JPS63179964A - 水性分散液、その製造方法および分散液のサイズ剤としての使用方法 - Google Patents

水性分散液、その製造方法および分散液のサイズ剤としての使用方法

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ポリアルミニウム化合物を含有する、ロジン
および合成セルロース反応性サイズ剤の水性分散液に関
する。より詳細には、本発明は分散相中の粒子がロジン
と合成サイズ剤の混合物を含有するような分散液に関す
る。本発明は分散液の製造方法、および紙、板紙、およ
び同様の製品の製造における疎水剤としての分散液の使
用にも関する。
[従来の技術およびその問題点コ 紙、板紙、および同様の製品の最も重要な特性の一つは
、水および他の液体に対する耐浸透性である。紙製品に
疎水性を付与する二つの主要な方法は、内面サイジング
と表面サイジングである。
内面サイジングは紙の全構造に疎水効果を与えるのに対
し、表面サイジングの効果はどちらかといえば実際の表
面構造に限定されており、これらの二つの方法は組合せ
て使用することもできる。
内面サイジングとは適当な化学物質のセルロース原料へ
の添加のことで、これらの化学物質はセルロース上に吸
着されるかセルロースと反応する。
内面サイジングでは、みょうばんによる沈澱によってセ
ルロースに固定されるロジン、あるいはアルキルケテン
二量体、イソシアネート、酸無水物および塩化カルバモ
イルのような合成サイズ剤が主に使用される。
ロジンは以前はいわゆるペーストサイズの形態で主に使
用されていたが、しばらく前から遊離ロジン含量が高く
粒度が極めて小さいロジンの水性分散液の形態でのロジ
ンの使用が開発されてきた。
この種の分散剤は、たとえば米国特許第3817788
号および英国特許第1551845号に開示されている
ように、種々に装填された乳化機(dif’feren
tlycharged emulsifiers )を
用いて製造される。
ロジンによる内面サイジングは確かに最終紙製品に対し
て水の浸透に対する良好な抵抗性を付与するが、乳酸の
ような酸性液体による浸透に対しては十分な抵抗が付与
されないことも多く、そのためにロジンでサイズした紙
および板紙の有用性が制限されている。内面サイズとし
てロジンはまた、原料のpHおよび温度が限定されると
いう欠点がある。ロジンのさらなる欠点は、十分な効果
をあげるのに比較的大量のロジンを使用する必要がある
ことである。ロジンの強化、すなわちα。
β−不飽和多塩基酸またはその無水物、たとえばフマル
酸、マレイン酸およびイタコン酸、またはその無水物と
の反応は、疎水化効果を増大する。
しかし強化度が上昇すると軟化点および溶融ロジン相の
粘度が上昇し、そしてこのことはこの種の=  4 − ロジン分散液の製造に極めて高温が必要とされることを
意味し、これは経済的に見ても技術的に見ても望ましく
ない。ロジン材料の軟化点が高すぎてもサイズ効果が損
われ、したがってサイズ効果を増大させるためのロジン
の強化はある程度以上行うことはできない。
ロジン分散液はいくつかの欠点があるにもかかわらず広
く使用されており、どのような場合でも合成サイズ剤で
代用するわけにはいかない。合成サイズ剤と対照的に、
ロジンはたとえばヤンキー・シリンダとの良好な粘着性
を付与し、したがってロジン分散液はこの種のシリンダ
が使用される紙の製造に使用することができる。
合成サイズ剤、たとえばケテン二量体、酸無水物、イソ
シアネートおよび塩化カルバモイルはセルロースと反応
して不可逆的な結合を与える。これらのサイズ剤は一般
に、少量の添加量で水と他の液体の両方に極めて良好な
サイズ効果を及ぼす。
これらのサイズ剤は広いpH@囲にわたって効果があり
、高いpHでも効果がある。合成サイズ剤の欠点の一つ
はロジンより相当高価なことであるが、これは場合によ
ってはもっと少量でもっと効率を上げることによって同
等とすることができる。
合成サイズ剤は荷電分散液の形態で原料に加えられ、化
学物質の反応性のせいで水中で加水分解が生じる危険性
があり、このことがら貯蔵安定性のある分散液を得、分
散液の活性の低下を防止する上での問題が生じる。
ロジンと特定の合成サイズ剤、たとえばケテン二量体、
酸無水物およびイソシアネートを組合せて、もっと広範
に有用なサイズ剤を得ることが知られている。ロジンお
よび上述の合成サイズ剤を含む陽イオン分散液がヨーロ
ッパ特許出願第74544号に開示されている。これら
の分散液は分散相としてロジンの粒子だけでなく合成サ
イズ剤の粒子も含有している。ヨーロッパ特許出願ニ開
示されたサイジングの方法では、陽イオンロジン分散液
と合成サイズ剤の陽イオン分散液を原料に別々に添加す
ることも開示されている。
みょうばん、すなわち硫酸イオンがアルミニウムイオン
に関して過剰である硫酸アルミニウム、が一般に、ロジ
ン単独によるサイジングの場合も上述のヨーロッパ特許
のロジンと合成サイズ剤の組合せによるサイジングの場
合も、アルミニウムーロジネート複合体の形成に使用さ
れる。ロジンによるサイジングの際に、みょうばんのか
わりに、いわゆるポリアルミニウム塩を使用することも
公知である。これはたとえばヨーロッパ特許出願第85
905341.5号に開示されており、この出願はこの
種のアルミニウム化合物およびロジン材料を含有する陽
イオン水性分散液に関するものである。
〔問題点を解決するための手段及び作用・効果]本発明
では、ロジン材料と特定の合成サイズ剤。
を水性分散液中でポリアルミニウム化合物と結合せるこ
とにより、紙製品の製造に関して極めて広い分野で有用
で各薬剤の特性が極めて有利に利用され増大しているだ
けでなく、他の実質的な利点も有する生成物を得ること
ができることを見出した。本発明のロジンと合成サイズ
剤との組合せは、分散相中の粒子がロジン材料と合成サ
イズ剤の混合物から構成されている水性分散液である。
このことによりロジン材料の軟化点の低下が達成され、
その結果繊維上での拡がりがさらに良好になり、優れた
サイジングが得られる。このロジン材料の軟化点の低下
、および分散相の粘度の低下は、分散液を実質的にもっ
と低い温度で製造できることを意味し、このことは加熱
および設備の磨耗のための費用がかなり低減できること
から経済的に重要である。本発明の分散液の「混合粒子
」中のロジンについては、ロジンを合成サイズ剤と混合
するこことによって結晶化の危険性が低減し、その結果
ロジンの結晶化を低減するために通常使用するホルムア
ルデヒドの必要性が低減することにも言及しておかねば
ならない。
本発明の分散液中の粒子は2種の材料の均一な混合物か
らできているので、合成サイズ剤はロジン材料によって
相当程度保護され、したがって分散液中の合成サイズ剤
は相当加水分解しにくくなる。強化ロジンは一般に1.
05g/cm’より密度が大きく、そしてこの密度はと
りわけ強化度および−8= 不純物に左右される。それ自体が約0.9〜0.95g
/ am 3というロジンより低い密度を有する合成サ
イズ剤で増量することによって、分散剤中の粒子の密度
は分散剤中のロジン物質の密度より低くなる。この密度
の低下によって分散液中での沈降の危険性が低減し、本
発明の「混合粒子」により極めて安定な分散液を得るこ
とができる。
2つの異なった種類のサイズ剤を実際に組合せることに
よって得られる利点については、サイズ用分散液の粒子
中に合成サイズ剤がより少ない量含まれていると、生成
した紙の乳酸に対する抵抗性が著しく向上することに特
に言及しておく必要がある。ロジンを少量含有し、主に
合成サイズ剤を含有する場合には、ヤンキーシリンダに
ある程度粘着する生成物が得られ、また合成サイズ剤の
繊維への分布が向上する。粒子中に少なめの量の合成サ
イズ剤が存在する場合の上述の耐乳酸性の向上は、牛乳
のパッケージや同様のパッケージの近年開発されてきた
新たな滅菌法にとっては特別な価値がある。これらの方
法では過酸化水素が使用され、そして本質的に良好な耐
乳酸性を有する合成サイズ剤の耐過酸化水素性が十分で
ないのに対し、本質的に耐乳酸性を有さないロジン材料
は対過酸化水素性が良好である。本発明の分散液はロジ
ンと合成サイズ剤の混合粒子だけでなくポリアルミニウ
ム化合物も含有し、このことは実際のサイジング法を広
範なものとし、サイジングをもっと広範囲のpHで行な
うことができ、たとえば充填剤として炭酸カルシウムを
用いたときにも十分に満足なサイジングが得られること
を意味する。
驚くべきことに、ポリアルミニウム化合物を含有する本
発明の分散液を用いると、混合粒子の分散液を使用して
混合粒子中のロジンのロジネートを形成するために従来
通りみょうばんを原料に加えた場合と比較して、酸性液
体に対する抵抗性が改善され、かつ過酸化水素に対する
抵抗性が改善されることが見出された。したがって本発
明の分散液は、ロジンと合成サイズ剤の組合せによって
、疎水化に必要なすべての化学物質を有する一成分(o
ne−component )系を形成する。ポリアル
ミニウム化合物が分散液中に添加されて存在するので、
ポリアルミニウム化合物とロジン材料との緊密な接触が
得られ、そしてこのことは、原料中での抵抗する否定的
な反応である水酸化アルミニウムおよび負のアルミネー
トイオンの沈澱が生ずるのに十分な時間がなく、目的と
するアルミニウムーロジネート錯体の形成が得られ、そ
れによってサイジングが改良されることを意味する。
したがって本発明は、分散相がロジン物質と合成サイズ
剤の混合物を含有する粒子からなり、分散液が各イオン
が4個以上のアルミニウム原子を含むポリアルミニウム
化合物を含有する水性分散液に関するものである。
分散液中に存在するポリアルミニウム化合物それ自体は
、従来から公知のものである。ポリアルミニウム化合物
は塩基性で多核錯体から構成されると定義される。ポリ
アルミニウム化合物は、水性溶液中では1イオン当り4
個以上、好ましくは10個を超えるアルミニウム原子を
含む。錯体中のアルミニウム原子数の上限は水性相の組
成に左右され、たとえば濃度およびpHに応じて変化す
ることができる。通常この量は30を超えることはない
。水酸化物イオンを除いた対イオンに対するアルミニウ
ムのモル比は0.4:1以上、好ましくは0.85:1
以上とする必要がある。この種の硫酸ポリアルミニウム
はたとえばヨーロッパ特許出願第82015号に記載さ
れている。塩化ポリアルミニウムの例としては、ロクロ
ン(Locron)の名称で販売されている塩基性の塩
化ポリアルミニウムを挙げることができるが、これは正
味の式(netformula):(AJ 2 (OH
)s CJ ・5H20) xを有し、水性溶液中で錯
イオン(AJ+304(OH) 24 (H20) +
2) ハを生じる。アルミニウム化合物中の対イオンは
塩素イオンまたは硫酸イオン、またはそれらの混合物で
あるのが好ましいが、これらを部分的に有機イオン、た
とえばクエン酸、酒石酸、またはグルコン酸イオンで代
替することもできる。塩化ポリアルミニウムを使用する
のが特に好ましい。
本発明の分散液中のサイズ剤は、主にロジン物質とする
ことも主に合成サイズ剤とすることもでき、粒子の主成
分である混合物は10〜96重量%のロジンを含有する
のが適当である。合成サイズ剤は好ましくは、疎水化用
塩化カルバモイル、ケテン二量体、または酸無水物であ
る。
本発明の分散液に使用するロジン材料は高い遊離ロジン
含量、すなわち約200以上の高い酸価、および低い無
水物誘導体含量を有する必要があり、実質的にケン化ま
たはエステル化されてはならない。ロジンおよびロジン
材料は本発明では公知の種類のロジン、たとえばガムロ
ジン、ウッドロジンおよびタル油ロジンのことを言う。
ロジンは公知の方法で強化する前に粗製、精製、調和(
proportioned)または変性されていてもよ
い。強化ロジンをたとえばホルムアルデヒドまたはヨウ
素で処理して結晶化を防止することもできる。さきにも
述べたように、本発明でのロジン材料の混合は、結晶化
を低減するための化学物質の必要性を減らすことができ
ることを意味し、このことは最も頻繁に使用されるこの
種の化学物質、たとえばホルムアルデヒドについて特に
有利である。ロジン材料は好ましくは強化ロジン、すな
わちα、β−不飽和多塩基酸またはその無水物、たとえ
ばフマル酸、マレイン酸、イタコン酸およびそれらの無
水物と反応させたロジンである。強化タル油樹脂が特に
適当である。強化ロジンは通常、強化ロジンの全重量に
基すいて約5〜10重量%の付加物である酸または無水
物を含有する。本発明に従う組合せでは、このような通
常の方法で強化したロジンももちろん使用できるが、約
15%以下のもっと強化度の高いロンジ材料も何ら不利
なく使用することができる。
本発明の分散液の混合粒子中の合成サイズ剤は、疎水化
用塩化カルバモイル、ケテン二量体、酸無水物または有
機イソシアネートである。これらの化合物はそれ自体は
周知のセルロース反応性サイズ剤である。疎水化用塩化
カルバモイルはたとえば米国特許第3887427号に
開示されており、式:を有し、式中のR1基は約8〜4
0個の炭素原子を有する有機疎水基、モしてR2もこ9
種の基または低級アルキル基である。塩化カルバモイル
中のR1およびR2は両方とも有機疎水基、特に約12
〜30個の炭素原子を有するアルキル基とするのが適当
である。
ケテン二量体は次式: %式% を有し、式中のR1およびR2は両方とも有機疎水基、
通常アルキル基である。
酸無水物は一般式: で表わされ、式中のRoおよびR2は有機疎水基で、通
常具なったこの種の基である。合成サイズ剤としてイソ
シアネートを含有する混合粒子を用いて分散液をつくる
こともそれ自体は可能である。
しかしこれらの合成サイズ剤は少量添加しても、ロジン
の軟化点にも密度にも実質的な影響を与えないことを見
出した。
本発明では、分散液の混合粒子中の合成サイズ剤をケテ
ン二量体または塩化カルバモイル、特に塩化カルバモイ
ルとするのが好ましい。塩化カルバモイルは軟化点、密
度および粘度に極めて良好な影響を与える。また塩化カ
ルバモイルを含有する混合粒子の分散液は広範囲のp)
(にわたって有効で、極めて良好な耐乳酸性を与える。
−16一 本発明の分散液では、分散相はロジンと合成サイズ剤の
混合物の粒子からなり混合物は10〜96重量%のロジ
ンを含有する。粒子は2種の活性サイズ剤の均一な混合
物を含有するので、分散液中の各粒子の重量比はこの範
囲となる。本発明の分散液中の粒子は、本質的に2種の
活性サイズ剤の組合せからなる。少量の不活性炭化水素
、パラフィンももちろん存在することができる。しかし
これらの量は、活性サイズ剤の配合物の量を基準とすれ
ば、25重量%を超えないのが好ましい。
分散液中には、ポリアルミニウム化合物が分散液中のロ
ジンの量に対するアルミニウムとして計算して少なくと
も5重量%存在する。上限は臨界的ではないが、200
重量%以上とすることもできる。好ましい量は分散液中
のロジン材料を基準とすれば、20〜60重量%の範囲
内にある。分散/液のpHは通常3.0〜4.5の範囲
とする。
混合粒子の分散液は、陰オン性、陽イオン性または非イ
オン性とすることができ、このことは混合粒子の分散液
を言及した種類の分散剤を使用して生成したことを意味
する。分散液が少なめの量のロジンを含有する場合には
分散液を陽イオン性とするのが好ましく、一方ロジンの
量が多い分散液は陰オン性または陽イオン性とすること
ができる。ロジンの量が多い分散液では、混合物は96
〜80重量%、好ましくは96〜90重量%のロジンを
含有するのが適当である。ロジンの量が少なく、合成サ
イズ剤の量が多い分散液では、混合物は10〜60%、
好ましくは20〜40%のロジンを含有するのが適当で
ある。最初に言及した種類の分散液、すなわち主にロジ
ンを含有する分散液が、ロジンの軟化点の低下などの上
述の利点が特に顕著なので本発明では特に好ましい。合
成サイズ剤はその性質上、それでサイズした紙および板
紙に良好な耐乳酸性を付与する。少星の合成サイズ剤を
含有する、したがって変性ロジンの分散液と考えること
もできる本発明の分散剤では、耐乳酸性が顕著に上昇す
ることが見出されている。
分散液の乾燥含量すなわちサイズ剤の合計量は、4〜2
5重量%の範囲とする必要があり、10〜20重量%の
範囲とするのが適当である。
混合粒子の分散液は、陽イオン、陰イオンおよび非イオ
ン分散剤の群のうちの一種または数種の分散剤を使用し
て製造する。分散剤の量は、分散液に所望の充JJ!(
チャージ)および貯蔵安定性を付与するのに十分な量と
する必要があり、通常サイズ剤の量を基準として2重量
%以上とする必要がある。上限は臨界的ではないが、通
常5重量%を超えて使用する必要があることはほとんど
ない。
分散剤の要件は、所望の正味充填量(net char
ge)が得られ、分散液の疎水化効果に悪影響を与えな
いことである。陰オン分散剤はたとえば硫酸アルキル、
スルホン酸アルキル、スルホン酸アルキルアレーンなど
から選ぶことができる。特に適当な陰イオン分散剤は硫
酸アルキルおよびスルホン酸アルキル、たとえばラウリ
ル硫酸ナトリウムである。陽イオン分散剤は、たとえば
第四アンモニウム化合物および第三アミンの塩のような
窒素含有分散剤とすることができる。第四アンモニウム
化合物が特に適当な陽イオン分散剤である。非−19= イオン分散剤は、たとえばアルコキシル化好ましくはエ
トキシル化アルコール、アルキルフェノールおよび脂肪
酸、炭素原子数2〜8の多価アルコールの部分脂肪酸エ
ステル、またはこれらの無水誘導体およびこれらのアル
コキシル化誘導体とすることができる。保護コロイドま
たは歩留向上剤、たとえば陽イオン澱粉、セルロース誘
導体、グアーガム、ポリアクリルアミド、ポリエチレン
イミン、ポリアミン、ポリアミドアミン、ポリアミドア
ミン、またはポリアクリレートも分散液中に含有させる
ことができる。
サイズ剤の分散液は、高含量の遊離ロジンを含む分散液
の形態のロジン分散液の製造に通常使用される技術を使
用した、それ自体は従来からの方法で、すなわち水中に
おいて分散剤の存在下で、分散相として一般に約0,1
μm以下の微細な粒子が得られるよう高剪断力および相
当の高温を使用して活性物質を均質化することによって
製造した。
本発明で均質化する活性物質は、ロジンと合成サイズ剤
の均質混合物である。この均質混合物は好ましくは溶融
ロジンを激しく混合し、それに合成サイズ剤を加えるこ
とによって製造する。合成サイズ剤は溶融ロジンに固体
の形態で加えることができ、そうするとロジンと接触し
て溶融する。しかし各材料が各溶剤中に溶解した溶液か
ら出発して、均一な混合物を得ることもできる。ロジン
と合成サイズ剤の混合物は、分散剤の存在下でたとえば
静的(5tatic) ミキサまたはウルトラ・テユラ
ックス(Uetra Turrax)装置を用いて充分
撹拌することによって水に分散する。あたたかい分散相
を次に均一化する。この過程は好ましくは連続的に、高
温でできるだけ短時間に行う必要がある。
得られた分散液は冷却される。
ロジンと合成サイズ剤の均質混合物が均質化されている
ということは、全固形物質がロジン単独より軟化点が低
く、シたがって通常のロジン分散液の製造で使用されて
いるのと比べて実質的に低い均質化温度および圧力を使
用することができることを意味する。このことは、加熱
の必要性が低減し設備の磨耗が減るという点からだけで
なく、系の安定性の点からみても有利である。本発明で
分散液を製造する際は、均質化の温度は100℃以下に
適当に保つことができ、均質化を通常の圧力で行える。
ポリアルミニウム化合物は混合物の分散液に、以上の開
示内容による分散液の製造時に投入したり、分散液の製
造後に上述のように製造した分散液に別々に加えたり、
分散液を製紙に使用する際に加える。ポリアルミニウム
化合物は、驚くべきことにロジンと合成サイズ剤の配合
物の陰イオン性分散液にも、しかも相当高い固形分含量
で投入することができる。このことにより合成サイズ剤
とポリアルミニウム化合物とのさらに強い結合が得られ
、その結果サイズ効果が改善される。
本発明は、ロジンと合成サイズ剤の混合物を含有する水
性分散液の製造方法にも関する。この方法では、ロジン
と合成サイズ剤の均質混合物を製造し、この混合物を次
に分散剤の存在下で水に分散し、この工程をポリアルミ
ニウム化合物の存在下で実施するか、この代わりにポリ
アルミニウム化合物を混合粒子の水性分散液に加える。
相、分散液などの混合は上述のようにして、上述の分散
剤を使用することによって行うことができる。得られた
分散液中の粒子は、実質的に相を混合したときの割合の
2種の活性サイズ剤の混合物から構成されているはずで
ある。また粒子の密度は使用した強化ロジン材料の密度
より低くなるはずである。分散液中の乾燥含量すなわち
ロジンと合成サイズ剤の含有量は、4〜25重量%の範
囲とするのが適当である。ポリアルミニウム化合物はロ
ジンの量に対して上述の量となるように加える。
得られた分散液は、分散相中の粒子がすべて同じ密度を
有し、合成サイズ剤の多くの部分がロジン材料によって
保護されることによって加水分解しにくくなり、そして
ポリアルミニウム化合物を含有する分散液が完全な一成
分サイズ系を形成しているので、極めて良好な安定性を
有する。
本発明の分散液は、紙、ボード、板紙および同様のセル
ロース繊維製品のサイジングに特に適当で、このような
使用も本発明の一部を形成する。
この分散液は内面サイジングおよび表面サイジングに使
用することができる。この分散液は内面サイジングに使
用するのが好ましいので通常の方法でセルロース原料に
加えればよく、通常製紙で使用される化学物質、たとえ
ば歩留向上剤、填料、湿紙強度増強樹脂などももちろん
本発明の分散液とともに使用することができる。歩留向
上剤のような紙用化学物質も必要に応じて実際の分散液
中に投入することができる。分散液は、セルロース繊維
の量を基準としてサイズ剤が0.05〜1重量%となる
のに対応した量を使用するのが適当である。
[実施例] 本発明をさらに以下の実施例で例示するが、本発明はこ
れらによって限定されるものではない。
特記しない限り、部およびパーセントはそれぞれ重量部
および重量%を示す。
実施例1 50部の強化タル油樹脂を150℃に加熱し、かきまぜ
ながら20部のパラフィンを加えた。温度を65℃に下
げ、9部の塩化ジステアリルカルバモイルを加え、混合
物を室温に冷却した。30部のこの混合物を40℃にあ
たため、100部の塩化ジステアリルジメチルアンモニ
ウムを含有する720部の水を、激しくかきまぜながら
60秒間ウルトラ・テユラックス(Ultra Tur
rax)中で加えた。
次に分散液を急速に冷却し、2つの部分に分けた。
純粋な分散液を番号IAとして評価した。
375部の分散液に、ヘキスト(Hoechst)社か
らロクロン(Locron)の商品名で販売されている
塩化ポリアルミニウムの4%溶液を375部加え、これ
をpHが3.3の分散液IBとして評価した。
実施例2 30部の実施例1のサイズ剤組成物を、1.6部の塩酸
ジステアリルアミンを含有する720部の水に、35℃
で90秒間にわたって分散した(分散液2A)。この半
分である375部に、ヘキスト社からロクロンの商品名
で販売されている塩化ポリアルミニウムの4%溶液を3
75部加えた。この分散液をpHが3.1の分散液2B
とした。
実施例3 40部の実施例1−のサイズ剤組成物を32℃にあたた
めた。2部の陽イオン澱粉とヘキスト社からロクロンの
商品名で販売されている塩化ポリアルミニウム40部と
を含有する720部の水性相を28℃にあたためた。
サイズ剤組生物にまず2部のモノステアリルグリセリド
を加え、次に水性相を激しくかきまぜながら90秒にわ
たって加えた。得られた分散液のpHは3.3であった
実施例4 40部の実施例1のサイズ剤組成物を34℃にあたため
、3.2部のラウリル硫酸ナトリウムを含有する720
部の水性相に105秒にわたって分散した。これを4A
として評価する。100部のこの実施例の分散液を、ヘ
キスト社からロクロンの商品名で販売されている塩化ポ
リアルミニウムの5%水溶液100部に加え、これを4
Bとして評価した。
分散液のpHは4Aについては3.7.4 Bについて
は3.4であった。
 27 一 実施例5 50部の強化タル油樹脂を150℃に加熱し、次に20
部のパラフィンをかきまぜながら加えた。
温度を65℃に下げ、14部の塩化ジステアリルカルバ
モイルを加え、そしてこの混合物の温度を室温に下げた
。32部のこの相を37℃にあたため、これに1.5部
の塩酸ジステアリルアミンを含有する750部の水性相
を激しくかきまぜながら加えた。この分散液5AはpH
が8.8であった。
分散液が室温まで冷却したら、ヘキスト社からロクロン
の商品名で販売されている塩化ポリアルミニウムの4%
溶液750部を加えた。この分散液5BはpH3,3で
あった。
実施例6 18部の塩化ジステアリルカルバモイルを40℃にあた
ため、これに1.0部のメチルヒドロキシエチルセルロ
ースおよび0.6部のポリエチレンイミンを含有する4
0℃の水性相82部を、激しくかきまぜながら120秒
にわたって加えた。分散液6AのpHは4,2であった
。塩化カルバモイルの−28= かわりにジステアリルケテン二量体を用いてこの手順を
繰返し、pHが4.5の分散液6Bを得た。
実施例7 35部の強化タル油ロジンを高圧ホモジナイザ中で、1
.1部のラウリル硫酸ナトリウムを含有する65部の水
に160℃で分散した。
この分散液は7Aとして評価し、pHが3.4であった
。この分散液の10%希釈液を、ヘキスト社からロクロ
ンの商品名で販売されている塩化ポリアルミニウムの1
0%溶液に加え、この分散液はpHが3.2であり、こ
れを分散液7Bとして評価した。
実施例8 標準法5CAN−C23Xに従って室験室規模で、pH
4,5で漂白硫酸パルプから坪量が190g/rr?の
紙シートを製造した。下記の表に、TAPPI標準規格
T 4410S−63にしたがって測定したコブ(C。
bb)値、テトラバック社(TETRA−pak )の
標準規格による1%乳酸の25℃、60分の端部浸透量
、およびテトラバック社のすすめる方法による35%H
2O2溶液の70℃、10分間の端部浸透量を示す。塩
化ポリアルミニウムを含有しないロジン分散液および混
合分散液には、3%みょうばんを別々に加えた。合成サ
イズ剤のみの分散液はアルミニウム化合物なしに評価し
た。
実施例9 未漂白硫酸パルプを用い、原料のpHを変えた以外は、
実施例8と同様にして紙シートを製造し評価した。
実施例10 未漂白硫酸パルプからの紙シートを実施例8にしたがっ
て製造し評価した。塩化ポリアルミニウムを含有しない
分散液については、相当量をpH4,5でのサイズ剤の
添加直後に原料に別々に加えた。
実施例11 紙シートを実施例9にしたがってpH3,6で製造した
。分散液4Aの評価の際は、乾燥セルロースに対する乾
燥量で計算して2.0%のみょうばんを添加した。
−31一 実施例12 実施例5のサイズ剤組生物40部を30℃にあたため、
3.4部のラウリル硫酸ナトリウムを含有する水性相3
60部に、90秒間分散した。
17.3%のAρを含有し、OH/A N −1,7の
硫酸ポリアルミニウム1部を、50℃に加熱しながら水
2部に溶解した。疎水化用組生物の分散液28部を、硫
酸ポリアルミニウム溶液10部によくかきまぜながら溶
解した。得られた分散液のpHは3.9であった。
実施例13 未漂白硫酸パルプ−を使用し、原料のpHを7.5とし
た以外は実施例8と同様にして、紙シートを製造し評価
した。
−32一 実施例14 AB CDM社からエコフロック(Ekoflock)
の商品名で販売され、5.8%のAJ、10%のCJお
よび2,0%のS04を含有するポリアルミニウム化合
物から、10%溶液(番号14A)を製造した。
ヘキスト社からロクロンの商品名で販売され、式AJ2
  (OH)s CJ中5H20を有するポリアルミニ
ウム化合物から10%溶液(番号14B)を製造した。
溶液14Aの1.2部に対し、乾燥含量を10%とした
、実施例5の分散液1部をよくかきまぜながら加えた。
この分散液14DのpHは3.2であった。
実施例15 未漂白硫酸パルプをpH4,5で使用し、実施例実施例
16

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、分散相がロジン材料と合成サイズ剤の混合物を含有
    する粒子からなり、分散液が各イオンが4個以上のアル
    ミニウム原子を含む、ポリアルミニウム化合物を含有す
    ることを特徴とする水性分散液。 2、ロジン材料と合成サイズ剤の混合物が、10〜96
    重量%のロジン材料を含有することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の分散液。 3、合成サイズ剤が塩化カルバモイルまたはケテン二量
    体であることを特徴とする特許請求の範囲第1項または
    2項記載の分散液。 4、ポリアルミニウム化合物が塩化ポリアルミニウムま
    たは硫酸ポリアルミニウムであることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の分散液。 5、ポリアルミニウム化合物中の、アルミニウムの水酸
    化物イオンを除いた対イオンに対するモル比が0.4:
    1以上であることを特徴とする特許請求の範囲第1また
    は4項記載の分散液。 6、分散液中に、ポリアルミニウム化合物が、ロジン材
    料に対するアルミニウムとして計算して5〜200重量
    %の量存在することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    ないし5項までのいずれかに記載の分散液。 7、ロジンおよび合成サイズ剤の混合物を含有する水性
    分散液を製造するにあたり、ロジン材料と合成サイズ剤
    を含有する均質混合物を製造し、その後この均質混合物
    を分散剤の存在下で水に分散し、その際に各イオンが4
    個以上のアルミニウム原子を含有するポリアルミニウム
    化合物が、分散時に添加されるか、あるいはこの代わり
    に、製造した分散液に添加されることを特徴とする水性
    分散液の製造方法。 8、製造される均質混合物が、10〜96%重量%のロ
    ジン材料および4〜90重量%の合成サイズ剤を含有す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第7項記載の方法。 9、合成サイズ剤がケテン二量体または塩化カルバモイ
    ルであることを特徴とする特許請求の範囲第7または8
    項記載の方法。 10、分散相がロジン材料と合成サイズ剤の混合物を含
    有する粒子からなり、分散液が各イオンが4個以上のア
    ルミニウム原子を含むポリアルミニウム化合物を含有す
    る水性分散液の紙、板紙、ボードおよび同様の製品の製
    造時のサイズ剤としての使用方法。
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