JPS63174863A - 自由曲面の創成研削方法 - Google Patents

自由曲面の創成研削方法

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JPS63174863A
JPS63174863A JP760687A JP760687A JPS63174863A JP S63174863 A JPS63174863 A JP S63174863A JP 760687 A JP760687 A JP 760687A JP 760687 A JP760687 A JP 760687A JP S63174863 A JPS63174863 A JP S63174863A
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Kazunari Kirii
桐井 一成
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、機械部品の加工方法に係わり、特に研削砥石
による自由曲面の創成研削方法に関する。
〔従来の技術〕
ボールエンドミルによる3軸切削加工や、正面フライス
による5軸切削加工により1機械部品等に自由曲面を創
成しようとするとき、切削加工面は、工具の投影形状を
被加工物に転写した多面体の集合となる。切削工具の送
り方向と直角方向の切削工具の移動ピッチ(ビックフィ
ード)を小さくすることにより、多面体をより細かくす
ることで切削加工面を自由曲面に近づけることは可能で
あるが、多面体の域を脱することはできない。従って現
状ではこの多面体化された切削加工面を、熟練作業者が
自由研削方法で仕上げて目標の自由曲面に対して寸法差
が許容値内にある自由曲面としている。
切削加工を行う時のビックフィードを細かくすれば、機
械加工時間は増えるが自由研削により自由曲面化するの
に必要な時間は減るので、機械切削時間と熟練作業者に
よる自由研削時間の和が最小となるようにビックフィー
ドを選定して切削加工を実施している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述の従来の方法では、自由曲面を創成するのに、機械
による切削加工と熟練作業者による加工の二つの工程を
要し、生産工程の短縮、生産費用の低減の障害となるほ
か、熟練作業者の能力により生産が左右されるという問
題があった。
本発明のm題は、切削完了後の多面体に対して適用する
熟練作業者による自由研削を要せずして所望の自由曲面
を創成しうる機械研削の方法を提供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の課題は、研削砥石の回転軸方向の振動と、研削砥
石と被研削面の接触面積と、前記研削砥石と被研削面と
の接触面圧とを数値制御して機械研削することにより達
成される。
〔作用〕
研削砥石による研削量は、研削砥石と被研削面の接触面
積、接触面圧、接触時間に比例する。研削砥石の回転軸
方向の振動と、研削砥石と被研削面の接触面積および接
触面圧とを数値制御するので、被研削面の各位置におけ
る研削量を、自由曲面を創成すべくあらかじめ定めた量
に制御することができる。
〔実施例〕
本発明の実施例を第1〜5図を用いて説明する。
切削加工完了後の切削加工面2が多面体をなしえており
、加工目標が自由曲面3である被加工物を研削加工する
ときの本発明の実施例について説明する。
多面体中の辺2aを被研削面として回転する研削砥石1
により研削する。研削砥石は、回転軸4のまわりに回転
しており、被研削面2aにFなる力で押しつけられてい
ると同時に、回転軸4と平行の方向に振動しつつ被研削
面を研削する6辺2aの幅をP、研削砥石の外周面の直
線部の幅をW o 、砥石の振動の両端での被研削面と
砥石の接触幅をA、砥石の振動方向の速度をn、とする
砥石の振動の基準位置を砥石と被研削面の接触幅がAで
ある位置とし、この位置から振動を開始してからの経過
時間をtとする。実際の研削においては、研削砥石1は
研削の進行に伴い、被研削面に対し、紙面に垂直の方向
に相対的に移動するがここでは辺2aの幅方向の研削に
ついてのみ説明する。
研削砥石1が1辺2a上を第2a図の状態から第2d図
の状態まで動くとき(半周期)、研削に参加している砥
石幅Qは、第2a図に示す状態aから第2d図に示す状
態dの間で次の通りである。
u             u 砥石の単位幅当りの押付力fは砥石全押付力Fを研削に
参加している砥石中Qで割った値で上述の区分に対応し
て、下記の式で示される。
研削砥石による研削量は、砥石単位幅当りの被研削面へ
の押付力と、押付時間の積に比例する。
ここで第1図に示す基準位置0点(辺2aの端部)から
χ離れた位置での辺2aの単位長さの幅の部分が砥石の
半周期の振動(状態aから状態dへの移動)で受ける押
付力×押付時間の総和をf、とすると、A<W、<Pと
したとき、(1)〜(6)式を用いて =佃(Qog沁十部      ・・・(7)=−F−
(120g児十L)       ・・・(8)U  
χ W。
=8(Q+” 0g4)      ””の=  (W
十〇 Og+)        ”’01)砥石の半周
期の研削によるχ位置での研削量をhXとすると、hx
は前述の如<fxに比例するから、 h、=kf。
が成立する。kは砥石の材質1回転数、および被加工物
の材質により定まる定数である。(7)〜(11)式を
用いてhXを図示したものが第3図である。
被加工物の加工目標曲面形状と切削加工条件とから、切
削加工後の被研削面の位置に対応した必要研削量の分布
を算出し、砥石幅W0、砥石移動速度U、砥石押付力F
、振動両端での接触幅Aを必要により選定して、前述の
必要研削量の分布に近似したhXを作成する。
目標曲面の曲率半径がRであり、被研削面中央での研削
量がSであると、第1図の場合、被研削量の分布H,は
下記の式で示される。研削後の曲面が許容範囲内にある
かどうかは、H,とhXの差ΔhXにより算出される1
例えば、0≦χ≦Aの範囲では、(7)式を用いて ΔhX=H,−h。
であり、この数値を算出して、許容値以上であればW、
、u、F、Aを修正して、ΔhXが許容値以下となる数
値を選定すればよい、この数値の選定にあたっては、理
論式だけでなく、実験により得られるデータを用いても
よい。
第4図は、砥石の振幅の両端での接触幅Aと、砥石の幅
W0を等しくした場合の研削量り、を示す図であり、第
5図は、砥石幅W、を被研削面の幅Pの1/2とした場
合のhXの形状を示す例である。
第6図及び第7図は本発明の第2の実施例を示すもので
ある。幅Aなる研削砥石1は一端が辺2aに丁度触れた
状態から、χ方向へ等”速Uで移動し、振幅P+Aで振
動する。砥石1が辺2aに押付けられる力Fは辺2a上
の位置によって変えられ、次の式で示される。
u      A (12)〜(14)式をもとに算出したhXを第7図に
示す。
以上述べたように、砥石幅W0、振動の両端での砥石と
被研削面の接触幅A、砥石の被研削面への押付力F、砥
石の移動速度および砥石の回転速度を必要研削量の分布
に応じて設定して数値加工データを作成し、この数値加
工データにより研削砥石を数値制御して駆動すれば、被
研削面のそれぞれの位置の必要研削量に対応した砥石接
触面圧、および接触時間が被研削面に加えられ、研削量
りにより凹凸が許容範囲内である曲面が、熟練作業者に
よる自由研削を行うことなく、得られる。
同一部品を複数個製作する場合は、一度条件設定を行え
ばよいので加工の能率が向上し、熟練作業者に依存する
割合を減少することが可能となる。
又、本実施例においては、研削砥石の振幅を多面体の一
つの面内にとどめているが、これに限定されず更に振幅
を拡大することも当然可能であり、砥石の外周面と側面
のなすR部を研削に参加させることも可能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、研削砥石と被研削面の接触面における
接触面積と接触時間を数値制御により変化させることに
より、必要研削量に基いて定めた量に研削量が制御され
、被研削面に目標自由曲面との差が許容範囲内にある曲
面を創成することができるので、熟練作業者による加工
を要することなく、機械による研削仕上加工が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す図、第2図および第3図
は第1図に示す実施例の内容を説明する図、第4図およ
び第5図は第1図に示す実施例を一部変更した例を示す
図、第6図は本発明の他の実施例を示す図であり、第7
図は第6図に示す実施例の内容を示す図である。 1・・・研削砥石、 2・・・切削加工面(被研削面)
3・・・自由曲面、  4・・・回転軸、 5・・・接
触面。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、回転する研削砥石を被研削面に押しあてつつ被研削
    面上を移動させて研削し自由曲面を創成する方法におい
    て、前記研削砥石の回転軸と平行方向の振動と、前記研
    削砥石と前記被研削面の接触面積と、前記研削砥石と前
    記被研削面の接触面圧とを、数値制御して研削すること
    を特徴とする自由曲面の創成研削方法。 2、研削砥石の回転数と、研削砥石の回転軸と平行方向
    の振動の振幅および速度と、前記研削砥石を被研削面へ
    押しつける力とのうちのいずれか一つ以上を数値制御し
    て研削することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載の自由曲面の創成研削方法。
JP62007606A 1987-01-16 1987-01-16 自由曲面の創成研削方法 Expired - Lifetime JP2626748B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5973272A (ja) * 1982-10-18 1984-04-25 Inoue Japax Res Inc 数値制御研磨装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5973272A (ja) * 1982-10-18 1984-04-25 Inoue Japax Res Inc 数値制御研磨装置

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JP2626748B2 (ja) 1997-07-02

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