JPH0658528A - 燃焼装置の制御方法 - Google Patents
燃焼装置の制御方法Info
- Publication number
- JPH0658528A JPH0658528A JP21149492A JP21149492A JPH0658528A JP H0658528 A JPH0658528 A JP H0658528A JP 21149492 A JP21149492 A JP 21149492A JP 21149492 A JP21149492 A JP 21149492A JP H0658528 A JPH0658528 A JP H0658528A
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- Japan
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- burner
- burners
- load
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- Regulation And Control Of Combustion (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 操作性の改善ならびに点火用燃料の使用量の
軽減が図れ、点火装置の消耗が防止できる燃焼装置の制
御方法を提供するにある。 【構成】 複数のバーナエレメント５からなるバーナを
複数備えた燃焼装置であって、前記バーナは前記バーナ
エレメント５のうち所定本数を閉止するバーナカット弁
６を備え、当該燃焼装置の負荷運用域において、前記複
数のバーナの一部又は全部に対して前記バーナカット弁
６を開閉して前記バーナエレメント５の所定本数を点火
状態又は消火状態にすることにより、負荷に対応させる
ことを特徴とするものである。
軽減が図れ、点火装置の消耗が防止できる燃焼装置の制
御方法を提供するにある。 【構成】 複数のバーナエレメント５からなるバーナを
複数備えた燃焼装置であって、前記バーナは前記バーナ
エレメント５のうち所定本数を閉止するバーナカット弁
６を備え、当該燃焼装置の負荷運用域において、前記複
数のバーナの一部又は全部に対して前記バーナカット弁
６を開閉して前記バーナエレメント５の所定本数を点火
状態又は消火状態にすることにより、負荷に対応させる
ことを特徴とするものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は燃焼装置の制御方法に係
り、特にガスバーナを使用した燃焼装置の制御方法に関
するものである。
り、特にガスバーナを使用した燃焼装置の制御方法に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】図３は燃焼装置におけるバーナの配置
図、図４は起動バーナの斜視図、図５は主バーナの斜視
図、図６はプラント負荷とバーナヘッダ圧力との関係を
示す図、図７は従来法におけるバーナ点火、消火のフロ
ーチャートである。
図、図４は起動バーナの斜視図、図５は主バーナの斜視
図、図６はプラント負荷とバーナヘッダ圧力との関係を
示す図、図７は従来法におけるバーナ点火、消火のフロ
ーチャートである。
【０００３】図３はボイラ前壁と後壁にそれぞれ各種バ
ーナを配置した状態を示しており、図中の１は起動用バ
ーナ、２は主バーナ、３は点火バーナである。なお、起
動用バーナ１ならびに主バーナ２に付した連続番号は、
図７などで示すバーナ番号を表している。
ーナを配置した状態を示しており、図中の１は起動用バ
ーナ、２は主バーナ、３は点火バーナである。なお、起
動用バーナ１ならびに主バーナ２に付した連続番号は、
図７などで示すバーナ番号を表している。
【０００４】図４は２分割、バーナカット方式の起動バ
ーナを示しており、図４ならびに図５において図中の４
はバーナガスリング、５はガスエレメント、６はバーナ
カット弁、７はバーナ元弁である。
ーナを示しており、図４ならびに図５において図中の４
はバーナガスリング、５はガスエレメント、６はバーナ
カット弁、７はバーナ元弁である。
【０００５】従来のバーナ運用は、発電プラントの起動
時において図３及び図４に示す起動用バーナ１を使用す
る。この起動用バーナ１のバーナカット弁を開、閉する
ことにより、２段階のガス流量制御が可能であり、プラ
ントの圧力、温度などの急変を抑制している。図３に示
すバーナ番号（１）〜（４）の起動用バーナ１の点火が
終了すると、ボイラ火炉は熱負荷がほぼ均一になるた
め、主バーナ２を順次点火する。
時において図３及び図４に示す起動用バーナ１を使用す
る。この起動用バーナ１のバーナカット弁を開、閉する
ことにより、２段階のガス流量制御が可能であり、プラ
ントの圧力、温度などの急変を抑制している。図３に示
すバーナ番号（１）〜（４）の起動用バーナ１の点火が
終了すると、ボイラ火炉は熱負荷がほぼ均一になるた
め、主バーナ２を順次点火する。
【０００６】図６にバーナ本数との関係において、プラ
ント負荷−バーナヘッダ圧力特性を示している。同図に
示すように１００％負荷ではバーナの全数が点火状態に
あり、安定した燃焼状態が得られるように設計されてい
る。なお、バーナカット弁を使用するのはバーナ本数が
４本未満で、通常の運用には使用されない領域である。
ント負荷−バーナヘッダ圧力特性を示している。同図に
示すように１００％負荷ではバーナの全数が点火状態に
あり、安定した燃焼状態が得られるように設計されてい
る。なお、バーナカット弁を使用するのはバーナ本数が
４本未満で、通常の運用には使用されない領域である。
【０００７】図７の（ａ）はバーナ点火のフローチャー
ト、同図の（ｂ）は消火のフローチャートである。同図
（ａ）に示すように起動用バーナ１ならびに主バーナ２
を点火するためには、まず点火バーナ３を点火してか
ら、起動用バーナ１、主バーナ２を順次点火するように
なっており、点火が終了すると点火バーナ３が消火され
る。
ト、同図の（ｂ）は消火のフローチャートである。同図
（ａ）に示すように起動用バーナ１ならびに主バーナ２
を点火するためには、まず点火バーナ３を点火してか
ら、起動用バーナ１、主バーナ２を順次点火するように
なっており、点火が終了すると点火バーナ３が消火され
る。
【０００８】起動が終了した後の通常の負荷運用では、
運用幅を定めて負荷を増減しており、その運用幅は通常
５０〜１００％である。
運用幅を定めて負荷を増減しており、その運用幅は通常
５０〜１００％である。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この負荷変
動にともなって主バーナ２の点火、消火が行われるが、
この度毎に点火バーナ３も点火、消火する必要があり、
そのために操作が煩雑になるとともに、点火バーナ３に
使用する燃料の消費、点火装置の消耗などの問題があ
る。
動にともなって主バーナ２の点火、消火が行われるが、
この度毎に点火バーナ３も点火、消火する必要があり、
そのために操作が煩雑になるとともに、点火バーナ３に
使用する燃料の消費、点火装置の消耗などの問題があ
る。
【００１０】本発明の目的は、このような従来技術の欠
点を解消し、操作性の改善ならびに点火用燃料の使用量
の軽減が図れ、点火装置の消耗が防止できる燃焼装置の
制御方法を提供するにある。
点を解消し、操作性の改善ならびに点火用燃料の使用量
の軽減が図れ、点火装置の消耗が防止できる燃焼装置の
制御方法を提供するにある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、複数のバーナエレメントからなるバーナ
を複数備えた燃焼装置であって、前記バーナは前記バー
ナエレメントのうち所定本数を閉止するバーナカット弁
を備え、当該燃焼装置の負荷運用域において、前記複数
のバーナの一部又は全部に対して前記バーナカット弁を
開閉して前記バーナエレメントの所定本数を点火状態又
は消火状態にすることにより、負荷に対応させることを
特徴とするものである。
に、本発明は、複数のバーナエレメントからなるバーナ
を複数備えた燃焼装置であって、前記バーナは前記バー
ナエレメントのうち所定本数を閉止するバーナカット弁
を備え、当該燃焼装置の負荷運用域において、前記複数
のバーナの一部又は全部に対して前記バーナカット弁を
開閉して前記バーナエレメントの所定本数を点火状態又
は消火状態にすることにより、負荷に対応させることを
特徴とするものである。
【００１２】
【作用】起動用バーナに設置されているバーナカット弁
を閉じることにより、バーナ容量は減少する。通常、バ
ーナ容量を半分とするため、バーナカット弁を１台閉じ
ることは、主バーナを１／２本消したことと同じことに
なる。
を閉じることにより、バーナ容量は減少する。通常、バ
ーナ容量を半分とするため、バーナカット弁を１台閉じ
ることは、主バーナを１／２本消したことと同じことに
なる。
【００１３】これにより主バーナの点火、消火を行わ
ず、バーナカット弁の開閉のみで、負荷運用に対応する
ことができる。そうすることにより、操作性の改善なら
びに点火用燃料の使用量の軽減が図れ、点火装置の消耗
が防止できる。
ず、バーナカット弁の開閉のみで、負荷運用に対応する
ことができる。そうすることにより、操作性の改善なら
びに点火用燃料の使用量の軽減が図れ、点火装置の消耗
が防止できる。
【００１４】
【実施例】次に本発明の実施例を図面とともに説明す
る。
る。
【００１５】図１は実施例に係るバーナ制御のフローチ
ャート、図２はバーナカット弁運用によるボイラ負荷と
バーナヘッダ圧力との関係を示す特性図である。なお、
バーナなどの構成は図３ないし図５と同様である。
ャート、図２はバーナカット弁運用によるボイラ負荷と
バーナヘッダ圧力との関係を示す特性図である。なお、
バーナなどの構成は図３ないし図５と同様である。
【００１６】図１に示すように、給電指令からの負荷運
用条件が成立すれば、バーナはすべて点火し、フルバー
ナ１６本とする。
用条件が成立すれば、バーナはすべて点火し、フルバー
ナ１６本とする。
【００１７】そして負荷をバーナ本数で割算した値、す
なわちバーナ１本当たりのガス圧力値が、バーナ運用か
ら定めた数値であるバーナ本数減以下であれば、バーナ
本数減指令信号が出力される。またバーナ本数増以上で
あれば、バーナ本数増指令信号が出力される。このバー
ナ本数増、減指令でバーナカット弁を開閉させる。この
バーナカット弁はバーナ１／２本に相当するため、バー
ナカット弁１台閉じるごとに、０．５本ずつバーナ本数
が減じたとして、ガス圧力値を算出する。
なわちバーナ１本当たりのガス圧力値が、バーナ運用か
ら定めた数値であるバーナ本数減以下であれば、バーナ
本数減指令信号が出力される。またバーナ本数増以上で
あれば、バーナ本数増指令信号が出力される。このバー
ナ本数増、減指令でバーナカット弁を開閉させる。この
バーナカット弁はバーナ１／２本に相当するため、バー
ナカット弁１台閉じるごとに、０．５本ずつバーナ本数
が減じたとして、ガス圧力値を算出する。
【００１８】このバーナカット弁運用によるボイラ負荷
とバーナヘッダ圧力との関係は図２のようになる。負荷
が５０〜１００％の領域において従来は１４〜１６本で
あったが、本発明のバーナカット弁運用では、１台閉で
バーナ本数１５本と１６本の間の破線、２台閉でバーナ
本数１５本の間の破線、４台閉でバーナ本数１４本と同
じ曲線となる。
とバーナヘッダ圧力との関係は図２のようになる。負荷
が５０〜１００％の領域において従来は１４〜１６本で
あったが、本発明のバーナカット弁運用では、１台閉で
バーナ本数１５本と１６本の間の破線、２台閉でバーナ
本数１５本の間の破線、４台閉でバーナ本数１４本と同
じ曲線となる。
【００１９】太線でバーナカット弁開閉時のバーナ圧力
と負荷の関係を示すが、これにより、バーナカット弁４
台の開閉でバーナ本数１６本（フルバーナ）のままで、
プラント負荷２／４〜４／４の範囲で対応可能であるこ
とが分かる。
と負荷の関係を示すが、これにより、バーナカット弁４
台の開閉でバーナ本数１６本（フルバーナ）のままで、
プラント負荷２／４〜４／４の範囲で対応可能であるこ
とが分かる。
【００２０】
【発明の効果】本発明は前述のような構成になってお
り、主バーナの点消火なしに負荷変化に対応することが
できる。したがって操作性の改善ならびに点火用燃料の
使用量の軽減が図れるとともに、点火装置の消耗が防止
できる。
り、主バーナの点消火なしに負荷変化に対応することが
できる。したがって操作性の改善ならびに点火用燃料の
使用量の軽減が図れるとともに、点火装置の消耗が防止
できる。
【図１】本発明の実施例に係るバーナ制御のフローチャ
ートである。
ートである。
【図２】バーナカット弁運用によるボイラ負荷とバーナ
ヘッダ圧力との関係を示す特性図である。
ヘッダ圧力との関係を示す特性図である。
【図３】燃焼装置におけるバーナの配置図である。
【図４】起動用バーナの斜視図である。
【図５】主バーナの斜視図である。
【図６】従来法によるボイラ負荷とバーナヘッダ圧力と
の関係を示す特性図である。
の関係を示す特性図である。
【図７】従来法によるバーナ点火、消火のフローチャー
トである。
トである。
１ 起動用バーナ ２ 主バーナ ３ 点火バーナ ６ バーナカット弁
Claims (1)
- 【請求項１】 複数のバーナエレメントからなるバーナ
を複数備えた燃焼装置であって、前記バーナは前記バー
ナエレメントのうち所定本数を閉止するバーナカット弁
を備え、当該燃焼装置の負荷運用域において、前記複数
のバーナの一部又は全部に対して前記バーナカット弁を
開閉して前記バーナエレメントの所定本数を点火状態又
は消火状態にすることにより、負荷に対応させることを
特徴とする燃焼装置の制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21149492A JP3146441B2 (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 燃焼装置の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21149492A JP3146441B2 (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 燃焼装置の制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0658528A true JPH0658528A (ja) | 1994-03-01 |
| JP3146441B2 JP3146441B2 (ja) | 2001-03-19 |
Family
ID=16606881
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21149492A Expired - Fee Related JP3146441B2 (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 燃焼装置の制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3146441B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102543189B1 (ko) * | 2021-08-06 | 2023-06-12 | 김광진 | 발등보호대 |
-
1992
- 1992-08-07 JP JP21149492A patent/JP3146441B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3146441B2 (ja) | 2001-03-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| R250 | Receipt of annual fees |
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