JPS63170283A - セラミツクス管と金属管のロウ付け方法 - Google Patents

セラミツクス管と金属管のロウ付け方法

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Publication number
JPS63170283A
JPS63170283A JP2187A JP2187A JPS63170283A JP S63170283 A JPS63170283 A JP S63170283A JP 2187 A JP2187 A JP 2187A JP 2187 A JP2187 A JP 2187A JP S63170283 A JPS63170283 A JP S63170283A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal tube
tube
brazing
ceramic
metal
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Pending
Application number
JP2187A
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English (en)
Inventor
忠 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2187A priority Critical patent/JPS63170283A/ja
Publication of JPS63170283A publication Critical patent/JPS63170283A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明はセラミックス管と金属管をロウ付けする方法に
関し、更に詳しくは、大口径のセラミ−/クス管と金属
管とを1度の加熱処理で良好にロウ付けする方法に関す
る。
(従来の技術) セラミックス管と金属管との接合は、通常。
次のようなロウ付け方法を適用して行なわれている。そ
れを第3図、第4図に基づいて説明する。
まず、接合すべき金属管の内径と略等しい径を有する例
えば黒鉛製の台座ブロックlを用意する。この台座ブロ
ック1の上部の周縁は切除されていて切欠部1aを形成
している。
この台座ブロック1に金属管2を外嵌する。かくして、
台座ブロック1の上端部と金属管の内壁との間では、そ
の全周に亘り切欠部1aが溝として形成されることにな
る。ついで、この溝(切欠部1a)に所定のロウ材3を
配設する。ロウ材3は1.この溝からはみ出さない程度
の断面形状のものであることはいうまでもない。
その後、この上に先端部外周に段差部4aが周設されて
いるセラミックス管4を嵌入する。このとき段差部4a
は、台座ブロック1の上端面から突出する金属管部分が
密着して外嵌できるような寸法形状に加工されている。
かくして、ロウ材3は、金属管2の内壁、セラミックス
管4の端面及び台座ブロックに囲繞されて切欠部1a内
に収容される。
この状態で全体を所定温度に加熱する。ロウ材は融解し
、その融液は、セラミックス管の段差部4aと台座ブロ
ック1の上端面から突出する金属管部分の内壁とが形成
する微小クリアランス内を毛管現象によって上昇し、そ
こでロウ接作用を果たす。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このロウ付け方法では次のような不都合
が生ずる。それは、金属管の熱膨張がセラミックス管や
黒鉛製の台座ブロックのそれよりも大きいということに
基づく問題である。すなわち、ロウ付け時の加熱により
金属管の内径はセラミックス管段差部の径よりも大きく
熱膨張し、その結果、該段差部9台座ブロックと金属管
内壁とのクリアランスが拡大し、毛管現象の低下により
ロウ材融液は上昇せず、逆に台座ブロー2りとのクリア
ランス内を流下するという現象が生起することである。
そのため、セラミックス管と金属管とのロウ接状態が悪
化するのである。とくに、セラミックス管が大口径のも
のになる程、この熱膨張差に基づく上記不都合な問題が
顕著となる。
このようなロウ接状態を改善するため、全体を倒立させ
た状態、すなわち、セラミックス管を下方に位置せしめ
た状態で再びロウ付け作業が行なわれている。
しかしながら、ロウ接部に再度加熱処理を施すと、最初
にロウ付けされている個所が熱疲労を受けてその接合強
度が低下する。
本発明は上記した問題を解決し、1度の加熱処理で良好
な接合強度の実現を可能とする新規なロウ付け方法の提
供を目的とする。
[発明の構成1 (問題点を解決するための手段拳作用)本発明のセラミ
ツゲス管と金属管のロウ付け方法は、先端部外周に段差
部が形成されているセラミックス管の該段差部を、該段
差部の外径とその内径が等しい金属管を嵌着し、該セラ
ミックス管の端面と該金属管の内壁部とが形成する角部
にロウ材ワイヤ及び該ロウ材ワイヤを該角部に固定する
モリブデンリングを配設して加熱処理することを特徴と
する。
以下に本発明方法を図面に則して説明する。第1図は加
熱処理前にロウ材をセットした状態を表わす図であり、
第2図はその接合部分の拡大図である。
図において11はセラミックス管である。その先端部の
外周には段差部11aが周設されていることは従来の場
合と同様である。22は金属管である0段差部11aの
径は金属管22の内径と略等しく、またセラミックス管
11の外径も略等しく形成されている。  − セラミックス管の段差部11aは金属管22に嵌着され
る。その結果、セラミックス管11の端面と金属管22
の内壁との間には角部33が形成さ、れる。
この角部33に所定断面径の例えばリング状ロウ材ワイ
ヤ44を配設し、更に該ワイヤ44を固定するた−めに
該ワイヤよりも断面径が大きいMoリング55を図のよ
うに金属管22の内部に嵌着する。このとき、Moりン
グ55の全体径を金属管22の内径よりも約1■■程度
大きくシ。
Moリング55が金属管22の内壁に圧接し得るように
する。
なお、このMoリング55の下位(図面では)に、従来
と同様に黒鉛製の台座ブロックを配置してもよいが、M
oリング55が金属管22の内壁に圧接している状態で
あれば、上記台座ブロックは必ずしも必要ではない。
このように各部材を組立てたのち全体を所定温度に加熱
する。加熱過程において、Moリングと金属管との熱膨
張差は、黒鉛製の台座ブロックと金属管との熱膨張差よ
りも小さく、またMoリングの全体径は金属管の内径よ
りも舊千大であるため、このMoリング55と金属管2
2の内壁との間にはクリアランスは発生しない、しかも
M。
はロウ材に対する濡れ性が悪いので、ロウ材の融液は、
Moリング55と金属管22の内壁で形成する凹部に貯
留することになる。
したがって、融液は金属管22の内壁に沿って流下する
ことなく、段差部11aと金属管内壁との間の若干拡大
したクリアランスの中に毛管現象によって吸い上げられ
、そこでロウ接効果を発揮する。
(発明の実施例) 外径2001内径1805cm肉厚lO■鵬のA見20
3管の先端外周に深さ0.51鵬の段差部を形成した。
外径201.6膳l内径2001■肉厚0.8腸膳のコ
バール(Fe−Ni−Co合金)管を用意し、この中に
、全体径2001断面径2■麿のMoリングを嵌着した
。Moリングは金属管内で遊動することなく密着して配
置された。
ついで、Moリングと金属管内壁との間に形成されてい
る凹部に、直径200■lのAgロウワイヤを周設した
のち、この上に前記したAlzOs管の段差部を嵌着し
た。
このまま、全体を830℃のN2雰囲気炉中に15分間
放置してロウ付け作業を行なった。得られた接合管の接
合部のロウ付け状態はロウ切れ、巣等の欠陥がなく均一
なロー付面が得られた。
[発明の効果] 以上の説明で明らかなように、本発明方法は1度の熱処
理でセラミックス管と金属管を高い接合強度でロウ付け
することができ、その工業的価値は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法でロウ付けする場合の状態を表わす
図であり、第2図はロウ接部の拡大図である。第3図は
従来方法でロウ付けする場合の状態を表わす図であり、
第4図はロウ接部の拡大図である。 l一台座ブロック   1a−切欠部 2.22−金属管   3.44−ロウ材4.11−セ
ラミックス管 4a、1la一段差部 33−角部 55− M oリング   66−凹み第1図 第2図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 先端部外周に段差部が形成されているセラミックス管の
    該段差部を、該段差部の外径とその内径が等しい金属管
    を嵌着し、該セラミックス管の端面と該金属管の内壁部
    とが形成する角部にロウ材ワイヤ及び該ロウ材ワイヤを
    該角部に固定するモリブデンリングを配設して加熱処理
    することを特徴とするセラミックス管と金属管のロウ付
    け方法。
JP2187A 1987-01-05 1987-01-05 セラミツクス管と金属管のロウ付け方法 Pending JPS63170283A (ja)

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JP2187A JPS63170283A (ja) 1987-01-05 1987-01-05 セラミツクス管と金属管のロウ付け方法

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JP2187A JPS63170283A (ja) 1987-01-05 1987-01-05 セラミツクス管と金属管のロウ付け方法

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JPS63170283A true JPS63170283A (ja) 1988-07-14

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ID=11462746

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JP2187A Pending JPS63170283A (ja) 1987-01-05 1987-01-05 セラミツクス管と金属管のロウ付け方法

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JP (1) JPS63170283A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003063880A (ja) * 2001-08-27 2003-03-05 Kyocera Corp 絶縁継手

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003063880A (ja) * 2001-08-27 2003-03-05 Kyocera Corp 絶縁継手

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