JPH0368206B2 - - Google Patents
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- JPH0368206B2 JPH0368206B2 JP62029949A JP2994987A JPH0368206B2 JP H0368206 B2 JPH0368206 B2 JP H0368206B2 JP 62029949 A JP62029949 A JP 62029949A JP 2994987 A JP2994987 A JP 2994987A JP H0368206 B2 JPH0368206 B2 JP H0368206B2
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- JP
- Japan
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- hollow member
- inner hollow
- passageway
- piping
- outlet nozzle
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- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 9
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 3
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- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 5
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- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
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- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000010606 normalization Methods 0.000 description 1
- 230000009528 severe injury Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21C—NUCLEAR REACTORS
- G21C13/00—Pressure vessels; Containment vessels; Containment in general
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F22—STEAM GENERATION
- F22B—METHODS OF STEAM GENERATION; STEAM BOILERS
- F22B37/00—Component parts or details of steam boilers
- F22B37/02—Component parts or details of steam boilers applicable to more than one kind or type of steam boiler
- F22B37/26—Steam-separating arrangements
- F22B37/28—Steam-separating arrangements involving reversal of direction of flow
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D45/00—Separating dispersed particles from gases or vapours by gravity, inertia, or centrifugal forces
- B01D45/12—Separating dispersed particles from gases or vapours by gravity, inertia, or centrifugal forces by centrifugal forces
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
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- High Energy & Nuclear Physics (AREA)
- Separating Particles In Gases By Inertia (AREA)
- Drying Of Gases (AREA)
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
発明の背景
本発明は蒸気タービンに関し、特に、蒸気ター
ビンにおける排気管の侵食を軽減する手段に関す
るもである。蒸気タービン、典型的には原子力発
電プラントおいて使用される高圧蒸気タービンの
排気系を出る湿分は、タービン排気フードと湿分
分離器再熱器とを接続するクロスアンダー配管に
侵食を生じさせることがある。原子力発電プラン
トにおいて高圧蒸気タービンを湿分分離器再熱器
に接続する排気管は侵食により深刻な損傷を受け
易い。
ビンにおける排気管の侵食を軽減する手段に関す
るもである。蒸気タービン、典型的には原子力発
電プラントおいて使用される高圧蒸気タービンの
排気系を出る湿分は、タービン排気フードと湿分
分離器再熱器とを接続するクロスアンダー配管に
侵食を生じさせることがある。原子力発電プラン
トにおいて高圧蒸気タービンを湿分分離器再熱器
に接続する排気管は侵食により深刻な損傷を受け
易い。
この問題を解決する最近の特許は多数ある。そ
のうちの米国特許第3902876号明細書は、原子炉
用蒸気発生器の圧力容器内で使用するための遠心
式気液分離器を開示している。遠心式分離器は流
体に渦流運動を起こさせて、該遠心式分離器の壁
面に水の外層を形成し、これを排水するものであ
る。
のうちの米国特許第3902876号明細書は、原子炉
用蒸気発生器の圧力容器内で使用するための遠心
式気液分離器を開示している。遠心式分離器は流
体に渦流運動を起こさせて、該遠心式分離器の壁
面に水の外層を形成し、これを排水するものであ
る。
本出願人の米国特許第4527396号明細書は蒸気
タービンの排気管に装着された湿分分離器を開示
している。
タービンの排気管に装着された湿分分離器を開示
している。
米国特許第3320729号明細書は液体を含んだガ
ス流からこの液体を除去する装置を開示してい
る。
ス流からこの液体を除去する装置を開示してい
る。
発明の概要
本発明は、蒸気タービンの排気部の予備湿分分
離器を提供する。蒸気タービンの排気部は、排気
フード室を囲う排気フードを含むものが典型的で
ある。該排気フードは出口ノズルおよびこの出口
ノズルに取り付けられた配管を有している。
離器を提供する。蒸気タービンの排気部は、排気
フード室を囲う排気フードを含むものが典型的で
ある。該排気フードは出口ノズルおよびこの出口
ノズルに取り付けられた配管を有している。
本発明の予備湿分分離器は、排気フード室に延
入する入口端と、配管の内径に等しい最終直径を
有する出口端とを有する第1の内側中空部材を備
える。この第1の内側中空部材は、その出口端で
配管に取着されて該配管と封止関係で接続部を形
成する。
入する入口端と、配管の内径に等しい最終直径を
有する出口端とを有する第1の内側中空部材を備
える。この第1の内側中空部材は、その出口端で
配管に取着されて該配管と封止関係で接続部を形
成する。
第2の内側中空部材は、第1の内側中空部材の
回りに同軸状に配置されて、一端で第1の内側中
空部材の入口端に取着され、他端で配管に取着さ
れている。
回りに同軸状に配置されて、一端で第1の内側中
空部材の入口端に取着され、他端で配管に取着さ
れている。
下流側の第1通路は、一方の側の第1の内側中
空部材と、他方の側の第2の内側中空部材および
配管との間で画成されている。上流側の第2通路
は、第2の内側中空部材と、出口ノズルの壁との
間に形成され、また第2の内側中空部材が、出口
ノズルの壁から間隔をおいて位置して第2通路に
通じる連通路を設けている。第1排水手段は、第
1通路の水を行うべく該第1通路に流体連通す
る。第2排水手段は、第2通路の排水を行うべく
該第2通路に流体連通する。
空部材と、他方の側の第2の内側中空部材および
配管との間で画成されている。上流側の第2通路
は、第2の内側中空部材と、出口ノズルの壁との
間に形成され、また第2の内側中空部材が、出口
ノズルの壁から間隔をおいて位置して第2通路に
通じる連通路を設けている。第1排水手段は、第
1通路の水を行うべく該第1通路に流体連通す
る。第2排水手段は、第2通路の排水を行うべく
該第2通路に流体連通する。
第1の内側中空部材は、所定の位置に、該第1
の内側中空部材を貫通する複数個の開口を有する
とともに、同伴された湿分と共に蒸気流を圧縮よ
うになつており、また該同伴された湿分の大部分
は、該第1の内側中空部材の内表面上に付着さ
れ、開口を通過して第1排水手段により排水する
ために第1下流通路に流入するようになつてい
る。
の内側中空部材を貫通する複数個の開口を有する
とともに、同伴された湿分と共に蒸気流を圧縮よ
うになつており、また該同伴された湿分の大部分
は、該第1の内側中空部材の内表面上に付着さ
れ、開口を通過して第1排水手段により排水する
ために第1下流通路に流入するようになつてい
る。
好適には、第2通路は、第1の内側中空部材の
外表面と第2の内側中空部材の内表面との間に所
定の間隔で取着され複数の小通路を形成する区画
部を有する。第1排水手段は複数の小通路の各々
と流体連通するのが好適である。第1の内側中空
部材は入口端の近くに2次流形成部を有するのが
望ましく、該2次流形成部は湾曲壁部でよい。開
口は湾曲壁部を貫通するのが好ましい。
外表面と第2の内側中空部材の内表面との間に所
定の間隔で取着され複数の小通路を形成する区画
部を有する。第1排水手段は複数の小通路の各々
と流体連通するのが好適である。第1の内側中空
部材は入口端の近くに2次流形成部を有するのが
望ましく、該2次流形成部は湾曲壁部でよい。開
口は湾曲壁部を貫通するのが好ましい。
好適な実施例の説明
本発明は蒸気タービンの排気系のための予備湿
分分離器を提供する。ガス流は、管のベンド部を
通過する時に、管の中心線と平行ではない経路に
従う流れを示す。第1図は、ガス流が通過してい
る管ベンド部10を例示している。蒸気のような
ガスが、矢印GIで示すように、管ベンド部10
に接近する時、その流れは管の中心線にほぼ平行
である。しかし、ガス管ベンド部10を回つて流
れる時には、ガスは方向を変え矢印GSで示すよ
うに渦流になり始める。ガス流は、管のベンド領
域を出た後、最終的には、管の中心線にほぼ平行
な経路に戻る。しかし、矢印GOにより示したよ
うな管ベンド部を出たガス流のかかる正常化は、
ガス流が管ベンド部を出た時に直ぐ起こるのでは
ないことを諒解されたい。即ち、ガス流は管ベン
ド部の領域を出た後のある距離その螺旋形状もし
くは渦流を保持する。ガス流が渦流を保持する特
定の距離は、ガス速度、管寸法、管ベンド部の半
径その他の物理的特性及び条件の関数である。
分分離器を提供する。ガス流は、管のベンド部を
通過する時に、管の中心線と平行ではない経路に
従う流れを示す。第1図は、ガス流が通過してい
る管ベンド部10を例示している。蒸気のような
ガスが、矢印GIで示すように、管ベンド部10
に接近する時、その流れは管の中心線にほぼ平行
である。しかし、ガス管ベンド部10を回つて流
れる時には、ガスは方向を変え矢印GSで示すよ
うに渦流になり始める。ガス流は、管のベンド領
域を出た後、最終的には、管の中心線にほぼ平行
な経路に戻る。しかし、矢印GOにより示したよ
うな管ベンド部を出たガス流のかかる正常化は、
ガス流が管ベンド部を出た時に直ぐ起こるのでは
ないことを諒解されたい。即ち、ガス流は管ベン
ド部の領域を出た後のある距離その螺旋形状もし
くは渦流を保持する。ガス流が渦流を保持する特
定の距離は、ガス速度、管寸法、管ベンド部の半
径その他の物理的特性及び条件の関数である。
第2図は第1に例示された管ベンド部10の断
面図である。第2図において、矢印GSで示され
た対の渦線は、ベンド部10の平面にほぼ平行で
ある管の中心線12の両側を流れているのが分か
る。第2図から分かるように、この渦流はベンド
部の内側14に向かつて進む時に管壁に沿つて流
れ、ベンド部の外側16に向かつて進む時に管の
中心線12に沿つて流れる。
面図である。第2図において、矢印GSで示され
た対の渦線は、ベンド部10の平面にほぼ平行で
ある管の中心線12の両側を流れているのが分か
る。第2図から分かるように、この渦流はベンド
部の内側14に向かつて進む時に管壁に沿つて流
れ、ベンド部の外側16に向かつて進む時に管の
中心線12に沿つて流れる。
第3図、第4図及び第5図は対の渦流がガス流
に同伴された液体に及ぼす影響を示している。明
らかなように、対の渦線は、液体が管ベンド部を
通過する時に該液体を管壁に沿つて運動させ易
く、そして最終的に澱み点Pで出会い、そこで対
の渦線は液体を互いに向つて運動させている。第
3図、第4図及び第5図において、この澱み点P
は、ガス速度及び重力加速度の相対的大きさによ
り決定される、管壁に沿う種々の位置に示されて
いる。例えば、第3図は、ガス90m/secの速度
及び約17000のフルード数で管を通り抜けている
状況を例示している。水が管壁に向かつて集まる
澱み点Pは、実質的に、ベンド部の平面内にある
管の中心線12上にある。従つて、管の中心と澱
み点Pとを通る中心線18は、中心線12と本質
的に一致している。第4図は、約14250のフルー
ド数及び約45m/sec以下の速度でガスが流れて
いる状態を示している。図示のように、第4図に
おける澱み点Pは、ガス速度の影響に比較して重
力の相対的影響が大きいため中心線12の方にあ
る。かかる状況下では、澱み点Pがベンド部の最
内側部分(第2図における参照符号14)から遠
ざかるにつれて中心線12と中心線18とは離れ
る。第5図において、ガスの速度は約15m/sec、
フルード数は約470である。図から分かるように、
澱み点Pは中心線12から相当に遠ざかつてしま
つており、中心線18は、ガス速度に比較して重
力の相対的な大きさが大きいため中心線12から
相当に離れてしまつている。
に同伴された液体に及ぼす影響を示している。明
らかなように、対の渦線は、液体が管ベンド部を
通過する時に該液体を管壁に沿つて運動させ易
く、そして最終的に澱み点Pで出会い、そこで対
の渦線は液体を互いに向つて運動させている。第
3図、第4図及び第5図において、この澱み点P
は、ガス速度及び重力加速度の相対的大きさによ
り決定される、管壁に沿う種々の位置に示されて
いる。例えば、第3図は、ガス90m/secの速度
及び約17000のフルード数で管を通り抜けている
状況を例示している。水が管壁に向かつて集まる
澱み点Pは、実質的に、ベンド部の平面内にある
管の中心線12上にある。従つて、管の中心と澱
み点Pとを通る中心線18は、中心線12と本質
的に一致している。第4図は、約14250のフルー
ド数及び約45m/sec以下の速度でガスが流れて
いる状態を示している。図示のように、第4図に
おける澱み点Pは、ガス速度の影響に比較して重
力の相対的影響が大きいため中心線12の方にあ
る。かかる状況下では、澱み点Pがベンド部の最
内側部分(第2図における参照符号14)から遠
ざかるにつれて中心線12と中心線18とは離れ
る。第5図において、ガスの速度は約15m/sec、
フルード数は約470である。図から分かるように、
澱み点Pは中心線12から相当に遠ざかつてしま
つており、中心線18は、ガス速度に比較して重
力の相対的な大きさが大きいため中心線12から
相当に離れてしまつている。
第3図、第4図及び第5図から諒解されるよう
に、管ベンド部10内の対の渦流により澱み点P
が形成され、そこではガス流中に存在する水分が
強制的に集められる。これ等の図に更に示されて
いるように、澱み点Pの正確な位置は、管ベンド
部の位置に関する。流体に作用する重力の方向及
びガス速度の関数として管ベンド部内で変わり得
る。第3図、第4図及び第5図において、管ベン
ド部10は、その平面に大体平行である管中心線
12を水平にして、水平面にあるように示されて
いる。重力方向に関してどちらか一方の方向に管
ベンド部を位置決めすることが、ガス流の対の渦
線と管ベンド部の内側14とに関連して澱み点P
の位置いかなり影響を及ぼすことは明らかであ
る。
に、管ベンド部10内の対の渦流により澱み点P
が形成され、そこではガス流中に存在する水分が
強制的に集められる。これ等の図に更に示されて
いるように、澱み点Pの正確な位置は、管ベンド
部の位置に関する。流体に作用する重力の方向及
びガス速度の関数として管ベンド部内で変わり得
る。第3図、第4図及び第5図において、管ベン
ド部10は、その平面に大体平行である管中心線
12を水平にして、水平面にあるように示されて
いる。重力方向に関してどちらか一方の方向に管
ベンド部を位置決めすることが、ガス流の対の渦
線と管ベンド部の内側14とに関連して澱み点P
の位置いかなり影響を及ぼすことは明らかであ
る。
第6図は高圧蒸気タービン22の典型的な排気
部20を示している。排気部20は排気フード室
26を囲む排気フード24を含んでいる。排気フ
ード24は壁体28を有し、この壁体を出口ノズ
ル30が貫いて延びている。出口ノズル30には
配管32が取着されている。蒸気タービン22は
その中心線34の回りにほぼ対称である。第6図
において、壁体28は排気フード室26の一部を
示すために破断されており、出口ノズル30は、
該出口ノズル30に近付く時の高圧蒸気の典型的
な経路をより明確に示すために、断面で示されて
いる。蒸気タービン22内の蒸気の流れの一部は
矢印Sで示されている。流入する流れの大部分は
矢印Sで示したように壁体28の外側輪郭に追従
する。出口ノズル30の配置と、矢印Sで示され
た接近する流れとのために、出口ノズル30に接
続された配管32内への流れの配分が歪められ、
従つて、出口ノズル30内の幾つかの位置におい
て他の位置よりも旋回速度又は方向変更が大きく
なる。ガス流が曲げられるか、旋回させられる
か、又は方向変更させられる時に、ベンド領域の
内径部における流れはベンド領域の外経部よりも
大きい旋回速度を有する。上述したような対の渦
流からなる2次流の大きさは流体の旋回速度に応
じて直接変化する。
部20を示している。排気部20は排気フード室
26を囲む排気フード24を含んでいる。排気フ
ード24は壁体28を有し、この壁体を出口ノズ
ル30が貫いて延びている。出口ノズル30には
配管32が取着されている。蒸気タービン22は
その中心線34の回りにほぼ対称である。第6図
において、壁体28は排気フード室26の一部を
示すために破断されており、出口ノズル30は、
該出口ノズル30に近付く時の高圧蒸気の典型的
な経路をより明確に示すために、断面で示されて
いる。蒸気タービン22内の蒸気の流れの一部は
矢印Sで示されている。流入する流れの大部分は
矢印Sで示したように壁体28の外側輪郭に追従
する。出口ノズル30の配置と、矢印Sで示され
た接近する流れとのために、出口ノズル30に接
続された配管32内への流れの配分が歪められ、
従つて、出口ノズル30内の幾つかの位置におい
て他の位置よりも旋回速度又は方向変更が大きく
なる。ガス流が曲げられるか、旋回させられる
か、又は方向変更させられる時に、ベンド領域の
内径部における流れはベンド領域の外経部よりも
大きい旋回速度を有する。上述したような対の渦
流からなる2次流の大きさは流体の旋回速度に応
じて直接変化する。
第6図から分かるように、管ベンド部に類似し
た2つの領域36a,36bがあり、そこでは、
蒸気の流れは出口ノズル30付近での他の領域よ
りも急な旋回をさせられる。領域36aの回りの
蒸気の流れは、この特定領域における蒸気の流れ
が領域26bにおける流れよりも幾分急な旋回を
強いられるので、特に目立つている。その理由
は、第6図に示した特定的な例示構造において、
蒸気タービン22の中心線34から出口ノズル3
0に向かつて流れている領域の相当な部分が中心
線34を横断する比較的真つ直ぐな経路を流れる
ことができ、一方、領域36aを通り過ぎて下方
に流れる蒸気は出口ノズル30に入るためにより
急激な旋回もしくは方向転換を強いられることで
ある。従つて、領域36aの回りを流れる蒸気
は、第2図、第3図、第4図及び第5図に示した
ようなより重大な2次流の対の渦線を生じる筈で
ある。渦線である2次流の正確な位置及び方向
は、蒸気タービン出口ノズル30の特定の物理的
形状、高圧領域の速度、重力及び抗力の相対的な
影響、隣接した蒸気流の影響、並びにその他種々
の物理的変数に依存する。蒸気は、出口ノズル3
0を出る時、湿分分離器再熱器に向かつて矢印E
により示した大体の方向に出口配管を通り抜けな
がら、螺旋状の2次流を継続する。上述した2次
流に加えて、第7図に示したような壁体28の内
表面38に水が集まることが分かつた。
た2つの領域36a,36bがあり、そこでは、
蒸気の流れは出口ノズル30付近での他の領域よ
りも急な旋回をさせられる。領域36aの回りの
蒸気の流れは、この特定領域における蒸気の流れ
が領域26bにおける流れよりも幾分急な旋回を
強いられるので、特に目立つている。その理由
は、第6図に示した特定的な例示構造において、
蒸気タービン22の中心線34から出口ノズル3
0に向かつて流れている領域の相当な部分が中心
線34を横断する比較的真つ直ぐな経路を流れる
ことができ、一方、領域36aを通り過ぎて下方
に流れる蒸気は出口ノズル30に入るためにより
急激な旋回もしくは方向転換を強いられることで
ある。従つて、領域36aの回りを流れる蒸気
は、第2図、第3図、第4図及び第5図に示した
ようなより重大な2次流の対の渦線を生じる筈で
ある。渦線である2次流の正確な位置及び方向
は、蒸気タービン出口ノズル30の特定の物理的
形状、高圧領域の速度、重力及び抗力の相対的な
影響、隣接した蒸気流の影響、並びにその他種々
の物理的変数に依存する。蒸気は、出口ノズル3
0を出る時、湿分分離器再熱器に向かつて矢印E
により示した大体の方向に出口配管を通り抜けな
がら、螺旋状の2次流を継続する。上述した2次
流に加えて、第7図に示したような壁体28の内
表面38に水が集まることが分かつた。
第7図及び第8図を参照すると、本発明の提供
する予備湿分分離器40が示されている。この予
備湿分分離器40は、排気フード室26に延入す
る入口端44と配管32の内径に等しい最終直径
を有する出口端46とをもつ第1の内側中空部材
42を備える。第1の内側中空部材42はその出
口端46で配管32に取着され、配管32に対し
て封止関係で接続部48を形成する。第2の内側
中空部材50は、第7図に示すように、第1の内
側中空部材42の回りに同軸状に配置されてい
る。この第2の内側中空部材50は、その一端5
2で第1の内側中空部材42の入口端44に取着
され、他端54で配管32に取着されている。か
くして、第2の内側中空部材50の内表面58
と、配管32の内表60と、第1の内側中空部材
42の外表面62との間に下流側の第1通路56
が形成される。また、第2の内側中空部材50の
外表面66と、壁体28の内表面38との間に上
流側の第2通路64が形成される。また、第2の
内側中空部材50は出口ノズル30の内壁面と間
隔をおいて配置されて、連通路84が形成され
る。第1排水手段68は第1通路56に流体連通
して該第1通路56を排水し、第2排水手段70
は第2通路64に流体連通して該第2通路64を
排水する。
する予備湿分分離器40が示されている。この予
備湿分分離器40は、排気フード室26に延入す
る入口端44と配管32の内径に等しい最終直径
を有する出口端46とをもつ第1の内側中空部材
42を備える。第1の内側中空部材42はその出
口端46で配管32に取着され、配管32に対し
て封止関係で接続部48を形成する。第2の内側
中空部材50は、第7図に示すように、第1の内
側中空部材42の回りに同軸状に配置されてい
る。この第2の内側中空部材50は、その一端5
2で第1の内側中空部材42の入口端44に取着
され、他端54で配管32に取着されている。か
くして、第2の内側中空部材50の内表面58
と、配管32の内表60と、第1の内側中空部材
42の外表面62との間に下流側の第1通路56
が形成される。また、第2の内側中空部材50の
外表面66と、壁体28の内表面38との間に上
流側の第2通路64が形成される。また、第2の
内側中空部材50は出口ノズル30の内壁面と間
隔をおいて配置されて、連通路84が形成され
る。第1排水手段68は第1通路56に流体連通
して該第1通路56を排水し、第2排水手段70
は第2通路64に流体連通して該第2通路64を
排水する。
第1の内側中空部材42は、第7図に示すよう
に、その入口端44近くの所定位置貫通開口72
を有する。本発明では、排気フード室26の壁体
28の表面を流れる水は、連通路84を通つて第
2通路4によつて捕捉され第2排水手段70によ
つて排水される。第1の内側中空部材42は、同
伴された湿分と一緒に蒸気を含む流体の流れを圧
縮して、水を第1の内側中空部材42の内表面7
4に形成させる。内表面74に形成する水は上に
説明したような2次流の結果であり、この水は、
開口72を通り抜け、第1通路56によつて捕捉
され、そして第1排水手段68によつて排水され
る。好適には、第1の内側中空部材42はその入
口端44の近傍に2次流形成部76を含む。この
2次流形成部76は、第7図に示すように、第1
の内側中空部材42の湾曲壁部78でよい。第7
図に示した湾曲壁部78は、圧力損失と湿分除去
とを考慮して決めた曲率を有する。開口72は湾
曲壁部78で始まるのが望ましい。湾曲壁部78
によつて旋回の速度が増して2次流の大きさが増
し、そのため、第1の内側中空部材42に設けら
れた開口と協働して、2次流から大部分の湿分を
除去することができる。
に、その入口端44近くの所定位置貫通開口72
を有する。本発明では、排気フード室26の壁体
28の表面を流れる水は、連通路84を通つて第
2通路4によつて捕捉され第2排水手段70によ
つて排水される。第1の内側中空部材42は、同
伴された湿分と一緒に蒸気を含む流体の流れを圧
縮して、水を第1の内側中空部材42の内表面7
4に形成させる。内表面74に形成する水は上に
説明したような2次流の結果であり、この水は、
開口72を通り抜け、第1通路56によつて捕捉
され、そして第1排水手段68によつて排水され
る。好適には、第1の内側中空部材42はその入
口端44の近傍に2次流形成部76を含む。この
2次流形成部76は、第7図に示すように、第1
の内側中空部材42の湾曲壁部78でよい。第7
図に示した湾曲壁部78は、圧力損失と湿分除去
とを考慮して決めた曲率を有する。開口72は湾
曲壁部78で始まるのが望ましい。湾曲壁部78
によつて旋回の速度が増して2次流の大きさが増
し、そのため、第1の内側中空部材42に設けら
れた開口と協働して、2次流から大部分の湿分を
除去することができる。
第1通路56は、その内部に、第1の内側中空
部材の外表面62と第2の内側中空部材の内表面
58との間に所定の間隔で複数の区画部80を含
み、第8図に示すように、複数の小通路82を形
成することが好ましい。矢印Lは流体の流れ方向
を示している。第1排水手段68は各小通路82
と流体連通している。区画部80を含むことは、
円周方向の圧力変動のために予備湿分分離器特性
に劣化が生じるのを回避するために望ましい。
部材の外表面62と第2の内側中空部材の内表面
58との間に所定の間隔で複数の区画部80を含
み、第8図に示すように、複数の小通路82を形
成することが好ましい。矢印Lは流体の流れ方向
を示している。第1排水手段68は各小通路82
と流体連通している。区画部80を含むことは、
円周方向の圧力変動のために予備湿分分離器特性
に劣化が生じるのを回避するために望ましい。
以上説明したように、この発明の蒸気タービン
の予備湿分分離器によれば、蒸気中の湿分は開口
を通つて第1通路から第1排水手段によつて、ま
た排気フードの表面に付着した水は連通路を通つ
て第2通路から第2水手段によつてそれぞれ排水
されるようなつているので、蒸気タービンの排気
部での水分よる侵食損傷が減少するという効果が
ある。
の予備湿分分離器によれば、蒸気中の湿分は開口
を通つて第1通路から第1排水手段によつて、ま
た排気フードの表面に付着した水は連通路を通つ
て第2通路から第2水手段によつてそれぞれ排水
されるようなつているので、蒸気タービンの排気
部での水分よる侵食損傷が減少するという効果が
ある。
また、蒸気中の湿分の入口部となる第1の内側
中空部材の入口端の外周部に、排気フードの表面
に付着した水の通路となる連通路が形成され、ま
た第1通路の外周側に同軸状に第2通路が形成さ
れているので、配管の半径方向において湿分およ
び水がそれぞれの通路を通じて排水され、配管の
直管長さ寸法がそれだけ短くてすみ、狭い空間で
も予備湿分分離器を容易に設置できるという効果
もある。
中空部材の入口端の外周部に、排気フードの表面
に付着した水の通路となる連通路が形成され、ま
た第1通路の外周側に同軸状に第2通路が形成さ
れているので、配管の半径方向において湿分およ
び水がそれぞれの通路を通じて排水され、配管の
直管長さ寸法がそれだけ短くてすみ、狭い空間で
も予備湿分分離器を容易に設置できるという効果
もある。
第1図は、管ベンド部の例とそこを貫流する流
体の流線とを示す説明図、第2図は、第1図の管
ベンド部の線−における断面図、第3図、第
4及び第5図は、種々の条件下で管ベンド部を流
れるガス流内の液体の典型的な挙動を示す説明
図、第6図は、高圧蒸気タービンの排気部を部分
的に断面で示す側面図、第7図は、出口ノズル及
び関連の配管内の所定位置に本発明が実施されて
いる高圧蒸気タービンの排気部を部分的に断面で
示す側面図、第8図は、第7図の−線に沿つ
て切断した断面内の流体の流れを示す断面図であ
る。 20……蒸気タービンの排気部、22……蒸気
タービン、24……排気フード、26……排気フ
ード室、28……壁体、30……出口ノズル、3
2……配管、38……壁体の内表面、40……予
備湿分分離器、42……第1の内側中空部材、4
4……入口端、46……出口端、48……接続
部、50……第2の内側中空部材、52……第2
の内側中空部材の一端、54……第2の内側中空
部材の他端、56……第1通路、58……第2の
内側中空部材の内表面、60……配管の内表面、
62……第1の内側中空部材の外表面、64……
第2通路、66……第2の内側中空部材の外表
面、68……第1排水手段、70……第2排水手
段、72……第1の内側中空部材の開口、74…
…第1の内側中空部材の内表面、84……連通
路。
体の流線とを示す説明図、第2図は、第1図の管
ベンド部の線−における断面図、第3図、第
4及び第5図は、種々の条件下で管ベンド部を流
れるガス流内の液体の典型的な挙動を示す説明
図、第6図は、高圧蒸気タービンの排気部を部分
的に断面で示す側面図、第7図は、出口ノズル及
び関連の配管内の所定位置に本発明が実施されて
いる高圧蒸気タービンの排気部を部分的に断面で
示す側面図、第8図は、第7図の−線に沿つ
て切断した断面内の流体の流れを示す断面図であ
る。 20……蒸気タービンの排気部、22……蒸気
タービン、24……排気フード、26……排気フ
ード室、28……壁体、30……出口ノズル、3
2……配管、38……壁体の内表面、40……予
備湿分分離器、42……第1の内側中空部材、4
4……入口端、46……出口端、48……接続
部、50……第2の内側中空部材、52……第2
の内側中空部材の一端、54……第2の内側中空
部材の他端、56……第1通路、58……第2の
内側中空部材の内表面、60……配管の内表面、
62……第1の内側中空部材の外表面、64……
第2通路、66……第2の内側中空部材の外表
面、68……第1排水手段、70……第2排水手
段、72……第1の内側中空部材の開口、74…
…第1の内側中空部材の内表面、84……連通
路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 排気フード室を囲うとともに出口ノズルおよ
びこの出口ノズルに取り付けられた配管を有する
排気フードを含む、蒸気タービンの排気部のため
の予備湿分分離器であつて、 前記排気フード室に延入する入口端と、前記配
管の内径に等しい最終直径を有する出口端とを有
し、該出口端で該配管に取着されて該配管と封止
関係で接続部を形成する、第1の内側中空部材
と、 該第1の内側中空部材と前記出口ノズルの壁と
の間に画成された下流側の第1通路および上流側
の第2上流通路と、 前記第1通路の排水を行うべく該第1通路に液
体連通して配置された第1排水手段と、 前記第2通路の排水を行うべく該第2通路に液
体連通して設けられた第2排水手段と、 を備え、 前記第1の内側中空部材は、所定の位置に、該
第1の内側中空部材を貫通する複数個の開口を有
するとともに、同伴された湿分と共に蒸気流を圧
縮することにより、該同伴された湿分の大部分
を、該第1の内側中空部材の内表面上に付着さ
せ、前記第1排水手段により排水するために前記
開口を通過して前記第1通路に流入させるように
なつており、 更に、前記第1の内側中空部材の回りに同軸状
に配設されて、一端で前記第1の内側中空部材の
前記入口端に取着され、他端で前記配管に取着さ
れた第2の内側中空部材を備えていて、前記第1
通路が、一方の側の前記第1の内側中空部材と、
他方の側の前記第2の内側中空部材および前記配
管との間で画成され、前記第2通路が、第2の内
側中空部材と、前記出口ノズルの壁との間に形成
され、また該第2の内側中空部材は、該出口ノズ
ルの壁から間隔をおいて位置して、前記排気フー
ドの表面から前記第2排水手段に水を排水するた
めに該第2通路に通じる連通路を形成する、 蒸気タービンの予備湿分分離器。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/829,743 US4673426A (en) | 1986-02-14 | 1986-02-14 | Moisture pre-separator for a steam turbine exhaust |
US829743 | 1986-02-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62191603A JPS62191603A (ja) | 1987-08-22 |
JPH0368206B2 true JPH0368206B2 (ja) | 1991-10-25 |
Family
ID=25255423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62029949A Granted JPS62191603A (ja) | 1986-02-14 | 1987-02-13 | 蒸気タ−ビンの予備湿分分離器 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4673426A (ja) |
EP (1) | EP0234224B1 (ja) |
JP (1) | JPS62191603A (ja) |
KR (1) | KR870008330A (ja) |
CA (1) | CA1249729A (ja) |
DE (1) | DE3780657D1 (ja) |
IN (1) | IN165041B (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4803841A (en) * | 1987-09-30 | 1989-02-14 | Westinghouse Electric Corp. | Moisture separator for steam turbine exhaust |
US4825653A (en) * | 1988-06-02 | 1989-05-02 | Westinghouse Electric Corp. | Water collector for steam turbine exhaust system |
US6971842B2 (en) * | 2003-09-22 | 2005-12-06 | General Electric Company | Low pressure steam turbine exhaust hood |
JP4841380B2 (ja) * | 2006-09-29 | 2011-12-21 | 株式会社東京自働機械製作所 | 角底袋用縦形製袋充填包装機 |
DK3511054T3 (da) | 2013-03-15 | 2020-11-09 | Oy Halton Group Ltd | Røgrensning med vandspray og efterspørgselsstyret drift |
EP2811227B1 (en) | 2013-06-06 | 2018-03-28 | General Electric Technology GmbH | Moisture separator configuration |
US11291938B2 (en) | 2016-12-16 | 2022-04-05 | General Electric Technology Gmbh | Coanda effect moisture separator system |
DE102019110247A1 (de) * | 2018-04-19 | 2019-10-24 | Mann+Hummel Gmbh | Rohrabschnitt eines Ansaugrohrs für einen Luftansaugtrakt einer Brennkraftmaschine |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6090023A (ja) * | 1983-09-23 | 1985-05-21 | ウエスチングハウス エレクトリック コ−ポレ−ション | 湿分分離装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB393552A (en) * | 1932-02-25 | 1933-06-08 | British Thomson Houston Co Ltd | Improvements in and relating to elastic fluid turbines |
US4602925A (en) * | 1984-12-27 | 1986-07-29 | Westinghouse Electric Corp. | Moisture separator |
-
1986
- 1986-02-14 US US06/829,743 patent/US4673426A/en not_active Expired - Fee Related
-
1987
- 1987-01-12 IN IN38/CAL/87A patent/IN165041B/en unknown
- 1987-01-15 DE DE8787100453T patent/DE3780657D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1987-01-15 EP EP87100453A patent/EP0234224B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1987-01-21 CA CA000527803A patent/CA1249729A/en not_active Expired
- 1987-02-10 KR KR870001082A patent/KR870008330A/ko not_active Application Discontinuation
- 1987-02-13 JP JP62029949A patent/JPS62191603A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6090023A (ja) * | 1983-09-23 | 1985-05-21 | ウエスチングハウス エレクトリック コ−ポレ−ション | 湿分分離装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA1249729A (en) | 1989-02-07 |
EP0234224A3 (en) | 1989-08-30 |
IN165041B (ja) | 1989-08-05 |
KR870008330A (ko) | 1987-09-25 |
EP0234224B1 (en) | 1992-07-29 |
DE3780657D1 (de) | 1992-09-03 |
JPS62191603A (ja) | 1987-08-22 |
US4673426A (en) | 1987-06-16 |
EP0234224A2 (en) | 1987-09-02 |
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