JPS631838A - 速度変換装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の［」的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、ＩＩ両歯車用いて入力軸の回転を減速あるい
は増速する速度変換装置に関する。

（従来の技術） この種の遊星歯車を用いた速度変換装置は、例えば実間
１１１？５９−１７１２４８号公報などにで知られてい
る。そして、このような速度変換装置は、従来、第２図
に示すように、入力軸１の偏心軸部１ａの外周に遊星歯
車２が回転自在に嵌装され、また、この入力軸１の一端
が位置固定のケーシング３の蓋体４に回転自在に支持さ
れるとともに、この４体４の太陽歯車４ａにＴ１ｕ歯車
２の一方の外歯２ａが噛合し、さらに、ケーシング３に
回転自在に支持された出力軸５が上記入力軸１の他端を
回転自在に支持するとともに、この出力軸５の筒状部５
ａの内周の内歯５ｂにＭ星歯車２の他方の外歯２ｂが噛
合している。

そして、入力軸１の回転が偏心軸部１ａを介してＭ星歯
車２に伝達されて、このｙ！１星歯巾２が太陽歯車４ａ
および内歯５ｂとの噛合回動により１１星運動し、そし
て、太陽歯車４８と一方の外１ｖＪ２ａＪ５よび内歯５
ｂと他方の外歯２ｂの歯数比により、入力軸１から出力
軸５に伝達される回転の所要の減速比を１！７るように
なっている。

（発明が解決しようとする問題点） 遊星歯巾２のＴＩ星運動に伴い内歯５ｂすなわち筒状部
５ａにラジアン荷重がかかるが、その筒状部５ａは、出
力軸５が軸受６．７によって支持されているのみで直接
支持されていずに片持支持されているため、ラジアン４
１重がかかると、軸受６．７の遊合寸法でその軸受６，
７を支点として出力軸５が揺〃」シ、この１工動により
内＠５ｂと遊星歯車２の他方の外歯２ｂとの噛合に支陣
を来たし、南面の当りが悪くなって耐久性が低下すると
ともに、回転が不安定になって効率が低下づる問題があ
る。

なお、軸受６，７を軸方向に長くすることにより出力軸
５の揺動を減少させることができるが、軸方向に仝艮が
長くなる問題がある。

本発明は上述のような問題点に鑑みなされたちので、′
ｌｆｉ星歯車の遊星運動によるその遊星歯車に噛合する
出力体の１工動を抑えて、遊星歯車との噛合を安定化さ
け伝達効率の良い速度変換装置を提供することを目的と
するものである。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段） 本発明の速度変換装ｚ１は、偏心軸部１２をηΔえた人
力軸１１と、この入力軸１１の偏心軸部１２に回転自在
に嵌装され一対の歯部ＩＪ　１７を備えた遊星歯車１５
と、この遊！１歯車１５の一方の歯部１６と噛合づ“る
太陽歯車２３を備え上記入力軸１１の一端を回転自在に
支持する固定支持体１９と、上記′ｆ遊星歯車１５の他
方の歯部１７と噛合する受け歯車２７を備え上記入力軸
１１の他端を回転自在に支持するとともに上記固定支持
体１９に回転自在に支持された出力体２５とを具備し、
上記遊星歯車１５の少なくとも他方の歯部１７を外歯に
構成するとともにこの他方の歯部１７と噛合する出力体
２５の受け歯巾２１を内歯に構成し、この受け歯巾２７
の外周を回転自在に支持する軸受２９を固定支持体１９
との間に設けたものである。

（作用） 本発明の速度変ｊ！ｊ４装置は、遊星歯車１５の遊星運
動に伴い出力体２５の受け歯車２１にかかるラジアル荷
重を軸受２９により受けるようにし、出力体２５の揺動
をわずかにしたものである。

（実施例） 以下、本発明の実施例の構成を図面を参照して説明する
。

第１図において、１１は入力軸で、この入力軸１１の略
中間位置に入力＠１１の軸中心Ｓ１に対してずれた位置
に軸中心Ｓ２が位置する偏心軸部１２が設けられている
。

この入力＠１１の偏心軸部１２には、軸受１３．１４を
介して遊星歯巾１５が回転自在に嵌装され、そして、こ
のＭＷ歯車１５の外周面には、外歯として構成された一
対の歯部１６．１７が設けられている。

上記入力軸１１の一端の軸受部１１ａは、軸受１８を介
して固定支持体１つに回転自在に嵌装され、そして、こ
の固定支持体１９は、ケーシング２０とこのケーシング
２０の一側に１ｍ合固定され入力＠１１１１の一端を支
持する蓋体２１とから構成され、その蓋体２１のケーシ
ング２０内に臨む他側に、遊庁歯車１５の一端外側に被
さる筒状部２２が突設され、この筒状部２２の先端内周
に上記遊星歯車１５の一方の歯部１６に噛合する内歯と
して構成された太陽歯車２３が設けられている。

上記入力軸１１の他端の軸受部１１ｂは、軸受２４を介
して出力体２５の一側部に回転自在に嵌装されている。

その出力体２５は、−側に、Ｍ星歯車１５の他端外側に
被さる筒状部２６が突設され、この筒状部２６の先端内
周に遊星歯車１５の他方の歯部１７に噛合する内歯とし
て構成された受け歯車２７が設けられ、また、他側に、
出力軸２８が突設され、そして、受け歯車２７を内周に
備えた筒状部２６の先端外周に設番ノられた軸受２９と
出力軸２８が突設された出力体２５他端の外周に設けら
れた軸受３０とにより固定支持体１９のケーシング２０
に回転自在に支持されている。

次に、本実施例の作用を説明する。

入力軸１１の回転が軸受１３．１４を介して遊星歯車１
５に伝達され、この遊星歯車１５がその一方の歯ｌ？１
Ｇと固定支持体１９の太陽歯車２３との噛合により回転
しつつ太陽歯車２３の内周に沿ってＴｔ？運動をする。

このｙＩｉ星歯車１５の遊星運動に伴い、遊星歯車１５
の他方の歯部１７に受け歯車２７が噛合する出力体２５
は、太ｒ４Ａ歯車２３と一方の歯部１６および受け歯車
２７と他方の歯部１７との歯数比に応じて、入力１糟１
１から伝達される回転の所要の減速比でもって回転する
ようになっている。

この減速比は、太１ｌＫ２歯車２３と一方の歯部１６お
よび受け歯車２７と他方の歯部１１との歯数比に応じて
定められ、そして、入力軸１１の回転数をＤｏとした場
合の出力体２５の回転数りは次式で求めることができる
。

Ｎ１　；太陽歯車２３の歯数 Ｎｚ：ＴＩ星歯車１５の歯部１６の歯数Ｎｖ：Ｍ足歯車
１５の歯部１７の歯数 Ｎ４；受け歯車２１の歯数 そして、遊星歯車１５の遊星運動に伴い、受け歯車２７
にラジアン荷重がかかるが、その受け歯車２７の外周を
軸受２９が支持しているため、出力体２５の揺動はわず
かであり、受け歯車２７と遊星歯車１５の他方の歯部１
１との噛合が安定している。

また、出力体２５の一側先端である筒状部２６ど細端と
にそれぞれ軸受２９．３０を配置する尚造であるので、
出力体２５の軸方向の長さを短くすることができ、よっ
て、装置全体の軸方向の良さを短く−４ることができる
。

〔発明の効果〕

本発明によれば、遊星歯車の歯部に噛合する出力体の受
け歯車の外周に軸受を設け、この軸受により遊星歯車の
遊星運動に伴いその受け歯車にかかるラジアン荷重を受
けるようにしたので、ラジアン荷重による出力体の揺動
はわずかであり、Ｍ星歯車と受け歯車との噛合が安定し
、歯面の耐久性を向上できるとともに遊星歯車の回転が
安定して伝達効率を向上させることができ、また、出力
体の一側先端に軸受を設けることができるため全長を短
くすることができる。

【図面の簡単な説明】 第１図本発明の速度変換装置の一実施例を示す縦断面図
、第２図は従来の速度変換装置の縦断面図である。 １１・・入力軸、１２・・偏心軸部、１５・・遊星歯車
、１６．１７・・歯部、１９・・固定支持体、２３・・
太陽歯車、２５・・出力体、２７・・受【ノ歯車、２９
・・軸受。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）偏心軸部を備えた入力軸と、この入力軸の偏心軸
   部に回転自在に嵌装され一対の歯部を備えた遊星歯車と
   、この遊星歯車の一方の歯部と噛合する太陽歯車を備え
   上記入力軸の一端を回転自在に支持する固定支持体と、
   上記遊星歯車の他方の歯部と噛合する受け歯車を備え上
   記入力軸の他端を回転自在に支持するとともに上記固定
   支持体に回転自在に支持された出力体とを具備し、上記
   遊星歯車の少なくとも他方の歯部を外歯に構成するとと
   もにこの他方の歯部と噛合する出力体の受け歯車を内歯
   に構成し、この受け歯車の外周を回転自在に支持する軸
   受を固定支持体との間に設けたことを特徴とする速度変
   換装置。