JPS584031Y2 - ガス流量調整器 - Google Patents

ガス流量調整器

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Publication number
JPS584031Y2
JPS584031Y2 JP14963877U JP14963877U JPS584031Y2 JP S584031 Y2 JPS584031 Y2 JP S584031Y2 JP 14963877 U JP14963877 U JP 14963877U JP 14963877 U JP14963877 U JP 14963877U JP S584031 Y2 JPS584031 Y2 JP S584031Y2
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JP
Japan
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gas flow
reference pressure
valve body
gas
fluid
Prior art date
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Expired
Application number
JP14963877U
Other languages
English (en)
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JPS5474942U (ja
Inventor
孝 内藤
Original Assignee
三菱電機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 三菱電機株式会社 filed Critical 三菱電機株式会社
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Publication of JPS5474942U publication Critical patent/JPS5474942U/ja
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  • Control Of Combustion (AREA)
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  • Fluid-Driven Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はガス入口部とガス出口部との間に設けられ、
かつ上記ガス入口または出口部のいずれかと基準圧力室
とを仕切るダイヤフラムに直結された弁体の開度によっ
てガス通過流量を調整する調整器に関するものである。
第1図および第2図は従来量も一般的に使用されている
この種ガス流量調整器の原理図であり、入口圧力P1が
変動した場合でもダイヤフラム1、調整バネ2、弁体3
などの働きによって出口圧力P2を圧力調整ネジ部材1
5の螺挿により調整された基準圧力P。
に対して一定に保ちこの調整器内のガス通過量を制御し
ようというものである。
通常の場合、出口圧力P2の変動を少なくするためにも
入口圧力P1の変動に対するダイヤフラムの応答は速い
方が望ましいが状況によってはある程度の遅延時間が必
要とされる場合がある。
例えば第3図は上記ガス流量調整器の応用使用例であっ
て、ガス流量調整器4は供給圧力P工を使用圧力P2に
設定するためのものであるがダイヤフラム1、調整バネ
2、弁体3、操作ロッド7、ストッパ8、圧力検出部1
0、基準圧力室11.リング状の圧力調整ねし部材15
、Oリング16からなる後段のガス圧力調整器5は低入
力にてバーナ6を使用したい時にのみ動作するようにな
っている。
即ち高入力設定時には操作ロッド7によってダイヤフラ
ム1及びそれと連動する弁体3は固定されガス流量調整
器5の出口圧力P3は入力圧力P2とほとんど変らない
値を示す。
また低入力で使用したい時にはこの操作ロッド7のスト
ッパー8を外すことによって上記において説明した通常
のガス流量調整として作動し出口圧力P3をガス流量調
整器4の出口圧力P2よりも低い任意の値に設定できる
さてこのようなシステムを第3図の如き、燃焼室12、
ノズル17、種火用ノズル18、種火装置19、送風機
20からなる密閉型燃焼器の入力制御用として用いた場
合、その燃焼特性によってはこのシステムだけでは不充
分な場合がある。
即ちこのような密閉燃焼式のものの場合排ガス回路の流
路損失値はその通過流体の温度によって大きく影響され
、また非燃焼時には燃焼作用による機内圧増加もないこ
ともあってバーナ6着火前の空気量が燃焼安定時よりも
かなり多いものとなる。
このため低入力時には空気量過剰となって確実な着火を
行なえなくなる。
そこで第3図のガス流量調整器5はこの点を考慮して小
孔9を基準圧力検出部10と基準圧力室11との間に設
はガス流量調整器5の応答を故意に遅延させることによ
って、たとえ低入力側に操作ロッド7が設定されていて
も一定時間を経なければ出右圧力は低入力設定圧力P3
に移行しないようになっている。
ここで第4図は操作ロッド7を外した直後あるいはガス
遮断時を示し、第5図はガス通過後一定時間を経過した
時の様子を示す。
なお図中第3図と同一符号は同一または相当部分を示す
しかしこのような構造のものにあっては復帰時間も同様
に遅れるということであるからたとえば出口圧力が設定
圧力P3への移行を終了しかつ燃焼室12がまた充分に
熱せられていない時にガスを遮断し再度着火しようとす
る場合小孔9の影響によってダイヤフラム1及び弁体3
に完全には復帰していないから前述の如く空燃比のバラ
ンスが崩れ確実な着火が行えない場合がある。
この考案はこれらの欠点を除去するためなされたもので
、基準圧力検出部10と基準圧力室11との通路を通過
する流体の方向によってその流体の受ける抵抗を変え、
動作開始時あるいは復帰時のいずれかのみに遅延するガ
ス流量調整器を提供するものである。
以下第6図に示すこの考案の一実施例について説明する
第6図において、第3図に示される流量調整器と異なる
ところは、小孔9の形状をその中を通過する流体の往路
と復路についてそれぞれ別個の損失係数を持つような構
造にした点である。
即ち第6図においてA方向に流体が進行する時は急縮小
の除土じる損失によってほぼ全体の流体抵抗が定まり、
B方向に流体が進行する時は急拡大の際に生じる損失に
よってほぼ全体の流体抵抗が定まるが、前者は後者に比
しはるかに小さいのが一般であるから、基準圧力検出部
10と基準圧力室11との間に生じた圧力差を解消する
速度はA方向に流体が移動する時、即ち初期状態への復
帰時の方か゛大きくなる。
しかし実使用状態においてはこれでも不充分な場合が多
く、これを更に改良したのが第7図に示す機構であって
第7図において第6図と同一符号は同一または相当部分
を示し復帰ばね13と特殊弁体14及びその特殊弁体1
4に穿設せられた小孔9により通路が構成されており弁
体14はその前後に生じた圧力差により適宜開閉し、小
孔9の効果を無効あるいは有効ならしめる。
したがってこの機構を備えたガス流量調整器を密閉型燃
焼器に用いれば、常に安定燃焼域より着火させる事が可
能で、また復帰時間が短かくて済むから確実にその役割
を果すことができる。
なお以上は高入力側から低入力側に移行させる場合につ
いてのみ説明したが、この考案はこれに限らず低入力側
から高入力側に移行させる場合にも応用できることはも
ちろんである。
例えば第8図に示す燃焼装置における如く、充分広い安
定燃焼域を確保できるバーナ6を持ちかつ種火によらず
点火装置22により直接放電エネルギーによって着火す
る構造のものにおいて、第7図に示される本考案のガス
流量調整器5を第8図に示されるように用いれば常に低
入力側から作動させることが出来、着火に伴う小爆発音
を軽減することが可能である。
この場合でも本考案による効果によって復帰時間が大幅
に短縮されているから、消火から再点火に至る時間が短
かくとも充分にその機能を果たすことができる。
この考案は以上説明したとおり基準圧力室と基準圧力検
出部との間の流体抵抗をその流体の進行方向によって異
なるようにするという簡単な機構で使用燃焼器の特性の
実質的向上を計ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第3図は従来のガス流量調整器の
構成を示す断面図、第4図および第5図は第3図に示す
ガス流量調整器の動作状態を示す断面図、第6図はこの
考案の一実施例を示す断面図、第7図はこの考案の他の
実施例を示す断面図、第8図は第7図に示されるガス流
量調整器の使用例を示す断面図である。 図において、1はダイヤフラム、2は調整ばね、3は弁
体、7は操作ロッド、8はストッパー、9は小孔、11
は基準圧力検出部、12は基準圧力室、14は復帰ばね
、15は特殊弁体である。 なお図中同一符号は同一または相当部分を示すものとす
る。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)ガラス入口部あるいはガス出口部の何れかと基準
    圧力室とを仕切るダイヤフラムに直結され、かつ上記ガ
    ス出入口間に配設された弁体の開度によってガス流通過
    量を調整するものにおいて、上記基準圧力室と基準圧力
    検出部とを連絡する通路に流体の進行方向によって流体
    抵抗が異なる手段を設けたことを特徴とするガス流量調
    整器。
  2. (2)手段は基準圧力検出部と基準圧力室の何れか一方
    が高い時のみ通路を閉しる弁体を備え、上記弁体には上
    記通路内の流体の移動を緩慢ならしめる小孔を有するこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載のガ
    ス流量調整器。
JP14963877U 1977-11-08 1977-11-08 ガス流量調整器 Expired JPS584031Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14963877U JPS584031Y2 (ja) 1977-11-08 1977-11-08 ガス流量調整器

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JP14963877U JPS584031Y2 (ja) 1977-11-08 1977-11-08 ガス流量調整器

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Publication Number Publication Date
JPS5474942U JPS5474942U (ja) 1979-05-28
JPS584031Y2 true JPS584031Y2 (ja) 1983-01-24

Family

ID=29133159

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