離され、
分離された蒸水は上昇し熱水は下降して下部に溜まる。
気水分離器内は次々に送り込まれる二相流によって高圧
となっているため、分離された蒸気は内筒2により送り
出される。
一方、熱水は水位が一定以上にならないように水排出管
4により排出される。
このような従来の気水分離器においては、分離された熱
水の液面7が、気液二相の旋回流と直接接触するため、
液面7の乱れが激しり、一度分離された熱水が再飛散し
分離効率を低下させるという問題があった。
また、液面7の乱れによって熱水の液位検出が困難とな
り、気水分離器の運転方法が複雑になるという問題があ
った。
本考案の目的は、上記問題を解決すること、すなわち液
面と旋回流の直接接触がなく液面の乱れが小さい気水分
離器を提供することにある。
以下、図面を用いながら本考案を詳細に説明する。
第2図は本考案に係る気水分離器の一実施例を示す断面
図、第3図は第2図のAA’断面図である。
図において、1〜4は第1図の気水分離器と同様である
すなわち、1は上端および下端が閉じられた外筒1.2
は外筒1と同軸的に外筒1下部に固定された内筒で、こ
の内筒2の上端は外筒1内の上部で開口している。
また、3は外筒1側面の上方に接線方向に取り付けられ
た流入管、4は外筒1側面の下方に取り付けられた水排
出管で、これら流入管3と水排出管4は内筒1と交叉す
るような位置関係にある。
5,6は本考案において新たに設けられたもので、5は
内筒2に同心状に取り付けられた円板、6は円板5下面
と外筒1とを連結する傾斜部材である。
円板5は、外筒1内壁との間にSなる隙間を有するドー
ナツ状の板でなり、流入管1の中心線よりlだけ下方に
取り付けられている。
また、傾斜部材6は、傾斜角θで幅で幅mの板でなり、
放射状に複数配置されている。
上記、S、l、θおよびmの大きさは、次式によつて決
定することが好ましい。
5=(D−’iア−a’ )x A A=dxB θ=300〜450 m = 0.5 a〜0.7 dただし、D;
外筒1の内径 d;流入管ろの内径 A;定数0.4〜0.6 B;定数1〜3 このような構成の本考案気水分離器においては、円板5
の働きによって、分離された熱水の液面7に気液二相の
旋回流が直接接触せず、したがって熱水の再飛散による
分離効率の低下という問題は生じない。
また、傾斜部材6の働きによって、液面7の乱れが減少
し液位検出が容易になるため、気水分離器の運転方法を
簡略化できる。
なお、上記の説明においては、蒸気・熱水の分離につい
て述べたが、他の気液二相流の場合においても同様で゛
ある。
以上説明したように、本考案によれば、液面と旋回流の
直接接触がなく液面の乱れが小さい気水分離器を実現す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の気水分離器の構成図、第2図は本考案に
係る気水分離器の一実施例を示す断面図、第3図は第2
図のAA’断面図である。 1・・・・・・外筒、2・・・・・・内筒、3・・・・
・・流入管、4・・・・・・水排出管、5・・・・・・
円板、6・・・・・・傾斜部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外筒内に立上る上端開口の内筒と、内筒上端より下方の
    外筒胴部に内外筒間隙へ接線方向から流体を噴出する流
    入管と、外筒下部から分離水をとり出す水排出管とを備
    え、内外筒間隙での流体の旋回流を利用して気水分離を
    行なう気水分離器において、外筒内壁と間隙をあけるよ
    うに流入管より下方にて内筒に円板を同心状に取り付け
    るとともにこの円板下面と外筒内壁とを連結するように
    傾斜部材を放射状に配置してなることを特徴とする気水
    分離器。
JP2037280U 1980-02-21 1980-02-21 気水分離器 Expired JPS5811364Y2 (ja)

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JP2037280U JPS5811364Y2 (ja) 1980-02-21 1980-02-21 気水分離器

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JP2037280U JPS5811364Y2 (ja) 1980-02-21 1980-02-21 気水分離器

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JPS56126207U JPS56126207U (ja) 1981-09-25
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0726725B2 (ja) * 1986-01-14 1995-03-29 株式会社サムソン 給水口と濃縮水ブロ−口を持つ気水分離器
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JPS56126207U (ja) 1981-09-25

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