JPS6317853A - 2−メトキシメチレン−3,3−ジメトキシプロパンニトリルの製造法 - Google Patents

2−メトキシメチレン−3,3−ジメトキシプロパンニトリルの製造法

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JPS6317853A
JPS6317853A JP61162547A JP16254786A JPS6317853A JP S6317853 A JPS6317853 A JP S6317853A JP 61162547 A JP61162547 A JP 61162547A JP 16254786 A JP16254786 A JP 16254786A JP S6317853 A JPS6317853 A JP S6317853A
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JP
Japan
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acid
methanol
reaction
amount
compound
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Pending
Application number
JP61162547A
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English (en)
Inventor
Yutaka Miyashiro
宮代 豊
Tetsuji Kaizu
海津 哲二
Hideji Kurehashi
呉橋 秀治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6317853A publication Critical patent/JPS6317853A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、ビタミンB、類を合成するための中間体とな
り得る、2−メトキシメチレン−3,3−ジメトキシプ
ロパンニトリルの工業的に有利な製造法に関する。
従来の技術 ビタミン88合成の重要な中間体である2−メチル−4
−アミノ−5−アミノメチルピリミジンの製造法として
、これまで、たとえば2−メチル−4−アミノ−5−シ
アノピリミジンを還元ずろ方法、2−メチル−4−アミ
ノ−5−アセトアミドメチルピリミジンを加水分解する
方法などかχl]られていた。また、近時2−メチル−
4−アミノ−5−ホルミルピリミジンを原料とずろ方法
が提案(たとえば特開昭58−140079号公報など
)され注目されている。この5−ホルミルピリミジン体
は、2−アルコキシメチレン−3,3=ジアルコキシプ
ロパンニトリルにアミジン化合物を反応させて閉環し、
引き続いて加水分解することによって製造されている(
特開昭58−134081号公報、特開昭58−134
082号公報)。この閉環反応において用いられる2−
アルコキンメチレン−3,3−ジアルコキシプロパンニ
トリルは、2−ヒドロキンメチレン−3゜3−ジアルコ
キシプロパンニトリルのアルカリ金属塩をアルキル化反
応に付すことによって製造されている。ところで、この
アルキル化反応には、たとえばジメチル硫酸、ハロゲン
化メチルのような、いわゆるアルキル化剤を作用させる
方法が知られている(特開昭58−128356号公報
)が、この方法は収率が低い上に高価なアルキル化剤を
必要とし、また無機塩が副生ずるなど工業的にみて必ず
しも有利な方法とはいえない。さらに、この改良法とし
て、酸の存在下、水と共沸するアルコール、たとえばエ
タノール、プロパツール、ブタノールを用いてアルキル
化する方法が提案されている(特開昭59−46255
号公報)。しかしながら、この方法では、原料として2
−ヒドロキシメチレン−3,3−ノメトキシプロパンニ
トリルを用いても、水と共沸するアルコールとして、た
とえばブタノールを使えば、2(γのヒドロキシかブト
キシに変換されるのみならず、3位のツメ(、キノまで
がジブトキシに変換された2−ブトキシメチレン−3,
3−ジブトキシプロパンニトリルが生成する。
本願発明者らは、工業的原料として極めて有利なメタノ
ールを用いて2−ヒドロキンメチレン−3,3−ジアル
コキシプロパンニトリル・アルカリ金属塩のアルキル化
反応を試みた結果、酸の存在下、極めて高収率で2−メ
トキシメチレン−3゜3−ジメトキシプロパンニトリル
が得られろことを見い出した。また、アルキル化触媒と
してルイス酸を用いることにより目的物の収率が大幅に
向上することを見い出した。さらに、目的物としてメト
キン体が生成するため、このものはそのまま、メタノー
ル中でアミジン化合物との閉環反応を進行せしめうろこ
とを見い出した。
本発明は、かかる知見に基づいてなされrコ乙のである
発明の構成 本発明は、(1)  メタノール中、 (式中、Rは低扱アルキル、またMはアルカリ金属を示
す)で表わされるニトリル化合物に過剰の酸を作用させ
ることを特徴とする2−メトキシメチレン−3,3−ジ
メトキシプロパンニトリルの製造法である。
式[1]で表わされる原料化合物は、たとえば特開昭5
8−128356号公報に記載された方法により製造す
ることのできる既知の化合物であり、Rで示されろ低扱
アルキルとしては、たとえばメチル、エチル、プロピル
、ブチルなど、またMで示されるアルカリ金属としては
、ナトリウム、カリウム、リチウム、ルビジウムなどの
金属を挙げることができる。
本発明のアルキル化反応ては、まずこのような原料化合
物[l]をメタノールに溶解させる。メタノールは溶媒
としても用いられるため、その使用量に何ら制限はない
が、通常原料化合物の濃度がほぼ5〜20重量%になる
ような量である。
次いで、このように調製したメタノール溶液に過剰の酸
を作用させ、反応により生成する水分を系外へ除去させ
ながら、メチル化反応を進行させる。メタノール中の水
分は11反反応度に著しい影響を与えろため、脱水メタ
ノールを使用するのかよい。好ましくは、メタノール中
の水分が500ppm以下、特に100 ppm以下の
ものを用いる。
過剰の酸を作用させる方法としては、(a)ブレンステ
ッド酸を用いる方法と(b)ブレンステッド酸とルイス
酸とを併用する方法との、2つの態様があり、化合物[
11に対して当量を越える過剰分の酸が、アルキル化反
応の触媒として作用する。
方法(a)では、化合物[1]に対してほぼ当量のブレ
ンステッド酸に、さらに触媒量のブレンステッド酸を加
えた量の酸を用いる。このような量の酸は1度に加えて
もよいし、2度に分けて作用させてもよい。まrこ(b
)の方法では、少なくとも当量のブレンステッド酸、好
ましくはほぼ当量のブレンステッド酸と触媒量のルイス
酸とを用いろ。この場合、当量を越えろ過剰のブレンス
テッド酸は、ルイス酸と共にアルキル化触媒として作用
する。
この場合においても1度に作用什しめてもよいし、2段
階に分けて作用させることらできる。原料(1]にほぼ
当量の酸は、原料El]との反応に消費される。酸の添
加は通常2段階で行なうのがよく、原料[Iコと酸との
反応により、無機塩(たとえば芒硝など)が生成した場
合には、次のアルキル工程の反応を円滑に進行せしめる
ため、不溶性の無機塩をろ過などによって反応系外へ除
去しておくのがよい。本発明で用いることのできるブレ
ンステッド酸としては、たとえば濃硫酸、濃塩酸、過塩
素酸などのような無機酸、またp−トルエンスルホン酸
などのような有機酸を挙げることができる。
また、ルイス酸としては、たとえば塩化アルミニウム、
塩化第二鉄、塩化第二銅、塩化亜鉛などを挙げろことが
できる。ルイス酸は水分を含まないこと、l)Hが高く
ないことからアルキル化反応の遭択性が高く、高収率で
目的物を得ることができる。
触媒としての酸の使用量は、京科[I;に対してこ常0
.01モル?6〜20モル%、好ましくは0.1モル%
〜10モル%、さらに好ましくは1〜5モル%である。
反応により生成する水分の除去について:よ、メタノー
ルを系外へ留去させ“ることによって水分ら同時に系外
へ除去さ仕ることができる。工業的見地からは、反応中
、液面が一定に保たれるように、留去された液単に見合
う量の脱水メタノールを絶えず供給しながら反応を進行
させるのがよい。この際のメタノールの使用量はメタノ
ール中の含水量によっても左右されるが、一般には原料
HHのほぼ100〜200倍量(重量)が好ましい。ま
f二他の水分の除去方法としては反応系にモレキュラー
ンープなどの脱水剤を使用することもてきる。
反応温度は、室温からほぼ65°cf)範囲て行なうこ
とかできる。反応圧力は、常圧ないし減圧のいずれの条
件であってもよいが、減圧下に低温で反応を進行せしめ
ることにより、原料および反応中間体を安定に保つこと
かできる。好ましい反応条件は、反応温度30〜60℃
、反応圧200〜400 mgl−1gである。反応は
通常、ほぼ5〜12時間で終了する。
このようにして得られた2−メトキシメチレン−3,3
−ジメトキシプロパンニトリルを含むメタノール溶液は
、常套の分離・精製操作を用いて目的物を単離すること
ができる。また、分離操作を加えないで、そのまま次の
閉環反応に付すこともできる。末法によれば、メトキシ
体を極めて高収率で製造することができ、工業的製法と
して極めて有利である。
次に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する。
実施例1 2−ヒドロキンメチレン−3,3−ジメトキシプロパン
ニトリルのナトリウム塩20g(純度90%)に、脱水
メタノール200威(水分801)り1m)を加え溶解
する。次いて濃硫酸を10℃にて加えてpHを25に調
整し、30分間攪拌する。生成した芒硝をろ去し、ろ液
に無水塩化アルミニウム0.2gを加えた。
液温を50℃に昇温し、液面を一定に保ちつつ脱水メタ
ノールを加え、生成水をメタノールと共に留去した。脱
水メタノールを3Q使用したところで反応を終了した。
反応生成物のG、C,分Fr(カラム 7%0V−1:
担体 ガスクロムロ:温度 120°C1検出器 FI
D)を行い、15.6gの2−メトキシメチレン−3,
3−ジメトキシプロパンニトリルが生成していることを
確認した。(収率91%)実飄例2 実施例1と同じ方法で、塩化アルミニウムの代りに次の
物質(イル二)を用い2−メトキンメチレン−3,3−
ジメトキシプロパンニトリルを製造した。その結果を次
表に示す。
(以下余白) 実施例3 実施例1と同じ方法で、原料として2−ヒドロキシメチ
レン−3,3−ジブトキシプロパンニトリルのナトリウ
ム塩30.2g(純度90%)を使用した。
その結果2−メトキシメチレン−3,3−ジメトキシプ
ロパンニトリル15.2gの生成をG、C,。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)メタノール中、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは低級アルキル、またMはアルカリ金属を示
    す)で表わされるニトリル化合物に過剰の酸を作用させ
    ることを特徴とする2−メトキシメチレン−3,3−ジ
    メトキシプロパンニトリルの製造法。
  2. (2)ニトリル化合物に対して少なくとも当量のブレン
    ステッド酸と触媒量のルイス酸とを用いる特許請求の範
    囲第(1)項に記載の製造法。
  3. (3)ほぼ当量のブレンステッド酸を用いる特許請求の
    範囲第(2)項に記載の製造法。
JP61162547A 1986-07-09 1986-07-09 2−メトキシメチレン−3,3−ジメトキシプロパンニトリルの製造法 Pending JPS6317853A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108830042A (zh) * 2018-06-13 2018-11-16 深圳大学 一种基于多模态蛋白质序列的特征提取与编码方法及系统

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108830042A (zh) * 2018-06-13 2018-11-16 深圳大学 一种基于多模态蛋白质序列的特征提取与编码方法及系统
CN108830042B (zh) * 2018-06-13 2021-09-21 深圳大学 一种基于多模态蛋白质序列的特征提取与编码方法及系统

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