JPS631704A - タ−ビン復水系統の制御方法 - Google Patents

タ−ビン復水系統の制御方法

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JPS631704A
JPS631704A JP14494286A JP14494286A JPS631704A JP S631704 A JPS631704 A JP S631704A JP 14494286 A JP14494286 A JP 14494286A JP 14494286 A JP14494286 A JP 14494286A JP S631704 A JPS631704 A JP S631704A
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JP
Japan
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condensate
pump
flow rate
turbine
load
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Pending
Application number
JP14494286A
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English (en)
Inventor
Satoshi Akimaru
秋丸 智
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、予備機を持たない復水ポンプおよび復水ブー
スタポンプを有するタービン復水系統の制御方法に関す
る。
(従来の技術) 従来、火力、原子力発電所における復水系統には、復水
ポンプおよび復水ブースタポンプが配置されている。そ
してそのポンプ設備は、50%容量のものを3台設置し
てそのうち1台は予備機で待機している。したがって万
一1台のポンプがトリップしても、瞬時に予備機を起動
し、その負荷に見合った復水流量を確保することができ
る。
ところが、近年ポンプ軸動力の削減の目的から、ポンプ
に可変速装置を採用し、かつ発電所建屋内のスペース上
の問題からポンプ予備機を削除したり、また100%容
量の1台のポンプのみを設置するプラントが増えてきた
(発明が解決しようとする問題点) ここで復水ポンプとして50%容量のポンプを2台設け
て予備機然し、又復水ブースタポンプとして100%容
量のものを1台でしかも可変速装置付で予備機無しとい
う復水系統を考えてみる。このような復水系統において
、復水ポンプがトリップしてしまうと、予備機が無いた
めに残りの復水ポンプはその時の負荷に見合うだけの復
水を送水しようとするので、過流量となってポンプの吸
込部にキャビテーションが発生し、羽根に二ローション
を起してポンプが著しく損傷する。それでポンプがトリ
ップしたためにプラントまでもトリップさせなければな
らないという事態が発生してしまう。
本発明の目的は、復水ポンプの1台がトリップしたら復
水流量を検出し、その流量が復水ポンプの許容最大流量
以内におさまるように復水ブースタポンプの回転数を降
下させ、かつタービン負荷を復水ポンプの1台の許容流
量以内の流量に見合う負荷まで降下させ、ポンプを過流
量によるキャビテーションより保護することのできるタ
ービン復水系統の制御方法を提供するにある。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段および作用)本発明によ
るタービン復水系統の制御方法は、復水ポンプおよび可
変速装置付復水ブースタポンプを備えたタービン復水系
統において、復水ポンプ又は復水ブースタポンプがトリ
ップしたら、系統内の復水流量を許容最大流量以内に制
御し、かつタービン負荷を許容流量以内の流量に見合う
負荷まで降下させることを特徴とするものである。
本発明において、1台の復水ポンプがトリップしたら、
予備機が無いことから、復水流量と負荷とを許容範囲ま
でランバックさせることにより、ポンプと過流量による
キャビテーションより保護することができる。
(実施例) 以下本発明を図面に示す一実施例について説明する。ま
ず火力発電所における復水系統を示す第2図において、
ボイラで発生した蒸気は、蒸気タービン1に流入して仕
事してから復水ポンプ3、復水脱塩装置5およびグラン
ド蒸気復水器6を通り、復水ブ−スポンプ7又は復水ブ
ースタポンプの停止時はバイパス管18から脱気器水位
調節弁11および低圧給水加熱器12を通って脱気器1
3へ送水される。この間蒸気タービン1は発電機16を
駆動して電力を発生させる。
脱気器13へ送られた復水は、脱気器13より給水ポン
プ、ブースタポンプ14および給水ポンプ15により図
示しないボイラへ再び送られる。この間復水流量は復水
流量検出器10で検出され、この検出信号は復水ブース
タポンプ可変速装置8の制御に使用される。また脱気器
レベルおよび給水流量はそれぞれ検出器19および20
によって検出される。
発電機16の負荷は負荷検出器17によって検出される
本発明においては、第2図のような復水系統において、
いま復水ポンプ3,3のうち1台がトリップした時にそ
の系統の流量が復水ポンプの許容最大流量以内に納まる
よう復水ブースタポンプの回転数を降下させるとともに
、タービン負荷を復水ポンプの1台の許容流量以内の流
量に見合う負荷までランバックさせることを特徴とする
ものである。
例えば第3図は復水ブースタポンプの回転数変化による
Q−H特性とシステムヘッド曲線およびポンプMAX−
FLO!It線図を示している。第3図の線図において
、復水ポンプをCP、復水ブースタポンプC−B−Pと
略称して説明する。いまCP2台十〇−B−P1台の運
転時のポンプMAX−FLOvカーブは、aカーブのよ
うに2乗カーブとなっている。これはC−B・Pが回転
数制御を行なっているためである。又CP1台十〇−B
−P 1台運転時のポンプMAX−FLOWカーブはb
カー1の如く直線カーブとなる。これはCPが1台のた
めにCPのMAX−FLOVによって制限されるためで
ある。復水ポンプトリップ前のA負荷に対応する復水流
量をQAとすると、この時のポンプ運転点はA点で表わ
される。
こNでCF2台がトリップすると、CF2台をMAX−
FLOリカーブ外に運転費があるため、dカーブのポン
プトリップ直後の復水系システムヘッドカーブ上をA点
からB点へ運転点を移行させるようにC−B−Pの回転
数をN1からN2へ変化させる。こへでdカーブがCカ
ーブのシステムへラドカーブに比較して傾斜か立ってい
るのは、ポンプトリップ直後は負荷ラインバックさせて
も脱気器器内圧力はすぐには下がらないため、復水系統
としてのロスが増加しているためである。
次に本発明による復水系統の制御方法を第1図に示す制
御ブロック構成図および第2図を用いて説明する。第1
図において、第2図の復水ブースタポンプ7の回転数検
出器9で検出された回転数89と、復水流量検出器10
で検出された復水流量S1゜と、脱気器13のレベル検
出器19で検出された脱気器レベルSXS と、給水流
量検出器20で検出された給水流量S2゜と−をポンプ
回転数設定演算器21に入力し、この演算器21で復水
ブースタポンプの回転数を演算して設定し、この設定値
に基いて復水ブースタポンプ可変速装置8を制御する。
またこれと並行して復水ポンプ駆動用電動機4の疎断器
により復水ポンプ3の運転台数54を、復水ブースタポ
ンプ可変速装置8により復水ブースタポンプ7の運転台
数50を、復水ブースタポンプ回転数検出器9により復
水ブースタポンプ回転数S、をそれぞれ検出し、ポンプ
MAX−FLOII算出演算器22にてポンプMAX−
FLOVを算出し、このポンプMAX−FLOVの算出
値と復水流量検出器10で検出された復水量S、。と比
較量24で比較し、ポンプ流量がMAX−FLOv以内
に納さまるようにポンプ回転数を降下させる信号を復水
ブースタポンプ7の可変速装置!8に送ってポンプ回転
数を制御する。
又これと並行して復水ポンプ駆動用電動機遮断器4およ
び復水ブースタポンプ可変速装置i18より設定したポ
ンプ運転台数S4.S、をランバック負荷算出演算器2
3へ入力し、負荷検出器17より検出された負W S 
1.とを比較器25で比、較して目標負荷を設定し、こ
の目標負荷に沿った負荷ランバック操作を行なう。
なお、第1図の点線に示すように復水ブースタポンプ可
変速装置8により復水ブースタポンプの回転数をランバ
ックさせるとともに、併せて脱気器水位調節弁11の開
度を減らすよう制御することもあることを示しいてる。
さらに本発明による復水系統の制御方法を概略的にまと
めて説明すると、第4図および第5図の制御ブロック図
となる。第4図に示す制御ブロック図は、CPを2台、
可変速装置付C−B−Pを1台を使用したプラントの場
合であり、いずれかの復水ポンプがトリップすると、負
荷を目標負荷αまでランバックさせるとともに、復水ブ
ースタポンプ7の回転数をα回転までランバックさせる
ことを示している。
また第5図の制御ブロック図においては、復水ブースタ
ポンプ7に可変速装置8があるがこの回転数制御を行わ
ずに、現状位置の回転数を保持したままで、脱気器水位
調節弁11を絞り込んで負荷をランバックさせ、復水ポ
ンプ3の過流斌を抑制する方法を示している。
なお、復水ブースタポンプ7に可変速装置8を採用せず
、脱気器水位調節弁11のみで復水流量を制御する場合
でも同様であり、さらに可変速装置8による回転数制御
と脱気器水位調節弁11の絞り制御との併用でも同様に
復水ポンプの運転点を常にポンプMAX−FLOII内
におさまるよう運転することができる。
また第4図および第5図の実施例では、CP2台+C−
B−P 1台のプラントの時を述べているが、これはポ
ンプ台数に関係な〈実施できるもので、第6図にCP2
台十C−B−P 2台の場合を示している。
さらにC−B−Pがトリップした場合でも、第7図に示
すように実施できる。この時は脱気器水位調節弁11は
c−o−pの全揚程分がなくなる分だけ開方向にいく必
要がある。したがってCPが2台運転されていれば、ポ
ンプ過流の心配はないため、負荷を目標負荷までランバ
ックさせ、脱気器水位制御弁11を通常コントロールと
しておくことでよい、このとき復水はC−B−Pがトリ
ップしているので、C−B−Pのバイパス管18を流れ
ることになる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明においては、’df水ポンプ又は復
水ブースターポンプがトリップしたとき、系統内の復水
流量を許容最大流量以内に制御するとともに、タービン
負荷を許容最大流量以内の:IA量に見合う負荷まで降
下させることにより、ポンプを過流量によるキャビテー
ションより保護することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるタービン復水系統の制御方法を説
明するための制御ブロック構成図、第2図は本発明制御
方法を適用するタービン復水系統を示す系統図、第3図
は復水ブースタポンプの回転数変化によるQ−H特性と
システムヘッド曲線およびポンプWAX−FLO111
i回、第4図ないし第7図はそれぞれ本発明の制御方法
の異なる実施例を示す制御ブロック構成図である。 1・・・蒸気タービン     2・・・復水器3・・
・復水ポンプ      4・・・電動機遮断器7・・
・復水ブースタポンプ  8・・・可変速装置10・・
・復水流量検出器    11・・・脱気器水位14節
弁13・・・脱気器21・・・ポンプ回転数設定演算器
22・・・ポンプMAX−FL、(IW算出演算器23
・・・ランバック負荷算出演算器 24 、25・・・比較器 (8733)  代理人 弁理士 猪 股 祥 晃(ほ
か1名)第1図 第3図 第4図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)復水ポンプおよび可変速装置付復水ブースタポン
    プを備えたタービン復水系統において、復水ポンプ又は
    復水ブースタポンプがトリップしたら、系統内の復水流
    量を許容最大流量以内に制御し、かつタービン負荷を許
    容流量以内の流量に見合う負荷まで降下させることを特
    徴とするタービン復水系統の制御方法。
  2. (2)可変速装置によって復水ブースタポンプの回転数
    を降下させて系統内の復水流量を許容最大流量以内に制
    御することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のタ
    ービン復水系統の制御方法。
  3. (3)復水系統内の脱気器水位調節弁の開度調整して系
    統内の復水流量を許容最大流量以内に制御することを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載のタービン復水系統
    の制御方法。
  4. (4)復水ブースタポンプの回転数の降下と脱気器水位
    調節弁の開度調整との併用によって復水流量を許容最大
    流量以内に制御することを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載のタービン復水系統の制御方法。
JP14494286A 1986-06-23 1986-06-23 タ−ビン復水系統の制御方法 Pending JPS631704A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003054507A (ja) * 2001-08-10 2003-02-26 Max Co Ltd 園芸用結束機

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