JPS6317089Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6317089Y2 JPS6317089Y2 JP19031182U JP19031182U JPS6317089Y2 JP S6317089 Y2 JPS6317089 Y2 JP S6317089Y2 JP 19031182 U JP19031182 U JP 19031182U JP 19031182 U JP19031182 U JP 19031182U JP S6317089 Y2 JPS6317089 Y2 JP S6317089Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- reel
- reel lock
- lower half
- lock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案はビデオテープレコーダーに使用され、
テープを巻回したリールの回転を止める機構を備
えたビデオのテープカセツトに関するものであ
る。
テープを巻回したリールの回転を止める機構を備
えたビデオのテープカセツトに関するものであ
る。
従来例と構成とその問題点
近年では、小型ビデオテープレコーダーの開発
により、テープカセツトも小型薄形化が要求さ
れ、テープカセツトの構成、機能向上の開発が進
められてきている。
により、テープカセツトも小型薄形化が要求さ
れ、テープカセツトの構成、機能向上の開発が進
められてきている。
従来、リールロツクの機能を有するテープカセ
ツトとしては第１図〜第３図に示すものがある。
上部ケースを構成する上ハーフ１と、この上ハー
フ１と接合部を介し、対となつて筐体を構成する
下ハーフ２と、この上ハーフ１と下ハーフ２とで
構成された筐体に収納されたテープリール３，４
とこのテープリール３，４の相対する方向に設け
られたラチエツト部５，６と嵌合しロツクするリ
ールロツク７で構成するものである。しかし、こ
の構成では、リールロツク７のリールロツク角穴
８にリールロツク解除ピン９を入れ矢印Ａ方向へ
動かし、リールロツク７を矢印Ａ方向に下げるこ
とによりリールロツク７の先端つの部１０，１１
がガイドピン１２，１３に接触し、テープリール
３，４のラチエツト部からはずれ、ロツクが解除
されるが、前記状態で先端つの部１０はガイドピ
ン１２により矢印Ｂ方向の負荷、先端つの部１１
はガイドピン１３により矢印Ｃ方向の負荷を受け
ており、長期使用時また高温での使用時において
は、先端つの部１０，１１が矢印Ｂ，Ｃ方向に変
形し、テープリール３，４を再度ロツクする際、
リールロツク７の先端つの部１０，１１とラチエ
ツト部５，６と嵌合せず、テープリール３，４の
ロツクができない状態で製品品質上問題である。
ツトとしては第１図〜第３図に示すものがある。
上部ケースを構成する上ハーフ１と、この上ハー
フ１と接合部を介し、対となつて筐体を構成する
下ハーフ２と、この上ハーフ１と下ハーフ２とで
構成された筐体に収納されたテープリール３，４
とこのテープリール３，４の相対する方向に設け
られたラチエツト部５，６と嵌合しロツクするリ
ールロツク７で構成するものである。しかし、こ
の構成では、リールロツク７のリールロツク角穴
８にリールロツク解除ピン９を入れ矢印Ａ方向へ
動かし、リールロツク７を矢印Ａ方向に下げるこ
とによりリールロツク７の先端つの部１０，１１
がガイドピン１２，１３に接触し、テープリール
３，４のラチエツト部からはずれ、ロツクが解除
されるが、前記状態で先端つの部１０はガイドピ
ン１２により矢印Ｂ方向の負荷、先端つの部１１
はガイドピン１３により矢印Ｃ方向の負荷を受け
ており、長期使用時また高温での使用時において
は、先端つの部１０，１１が矢印Ｂ，Ｃ方向に変
形し、テープリール３，４を再度ロツクする際、
リールロツク７の先端つの部１０，１１とラチエ
ツト部５，６と嵌合せず、テープリール３，４の
ロツクができない状態で製品品質上問題である。
考案の目的
本考案は、部品の簡単な構成により、上記従来
の欠点を解消するものである。
の欠点を解消するものである。
考案の構成
本考案は、テープカセツト内に収納されたテー
プリールをロツクする際、リールロツクの先端つ
の部がテープリールのラチエツト部と確実に嵌合
するように案内リブを介して強制的に広げるよう
構成したもので、製品品質上きわめて有利であ
る。
プリールをロツクする際、リールロツクの先端つ
の部がテープリールのラチエツト部と確実に嵌合
するように案内リブを介して強制的に広げるよう
構成したもので、製品品質上きわめて有利であ
る。
実施例の説明
以下に本考案の一実施例を第４図〜第５図にも
とづいて説明する。
とづいて説明する。
図において、１４は下ハーフで内側にガイドピ
ン１５，１６とガイドレール１７と位置規制ピン
１８と円弧状の案内リブ１９が突出し設けられて
いる。２０はテープリールＳ、２１はテープリー
ルＴで下面外周に相対する方向にラチエツト部２
０ａ，２１ａが設けられている。２２はリールロ
ツクであり、先端部に前述ラチエツト部２０ａ，
２１ａと嵌合する薄肉のつの部２２ａ，２２ｂが
設けられ、またリールロツク解除ピン２３が挿入
される角穴２２ｃを有し、前記リールロツク２２
を付勢するばね２４により構成されている。以上
のように構成されたテープカセツトについて説明
する。下ハーフ１４のガイドレール１７の上部へ
リールロツク２２を挿入し、下ハーフ１４の側壁
１４ａとばね２４によりテープリールＳ２０、テ
ープリールＴ２１にリールロツク２２が押圧され
る。押圧される過程において、リールロツク２２
の先端のつの部２２ａ，２２ｂの前方への移動軌
跡内側に円弧状の案内リブ１９が接する位置で、
しかもリールロツク２２がリールロツク解除ピン
２３により矢印Ｄ方向へ下げた時、つの部２２
ａ，２２ｂが接触しない位置でつの部２２ａ，２
２ｂと同一高さもしくは若干低く突出した円弧状
の案内リブ１９が形成されているため、前述円弧
状の案内リブ１９にそつてラチエツト部２０ａ，
２１ａと前記つの部２２ａ，２２ｂが嵌合し、位
置規制ピン１８に当接して、テープリールＳ２０
とテープリールＴ２１がロツクされる。
ン１５，１６とガイドレール１７と位置規制ピン
１８と円弧状の案内リブ１９が突出し設けられて
いる。２０はテープリールＳ、２１はテープリー
ルＴで下面外周に相対する方向にラチエツト部２
０ａ，２１ａが設けられている。２２はリールロ
ツクであり、先端部に前述ラチエツト部２０ａ，
２１ａと嵌合する薄肉のつの部２２ａ，２２ｂが
設けられ、またリールロツク解除ピン２３が挿入
される角穴２２ｃを有し、前記リールロツク２２
を付勢するばね２４により構成されている。以上
のように構成されたテープカセツトについて説明
する。下ハーフ１４のガイドレール１７の上部へ
リールロツク２２を挿入し、下ハーフ１４の側壁
１４ａとばね２４によりテープリールＳ２０、テ
ープリールＴ２１にリールロツク２２が押圧され
る。押圧される過程において、リールロツク２２
の先端のつの部２２ａ，２２ｂの前方への移動軌
跡内側に円弧状の案内リブ１９が接する位置で、
しかもリールロツク２２がリールロツク解除ピン
２３により矢印Ｄ方向へ下げた時、つの部２２
ａ，２２ｂが接触しない位置でつの部２２ａ，２
２ｂと同一高さもしくは若干低く突出した円弧状
の案内リブ１９が形成されているため、前述円弧
状の案内リブ１９にそつてラチエツト部２０ａ，
２１ａと前記つの部２２ａ，２２ｂが嵌合し、位
置規制ピン１８に当接して、テープリールＳ２０
とテープリールＴ２１がロツクされる。
以上のように本実施例によれば、下ハーフにリ
ールロツク先端樹脂ばね部の案内リブを設けるこ
とにより、樹脂ばね部分が長期間におけるクリー
プ変形、温度による変形が発生しても案内リブに
より、確実なテープリールのロツクが可能にな
る。
ールロツク先端樹脂ばね部の案内リブを設けるこ
とにより、樹脂ばね部分が長期間におけるクリー
プ変形、温度による変形が発生しても案内リブに
より、確実なテープリールのロツクが可能にな
る。
考案の効果
以上のように本考案は、リールロツク樹脂ばね
部のガイドを下ハーフに設けることにより、テー
プリールの固定が確実に実施することができ、そ
の実用的効果は大なるものがある。
部のガイドを下ハーフに設けることにより、テー
プリールの固定が確実に実施することができ、そ
の実用的効果は大なるものがある。
第１図は従来のテープカセツトの斜視図、第２
図は下ハーフの要部平面図、第３図は同下ハーフ
の動作時におる要部平面図、第４図は本考案の一
実施例における要部の斜視図、第５図は同平面図
である。 １４……下ハーフ、１９……円弧状の案内リ
ブ、２０ａ，２１ａ……ラチエツト部、２２……
リールロツク。
図は下ハーフの要部平面図、第３図は同下ハーフ
の動作時におる要部平面図、第４図は本考案の一
実施例における要部の斜視図、第５図は同平面図
である。 １４……下ハーフ、１９……円弧状の案内リ
ブ、２０ａ，２１ａ……ラチエツト部、２２……
リールロツク。
Claims (1)
- 上部ケースを構成する上ハーフと、この上ハー
フと対となつて筐体を構成する下ハーフと、この
下ハーフおよび上ハーフとで構成された筐体に収
納され、ラチエツト部を有したテープリールと、
このテープリールのラチエツト部と嵌合するよう
付勢されたつの部を有し、かつテープリールをロ
ツクするリールロツクと、このリールロツクに付
勢されたつの部と当接可能で内側に突出した略円
弧状の案内リブを形成して設けたテープカセツ
ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19031182U JPS5995466U (ja) | 1982-12-15 | 1982-12-15 | テ−プカセツト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19031182U JPS5995466U (ja) | 1982-12-15 | 1982-12-15 | テ−プカセツト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5995466U JPS5995466U (ja) | 1984-06-28 |
| JPS6317089Y2 true JPS6317089Y2 (ja) | 1988-05-16 |
Family
ID=30410087
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19031182U Granted JPS5995466U (ja) | 1982-12-15 | 1982-12-15 | テ−プカセツト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5995466U (ja) |
-
1982
- 1982-12-15 JP JP19031182U patent/JPS5995466U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5995466U (ja) | 1984-06-28 |
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