JPS6317311A - 燃料制御回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、燃料制御回路に係り、特に燃料圧力変動を防
止する事に好適な燃料制御回路に関する。

〔従来の技術〕

従来の回路は実開昭５９−１８１９０７号「流量制御装
置」の公報に示すように、燃料要求信号と燃料流量発信
器との偏差信号又は燃料圧力発信器と圧力設定値との偏
差信号の大きい方により燃料流量制御弁を制御して燃料
流量制御を行なっていた。しかし上記回路では、バーナ
点火又は消火時の一時的な圧力変動に対しては、考慮さ
れていなかった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術は、ボイラに設置された複数のバーナのい
ずれかが点火又は消火した時、一時的に燃料圧力が変動
する事に対して配慮がなされておらず、ボイラ内バーナ
燃焼不安定となる問題があった。

本発明の目的は、バーナ点火又は消火時においても燃料
圧力が変動するのを防止する事にある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は上記目的を達成するには、バーナ点火又は消火
時は、一時的にバーナ点火又は消火に見合った量の信号
を燃料流量制御信号に加えてやる事により達成される。

〔作用〕

燃料流量制御弁を制御する信号に、バーナ点火時バーナ
消火指令が入ってバーナ点火完了となるまでの間先行的
に補正信号を加えて余分に燃料流量制御弁を開してやる
ことにより燃料圧力がバーナ点火時減少するのを防止で
きる。

同様にバーナ消火時、バーナ消火指令が入ってバーナが
消火するまでの間先行的に補正信号を加えて燃料流量制
御弁を閉してやる事により燃料圧力がバーナ消火時増加
するのを防止できる。

〔実施例〕

以下本発明の一実施例を図により説明する。

燃料流量制御は、燃料流量要求指令１８と、燃料流量発
信器２の信号偏差を加算機５でとりその信号を比例積分
回路１６を通して流量制御弁１９を制御し溶流量を制御
している。ここで燃料圧力発信器１よりの信号と信号発
生器３で指定された圧力との偏差を加算機４でとり、上
記信号とバ−ナ点火時又は消火時の補正信号とを加算機
１４で加算した信号を比例積分回路１５を通して出力し
、燃料流量による信号とどちらか大きい方を選択する選
択回路１７を更に設けて補正を行なっている。

ここでバーナ点火・消火行なわない時は、信号発生器６
，１０の値０％を優先させ、バーナ点火時は、信号発生
器８による正の先行補正信号を切替スイッチ７により選
択し、バーナ消火時は、信号発生器１２による負の先行
信号を切替スイッチ１１により選択し、その上記信号と
加算機４の出力信号とを加算機１４にて加算しその信号
を比例積分して制御信号としている。

これによりバーナ点火・消火時の圧力変動を先行補正信
号により燃料流量制御弁を先行動作させる事により防止
できボイラ内バーナの燃焼を安定に保つという効果があ
る。

〔発明の効果〕

本発明によれば、ボイラ内バーナが点火した時の燃料圧
力減少によるバーナ点火失敗、バーナ消火時の圧力増加
による燃焼不安定をなくすし、一定の燃料圧力で制御で
きる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のバーナ点火・消火時の補正
回路付燃料制御回路図である。 １・・・燃料圧力発信器、２・・・燃料流量発信器、４
゜５．１４・・・加算機、７，１１・・・切替スイッチ
、９・・・バーナ点火指令、１３・・・バーナ消火指令
、１５゜１６・・・比例積分回路、１７・・・高値選択
回路、１９高１い

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、火力発電プラントボイラ負荷増減の為に設置された
   複数のバーナと燃料要求指令と燃料流量発信器との偏差
   信号又は燃料圧力発信器と圧力設定値との偏差信号との
   大きい方を制御信号として燃料流量制御弁を制御しボイ
   ラ負荷に見合つた適切な燃料を供給する燃料制御回路に
   おいて、ボイラ負荷増減の為にバーナを点火又は消火す
   る時の燃料圧力変動防止の為バーナ点火又は消火指令に
   より一時間に燃料流量制御弁制御信号に補正信号を加え
   る回路を設けた事を特徴とする燃料制御回路。