JPS63179420A - ３ビ−ム方式光ピツクアツプ装置の回折格子方向検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 １生１１ 本発明は、３ビーム方式光ピックアップ装置の回折格子
方向検出装置に関する。

１且Ｕ ３ビーム方式光ピックアップ装置の一例を第９図に示す
。第９図において、ピックアップボディ１内には２つの
円筒状ホルダ２．３が設けられ、これらホルダは各ホル
ダの中心軸に沿って移動自在でかつ該中心軸を中心に回
動自在となっている。

ホルダ２の端部にはグレーティング４が固着されており
、このグレーティング４はその回折作用によって、光源
であるレーザダイオード５から発せられる単一の光ビー
ムを０次光及び±１次光の３本の光ビームに分割する。

ホルダ３内にはコリメータレンズ６が１Ｉｌｌｉ看され
ており、このコリメータレンズ６はグレーティング４で
分割された各光ビームを平行光にする作用をなす。

コリメータレンズ６を経た３本の光ビームは、ビームス
プリッタ７、波長板８、全反射プリズム９及び対物レン
ズ１０を経てディスク１１の記録面に照射される。

ピックアップボディ１の上部にはトラッキングアクチュ
エータ及びフォーカスアクチュエータを含む対物レンズ
駆動機構１５が設けられている。

この対物レンズ駆動機構１５におけるフォーカスアクチ
ュエータによって対物レンズ１０がディスク１１の記録
面に対して垂直な方向に移動し、またトラッキングアク
チュエータによって対物レンズ１０がディスク半径方向
に移動する。この対物レンズ駆動機構１５によって第１
０図に示す如くディスク１１の記録面上に記録情報検出
用の光スポット１２と、トラッキング情報検出用の一対
の光スポット１３ａ、１３ｂが形成され、かつこれら光
スポット１２．１３ａ及び１３ｂのディスク半径方向に
おける位置制御がなされる。尚、光スポット１２．１３
ａ及び１３ｂの中心を通る直線αは、グレーティング４
の格子の方向によってビット列からなるトラック１４と
所定の角度を有している。

ディスク１１の記録面で反射された光スポット１２．１
３ａ及び１３ｂからの反射ビームは対物レンズ１０．全
反射プリズム９及び波長板８を介してビームスプリッタ
７に入射し、このビームスプリッタ７で光路変更されシ
リンダレンズ１６を経てフォトディテクタ１７に入射す
る。

フォトディテクタ１７は、第１１図に示すように、記録
情報検出用の光スポット１２からの光ビームを受光する
いわゆる４分割型ディテクタ１８と、トラッキング情報
検出用の一対の光スポット１３ａ、１３ｂからの光ビー
ムを受光する一対のディテクタ１９ａ、１９ｂとからな
る。そして、４分割型ディテクタ１８の４つの出力は図
示せぬ加算器において加算されて読取ＲＦ（高周波）信
号となり、一対のディテクタ１９ａ、１９ｂの各出力は
差動アンプ２０に供給され、その差動出力がイコライザ
アンプ２１を介して対物レンズ駆動回路１５におけるト
ラッキングアクチュエータを駆動する電磁コイル（図示
せず）に供給される。

以上の如きピックアップ装置を組立てる過程において、
グレーティング４の回折格子の方向を調整する際に使用
する従来の回折格子方向検出装置を第１２図乃至第１６
図を参照して説明する。

第１２図に示す如くピックアップ装！！２５に対してデ
ィスク１１の装着位置より離れた位置に凸レンズ２６が
配置されている。ピックアップ装置２５から出力された
レーザビームは、凸レンズ２６及び０ンキー２７を透過
してフォトディテクタ２８に入射される。フォトディテ
クタ２８の出力は、アンプ２９を介してシンクロスコー
プ等の測定器（図示せず）に供給される。

０ンキー２７は、回折格子によってレーザビームを選択
的に透過させるように構成されている。

このロンキー２７は、回折格子と直交する方向に振動自
在に支持されている。このロンキー２７はアクチュエー
タ３０によって回折格子と直交する方向に駆動される。

アクチュエータ３０の駆動用のコイル３１には信号発生
！１３２から出力された所定周波数の駆動信号が供給さ
れている。

以上の構成において、グレーティング４の回折格子の方
向が所定の方向に一致しておらず、第１３図に示すよう
に対物レンズ１０から出力される３本の光ビームの光軸
を通る直線βの方向とＯフキ−２フの回折格子３３の方
向とが一致しないときには、アンプ２９の出力Ｃは第１
４図に示す如くなって振幅が小となる。このとき、グレ
ーティング４が固着されているホルダ２を回動させるこ
とによりグレーティング４の回折格子の方向を所定の方
向に等しくすると、第１５図に示す如く対物レンズ１０
から出力される３本の光ビームの光軸を通る直線βの方
向とロンキー２７の回折格子３３の方向とが一致し、ア
ンプ２９の出力Ｃは第１６図に示す如くなって振幅が最
大となる。

従って、アンプ２９の出力をシンクロスコープ等によっ
て観測しながら、ピックアップ装置２５内のグレーティ
ング４が固着されているホルダ２を回動させることによ
り、グレーティング４の回折格子の方向の調整を行なう
ことができる。

以上の如き従来の回折格子方向検出装置においては、ロ
ンキー２６の振動方向を一定に保たないとアンプ２９の
出力が変調されて正確な回折格子方向の検出が行なえな
いため、ロンキー２７に振動を与える機構として高精度
のものが要求され、高価な装置になるという欠点があっ
た。

ｌ豆皮ＩＩ そこで、本発明の目的は高精度の機構を必要とすること
なく信頼性の高い回折格子方向の検出を行なうことがで
きる回折格子方向検出装置を提供することである。

本発明による回折格子方向検出装置は、直線状光学的パ
ターンを有する反射面と、光学的パターンに対してピッ
クアップ装置の位置決めをなす位置決め手段とを有し、
ピックアップ装置から出力される３ビームを含む平面に
垂直な方向において３ビームをよぎる光学的パターンを
周ｌｊ的に移動せしめて得られるトラッキング情報検出
用の２つの受光素子の出力間の位相差によって回折格子
の方向を検出する構成となっている。

支−盪−１ 以下、本発明の実施例につき第１図乃至第８図を参照し
て詳細に説明する。

第１図及び第２図に示す如く、ピックアップ装置２５は
位置決め治具３４におけるペース３５上に設けられてい
るＬ字状の突起３６ａ及び３６ｂによってベース３５上
の所定位置に固定される。

ベース３５の端部にはＬ字状のベース板３７の一端が挿
着されている。ベース板３７の＠端は、ピックアップ装
置２５の対物レンズ１０と互いに対向する位置にＲｎさ
れている。このベース板３７の他端にはダミーディスク
保持装置３８が固着されている。ダミーディスク保持装
置３８は、ベース板３７に固着されているホルダ３８ａ
と、このホルダ３８ａに回動自在に保持されているホル
ダ３８ｔ）とからなっている。このダミーデミスフ保持
装置３８におけるホルダ３８ｂにダミーディスク３９が
保持されており、このダミーディスク３９にピックアッ
プ装ｆｆ２５から出力された３本のレーザビームが照射
される。ダミーディスク３９の記録面はトラッキングア
クチュエータによる光スポットの振動方向とほぼ直角な
方向に伸長する直線によって２つの領域に分割されてい
る。このダミーディスク３９の２つの領域のうちの一方
のみにビットが形成されている。

ピックアップ装置２５に内蔵されているフォトディテク
タ１７における４分割ディテクタ１８のエレメント１８
ｂ及び１８ｄの各出力は差動増幅器４１の正相入力端子
に供給されている。また、エレメント１８ａ及び１８ｃ
の各出力は差動増幅器４１の逆相入力端子に供給されて
いる。差動増幅器４１の出力はイコライザアンプ４２を
介して対物レンズ駆動機構１５におけるフォーカスアク
チュエータを駆動する電磁コイル（図示せず）に供給さ
れている。これら差動増幅器４１及びイコライザアンプ
４２によって、いわゆる非点収差法によるフォーカス１
１１６１をなすフォーカスサーボ回路４０が形成されて
いる。また、ディテクタ１９ａ及び１９ｂの各出力は、
アンプ４６及び４７の各々を介してシンクロスコープ５
０に供給される。

また、ピックアップ装置２５の対物レンズ駆動機構１５
におけるトラッキングアクチュエータを駆動するＴｉ電
磁コイル図示せず）には、アンプ４３の出力が供給され
ている。アンプ４３には、所定周波数のサイン波形を右
する駆動信号が信号発生器４４から供給されている。信
＠発生器４４の出力端子は、可変抵抗器４５の摺動子に
接続されている。可変抵抗器４５の抵抗体の両端にはそ
れぞれ電源電圧十Ｂ及び−Ｂが印加されている。この可
変抵抗器４５の摺動子には抵抗体上の位置に応じたレベ
ルの直流電圧が導出され、信号発生器４４から出力され
る駆動信号の直流成分となる。

以上の構成において、ダミーディスク３９の記録面上に
はフォーカスサーボ回路４０によって第３図に示す如く
記録情報検出用の光スポット１２及びトラッキング情報
検出用の光スポット１３ａ、１３ｂが形成される。これ
ら光スポット１２．１３ａ、１３ｂは、アンプ４３の出
力のトラッキングアクチュエータへの供給によって矢印
で示す如く振動する。

今、グレーティング４の回折格子の方向が所定の方向に
一致しておらず、第３図に示す如く光スポット１２．１
３ａ、１３ｂの中心を通る直線αの方向とビット列から
なるトラック４８の方向とが一致しないものとする。こ
のとき、光スポット１３ｂのみがビット列を横切る場合
にはフォトディテクタ１９ａ及び１９ｂの各出力ａ及び
ｂは、第４図（Ａ）及び同図（Ｂ）に示す如くなる。次
に、可変抵抗器４５の抵抗値を変化させてアンプ４３に
供給される駆動信号の直流成分のレベルを一変化させ、
トラッキングアクチュエータの振幅を増加させることに
より、第５図に示す如く光スポット１２．１３ａ、１３
ｂ全てがビット列４８を横切るようにすると、フォトデ
ィテクタ１９ａ及び１９ｂの各出力ａ及びｂは、第６図
（Ａ）及び同図（Ｂ）の各々に示す如くなり、位相は一
致しない。

次に、グレーティング４が固着されているホルダ２を回
動させることによりグレーティング４の回折格子の方向
を所定の方向に一致させると、第７図に示す如く光スポ
ット１２．１３ａ、１３ｂの中心を通る直線αとビット
列４８とが平行になり、フォトディテクタ１９ａ及び１
９ｂの各出力ａ及びｂは第８図（Ａ）及び同図（Ｂ）に
示す如くなって位相が一致する。

従って、アンプ４６及び４７の各々から出力されるフォ
トディテクタ１９ａ及び１９ｂの出力をシンクロスコー
プ５０による例えばリサージュ波形を観測しながら、ピ
ックアップ装置２５内のグレーティング４が固着されて
いるホルダ２を回動させることにより、グレーティング
４の回折格子の方向調整を行なうことができることとな
る。

尚、上記実施例においては、対物レンズ駆動機構１５に
おいて対物レンズ１０をディスク半径方向に駆動する電
磁コイルに駆動信号を供給して光スポットを振動させる
としたが、ダミーケイスフ３９が振動するようにしても
よい。そうすることにより、ピックアップのトラッキン
グ感度のバラツキによる影響がなくなってピックアップ
個々の性能に左右されない安定な調整が可能となる。

また、上記実施例においては、ディテクタ１９ａ及び１
９ｂの出力間の位相差をシンクロスコープによって検出
して位相差の表示のみを行なっていたが、ディテクタ１
９ａ及び１９ｂの出力間の位相差に応じてグレーティン
グ４が固着されているホルダ２を自動的に回動させる装
置を設けてもよい。

立１０と丸里 以上詳述した如く本発明による回折格子方向検出Ｖｔ置
は、直線状光学的パターンを有する反射面と、光学的パ
ターンに対してピックアップ装置の位置決めをなす位置
決め手段とを有し、ピックアップ装置から出力される３
ビームを含む平面に垂直な方向において３ビームをよぎ
る光学的パターンを周期的に移動せしめて得られるトラ
ッキング情報検出用の２つの受光素子の出力間の位相差
によって回折格子の方向を検出する構成となっているの
で、光学的パターンの周期的な移動の方向が変動しても
２つの受光素子の出力間の位相差は変化しない故、光学
的パターンを移動させる手段として安価な機構を用いて
も信頼性の高い回折格子の方向の検出を行なうことがで
きるのである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例を示すブロック図、第２図
は、位置決め治具を示す図、第３図は、第１図の装置に
おけるダミーディスク３９の記録面に形成される光スポ
ットを示す図、第４図は、第１図の装置の出力を示す図
、第５図は、第１図の装置におけるダミーディスク３９
の記録面に形成される光スポットを示す図、第６図は、
第１図の装置の出力を示す図、第７図は、第１図の装置
におけるダミーディスク３９の記録面に形成される光ス
ポットを示す図、第８図は、第１図の装置の出力を示す
図、第９図は、ピックアップ装置を示す図、第１０図は
、第９図の装置によって記録ディスクの記録面に形成さ
れる光スポットを示す図、第１１図は、トラッキングサ
ーボ回路を示す回路ブロック図、第１２図は、従来の装
置を示す図、第１３図は、第１２図の装置におけるロン
キー２７の回折格子とピックアップ装置２５から出力さ
れる３本の光ビームとの関係を示す図、第１４図は、第
１２図の装置の出力を示す波形図、第１５図は、第１２
図の装置におけるロンキー２７の回折格子とピックアッ
プ装置２５から出力される３本の光ビームとの関係を示
す図、第１６図は、第１２図の装置の出力を示す波形図
である。 主要部分の符号の説明 ４・・・・・・グレーティング

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 回折格子によつて光源から発せられた光ビームを１つの
   メインビーム及び２つのサブビームからなる３ビームに
   分離したのち記録ディスクの記録面に照射して前記メイ
   ンビームによる記録情報検出用のメインスポット及び前
   記サブビームによるトラッキング情報検出用のサブスポ
   ットを前記記録面上に形成し、前記２つのサブスポット
   からの光を受光する２つの受光素子の出力のレベル差に
   応じて前記メインスポットの記録トラックに対する相対
   的な位置の制御を行なう３ビーム方式光ピックアップ装
   置における前記回折格子の方向の検出を行なう回折格子
   方向検出装置であつて、直線状光学的パターンを有する
   反射面と、前記光学的パターンに対して前記ピックアッ
   プ装置の位置決めをなす位置決め手段と、前記３ビーム
   を含む平面に垂直な方向において前記３ビームをよぎる
   前記光学的パターンを周期的に移動せしめる移動手段と
   、前記２つの受光素子の出力間の位相差を検出する検出
   手段とからなる３ビーム方式光ピックアップ装置の回折
   格子方向検出装置。