JPS63183540A - アルカロイドのトリエチレンチオ燐酸アミドの製法 - Google Patents

アルカロイドのトリエチレンチオ燐酸アミドの製法

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JPS63183540A
JPS63183540A JP61252786A JP25278686A JPS63183540A JP S63183540 A JPS63183540 A JP S63183540A JP 61252786 A JP61252786 A JP 61252786A JP 25278686 A JP25278686 A JP 25278686A JP S63183540 A JPS63183540 A JP S63183540A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規制癌剤の製法に関する。
新規化合物は、変異原性物質及び有毒生物防除剤として
も使用できる。
遊離塩基の形の特定のアルカロイドのチオ燐酸エステル
は、既に公知である。この種の公知誘導体の例は、クサ
ノオウからのチオ燐酸−ジー(エチレンイミド)−N−
ベルベリノール−エチルアミド、チオ燐酸−トリ−(N
−サンギナリノール)−エチルアミド及び縮合イソギノ
リン系の全アルカロイドのチオ燐酸アミド誘導体である
これらの化合物はすべて、制細胞作用を有する。しかし
これらは水に極めて難溶性であり、薬学的に応用するた
め有機溶剤に溶解しなければならないという欠点を有す
る。これらを溶解するには、水1.5部、分子量400
のポリエチレングリコール1.5部及びジメチルスルホ
キシド2部の溶剤混合物が特に適当であることが実証さ
れた。特に、注射用溶液を調整するため溶剤として水を
使用するどとは、常に同じ目的で有機溶剤を使用するよ
り好ましいことは別としても、特にジメチルスルホキシ
ドは毒性を示すので、製薬の目的に使用するには適当で
ない。ところで意外にも、前記有効成分を生理学的に許
容しうる酸で塩に変えると、該有効成分をその制細胞作
用を失なわす、また好ましくない副作用を起こさすに、
水に易溶性の形に変えうることか判った。
更に、はとんとすべてのアルカロイドは、常用の制癌剤
、例えばアルキル化剤、代謝拮抗剤等と反応させると、
出発物質より高い治療効果及びそれより著しく少ない中
毒作用を有する、特定の化合物になることが判った。
従って、本発明の対象は新規制癌性化合物の製法であっ
て、場合により自体制癌作用を有していてもよいアルカ
ロイドと、好ましくはアルキル化剤、代謝拮抗剤及び抗
生物質並びにその他の窒素含有を機化合物の群から成る
、他′の制癌剤と反応させ、得られた生成物を場合によ
り製薬に使用しつる塩に変え、その際塩基チオ燐酸−ト
リー(N−サンギナリノール)−エチルアミド、チオ燐
酸−ンー(エチレンイミド)−N−ベルベリノール−エ
チルアミド及び縮合イソキノリン系−アルカロイドのN
1N′、N”−トリエチレンチオ燐酸アミド誂導体はク
サノオウから抽出されていることを特徴とする。
アルカロイド成分としては、コプチシン、スチロピン、
ベルベリン、プロトピン、アロークリプトピン、スパル
テイン、コリサミン、ケリジメタン、オキシサンギナリ
ン、サンギナリン、ジヒドロキシサンギナリン、ケリド
ニン、ホモケリドニン、メトキシケリドニン、ケレリス
リン、ケリルチン、ウィンプラスチンが特に適当である
ことか判明した。
本発明の反応に使用する制癌剤としては、特に下記のも
のが該当する; (XXX工X)               (XL
)(LIV)              (LV)(
LV工)             (LVII:)(
LVIエエ)            (LIX )(
・LX)             (LXI)(LX
工■) (LXV) 窒素ロスト(St Ickstof f 1ost)、
シクロホスファミド、トリアムシコン、クロラムブシル
、ブサルファン、ナイトミン、マンニトール−窒素ロス
ト、アメトプテリン、6−メルカプト−プリン、5−フ
ルオロウラシル、シトシンーアラビノシド、ヴインカロ
イコブラスチン、ヴインクリステン、ボドフイリン、ア
クナノマイシンC1アクチノマイシンD1 ミトラマイ
シン、マイトマイシンC1アドリアマイシン、プレオマ
イシン、アスパラギナーゼ、イベンズメチシン(Ibe
nzmethycjn)、Δ (XXI)         (XXエエ■)(式中R
はH又はCH3を表す)。
本発明は、また、一般式(■); キシ基を表し、その際R1とR2又はR2とR3は一緒
のメチレンジオキシ基を表してもよく、R4及びR5は
、これらが結合している炭素原子と共に、場合により全
部又は一部分脱水素されたフェニル基又はナフチル基を
形成し、これらはメトキシ、ヒドロキシ又はジオキシメ
チルで置換されていてよく、その際R7はH又は=0又
はCH2−Co−CH2−鎖を介して結合し、た同じ環
系を表し、R8はCH3を表し、1,2位及び/又は7
,8位には二重結合が存在していてよく、またR6及び
R7は、これらが結合している炭素原子及び窒素原子と
共に、場合により一部分脱水素されたベンゼン環若くは
ナフタリン環を形成し、これらの環はメトキシ基、オキ
ソ基、メチル基又はジオキシメチル基で置換されていて
よく、その際C−N−結合は1,2−位には存在しなく
てよく、R4及びR5は水素を表し、R8+R9及びR
Il+RI2は−CH2−CH2−を表し、Y=S、X
=N及びp=2の場合、R2は−CH2−CH2−1−
CH2−CH2−0−CH2−CH2−又は−CH2−
CH2−N−CH2−CH2−CH3 を表し、Y=Nz n=2の場合、R,は−CH2−C
Hを表し、y=s、x=o、n=1の場合、Rzは2−
CH2−CLを表し、R11は水素を表し、RIO+R
12は−CH2−CH2−又は−CH2−CH2−CH
2−を表し、Y=S1X=N1p=1の場合、R3は−
CH2−CH2−を表す。但しクサノオウからのチオ燐
酸−トリ−(N−サンギナリノール)−エチルアミド、
チオ燐酸−ジー(エチレンイミド)−N−ベルベリノー
ル−エチルアミド並びに縮合イソキノリン系アルカロイ
ドのN1N′、N”−トリエチレンチオ燐酸アミド誘導
体は除く]で示されるアルカロイドの新規燐誘導体及び
その、薬理学的に許容しうる酸との塩を製法に関し、一
般式(n) [式中R1−R7は前記のものを表すコで示されるアル
カロイド又はその塩を一般式; [式中X1Y、p及びR8〜RI2は前記のものを表す
]の化合物と反応させ、反応生成物を場合により塩に変
えることを特徴とする。
塩形成は、実際的には、自体充分水溶性であって、従っ
て充分水溶性の塩を生ずる生理学的に無害の酸なら何を
用いても実施することができる。経済的理由から、塩酸
を使用し、それにより相応する塩酸塩を生するのが有利
である。
本発明により得られる新規アルカロイド−チオ燐酸アミ
ド−塩は、制細胞作用及び従って薬理作用の点て対応す
る塩基とは異なることがなり。しかし、本発明による化
合物は、その著しく良好な水溶性のため容易かつ正確に
計量でき、従来必す使用された有機溶剤に基づく有害な
副作用を生じない。
式(II)のアルカロイドの塩の形のものとしては、ベ
ルベリン、サンギナリンの塩、特に塩酸塩、並びにクサ
ノオウ及びその他のアルカロイドの塩が問題になる。
本発明方法は、アルカロイド塩を制細胞剤と、好ましく
は溶剤又は溶剤混合物中で、晶めた温度で反応させるこ
とによって実施させる。しかし、まずアルカロイド塩基
をチオ燐酸アミドと反応させ、その後反応生成物を塩に
変えることもできる。制細胞剤とアルカロイドとの化合
物を有機溶剤中でその都度所望の酸と反応させるのが有
利であり、その際造塩後、その都度の塩を沈殿させるか
、又は水或いは酸水溶液と振盪することによって水溶液
中に抽出することが出来る。
次に、実施例に基づいて本発明を詳述するが、本発明は
これに限定されるものではない。
例1 160mg(0,453mモル)のプロピレン(2−メ
チル−3′−ヒドロキシ−7、8,6“、7′−ビス−
メチレンジオキシ−1,2,3,4,3’ 、  4’
−へキサヒドロ−(ナフト−1’、2’  ;3,4−
イソキノリン))(融点135″C)と120ng(0
,634mモル)のトリエチレンチオ燐酸アミド(以下
単にチオ燐酸アミドと略称する)とを65m1のペンゾ
ールに溶かし、この溶液を還流冷却器を付したコルベン
中で2時間還流する。得られた混合物を活性炭で脱色し
溶剤を除去する。
乾燥残渣を注意深くエーテルで洗い、未反応の原料を除
去する。黄色結晶物として500mgのチオ燐酸トリー
(N−’f’)ドニール)−エチルアミドがえられる。
収率17.86重量%(対理論値)融点は121〜12
3″C。
(3モルのケリドニン+1モルのチオ燐酸アミド)分析
値 CEiGH75NEi 018PSとして計算値 
B2.45、P2.37、H8,44、H5,79,C
o0.82% 実験値 C61,14,61,32;H5,7E3.5
.77;H5,94,5,83; 82.39.1.89; P2,40.2.29% 例2 950mg(2,6mモル)のケレリトリンと120m
g(0,634mモル)のチオ燐酸アミドとを50m1
のクロロホルムに溶かし、この溶液を還流冷却器を付し
たフルペン中で2時間煮沸する。得られた混合物を活性
炭で脱色し溶剤をとばす。乾燥残渣を注意深くエーテル
で洗い、未反応の原料を除去する。300mgのチオ燐
酸−トリ−(N−ケレリトリノール)−エチルアミドが
褐色の固体としてえられる。収率理論値に対し28.0
4重量%、融点は65〜75°C0 3モルのケレリトリン+1モルのチオ燐酸アミド分析値
 CEiGHIli9NB 015PSとして計算値 
CE34.48、H5,40、H6,54、P2.41
、B2,49% 実験値 C64,92,65,17;H5,37,5,
35;No、22.5.l; P2.37.2.49; B2.35.2.10% エーテル中再結晶。融点75〜79 (3: 1)実験
値 CB2.69;H5,37,NO,55例3 50mg(0,15mモル)のコプチジンと90mg(
0゜48mモル)のチオ燐酸アミドとを70m1の無水
ジオキサン中で還流冷却器を付したコルベン中で2時間
煮沸した。得られた混合物を活性炭で脱色し、溶剤を1
0mn+Hgの真空中でとばす。乾燥残渣をエーテルと
クロロホルムとで洗い27mgのチオ燐酸−ジー(エチ
レンイミド)−N−ベルベリノール−エチルアミドが黄
白色の結晶形で得られる。収率理論値に対し22.5%
分析値 C25H27NB 05 PSとして計算値 
C57,02、H5,1B、NIo、84、P5.88
、B8.08% 実験値 C58,98、H5,I L N10.37、
P5.64、se、oo% 例4 300mg(0,709mモル)のし−スパルテインと
105105l1.555mモル)のチオ燐酸アミドと
をペンソール211中で還流冷却器を付したコルベン中
で2時間煮沸する。溶剤をとばし乾燥残渣を注意深くエ
ーテルで洗い、未反応の原料をのぞく。2011gの黄
色樹脂状物が得られる。理論値に対し4;94重量%の
収率である。
1モルのL−スパルテイン+2モルのチオ燐酸アミド分
析値 実験値 C40,89、H6,51、H9,99、B9
.Ei6% 例5 300mg(0,709mモル)のし−スパルテインと
500mg(1,791mモル)のN、 N−ビス−(
2−クロルエチル)N’、O−プロピレン燐酸エステル
ジアミドとを85++Iクロロホルム中、還流冷却器を
付したコルベン中で2時間煮沸する。得られた化合物を
活性炭で脱色し溶剤をとばす。乾燥残渣をエーテルで注
意深く洗い、未反応の原料をのぞく。280+ngの白
色固形物が得られる。理論値に対し収率35重量%。
1モルのL−スパルテイン+2モル(N、 N−ビス−
(2−クロルエチル)N’、O−プロピレン燐酸エステ
ルジアミド)。
分析値 実験値 C38,29,38,24、H7,Ol、7、
Of、N8.76.8゜74; P8.41.8.52% メタノール溶解性生成物i融点37°C例6 ケリドニウムマジスの遊離縁アルカロイド(平均分子量
3E33.67)の1gと1gのN、 N−ビス−(2
−クロルエチル)N’、O−プロピレン燐酸エステルジ
アミドとを50m1のクロロホルムにとかし還流冷却器
を付したコルベン中で2時間煮沸する。得られた生成物
を活性炭で脱色し溶剤をとばす。乾燥残渣を注意深くエ
ーテルで洗い、未反応の原料をのぞく。300mgの淡
褐色の固形目的物が得られる。収率15重量%。
融点  60〜65°C 156〜160°C (1−1)1モルのゲリドニウムマヂウスの総アルカロ
イド+1モルの(N、 N、  −ビス−(2−クロル
エチル)N′、0−プロピレン燐酸エステルジアミド分
析 計算値 N6.64、P4.89、CL 11.20%
実験値 C48,70,48,46、H5,34,5,
38、N5.7L 5.74; P3.95、CL 19.06% 例7 215−25O0,15mモル)、サンギナリン(融点
267°C)と3230mg(11,57mモル)のN
N−ビス−(2−クロルエチル)−N’ 、O−プロピ
レン−燐酸エステルジアミドを用いて例6同様の反応を
行う。褐色固形の目的物1090mgが得られる。融点
274″C−276°C収率33.74重量%。
(1−1)1モルのサンキナリン+1モルの(N、 N
−ビス−(2−クロルエチル)−N’、O−プロピレン
燐酸エステルジアミド 分析  C27H32N308 PCl3として計算値
 N51.E30、H5,13、N6.69、P4.9
3、CL 11.29% 実験値 C50,1、H5,10、N6.51、P4.
8L CL 14.2% C50,3、H5,12、N6.47、P4.72.C
L 13.8% 例8 2580mg(7,30mモル)のケリドニンと155
0mg(5,55mモル)のN、 N−ビス−(β−ク
ロルエチル)−N’ 、O−プロピレン−燐酸エステル
ジアミドを用いて例6同様の反応を行う。2300mg
の黄色結晶状の目的物が得られる。融点270°C−2
74°C収率55.E39重量%。
(1−1)1モルのケリドニン+1モルの(N、 N−
ビス−(β−クロルエチル)−N’、O−プロピレン燐
酸ニスチルジアミド 分析  C[17H74H501BPC12として計算
値 N49.85、H5,8B、N6.45、P4.7
B、CL 10.90% 実験値 C50,72、H5,31、N5.41.50
.21、 5.24、5.37、 P  3.81、CL 7.20% 3.87、  7.35% 例9 500mg(1,415mモル)のプロトピンと491
゜66mg(1,762mモル)のN、 N−ビス−(
β−クロルエチル) −N’ 、0−プロピレン−燐酸
エステルジアミドとを用いる例6同様の反応を行う。E
310mgの帯黄結晶状の目的物が得られる。融点23
9°C−240°C収率61.513重量%。
(2−1)2モルのプロトピン+1モルの(N、 N−
ビス−(β−クロルエチル)−N“、O−プロピレン燐
酸エステルジアミド 分析  C47H55N4013PCL2として計算値
 N55.24、H5,81、N5.48、P3.03
、CL 6.93% 実験値 C56,14、H5,25、N4.85.55
.89、5.22、4.69 P2.98、CL9.10% 2.95、 8.21% 例10 E350mg(1,779mモル)のケレリトリンと4
91.8mg(1,762mモル)のN、 N−ビス−
(β−−クロルエチル)−N’、O−プロピレン−燐酸
エステルジアミドを用いて例6同様の反応を行う。52
0mgの褐色固形物が得られる。融点185″G−19
0°C収率45.547重量%。
(1−1)1モルのケレリトリン+1モルの(N、 N
−ビス−(β−クロルエチル)−N’ 、O−プロピレ
ン燐酸エステルジアミド。
分析  C28H3BN308 PCl3として計算値
 C52,18、H5,83、N6.51、P4.80
、CL 11.0% 実験値 C50,98、H5,24、N6.C6,51
,67、5,31、8,22% P4.95、CL 13.10 例11 700mg(1,895mモル)のアロクリプトピンと
566.6mg(2,03mモル)のN、 N−ビス−
(β−クロルエチル)−N’、O−プロピレン燐酸エス
テルジアミドを用いて例6同様の反応を行う。f350
mgの帯黄結晶生成物が得られる。融点155°C−1
60°C収率51.31重量%。
(2−1)2モルのアロクリプトピン+1モルの(N。
N−ビス−(β−クロルエチル)−N’ 、O−プロピ
レン燐酸エステルジアミド。
分析  C49HG3N4013PC12として計算値
 N57.81、He、23、H5,50、P3.04
、ClF3.96% 実験値 C58,25,54,84、He、27.6.
16、H5,4015,62、P2.532.5L C
L 7.41 ;5.26%例12 50mg(0,156mモル)のコプチジンと150m
g(0,537mモル)のN、 N−ビス−(β−クロ
ルエチル)−N’ 、O−プロピレン燐酸エステルジア
ミドとを反応させる。
23mgの白色結晶状の目的物が得られる。収率11.
5重量%。
(2−1)2モルのコプチジン及び1モルの(N、 N
−ビス−(β−クロルエチル)−N’、O−プロピレン
燐酸エステルジアミド。
分析  C45H75N4 PCl30+1として分析
値 N58.7B、H4,93、H6,09、P3.3
8、CL 7.70% 実験値 C58,52、H4,79、H6,00、P3
.I L CL 7.98% 例13 70mg(0,175mモル)のコルヒチンと45mg
(0,237mモル)のチオ燐酸アミドとを20+al
の700ホルムにとかし、混合物を還流冷却器を付した
コルベン中で2時間煮沸する。得られた混合物を活性炭
て脱色し溶剤をとばす。乾燥した残渣を注意深くエーテ
ルで洗い、未反応の原料を除く。5.2mgのチオ燐酸
−ジー(エチレンイミド)−N−コルヒチノールアミド
が帯黄固形物として得られる収率理論値に対し45.2
17重量% (1−1)コルヒチン+1モルのチオホスホル酸アミド
分析  C28H37N40[i PSとして計算値 
N57.13、He、33、H9,51、P5.2B、
85.44% 実験値 C57,23、H6,38、H9,59、PS
、00.86.01% C57,14、H6,31、H9,48、P5.70、
S5.69% 例14 60mg(0,15mモル)のコルヒチンと150顧g
(0,54mモル)のN、 N−ビス−(2−クロルエ
チル)−N’、O−プロピレン燐酸エステルジアミドと
を25m1のクロロホルムにとかし、その混合物を還流
冷却器を付したコルベン中で2時間煮沸する。得られた
混合物を活性炭で脱色し溶剤をとばす。乾燥残渣を注意
深くエーテルで洗い、未反応の原料を除く。90+gの
白色結晶状の目的物が得られる。エーテル溶解部分の融
点は39〜41°C 2O− (1−1)1モルのコルヒチン+1モルのN、 N−ビ
ス−(2−クロルエチル)−N’ 、O−プロピレン燐
酸エステルジアミド 分析  C29H42N3 PCL209として計算値
 N51.32、He、23、H6,19、P4.59
、CL 10.44% 実験値 C51,10、H8,20、H6,14、P4
.09、CL 11.38% 例15 1000mgの5−フルオルウラシル(トリス−(ヒド
ロキシメチル)−アミノメタン塩として)と400+n
gのL−スパルテイン硫酸塩とを25m1の蒸留水にと
かし、混合物を還流冷却器を付したコルベン中で2時間
煮沸する。得られた混合物を活性炭で脱色し溶剤をとば
す。乾燥した残渣を注意深(エーテル及びクロロホルム
で洗う。
1300mgの白色結晶状の目的物が得られる。融点2
40°C(分解)、収率理論値に対し93重量%(添付
図面参照) 分析 分析値 実験値 C19,85、H4,34、N11.43%C
HCL3溶解性   CHCL3+水溶性C55,04
C69,71 H8,15H9,85 N  11.72     N  10.8O融点 2
75°C 例16 700mgのケリドニウムマジウスの総アルカロイド(
平均分子量353.87)と250mgの5−フルオル
ウラシル(トリス−(ヒドロキシメチル)−アミノメタ
ン塩として)とを用い190mgの黄金褐色の結晶目的
物を得た。収率は理論量に対し20重量%で融点は18
5〜220°Cである。
分析 分析値 実験値 C29,24、H2,51、N12.87%例
17 700+agのケリドニンヒドロクロリドと250mg
の5−フルオルウラシル(トリス−(ヒドロキシメチル
)−アミノメタン塩として)を用い250mgの帯黄色
結晶状目的物を得られた。収率理論量に対し26.3重
量%分析 分析値 C37,99、H3,31、H8,01%CH
CL3溶解性 C5B、04、H4,78、N3.18 融点 118〜119°C 例18 500mgのプロトピンと250mgの5−フルオルウ
ラシル(トリス−(ヒドロキンメチル)−アミノメタン
塩として)を用いて480mgの白色結晶状の目的物が
得られた。収率理論値に対し64重量%。
分析 分析値 C35,57、H2,88、N11.04%C
HCL3溶解性 C59,11、H4,98、H4,3
8% (融点 195〜197°C) 例19 100mgのデスアセチル−N−メチルーコルヒニンと
250mgの5−フルオルウラシル(トリス−(ヒドロ
キンメチル)−アミノメタン塩として)を使用し340
mgのバラ色の結晶状目的物を得られる。収率理論値に
対し97重量%、融点 257°C 分析値 実験値 C21,25、H2,02、Nl 1.60%
例20 750II1gの5−フルオルウラシル(トリス−(ヒ
ドロキシメチル)−アミノメタン塩として)と1650
mgのサンギナリンクロリドとを25m1の蒸留水に溶
かし、混合物を還流冷却器を付したフルペン中で2時間
煮沸する。
反応混合物を溜去し、乾燥した残渣を注意深くエーテル
とクロロホルムで洗う。
850mgの灰色の結晶性の生成物が得られる。このも
のを水で処理する。次記結果かえられる。
A)クロロホルム溶液を溜去することにより実験値 C
B2.77、H4,48、N3.58%融点 107°
C B)水溶液を溜去することにより 実験値 C32,64、H5,58、N13.4%融点
 135°C,230°C C)クロロホルム溶解性残渣 及び水溶性残渣 実験値 C3f3.23、H5,33、N11.33%
例21 750mgの5−フルオルウラシル(トリス−(ヒドロ
キシメチル)−アミノメタン塩として)と1750mg
のケレリトリンとを25m1の蒸留水に溶かし、その混
合物を還流冷却器を付したコルベン中で2時間煮沸する
。乾燥残渣を注意深くエーテルとクロロホルムとで洗う
1400mgの暗色の結晶性の生成物で水処理されるも
のが得られる。次記結果かえられる。
A)クロロホルム溶解性生成物 実験値 C67、L H4,74、H4,02%融点 
180’C B)水溶性生成物 実験値 C37,4L He、54、N14.83%例
22 750mgの5−フルオルウラシル(トリス−(ヒドロ
キシメチル)−アミノメタン塩として)と1800mg
のベルベリン−HCl塩とを35m1の蒸留水に溶かし
、混合物を還流冷却器を付したコルベン中で2時間煮沸
する。
乾燥した残渣を注意深くエーテルとクロロホルムで続い
て水で洗う。
次の結果かえられる。
A)水溶性生成物 実験値 C3B、77、H6,88、NIo、78%融
点 116〜118°C B)不溶解性生成物 実験値 C53,81、H4,87、N3.16%C)
クロロホルム溶解性及び水溶性生成物実験値 C36,
03、H6,48、Nl 1.85%D)クロロホルム
溶解性 実験値 C48,53、H7,7、H7゜4%例23〜
33 上記と同様に反応を行った。以下に反応原料及び溶剤を
記載する。
比率はその割合で(元素分析)原料が反応させられてい
るものについてのものである。
例23 190mgのアコニチン、451gのチオテーパを20
mlのクロロホルム中で。2:1白色結晶 融点 19
7〜2000C1Coo、30、H7,22、H4,3
8%P2.09、B2.18% 1:1 黄色結晶 融点 210〜2116C1C57
,54、H7,12、H8,71、P3.6S3.73 針状 融点 190〜192°C1 C54,83、He、98、H8,74%例24 11m1のクロロホルム中130mgのブルシン、45
mgのチオテーパ 3:1 融点 245〜248″C C47,98、HEi、57、H9,08P2.2.8
2.23 白色結晶融点 231〜233°C C50,17、H5,54、H8,44P2.85 無色結晶融点 240〜243°C C48,22、H5,33、H7,91P3.25 例25 12mlのクロロホルム、150mgのチンコミン、4
5mgのチオテーパ 融点 240〜258°C1C55,OL He、85
、N18.28、P9.03、B9.47融点 45〜
46°C1C45,73、He、E34N19.21、
PI3.73 例26 320mgナルコチン、49mgのチオテーパ、10w
1lりロロホルム。
(1: 1)融点 225〜226°CC55,34、
B5.89、H9,52、P4.9g、85.29例2
7 180mgのベラトリン、45mgのチオテーバ、9m
1(7)クロロホルム 融点 lie 〜120°C,C57,02、H7,9
1、H6,98、Pa、8、B4.O% 融点 108〜120’ C,C56,72、H7,5
0゜H5,79、Pa、25 融点 104〜106°C1C53,40,He、82
、H5,41、P2.C35 例28 200mgピロカルピン、HCL N 50 mgのメ
トトレキサートーNa (N−(P−< [(2,4−
ジアミノ−6−プテリジニル)−メチル]−メチルアミ
ノ〉−ベンゾイル)−グルタミン酸、7.5ml水。
室温での反応。
C53,61、He、76、N12.28%、融点 1
75〜180°C C52,22、He、70、N12.22%、融点 1
47〜157°C (クロロホルム可溶性)、 C48,72、H6,41、NIo、49%、融点 1
89〜197°C (水溶性)、 C50,77、He、24、NIo、56%、融点 1
47〜167°C (エーテル可溶性) 例29 タリノ700111g1エンドキサン500 mg1ク
ロロホルムI E+n1 1 :2  C53,OEi、HE3.20、H7,0
6、P5.3、CL 11.67%、 融点 268〜270°C 例30 ナルコチン360 usエンドキサン5QQmg、クロ
ロホルム9m1 C47,50、B5.67、NO,8E3、P5.96
、CL 14.51%  融点143eC1クロロホル
ム可溶性。
C4B、02、B5.52、H7,14、Pa、11、
CL 1B、02%、融点78’C,エーテル可溶性。
例31 ケリドニンHCL 100mg1メトトレキサート50
mg1水7m1.3時間煮沸。沈殿をろ別する。
C59,88、B5.1B、H5,13%、融点260
〜265°C 例32 プロトピン6011g1チオテーパ45mg1クロロホ
ルム=28− 12ml。収量38mg=理論量の34.3%C44,
72、He、30、N17&77、PI3.04、S1
2.71%、融点45〜47°C例33 アロトリプトピン501gNチオテーパ45mg1クロ
ロホルム9m10収量32mg=理論量の33.7%C
45,22、H6,3B、N17.42%融点 85〜
86°C C57,I L He、28、NIo、89%融点 1
15〜118°C 針状晶 例34 ケリドニン0.22Mmol  (80mg)及びジピ
ヌム(1,4−ジー[N、 N−(ジエチレン)−ホス
ファミドコーピペラジン)0.12Mmol  (40
mg)をりoロホルム12mlにとかし、この混合物を
還流冷却器付きフラスコ中で2時間煮沸する。得られた
混合物を活性炭で脱色し、残分を注意深くエーテルで洗
浄して、未反応の出発物質を除去する。こうして最終生
成物30mgを得た。
分析値 C92H108Nl0P202Bとして計算値
 C60,32%、B5.94%、H7,64%P3.
38% 実験値 CB1.11%、B5.92%、H7,18%
P3.29% 例35 ケレリトリン80mg(0,22Meol)及びジピヌ
ム40mg(0,12Mmo+)を用いて例1と同様に
反応を実施する。こうして最終生成物32mgを得た。
C9[1H100Nl0P2022として計算値 CB
3.78%、85.57%、H7,74%P3.42% 実験値 C62,15%、B5.12%、H7,08%
P3.02% 例36 サンギナリン80mg(0,23Mmol)及びジピヌ
ム40mg (0,12Mn+ol)を用いて例34と
同様に反応を行う。3Ei+ngの最終生成物を得た。
C92H84NIOP2022として 計算値 CE33.37%、H4,85%、H8,03
%P3.55% 実験値 CB3.34%、H4,81%、H8,10%
P3.21% 例37 クサノオウ(Chelidonlum majus L
)の全アルカロイド(平均分子量353) 120o+
g (0,34Mmol)及びジピヌム40+g(0,
12Mmol)を用いて例34により反応を行う。27
−gの最終生成物を得た。
計算値 N:69.33%、P:30.66%実験値 
N:87.03%、P:28.92%例38 ケリドニン0.32Mmo!(120mg)及びチオジ
ピヌム0.18Mmo+(70mg)をクロロホルム1
21に溶がし、混合物を還流冷却器付きフラスコ中で2
時間煮沸する。得られた混合物を活性炭で脱色し、溶剤
を除去する。
乾燥した残分を注意深くエーテルで洗浄して、未反応の
出発物質を除去する。38mgの最終生成物を得た。
C92HI08 N10P282024として計算値 
C59,28%、H5,84%、H7,51%P3.3
2%、83.4% 実験値 C59,02%、H5,79%、H7,27%
P3.03%、83.01% 例39 ケレリトリン120mg (0,33Mmol)及びチ
オジピヌム70+ng(0,18M1ol)を用いて例
5と同様に反応を行う。49mgの最終生成物を得た。
C9GHI00 Nl0P282020として計算値 
C62,6694、H5,47%、H7,81%P3.
36%、83.48% 実験値 CB1.87%、H5,12%、H7,38%
P3.04%、83.17% 例40 サンギナリン120mg (0,34Mmol)及びチ
オジピヌA70+*g(0,18Mmol)を用いて例
5と同様に反応を行う。31mgの最終生成物を得た。
3l− C92H84N10P2 B2020として計算値 C
62,22%、H4,76%、H7,88%P3.48
%、83.61% 実験値 CB2.02%、H4,71%、H7,80%
P3.37%、83.52% 例41 クサノオウ(Cheljdonium majus L
)の全アルカロイド(平均分子量353)160mg(
0,45Mmol)及びチオジピヌム70mgを用いて
例5と同様に反応を行う。25mgの最終生成物を得た
計算値 N52.E32%、P23.27%、824.
09% 実験値 N50.16%、P2O,97%、821.9
9% 例42 ケリドニン0.32Mmo1m及びペンゼテヒュム98
mg(0,41Mmol)をクロロホルム12ml中に
溶かし、還流冷却器付きフラスコ中で2時間煮沸する。
得られた生成物を活性炭で脱色し、溶剤を除去する。乾
燥した残分を注意深くエーテルで洗浄して、未反応の出
発物質を除去する。37mgの最終生成物を得た。
C51H5BN5 PO13として、 計算値 N62.63%、H5,77%、H7,16%
P3.16% 実験値 CB2.12%、H5,89%、NO,98%
P2.97% 例43 ケレリトリン120eg(0,33Mmol)及びペン
ゼテヒュム96mg (0,41Mmol)を用いて例
9と同様にして反応を行う。42mgの最終生成物を得
た。
C53H52N5 Po1lとして、 計算値 N65.89%、H5,42%、H7,24%
83.20% 実験値 N84.71%、H5,09%、H8,92%
P2.98% 例44 サンギナリン120mg (0,34Mmol)及びペ
ンゼテヒュム96mg (0,41Mmol)を用いて
例9と同様に反応を行う。49mgの最終生成物を得た
C51H74N5 P201+として 計算値 C63,53%、H7,73%、H7,26%
P3.21% 実験値 C62,17%、H7,07%、H7,01%
P2.99% 例45 クサノオウ(Chelldonlum n+ajus 
L)の全アルカロイド170mg (0,48M+++
ol) (平均分子量353)及びペンゼテヒュム88
mg (0,41Mmol)を用いて例9と同様に反応
を行う。21mgの最終生成物を得た。
計算値 N69.33%、P2O,68%実験値 N6
7.49%、P28.87%例46 ケリドニン0.107Mmol(40mg)及びトリア
ムシコン(1,2,4−)リアシリシノーベンゾキノン
)0゜088Mmo+(20mg)をクロロホルム12
ml中に溶かし、還流冷却器付きフラスコ中で2時間煮
沸する。得られた生成物を活性炭で脱色し、溶剤を除去
する。乾燥した残分を注意深(エーテルで洗浄して、未
反応の出発物質を除去する。18mgの最終生成物を得
た。
C72H7GN[i 020として、 計算値 N64.27%、H5,69%、H8,24%
実験値 C64,20%、H5,65%、N13.10
%他の溶剤、例えばベンゼンを用いてもこの反応は実施
できる。
例47 ケレリトリン40mg (0,114Mmol)及びト
リアムシコン20mg(0,086Mmol)を用いて
例15と同様にして反応を実施する。こうして最終生成
物16mgを得た。
分析  C75H7ONB 017として計算値 CC
l2.86%、H5,31%、H6,33%実験値 C
Cl2.12%、H5,12%、H5,98%例48 サンギナリン40mg (0,114Mmol)及びト
リアムシコン20mg(0,086M1ol)を用いて
、例15と同様に反応を実施する。こうして最終生成物
17mgを得た。
C72H5BNG Of7として 計算値 CB7.59%、H4,56%、NF2.5E
3%実験値 C67,10%、H4,49%、NO,4
7%例49 クサノオウの全アルカロイド(平均分子量353)40
mg (0,113Mmol)及びトリアムシ:+72
0mg(0゜086Mmoりを用いて、例15と同様に
反応させる。こうして最終生成物18mgを得た。
分析 計算値 N:6.51% 実験値 N:6.12% 以下の実施例では、前記のように実施する。反応成分及
び分析結果だけを示す。
例50 ナルセイ7   C23H27NO8150mgチオテ
ーパ  C1i H12N3 PS   45mgクロ
ロホルム           12mg3モルのC2
3H27NO3・3H20+1モルのC6H12N3 
PS=C75HIII NEi 033PSとして、計
算値 C53,37%、He、62%、H4,97%P
1.83%、81.89% 実験値 HNPS 53.78 %、 5.70%、 4.00%、 2.
35%、  2.7%53.31 %、 6.60%、
 4.81 %、 1.57%57.39 %、 5.
88%、 3.78%、 3.49%例51 250mgのピロカルピン、C11HIBN202.4
5mgのチオテーパCEi HI2NB PS、100
11クロロホルム分析 3モルC11H1[iN202
 +1モルC[i HI2N3 PS=C39H6ON
9 CB PSとしてC57,55%、H7,43%、
N15.48%;P3.80%、83.93% 実験値 C57,48%、H7,39%、N15.12
%、P3.74%、B3゜8% C55,86%、H7,50%、N13.35%、Pi
、54% 例52 180mgのスコポラミンHBr  CCl7H22B
rNO4451iチオテーパChi HI2N3 PS
l 12m1りooホルム 分析結果 実験値 C37,2B、H5,05、H5,81、P3
. 15 例53 9mg(0,036Mmol)zリプチシン、15ml
 (0゜079Mmol)チオテーパ、例1と同じ様に
反応を行う。
溶剤としてはクロロホルムを用いる。
分析結果 実験値 C70,21、H5,67、N13.64例5
3−(b) 7mg (0,021Mmol)のスチロピン、15m
g (0゜079Mmol)のチオテーパを原料とし溶
剤としてクロロホルムを使用し例1同様に反応を行う。
黄白色の生成物が得られる。
実験値 C5B、17、H5,52、NIo、98%例
54 7mg (0,087Mmol)ケリジメリン、15+
ng(0゜079Mmol)チオテーパを用いて例1同
様の反応を行う。
を機溶剤としてクロロホルムを使用する。
分析結果 分析値 C−1,18、H4,54;H6,83%例5
5 200mg (1,029Mmol)のカフェイン、4
5mg(0,237Mmol)のチオ燐酸トリエチレン
イミドを7mlのクロロホルム中で4時間煮沸する。得
られた混合物を活性炭で脱色し、溶剤をとばす。残渣を
エーテルで洗い、白色結晶としてチオ燐酸トリー(N−
カフェインエチルチレンイミド=3=1゜ 分析  C30H42NI5PS06 計算値 C46,88、H5,’4’8、N27.22
、P4.Of、84.15 実験値 C47,37、H5,44、N27.25、P
4.02、B4.15 例56 100mg (0,164Mmol)レセルピンと90
ag(Q。
475Mmol)のチオ燐酸トリエチレンイミドとを5
+nlのクロロホルム中で2時間煮沸する。得られた混
合物を活性炭で脱色、溶剤をとばす。残渣をエーテルで
洗い、ペンゾールで再結晶する。融点110〜112°
C0レセルピン対チオ燐酸トリエチレンイミド2:1 
融点110〜120°C 分析結果C72H82N7 PSO18として計算値 
CB1.48、NF3.59、H8,97P2.2、B
2.27 実験値 C59,89、He、82、NF2.82、P
2.21、B2.2B 例57 14+g (0,041Mm+01):IIブチジン(
融点300’C)及び45mg(0,237Mmol)
チオ燐酸トリエチレンイミドとを5mlのペンゾール中
で2時間煮沸する。得られた混合物を活性炭で脱色し溶
剤をとばす。残渣をエーテルで洗う。12+ngのチオ
燐酸−ジー(エチレンイミド)−N−コプチジンエチレ
ンイミドが淡灰色生成物として得られる。融点44〜4
5°C コブチジン:チオホスホル酸トリエチレンイミド=1:
分析  C25H27N4 PO5Sとして計算値 C
57,02、H5,1B、NIo、64、P5.88、
S6.08 実験値 C55,94、H5,12、Nl 1.10゜
P5.89、So、10 例58 200mgケリドニンHCL、1m1POCL3の混合
物を2ヶ月間放置、目的物をエーテルから再結晶する。
融点115〜120°C 分析結果 実験値 C29,75、H4,4L N1.69例59 100mgケリドニンHCLと1m1POCL3の混合
物を2ケ月間放置する。融点 60〜626Cの目的物
が得られる。融点60〜626C 実験値 C18,12、H4,24、N1.01場合に
より自体制癌剤作用を有するアルカロイド化合物は、そ
の他の制癌剤又は別の窒素含有有機化合物と反応させて
、得られた生成物を医薬として使用出来る塩にすること
ができる。
アルカロイドとしては下記のものが例示できる。ビスベ
ンジルイソキノリン−アルカロイド、アポルフィン−ベ
ンジルイソキノリン−アルカロイド、イボガーアルカロ
イド、インドール−インドリン−アルカロイド、トロボ
ロン−アルカロイド、イソキノリン−アルカロイド、イ
ンドール−イソキノリン−アルカロイド、インドール−
アルカロイド、キノリン−インドリジン−アルカロイド
、ピロリン−アルカロイド、ピロリジジン−アルカロイ
ド、アクリジン−アルカロイド、フエナントロインドリ
ジジンーアルカロイド、イミダゾール−アルカロイド、
キノリジジンーアルカロイド、キナゾロン−アルカロイ
ド、ペンザゼピンーアルカロイド、ステロイド−アルカ
ロイド、脂肪族ジアミノアミド及びその他のアルカロイ
ド。
例60 201ngビンカロイbブラスチンサルフェート(ビン
プラスサルフェート)及び45mgのチオ燐酸アミド(
チオテーパ)を7mlのクロロホルムに溶かし混合物を
還流冷却器を有するコルベン中に2時間煮沸する。次い
で混合物を熱い中に濾過しクロロホルムが完全にとぶま
で放置する。乾燥した残渣を注意深くエーテルで洗う。
この残渣ヲin+Iのクロロホルムに溶かし、エーテル
を少しづつ加えて結晶を析出させる。この結晶を濾過し
ペンゾールとエーテルとで注意深く洗う。こうして12
ngの白色結晶性の目的物が得られる。収率18.48
重量% 320〜330°Cで着色と分解が起こる。
融点 245〜250°C 分析結果 C52H74N7014PS2として計算値
  C55,8、He、6B、H8−,76、4O− P2.76 実験値  C55,11、H8;51、N2.74、P
2.74 1モルのビンカロイコブラスチンをn−モルのチオ燐酸
アミドと反応させ(n=L 2+ 3.4)ペンゾール
から再結晶させる。融点155〜156°C分析結果 実験値  C58,36、H6,62、H7,37例6
1 70mgのタリノと451gのチオ燐酸アミドとを12
mlのクロロホルムに溶かし混合物を還流冷却器を付し
たコルベン中で2時間煮沸する。次いで混合物を活性炭
で脱色し熱時濾過し溶剤をとばす。乾燥した残を注意深
くエーテルを洗い、未反応のチオテーパを除去する。エ
ーテルを傾斜し残渣を溶かし結晶する。(再結晶)22
mgのチオ燐酸−トリ−(N−タリノ)−エチルアミド
が白色帯結晶物質として得られる。収率19.13重量
% 融点 165〜172°C ペンゾールに溶解するもの 分析結果 Cl1l HI2[i H9018PSとし
て計算値  C60,3B、H6,38、NO,38、
Pi、57、Sl、82% 実験値  C68,96、He、 34、H8,27、
Pi、79、Sl、63% クロロホルム溶解 融点 220〜231°C265〜
272° C 実験値  C84,28、HF2. 16、NO,77
、P2.39、S2.4L CL 1.30%2.42 エーテル溶解性  融点 255〜262°C実験値 
 C56,22、H6,3L NIo、63メタノール
+アルコール溶解 融点256〜260°C実験値  
C5B、59、H5,77、H7,48不溶性物 融点
 260〜275°C 実験値  C57,27、H5,83、H7,74%ア
ルコール溶解 融点 実験値  C54,07、H5,54、NO,91、P
3.47、S3.3B、CL 1.73%3.35
【図面の簡単な説明】
第1図と第2図は実施例15で得られた生成物の物理的
性質を示す説明図である。 代理人 弁理士 砂 川 五 部 手続補正書(方式) 昭和62年5月12日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 遊離の形及び塩の形のアルカロイドをアルキル化剤、代
    謝拮抗剤及び抗生物質並びにその他の窒素含有化合物の
    群からなる制癌剤化合物と反応せしめること、そうして
    場合により得られた反応生成物を生理的に許容される酸
    との塩に変えることを特徴とする新規制癌剤の製法。
JP61252786A 1976-06-28 1986-10-23 アルカロイドのトリエチレンチオ燐酸アミドの製法 Granted JPS63183540A (ja)

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DK283377A (da) 1977-12-29
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AT377988B (de) 1985-05-28
ATA472876A (de) 1984-10-15
FR2366020A1 (fr) 1978-04-28
JPS5341415A (en) 1978-04-14

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