JPS6317220Y2 - - Google Patents

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JPS6317220Y2
JPS6317220Y2 JP1981035120U JP3512081U JPS6317220Y2 JP S6317220 Y2 JPS6317220 Y2 JP S6317220Y2 JP 1981035120 U JP1981035120 U JP 1981035120U JP 3512081 U JP3512081 U JP 3512081U JP S6317220 Y2 JPS6317220 Y2 JP S6317220Y2
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transformer
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nut
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は変圧器固定装置に関し、特に、変圧器
の容量(サイズ)が異なつた場合でも対応するこ
とができる簡単な構成の変圧器固定装置に関す
る。
(従来の技術) 従来から、マンシヨンなどに設置される床上設
置形変圧器の固定には、複数のアンカーボルトが
使用されている。このため、アンカーボルトの設
置も含めて変圧器の固定に比較的多くの作業工数
を必要としている。
第1図イおよびロは、50KVA以下の変圧器に
使用される従来の固定装置の平面図および側面図
であつて、変圧器1に防振ゴム(図示せず)を介
してあてがわれた4個の金具5と、コンクリート
7に打ち込まれた4本のアンカーボルト2と、ア
ンカーボルト2に対応するナツト3と、コンクリ
ート7の表面と変圧器1の下面の間に挿入された
防振ゴム4を示す。
また、第2図イおよびロは、50KVA以上、例
えば100KVAの変圧器に使用される固定装置の平
面図および側面図であつて、変圧器1aの下面に
結合された2本のアングル材5aと、8本のアン
カーボルト2と、アンカーボルト2に対応する8
個のナツト3と、ボルト2およびナツト3により
アングル材5aを防振ゴム(図示せず)を介して
固定する4個の固定金具6と、コンクリート7の
表面とアングル材5aの下面との間に挿入される
防振ゴム4aを示す。
第3図イおよびロはコンクリート7に打ち込ま
れたアンカーボルトを模式的に示し、イはドライ
ビツト法でコンクリート7に打ち込まれたアンカ
ーボルト2を示し、ロはドリルでコンクリート7
に穴あけし、その穴に挿入したくさび部材2aと
その外側にハンマーで打ち込まれたナツト3aを
示す。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、従来の変圧器固定装置によると、アン
カーボルトを床を構成するコンクリートに打ち込
んでいるため、変圧器の容量(サイズ)によつて
定まる位置に適確にアンカーボルトを取り付けな
ければならない。従つて、打ち込み作業にある程
度の位置精度が要求されることになり、作業性が
低下する。
また、容量増加等によつて異容量の変圧器を設
置するときはアンカーボルトの打ち込みを再度行
わなければならない。
更に、設置された変圧器に防振性を付与するた
めには、アンカーボルトの打ち込み、あるいは再
打ち込み毎に防振ゴムの取り付け等を行わなけれ
ばならない煩わしさがある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記に鑑みてなされたものであり、変
圧器の容量に依存しない位置にアンカーボルトを
打ち込むことができ、変圧器の容量増加が発生し
ても簡単にそれに対応することができ、更に、一
旦工事された防振構造は変圧器の据え換えがあつ
ても工事し直す必要がない変圧器固定装置を提供
する。
即ち、本考案の変圧器固定装置は以下の手段を
有する。
(1) 変圧器受け台 例えば、放射状に伸びる4つのスライド溝を有
する。マンシヨン等の床上に防振ゴムを介してア
ンカーボルト等によつて固定される。形状を正方
形としたとき、向かい合う2辺に切り欠きを設
け、この切り欠きに防振ゴムを介してアングル金
具を係合させてアンカーボルトで固定すると、2
本のアンカーボルトによつて直交する2軸方向の
移動を防止した固定を行うことができる。
(2) L字型固定金具 変圧器を変圧器受け台に固定するものであり、
前述したスライド溝をまたいで変圧器受け台に接
触する第1の固定部と、この第1の固定部と一体
に形成され、変圧器の側面に接触する第2の固定
部を有する。第1の固定部と第2の固定部は直角
になつており、全体としてL字状を呈している。
(3) ボルトおよびナツト ボルトは変圧器の容量(サイズ)に応じて変圧
器受け台のスライド溝の所定の位置へ移動する。
ここで、L字型固定金具の第1の固定部を通し、
ナツトと螺合して第1の固定部を変圧器受け台に
固定する。
〔作 用〕
変圧器受け台を防振ゴムを介してマンシヨン等
の床上にアンカーボルト等によつて固定する。変
圧器受け台が固定されると変圧器の容量(サイ
ズ)が変わつても取り替える必要はない。変圧器
受け台を固定した後、変圧器受け台上に変圧器を
載置し、その位置を決定する。次に、変圧器受け
台の裏からスライド溝にボルトを挿入し、同時
に、変圧器受け台上にL字型固定金具を準備す
る。スライド溝に沿つてボルトを所定の位置まで
移動させ、ボルトをL字型固定金具の第1の固定
部に通し、その上よりナツトで締め付ける。その
結果、L字型固定金具の第1固定部が変圧器受け
台に固定され、第2固定部が変圧器の側面を押圧
するため、変圧器が変圧器受け台に固定される。
以上の説明より明らかな通り、変圧器の容量
(サイズ)が変わつても、ボルト・ナツトの位置
を変えるだけで固定することができる。従つて、
変圧器受け台と床との間に設けられている防振ゴ
ム、あるいは変圧器受け台を固定するアンカーボ
ルト等の再工事を行う必要はない。また、以下に
述べる実施例から明らかなように、アンカーボル
トを減少することができる。
〔実施例〕
以下本考案の変圧器固定装置を第4図イ,ロ,
ハより第8図によつて詳細に説明する。
第4図イ,ロ,ハより第7図は本考案の一実施
例を示し、イは変圧器固定装置の平面図、ロはそ
の底面図、そしてハはその側面図を示し、変圧器
1bを載せる板状の四角形状の受け台10と、該
変圧器受け台10の直交する放射状に所定の長さ
に渡つて設けられた4つのスライド溝17(ボル
トの挿入を容易にする円形拡大部17aを有す
る)と、変圧器受け台10の互に平行する辺の中
央部に所定の幅W(第7図参照)に渡つて切り込
まれた2つの凹部18(縦縁18a,横縁18b
を有する)と、スライド溝17の拡大部17aを
介してヘツド部が挿入されるボルト14および該
ボルトにねじ係合されるナツト15を介して変圧
器1bを変圧器受け台10に固定する4つの変圧
器固定金具11と、変圧器受け台10の凹部18
の幅Wと実質的に同一の幅を有し、その側部を該
凹部18に係合し下部をアンカーボルト2bおよ
びナツト3bによつてコンクリート表面に固定さ
れ上部が後述の防振ゴム13と係合する変圧器受
け台固定用金具(固定部材)12と、該金具12
の側部と係合し前記凹部18の幅Wと実質的に同
一の幅を有する凹部13aと変圧器受け台10の
凹部へ嵌合される部分13bを有する防振ゴム1
3と、第5図および第6図に拡大して示すように
変圧器受け台の底面に装着され、変圧器固定金具
11を所定の位置に固定するボルト14のヘツド
部16がナツト15の締付け時に回転しないよう
な幅を有し、変圧器受け台10のスライド溝17
に対応した長さを有するボルト・ヘツド16を受
けるボルト受け部21(特に第6図参照)と、ロ
図に示すように変圧器受け台10の底面に配設さ
れた固定つば20に嵌合されて各辺に平行に設け
られた長方形の防振ゴム19を示す。
以上の構成において、変圧器受け台10が長方
形の防振ゴム19の四方を取り囲むつば20によ
つて防振ゴム19をしつかりと固定しており、ま
た四個の防振ゴム19が正方形の受け台10の各
辺に平行になるように配置されているため、各方
向の振動、移動を効果的に防ぐことができるため
少い固定部によつて機械的に安定に床面に固定さ
れることができ、その結果アンカーボルトの個数
を2個に減らすことができる。
第8図は、本考案の他の実施例を示し、第1の
実施例と同一の部分は同一の引用数字で示されて
いるので重復する説明は省略するが、変圧器1b
は固定用の一対の脚22を有しており、この脚2
2を固定金具11によつて受け台10に固定する
ことによつて変圧器1bが固定される。
以上説明した通り、本考案による変圧器の固定
方法によると、変圧器受け台の固定は変圧器の容
量に関係なく行うことができる。従つて、アンカ
ーボルトで固定するときはアンカーボルトの打ち
込み位置は変圧器の容量に全く依存しくなる。そ
の結果、変圧器の容量増加等があつてもボルト・
ナツトをスライド溝内を移動させて締め付け作業
だけをやり直せば良い。そのため、防振構造等は
最初のものがそのまま使用され、そのための工事
をやり直したりする必要が全くない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の変圧器固定装置の構成説明図
で、イはその平面図、ロは側面図、第2図は従来
の別の変圧器固定装置の構成説明図でイはその平
面図、ロは側面図、第3図イおよびロはそれぞれ
アンカーボルトの打込み方法の説明図、第4図は
本考案による変圧器固定装置の構成説明図でイは
その平面図、ロは底面図、そしてハは側面図、第
5図は変圧器固定金具を示す拡大断面図、第6図
はボルト受け部を示す説明図、第7図は本考案に
よる変圧器固定装置の分解図、および第8図は本
考案の他の実施例を示す説明図。 符号の説明、1,1a,1b……変圧器、2,
2a,2b……アンカーボルト、3,3a,3b
……ナツト、4,4a……防振ゴム、5,5a,
6……固定金具、7……コンクリート、10……
変圧器受け台、11……変圧器固定金具、12…
…変圧器受け台固定用アングル金具、13……防
止ゴム、14……ボルト、15……ナツト、16
……ボルト・ヘツド、17……穴、18……嵌合
凹部、19……防振ゴム、20……防振ゴム固定
つば、21……ボルト・ヘツド受け部、22……
変圧器固定脚。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 各種容量の変圧器を床上に固定することがで
    きる変圧器固定装置において、 複数のスライド溝を有し、防振ゴムを介して
    床上に固定される変圧器受け台と、 前記スライド溝をまたいで前記変圧器受け台
    に接する第1の固定部、および前記変圧器受け
    台に載置された変圧器に係合する第2の固定部
    を有するL字型固定金具と、 前記スライド溝を移動し、変圧器の容量に応
    じた位置において前記L字型固定金具の前記第
    1の固定部を前記変圧器受け台に固定するボル
    ト・ナツトを有し、 前記ボルト・ナツトが前記L字型固定金具の
    前記第1の固定部を前記変圧器受け台に固定し
    たとき、前記第2の固定部を前記変圧器の前記
    側面を押圧して変圧器を固定することを特徴と
    する変圧器固定装置。 (2) 前記変圧器受け台が、前記スライド溝が位置
    する裏に前記ボルト・ナツトのボルトヘツドの
    外径と略等しい幅のボルト受け部を有し、この
    ボルト受け部に前記ボルトヘツドを挿入して変
    圧器受け台の表よりナツトを回して前記第1の
    固定部を前記変圧器受け台に固定するとき前記
    ボルト受け部が前記ボルトの回転を阻止する構
    成の実用新案登録請求の範囲第1項記載の変圧
    器固定装置。
JP1981035120U 1981-03-13 1981-03-13 Expired JPS6317220Y2 (ja)

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JPS57148822U JPS57148822U (ja) 1982-09-18
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JP2014222957A (ja) * 2013-05-13 2014-11-27 株式会社アイデックス 筐体転倒防止用台座

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