JPS63171333A - トルクセンサ - Google Patents

トルクセンサ

Info

Publication number
JPS63171333A
JPS63171333A JP275487A JP275487A JPS63171333A JP S63171333 A JPS63171333 A JP S63171333A JP 275487 A JP275487 A JP 275487A JP 275487 A JP275487 A JP 275487A JP S63171333 A JPS63171333 A JP S63171333A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
shaft
torque
change
pickup
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP275487A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0743288B2 (ja
Inventor
Shinichi Io
猪尾 伸一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Astemo Ltd
Original Assignee
Atsugi Motor Parts Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Atsugi Motor Parts Co Ltd filed Critical Atsugi Motor Parts Co Ltd
Priority to JP275487A priority Critical patent/JPH0743288B2/ja
Priority to US07/062,551 priority patent/US4784002A/en
Priority to EP87109722A priority patent/EP0271633B1/en
Priority to DE8787109722T priority patent/DE3777774D1/de
Publication of JPS63171333A publication Critical patent/JPS63171333A/ja
Publication of JPH0743288B2 publication Critical patent/JPH0743288B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はトルクセンサ、特に回転トルクを非接触で測定
するトルクセンサに関する。
(従来の技術) 一般に、回転駆動力によって駆動される機器の数は非常
に多く、その適用分野は多岐に亘っている。このような
機器の制御にはトルク制御が重要な位置を占める場合が
少なくない。すなわち、トルクは回転駆動系の制御を行
う際の最も基本的かつ重要なパラメータの1つであり、
トルクと回転数の情報を得るとそれらの積が馬力に比例
するので動力の発生状態および伝達状態を把握すること
が可能になる。
従来のトルクセンサとしては、例えばこれを車両のステ
アリングホイールへ加えられる操舵力を検出する操舵力
検出装置に適用したものとして、特開昭54−1722
8号公報に記載のものがある。この装置では、ステアリ
ングホイールとステアリングシャフトとを弾性体を介し
て連結し、操舵時に操舵トルクの大きさに応じて弾性体
に生じる捩れ作用によりステアリングホイールとステア
リングシャフトとの間に生じる相対捩れ変位をステアリ
ングホイールとステアリングシャフトとの間に介装され
た接点のON −0−F Fにより検出している。とこ
ろが、このような装置では捩れ変位により0N−OFF
される接点やマイクロスイッチ等を配設するため、これ
らの接点の配設に高度な工作精度が要求され、また、O
Nとなる相対捩れ変位量やOFFとなる相対捩れ変位量
を個々に設定するのが困難であるという問題点がある。
また、特開昭55−44013号公報に記載の装置は、
ステアリングホイールから操舵トルクが伝達される入力
軸にストレインゲージ等の電気的変位検出部を設け、ス
テアリングホイールから人力する操舵トルクと操舵抵抗
との差に応じて生ずる入力軸の相対捩れ変位を検出する
ものであるが、入力軸の捩れ変位を検出するのにストレ
インゲージ等の電気的変位検出器を入力軸に固着させて
いたため、温度変化の影響を受は易く、その作動が不安
定で、信頼性に欠けるという問題点があった。
そこでこのような不具合を解消するものとしてさらに、
特開昭58−194664号、特開昭58−21862
7号、特開昭58−105877号、実開昭57−19
2872号、実開昭58−101153号、特開昭58
−5626号、特開昭61−21861号の各公報に示
されたようなものが知られている。
例えば、特開昭58−194664号に記載の装置では
、一端がステアリングホイールに連結され他端がステア
リングギアに連結されたコラムシャフトを分割し、この
分割された2つのシャフトが弾性体を介して相対的な回
動変位を可能にするように連結された操舵装置に設けら
れ、これら2つのシャフトの相対回動変位を軸方向変位
に変換して、軸方向変位の大きさによりステアリングホ
イールに加えられる操舵力を検出している。また、トー
ションバー機構の捩りを静電容量の変化に変換したもの
として上記特開昭61−21861号に記載されたもの
がある。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来の装置にあっては、トー
ションバー機構の捩れ変位をスイッチ等の部材を用いて
検出するものや相対回動変位を軸方向変位に変換するも
の等のいわゆる接触型のトルクセンサでは、構造が複雑
で検出器の機構的、電気的部品点数が多く、かつ取付け
に際して相当の精度が要求されるため、製造コストの増
大を招くばかりか温度・湿度等の環境変化により検出精
度が悪化することがある。すなわち、センサとしてトル
クの検出を行う場合、回転軸が対象であるため、耐摩耗
性、保安性等の信頼性の面から非接触型のトルクセンサ
が望ましい、一方、非接触型のトルクセンサであっても
、例えば捩れ変位の量を光電的に検出するようにしたも
の(上記特開昭58−5626号公報参照)では、特に
汚れの激しい場所で使用できないことがある。また、以
上のような問題点に加えて接触型、非接触型の何れのト
ルクセンサにあっても、従来の装置では静止トルクの検
出は相当困難であって、これらの諸問題を解決したトル
クセンサは未だ実現されていない。
このように、エンジンや電動機等の回転駆動部をコント
ロールする際に極めて重要なパラメータとなる回転およ
び静止トルクを非接触で正確に低コストで検出できるト
ルクセンサの出現が望まれている。
(発明の目的) そこで本発明は、温度・湿度等の環境変化や汚れによる
影響を受けない磁界という物理量に着目し、捩れ変位を
所定の構造により磁束量の変化に変換し、この磁束量の
変化を非接触で検出して捩れ変位を測定することにより
、構造が簡単で応答性が良く静止、回転に拘らず低コス
トでトルクを検出できる非接触型のトルクセンサを提供
することを目的としている。
(問題点を解決するための手段) 本発明によるトルクセンサは上記目的達成のため、第1
シャフトの先端部を捩れ変位の発生が可能な構造として
第2シャフトに連結し、この連結部の周囲を取り囲むよ
うに所定数のN極あるいはS極を固定磁極として配設し
て第2シャフトに固定し、該固定磁極と同数の第1ピッ
クアップ路を各固定磁極の中間位置に対向するように配
設し、この第1ピックアップ路を流れる磁束を前記各磁
極に帰還させる第2ピックアップ路を配設するとともに
、第1、第2ピックアップ路を流れる磁束の量を検出す
る磁気検出素子を第1シャフトに非接触で設け、第2シ
ャフトに対して第1シャフトが捩れ変位したとき変位前
に各固定路極の中間位置にある第1ピックアップ路が変
位後にこの中間位置から外れて固定磁極側に近接するこ
とによって第1、第2ピックアップ路を流れる磁束量を
変化させ、この磁束の変化から第2シャフトに対する第
1シャフトの捩れ変位を検出するようにしている。
(作用) 本発明では、第1シャフトの先端部が捩れ変位の発生が
可能な構造として第2シャフトに連結され、この連結部
の周囲を取り囲むように所定数のN極あるいはS極が固
定磁極として配設されて第2シャフトに固定されるとと
もに、該固定磁極と同数の第1ピックアップ路が各固定
磁極の中間位置に対向するように配設され、この第1ピ
ックアップ路を流れる磁束を前記各磁極に帰還させる第
2ピックアップ路が配設される。また、第1、第2ピッ
クアップ路を流れる磁束の量を検出する磁気検出素子が
第1シャフトに非接触で設けられる。
そして、第2シャフトに対して第1シャフトが捩れ変位
したとき変位前に各固定路極の中間位置にある第1ピッ
クアップ路が変位後にこの中間位置から外れて固定磁極
側に近接することによって第1、第2ピックアップ路を
流れる磁束量が変化し、この磁束の変化から第2シャフ
トに対する第1シャフトの捩れ変位が非接触で検出され
る。したがって、構造が簡単で応答性が良く静止・回転
に拘らず低コストでトルクが精度良く測定できる。
(実施例) 以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第1〜5図は本発明の一実施例を示す図であり、第1図
は本実施例の分解斜視図、第2図は縦断側面図、第3図
は正面図である。
まず、構成を説明する。第1図において、1は第1シャ
フトであり、第1シャフト1は捩れ剛性を若干低くする
ための小径部2を介して第2シャフト3に連結されてお
り、図中A、Bで示すような第1シャフトの円周方向の
回転力を小径部2を経由して第2シャフト3に伝達する
。また、第2図の縦断側面図に示すように第2シャフト
3の外周面3aには小径部2を包み込むようにして成形
された円筒形のモールド部材(非磁性材)4の突端部4
aが嵌合・固着されており、モールド部材4は後述する
ピックアップ部材8およびホール素子11等と一対とな
ってトルク検出機構21を構成している。一方、モール
ド部材4の他端側にはドーナッツ型の磁性体埋込み部4
bが形成され、磁性体埋込み部4bは軸方向に対して垂
直となるような切断面(端面)4cを有し、磁性体埋込
み部4bには端面4cにN極を臨むように配置した磁性
体5が同心円状でかつ等間隔になるように16個配設さ
れている。さらに、各磁性体5の他端部は円環状のコモ
ンリング6に連結されており、コモンリング6は各磁性
体5から発する磁界について閉ループ状の磁気通路の一
部を形成する。コモンリング′6および各磁性体5は磁
性体埋込み部4b内に埋設され、非磁性体からなる磁性
体埋込み部4bと一体形成されている。なお、本実施例
では磁性体5の個数を16個としているが勿論これには
限定されず、等間隔で臨むものであれば他の個数の態様
のものでもよく、また、切断面4cにS極を臨むもので
もよい。
一方、第1シャフトの小径部2側の外周面1aには円筒
フランジ型磁路材(第2ピックアップ路)7が嵌合・固
着されており、円筒フランジ型磁路材7の一端部7aは
コモンリング6の内周面6aと微少空隙(ピボットエア
ーギャップ)を有するように第2シャフト3側に延長さ
れている。
また、円筒フランジ型磁路材7の他端部7bは後述する
円環状の磁路材(第1ピックアップ路)9の内周面9b
と所定の微少空隙を有して対向するように軸方向に対し
て垂直に折り曲げられており、円筒フランジ型磁路材7
の外周面7Cには非磁性材からなるピックアップ部材8
が嵌合・固着されている。ピックアップ部材8には他端
部7bの先端側から軸方向側に微少空隙8aが画成され
ており、ピックアップ部材8の外周側端面8bには円環
状の磁路材9が切断面4Cに面し、かつ切断面4Cと微
少空隙を存するように配設されている。
円環状の磁路材9には各磁性体5の中間位置に対向する
16個の歯形突出部9aが形成されている。
ところで、円筒フランジ型磁路材7、円環状の磁路材9
は前記の磁性体5と同様に非磁性体からなるピックアッ
プ部材8に一体形成されており、定常時(すなわち、ト
ルクがOのとき)では第3図の正面図に示すように磁性
体5が円筒フランジ型磁路材7の丁度中間に位置するよ
うに構成されている。したがって、磁性体5から円環状
の磁路材9の歯形突出部9aに至るまでのギャップ空間
は何れも等しいものとなる。ここで、コモンリング6、
円筒フランジ型磁路材7および円環状の磁路材9は磁力
線を通し易い材質のものが望ましく、例えばパーマロイ
、フェライト等で作られている。
さらに、上述した円環状の磁路材9の歯形突出部9aと
円筒フランジ型磁路材7の端部7bとの間には磁路材や
ピックアンプ部材8と非接触でかつ歯形突出部9aから
端部7bに(あるいは端部7bから歯形突出部9aに)
かかる磁界と直角となるような位置にホール素子(磁気
検出素子)11が1個あるいは複数個配設され、ホール
素子11はプリント基板12に接着材等で固着される。
プリント基板12上にはホール素子11からの信号を検
出・処理するための部材(図示せず)が配設されるとと
もに、プリント基板12はプリント基板に固着する支持
部材12aを介して第1シャフト1に回動変位自在に嵌
合される。なお、ホール素子11は固体のホール効果を
利用したセンサであり、磁界の強さに比例した出力電圧
を発生する素子であるが従来公知のものと同様のものが
使用可能であるので詳しい説明は省略する。
次に、作用を説明する。
本発明に係るトルクセンサは、第1シャフト1と第2シ
ャフト3との間に生じた捩れ変位を磁性体5と歯形突出
部9aとの間のギャップ空間の変化としてとらえ、この
ギャップ空間の変化により生じた磁束量の変化をホール
素子11により非接触で検知してトルクを検出している
。続いて、第4図を用いて本発明の基本的な考え方を述
べる。第4図(a)は定常時におけるトルク検出機構2
1の一部を模式的に示す斜視図であり、同図(b)は回
転力が円周方向Aの向きに加わった場合を示し、同図(
c)は回転力が円周方向Bの向きに加わった場合を模式
的に示している。
定常! トルクが加わっていないので第4図(a)に示すように
各磁性体5から円環状の磁路材9の歯形突出部9aに至
るまでのギャップ空間はどの場所においても一様である
。したがって、同図に示すように歯形突出部9aと歯形
突出部9aを挟む1対の磁性体5とを例に採り説明する
ことができる。
いま、磁性体5のN極から発した磁束は矢印で示す如く
、ギャップ空間歯形突出部9a、内周面9bを経てホー
ル素子11に至り、ホール素子11を直交して円筒フラ
ンジ型磁路材7の端部7b、7a、ピボットエアーギャ
ップおよびコモンリング6を経由して元の磁性体5のS
極に帰還する閉ループを形成している(このときの磁束
をφと呼ぶ)。
この場合、ホール素子11に印加する磁界の強さは、実
際上、透磁率の大きい磁路材やコモンリング6に比して
透磁率が極めて小さいギャップ空間あるいはピボットエ
アーギャップの大きさの差異により決定されるが、定常
時ではこのギャップ空間は比較的大きいことから、ホー
ル素子11に印加される磁界の強さは殆どゼロとなりト
ルクは検出されない。ところで、円筒フランジ型磁路材
7、円環状の磁路材9およびコモンリング6の各部材は
定常時、非定常時とも共通の磁気通路を形成しているこ
とから、これら各部材に経年変化等による劣化があって
もトルクの検出精度の低下を来たさない。
非定常時(トルクが加わった場合) 第4図(b)に示すように回転力が円周方向Aの向きに
加わったときあるいは同図(C)に示すように回転力が
円周方向Bに加わったときは何れも磁性体5から歯形突
出部9aまでのギャップ空間は小さくなり、これに伴っ
て磁路抵抗は減少してゆく。したがって、回転力に応じ
て磁束は大きくなってゆき、その程度はAあるいはB方
向に加わる捩れ角の大きさに比例する。その結果、第5
図に示すように発生トルクの大きさや静止トルクを適切
に検出することができる。
このように、本実施例では磁性体5から発した磁気力を
ホール素子11で検知する際に、第1シャフト1と第2
シャフト3との間に生じた捩れ変位が磁性体5と歯形突
出部9aとの間のギャップ空間の変化としてとらえられ
、このギャップ空間の変化により生じた磁束量の変化が
トルクを示すものとしてピックアップ部材8と非接触で
設けられたホール素子11により正確に検知される。し
たがって、従来の問題点で述べたように、相対回動変位
を軸方向変位に変換するもの等の従来装置に比して回動
部分がなく構造を極めて簡素にすることができ、応答性
や信頼性に優れ、かつ測定精度の良いトルクセンサを低
コストで実現することができる。特に、本実施例では磁
路の構造が非常にシンプルであることから、部品点数の
削減や取付コストの低減を図ることができる。また、構
造が簡単なことに加えてモールド部材4やピックアンプ
部材8の取り付は後にホール素子11等の調整を行うこ
とができるため、これら各部材の取り付けにおいて高い
精度の要求される困難な工作を必要としない、しかも、
本発明では回転トルクの情報を非接触で検出しているの
で、測定精度面の向上は元より、耐摩耗性、保安性等の
信頼性を飛躍的に向上させることができるばかりか、従
来の装置では測定が困難であった静止トルク、回転トル
クの双方をも精度よく検出することができる。
以上のような特徴を有する本発明を例えば、自動車の操
舵力検出用としてステアリング装置に適用すれば操舵力
の制御に極めて好適である。
なお、本実施例では回転トルク検出の例として回転角が
±6°のみの態様を示しているが、これに限らず、例え
ば磁性体や磁片およびシャフトの捩れ剛性を調節するこ
とにより使途に応じた回転トルクをも検出できることは
勿論である。
また、本発明では第1シャフトの先端部を捩れ変位の発
生が可能な構造として第2シャフトに連結する構成とし
ているが、この第1シャフトと第2シャフトとは別々の
部材であっても、あるいは本実施例のように第1、第2
実施例とも1本の部材で形成されるものであってもよい
ことは言うまでもない。
さらに、本実施例では磁気検出素子(ホール素子)を1
個用いた例を示したがこれには限定されず、磁気検出素
子を複数個設けてもよい。例えば第1シャフト1の軸線
を中心として180°の角度に相対する位置に2個の磁
気検出素子を設けるようにすれば、偏芯等の影響による
トルク・リプル分を相殺することができ、検出精度をよ
り一層高めることができる。
(効果) 本発明によれば、第1シャフトの先端部を捩れ変位の発
生が可能な構造として第2シャフトに連結し、この連結
部の周囲を取り囲むように所定数のN極あるいはS極を
固定磁極として配設して第2シャフトに固定し、該固定
磁極と同数の第1ピックアップ路を各固定磁極の中間位
置に対向するように配設し、この第1ピックアップ路を
流れる磁束を前記各磁極に帰還させる第2ピックアップ
路を配設するとともに、第1、第2ピックアップ路を流
れる磁束の量を検出する磁気検出素子を第1シャフトに
非接触で設け、第2シャフトに対して第1シャフトが捩
れ変位したとき変位前に各固定磁極の中間位置にある第
1ピックアップ路が変位後にこの中間位置から外れて固
定磁極側に近接することによって第1、第2ピックアッ
プ路を流れる磁束量を変化させ、この磁束の変化から第
2シャフトに対する第1シャフトの捩れ変位を検出する
ようにしているので、構造が簡単で応答性が良く静止、
回転に拘らず低コストでトルクを検出できる非接触型の
トルクセンサを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜5図は本発明に係るトルクセンサの一実施例を示
す図であり、第1図はその分解斜視図、第2図はその縦
断側面図、第3図はその正面図、第4図(a)はその定
常時の作用を説明するために模式的に示した斜視図、第
4図(b)はその一方の方向にトルクが加わった場合の
作用を説明するために模式的に示した斜視図、第4図(
C)はその他方の方向にトルクが加わった場合の作用を
説明するために模式的に示した斜視図、第5図はその効
果を説明するための回転トルクの特性図である。 1・・・・・・第1シャフト、 2・・・・・・小径部、 3・・・・・・第2シャフト、 5・・・・・・磁性体、 7・・・・・・円筒フランジ型磁路材(第2ピックアッ
プ路)、 9・・・・・・円環状の磁路材(第1ピックアップ路)
、9a・・・・・・歯形突出部、 11・・・・・・ホール素子(磁気検出素子)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 第1シャフトの先端部を捩れ変位の発生が可能な構造と
    して第2シャフトに連結し、この連結部の周囲を取り囲
    むように所定数のN極あるいはS極を固定磁極として配
    設して第2シャフトに固定し、該固定磁極と同数の第1
    ピックアップ路を各固定磁極の中間位置に対向するよう
    に配設し、この第1ピックアップ路を流れる磁束を前記
    各磁極に帰還させる第2ピックアップ路を配設するとと
    もに、第1、第2ピックアップ路を流れる磁束の量を検
    出する磁気検出素子を第1シャフトに非接触で設け、第
    2シャフトに対して第1シャフトが捩れ変位したとき変
    位前に各固定路極の中間位置にある第1ピックアップ路
    が変位後にこの中間位置から外れて固定磁極側に近接す
    ることによって第1、第2ピックアップ路を流れる磁束
    量を変化させ、この磁束の変化から第2シャフトに対す
    る第1シャフトの捩れ変位を検出するようにしたことを
    特徴とするトルクセンサ。
JP275487A 1986-12-17 1987-01-09 トルクセンサ Expired - Lifetime JPH0743288B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP275487A JPH0743288B2 (ja) 1987-01-09 1987-01-09 トルクセンサ
US07/062,551 US4784002A (en) 1986-12-17 1987-06-15 Torque sensor
EP87109722A EP0271633B1 (en) 1986-12-17 1987-07-06 Torque sensor
DE8787109722T DE3777774D1 (de) 1986-12-17 1987-07-06 Drehmomentsensor.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP275487A JPH0743288B2 (ja) 1987-01-09 1987-01-09 トルクセンサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63171333A true JPS63171333A (ja) 1988-07-15
JPH0743288B2 JPH0743288B2 (ja) 1995-05-15

Family

ID=11538131

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP275487A Expired - Lifetime JPH0743288B2 (ja) 1986-12-17 1987-01-09 トルクセンサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0743288B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4984474A (en) * 1988-09-30 1991-01-15 Copal Company Limited Torque sensor
JPH0348714U (ja) * 1989-09-19 1991-05-10
JP2008174284A (ja) * 2007-01-19 2008-07-31 Asahi Kasei Home Products Kk ラップフィルム収納箱
US7424829B2 (en) 2004-03-17 2008-09-16 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Bipolar output torque sensor
JP2009522569A (ja) * 2006-01-06 2009-06-11 ムービング マグネット テクノロジーズ エム.エム.テ. ハンドル軸の捩じれを特に測定するための、ストロークが短い磁気位置センサー
JP2009133872A (ja) * 2001-03-02 2009-06-18 Moving Magnet Technologies (Sa) ステアリングコラムのねじれを検出するための回転位置センサ
JP2012510067A (ja) * 2008-11-25 2012-04-26 ツェットエフ、レンクジステメ、ゲゼルシャフト、ミット、ベシュレンクテル、ハフツング ステアリングシステムにおけるトルク測定用のセンサ装置
JP2014157066A (ja) * 2013-02-15 2014-08-28 Hitachi Metals Ltd トルク検出装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4984474A (en) * 1988-09-30 1991-01-15 Copal Company Limited Torque sensor
JPH0348714U (ja) * 1989-09-19 1991-05-10
JP2009133872A (ja) * 2001-03-02 2009-06-18 Moving Magnet Technologies (Sa) ステアリングコラムのねじれを検出するための回転位置センサ
US7424829B2 (en) 2004-03-17 2008-09-16 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Bipolar output torque sensor
CN100445715C (zh) * 2004-03-17 2008-12-24 三菱电机株式会社 扭矩传感器
JP2009522569A (ja) * 2006-01-06 2009-06-11 ムービング マグネット テクノロジーズ エム.エム.テ. ハンドル軸の捩じれを特に測定するための、ストロークが短い磁気位置センサー
JP2008174284A (ja) * 2007-01-19 2008-07-31 Asahi Kasei Home Products Kk ラップフィルム収納箱
JP2012510067A (ja) * 2008-11-25 2012-04-26 ツェットエフ、レンクジステメ、ゲゼルシャフト、ミット、ベシュレンクテル、ハフツング ステアリングシステムにおけるトルク測定用のセンサ装置
JP2014157066A (ja) * 2013-02-15 2014-08-28 Hitachi Metals Ltd トルク検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0743288B2 (ja) 1995-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4724710A (en) Electromagnetic torque sensor for a rotary shaft
US4784002A (en) Torque sensor
CA2717470C (en) Power steering device
US7009387B2 (en) Tranducer of angular quantities for a cycle
WO2005111565A1 (ja) トルク検出装置
JPS58184527A (ja) トルク検出装置
JPS63171333A (ja) トルクセンサ
US4876899A (en) Torque sensing device
WO2005111564A1 (ja) トルク検出装置
JP2613449B2 (ja) 相対変位検出装置
JPS6336124A (ja) トルクセンサ
US6318188B1 (en) Torque detector
JPS63171332A (ja) トルクセンサ
JPS63158433A (ja) トルクセンサ
JPS63153439A (ja) トルクセンサ
JP2564055B2 (ja) 磁歪式トルクセンサの過負荷防止装置
JP2002310819A (ja) トルクセンサ
JP2729319B2 (ja) トルク検出器
KR102018312B1 (ko) 힘 측정이 가능한 구동 장치
JPH09280973A (ja) トルクセンサ
JP2002267550A (ja) トルク検出装置及び舵取装置
JPH01107122A (ja) 回転軸のトルク検出装置
JP2545317Y2 (ja) 波動歯車変速機のトルク検出装置
JPH01127927A (ja) トルク検出装置
KR20230001179A (ko) 센싱 장치