JPS6317748A - 給紙の継目検出方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はトレーに積層整頓された薄紙を主とするシート
を例えば画面走査部または印刷記録部に給紙する給紙機
における給紙の継目検出方式に関する。

〔従来の技術〕

従来の給紙の継目検出方式は、給紙用シートを給紙する
ため、トレーから一枚宛取出して給紙する給紙ローラー
とこの給紙ローラーから送９出されたシートを受は画面
走査部または印刷記録部へ配送する配送ローラーとを有
し、給紙の継ぎ目は前記の二つのローラーの働きによυ
給紙されるシートの間隔をあけ、例えば光源からの光を
光センサーで検出していた。

従来例について、図面を参照して説明する。第４図は従
来の一例を示すブロック構成図である。

トレーｌには第４図の左端、給紙方向に端辺を揃えて積
み重ねられたシート２がトレー１の中央部によυ上方向
に戦く押上げられ、給紙ローラー３によって抑えられて
いる。給紙ローラー３はモーター４がモーター駆動部５
により駆動されたとき回転しシート２を図面の左方向に
給紙移動させる。

移動させられたシート２は配送ローラー９３に挾持され
、モーター９４がモーター、ｌ駆動部９５によυ駆動さ
れたとき回転する配送ローラー９３によって画面走査部
または印刷記録部（図示されず）へ搬送される。給紙ロ
ーラー３および配送ローラー９３はほぼ同一平面上にシ
ート２の給紙搬送が可能な間隔をもって配置される。給
紙ローラー３と配送ローラー９３との間には光源９６か
ら元センサー９７へ発する光路があり、給紙されるシー
ト２によう光路は遮断される。従って、給紙ローラー３
が一枚目のシート２を給紙終了し次のシートの給紙を開
始するまでの間、−時給紙ローラー３の回転動作を休止
し、前のシート２を配送ローラー９３により搬送を続け
させると、続く二枚目のシート２の継ぎ目に間隙を生じ
る。この間隙が光源９６からの元を光センサ−９７に感
知させて制御部９８へ給紙の継ぎ目として通知させる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述のように従来の給紙の継目検出方式は給紙ローラー
および配送ローラーを有し、これらの中間に光路を有す
る元諒と元センサーとから給紙ローラーから供給された
シートを配送ローラーに引継ぐときシート間隙を感知す
るように構成されているので、給紙ローラーから配送ロ
ーラーへ引継ぐためにそれぞれのローラーを駆動するモ
ーターの速度を一致させ、また光センサーからシートの
継ぎ目を感知できるだけの間隙を形成するように少くと
も給紙ローラーを一時停止させるなどローラーの駆動系
の構成が複雑であるという問題点があった。

本発明の目的は上記問題点を解決した給紙の継目検出方
式を提供するものである。

〔問題点を解決するだめの手段〕

本発明による給紙の継目検出方式は、給紙用のトレーに
積層整頓されたシートの上に給紙ローラーと自在ローラ
ーとこの自在ローラーと結合するセンサーとを有する。

給紙ローラーはシートの給紙方向の端辺部近くに配備さ
れ、連続して駆動回転する間は連続して給紙する。自在
ローラーは給紙ローラーにほぼ平行にシートの給紙方向
の長さよシ短い間隔で配設され、移動するシートの動き
にしたがって滑走することなく回転する。センサーは自
在ローラーの回転を感知する。

また、制御部が給紙ローラーの駆動回転状況を把握し、
センサーが感知した自在ローラーの回転停止から所定時
間を計測して給紙の継ぎ目を構出する。センサーが感知
した自在ローラーの回転開始は給紙の開始、すなわち継
ぎ目の終了として検出される。

センサーの一具体化手段は自在ローラーの一円周上にセ
ンサーが感知するセグメントを固着する。

セグメントは円周上を細分割したもので光学的。

電気的１機械的等の手段によシ感知され、セグメントの
有無の変化で自在ローラーの回転を検出する。

〔実施例〕

次に本発明の給紙の継目検出方式について図面を参照し
て説明する。

第１図は本発明の一実施例を示すブロック構成図である
。トレーｌは積み重ねられ給紙方向で端辺を揃えられた
シート２を押上げて給紙ローラー３および自在ローラー
６に軽く押圧する。給紙ローラー３および自在ローラー
６はほぼ平行でほぼ同一平面上にあり、それぞれの中心
軸は給紙方向に垂直をなす。トレー１上のシート２が給
紙ローラー３の回転によシ給紙方向すなわち第１図の左
方向へ最上段の一枚だけが滑走移動するようにトレー１
と給紙ローラー３とでシート２を押圧する。

トレー１および給紙ローラー３と機能構造については従
来技術として周知なので詳細説明は省略する。給紙ロー
ラー３はモーター４がモーター駆動部５により駆動され
たとき回転する。自在ローラー６は給紙ローラー３と距
離Ｃの間隔をもって配置され、シート２の大きさによシ
シート２の給紙方向とは逆端辺までの距離ａを有する。

距離Ｃは定数であるが距離ａはシート２の大きさにより
相違する。センサー７は自在ローラー６と結合し自在ロ
ーラー６の回転中か停止中かを感知し、制御部８へ情報
出力する。制御部８は給紙指令によりモーター駆動部５
に指令してモーター４を駆動し給紙ローラー３を回転さ
せると共にセンサー７から自在ローラー６の回転の有無
の情報を受信する。

第２図は第１図の給紙ローラー３．自在ローラー６およ
びセンサー７０時間関係の一例を示すタイムチャートで
ある。

次にセンサー７と制御部８とによる給紙の継ぎ目検出に
ついて第２図に第１図を併せ参照して説明する。モータ
ー駆動部５はシート２の１枚目。

２枚目までの給紙時間を制御部８から指示されモーター
４を駆動して、給紙ローラー３を回転させる。トレー１
上のシート２は自在ローラー６から給紙ローラー３の方
向へ移動給紙される。給紙ローラー３が回転を開始した
とき、最上段のシート２が移動開始し、同時にシート２
の移動に従って自在ローラー６は回転する。センサー７
は自在ローラー６の回転を光学的、電気的１機械的、こ
れらの組合せ２等の手段をもって感知し、回転中情報を
制御部８へ通知する。

第１図において自在ローラー６はセンサー結合部の円周
上に細分割したセグメント６０が固着されている。セグ
メント６１は銅箔または４％体による再等で形成され、
センサー７が電気的にＯＮ・０ＦＦｔ感矧する。

第３図は自在ローラー６とセンサー７との動作関係の−
９１」を示すタイムチャートである。第３図において自
在ローラー６が回転中の間、第１図のセンサー７は自在
ローラー６のセグメント６１によ＃）電気パルスを菫制
御部８へ出力する。制御部８は連続パルスの存在により
回転中を認識し、センサー７の出力の無変化をもって回
転の停止を判断する。

第２図において、給紙ローラー３の回転速丸が一定であ
る場合自在ローラー６の回転時間′１゛ａは第１図の距
離ａであり、制御部８はセンサー７の回転中表示の時間
を計測してシート２の大きさを知ることができる。また
連続して次のシート２が給紙開始されると自在ローラー
６が回転開始するが、この間の回転体止時間Ｔｃはシー
ト２が自在ローラー６の位置から給紙ローン−３の位置
まで距離Ｃを移動した時間でシート２を大きさに無関係
に一定である。従って、制御部８はセンサー７からの回
転停止情報によシ給紙終了の情報を形成することができ
る。

上記実施例では給紙ローラーの回転速度が一定である場
合を示したが、給紙ローラーが間欠的に回転する場合に
あっても、例えばモータがステップモーターの様に入力
パルスに従って回転する制御モータであれば、駆動回路
からのステップ指令とセンサー出力を比較する小により
自在ローラーの回転を認知することができる。また、セ
ンサーについては、自在ローラーにセグメントを固着す
るセンサーについて説明したが、回転体の回転検出手段
には周知の技術が多くあり、上記説明に限定されるもの
ではない。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明の給紙の継目検出方式は給紙
ローラーとほぼ並置される自在ローラーがセンサーと結
合し、シートが自己のローラーから外れるまでシートの
移動を検出して制御部に通知するように構成されている
ので、シートとシートとの間隔を設ける必要がないため
給紙には給紙ローラーを駆動するモーターを給紙終了ま
で運転させれはよく、給紙の駆動系が簡単に構成できる
という生産性、保守性の改善と経済性の向上の効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の給紙の継目検出方式の一実施例を示す
ブロック構成図、第２図は第１図の主髪部の時間関係の
一例を示すタイムチャート、第３図は第２図の部分詳細
の一例を示すタイムチャート、第４図は従来の一例を示
すブロック構成図である。 １・・・・・・トレー、２・・・・・・シート、３・・
・・・・給紙ローラー、４・・・・・・モーター、６・
・・・・・自在ローラー、７・・・・・・センサー、８
・・・・・・制御部、６１・・・・・・セグメン第Ｚ区 Ｈ鍬目−六鍾ロー二

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）給紙用トレーに積層整頓されたシート（例えば薄
   紙）上で、このシートの給紙方向の端辺近くに配設され
   給紙方向に連続して給紙する給紙ローラーと、この給紙
   ローラーにほぼ平行にシートの給紙方向の長さより短い
   間隔で配設されシートの移動する動きにしたがって回転
   する自在ローラーと、この自在ローラーの回転開始およ
   び停止を感知するセンサーと、このセンサーが感知した
   回転の開始および停止の情報に給紙ローラーの駆動回転
   情報を加え所定の時間を計測してシートの継ぎ目を検出
   する制御部とを有することを特徴とする給紙の継目検出
   方式。
2. （２）前記自在ローラーが円周上に細分化固着されたセ
   グメントを有し、前記センサーがセグメントの移動を感
   知することで自在ローラーの回転を検出することを特徴
   とする特許請求の範囲第（１）項記載の給紙の継目検出
   方式。