JPH10185185A - ガスタービンの燃料制御方法 - Google Patents

ガスタービンの燃料制御方法

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JPH10185185A
JPH10185185A JP34911596A JP34911596A JPH10185185A JP H10185185 A JPH10185185 A JP H10185185A JP 34911596 A JP34911596 A JP 34911596A JP 34911596 A JP34911596 A JP 34911596A JP H10185185 A JPH10185185 A JP H10185185A
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JP
Japan
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fuel
fuel supply
supply amount
injection valve
gas turbine
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JP34911596A
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Kenji Teramachi
健司 寺町
Katsuo Yonezawa
克夫 米澤
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IHI Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料供給制御方法の単純化を図り、安定燃焼
性を確保するとともに、制御系のハンチング現象の発生
を防止して信頼度を高める。 【解決手段】 燃料が供給される燃料噴射弁の本数をエ
ンジンの作動状態に応じて増減させるガスタービンにお
いて、燃料噴射弁の本数を増加させる際に、最大許容燃
料供給量よりも低く上方定格定常燃料供給量以上の加速
限界燃料供給量に基づいて各燃料噴射弁への燃料供給制
御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスタービンの燃
料制御方法に係り、特に窒素酸化物量の低減と安定燃焼
確保とを図る技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】航空機、船舶、発電用ガスタービン等に
利用される燃焼装置(燃焼器)にあっては、ケーシング
の内部に燃料噴射弁としてパイロット噴射弁と主噴射弁
を配して、噴射弁から噴射させた燃料に着火することに
より燃焼させるようにしている。これらの燃料噴射装置
では、燃料供給量を増減することによりエンジンの出力
および回転数を制御している。この燃料の増減の際に
は、燃料装置およびエンジンの高温部品の過熱を防止す
るため、燃料供給の限界値を示す最大許容燃料供給量が
設定されている。
【0003】また、燃焼装置にあっては、燃焼ガス中の
窒素酸化物(NOx)量を低減することが要求されるた
め、燃料供給系から噴射弁に燃料を送り込むとともに、
大量の空気により希釈して蒸気化したものを(予混合予
蒸発させて)燃焼させるようにしている。
【0004】これらの燃焼装置においては、図1、図5
および図6に示すように、燃料供給量Wを増加してター
ビンの出力Pを増大させる際に、作動中の噴射弁から未
作動の噴射弁へ火移りさせる操作(ステージング)を行
っている。図1に示すように、例えばロードが増大した
際等、回転数Nの状態で出力を点Aで示す出力PA から
点Bで示す出力PB の状態とするときには、E1で示す
ドループゲインラインに沿わせて、点Bまで到達させる
ようにしていた。このとき、燃料供給量が過剰状態の点
Kを経由しないように、D1に示す最大許容燃料供給量
が設定され、点Aから点C、点G、点Fを経由して、点
Bの状態に到達させていた。この際、図6に示すよう
に、ステージング信号がOFFからONへの切替時およ
び出力Pの増大時において、最大許容燃料供給量は、図
6に示すD1のように、一定に設定されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図6に示すよ
うに、燃料供給量が増大しステージングのための限界量
Rを凌駕した時点で、燃料供給量の増大を感知すること
でステージング信号がONとなって、未作動の噴射弁に
燃料を供給しても、着火状態に移行するまでに時間的な
遅れが出る。このため、エンジンの出力は、図6(a)
に示すように、回転数が一時的に減少するため、さらに
燃料を増量させる指令を出すように機能することがあ
る。したがって、燃料着火時には図6(b)に示すよう
に、燃料過多の状態が出現し、ついで、燃料を減少せよ
という制御をせざるを得なくなり、図6に示すようにス
テージング信号がONとOFFとを繰り返す状態が発生
する。その結果、図1の点F、点H、点J、点Lで表さ
れるような、燃料の増加減少が複数回繰り返されるハン
チング現象が発生し、ガスタービンエンジンの円滑な運
転を阻害していた。
【0006】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、以下の目的を達成しようとするものである。 安定燃焼性を確保すること。 制御系のハンチングを防止すること。 大気中への未燃焼燃料の放出の低減を図ること。 窒素酸化物の生成量を低減して低NOx化を図るこ
と。
【0007】
【課題を解決するための手段】燃料が供給される燃料噴
射弁の本数をエンジンの作動状態に応じて増減させるガ
スタービンにおいて、燃料噴射弁の本数を増加または減
少させる際に、最大許容燃料供給量よりも低く上方定格
定常燃料供給量以上の加速限界燃料供給量に基づいて各
燃料噴射弁への燃料供給制御を行う。また、燃料噴射弁
の本数を増加または減少させる際には、自立定格燃料供
給量以上で下方定格定常燃料供給量以下の減速限界燃料
供給量に基づいて各燃料噴射弁への燃料供給制御を行
う。加えて燃料噴射弁の本数を増加または減少させる際
に、最大許容燃料供給量よりも低く上方定格定常燃料供
給量以上の加速限界燃料供給量と、自立定格燃料供給量
以上で下方定格定常燃料供給量以下の減速限界燃料供給
量とに基づいて各燃料噴射弁への燃料供給制御を行う技
術が付加される。燃料噴射弁の本数の切り替えの完了
は、各主噴射弁の温度を検出するか、もしくは燃料の圧
力から設定圧力になったことを検出した後に、加速限界
燃料供給量もしくは減速限界燃料供給量を解除する燃料
制御を行う。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るガスタービン
の燃料制御方法の一実施形態を、図面に基づいて説明す
る。
【0009】図1ないし図5において、符号1は燃料噴
射弁、2はパイロット噴射弁、3は主噴射弁、4は燃料
供給路、5は流量制御弁、6,6A,6B,6C,6D
は制御弁、Nは回転数、Wは燃料供給量である。
【0010】燃料噴射弁1は、図4及び図5に示すよう
に、1個のパイロット噴射弁2の回りに複数個(例えば
6個)の主噴射弁3(3B,3C,3D)が配され、パ
イロット噴射弁2と主噴射弁3とは燃料供給路4に接続
されており、燃料供給路4の途中に流量制御弁5、制御
弁6(6A〜6D)が介在状態に配されている。
【0011】主噴射弁3は3系統に分割されており、図
4および図5にあっては、例えば制御弁6B,6C,6
Dにより2個ずつの主噴射弁(3B,3B等)の燃料の
断続及び流量を制御するようにしている。なお、燃料供
給路4に供給される燃料供給量Wは、流量制御弁5によ
って制限され、図1ないし図2(b)に示すように、最
大許容燃料供給量の値がD1に設定される。
【0012】以下、燃料供給量の制御方法について説明
すると、燃料噴射弁1に着火する際にあっては、図4の
矢印Wに示すように、燃料を燃料供給路4に送り込み、
制御弁6Aを「開」の状態及び制御弁6B,6C,6D
を「閉」の状態としてパイロット噴射弁2に燃料を送
り、パイロット噴射弁2を図5(a)に示すように着火
状態とする。
【0013】次に、図1ないし図2(a)に示すよう
に、回転数Nの状態で出力を点Aで示す出力PA から点
Bで示す出力PB の状態にまで出力Pを増加させる際に
は、パイロット噴射弁2が作動した状態で、主噴射弁3
のうち、まず主噴射弁3Bに点火する。この際、時刻t0
において燃料供給量Wが限界量R以上となるため、図2
に示すように、ステージング信号がONとなり、制御弁
6Bを「開」状態として、パイロット噴射弁2から火移
りさせて、主噴射弁3Bを図5(b)に示すように着火
状態としてステージングさせる。
【0014】このステージングに際しては、流量制御弁
5に流れる燃料供給量Wに設定される最大許容燃料供給
量D1に対して、加速限界燃料供給量D2を設定する制
御を行う。最大許容燃料供給量D1と加速限界燃料供給
量D2は、図1に示すように、上方定格定常燃料供給量
D3に対して、 D3<D2<D1 の関係を満たすよう設定する。すると、燃料噴射弁1に
送り込む燃料供給量を、流量制御弁5の制御に基づき大
きくした際にも、流量制御弁5に流れる燃料供給量が一
定以上にならないので、燃料供給量Wが、図2に示すよ
うに、ステージング信号がOFFとなる限界量R以下と
なることがない状態を維持でき、かつ、図1に示すよう
に、出力Pが点A、点C、点Lを経由し、E1で示すド
ループゲインラインに沿う状態として、点Bの状態まで
増加させることができる。
【0015】所定の出力まで増加し、燃料噴射弁1の温
度上昇の検出または燃料圧力の上昇を検出することによ
って、主噴射弁3Bが着火し安定したことを検出した
後、流量制御弁5に流れる加速限界燃料供給量D2の設
定を最大許容燃料供給量D1に戻し、図5に示すよう
に、主噴射弁3Bを着火状態とすることでステージング
が終了する。
【0016】つぎに、主噴射弁3Cを点火して出力を上
昇する際には、制御弁6Cを「開」の状態として主噴射
弁3Cに燃料を送り込み点火中の噴射弁2,3Bから主
噴射弁3Cに火移りさせて、図5(c)に示すように主
噴射弁3Cを着火状態とする。このとき、主噴射弁3C
を点火して出力を増加する際には、上述したように、ス
テージングを行い、加速限界燃料供給量D2を最大許容
燃料供給量D1と上方定格定常燃料供給量D3とに対し
て、 D3<D2<D1 の関係を満たすよう設定する。
【0017】すると、燃料噴射弁1に送り込む燃料供給
量Wを、流量制御弁5の制御に基づき大きくした際に
も、流量制御弁5に流れる燃料供給量Wが一定以上にな
らないので、図2に示すように、ステージング信号がO
FFとなる限界量R以下となることがない状態を維持で
き、かつ、図1に示すように、出力Pが点A、点C、点
Lを経由して点Bの状態まで増加することができる。
【0018】所定の出力まで増加し、燃料噴射弁1の温
度上昇の検出または燃料圧力の上昇を検出することによ
って、主噴射弁3Cが着火し安定したことを検出した
後、流量制御弁5に流れる加速限界燃料供給量D2の設
定を最大許容燃料供給量D1に戻し、図5に示すよう
に、主噴射弁3Cを着火状態とすることでステージング
が終了する。
【0019】同様に、主噴射弁3Dを点火して出力を大
きくする際には、上述したように、制御弁6Dを「開」
の状態として主噴射弁3Dに燃料を送り込み点火中の噴
射弁2,3B,3Cから主噴射弁3Dに火移りさせて、
図5(d)に示すように主噴射弁3Dを着火状態とす
る。このとき、主噴射弁3Dを点火して出力を増加する
際には、上述したように、ステージングを行い、加速限
界燃料供給量D2を最大許容燃料供給量D1と上方定格
定常燃料供給量D3とに対して、 D3<D2<D1 の関係を満たすよう設定する。
【0020】すると、燃料噴射弁1に送り込む燃料供給
量Wを流量制御弁5の制御に基づき大きくした際にも、
燃料供給量Wが一定以上にならないので、燃料供給量W
が不完全燃焼をおこす範囲にまで上昇することなく、図
2に示すように、ステージング信号がOFFとなる限界
量R以下となることがない状態を維持でき、かつ、図1
に示すように、出力Pが点A、点C、点Lを経由して点
Bの状態まで増加することができる。
【0021】所定の出力まで増加し、噴射弁3の温度上
昇の検出または燃料圧力の上昇を検出することによっ
て、主噴射弁3Dが着火し安定したことを検出した後、
流量制御弁5に流れる加速限界燃料供給量D2の設定を
最大許容燃料供給量D1に戻し、図5に示すように、主
噴射弁3Dを着火状態とすることでステージングが終了
する。
【0022】上述のような燃料供給量Wの制御方法にお
いては、ステージング信号がON,OFFの切り替え状
態となる限界量R以下となることがない状態を維持でき
るため、ハンチング現象の発生を防止することができ
る。
【0023】次に、燃料噴射弁1の出力を減少する際に
は、図3に示すように、流量制御弁5に流れる燃料供給
量Wに最大許容燃料供給量D1を設定し、燃料供給路4
に送り込まれている燃料を、制御弁6A,6B,6C,
6Dを「開」の状態としてパイロット噴射弁2に燃料を
送り、主噴射弁3を図5(d)に示すように着火状態と
する。
【0024】図3に示すように、回転数Nの状態で出力
を点Sで示す出力PS から、E4で示すドループゲイン
ラインに沿う状態として、点Tで示す出力PT の状態ま
で出力Pを減少させる際には、主噴射弁3のうち、まず
主噴射弁3Dを消火状態とする。この際、図5(c)に
示すように、制御弁6Dを「閉」状態とするが、同時に
減速限界燃料供給量D7を設定することで、燃料供給量
Wが自立定格燃料供給量D8まで減少することを規制す
る制御を行う。この減速限界燃料供給量D7は、図3に
示すように、下方定格定常燃料供給量D6と自立定格燃
料供給量D8に対して、 D8<D7<D6 の関係を満たすよう設定する。
【0025】すると、燃料噴射弁1に送り込む燃料供給
量Wを、流量制御弁5の制御に基づき小さくした際に
も、流量制御弁5に流れる燃料供給量Wが一定以下にな
らないので、ステージング信号がONとなる限界量R以
上となることがない状態を維持でき、図3に示すよう
に、出力Pを点Tの状態まで減少することができる。
【0026】所定の出力まで減少し、燃料噴射弁1の温
度下降の検出または燃料圧力の下降を検出することによ
って、主噴射弁3が安定したことを検出した後、流量制
御弁5に流れる減速限界燃料供給量D7の設定を自立定
格燃料供給量D8に戻し、図5に示すように、主噴射弁
3Dを消火状態とすることでステージングが終了する。
【0027】主噴射弁3B,3Cを消火状態とする際に
は、上述した場合と同様に行われ、このような燃料供給
量Wの制御方法においては、ステージング信号がONと
なる限界量以上となることがない状態を維持できるた
め、ハンチング現象の発生を防止することができる。
【0028】上述のような、加速限界燃料供給量D2の
設定を燃料噴射弁1の出力減少の際に設定すること、お
よび、減速限界燃料供給量D7の設定を燃料噴射弁1の
出力増加の際に設定することにより、よりいっそうのハ
ンチング現象の発生を防止することができる。
【0029】加速限界燃料供給量D2をステージングの
際に設定することで、ステージングの際に火移りが失敗
した場合においても、供給される燃料流量が一定以上に
ならないため、未燃焼燃料の放出が抑制でき、公害防
止、安全性向上を図ることができる。
【0030】
【発明の効果】本発明のガスタービンの燃料制御方法に
よれば、以下の効果を奏する。 (1)最大許容燃料供給量よりも低く上方定格定常燃料
供給量以上の加速限界燃料供給量に基づいて各燃料噴射
弁への燃料供給制御を行うために、燃料噴射弁の本数を
増加および減少させる際に、ハンチング現象の防止を図
ることができる。 (2)自立定格燃料供給量以上で下方定格定常燃料供給
量以下の加速限界燃料供給量に基づいて各燃料噴射弁へ
の燃料供給制御を行うために、燃料噴射弁の本数を増加
および減少させる際に、ハンチング現象の防止を図るこ
とができる。 (3)一時的に燃料供給量の設定を変化するような制御
を行うので、燃料供給制御方法の単純化を図ることがで
きる。 (4)燃料の切り替えの完了を各噴射弁の温度を検出す
るか、もしくは燃料の圧力から設定圧力になったという
ことを検出して元に戻すという制御をするため安定燃焼
性が確保できる。 (5)上記により、大気中への未燃焼燃料の放出の低減
を図ることができる。 (6)上記により、窒素酸化物の生成量を低減して低N
Ox化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るガスタービンの燃料制御方法の
一実施形態における出力増加時の燃料制御状況を示す燃
料供給量−回転数線図である。
【図2】 本発明に係るガスタービンの燃料制御方法の
一実施形態における燃料制御状況を示すステージング信
号および出力,燃料供給量−時間線図である。
【図3】 本発明に係るガスタービンの燃料制御方法の
一実施形態における出力減少時の制御状況を示す燃料供
給量−回転数線図である。
【図4】 本発明に係るガスタービンの燃料制御方法の
一実施形態を示す結線図である。
【図5】 本発明に係るガスタービンの燃料制御方法の
一実施形態における噴射弁の点火状況を示す状態図であ
る。
【図6】 従来のガスタービンの燃料制御方法を示すス
テージング信号および出力,燃料供給量−時間線図であ
る。
【符号の説明】
1…燃料噴射弁 2…パイロット噴射弁 3…主噴射弁 3B…主噴射弁 3C…主噴射弁 3D…主噴射弁 4…燃料供給路 5…流量制御弁 6…制御弁 6A…制御弁 6B…制御弁 6C…制御弁 6D…制御弁 D1…最大許容燃料供給量 D2…加速限界燃料供給量 D3…上方定格定常燃料供給量 D6…下方定格定常燃料供給量 D7…減速限界燃料供給量 D8…自立定格燃料供給量 R…限界量 W…燃料供給量

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料が供給される燃料噴射弁(1)の本
    数をエンジンの作動状態に応じて増減させるガスタービ
    ンにおいて、燃料噴射弁の本数を増加させる際に、加速
    限界燃料供給量(D2)に基づいて各燃料噴射弁への燃
    料供給制御を行うことを特徴とするガスタービンの燃料
    制御方法。
  2. 【請求項2】 燃料が供給される燃料噴射弁(1)の本
    数をエンジンの作動状態に応じて増減させるガスタービ
    ンにおいて、燃料噴射弁の本数を増加させる際に、減速
    限界燃料供給量(D7)と加速限界燃料供給量(D2)
    とに基づいて各燃料噴射弁への燃料供給制御を行うこと
    を特徴とするガスタービンの燃料制御方法。
  3. 【請求項3】 燃料が供給される燃料噴射弁(1)の本
    数をエンジンの作動状態に応じて増減させるガスタービ
    ンにおいて、燃料噴射弁の本数を減少させる際に、減速
    限界燃料供給量(D7)に基づいて各燃料噴射弁への燃
    料供給制御を行うことを特徴とするガスタービンの燃料
    制御方法。
  4. 【請求項4】 燃料が供給される燃料噴射弁(1)の本
    数をエンジンの作動状態に応じて増減させるガスタービ
    ンにおいて、燃料噴射弁の本数を減少させる際に、減速
    限界燃料供給量(D7)と加速限界燃料供給量(D2)
    とに基づいて各燃料噴射弁への燃料供給制御を行うこと
    を特徴とするガスタービンの燃料制御方法。
  5. 【請求項5】 加速限界燃料供給量(D2)は、最大許
    容燃料供給量(D1)よりも少なく上方定格定常燃料供
    給量(D3)より多い値に設定されることを特徴とする
    請求項1、2または4記載のガスタービンの燃料制御方
    法。
  6. 【請求項6】 燃料噴射弁(1)の本数の切り替えの完
    了を、各主噴射弁の温度を検出するかもしくは燃料の圧
    力から設定圧力になったことを検出した後に、加速限界
    燃料供給量(D2)を解除する燃料制御を行うことを特
    徴とする請求項1、2、4または5記載のガスタービン
    の燃料制御方法。
  7. 【請求項7】 減速限界燃料供給量(D7)は、自立定
    格燃料供給量(D8)より多く下方定格定常燃料供給量
    (D6)より少ない値に設定されることを特徴とする請
    求項2、3または4記載のガスタービンの燃料制御方
    法。
  8. 【請求項8】 燃料噴射弁(1)の本数の切り替えの完
    了を、各主噴射弁の温度を検出するかもしくは燃料の圧
    力から設定圧力になったことを検出した後に、減速限界
    燃料供給量(D7)を解除する燃料制御を行うことを特
    徴とする請求項2、3、4または7記載のガスタービン
    の燃料制御方法。
JP34911596A 1996-12-26 1996-12-26 ガスタービンの燃料制御方法 Withdrawn JPH10185185A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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