JPH04118253A - サーマルヘッド - Google Patents
サーマルヘッドInfo
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- JPH04118253A JPH04118253A JP23954790A JP23954790A JPH04118253A JP H04118253 A JPH04118253 A JP H04118253A JP 23954790 A JP23954790 A JP 23954790A JP 23954790 A JP23954790 A JP 23954790A JP H04118253 A JPH04118253 A JP H04118253A
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Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、勺−マルプリンタに搭載され、印字情報に基
づいて通電加熱することにより所望の印字を(1なうづ
一マルヘットに係り、特に、その熱効率の向上に関する
。
づいて通電加熱することにより所望の印字を(1なうづ
一マルヘットに係り、特に、その熱効率の向上に関する
。
一般に、サーマルプリンタに搭載(るサーマルヘッドは
、例えば、複数個の発熱素子を絶縁性基板上に直線的に
整列配置し、印字情報に従って各発熱素子を選択的に通
電加熱させて、感熱プリンタにおいては感熱記録紙に発
色記録させ、また、熱転写プリンタにおいてはインクリ
ボンのインクを溶融して普通紙に転写記録するようにな
っている。
、例えば、複数個の発熱素子を絶縁性基板上に直線的に
整列配置し、印字情報に従って各発熱素子を選択的に通
電加熱させて、感熱プリンタにおいては感熱記録紙に発
色記録させ、また、熱転写プリンタにおいてはインクリ
ボンのインクを溶融して普通紙に転写記録するようにな
っている。
第3図は従来のこの種のサーマルヘッドを示すものであ
り、アルミプ等からなる絶縁性配板1上には、蓄熱層と
して機能するガラスからなるグレーズ層2がその上面が
断面円弧状となるように形成されており、このグレーズ
層2の上面には、Ta2N等からなる複数個の発熱素子
3が、材料を蒸着、スパッタリング等により発熱抵抗体
層として全体的に被着した後に1ツブングを行なうこと
により直線状に整列して形成されている。前記各発熱素
子3の上面両側部には、この発熱素子3に対して給電す
るための共通給電体1i4aおよび個別給電体層4bが
それぞれ形成されている。これらの各給電体層4a、4
bは、例えば、Aj)、CU、Au等の軟質金属からな
り、全面的に被着した後に、蒸着、スパッタリング等に
より所望形状のパターンに形成されている。そして、前
記各発熱素子3には、前記共通給電体層/Iaおよび個
別給電体層4b間【ごおいて露出されそれぞれ独立した
1ドツト相当分の発熱部3aが形成され、この発熱素子
3の発熱部3aは、前記各給電体層4a、4b間に電圧
を印加することにより発熱されるようになっている。
り、アルミプ等からなる絶縁性配板1上には、蓄熱層と
して機能するガラスからなるグレーズ層2がその上面が
断面円弧状となるように形成されており、このグレーズ
層2の上面には、Ta2N等からなる複数個の発熱素子
3が、材料を蒸着、スパッタリング等により発熱抵抗体
層として全体的に被着した後に1ツブングを行なうこと
により直線状に整列して形成されている。前記各発熱素
子3の上面両側部には、この発熱素子3に対して給電す
るための共通給電体1i4aおよび個別給電体層4bが
それぞれ形成されている。これらの各給電体層4a、4
bは、例えば、Aj)、CU、Au等の軟質金属からな
り、全面的に被着した後に、蒸着、スパッタリング等に
より所望形状のパターンに形成されている。そして、前
記各発熱素子3には、前記共通給電体層/Iaおよび個
別給電体層4b間【ごおいて露出されそれぞれ独立した
1ドツト相当分の発熱部3aが形成され、この発熱素子
3の発熱部3aは、前記各給電体層4a、4b間に電圧
を印加することにより発熱されるようになっている。
また、前記発熱素子3および各給電体層4a。
4bの土面には、これらの発熱素子3および給電体層4
a、4bを保護する約7〜10μmの膜j9の保護層5
が形成されており、この化3位5〕は、発熱素子3を酸
化による劣化から保護する8102等からなるはは2μ
mの模1gの耐醇化層6と、この耐酸化層6上に積層さ
れインクリボン等との接触による摩耗から発熱素子3お
よび各給電体層4a、4bを保護する丁a205等から
なるほぼ5〜8μmの膜厚のに1摩耗層7とから形成さ
れており、この保護層5は、端子部以外のすべての表面
を覆うようになっている。この保ム層5の耐酸化層6お
よび耐摩耗層7は、スパッタリング舌の手段によって順
次形成され、その後、最終工程において絶縁性基板1を
分割して所望のサーマルヘッドチップを得るようになっ
ている。
a、4bを保護する約7〜10μmの膜j9の保護層5
が形成されており、この化3位5〕は、発熱素子3を酸
化による劣化から保護する8102等からなるはは2μ
mの模1gの耐醇化層6と、この耐酸化層6上に積層さ
れインクリボン等との接触による摩耗から発熱素子3お
よび各給電体層4a、4bを保護する丁a205等から
なるほぼ5〜8μmの膜厚のに1摩耗層7とから形成さ
れており、この保護層5は、端子部以外のすべての表面
を覆うようになっている。この保ム層5の耐酸化層6お
よび耐摩耗層7は、スパッタリング舌の手段によって順
次形成され、その後、最終工程において絶縁性基板1を
分割して所望のサーマルヘッドチップを得るようになっ
ている。
このような従来のサーマルヘッドを用いた熱転写プリン
タによれば、このリーマルヘツ1〜をインクリボンを介
して用紙に圧接させ、所定の印字情報に基づいて所望の
ドツトに対応する個別給電体14bに通電することによ
り、その発熱素子3の発熱部3aを発熱さ、せ、前記イ
ンクリボンのインクを用紙に溶融転写し、用紙上に所望
の印字を行なうことができる。
タによれば、このリーマルヘツ1〜をインクリボンを介
して用紙に圧接させ、所定の印字情報に基づいて所望の
ドツトに対応する個別給電体14bに通電することによ
り、その発熱素子3の発熱部3aを発熱さ、せ、前記イ
ンクリボンのインクを用紙に溶融転写し、用紙上に所望
の印字を行なうことができる。
しかしながら、前述した構成からなる従来のサーマルヘ
ッドにおいては、印字時にグレーズH2における蓄熱が
激しいため、高速印字を行なう場合、冷却が追従しきれ
ないことになり熱応答性が追従せず、発熱部の温度制御
が不能となって印字の尾引きやs億むらを生じ、印字品
位が著しく劣化するとともに、階調表現ができなくなる
という欠点を有していた。
ッドにおいては、印字時にグレーズH2における蓄熱が
激しいため、高速印字を行なう場合、冷却が追従しきれ
ないことになり熱応答性が追従せず、発熱部の温度制御
が不能となって印字の尾引きやs億むらを生じ、印字品
位が著しく劣化するとともに、階調表現ができなくなる
という欠点を有していた。
この蓄熱を押えるためには、熱伝導率の低い材料からな
るグレーズ層2を薄くして絶縁性基板1への放熱量を大
きくする必要があるが、このようにグレーズ層2を薄く
して絶縁性基板1への放熱量を大きくすると、発熱素子
3の発熱部3aにおける熱効率が低下してしまうため、
適切な印字濃度を得るためには供給電ツノを増やして適
切な発熱ピーク温度を得る必要があり、この結果、発熱
素子3の電力密度が高くなることによりサーマルヘッド
の寿命が低下したり、あるいは、電源容iを大きくしな
ければならないという不都合を生じる。
るグレーズ層2を薄くして絶縁性基板1への放熱量を大
きくする必要があるが、このようにグレーズ層2を薄く
して絶縁性基板1への放熱量を大きくすると、発熱素子
3の発熱部3aにおける熱効率が低下してしまうため、
適切な印字濃度を得るためには供給電ツノを増やして適
切な発熱ピーク温度を得る必要があり、この結果、発熱
素子3の電力密度が高くなることによりサーマルヘッド
の寿命が低下したり、あるいは、電源容iを大きくしな
ければならないという不都合を生じる。
また、各発熱部3aのそれぞ゛れの熱服歴tこ対応して
供給電力を訂細に補正・制m+することにより、ある程
度各発熱部3aの下方のグレーズ層2の蓄熱層に対応す
る温度i’lυDがなされ、適切な印字濃度が得られる
が、補正データを記憶したり、通−七履歴を記憶するた
めの集積回路素子容品が増大し、著しいコストアップに
なるという欠点があった。
供給電力を訂細に補正・制m+することにより、ある程
度各発熱部3aの下方のグレーズ層2の蓄熱層に対応す
る温度i’lυDがなされ、適切な印字濃度が得られる
が、補正データを記憶したり、通−七履歴を記憶するた
めの集積回路素子容品が増大し、著しいコストアップに
なるという欠点があった。
本発明は、このような点に鑑み、安価に製造できるばか
りでなく、高速化にχ・j応でき、しかも寿命を長くす
ることのできるサーマルヘッドを提供することを目的と
している。
りでなく、高速化にχ・j応でき、しかも寿命を長くす
ることのできるサーマルヘッドを提供することを目的と
している。
(課題を解決するための手段〕
前述した目的を達成するため本発明の請求項第1項のサ
ーマルヘッドは、基板上に蓄熱層を形成し、この蓄熱層
上に複数個の発熱素子を形成覆る発熱抵抗体層を積層す
るとともに、l1rr記各発熱素子に選択的に通電する
ための共通給電体層および個別給電体層を形成し、さら
にこれらの上に保護層を積層してなるサーマルヘッドに
おいて、前記発熱抵抗体層の上下の少なくともl!l側
に、前記蓄熱層および保3層よりも熱拡散率が大なる熱
拡散層を設けたことを特徴としている。
ーマルヘッドは、基板上に蓄熱層を形成し、この蓄熱層
上に複数個の発熱素子を形成覆る発熱抵抗体層を積層す
るとともに、l1rr記各発熱素子に選択的に通電する
ための共通給電体層および個別給電体層を形成し、さら
にこれらの上に保護層を積層してなるサーマルヘッドに
おいて、前記発熱抵抗体層の上下の少なくともl!l側
に、前記蓄熱層および保3層よりも熱拡散率が大なる熱
拡散層を設けたことを特徴としている。
また、請求項第2項のサーマルヘッドは、請求項第1項
において、前記熱拡散層を前記発熱素子と同形状に形成
したことを特徴としている。
において、前記熱拡散層を前記発熱素子と同形状に形成
したことを特徴としている。
(作 用〕
前述した構成からなる本発明によれば、発熱抵抗体層の
上]・の少なくとも片側に、晶熱層および保護層よりも
熱拡散率の大きい熱拡散層をfi層したことにより、発
熱部において発生した熱は、この熱拡散層によって急速
に横方向、すなわち発熱抵抗体層の面に沿って拡散し、
このため、発熱部の発熱等濡面積が拡大するので熱効率
が向上し、この結果、同一の供給電力でも発熱部のピー
ク温度を上昇することができる。
上]・の少なくとも片側に、晶熱層および保護層よりも
熱拡散率の大きい熱拡散層をfi層したことにより、発
熱部において発生した熱は、この熱拡散層によって急速
に横方向、すなわち発熱抵抗体層の面に沿って拡散し、
このため、発熱部の発熱等濡面積が拡大するので熱効率
が向上し、この結果、同一の供給電力でも発熱部のピー
ク温度を上昇することができる。
また、請求項第2項のように、熱拡散層を発熱部と同形
状に形成することにより、発熱部の熱が急速に発熱部全
域に拡散した後は、隣接する発熱部に対しては、蓄熱層
および保護層を介して熱がゆるやかに拡散するため、発
熱部の熱損失が低減される。
状に形成することにより、発熱部の熱が急速に発熱部全
域に拡散した後は、隣接する発熱部に対しては、蓄熱層
および保護層を介して熱がゆるやかに拡散するため、発
熱部の熱損失が低減される。
以下、本発明を図面に示す実施例により説明する。
第1図は本発明に係るサーマルヘッドの第1実施例を示
すものであり、第1図【ごおいて、符号11はアルミナ
等の絶縁性材料からなる絶縁性基板であり、この絶縁性
基板11上にはほぼ20〜30μmの膜厚のガラス等か
らなる蓄熱層どしてのグレーズ層12が部分的に焼飼け
されている。
すものであり、第1図【ごおいて、符号11はアルミナ
等の絶縁性材料からなる絶縁性基板であり、この絶縁性
基板11上にはほぼ20〜30μmの膜厚のガラス等か
らなる蓄熱層どしてのグレーズ層12が部分的に焼飼け
されている。
前記絶縁性基板11およびグレーズ層12上には、約0
.5μmの膜厚て、Si、SiC,SiN、BN、AN
N、Bed、AJ)203 答の熱拡i&率の大きい
材料からなる第1熱拡散層13aが積層されている。こ
こで、熱拡散率は熱伝達率ともいわれ、その値りは(熱
伝導率1−(比熱×密度〉で表わされる。そして、本実
施例に用いる第1熱拡散H13aの材料としては、この
熱拡散率りが0.1以上のものが好ましい。
.5μmの膜厚て、Si、SiC,SiN、BN、AN
N、Bed、AJ)203 答の熱拡i&率の大きい
材料からなる第1熱拡散層13aが積層されている。こ
こで、熱拡散率は熱伝達率ともいわれ、その値りは(熱
伝導率1−(比熱×密度〉で表わされる。そして、本実
施例に用いる第1熱拡散H13aの材料としては、この
熱拡散率りが0.1以上のものが好ましい。
前記第1熱拡散層13a上は、Ta2NやTa−3i○
2等からなる複数個の発熱素子14がスパッタリング客
により積層され、フォトリソグラフィ技術により整列状
に形成されており、各発熱素子14の上面両側部には1
,1等からなる共通給電体層15aおよび個別給電体層
15bが、同様にスパッタリング等により積層されフォ
トリソグラフィ技術により各発熱素子14に対応する所
望のパターンに形成されている。
2等からなる複数個の発熱素子14がスパッタリング客
により積層され、フォトリソグラフィ技術により整列状
に形成されており、各発熱素子14の上面両側部には1
,1等からなる共通給電体層15aおよび個別給電体層
15bが、同様にスパッタリング等により積層されフォ
トリソグラフィ技術により各発熱素子14に対応する所
望のパターンに形成されている。
前記各発熱素子14および共通給電体層15a、個別給
電体層15b上には、前記第1熱拡散層13aと同じ材
料からなる第2熱拡散層13bが積層されている。また
、前記第2熱拡散層13b上には、前記第1熱拡散層1
3a、第2熱拡散層13b、発熱素子14、共通給電体
層15a、個別給電体層15bを保護するために513
N4系の5IAL、ON等からなる保護層16が積層さ
れている。
電体層15b上には、前記第1熱拡散層13aと同じ材
料からなる第2熱拡散層13bが積層されている。また
、前記第2熱拡散層13b上には、前記第1熱拡散層1
3a、第2熱拡散層13b、発熱素子14、共通給電体
層15a、個別給電体層15bを保護するために513
N4系の5IAL、ON等からなる保護層16が積層さ
れている。
このような構成からなる本実施例のサーマルヘッドにあ
っては、発熱素子14の上下に第2熱拡散層13bおよ
び第1熱拡散層13aが形成されているので、電力を供
給したとき、発熱部14aにおいて発生した熱は、両熱
拡散層13a、13bを介して横方向すなわち発熱素子
14の表面および実部に沿ってすばやく拡散する。しか
るに、発熱部14aにおける発熱温度は、通電方向にお
ける中央部が最も高くなるが、この第1熱拡散層13a
1第2熱拡散層13bによる熱の流れによりづ一マルヘ
ットの発熱部14aの発熱等温面積が拡大され、これに
よって発熱部14aの全体のピーク温度が上貸し、従来
のものと比べて約30%の熱効率の上背となる。
っては、発熱素子14の上下に第2熱拡散層13bおよ
び第1熱拡散層13aが形成されているので、電力を供
給したとき、発熱部14aにおいて発生した熱は、両熱
拡散層13a、13bを介して横方向すなわち発熱素子
14の表面および実部に沿ってすばやく拡散する。しか
るに、発熱部14aにおける発熱温度は、通電方向にお
ける中央部が最も高くなるが、この第1熱拡散層13a
1第2熱拡散層13bによる熱の流れによりづ一マルヘ
ットの発熱部14aの発熱等温面積が拡大され、これに
よって発熱部14aの全体のピーク温度が上貸し、従来
のものと比べて約30%の熱効率の上背となる。
なお、前述した第1実施例においては、熱拡散層13b
、13aを発熱素子14の発熱部14aの上下の両面に
形成しであるが、どちらか−hの面のみに形成しても、
いずれかの熱拡散!!!113aあるいは13bの釣用
により、両面に形成した場合とほぼ同様の効宋が得られ
る。
、13aを発熱素子14の発熱部14aの上下の両面に
形成しであるが、どちらか−hの面のみに形成しても、
いずれかの熱拡散!!!113aあるいは13bの釣用
により、両面に形成した場合とほぼ同様の効宋が得られ
る。
第2図は本発明の第2実施例を示すものであり、本実施
例においては、半導体であるSiにより基板21が形成
されており、この基板21の表面の一部に、異1ノーあ
るいは等方性エツチングによりほぼ台形の突部21aが
一体に形成されている。
例においては、半導体であるSiにより基板21が形成
されており、この基板21の表面の一部に、異1ノーあ
るいは等方性エツチングによりほぼ台形の突部21aが
一体に形成されている。
前記基板21上には、はぼ10μmの膜厚となるように
熱伝導性率の低い材料であるガラス、S101Ta20
5等からなる蓄熱層22が蒸着、スパッタあるいは塗布
焼成により形成されている。さらに、この蓄熱822上
には、前述した第1実施例と同様に第1熱拡散層23a
、発熱素子24、給電体125a、25b、第2熱拡散
層23bならびに保護層26が順次積層・形成された構
成とされている。
熱伝導性率の低い材料であるガラス、S101Ta20
5等からなる蓄熱層22が蒸着、スパッタあるいは塗布
焼成により形成されている。さらに、この蓄熱822上
には、前述した第1実施例と同様に第1熱拡散層23a
、発熱素子24、給電体125a、25b、第2熱拡散
層23bならびに保護層26が順次積層・形成された構
成とされている。
このような構成からなる本実施例の勺−マルヘッドにお
いても、前述した第1実施例のサーマルヘッドと同様、
画然拡散層23a、23bの作用により発熱部24aの
ピーク温度が上昇し、従来のものに比較して熱効率が向
上する。なお、この第2実施例においても、第1実施例
において説明したように、熱拡散層23a、23bは発
熱素子24の上下どちらか一方の面にのみに形成しても
よい。
いても、前述した第1実施例のサーマルヘッドと同様、
画然拡散層23a、23bの作用により発熱部24aの
ピーク温度が上昇し、従来のものに比較して熱効率が向
上する。なお、この第2実施例においても、第1実施例
において説明したように、熱拡散層23a、23bは発
熱素子24の上下どちらか一方の面にのみに形成しても
よい。
さらに、本発明においては、前述した第1実施例および
第2実施例における前記熱拡散層13a。
第2実施例における前記熱拡散層13a。
13bおよび23a、23bを、発熱素子14゜24の
パターニングに際して、各発熱部14a。
パターニングに際して、各発熱部14a。
24aの形状と合致するようにパターニングすることも
可能であり、このように形成することにより、隣接する
発熱部14aまたは24a間が分断されるため、発熱部
14a、24aの熱は、急速にその発熱部14a、24
aの全域に拡散した後は、隣接する発熱部14aまL:
は24aに対しては蓄熱112.22および保諷111
6.26を介してゆるやかに熱拡散することになるため
、発熱部14aまたは24aの熱損失を低減され、発熱
部14aまたは24aの発熱等温面積が拡大して、さら
に熱効率の向上をはかることができる。また、隣接する
発熱部14aまたは24aへの熱の流れが低減されるこ
とにより、隣接づる発熱部14aまたは24aの影響を
受けにくくなるため、印字の熱履歴補正が簡略化され、
集積回路容量も小さくでき、効果的に低コスト化をはか
ることができる。
可能であり、このように形成することにより、隣接する
発熱部14aまたは24a間が分断されるため、発熱部
14a、24aの熱は、急速にその発熱部14a、24
aの全域に拡散した後は、隣接する発熱部14aまL:
は24aに対しては蓄熱112.22および保諷111
6.26を介してゆるやかに熱拡散することになるため
、発熱部14aまたは24aの熱損失を低減され、発熱
部14aまたは24aの発熱等温面積が拡大して、さら
に熱効率の向上をはかることができる。また、隣接する
発熱部14aまたは24aへの熱の流れが低減されるこ
とにより、隣接づる発熱部14aまたは24aの影響を
受けにくくなるため、印字の熱履歴補正が簡略化され、
集積回路容量も小さくでき、効果的に低コスト化をはか
ることができる。
なお、本発明は前述した実施例に限定されるものではな
く、必要に応じて種々の変更が可能である。
く、必要に応じて種々の変更が可能である。
以上説明したように本発明のす〜マルヘッドによれば、
熱拡散層の働きにより発熱部の発熱等温血積が拡大され
、これにより発熱郡全体のピーク幅が上昇し、熱効率が
向上するため、印字電力を小さくでき、この結果、電源
容量を小さくできるばかりでなく、熱応答性もよくなる
ため、高速印字が可能となる。
熱拡散層の働きにより発熱部の発熱等温血積が拡大され
、これにより発熱郡全体のピーク幅が上昇し、熱効率が
向上するため、印字電力を小さくでき、この結果、電源
容量を小さくできるばかりでなく、熱応答性もよくなる
ため、高速印字が可能となる。
また、熱拡散層を発熱部と同形状にパターニングするこ
とにより、隣接する発熱部の影響を少なくでき、印字の
熱履歴補正が簡略され、通電補正のための集積回路容顔
が小さくでき、この結果、ローコスト化も可能となる。
とにより、隣接する発熱部の影響を少なくでき、印字の
熱履歴補正が簡略され、通電補正のための集積回路容顔
が小さくでき、この結果、ローコスト化も可能となる。
第1図および第2図はぞれぞれ本発明に係るサーマルヘ
ッドの実施例を示す縦断面図、第3図は従来のサーマル
ヘッドを示す縦断面図である。 1.11・・・絶縁性基板、2.12・・・グレーズ層
、3.14.24・・・発熱素子、3a、14a・・・
発熱部、4a、15a・・・共通給電体層、4b、15
b・・・個別給電体層、5,16・・・保護層、13a
。 23a・・・第1熱拡散層、13b、23b・・・第2
熱拡散※j、21・・・基板、22・・・蓄熱層。
ッドの実施例を示す縦断面図、第3図は従来のサーマル
ヘッドを示す縦断面図である。 1.11・・・絶縁性基板、2.12・・・グレーズ層
、3.14.24・・・発熱素子、3a、14a・・・
発熱部、4a、15a・・・共通給電体層、4b、15
b・・・個別給電体層、5,16・・・保護層、13a
。 23a・・・第1熱拡散層、13b、23b・・・第2
熱拡散※j、21・・・基板、22・・・蓄熱層。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)基板上に蓄熱層を形成し、この蓄熱層上に複数個の
発熱素子を形成する発熱抵抗体層を積層するとともに、
前記各発熱素子に選択的に通電するための共通給電体層
および個別給電体層を形成し、さらにこれらの上に保護
層を積層してなるサーマルヘッドにおいて、前記発熱抵
抗体層の上下の少なくとも片側に、前記蓄熱層および保
護層よりも熱拡散率が大なる熱拡散層を設けたことを特
徴とするサーマルヘッド。 2)前記熱拡散層を前記発熱素子と同形状に形成したこ
とを特徴とする請求項第1項記載のサーマルヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23954790A JPH04118253A (ja) | 1990-09-10 | 1990-09-10 | サーマルヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23954790A JPH04118253A (ja) | 1990-09-10 | 1990-09-10 | サーマルヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04118253A true JPH04118253A (ja) | 1992-04-20 |
Family
ID=17046436
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23954790A Pending JPH04118253A (ja) | 1990-09-10 | 1990-09-10 | サーマルヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04118253A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009184110A (ja) * | 2008-02-01 | 2009-08-20 | Sony Corp | サーマルヘッド及びサーマルプリンタ |
CN104401135A (zh) * | 2014-12-04 | 2015-03-11 | 山东华菱电子股份有限公司 | 热敏打印头 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56130377A (en) * | 1980-03-19 | 1981-10-13 | Hitachi Ltd | Heat-sensitive recording head |
JPS5783475A (en) * | 1980-11-13 | 1982-05-25 | Seiko Epson Corp | Thermal head |
JPS6128525B2 (ja) * | 1975-10-20 | 1986-07-01 | Gutsudoiyaa Taiya Ando Rabaa Co Za | |
JPS62151359A (ja) * | 1985-12-25 | 1987-07-06 | Alps Electric Co Ltd | サ−マルヘツド |
JPH03175058A (ja) * | 1989-09-08 | 1991-07-30 | Hitachi Ltd | 厚膜型感熱記録ヘツドおよび記録装置 |
JPH0416360A (ja) * | 1990-05-10 | 1992-01-21 | Sharp Corp | 感熱記録装置 |
-
1990
- 1990-09-10 JP JP23954790A patent/JPH04118253A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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Cited By (2)
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---|---|---|---|---|
JP2009184110A (ja) * | 2008-02-01 | 2009-08-20 | Sony Corp | サーマルヘッド及びサーマルプリンタ |
CN104401135A (zh) * | 2014-12-04 | 2015-03-11 | 山东华菱电子股份有限公司 | 热敏打印头 |
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