JPS63170457A - カメラ部品 - Google Patents

カメラ部品

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Publication number
JPS63170457A
JPS63170457A JP99387A JP99387A JPS63170457A JP S63170457 A JPS63170457 A JP S63170457A JP 99387 A JP99387 A JP 99387A JP 99387 A JP99387 A JP 99387A JP S63170457 A JPS63170457 A JP S63170457A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pref
polycaprolactone
weight
glass fiber
parts
Prior art date
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Pending
Application number
JP99387A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideji Yoshida
秀司 吉田
Katsutoshi Watanabe
勝利 渡辺
Yoshihisa Shinagawa
佳久 品川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Chemicals Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Teijin Chemicals Ltd filed Critical Teijin Chemicals Ltd
Priority to JP99387A priority Critical patent/JPS63170457A/ja
Publication of JPS63170457A publication Critical patent/JPS63170457A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は1寸法精度、剛性に優れ、特に外観の優れたポ
リカーボネート製のカメラ部品に関する。
(従来技術) カメラの組立て用部品は、精密性0寸法安定性。
適度の剛性が要求される。この要求を満足する成形材料
として黒色に着色されたガラス繊維強化芳香族ポリカー
ボネート樹脂が使用されてきたが、近年カメラは機能と
同時にアクセサリ−としての装飾性が要求されるように
なり、従ってその組立て用部品は精密性1寸法安定性、
適度の剛性、並びに外観の均一的な美しさが要求される
ようになつ Iこ 。
従来黒色に着色された芳香族ポリカーボネー]〜樹脂で
成型されたカメラ部品は、精密性及び肉厚が一定部分の
外観は優れるが寸法安定性が不充分であり、また肉厚が
変わる部分では薄肉部はど成形ttiの流動性が悪くな
るため、金型面へ完全に充填しないことがあった。その
ため薄肉部では希望しない反射光を生じていわゆる艶斑
となり外観が悪くなる。
黒色に着色されたガラス繊帷強化芳占族ポリカーボネー
ト樹脂で成型されたカメラ部品は、精密性1寸法安定性
、剛性は優れるが、肉厚が一定部分では、ガラス繊維の
流れもようやガラス繊維の浮きが目立ち、また肉厚が変
わる部分では艶斑となり外観が問題となってくる。これ
を解決するため、ガラス繊維のミルドファイバーを単独
で又はチ]ツブトストランドと併用して用い黒色に着色
されたガラスtg維強化芳5族ポリカーボネート樹脂で
、カメラ部品が成型されたが、外観の問題を解決するに
は未だ不充分である。
(発明の目的) 本発明は、寸法精度、剛性に優れ、特に肉厚の変わる部
分においても艶斑のない外観の優れた芳香族ポリカーボ
ネート製のカメラ部品を提供することを目的とする。本
発明におけるカメラ部品とは、通常樹脂化されている部
品であり、代表的な例どしてボアイー、前カバー、夷ブ
タ、底カバーなどがあげられろ。
(発明の構成) 本発明は、芳香族ポリカーボネート99〜90重〜%と
、ポリカプロラクトン1〜10fli ffi%とから
なる混合物100重ff1部に対して、ガラス繊M5〜
50重堡部及びカーボンブラック1〜3重量部を配合し
た組成物を成形して得られたカメラ部品である。
本発明において使用する芳香族ポリカーボネートは、2
価フェノールより誘導される平均分子口10.000〜
100,000.好ましくは15,000〜60,00
0のポリカーボネートであり、通常2@iフエノールと
カーボネー1へ前駆体との溶液法あるいは溶融法でy 
36される。211IIiフエノールの代表的な例を挙
げるどじスフ1ノールA [2,2−ビス(4−ヒドロ
キシフIニル)プロパン)]、ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)メタン、1.1−ビス(4−ヒドロキシフIニ
ル)エタン、2.2−ビス(4−ヒドロヤシ−3−メチ
ルフェニル)プロパン等がある。
好ましい2価フェノールはビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)アルカン系化合物、特にビスフェノール八である。
21aiフエノールは単独で、あるいは2種以上混合し
て使用することかできる。また前記カーボネート前駆体
としては、カルボニルハライド、カーボネートあるいは
へOホルメート等を挙げることができる。
代表的な例としては、ホスゲン、ジフェニルカーボネー
ト、2(+lilミツエノールハロホルメ−1へ及びこ
れらの混合物があげられる。
芳香族ポリカーボネートのf#造に際しては適当な分子
量調節剤9分岐剤、触媒等も使用できる。
本発明において用いられるポリカプロラクトンは、カプ
ロラクトンとくにε−カプロラクトンの重合物、すなわ
ち一般式千GHz−CHz−CH2−CH2CI−(2
G  O+nで示されるポリマーを用いることが出来る
。ポリカプロラクトンのメチレン鎖の水素13i子の一
部または全部がハロゲン原子、炭化水素基笠で置換され
ていてもよいが、ト記一般式で示されるポリカプロラク
トンを使用することが好ましい。もちろん上記一般式の
ポリカプロラクトンの末端はエステル化などにより、末
端処理してあってもよい。通常ポリカプロラクトンはs
、ooo〜300,000の平均分子口を有し、その融
点はおおよそ60℃、ガラス転移温度はおおよそ一60
℃である。本発明においては10.000〜60,00
0の平均分子量を有しているポリカプロラクトンを用い
る方が好ましい。
このようなポリカプロラクトンには、例えばカプロラク
トンを酸、塩基、有機金属化合物などの触媒の存在下、
開環重合して製造することができる。
本発明において使用するガラス繊維は、通常ポリカーボ
ネートに使用されるものであれば差支えない。好ましい
ガラス繊維は径6〜20μで成形品中のガラス繊維の良
さは0.05〜0.5#Iである。
また、ガラス繊維は樹脂との親和性を向上さける目的で
、シランカップリング剤等の表面処理。
取扱性を向上させる目的でアクリル系樹脂、ウレタン樹
脂等で集束処理が施されてあつでも良い。
本発明において使用するカーボンブラックは、通常ポリ
カーボネートに使用されるものであれば?支えない。具
体例としては三菱化成工業四のカーボンブラックMA−
100,M△−600,# 950゜#970などをあ
げることができる。
本発明のカメラ部品は、前記4秤の成分を混合したもの
を成形することによって得られる。混合割合は芳香族ポ
リカーボネート99〜90重量%、より好ましくは98
〜93重良%とポリカプロラクトン1〜10重口%より
好ましくは2〜7重伍%からなる混合物100重?部に
対してガラス繊維5〜50i一部、カーボンブラフ91
〜3重q部の範囲である。ポリカプロラクトンの量が1
0重口%を越えると成形品の衝撃強度が不充分になり、
1重石%未満では外観を満足するには不充分である。ガ
ラス繊維の苗が50重ω部を越えると成形が困難になり
外観も悪くなり5車量部未満では、剛性1寸法安定性が
不充分である。
カーボンブラックの借が、1重量部未満では光線もれを
起こしやすく、3重ω部を越える価は必要でない。混合
および成形には、公知の方法を適用することができる。
例えば前記の4種成分をタンブラ−1■型ブレンダー、
ナウターミキサ−等で混合し、そのまま、あるいは押出
機を通してベレット化して後、主として射出成形によっ
て成形される。更に本発明の目的を損わない範囲で、混
合時あるいは成形時に有効発現型の安定剤、離型剤を添
加しても良い。
(発明の効果) かくして得られた本発明のカメラ部品は、寸法精度、剛
性に優れ特に肉厚の変わる部分においても2斑のないす
ぐれた外観を有しているのでこれを利用して4立【たカ
メラは顧客に充分な満足感を与えることができる。
(実施例) 以下に参考例及び実施例をあげて本発明の詳細な説明す
る。
参考FA1〜4 芳香族ポリカーボネート(音大化成(lu :パンライ
1〜1i250)  (表中PCで示す)、ポリカプロ
ラクトン(ダイセル化学工業■: PLACCE l−
I+ −1)及びガラス11帷(日東紡1114■:3
PE−941) :カーボンブラックMA−100(三
菱化成工業■)を表−1の組成に示す割合でブレングー
混合した侵、30sφベント式押出機(ナカタニ4勾:
VSK−30>を用い、シリンダ一温度300℃にて押
出しベレット化した。このベレットを120℃で8時間
乾燥した後、射出成形機(住友サイキャップS 480
/ 150)を用い、シリンダ一温度310℃金型温度
100℃の条件で127s X 12.7Il+IIX
 6,4#I#1の曲げ試験片及び64@@X12,7
5@X 3,2Mmの衝撃試験片を成形し、曲げ弾性率
及び衝撃強度を測定した。但し、衝撃試験片は0,25
mRのノツチを付けたのちアイゾツト衝撃試験機にてi
!撃強度を測定した。また同じ条件で評価法に記載の金
型で成形を行なって以下記載の評価法によって外観を評
価した。結果を表−1に示す。
[評価法] 〈ガラス繊維の流れもよう〉 ゲート付近に樹脂の流れを乱流にする穴付きの見本板を
成形しガラス繊維の流れちょうの目立ちにくさを目視に
て3段階に評価した。
○(目立らにくい)、Δ(少し目立つ)。
X(目立つ) 〈ガラス1IIIIの浮き〉 90am+ X 50aw X 2 #IIの角板を成
形し表面を目視にて、ガラス$1Iftの浮きを3段階
にii′F何した。
O(目立ちにくい)、Δ(少し目立つ)。
×(目立つ) く従属〉 シボ加工(棚沢へ光社、シボ記s K N −1507
)した金型を用いて見本板(76wx X 7(3M 
X 1 all )を成形し、シボの外観を目視にて3
段階に評価した。
O(良好)、Δ(わずかに不良)、×〈不良)参考例5 ポリカプロラクトンを除いた以外は、参考例2と同様の
方法によって同様の成形品を得測定した。
結束を表−1に示す。
参考例6 ガラス繊維を除いた以外は、参p!J例2と同様の方法
によって同様の成形品を得測定した。結果を表−1に示
す。
参考例7 ポリカプロラクトン、ガラス1if4tを除いた以外は
、参考例2と同様の方法によって同様の成形品を111
測定した。結果を表−1に示す。
実施例1〜3 ム・P画法に記載のカメラ前カバーの金型を用いて参考
例1〜3と同様の方法によってベレット化し成形を行な
って以下の記載の評価法によって評価した。結果を表−
2に示ず。
[if価画法 くガラス繊維の浮き〉 表面がシボ加工(日本エツチングII N −21)さ
れたカメラの前カバーを成形し、表面を目視にてガラス
繊維の浮きを3段階に評価した。
○(目立ちにくい)、△(少し目立つ)。
×(目X′Lつ) 〈従属〉 表面がシボ加工(1本エツヂング1−IN−21>され
たカメラの前カバーを成形し、肉厚−足部分と肉Nの変
わる部分の表面を目視にて従属を3段階に評価した。
〈成形収縮率〉 表面がシボ加工〈日本エツチングHN−21)されたカ
メラの曲カバーを成型し、三次元測定機(工費製作所(
掬製FJ−f304)で寸法を測定し評価した。
比較例−1 参考例4と同様の組成で、実施例1と同様の成形品を冑
、測定した。結果を表−2に示す。
比較例−2 ポリ力ブロラク1−ンを除いた以外は、実施例2と同様
の方法によって同様の成形品を得測定した。
結果を表−2に示す。
比較例−3 ガラス繊維を除いた以外は、実施例2と同様の方法によ
って同様の成形品を(り測定した。結果を表−2に示す
比較例−4 ポリカブ【コラクトンおよびガラスtAiKを除いた以
外は実施例2と同様の方法によって同様の成形品4″1
′7測定した。結果を表−2に示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例a3よび比較例で評価に用いたカメラの
萌カバー成形品の斜視図(略図)である。 1.・ご−二 第1図 ”%

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 芳香族ポリカーボネート99〜90重量%とポリカプロ
    ラクトン1〜10重量%とからなる混合物100重量部
    に対して、ガラス繊維5〜50重量部及びカーボンブラ
    ック1〜3重量部を配合した組成物を成形して得られた
    カメラ部品。
JP99387A 1987-01-08 1987-01-08 カメラ部品 Pending JPS63170457A (ja)

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JP99387A JPS63170457A (ja) 1987-01-08 1987-01-08 カメラ部品

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JP99387A JPS63170457A (ja) 1987-01-08 1987-01-08 カメラ部品

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JPS63170457A true JPS63170457A (ja) 1988-07-14

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ID=11489120

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JP99387A Pending JPS63170457A (ja) 1987-01-08 1987-01-08 カメラ部品

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007212643A (ja) * 2006-02-08 2007-08-23 Sony Corp 撮像装置の外筐構造、モードダイヤルの側面構造、及び撮像装置

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