JPS63170045A - サ−マルヘツド - Google Patents
サ−マルヘツドInfo
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- JPS63170045A JPS63170045A JP131887A JP131887A JPS63170045A JP S63170045 A JPS63170045 A JP S63170045A JP 131887 A JP131887 A JP 131887A JP 131887 A JP131887 A JP 131887A JP S63170045 A JPS63170045 A JP S63170045A
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- Japan
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- thermal transfer
- transfer ribbon
- ribbon
- thermal head
- ceramic substrate
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- Granted
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- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 24
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 claims abstract description 22
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 28
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 claims description 6
- 238000007639 printing Methods 0.000 abstract description 18
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 3
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 abstract description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 3
- 230000005855 radiation Effects 0.000 abstract 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 5
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 2
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 2
- 238000010023 transfer printing Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000010186 staining Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/315—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
- B41J2/32—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
- B41J2/335—Structure of thermal heads
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
この発明は、熱転写リボン上のインクを熱によって溶融
し、これを記録紙上に転写して印字を行なうためのサー
マルヘッドの改良に関する。
し、これを記録紙上に転写して印字を行なうためのサー
マルヘッドの改良に関する。
この種のサーマルヘッドは、セラミック基板の表面に設
けられたクレーズ層上に発熱素子を配するとともに、こ
のセラミック基板の背後にアルミニウム製の放熱板を添
設して構成される。 そうして、上記のサーマルヘッドが利用された熱転写式
印字装置は、プラテンに巻き付けられた記録紙に沿って
発熱素子が記録紙側を向くサーマルヘッドを移動させ、
記録紙とサーマルヘッドとの間に配された熱転写リボン
のインク層の所定部位が発熱素子の熱で溶融されて記録
紙上に写し取られるように構成される。 ところで、上記の熱転写式印字装置において印字が行な
われているとき、および、熱転写リボンの送り時には、
この熱転写リボンがサーマルヘッド上を相対的に長手方
向に走行する。印字不良を回避して良好な印字を行なう
には、上記熱転写リボンがサーマルヘッドに対して蛇行
しないようにガイドしておく必要がある。 上記のように熱転写リボンをガイドする方法として、た
とえば、米国特許第3,855,448号明細書に示さ
れているように、サーマルヘッドより幅広の放熱板の前
面に凹部を形成してこの凹部内にサーマルヘッドを抱く
ように収容し、そして放熱板の前面の左右の縁周部に熱
転写リボンの幅と対応した幅をもつ溝状のリボンガイド
を形成したものがある。なお、放熱板の前面と、サーマ
ルヘッドの前面は、面一としである。
けられたクレーズ層上に発熱素子を配するとともに、こ
のセラミック基板の背後にアルミニウム製の放熱板を添
設して構成される。 そうして、上記のサーマルヘッドが利用された熱転写式
印字装置は、プラテンに巻き付けられた記録紙に沿って
発熱素子が記録紙側を向くサーマルヘッドを移動させ、
記録紙とサーマルヘッドとの間に配された熱転写リボン
のインク層の所定部位が発熱素子の熱で溶融されて記録
紙上に写し取られるように構成される。 ところで、上記の熱転写式印字装置において印字が行な
われているとき、および、熱転写リボンの送り時には、
この熱転写リボンがサーマルヘッド上を相対的に長手方
向に走行する。印字不良を回避して良好な印字を行なう
には、上記熱転写リボンがサーマルヘッドに対して蛇行
しないようにガイドしておく必要がある。 上記のように熱転写リボンをガイドする方法として、た
とえば、米国特許第3,855,448号明細書に示さ
れているように、サーマルヘッドより幅広の放熱板の前
面に凹部を形成してこの凹部内にサーマルヘッドを抱く
ように収容し、そして放熱板の前面の左右の縁周部に熱
転写リボンの幅と対応した幅をもつ溝状のリボンガイド
を形成したものがある。なお、放熱板の前面と、サーマ
ルヘッドの前面は、面一としである。
上記のようなガイド方法は、リボンガイドがサーマルヘ
ッドの発熱素子から比較的近いため、効果的にガイドが
行なわれる点で優れたものといえる。しかしながら、放
熱板がサーマルヘッドより相当幅広となっていることか
ら、発熱素子からリボンガイドまでになお距離があり、
そのために表面に比較的凹凸の多い普通紙に印字する場
合、良好な印字が得られ難いという問題がある。 これは、表面に比較的凹凸の多い普通紙に印字する場合
、表面が滑らかな熱転写印字専用紙に印字する場合にく
らべ、紙表面に対するインクの付着力が弱いにもかかわ
らず、熱転写リボンが、発熱素子上を通過した後もなお
、若干距離放熱板の前面によって記録紙上に押し付けら
れたままとなるためであると考えられる。発熱素子で溶
融させられたインクが放熱板の前面によって即座に冷却
され、これによってインクのりポンペースに対する付着
力が記録紙に対する付着力を上回ってしまうのである。 以上のことから、上記のような9通紙に良好な印字を行
なうには、インクがサーマルヘッドの発熱素子によって
溶融された直後に熱転写リボンを記録紙から引き剥がず
必要があることが分がる。 インクは、発熱素子によって溶融された瞬間にもっとも
リボンヘースに対する付着力が弱められるからである。 そうして、サーマルヘッドに対する熱転写リボンの蛇行
を防止するためには、発熱素子にできるだけ近い部位に
リボンガイドを設ける必要がある。 この発明は、以上の事情のもとで考えられたもので、普
通紙であっても良好な印字が行なわれ、かつ、熱転写リ
ボンの蛇行を効果的に抑制できるサーマルヘッドを提供
することをその課題としている。
ッドの発熱素子から比較的近いため、効果的にガイドが
行なわれる点で優れたものといえる。しかしながら、放
熱板がサーマルヘッドより相当幅広となっていることか
ら、発熱素子からリボンガイドまでになお距離があり、
そのために表面に比較的凹凸の多い普通紙に印字する場
合、良好な印字が得られ難いという問題がある。 これは、表面に比較的凹凸の多い普通紙に印字する場合
、表面が滑らかな熱転写印字専用紙に印字する場合にく
らべ、紙表面に対するインクの付着力が弱いにもかかわ
らず、熱転写リボンが、発熱素子上を通過した後もなお
、若干距離放熱板の前面によって記録紙上に押し付けら
れたままとなるためであると考えられる。発熱素子で溶
融させられたインクが放熱板の前面によって即座に冷却
され、これによってインクのりポンペースに対する付着
力が記録紙に対する付着力を上回ってしまうのである。 以上のことから、上記のような9通紙に良好な印字を行
なうには、インクがサーマルヘッドの発熱素子によって
溶融された直後に熱転写リボンを記録紙から引き剥がず
必要があることが分がる。 インクは、発熱素子によって溶融された瞬間にもっとも
リボンヘースに対する付着力が弱められるからである。 そうして、サーマルヘッドに対する熱転写リボンの蛇行
を防止するためには、発熱素子にできるだけ近い部位に
リボンガイドを設ける必要がある。 この発明は、以上の事情のもとで考えられたもので、普
通紙であっても良好な印字が行なわれ、かつ、熱転写リ
ボンの蛇行を効果的に抑制できるサーマルヘッドを提供
することをその課題としている。
上記の問題を解決するため、この発明では、次の技術的
手段を講じている。 すなわち、 所定厚みと所定幅をもつセラミック基板の表面における
幅方向に片寄った位置に縦方向の発熱素子を配し、かつ
、上記セラミック基板の裏面に、少くともこのセラミッ
ク基板の上記発熱素子に近い側縁における表面側隅角縁
部が露出するように放熱板を添設してなるサーマルヘッ
ドにおいて、上記隅角縁部における熱転写リボンの走行
位置と対応した所定部位に、熱転写リボンの幅と対応し
た長さのアール研削部を形成している。
手段を講じている。 すなわち、 所定厚みと所定幅をもつセラミック基板の表面における
幅方向に片寄った位置に縦方向の発熱素子を配し、かつ
、上記セラミック基板の裏面に、少くともこのセラミッ
ク基板の上記発熱素子に近い側縁における表面側隅角縁
部が露出するように放熱板を添設してなるサーマルヘッ
ドにおいて、上記隅角縁部における熱転写リボンの走行
位置と対応した所定部位に、熱転写リボンの幅と対応し
た長さのアール研削部を形成している。
セラミック基板の隅角縁部に形成されたアール研削部は
、熱転写リボンの幅と対応しているから、これがリボン
ガイドとして機能する。そして発熱素子はセラミック基
板における上記隅角縁部に片寄った位置に形成されてい
るのであるから、上記IJ ホンガイドは、発熱素子に
きわめて近い位置に配されることとなる。熱転写リボン
は、発熱素子上を通過した直後に上記リボンガイドに案
内されるのであるから、発熱素子上にある熱転写リボン
の蛇行が極力抑制され、良好な印字が得られる。 同時に、セラミック基板の上記隅角縁部が露出している
ことと、この隅角縁部に形成された上記リボンガイドに
沿って熱転写リボンが記録紙から引き剥がされることか
ら、熱転写リボンは、発熱素子上を通過の直後に効果的
に記録紙から引き剥がされる。したがって、リボン上の
インクが発熱素子の熱によって溶融され、リボンヘース
に対する付着力が最低となっているときにリボンが記録
紙から引き剥がされるので、溶融されたインクは、スム
ーズに記録紙上に写し取られる。 以上のとおり、本発明のサーマルヘッドによれば、ヘッ
ド上の発熱素子上を走行する熱転写リボンの蛇行が効果
的に回避されて印字不良を防止でき、しかも、普通紙を
記録紙として使用しても、きわめて良好な印字性能が得
られるという効果がある。
、熱転写リボンの幅と対応しているから、これがリボン
ガイドとして機能する。そして発熱素子はセラミック基
板における上記隅角縁部に片寄った位置に形成されてい
るのであるから、上記IJ ホンガイドは、発熱素子に
きわめて近い位置に配されることとなる。熱転写リボン
は、発熱素子上を通過した直後に上記リボンガイドに案
内されるのであるから、発熱素子上にある熱転写リボン
の蛇行が極力抑制され、良好な印字が得られる。 同時に、セラミック基板の上記隅角縁部が露出している
ことと、この隅角縁部に形成された上記リボンガイドに
沿って熱転写リボンが記録紙から引き剥がされることか
ら、熱転写リボンは、発熱素子上を通過の直後に効果的
に記録紙から引き剥がされる。したがって、リボン上の
インクが発熱素子の熱によって溶融され、リボンヘース
に対する付着力が最低となっているときにリボンが記録
紙から引き剥がされるので、溶融されたインクは、スム
ーズに記録紙上に写し取られる。 以上のとおり、本発明のサーマルヘッドによれば、ヘッ
ド上の発熱素子上を走行する熱転写リボンの蛇行が効果
的に回避されて印字不良を防止でき、しかも、普通紙を
記録紙として使用しても、きわめて良好な印字性能が得
られるという効果がある。
以下、本発明の実施例を口面を参照して具体的に説明す
る。 第1図に示すように、サーマルへ・ノド1は、所定厚み
および所定幅を有する正面視矩形状のセラミック基板2
を備え、その表面には、一方の側縁に近接する位置にお
いて、縦方向に形成されたグレーズ層3の上にドツト列
からなる発熱素子4が形成される。このセラミック基板
2の裏面には、アルミニウムなどからなる放熱板5が、
その側縁面5aが上記セラミック基板2の発熱素子4に
近い側縁面2aと面一に揃えられる格好で添設される。 このようにすることにより、セラミック基板2の上記側
縁面2aにおける表面に近い隅角縁部6が、露出した状
態となる。 本発明では、上記隅角縁部6における発熱素子4の上下
長さおよび上下位置と対応する位置に、熱転写リボン7
の幅と対応する長さで、アール研削部8を形成し、これ
をリボンガイド8aとしている。通常、サーマルヘッド
のセラミック基板の隅角縁部には、記録紙に対する引っ
掛かりを防止するためにアール研削9が施されるのであ
るが、本考案におけるリボンガイド8aとしての上記ア
ール研削部8のアールは、第2図に詳示するように、上
記のアール研削9のアールより大きくするのである。リ
ボンガイド8aとしてのアール研削部8と、その余の部
分の境界は、第3図に示すように明確な段部としておい
てもよいが、第4図に示すように、なめらかに連続させ
るようにしておけば、熱転写リボン7の縁の段部への引
っ掛かり、およびこれにともなうリボンヘースからのイ
ンクの剥離が防止されて、サーマルヘッドの汚れが抑制
されるとともに、走行するリボンを常時スムースにアー
ル研削部8の中央に案内できるので都合がよい。 上記のサーマルヘッド1を利用した印字は次のように行
なわれる。第5図において、10はプラテン、11はこ
のプラテンに巻き付けられた記録紙、12は熱転写リボ
ン供給リール、13は巻取りリールをそれぞれ示す。サ
ーマルヘッド1は矢印A方向に移動し、熱転写リボン7
はB方向に走行する。ただし、サーマルヘッド1が移動
しているとき、熱転写リボン7におけるシーマルヘソド
1と記録紙11との間に挟持される部分は、記録紙11
に対して相対移動しないようになされる。 熱転写リボン7のインクは、サーマルヘッド1の発熱素
子4を通過するときにその所定のドツトによって熱せら
れて溶融し、記録紙11上に付着させられる。そして次
の瞬間、この熱転写リボン7は、セラミック基板2のア
ール研削部8に案内されながら記録紙11から引き剥が
され、巻取りリール13に向けて走行する。 本発明では、リボンガイドとして機能する上記アール研
削部8が発熱素子4にきわめて近い部位に形成されてい
るので、熱転写リボン7の発熱素子4を通過する部分を
効果的にガイドでき、その蛇行を防止することができる
。したがって、リボンの蛇行による印字不良は一切なく
なる。また、上記アール研削部8は放熱板5の側縁面と
面一状に揃えられたセラミック基板2の側縁面の隅角縁
部に形成されているから、このアール研削部8を通過す
る際熱転写リボン7は記録紙11から即座° に引き剥
がされる。そして、このアール研削部8は、上述のとお
り発熱素子4に対してきわめて近い位置に形成されてい
るから、溶融によってリボンヘースに対するインクの付
着力が弱まっている時点で確実にリボンを記録紙から引
き剥がすことができる。したがって、溶融インクの付着
力が弱い普通紙を記録紙として使用しても、リボン上の
インクを確実に記録紙上に転写することができ、印字不
良を起こすことはない。
る。 第1図に示すように、サーマルへ・ノド1は、所定厚み
および所定幅を有する正面視矩形状のセラミック基板2
を備え、その表面には、一方の側縁に近接する位置にお
いて、縦方向に形成されたグレーズ層3の上にドツト列
からなる発熱素子4が形成される。このセラミック基板
2の裏面には、アルミニウムなどからなる放熱板5が、
その側縁面5aが上記セラミック基板2の発熱素子4に
近い側縁面2aと面一に揃えられる格好で添設される。 このようにすることにより、セラミック基板2の上記側
縁面2aにおける表面に近い隅角縁部6が、露出した状
態となる。 本発明では、上記隅角縁部6における発熱素子4の上下
長さおよび上下位置と対応する位置に、熱転写リボン7
の幅と対応する長さで、アール研削部8を形成し、これ
をリボンガイド8aとしている。通常、サーマルヘッド
のセラミック基板の隅角縁部には、記録紙に対する引っ
掛かりを防止するためにアール研削9が施されるのであ
るが、本考案におけるリボンガイド8aとしての上記ア
ール研削部8のアールは、第2図に詳示するように、上
記のアール研削9のアールより大きくするのである。リ
ボンガイド8aとしてのアール研削部8と、その余の部
分の境界は、第3図に示すように明確な段部としておい
てもよいが、第4図に示すように、なめらかに連続させ
るようにしておけば、熱転写リボン7の縁の段部への引
っ掛かり、およびこれにともなうリボンヘースからのイ
ンクの剥離が防止されて、サーマルヘッドの汚れが抑制
されるとともに、走行するリボンを常時スムースにアー
ル研削部8の中央に案内できるので都合がよい。 上記のサーマルヘッド1を利用した印字は次のように行
なわれる。第5図において、10はプラテン、11はこ
のプラテンに巻き付けられた記録紙、12は熱転写リボ
ン供給リール、13は巻取りリールをそれぞれ示す。サ
ーマルヘッド1は矢印A方向に移動し、熱転写リボン7
はB方向に走行する。ただし、サーマルヘッド1が移動
しているとき、熱転写リボン7におけるシーマルヘソド
1と記録紙11との間に挟持される部分は、記録紙11
に対して相対移動しないようになされる。 熱転写リボン7のインクは、サーマルヘッド1の発熱素
子4を通過するときにその所定のドツトによって熱せら
れて溶融し、記録紙11上に付着させられる。そして次
の瞬間、この熱転写リボン7は、セラミック基板2のア
ール研削部8に案内されながら記録紙11から引き剥が
され、巻取りリール13に向けて走行する。 本発明では、リボンガイドとして機能する上記アール研
削部8が発熱素子4にきわめて近い部位に形成されてい
るので、熱転写リボン7の発熱素子4を通過する部分を
効果的にガイドでき、その蛇行を防止することができる
。したがって、リボンの蛇行による印字不良は一切なく
なる。また、上記アール研削部8は放熱板5の側縁面と
面一状に揃えられたセラミック基板2の側縁面の隅角縁
部に形成されているから、このアール研削部8を通過す
る際熱転写リボン7は記録紙11から即座° に引き剥
がされる。そして、このアール研削部8は、上述のとお
り発熱素子4に対してきわめて近い位置に形成されてい
るから、溶融によってリボンヘースに対するインクの付
着力が弱まっている時点で確実にリボンを記録紙から引
き剥がすことができる。したがって、溶融インクの付着
力が弱い普通紙を記録紙として使用しても、リボン上の
インクを確実に記録紙上に転写することができ、印字不
良を起こすことはない。
第1図は本発明の一実施例の斜視図、第2図は第1図の
II−II線に沿う拡大断面図、第3図は第1図のm−
m線断面図、第4図は他の実施例の第1図111−I線
に相当する図、第5図は本発明のサーマルヘッドを利用
した印字装置の概略構成図である。 1・・・サーマルヘッド、2・・・セラミック基板、4
・・・発熱素子、5・・・放熱板、6・・・隅角縁部、
7・・・熱転写リボン、8・・・アール研削部。
II−II線に沿う拡大断面図、第3図は第1図のm−
m線断面図、第4図は他の実施例の第1図111−I線
に相当する図、第5図は本発明のサーマルヘッドを利用
した印字装置の概略構成図である。 1・・・サーマルヘッド、2・・・セラミック基板、4
・・・発熱素子、5・・・放熱板、6・・・隅角縁部、
7・・・熱転写リボン、8・・・アール研削部。
Claims (1)
- (1)所定厚みと所定幅をもつセラミック基板の表面に
おける幅方向に片寄った位置に縦方向の発熱素子を配し
、かつ、上記セラミック基板の裏面に、少くともこのセ
ラミック基板の上記発熱素子に近い側縁における表面側
隅角縁部が露出するように放熱板を添設してなるサーマ
ルヘッドにおいて、 上記隅角縁部における熱転写リボンの走行 位置と対応した所定部位に、熱転写リボンの幅と対応し
た長さのアール研削部を形成したことを特徴とする、サ
ーマルヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62001318A JPH0798399B2 (ja) | 1987-01-06 | 1987-01-06 | サーマルヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62001318A JPH0798399B2 (ja) | 1987-01-06 | 1987-01-06 | サーマルヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63170045A true JPS63170045A (ja) | 1988-07-13 |
JPH0798399B2 JPH0798399B2 (ja) | 1995-10-25 |
Family
ID=11498147
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62001318A Expired - Fee Related JPH0798399B2 (ja) | 1987-01-06 | 1987-01-06 | サーマルヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0798399B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60219072A (ja) * | 1984-04-16 | 1985-11-01 | Canon Inc | サ−マルプリンタ |
JPS61122844U (ja) * | 1985-01-22 | 1986-08-02 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5721471B2 (ja) | 1972-03-27 | 1982-05-07 |
-
1987
- 1987-01-06 JP JP62001318A patent/JPH0798399B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60219072A (ja) * | 1984-04-16 | 1985-11-01 | Canon Inc | サ−マルプリンタ |
JPS61122844U (ja) * | 1985-01-22 | 1986-08-02 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0798399B2 (ja) | 1995-10-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |