JPS63181197A - スタチツク型半導体メモリ装置及びその駆動方法 - Google Patents

スタチツク型半導体メモリ装置及びその駆動方法

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JPS63181197A
JPS63181197A JP62013565A JP1356587A JPS63181197A JP S63181197 A JPS63181197 A JP S63181197A JP 62013565 A JP62013565 A JP 62013565A JP 1356587 A JP1356587 A JP 1356587A JP S63181197 A JPS63181197 A JP S63181197A
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JP62013565A
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Masaaki Yoshida
正昭 吉田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体メモリ装置に関し、さらに詳しくは誤
り自己訂正回路を組み込んだ半導体メモリ装置と、その
駆動方法に関するものである。
〔従来の技術〕
半導体メモリにおいては、微細化に伴いアルファ粒子等
によるソフトエラーの問題が顕在化しており、また電源
電圧の低下による動作マージンの減少によるソフトエラ
ーの発生も予想されている。
このような問題を解決する手段として、発生したソフト
エラーをメモリチップ内で自動的に検出、訂正する誤り
自己訂正回路をメモリに組み込むという方法が提案され
ている。誤り自己訂正方法としては、複数のメモリセル
に1ビット分の情報を記憶させ、1つのセルで生じたソ
フトエラーをマスクしてしまうという複数セル1ビット
方式と、誤り訂正符号を用いる方法とがあり、誤り訂正
に必要な付加回路規模の観点から後者の誤り訂正符号を
用いる方法が有力視されている。
符号を用いた誤り訂正回路を組み込んだメモリとしては
、例えば真野らによって1983年国際固体回路会議(
International 5olid 5tate
 C1r−euits Conference)予稿p
、234−235に”Submicron VLSI 
Memory C1rcuits”と題して発表された
ものがある。このような従来提案されている誤り訂正符
号を用いた誤り自己訂正回路を有する半導体メモリ装置
の構成の概略図を第3図に示す。
第3図において、行アドレス(^0.AI、・・・、A
11)は行アドレスバッファ31でラッチ、増幅され、
行選択駆動装置32を通ってメモリマトリクス33の1
本のワード線を選択する。選択されたワード線により読
み出される情報セル及び検査セルの全情報あるいは一部
の情報は、センスアンプで増幅された後、誤り訂正回路
34に入力される。また列アドレス(80,Ill、・
・・Bm)は列アドレスバッファ35、列選択駆動装置
36及び符号選択駆動装置37を通ってメモリマトリク
ス33及び誤り訂正回路34に入力される。誤り訂正回
路34では入力された情報セルの情報と検査セルの情報
とを用いて訂正信号を生成し、行アドレス情報と列アド
レス情報から決定される読み出すべき情報と比較、訂正
を行なう、そしてこの訂正された情報を人出カバファ3
8に出力すると同時にメモリマトリクス内の情報セルに
訂正した情報を再書き込みする。
従来例では、破壊読み出しのため読み出した後の再書き
込みが必要なダイナミック型のメモリを対象としている
ので、誤り訂正回路を付加したことによるサイクル時間
の遅延は、はぼ付加した誤り訂正回路分の遅延のみとな
る。
ところで、一般に誤り訂正符号としてはSECDED(
Single Error Correction D
ouble Error DeteCt4oo)の能力
をもつ符号が用いられるが、このような符号では2つ以
上のエラーを訂正することができない、メモリではアク
セスが各セルに均一にあるという保証はなく、アクセス
されないセルのエラーは訂正されないためエラーが蓄積
し、誤り訂正符号の能力をこえ訂正不可能になるという
問題が生じるので定期的に全セルのチェックを施し、エ
ラーの蓄積を防止する必要がある。従来例では、リフレ
ッシュ動作の必要なダイナミック型のメモリを対象とし
ているので、このリフレッシュ期間を利用して全セルの
チェックをおこなうことができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前述のような従来技術をスタチック型のメモリに適用す
る場合、サイクル時間の大幅な遅延が問題となる。一般
にスタチック型のメモリは非破壊読み出しのメモリであ
るので、読み出されたメモリセルは再書き込みする必要
がなく、スタチック型のメモリ誤り訂正回路を付加した
ことによる遅延時間は、付加した誤り訂正回路の遅延時
間と、読み出したデータを再書き込みする時間との和と
なるからである。
従って、誤り訂正回路を付加したことによりメモリ性能
の劣化が大きくなり、ユーザに受は入れられないものと
なる可能性が高い。またスタチック型のメモリではリフ
レッシュが必要ないため、エラーの蓄積を防止するため
の定期的な全セルのチェックがオーバヘッドなしにはで
きないという大きな欠点がある。
本発明の目的は、上述の従来技術の欠点を改善し、誤り
訂正回路を付加することによるサイクル時間の増大をで
きるかぎり抑え、しかも全セルのチェックをオーバーヘ
ッドなしに行なうことを可能にした誤り自己訂正回路を
有するスタチ・ツク型の半導体メモリ装置を提供するこ
とにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の第1の発明の符号を用いた誤り訂正回路を有す
るスタチック型の半導体メモリ装置は、符号を用いた誤
り訂正回路を有するスタチック型の半導体メモリ装置に
おいて、 それぞれ独立にアクセスできる第1のポートと第2のポ
ートとの2つのポートを有するメモリセルから成るメモ
リマトリクスと、 前記第1のポートで作用する外部から与えられたアドレ
スに対する読み出し手段と、 前記第2のポートで作用する前記アドレス及びアドレス
カウンタが示すアドレスに対する読み出し、書き込み手
段と、 前記第1のポートのアドレスと前記第2のポートで使用
されているアドレスとの一致を検出する第1の比較回路
と、 前記第2のポートで使用されているアドレスと前記アド
レスカウンタが示すアドレスとの一致を検出する第2の
比較回路と、 前記第1のポートで読み出されたデータ及び前記第1の
ポートのアドレスを入力とし前記アドレスに応じたデー
タを出力するセレクタと、前記第1のポートで読み出さ
れたデータを入力とする第1のラッチと、 前記第2のポートで読み出されたデータを保持する第2
のラッチと、 前記第1のラッチの出力及び前記第2のラッチの出力を
入力とし、いずれか一方を選択的に出力する第1のマル
チプレクサと、 前記第1のマルチプレクサの出力及び外部入力データ及
び前記第2のポートのアドレスを入力とする誤り訂正回
路と、 前記誤り訂正回路の出力及び前記セレクタの出力を入力
とし選択的に一方を出力バッファに入力する第2のマル
チプレクサとを備えて構成される。
また本発明の第2の発明の符号を用いた誤り訂正回路を
有するスタチック型の半導体メモリの駆動方法は、 それぞれ独立にアクセスできる第1のポートと第2のポ
ートとの2つのポートを有するメモリセルから成るメモ
リマトリクスと、 前記第1のポートで作用する外部から与えられたアドレ
スに対する読み出し手段と、 前記第2のポートで作用する前記アドレス及びアドレス
カウンタが示すアドレスに対する読み出し、書き込み手
段と、 前記第1のポートのアドレスと前記第2のポートで使用
されているアドレスとの一致を検出する第1の比較回路
と、 前記第2のポートで使用されているアドレスと前記アド
レスカウンタが示すアドレスとの一致を検出する第2の
比較回路と、 前記第1のポートで読み出されたデータ及び前記第1の
ポートのアドレスを入力とし前記アドレスに応じたデー
タを出力するセレクタと、前記第1のポートで読み出さ
れたデータを入力とする第1のラッチと、 前記第2のポートで読み出されたデータを保持する第2
のラッチと、 前記第1のラッチの出力及び前記第2のラッチの出力を
入力とし、いずれか一方を選択的に出力する第1のマル
チプレクサと、 前記第1のマルチプレクサの出力及び外部入力データ及
び前記第2のポートのアドレスを入力とする誤り訂正回
路と、 前記誤り訂正回路の出力及び前記セレクタの出力を入力
とし選択的に一方を出力バッファに入力する第2のマル
チプレクサとを備えてなることを特徴とするスタチップ
型半導体メモリ装置の駆動方法において、 前記半導体メモリ装置に対する外部からの情報読み出し
要求及び情報書き込み要求に対し、第1のサイクルで前
記第1のポートを用いて読み出し動作を行なわせ、読み
出し要求の場合には読み出したデータをそのまま出力さ
せ、書き込み要求の場合には前記第1のポートから読み
出したデータを前記第1のラッチに入力し、第2のサイ
クルで前記誤り訂正回路に入力し誤り訂正されたのち前
記第2のポートを用いて書き込みを行なわせることによ
って対応し、前記書き込みをおこなわない時前記第2の
ポートでは順次前記アドレスカウンタにより指定される
アドレスのメモリセルのデータを読み出し前記第2のラ
ッチに保持する読み出しサイクルと、前記第2のラッチ
に保持されたデータを前記誤り訂正回路に入力し誤り訂
正を行なった後にもとのメモリセルに再書き込みする書
き込みサイクルとからなるチェックモードを行なわせ、
前記第1の比較回路が前記第1のポートのアドレスと前
記第2のポートのアドレスの一致を検出し、かつ前記第
2のポートが書き込み動作を行なう時には、書き込むデ
ータを前記第1のマルチプレクサを経由して第1のポー
トに転送し、前記第2の比較回路が前記第2のポートで
使用されているアドレスと前記アドレスカウンタがしめ
すアドレスの一致を検出したときには、前記第2のラッ
チに保持されているデータを無効とし次の前記チェック
モードは読み出しサイクルとなるように制御することを
含んで構成される。
〔作用〕
本発明は上述の構成をとることにより従来技術における
問題点を改善した。
つまり、ダイナミック型のメモリに用いられている従来
技術をそのままスタチック型のメモリに適用するとデー
タの読み出しと、読み出したデータの誤り訂正後の再書
き込みとを時間的に直列に行なうことになるので、再書
き込みが終了してから次のアクセスが可能になり、この
ため通常のスタチック型のメモリと比較して誤り訂正回
路を付加することによる遅延が大幅に増大するわけで、
本発明では2ポートのメモリセルを用い読み出しと書き
込みのポートを分離することで、読み出し終了するとす
ぐに同じポートで次のアクセスが可能となることを基本
的なアイデアにしており、実行的に再書き込みに要する
時間を見えなくしな。
また読み出し時には誤り訂正を行なわないようにするこ
とで、読み出し時に再書き込みのサイクルが不要になり
、この空いた時間を利用して順次全ピットチェックを行
なうことにより全ピットチェックをユーザが意識する必
要をなくし、オーバヘッドを取り除いたのである。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながら本発明の詳細な説明する。第
1図に本発明の典型的な1実施例のメモリ構成を示す、
なお第1図に示した実施例では、1ビツト構成のメモリ
の場合を表わしているが、これは説明の便宜上のもので
あって多ビツト構成のメモリに適用できることは言うま
でもない。外部からの要求が読み出しの場合がら説明す
る。第1図において外部から入力された行アドレス(A
O9AI、・・・、An)は、2ポートのメモリセルが
ら成るメモリマトリクス27の第1のポート側に作用す
る行アドレスバッファ1にラッチされる。行アドレスバ
ッファ1にラッチされた行アドレス情報は、メモリマト
リクス27の第1のポート側に作用する行選択駆動装置
5を通ってメモリマトリクス27の第1のポート側の1
本のワード線を選択する。
選択されたワード線によりメモリセルから読み出された
データはセンスアンプで増幅される。
また、外部から入力された列アドレス(Be、Bl。
・・・、Bm)はメモリマトリクス27の第1のポート
側に作用する列アドレスバッファ9にラッチされ、その
うちの一部が第1のポート側に作用する列選択駆動装置
14を通って、メモリマトリクス27のセンスアンプで
増幅されたデータのうちの一つの符号を形成するデータ
を選択的にセレクタ21に入力する。セレクタ21には
列アドレスの残りのアドレス情報も入力され、この情報
とデータとから読み出すべきデータを選択し、第2のマ
ルチプレクサであるマルチプレクサ24を通って出力バ
ッファ25に入力し、チップ外部に出力する。
読み出しの場合は誤り訂正を行なわず、従って誤り訂正
後の再書き込みも当然ないのでこれで1サイクルが終了
し、次のアクセスが可能となる。
次に外部から要求が書き込みの場合について説明する。
書き込み要求の場合にもまず第1のポートを用いて書き
込むアドレスを含む符号を形成するデータが読み出され
る。即ち、第1図において外部から入力された行アドレ
ス(Aθ、A1.・・・、An)は、2ポートのメモリ
セルから成るメモリマトリクス27の第1のポート側に
作用する行アドレスバッファ1にラッチされ、メモリマ
トリクス27の第1のポート側に作用する行選択駆動装
置5を通ってメモリマトリクス27の第1のポート側の
1本のワード線を選択する。選択されたワード線により
メモリセルから読み出されたデータはセンスアンプで増
幅された後、外部から入力された列アドレス(BO,I
ll、・・・、8m)の一部により選択された一つの符
号を形成するデータが第1のラッチであるラッチ18に
入力される。この間に行アドレスバッファ1にラッチさ
れた行アドレス情報及び列アドレスバッファ9にラッチ
された列アドレス情報は、それぞれ第2のポート側に作
用する行アドレスバッファ2及び列アドレスバッファ1
0にラッチされる。また書き込むべきデータは外部から
入力バッファ23に取り込まれる。
書き込みの場合の1サイクルはこれで終了し、次のサイ
クルで第2のポートを用いて書き込み動作を行なわれ、
同時に第1のポートでは次のアクセスが可能になる。次
のサイクルでは、ラッチ18に保持されたデータ第1の
マルチプレクサであるマルチプレクサ20を通して誤り
訂正回路22に入力されると共に、入力バッファ23に
保持されていたデータ及び列アドレス情報が誤り訂正回
路22に入力され、書き込むべきデータの符号化、がな
される。符号化されたデータは、第2のポート側に作用
する行アドレスバッファ2及び列アドレスバッファ10
に保持されているアドレス情報で示されるアドレスに書
き込まれる。これで1サイクルが終了するわけであるが
、前述したようにこの時同時に第1のポートでは次の外
部要求を処理する。
以上の説明で理解されるように、第1のポート側は各サ
イクル常に動作するが、第2ポート側は外部要求が書き
込みの場合のみその次のサイクルで動作する。従って本
発明では第2のポート側の空いている時間、つまり外部
要求が読み出しの場合の次のサイクルを利用して順次全
ピットチェックを行なわせる。即ち、1サイクル前に読
み出し要求があった場合、マルチプレクサ4はアドレス
カウンタ3の内容を第2のポートの行選択駆動装置6に
入力するように制御される。同様にマルチプレクサ12
はアドレスカウンタ11の内容を第2のポートの列選択
駆動装置15に入力するように制御される。
2つのアドレスカウンタ3及び11により指定された1
つの符号を形成するデータがメモリマトリクス27から
読み出され第2のラッチであるラッチ19に保持される
。ここまでが1サイクルで行なわれ、この後に発生した
外部読み出し要求の次のサイクルで、ラッチ19のデー
タがマルチプレクサ20を通して誤り訂正回路22に入
力されると共にアドレスカウンタ11の内容が誤り訂正
回路22に入力され誤り訂正された後、書き込みバッフ
ァ26によりアドレスカウンタ3及びアドレスカウンタ
11で示されるアドレスに再書き込みされる。この様に
して2回の読み出し要求の発生で1ビツトのチェックが
完了することになり、これを繰り返すことにより順次全
ビットのチェックをすることが可能となる。
以上述べた本発明における第1のポート及び第2のポー
トの動作例を第2図に示す。図において、Rは外部読み
出し要求による読み出し動作、WRは外部書き込み要求
による読み出し動作、WWが外部書き込み要求による書
き込み動作、ERは全ピットチェックモードにおける読
み出し動作、EWは全ピットチェックモードにおける書
き込み動作を示している。また矢印は一つの読み出し、
書き込み動作のベアを示している。第2図かられかるよ
うに、本発明によれば外部からの要求は第1のポートで
1サイクル毎に受けつけられ、従ってサイクル時間はア
クセス時間と実効的に等しく、しかも全ビットチェック
は第2のポートを利用して行なうのでループは全く意識
しなくてよい。
この様に基本的な動作は第2図に示したものでよいわけ
であるが、ここで問題が2つある。1つは、第2図の3
.5.10サイクル目に示した状態、つまり第1のポー
トで外部からの読み出し要求に対する読み出し動作が行
なわれ第2のポートで書き込み要求に対する書き込み処
理が行なわれている場合における両ポートのアドレスの
一致である。即ち、この場合外部からの読み出し要求は
1つ前のサイクルで書き込んだアドレスのデータを読み
出すことを求めており、この読み出すべきデータはまだ
メモリセルには書き込まれていないため、第1のポート
でそのまま読み出しを実行したので誤ったデータを読み
出してしまうからである。従って第2のポートで書き込
もうとしているデータを読み出す必要がある。第1図に
示した本発明の実施例においては、第1のポートに対す
るアクセスの行アドレスと第2のポートに対するアクセ
スの行アドレスは第1の比較回路である比較器7で比較
され、同様に第1のポート側の列アドレスと第2のポー
ト側の列アドレスは第2の比較回路である比較器13で
比較され、両方の比較結果が一致を示しかつ第2のポー
トの動作が書き込みである時には、制御回路17により
マルチプレクサ24は誤り訂正回路22から出力される
データを出力バッファ25に入力されるように制御され
る。従って、“第1のポート側の外部からの読み出し要
求を処理している場合には第2のポート側の書き込みデ
ータが出力としてでることになり、外部読み出し要求を
正しく満たすことになる。
もう1つの問題は、第2図の4〜6サイクル及び7〜1
0サイクルに示した状態、つまり第2のポートで行なわ
れる全ピットチェックモードの読み出しと誤り訂正後の
再書き込みの間に同じアドレスに対し外部要求による書
き込みが行なわれる場合である。この場合、外部要求に
より書き込んだデータが、書き込み前に読み出された全
ピットチェックモードの再書き込みにより破壊されてし
まう恐れがあるのである。第1図に示した本発明の実施
例において第2のポート側に作用する行アドレスバッフ
ァ2とアドレスカウンタ3の行アドレスは第1の比較回
路である比較器8で比較され、同様に第2のポート側に
作用する列アドレスバッファ10とアドレスカウンタ1
1の列アドレスは第2の比較回路である比較器16で比
較され、両方の比較器の比較結果が一致を示した時、制
御回路17は第2のポート側から読み出したデータを保
持しているラッチ19に制御信号を送信し、ラッチ19
に格納されている前回行なわれた全ピットチェックモー
ドの読み出しデータを無効とさせる。さらに次の全ピッ
トチェックモードを読み出しサイクルにセットする。
この様に駆動することにより、外部書き込み要求前に読
み出されていた全ピットチェックモードのデータは再書
き込みされないので、外部書き込み要求に基づく書き込
みデータの破壊は生じない。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、サイクル時間がアク
セス時間と実効的にほぼ等しく、全ピットチェックによ
るメモリビジーのない誤り訂正回路を有するスタチック
型の半導体メモリ装置及びその駆動方法が得られるとい
う効果がある。また本発明の当然の効果として、アクセ
ス時間が誤り訂正回路を備えていないメモリ装置と殆ん
どかわらないという事実が挙げられる。読み出し時にエ
ラー訂正をしないのであるから当然であるが、第2のポ
ートで順次行なわれる全ビットチェックでソフトエラー
は十分カバーできるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の典型的な1実施例の構成を示すブロッ
ク図であり、第2図は本発明の駆動方法による動作例を
模式的に示した図表である。また第3図は従来の誤り訂
正回路を有する半導体メモリ装置の構成を示すブロック
図である。 1.2.31・・・行アドレスバッファ、5,6゜32
・・・行選択駆動装置、27.33・・・メモリマトリ
クス、22.34・・・エラー訂正回路、9,10゜3
5・・・列アドレスバッファ、14.15.36・・・
列選択駆動装置、3.11・・・アドレスカウンタ、4
.12.20.24・・・マルチプレクサ、7,8゜1
3.16・・・比較器、17・・・制御回路、18.1
9・・・ラッチ、21・・・セレクタ、23・・・入力
バッファ、25・・・出力バッファ、26・・・書き込
みバッファ、37・・・符号選択駆動装置、38・・・
人出力バッファ、R・・・外部読み出し要求による読み
出し動作、WR・・・外部書き込み要求による読み出し
動作、WW・・・外部書き込み要求による書き込み動作
、ER・・・全ピットチェックモードの読み出し動作、
EW・・・全ピットチェックモードの書き込み動作。 第f 図 IN   OUT 第3図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)符号を用いた誤り訂正回路を有するスタチック型
    の半導体メモリ装置において、 それぞれ独立にアクセスできる第1のポートと第2のポ
    ートとの2つのポートを有するメモリセルから成るメモ
    リマトリクスと、 前記第1のポートで作用する外部から与えられたアドレ
    スに対する読み出し手段と、 前記第2のポートで作用する前記アドレス及びアドレス
    カウンタが示すアドレスに対する読み出し、書き込み手
    段と、 前記第1のポートのアドレスと前記第2のポートで使用
    されているアドレスとの一致を検出する第1の比較回路
    と、 前記第2のポートで使用されているアドレスと前記アド
    レスカウンタが示すアドレスとの一致を検出する第2の
    比較回路と、 前記第1のポートで読み出されたデータ及び前記第1の
    ポートのアドレスを入力とし前記アドレスに応じたデー
    タを出力するセレクタと、 前記第1のポートで読み出されたデータを入力とする第
    1のラッチと、 前記第2のポートで読み出されたデータを保持する第2
    のラッチと、 前記第1のラッチの出力及び前記第2のラッチの出力を
    入力とし、いずれか一方を選択的に出力する第1のマル
    チプレクサと、 前記第1のマルチプレクサの出力及び外部入力データ及
    び前記第2のポートのアドレスを入力とする誤り訂正回
    路と、 前記誤り訂正回路の出力及び前記セレクタの出力を入力
    とし選択的に一方を出力バッファに入力する第2のマル
    チプレクサとを備えてなることを特徴とするスタチック
    型半導体メモリ装置。
  2. (2)それぞれ独立にアクセスできる第1のポートと第
    2のポートとの2つのポートを有するメモリセルから成
    るメモリマトリクスと、 前記第1のポートで作用する外部から与えられたアドレ
    スに対する読み出し手段と、 前記第2のポートで作用する前記アドレス及びアドレス
    カウンタが示すアドレスに対する読み出し、書き込み手
    段と、 前記第1のポートのアドレスと前記第2のポートで使用
    されているアドレスとの一致を検出する第1の比較回路
    と、 前記第2のポートで使用されているアドレスと前記アド
    レスカウンタが示すアドレスとの一致を検出する第2の
    比較回路と、 前記第1のポートで読み出されたデータ及び前記第1の
    ポートのアドレスを入力とし前記アドレスに応じたデー
    タを出力するセレクタと、 前記第1のポートで読み出されたデータを入力する第1
    のラッチと、 前記第2のポートで読み出されたデータを保持する第2
    のラッチと、 前記第1のラッチの出力及び前記第2のラッチの出力を
    入力とし、いずれか一方を選択的に出力する第1のマル
    チプレクサと、 前記第1のマルチプレクサの出力及び外部入力データ及
    び前記第2のポートのアドレスを入力とする誤り訂正回
    路と、 前記誤り訂正回路の出力及び前記セレクタの出力を入力
    とし選択的に一方を出力バッファに入力する第2のマル
    チプレクサとを備えてなることを特徴とするスタチック
    型半導体メモリ装置の駆動方法において、 前記半導体メモリ装置に対する外部からの情報読み出し
    要求及び情報書き込み要求に対し、第1のサイクルで前
    記第1のポートを用いて読み出し動作を行なわせ、読み
    出し要求の場合には読み出したデータをそのまま出力さ
    せ、書き込み要求の場合には前記第1のポートから読み
    出したデータを前記第1のラッチに入力し、第2のサイ
    クルで前記誤り訂正回路に入力し誤り訂正されたのち前
    記第2のポートを用いて書き込みを行なわせることによ
    つて対応し、前記書き込みをおこなわない時前記第2の
    ポートでは順次前記アドレスカウンタにより指定される
    アドレスのメモリセルのデータを読み出し前記第2のラ
    ッチに保持する読み出しサイクルと、前記第2のラッチ
    に保持されたデータを前記誤り訂正回路に入力し誤り訂
    正を行なった後にもとのメモリセルに再書き込みする書
    き込みサイクルとからなるチェックモードを行なわせ、
    前記第1の比較回路が前記第1のポートのアドレスと前
    記第2のポートのアドレスの一致を検出し、かつ前記第
    2のポートが書き込み動作を行なう時には、書き込むデ
    ータを前記第1のマルチプレクサを経由して第1のポー
    トに転送し、前記第2の比較回路が前記第2のポートで
    使用されているアドレスと前記アドレスカウンタがしめ
    すアドレスの一致を検出したときには、前記第2のラッ
    チに保持されているデータを無効とし次の前記チェック
    モードは読み出しサイクルとなるように制御することを
    特徴とするスタチック型半導体メモリ装置の駆動方法。
JP62013565A 1987-01-22 1987-01-22 スタチツク型半導体メモリ装置及びその駆動方法 Pending JPS63181197A (ja)

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JPS63181197A true JPS63181197A (ja) 1988-07-26

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JP (1) JPS63181197A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6351412B1 (en) 1999-04-26 2002-02-26 Hitachi, Ltd. Memory card
JP2015122132A (ja) * 2013-12-20 2015-07-02 富士通セミコンダクター株式会社 メモリ装置及びメモリ装置の制御方法

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