JPS63183540A - アルカロイドのトリエチレンチオ燐酸アミドの製法 - Google Patents

アルカロイドのトリエチレンチオ燐酸アミドの製法

Info

Publication number
JPS63183540A
JPS63183540A JP61252786A JP25278686A JPS63183540A JP S63183540 A JPS63183540 A JP S63183540A JP 61252786 A JP61252786 A JP 61252786A JP 25278686 A JP25278686 A JP 25278686A JP S63183540 A JPS63183540 A JP S63183540A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
melting point
mmol
experimental value
value
chloroform
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP61252786A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0342279B2 (ja
Inventor
バシリイ・ノビシキー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JPS63183540A publication Critical patent/JPS63183540A/ja
Publication of JPH0342279B2 publication Critical patent/JPH0342279B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F9/00Compounds containing elements of Groups 5 or 15 of the Periodic Table
    • C07F9/02Phosphorus compounds
    • C07F9/28Phosphorus compounds with one or more P—C bonds
    • C07F9/30Phosphinic acids [R2P(=O)(OH)]; Thiophosphinic acids ; [R2P(=X1)(X2H) (X1, X2 are each independently O, S or Se)]
    • C07F9/36Amides thereof
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P35/00Antineoplastic agents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F9/00Compounds containing elements of Groups 5 or 15 of the Periodic Table
    • C07F9/02Phosphorus compounds
    • C07F9/06Phosphorus compounds without P—C bonds
    • C07F9/22Amides of acids of phosphorus
    • C07F9/24Esteramides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F9/00Compounds containing elements of Groups 5 or 15 of the Periodic Table
    • C07F9/02Phosphorus compounds
    • C07F9/28Phosphorus compounds with one or more P—C bonds
    • C07F9/38Phosphonic acids [RP(=O)(OH)2]; Thiophosphonic acids ; [RP(=X1)(X2H)2(X1, X2 are each independently O, S or Se)]
    • C07F9/44Amides thereof

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規制癌剤の製法に関する。
新規化合物は、変異原性物質及び有毒生物防除剤として
も使用できる。
遊離塩基の形の特定のアルカロイドのチオ燐酸エステル
は、既に公知である。この種の公知誘導体の例は、クサ
ノオウからのチオ燐酸−ジー(エチレンイミド)−N−
ベルベリノール−エチルアミド、チオ燐酸−トリ−(N
−サンギナリノール)−エチルアミド及び縮合イソギノ
リン系の全アルカロイドのチオ燐酸アミド誘導体である
これらの化合物はすべて、制細胞作用を有する。しかし
これらは水に極めて難溶性であり、薬学的に応用するた
め有機溶剤に溶解しなければならないという欠点を有す
る。これらを溶解するには、水1.5部、分子量400
のポリエチレングリコール1.5部及びジメチルスルホ
キシド2部の溶剤混合物が特に適当であることが実証さ
れた。特に、注射用溶液を調整するため溶剤として水を
使用するどとは、常に同じ目的で有機溶剤を使用するよ
り好ましいことは別としても、特にジメチルスルホキシ
ドは毒性を示すので、製薬の目的に使用するには適当で
ない。ところで意外にも、前記有効成分を生理学的に許
容しうる酸で塩に変えると、該有効成分をその制細胞作
用を失なわす、また好ましくない副作用を起こさすに、
水に易溶性の形に変えうることか判った。
更に、はとんとすべてのアルカロイドは、常用の制癌剤
、例えばアルキル化剤、代謝拮抗剤等と反応させると、
出発物質より高い治療効果及びそれより著しく少ない中
毒作用を有する、特定の化合物になることが判った。
従って、本発明の対象は新規制癌性化合物の製法であっ
て、場合により自体制癌作用を有していてもよいアルカ
ロイドと、好ましくはアルキル化剤、代謝拮抗剤及び抗
生物質並びにその他の窒素含有を機化合物の群から成る
、他′の制癌剤と反応させ、得られた生成物を場合によ
り製薬に使用しつる塩に変え、その際塩基チオ燐酸−ト
リー(N−サンギナリノール)−エチルアミド、チオ燐
酸−ンー(エチレンイミド)−N−ベルベリノール−エ
チルアミド及び縮合イソキノリン系−アルカロイドのN
1N′、N”−トリエチレンチオ燐酸アミド誂導体はク
サノオウから抽出されていることを特徴とする。
アルカロイド成分としては、コプチシン、スチロピン、
ベルベリン、プロトピン、アロークリプトピン、スパル
テイン、コリサミン、ケリジメタン、オキシサンギナリ
ン、サンギナリン、ジヒドロキシサンギナリン、ケリド
ニン、ホモケリドニン、メトキシケリドニン、ケレリス
リン、ケリルチン、ウィンプラスチンが特に適当である
ことか判明した。
本発明の反応に使用する制癌剤としては、特に下記のも
のが該当する; (XXX工X)               (XL
)(LIV)              (LV)(
LV工)             (LVII:)(
LVIエエ)            (LIX )(
・LX)             (LXI)(LX
工■) (LXV) 窒素ロスト(St Ickstof f 1ost)、
シクロホスファミド、トリアムシコン、クロラムブシル
、ブサルファン、ナイトミン、マンニトール−窒素ロス
ト、アメトプテリン、6−メルカプト−プリン、5−フ
ルオロウラシル、シトシンーアラビノシド、ヴインカロ
イコブラスチン、ヴインクリステン、ボドフイリン、ア
クナノマイシンC1アクチノマイシンD1 ミトラマイ
シン、マイトマイシンC1アドリアマイシン、プレオマ
イシン、アスパラギナーゼ、イベンズメチシン(Ibe
nzmethycjn)、Δ (XXI)         (XXエエ■)(式中R
はH又はCH3を表す)。
本発明は、また、一般式(■); キシ基を表し、その際R1とR2又はR2とR3は一緒
のメチレンジオキシ基を表してもよく、R4及びR5は
、これらが結合している炭素原子と共に、場合により全
部又は一部分脱水素されたフェニル基又はナフチル基を
形成し、これらはメトキシ、ヒドロキシ又はジオキシメ
チルで置換されていてよく、その際R7はH又は=0又
はCH2−Co−CH2−鎖を介して結合し、た同じ環
系を表し、R8はCH3を表し、1,2位及び/又は7
,8位には二重結合が存在していてよく、またR6及び
R7は、これらが結合している炭素原子及び窒素原子と
共に、場合により一部分脱水素されたベンゼン環若くは
ナフタリン環を形成し、これらの環はメトキシ基、オキ
ソ基、メチル基又はジオキシメチル基で置換されていて
よく、その際C−N−結合は1,2−位には存在しなく
てよく、R4及びR5は水素を表し、R8+R9及びR
Il+RI2は−CH2−CH2−を表し、Y=S、X
=N及びp=2の場合、R2は−CH2−CH2−1−
CH2−CH2−0−CH2−CH2−又は−CH2−
CH2−N−CH2−CH2−CH3 を表し、Y=Nz n=2の場合、R,は−CH2−C
Hを表し、y=s、x=o、n=1の場合、Rzは2−
CH2−CLを表し、R11は水素を表し、RIO+R
12は−CH2−CH2−又は−CH2−CH2−CH
2−を表し、Y=S1X=N1p=1の場合、R3は−
CH2−CH2−を表す。但しクサノオウからのチオ燐
酸−トリ−(N−サンギナリノール)−エチルアミド、
チオ燐酸−ジー(エチレンイミド)−N−ベルベリノー
ル−エチルアミド並びに縮合イソキノリン系アルカロイ
ドのN1N′、N”−トリエチレンチオ燐酸アミド誘導
体は除く]で示されるアルカロイドの新規燐誘導体及び
その、薬理学的に許容しうる酸との塩を製法に関し、一
般式(n) [式中R1−R7は前記のものを表すコで示されるアル
カロイド又はその塩を一般式; [式中X1Y、p及びR8〜RI2は前記のものを表す
]の化合物と反応させ、反応生成物を場合により塩に変
えることを特徴とする。
塩形成は、実際的には、自体充分水溶性であって、従っ
て充分水溶性の塩を生ずる生理学的に無害の酸なら何を
用いても実施することができる。経済的理由から、塩酸
を使用し、それにより相応する塩酸塩を生するのが有利
である。
本発明により得られる新規アルカロイド−チオ燐酸アミ
ド−塩は、制細胞作用及び従って薬理作用の点て対応す
る塩基とは異なることがなり。しかし、本発明による化
合物は、その著しく良好な水溶性のため容易かつ正確に
計量でき、従来必す使用された有機溶剤に基づく有害な
副作用を生じない。
式(II)のアルカロイドの塩の形のものとしては、ベ
ルベリン、サンギナリンの塩、特に塩酸塩、並びにクサ
ノオウ及びその他のアルカロイドの塩が問題になる。
本発明方法は、アルカロイド塩を制細胞剤と、好ましく
は溶剤又は溶剤混合物中で、晶めた温度で反応させるこ
とによって実施させる。しかし、まずアルカロイド塩基
をチオ燐酸アミドと反応させ、その後反応生成物を塩に
変えることもできる。制細胞剤とアルカロイドとの化合
物を有機溶剤中でその都度所望の酸と反応させるのが有
利であり、その際造塩後、その都度の塩を沈殿させるか
、又は水或いは酸水溶液と振盪することによって水溶液
中に抽出することが出来る。
次に、実施例に基づいて本発明を詳述するが、本発明は
これに限定されるものではない。
例1 160mg(0,453mモル)のプロピレン(2−メ
チル−3′−ヒドロキシ−7、8,6“、7′−ビス−
メチレンジオキシ−1,2,3,4,3’ 、  4’
−へキサヒドロ−(ナフト−1’、2’  ;3,4−
イソキノリン))(融点135″C)と120ng(0
,634mモル)のトリエチレンチオ燐酸アミド(以下
単にチオ燐酸アミドと略称する)とを65m1のペンゾ
ールに溶かし、この溶液を還流冷却器を付したコルベン
中で2時間還流する。得られた混合物を活性炭で脱色し
溶剤を除去する。
乾燥残渣を注意深くエーテルで洗い、未反応の原料を除
去する。黄色結晶物として500mgのチオ燐酸トリー
(N−’f’)ドニール)−エチルアミドがえられる。
収率17.86重量%(対理論値)融点は121〜12
3″C。
(3モルのケリドニン+1モルのチオ燐酸アミド)分析
値 CEiGH75NEi 018PSとして計算値 
B2.45、P2.37、H8,44、H5,79,C
o0.82% 実験値 C61,14,61,32;H5,7E3.5
.77;H5,94,5,83; 82.39.1.89; P2,40.2.29% 例2 950mg(2,6mモル)のケレリトリンと120m
g(0,634mモル)のチオ燐酸アミドとを50m1
のクロロホルムに溶かし、この溶液を還流冷却器を付し
たフルペン中で2時間煮沸する。得られた混合物を活性
炭で脱色し溶剤をとばす。乾燥残渣を注意深くエーテル
で洗い、未反応の原料を除去する。300mgのチオ燐
酸−トリ−(N−ケレリトリノール)−エチルアミドが
褐色の固体としてえられる。収率理論値に対し28.0
4重量%、融点は65〜75°C0 3モルのケレリトリン+1モルのチオ燐酸アミド分析値
 CEiGHIli9NB 015PSとして計算値 
CE34.48、H5,40、H6,54、P2.41
、B2,49% 実験値 C64,92,65,17;H5,37,5,
35;No、22.5.l; P2.37.2.49; B2.35.2.10% エーテル中再結晶。融点75〜79 (3: 1)実験
値 CB2.69;H5,37,NO,55例3 50mg(0,15mモル)のコプチジンと90mg(
0゜48mモル)のチオ燐酸アミドとを70m1の無水
ジオキサン中で還流冷却器を付したコルベン中で2時間
煮沸した。得られた混合物を活性炭で脱色し、溶剤を1
0mn+Hgの真空中でとばす。乾燥残渣をエーテルと
クロロホルムとで洗い27mgのチオ燐酸−ジー(エチ
レンイミド)−N−ベルベリノール−エチルアミドが黄
白色の結晶形で得られる。収率理論値に対し22.5%
分析値 C25H27NB 05 PSとして計算値 
C57,02、H5,1B、NIo、84、P5.88
、B8.08% 実験値 C58,98、H5,I L N10.37、
P5.64、se、oo% 例4 300mg(0,709mモル)のし−スパルテインと
105105l1.555mモル)のチオ燐酸アミドと
をペンソール211中で還流冷却器を付したコルベン中
で2時間煮沸する。溶剤をとばし乾燥残渣を注意深くエ
ーテルで洗い、未反応の原料をのぞく。2011gの黄
色樹脂状物が得られる。理論値に対し4;94重量%の
収率である。
1モルのL−スパルテイン+2モルのチオ燐酸アミド分
析値 実験値 C40,89、H6,51、H9,99、B9
.Ei6% 例5 300mg(0,709mモル)のし−スパルテインと
500mg(1,791mモル)のN、 N−ビス−(
2−クロルエチル)N’、O−プロピレン燐酸エステル
ジアミドとを85++Iクロロホルム中、還流冷却器を
付したコルベン中で2時間煮沸する。得られた化合物を
活性炭で脱色し溶剤をとばす。乾燥残渣をエーテルで注
意深く洗い、未反応の原料をのぞく。280+ngの白
色固形物が得られる。理論値に対し収率35重量%。
1モルのL−スパルテイン+2モル(N、 N−ビス−
(2−クロルエチル)N’、O−プロピレン燐酸エステ
ルジアミド)。
分析値 実験値 C38,29,38,24、H7,Ol、7、
Of、N8.76.8゜74; P8.41.8.52% メタノール溶解性生成物i融点37°C例6 ケリドニウムマジスの遊離縁アルカロイド(平均分子量
3E33.67)の1gと1gのN、 N−ビス−(2
−クロルエチル)N’、O−プロピレン燐酸エステルジ
アミドとを50m1のクロロホルムにとかし還流冷却器
を付したコルベン中で2時間煮沸する。得られた生成物
を活性炭で脱色し溶剤をとばす。乾燥残渣を注意深くエ
ーテルで洗い、未反応の原料をのぞく。300mgの淡
褐色の固形目的物が得られる。収率15重量%。
融点  60〜65°C 156〜160°C (1−1)1モルのゲリドニウムマヂウスの総アルカロ
イド+1モルの(N、 N、  −ビス−(2−クロル
エチル)N′、0−プロピレン燐酸エステルジアミド分
析 計算値 N6.64、P4.89、CL 11.20%
実験値 C48,70,48,46、H5,34,5,
38、N5.7L 5.74; P3.95、CL 19.06% 例7 215−25O0,15mモル)、サンギナリン(融点
267°C)と3230mg(11,57mモル)のN
N−ビス−(2−クロルエチル)−N’ 、O−プロピ
レン−燐酸エステルジアミドを用いて例6同様の反応を
行う。褐色固形の目的物1090mgが得られる。融点
274″C−276°C収率33.74重量%。
(1−1)1モルのサンキナリン+1モルの(N、 N
−ビス−(2−クロルエチル)−N’、O−プロピレン
燐酸エステルジアミド 分析  C27H32N308 PCl3として計算値
 N51.E30、H5,13、N6.69、P4.9
3、CL 11.29% 実験値 C50,1、H5,10、N6.51、P4.
8L CL 14.2% C50,3、H5,12、N6.47、P4.72.C
L 13.8% 例8 2580mg(7,30mモル)のケリドニンと155
0mg(5,55mモル)のN、 N−ビス−(β−ク
ロルエチル)−N’ 、O−プロピレン−燐酸エステル
ジアミドを用いて例6同様の反応を行う。2300mg
の黄色結晶状の目的物が得られる。融点270°C−2
74°C収率55.E39重量%。
(1−1)1モルのケリドニン+1モルの(N、 N−
ビス−(β−クロルエチル)−N’、O−プロピレン燐
酸ニスチルジアミド 分析  C[17H74H501BPC12として計算
値 N49.85、H5,8B、N6.45、P4.7
B、CL 10.90% 実験値 C50,72、H5,31、N5.41.50
.21、 5.24、5.37、 P  3.81、CL 7.20% 3.87、  7.35% 例9 500mg(1,415mモル)のプロトピンと491
゜66mg(1,762mモル)のN、 N−ビス−(
β−クロルエチル) −N’ 、0−プロピレン−燐酸
エステルジアミドとを用いる例6同様の反応を行う。E
310mgの帯黄結晶状の目的物が得られる。融点23
9°C−240°C収率61.513重量%。
(2−1)2モルのプロトピン+1モルの(N、 N−
ビス−(β−クロルエチル)−N“、O−プロピレン燐
酸エステルジアミド 分析  C47H55N4013PCL2として計算値
 N55.24、H5,81、N5.48、P3.03
、CL 6.93% 実験値 C56,14、H5,25、N4.85.55
.89、5.22、4.69 P2.98、CL9.10% 2.95、 8.21% 例10 E350mg(1,779mモル)のケレリトリンと4
91.8mg(1,762mモル)のN、 N−ビス−
(β−−クロルエチル)−N’、O−プロピレン−燐酸
エステルジアミドを用いて例6同様の反応を行う。52
0mgの褐色固形物が得られる。融点185″G−19
0°C収率45.547重量%。
(1−1)1モルのケレリトリン+1モルの(N、 N
−ビス−(β−クロルエチル)−N’ 、O−プロピレ
ン燐酸エステルジアミド。
分析  C28H3BN308 PCl3として計算値
 C52,18、H5,83、N6.51、P4.80
、CL 11.0% 実験値 C50,98、H5,24、N6.C6,51
,67、5,31、8,22% P4.95、CL 13.10 例11 700mg(1,895mモル)のアロクリプトピンと
566.6mg(2,03mモル)のN、 N−ビス−
(β−クロルエチル)−N’、O−プロピレン燐酸エス
テルジアミドを用いて例6同様の反応を行う。f350
mgの帯黄結晶生成物が得られる。融点155°C−1
60°C収率51.31重量%。
(2−1)2モルのアロクリプトピン+1モルの(N。
N−ビス−(β−クロルエチル)−N’ 、O−プロピ
レン燐酸エステルジアミド。
分析  C49HG3N4013PC12として計算値
 N57.81、He、23、H5,50、P3.04
、ClF3.96% 実験値 C58,25,54,84、He、27.6.
16、H5,4015,62、P2.532.5L C
L 7.41 ;5.26%例12 50mg(0,156mモル)のコプチジンと150m
g(0,537mモル)のN、 N−ビス−(β−クロ
ルエチル)−N’ 、O−プロピレン燐酸エステルジア
ミドとを反応させる。
23mgの白色結晶状の目的物が得られる。収率11.
5重量%。
(2−1)2モルのコプチジン及び1モルの(N、 N
−ビス−(β−クロルエチル)−N’、O−プロピレン
燐酸エステルジアミド。
分析  C45H75N4 PCl30+1として分析
値 N58.7B、H4,93、H6,09、P3.3
8、CL 7.70% 実験値 C58,52、H4,79、H6,00、P3
.I L CL 7.98% 例13 70mg(0,175mモル)のコルヒチンと45mg
(0,237mモル)のチオ燐酸アミドとを20+al
の700ホルムにとかし、混合物を還流冷却器を付した
コルベン中で2時間煮沸する。得られた混合物を活性炭
て脱色し溶剤をとばす。乾燥した残渣を注意深くエーテ
ルで洗い、未反応の原料を除く。5.2mgのチオ燐酸
−ジー(エチレンイミド)−N−コルヒチノールアミド
が帯黄固形物として得られる収率理論値に対し45.2
17重量% (1−1)コルヒチン+1モルのチオホスホル酸アミド
分析  C28H37N40[i PSとして計算値 
N57.13、He、33、H9,51、P5.2B、
85.44% 実験値 C57,23、H6,38、H9,59、PS
、00.86.01% C57,14、H6,31、H9,48、P5.70、
S5.69% 例14 60mg(0,15mモル)のコルヒチンと150顧g
(0,54mモル)のN、 N−ビス−(2−クロルエ
チル)−N’、O−プロピレン燐酸エステルジアミドと
を25m1のクロロホルムにとかし、その混合物を還流
冷却器を付したコルベン中で2時間煮沸する。得られた
混合物を活性炭で脱色し溶剤をとばす。乾燥残渣を注意
深くエーテルで洗い、未反応の原料を除く。90+gの
白色結晶状の目的物が得られる。エーテル溶解部分の融
点は39〜41°C 2O− (1−1)1モルのコルヒチン+1モルのN、 N−ビ
ス−(2−クロルエチル)−N’ 、O−プロピレン燐
酸エステルジアミド 分析  C29H42N3 PCL209として計算値
 N51.32、He、23、H6,19、P4.59
、CL 10.44% 実験値 C51,10、H8,20、H6,14、P4
.09、CL 11.38% 例15 1000mgの5−フルオルウラシル(トリス−(ヒド
ロキシメチル)−アミノメタン塩として)と400+n
gのL−スパルテイン硫酸塩とを25m1の蒸留水にと
かし、混合物を還流冷却器を付したコルベン中で2時間
煮沸する。得られた混合物を活性炭で脱色し溶剤をとば
す。乾燥した残渣を注意深(エーテル及びクロロホルム
で洗う。
1300mgの白色結晶状の目的物が得られる。融点2
40°C(分解)、収率理論値に対し93重量%(添付
図面参照) 分析 分析値 実験値 C19,85、H4,34、N11.43%C
HCL3溶解性   CHCL3+水溶性C55,04
C69,71 H8,15H9,85 N  11.72     N  10.8O融点 2
75°C 例16 700mgのケリドニウムマジウスの総アルカロイド(
平均分子量353.87)と250mgの5−フルオル
ウラシル(トリス−(ヒドロキシメチル)−アミノメタ
ン塩として)とを用い190mgの黄金褐色の結晶目的
物を得た。収率は理論量に対し20重量%で融点は18
5〜220°Cである。
分析 分析値 実験値 C29,24、H2,51、N12.87%例
17 700+agのケリドニンヒドロクロリドと250mg
の5−フルオルウラシル(トリス−(ヒドロキシメチル
)−アミノメタン塩として)を用い250mgの帯黄色
結晶状目的物を得られた。収率理論量に対し26.3重
量%分析 分析値 C37,99、H3,31、H8,01%CH
CL3溶解性 C5B、04、H4,78、N3.18 融点 118〜119°C 例18 500mgのプロトピンと250mgの5−フルオルウ
ラシル(トリス−(ヒドロキンメチル)−アミノメタン
塩として)を用いて480mgの白色結晶状の目的物が
得られた。収率理論値に対し64重量%。
分析 分析値 C35,57、H2,88、N11.04%C
HCL3溶解性 C59,11、H4,98、H4,3
8% (融点 195〜197°C) 例19 100mgのデスアセチル−N−メチルーコルヒニンと
250mgの5−フルオルウラシル(トリス−(ヒドロ
キンメチル)−アミノメタン塩として)を使用し340
mgのバラ色の結晶状目的物を得られる。収率理論値に
対し97重量%、融点 257°C 分析値 実験値 C21,25、H2,02、Nl 1.60%
例20 750II1gの5−フルオルウラシル(トリス−(ヒ
ドロキシメチル)−アミノメタン塩として)と1650
mgのサンギナリンクロリドとを25m1の蒸留水に溶
かし、混合物を還流冷却器を付したフルペン中で2時間
煮沸する。
反応混合物を溜去し、乾燥した残渣を注意深くエーテル
とクロロホルムで洗う。
850mgの灰色の結晶性の生成物が得られる。このも
のを水で処理する。次記結果かえられる。
A)クロロホルム溶液を溜去することにより実験値 C
B2.77、H4,48、N3.58%融点 107°
C B)水溶液を溜去することにより 実験値 C32,64、H5,58、N13.4%融点
 135°C,230°C C)クロロホルム溶解性残渣 及び水溶性残渣 実験値 C3f3.23、H5,33、N11.33%
例21 750mgの5−フルオルウラシル(トリス−(ヒドロ
キシメチル)−アミノメタン塩として)と1750mg
のケレリトリンとを25m1の蒸留水に溶かし、その混
合物を還流冷却器を付したコルベン中で2時間煮沸する
。乾燥残渣を注意深くエーテルとクロロホルムとで洗う
1400mgの暗色の結晶性の生成物で水処理されるも
のが得られる。次記結果かえられる。
A)クロロホルム溶解性生成物 実験値 C67、L H4,74、H4,02%融点 
180’C B)水溶性生成物 実験値 C37,4L He、54、N14.83%例
22 750mgの5−フルオルウラシル(トリス−(ヒドロ
キシメチル)−アミノメタン塩として)と1800mg
のベルベリン−HCl塩とを35m1の蒸留水に溶かし
、混合物を還流冷却器を付したコルベン中で2時間煮沸
する。
乾燥した残渣を注意深くエーテルとクロロホルムで続い
て水で洗う。
次の結果かえられる。
A)水溶性生成物 実験値 C3B、77、H6,88、NIo、78%融
点 116〜118°C B)不溶解性生成物 実験値 C53,81、H4,87、N3.16%C)
クロロホルム溶解性及び水溶性生成物実験値 C36,
03、H6,48、Nl 1.85%D)クロロホルム
溶解性 実験値 C48,53、H7,7、H7゜4%例23〜
33 上記と同様に反応を行った。以下に反応原料及び溶剤を
記載する。
比率はその割合で(元素分析)原料が反応させられてい
るものについてのものである。
例23 190mgのアコニチン、451gのチオテーパを20
mlのクロロホルム中で。2:1白色結晶 融点 19
7〜2000C1Coo、30、H7,22、H4,3
8%P2.09、B2.18% 1:1 黄色結晶 融点 210〜2116C1C57
,54、H7,12、H8,71、P3.6S3.73 針状 融点 190〜192°C1 C54,83、He、98、H8,74%例24 11m1のクロロホルム中130mgのブルシン、45
mgのチオテーパ 3:1 融点 245〜248″C C47,98、HEi、57、H9,08P2.2.8
2.23 白色結晶融点 231〜233°C C50,17、H5,54、H8,44P2.85 無色結晶融点 240〜243°C C48,22、H5,33、H7,91P3.25 例25 12mlのクロロホルム、150mgのチンコミン、4
5mgのチオテーパ 融点 240〜258°C1C55,OL He、85
、N18.28、P9.03、B9.47融点 45〜
46°C1C45,73、He、E34N19.21、
PI3.73 例26 320mgナルコチン、49mgのチオテーパ、10w
1lりロロホルム。
(1: 1)融点 225〜226°CC55,34、
B5.89、H9,52、P4.9g、85.29例2
7 180mgのベラトリン、45mgのチオテーバ、9m
1(7)クロロホルム 融点 lie 〜120°C,C57,02、H7,9
1、H6,98、Pa、8、B4.O% 融点 108〜120’ C,C56,72、H7,5
0゜H5,79、Pa、25 融点 104〜106°C1C53,40,He、82
、H5,41、P2.C35 例28 200mgピロカルピン、HCL N 50 mgのメ
トトレキサートーNa (N−(P−< [(2,4−
ジアミノ−6−プテリジニル)−メチル]−メチルアミ
ノ〉−ベンゾイル)−グルタミン酸、7.5ml水。
室温での反応。
C53,61、He、76、N12.28%、融点 1
75〜180°C C52,22、He、70、N12.22%、融点 1
47〜157°C (クロロホルム可溶性)、 C48,72、H6,41、NIo、49%、融点 1
89〜197°C (水溶性)、 C50,77、He、24、NIo、56%、融点 1
47〜167°C (エーテル可溶性) 例29 タリノ700111g1エンドキサン500 mg1ク
ロロホルムI E+n1 1 :2  C53,OEi、HE3.20、H7,0
6、P5.3、CL 11.67%、 融点 268〜270°C 例30 ナルコチン360 usエンドキサン5QQmg、クロ
ロホルム9m1 C47,50、B5.67、NO,8E3、P5.96
、CL 14.51%  融点143eC1クロロホル
ム可溶性。
C4B、02、B5.52、H7,14、Pa、11、
CL 1B、02%、融点78’C,エーテル可溶性。
例31 ケリドニンHCL 100mg1メトトレキサート50
mg1水7m1.3時間煮沸。沈殿をろ別する。
C59,88、B5.1B、H5,13%、融点260
〜265°C 例32 プロトピン6011g1チオテーパ45mg1クロロホ
ルム=28− 12ml。収量38mg=理論量の34.3%C44,
72、He、30、N17&77、PI3.04、S1
2.71%、融点45〜47°C例33 アロトリプトピン501gNチオテーパ45mg1クロ
ロホルム9m10収量32mg=理論量の33.7%C
45,22、H6,3B、N17.42%融点 85〜
86°C C57,I L He、28、NIo、89%融点 1
15〜118°C 針状晶 例34 ケリドニン0.22Mmol  (80mg)及びジピ
ヌム(1,4−ジー[N、 N−(ジエチレン)−ホス
ファミドコーピペラジン)0.12Mmol  (40
mg)をりoロホルム12mlにとかし、この混合物を
還流冷却器付きフラスコ中で2時間煮沸する。得られた
混合物を活性炭で脱色し、残分を注意深くエーテルで洗
浄して、未反応の出発物質を除去する。こうして最終生
成物30mgを得た。
分析値 C92H108Nl0P202Bとして計算値
 C60,32%、B5.94%、H7,64%P3.
38% 実験値 CB1.11%、B5.92%、H7,18%
P3.29% 例35 ケレリトリン80mg(0,22Meol)及びジピヌ
ム40mg(0,12Mmo+)を用いて例1と同様に
反応を実施する。こうして最終生成物32mgを得た。
C9[1H100Nl0P2022として計算値 CB
3.78%、85.57%、H7,74%P3.42% 実験値 C62,15%、B5.12%、H7,08%
P3.02% 例36 サンギナリン80mg(0,23Mmol)及びジピヌ
ム40mg (0,12Mn+ol)を用いて例34と
同様に反応を行う。3Ei+ngの最終生成物を得た。
C92H84NIOP2022として 計算値 CE33.37%、H4,85%、H8,03
%P3.55% 実験値 CB3.34%、H4,81%、H8,10%
P3.21% 例37 クサノオウ(Chelidonlum majus L
)の全アルカロイド(平均分子量353) 120o+
g (0,34Mmol)及びジピヌム40+g(0,
12Mmol)を用いて例34により反応を行う。27
−gの最終生成物を得た。
計算値 N:69.33%、P:30.66%実験値 
N:87.03%、P:28.92%例38 ケリドニン0.32Mmo!(120mg)及びチオジ
ピヌム0.18Mmo+(70mg)をクロロホルム1
21に溶がし、混合物を還流冷却器付きフラスコ中で2
時間煮沸する。得られた混合物を活性炭で脱色し、溶剤
を除去する。
乾燥した残分を注意深くエーテルで洗浄して、未反応の
出発物質を除去する。38mgの最終生成物を得た。
C92HI08 N10P282024として計算値 
C59,28%、H5,84%、H7,51%P3.3
2%、83.4% 実験値 C59,02%、H5,79%、H7,27%
P3.03%、83.01% 例39 ケレリトリン120mg (0,33Mmol)及びチ
オジピヌム70+ng(0,18M1ol)を用いて例
5と同様に反応を行う。49mgの最終生成物を得た。
C9GHI00 Nl0P282020として計算値 
C62,6694、H5,47%、H7,81%P3.
36%、83.48% 実験値 CB1.87%、H5,12%、H7,38%
P3.04%、83.17% 例40 サンギナリン120mg (0,34Mmol)及びチ
オジピヌA70+*g(0,18Mmol)を用いて例
5と同様に反応を行う。31mgの最終生成物を得た。
3l− C92H84N10P2 B2020として計算値 C
62,22%、H4,76%、H7,88%P3.48
%、83.61% 実験値 CB2.02%、H4,71%、H7,80%
P3.37%、83.52% 例41 クサノオウ(Cheljdonium majus L
)の全アルカロイド(平均分子量353)160mg(
0,45Mmol)及びチオジピヌム70mgを用いて
例5と同様に反応を行う。25mgの最終生成物を得た
計算値 N52.E32%、P23.27%、824.
09% 実験値 N50.16%、P2O,97%、821.9
9% 例42 ケリドニン0.32Mmo1m及びペンゼテヒュム98
mg(0,41Mmol)をクロロホルム12ml中に
溶かし、還流冷却器付きフラスコ中で2時間煮沸する。
得られた生成物を活性炭で脱色し、溶剤を除去する。乾
燥した残分を注意深くエーテルで洗浄して、未反応の出
発物質を除去する。37mgの最終生成物を得た。
C51H5BN5 PO13として、 計算値 N62.63%、H5,77%、H7,16%
P3.16% 実験値 CB2.12%、H5,89%、NO,98%
P2.97% 例43 ケレリトリン120eg(0,33Mmol)及びペン
ゼテヒュム96mg (0,41Mmol)を用いて例
9と同様にして反応を行う。42mgの最終生成物を得
た。
C53H52N5 Po1lとして、 計算値 N65.89%、H5,42%、H7,24%
83.20% 実験値 N84.71%、H5,09%、H8,92%
P2.98% 例44 サンギナリン120mg (0,34Mmol)及びペ
ンゼテヒュム96mg (0,41Mmol)を用いて
例9と同様に反応を行う。49mgの最終生成物を得た
C51H74N5 P201+として 計算値 C63,53%、H7,73%、H7,26%
P3.21% 実験値 C62,17%、H7,07%、H7,01%
P2.99% 例45 クサノオウ(Chelldonlum n+ajus 
L)の全アルカロイド170mg (0,48M+++
ol) (平均分子量353)及びペンゼテヒュム88
mg (0,41Mmol)を用いて例9と同様に反応
を行う。21mgの最終生成物を得た。
計算値 N69.33%、P2O,68%実験値 N6
7.49%、P28.87%例46 ケリドニン0.107Mmol(40mg)及びトリア
ムシコン(1,2,4−)リアシリシノーベンゾキノン
)0゜088Mmo+(20mg)をクロロホルム12
ml中に溶かし、還流冷却器付きフラスコ中で2時間煮
沸する。得られた生成物を活性炭で脱色し、溶剤を除去
する。乾燥した残分を注意深(エーテルで洗浄して、未
反応の出発物質を除去する。18mgの最終生成物を得
た。
C72H7GN[i 020として、 計算値 N64.27%、H5,69%、H8,24%
実験値 C64,20%、H5,65%、N13.10
%他の溶剤、例えばベンゼンを用いてもこの反応は実施
できる。
例47 ケレリトリン40mg (0,114Mmol)及びト
リアムシコン20mg(0,086Mmol)を用いて
例15と同様にして反応を実施する。こうして最終生成
物16mgを得た。
分析  C75H7ONB 017として計算値 CC
l2.86%、H5,31%、H6,33%実験値 C
Cl2.12%、H5,12%、H5,98%例48 サンギナリン40mg (0,114Mmol)及びト
リアムシコン20mg(0,086M1ol)を用いて
、例15と同様に反応を実施する。こうして最終生成物
17mgを得た。
C72H5BNG Of7として 計算値 CB7.59%、H4,56%、NF2.5E
3%実験値 C67,10%、H4,49%、NO,4
7%例49 クサノオウの全アルカロイド(平均分子量353)40
mg (0,113Mmol)及びトリアムシ:+72
0mg(0゜086Mmoりを用いて、例15と同様に
反応させる。こうして最終生成物18mgを得た。
分析 計算値 N:6.51% 実験値 N:6.12% 以下の実施例では、前記のように実施する。反応成分及
び分析結果だけを示す。
例50 ナルセイ7   C23H27NO8150mgチオテ
ーパ  C1i H12N3 PS   45mgクロ
ロホルム           12mg3モルのC2
3H27NO3・3H20+1モルのC6H12N3 
PS=C75HIII NEi 033PSとして、計
算値 C53,37%、He、62%、H4,97%P
1.83%、81.89% 実験値 HNPS 53.78 %、 5.70%、 4.00%、 2.
35%、  2.7%53.31 %、 6.60%、
 4.81 %、 1.57%57.39 %、 5.
88%、 3.78%、 3.49%例51 250mgのピロカルピン、C11HIBN202.4
5mgのチオテーパCEi HI2NB PS、100
11クロロホルム分析 3モルC11H1[iN202
 +1モルC[i HI2N3 PS=C39H6ON
9 CB PSとしてC57,55%、H7,43%、
N15.48%;P3.80%、83.93% 実験値 C57,48%、H7,39%、N15.12
%、P3.74%、B3゜8% C55,86%、H7,50%、N13.35%、Pi
、54% 例52 180mgのスコポラミンHBr  CCl7H22B
rNO4451iチオテーパChi HI2N3 PS
l 12m1りooホルム 分析結果 実験値 C37,2B、H5,05、H5,81、P3
. 15 例53 9mg(0,036Mmol)zリプチシン、15ml
 (0゜079Mmol)チオテーパ、例1と同じ様に
反応を行う。
溶剤としてはクロロホルムを用いる。
分析結果 実験値 C70,21、H5,67、N13.64例5
3−(b) 7mg (0,021Mmol)のスチロピン、15m
g (0゜079Mmol)のチオテーパを原料とし溶
剤としてクロロホルムを使用し例1同様に反応を行う。
黄白色の生成物が得られる。
実験値 C5B、17、H5,52、NIo、98%例
54 7mg (0,087Mmol)ケリジメリン、15+
ng(0゜079Mmol)チオテーパを用いて例1同
様の反応を行う。
を機溶剤としてクロロホルムを使用する。
分析結果 分析値 C−1,18、H4,54;H6,83%例5
5 200mg (1,029Mmol)のカフェイン、4
5mg(0,237Mmol)のチオ燐酸トリエチレン
イミドを7mlのクロロホルム中で4時間煮沸する。得
られた混合物を活性炭で脱色し、溶剤をとばす。残渣を
エーテルで洗い、白色結晶としてチオ燐酸トリー(N−
カフェインエチルチレンイミド=3=1゜ 分析  C30H42NI5PS06 計算値 C46,88、H5,’4’8、N27.22
、P4.Of、84.15 実験値 C47,37、H5,44、N27.25、P
4.02、B4.15 例56 100mg (0,164Mmol)レセルピンと90
ag(Q。
475Mmol)のチオ燐酸トリエチレンイミドとを5
+nlのクロロホルム中で2時間煮沸する。得られた混
合物を活性炭で脱色、溶剤をとばす。残渣をエーテルで
洗い、ペンゾールで再結晶する。融点110〜112°
C0レセルピン対チオ燐酸トリエチレンイミド2:1 
融点110〜120°C 分析結果C72H82N7 PSO18として計算値 
CB1.48、NF3.59、H8,97P2.2、B
2.27 実験値 C59,89、He、82、NF2.82、P
2.21、B2.2B 例57 14+g (0,041Mm+01):IIブチジン(
融点300’C)及び45mg(0,237Mmol)
チオ燐酸トリエチレンイミドとを5mlのペンゾール中
で2時間煮沸する。得られた混合物を活性炭で脱色し溶
剤をとばす。残渣をエーテルで洗う。12+ngのチオ
燐酸−ジー(エチレンイミド)−N−コプチジンエチレ
ンイミドが淡灰色生成物として得られる。融点44〜4
5°C コブチジン:チオホスホル酸トリエチレンイミド=1:
分析  C25H27N4 PO5Sとして計算値 C
57,02、H5,1B、NIo、64、P5.88、
S6.08 実験値 C55,94、H5,12、Nl 1.10゜
P5.89、So、10 例58 200mgケリドニンHCL、1m1POCL3の混合
物を2ヶ月間放置、目的物をエーテルから再結晶する。
融点115〜120°C 分析結果 実験値 C29,75、H4,4L N1.69例59 100mgケリドニンHCLと1m1POCL3の混合
物を2ケ月間放置する。融点 60〜626Cの目的物
が得られる。融点60〜626C 実験値 C18,12、H4,24、N1.01場合に
より自体制癌剤作用を有するアルカロイド化合物は、そ
の他の制癌剤又は別の窒素含有有機化合物と反応させて
、得られた生成物を医薬として使用出来る塩にすること
ができる。
アルカロイドとしては下記のものが例示できる。ビスベ
ンジルイソキノリン−アルカロイド、アポルフィン−ベ
ンジルイソキノリン−アルカロイド、イボガーアルカロ
イド、インドール−インドリン−アルカロイド、トロボ
ロン−アルカロイド、イソキノリン−アルカロイド、イ
ンドール−イソキノリン−アルカロイド、インドール−
アルカロイド、キノリン−インドリジン−アルカロイド
、ピロリン−アルカロイド、ピロリジジン−アルカロイ
ド、アクリジン−アルカロイド、フエナントロインドリ
ジジンーアルカロイド、イミダゾール−アルカロイド、
キノリジジンーアルカロイド、キナゾロン−アルカロイ
ド、ペンザゼピンーアルカロイド、ステロイド−アルカ
ロイド、脂肪族ジアミノアミド及びその他のアルカロイ
ド。
例60 201ngビンカロイbブラスチンサルフェート(ビン
プラスサルフェート)及び45mgのチオ燐酸アミド(
チオテーパ)を7mlのクロロホルムに溶かし混合物を
還流冷却器を有するコルベン中に2時間煮沸する。次い
で混合物を熱い中に濾過しクロロホルムが完全にとぶま
で放置する。乾燥した残渣を注意深くエーテルで洗う。
この残渣ヲin+Iのクロロホルムに溶かし、エーテル
を少しづつ加えて結晶を析出させる。この結晶を濾過し
ペンゾールとエーテルとで注意深く洗う。こうして12
ngの白色結晶性の目的物が得られる。収率18.48
重量% 320〜330°Cで着色と分解が起こる。
融点 245〜250°C 分析結果 C52H74N7014PS2として計算値
  C55,8、He、6B、H8−,76、4O− P2.76 実験値  C55,11、H8;51、N2.74、P
2.74 1モルのビンカロイコブラスチンをn−モルのチオ燐酸
アミドと反応させ(n=L 2+ 3.4)ペンゾール
から再結晶させる。融点155〜156°C分析結果 実験値  C58,36、H6,62、H7,37例6
1 70mgのタリノと451gのチオ燐酸アミドとを12
mlのクロロホルムに溶かし混合物を還流冷却器を付し
たコルベン中で2時間煮沸する。次いで混合物を活性炭
で脱色し熱時濾過し溶剤をとばす。乾燥した残を注意深
くエーテルを洗い、未反応のチオテーパを除去する。エ
ーテルを傾斜し残渣を溶かし結晶する。(再結晶)22
mgのチオ燐酸−トリ−(N−タリノ)−エチルアミド
が白色帯結晶物質として得られる。収率19.13重量
% 融点 165〜172°C ペンゾールに溶解するもの 分析結果 Cl1l HI2[i H9018PSとし
て計算値  C60,3B、H6,38、NO,38、
Pi、57、Sl、82% 実験値  C68,96、He、 34、H8,27、
Pi、79、Sl、63% クロロホルム溶解 融点 220〜231°C265〜
272° C 実験値  C84,28、HF2. 16、NO,77
、P2.39、S2.4L CL 1.30%2.42 エーテル溶解性  融点 255〜262°C実験値 
 C56,22、H6,3L NIo、63メタノール
+アルコール溶解 融点256〜260°C実験値  
C5B、59、H5,77、H7,48不溶性物 融点
 260〜275°C 実験値  C57,27、H5,83、H7,74%ア
ルコール溶解 融点 実験値  C54,07、H5,54、NO,91、P
3.47、S3.3B、CL 1.73%3.35
【図面の簡単な説明】
第1図と第2図は実施例15で得られた生成物の物理的
性質を示す説明図である。 代理人 弁理士 砂 川 五 部 手続補正書(方式) 昭和62年5月12日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 遊離の形及び塩の形のアルカロイドをアルキル化剤、代
    謝拮抗剤及び抗生物質並びにその他の窒素含有化合物の
    群からなる制癌剤化合物と反応せしめること、そうして
    場合により得られた反応生成物を生理的に許容される酸
    との塩に変えることを特徴とする新規制癌剤の製法。
JP61252786A 1976-06-28 1986-10-23 アルカロイドのトリエチレンチオ燐酸アミドの製法 Granted JPS63183540A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
AT4728/76 1976-06-28
AT472876A AT377988B (de) 1976-06-28 1976-06-28 Verfahren zur herstellung von neuen phosphorderivaten von alkaloiden

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63183540A true JPS63183540A (ja) 1988-07-28
JPH0342279B2 JPH0342279B2 (ja) 1991-06-26

Family

ID=3567633

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7642577A Granted JPS5341415A (en) 1976-06-28 1977-06-27 Preparation of novel antitumor agent
JP61252786A Granted JPS63183540A (ja) 1976-06-28 1986-10-23 アルカロイドのトリエチレンチオ燐酸アミドの製法

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7642577A Granted JPS5341415A (en) 1976-06-28 1977-06-27 Preparation of novel antitumor agent

Country Status (4)

Country Link
JP (2) JPS5341415A (ja)
AT (1) AT377988B (ja)
DK (1) DK283377A (ja)
FR (1) FR2366020A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6376516B1 (en) 1997-08-19 2002-04-23 Emory University Noscapine and noscapine derivatives, useful as anticancer agents
JP2009537786A (ja) * 2006-05-19 2009-10-29 エクソンモービル リサーチ アンド エンジニアリング カンパニー 熱交換器管用の音響および/または振動エネルギーを生成する装置

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3128018A1 (de) * 1981-07-13 1983-04-07 Wassyl 1060 Wien Nowicky "verfahren zum diagnostizieren und fuer die therapeutische behandlung von tumoren und/oder infektioesen krankheiten verschiedenster art unter praeparativem einsatz von alkaloid-verbindungen bzw. deren salze"
FR2623504B1 (fr) * 1987-11-25 1990-03-09 Adir Nouveaux derives n-(vinblastinoyl-23) d'acide amino-1 methylphosphonique, leurs procedes de preparation et les compositions pharmaceutiques qui les contiennent
AT407608B (de) * 1994-03-18 2001-05-25 Nowicky Wassili Mittel zur behandlung von osteoporose
AT407833B (de) * 1995-06-01 2001-06-25 Nowicky Wassyl Dr Mittel zur behandlung von strahlenschäden
CH695417A5 (de) 2001-11-15 2006-05-15 Ddr Wassyl Nowicky Dipl Ing Verfahren zur Umsetzung von Alkaloiden.
EP1459753A1 (en) * 2003-03-18 2004-09-22 Nowicky, Wassyl, Dipl.-Ing. DDr. Quaternary chelidonine and alkaloid derivatives, process for their preparation and their use in the manufacture of medicaments
JP7327900B2 (ja) * 2015-06-24 2023-08-16 スレッシュホールド ファーマシューティカルズ, インコーポレイテッド アジリジン含有dnaアルキル化剤

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6376516B1 (en) 1997-08-19 2002-04-23 Emory University Noscapine and noscapine derivatives, useful as anticancer agents
JP2009537786A (ja) * 2006-05-19 2009-10-29 エクソンモービル リサーチ アンド エンジニアリング カンパニー 熱交換器管用の音響および/または振動エネルギーを生成する装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5341415A (en) 1978-04-14
DK283377A (da) 1977-12-29
JPS6222995B2 (ja) 1987-05-20
FR2366020A1 (fr) 1978-04-28
AT377988B (de) 1985-05-28
JPH0342279B2 (ja) 1991-06-26
ATA472876A (de) 1984-10-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100376554C (zh) 具有抗哮喘、抗过敏和免疫抑制/免疫调节作用的n-取代的吲哚-3-乙醛酰胺类化合物
CA2269053C (en) Crystals of benzimidazole derivatives and their production
AU713320B2 (en) Improved antiviral compounds
JP5253696B2 (ja) 抗腫瘍作用を有するインドリル−3−グリオキシル酸誘導体
AU693901B2 (en) Water-soluble nimesulide salt, and uses thereof for the treatment of inflammations
ES2307916T3 (es) Nuevo derivado de alfa-amino-n-(diaminofosfinil)lactama.
JP7260718B2 (ja) ジアザインドール誘導体及びそのChk1阻害剤としての使用
PT93823B (pt) Processo para a preparacao de derivados de pirimidina e de composicoes farmaceuticas que os contem
PT100234B (pt) Novos esteres de alcoois aminados biciclicos e triciclicos, processo para a sua preparacao
PT741710E (pt) Intermediarios de cloropirimidina
CZ254694A3 (en) Galanthiamine derivatives, process of their preparation and their use as medicaments
JPS63183540A (ja) アルカロイドのトリエチレンチオ燐酸アミドの製法
AU2014235462A1 (en) Deuterated palbociclib
CS241549B2 (en) Method of 1,4-dihydropyridines production
JPS6346077B2 (ja)
KR20150045458A (ko) 페메트렉시드 및 이의 라이신 염의 제조공정
CN106467546A (zh) 氯吡格雷衍生物及其制备方法和用途
JPS63502658A (ja) 新規な物質の組成
CS242894B2 (en) Method of compounds production with a diazotized heterocyclic core
JPH035484A (ja) チエノ‐トリアゾロ‐ジアゼピンのチオメチル誘導体、その製造方法及びそれを含有する医薬組成物
CN104350048A (zh) 5-[5-苯基-4-(吡啶-2-基甲氨基)喹唑啉-2-基)吡啶-3-磺酰胺的氨基磷酸前药
PL152117B1 (en) Method of obtaining novel heterocyclic propane derivatives
HU211565A9 (en) Disodium 4-chlorophenylthiomethylenebis-phosphonate monohydrate, and pharmaceutical compositions in which it is present
JPS6089480A (ja) ピリドンカルボン酸誘導体
PL206973B1 (pl) Hemisiarczan desloratadyny, sposób wytwarzania soli desloratadyny i przeciwalergiczny środek farmaceutyczny