JPS63170278A - セラミツク構造体の接合方法 - Google Patents

セラミツク構造体の接合方法

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JPS63170278A
JPS63170278A JP205987A JP205987A JPS63170278A JP S63170278 A JPS63170278 A JP S63170278A JP 205987 A JP205987 A JP 205987A JP 205987 A JP205987 A JP 205987A JP S63170278 A JPS63170278 A JP S63170278A
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JP
Japan
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internal structure
external structure
ceramic
structures
external
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Pending
Application number
JP205987A
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English (en)
Inventor
倉田 信夫
拓也 清水
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、セラミック構造体の接合方法に関しさらに詳
しく言えば強度低下をもたらすことなく内部構造体と外
部構造体を強固に一体的に接合するセラミック構造体の
接合方法に関する。
[従来の技術] 複雑形状のセラミック焼結体を製造する場合、分割して
作られた各構造体を組合せて接合する方法が採用されて
いる。例えば外部構造体の内側に、これとraI材質で
密度がより大なる内部構造体を設け、これら両構造体を
加熱焼結して接合する方法が知られている(特開昭55
−7544号公報)。
また異なる成形手段を用いて成形された収縮率の異なる
成形体を焼成工程で一体的に形成する方法が知られてい
る(特開昭58−79877号公報)。
【発明が解決しようとする問題点] 上記の同材質で密度の差を利用して接合する方法は、内
部構造体が本焼成されており外部構造体は仮焼成が行わ
れた構造体を使用している。従って、内部1m!を体は
焼結温度近傍に2度さらされるために、内部構造体中に
異常粒の成長が起こり大幅な強度低下をも゛たらす際因
になるという欠点を有する。
また上記の成形法を異にした成形体の収縮率の異なる構
造体を接合後焼成する方法は、成形方法および成形条件
により収縮率が変化するため収縮率の差を設定する手数
を要する。また収縮率の差が大きすぎると接合体に内部
応力が発生しやすく破損を起こすという欠点を有する。
本発明は上記欠点を克服するものであり、強度低下をも
たらすことなく内部構造体と外部構造体を強固に一体的
に接合するセラミック構造体の接合方法を提供すること
を目的とする。
[問題点を解決するための手段1 本発明は、内部構造体を外部構造体の内部にはめ合わせ
、その模この両構造体を焼成して一体的に接合するセラ
ミック構造体の接合方法において、上記外部構造体を構
−成するセラミック材料に対する焼結助剤の配合割合は
、該内部構造体を構成するセラミック材料に対する焼結
助剤の配合割合より0.05〜20重量%多く含有する
ことを特徴とするものである。
上記外部構造体および内部構造体のセラミック材料とし
ては、通常使用されるセラミック材料を適用できる。例
えば窒化珪素、炭化珪素、アルミナ、ジルコニアなどで
、外部構造体および内部構造体が同一の材料のセラミッ
ク材料を用いるのが好ましい。
上記焼成助剤には、上記セラミック材料の焼結に一般に
用いられる助剤のアルミナ、イツトリア、シリカ等と、
いわゆる焼結促進剤とを含む。この焼結促進剤としては
ベリリウム(Be)、マグネシウム(MO>、カルシウ
ム(Ca)のIa族の元素、クロム(Cr)、モリブデ
ン(MO)、タングステン(W)の周期律表Vla族の
元素、鉄(Fe)、コバルト(CO)の■属の元素、マ
ンガン(Mn)等を含有する化合物で例えば酸化物、水
酸化物、炭酸塩、等の化合物が用いられる。これらの焼
結助剤の使用量は、内部構造体と外部構造体を構成する
セラミック材料に対する配合割合が、0.1〜20重量
%多く外部構造体へ添加される。この添加量が0.05
重量%未満の場合は収縮率の差が小さいため強固に接合
できず、20重量%を越える場合は収縮率の差が大きく
なりすぎ接合時に破損が生ずるためである。また焼結促
進剤は内部構造体と外部構造体を構成するセラミック材
料に対する配合割合が0.05〜10重量%多く、外部
構造体に添加されるのが好ましい。
とくに焼結促進剤は易焼結性のものが好ましく、これは
内部構造体より外部構造体が相対的に焼成が♀く進み即
ち焼成時に早く収縮するので内部構造体と強固に接合さ
れる。接合されたセラミック構造体において外部構造体
の占める割合は好ましくは10〜90容惜%であり、よ
り好ましくは40〜60容量%である。
[実施例] 以下に本発明を実施例によって具体的に説明する。
(実施例1) 本実施例により作成されるタービンホイールの断面図を
第1図に示し、このタービンホイールは胃11$1とハ
ブ12とから成っている。
(外部構造体の作製) 平均粒子径1μmからなる窒化珪素77f!量部と、マ
グネシャ(MQO)1.01量部、アルミナ(AltO
s)1.0!I11部とイツトリア(Ygo3)3.0
重ω部及びポリスチレン14重湯部にパラフィンワック
ス4型缶部をよく混合した後、射出成形にて外部構造体
を成形した。なお使用焼結助剤量は6型缶%である。離
型した後、10℃/hrにて50℃から500℃まで昇
温し脱脂を°行い射出成形用に添加したバインダーのボ
リスヂレン、パラフィンワックスを除去した。さらに大
気雰囲気下にて800℃で2時間の仮焼成を行い外部構
造体を作製した。この外部構造体の粉の体積分率は57
.2±0.1容量%であった。
なお外部構造体は、射出成形による成形のため、寸法精
度が良好であり(±0.03++n)、とくに加工はし
なかった。
(内PIIIl造体の作製) 次に以下のようにして内部構造体の仮焼成体を作製した
。まず静水圧法(CIP)により内部構造体に必要なC
IPの圧力を設定するため粉の体積分率とCIPの圧力
との関係の試験を行った。
平均粒径1μmからなる窒化珪素77重同郡とアルミナ
1.0重量部およびイツトリア3rf1m部からなるセ
ラミック粉末をCIP法にて600〜1600kQ/C
1gの圧力範囲で試験片(φ30x30+gv+)を成
形し800℃で2時間仮焼成を行い粉の体積分率をそれ
ぞれ測定した。なお使用焼結助剤−は5重量%である。
測定結果を第2図のグラフに示す。その結果内部構造体
の粉の体積分率を外部構造体の粉の体積分率に一致させ
るCIPの圧力は1200kQ/am!であることが判
明した。
次に上記と同様の方法で内部構造体を作製した。
即ち所定割合のセラミック粉末を成形型にてCIP圧1
200kG/cm2により静水圧成形し、ついで800
℃で2時間仮焼成して内部構造体を作製した。
得られた内部構造体を加工して外部構造体と嵌め合せせ
用とした。
なお、上記外部構造体を構造するセラミック材料に対す
る焼結助剤の配合割合は、内部構造体への添加より1重
量%多い。
(両構造体の接合) 上記両構造体を嵌め合せ、この両構造体を10気圧の窒
素雰囲気下で1750℃で2時間の焼成を行い、第1図
に示すように外部構造体と内部構造体が一体的に接合さ
れた、翼部1とハブ部2とから成るタービンホイールを
作製した。なお、上記の外部構造体と内部構造体の各焼
結I!痕、内部および外部構造体の収縮率変化との関係
を第3図のグラフに示、す。
なお上記外部構造体を構成するセラミック材料に対する
焼結助剤の配合割合は、内部構造体への添加より1ψm
%多い。
(接合体の評価) 第4図に示すようにこのタービンホイールの翼部の内側
部a1接合部底部b1ハブ部の中心部Cから各試験片(
2X2X30ms>を切り出しその3点曲げ試験を行っ
た。その結果を第5図に示す。
第4図に示す様に接合部底部すは高温でも内側部a1重
合部Cとほぼ同一の強度を示しており一構造体は強固に
一体的に接合されている。
[実施例2] 実施例1において外部構造体、内部構造体に添加する焼
成助剤の種類、岱を変えること以外は同じタービンホイ
ール型による成形、接合を行った。
(外部構造体の作製) 平均粒子径1μmからなる窒化珪素76重量部と焼結促
進助剤であるマグネシウム元素を有するスピネル(MO
AltO<)3重量部とイツトリア3重量部およびポリ
スチレン14vf11部、パラフィンワックス4重量部
をよく混合した後射出成形にて外部構造−形体を成形し
た。なお使用焼結助剤量は711量%である。離型した
後、10℃/hrにて50℃から500℃まで昇温し脱
脂を行い射出成形用に添加したバインダーのポリスチレ
ン、パラフィンワックスを除去した。さらに大気雰囲気
下にて800℃で2時間の仮焼成を行い外部構造体を作
製した。この外部構造体の粉の体積分率は57.0容量
%であった。
(内部構造体の製作) 次に以下のようにして内部構造体の仮焼成体を作製した
。実施例1と同様に静水圧法により内部構造体の作製に
必要なCIPの圧力を求めた。
平均粒子径1μmからなる窒化珪素76Φm部とアルミ
ナ2重量部、イツトリア11部からなるセラミック粉末
をCIP法にて成形仮焼成し粉の体積分率を測定した。
測定結果を第6図に示す。
この粘gAIIic I P圧G;t 1000 k 
Q/am’ テアった。なお使用焼結助剤量は6!lf
1%である。次に上記と同様の方法で内部構造体(ハブ
部)を1000kg/cm!のCIP圧力で成形し仮焼
成して内部構造体を作製した。得られた内部構造体は嵌
め合せの加工を行い上記で得た外部構造体を嵌め合せた
(両構造体の接合) 嵌め合せた両構造体を10気圧の窒素雰囲気下で175
0℃で2時間の焼成を行い外部構造体と内部構造体が一
体的に接合されたタービンホイールを作製した。この時
の構造体の焼結温度−構造体の収縮率変化との関係を第
7図に示す。焼成温度において4部構造−と内部構造体
とが収縮率を異にし焼門により強固な接合を形成する。
なお、上記外部構造体には焼結助剤は内部構造体より1
重量%多い。
〔発明の効果] 本発明の接合方法は、外部構造体を構成するセラミック
材料に焼成助剤を内部構造体を構成するセラミック材料
より0.05〜20重量%多く含有することにより焼結
時の同構造体の収縮率の差を利用することを特徴とづる
。従って外部構造体は収縮率が大きいため、同構造体を
一体的に強固に接合することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例で作製したタービンホイールの断面図で
あり、第2図は実施例1の粉の体積分率と静水圧力(C
IP)との関係を示すグラフであり、第3図は内部構造
体と外部構造体の収縮率と温度の関係を示し、第4図は
実施例1の強度試験結果を示すグラフであり、第5図は
試験片切り出し部分を示す概略説明図で、第6図は実施
例2の粉の体積分率と静水圧力(CIP)との関係を示
すグラフで、第7図は実施例2の内部構造体と外部構造
体との収縮率の差を示すグラフである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内部構造体を外部構造体の内部にはめ合わせ、そ
    の後この両構造体を焼成して一体的に接合するセラミッ
    ク構造体の接合方法において、上記外部構造体を構成す
    るセラミック材料に対する焼結助剤の配合割合は、該内
    部構造体を構成するセラミック材料に対する焼結助剤の
    配合割合より0.05〜20重量%多く含有することを
    特徴とするセラミック構造体の接合方法。
JP205987A 1987-01-08 1987-01-08 セラミツク構造体の接合方法 Pending JPS63170278A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017090797A (ja) * 2015-11-16 2017-05-25 日本電気硝子株式会社 波長変換素子の製造方法並びに波長変換素子及び発光装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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