JPS63169929A - 生鮮山の芋味噌漬けの製造法 - Google Patents
生鮮山の芋味噌漬けの製造法Info
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Landscapes
- Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
「技術分野」
本発明は、生鮮な山の芋を加熱処理することなしに、一
定の条件下で調味昧噌渭けすることにより、保存性のよ
い生鮮山の芋味噌漬けを製造する方法に間する。
定の条件下で調味昧噌渭けすることにより、保存性のよ
い生鮮山の芋味噌漬けを製造する方法に間する。
「従来技術およびその問題点」
山の芋は、ヤマイモ科の多年草で、一般に、山野に自生
するものをじねんじょと呼び、栽培種を長芋と呼んでい
る。長芋は、形がいちょうの葉に似ているいちょう芋、
げんこつ形の伊勢芋、〈まの手のような形をした大和芋
などの多くのft類に分かれている。山の芋は、とろろ
汁にしたり、山かけにしたり、千切りにしてそのままわ
さびしょうゆをかけたりして、食に供されている。
するものをじねんじょと呼び、栽培種を長芋と呼んでい
る。長芋は、形がいちょうの葉に似ているいちょう芋、
げんこつ形の伊勢芋、〈まの手のような形をした大和芋
などの多くのft類に分かれている。山の芋は、とろろ
汁にしたり、山かけにしたり、千切りにしてそのままわ
さびしょうゆをかけたりして、食に供されている。
周知の如く、生鮮山の芋は、アクとかニゲ昧がある上、
変色しやすく、また、日持ちも悪い、このことは、山の
芋を漬けものにした場合も同様であった。このため、今
日まで、日持ちがよく、風味もよいという二点を兼ね備
えた山の芋の漬けものは見かけられなかった。
変色しやすく、また、日持ちも悪い、このことは、山の
芋を漬けものにした場合も同様であった。このため、今
日まで、日持ちがよく、風味もよいという二点を兼ね備
えた山の芋の漬けものは見かけられなかった。
山の芋の昧噌潰けについても、−夜漬けのような日持ち
の悪い製品は一部で作られていたが、長期保存性のある
漬けものは作られていなかった。
の悪い製品は一部で作られていたが、長期保存性のある
漬けものは作られていなかった。
この理由は、山の芋を通常の方法で単に長期M昧噌渭け
した場合には、山の芋の風味が失われてしまい、口当り
の低下が避けられなかったからである。そして、−夜漬
けのような製品にしても、わずか数日で好ましい歯ごた
え感が失われるため、専ら自家用とされていた。
した場合には、山の芋の風味が失われてしまい、口当り
の低下が避けられなかったからである。そして、−夜漬
けのような製品にしても、わずか数日で好ましい歯ごた
え感が失われるため、専ら自家用とされていた。
「発明の目的」
本発明の目的は、山の芋を調味味噌床に所定の条件で漬
けこむこと1こより、保存性のよい新鮮な山の芋の味噌
漬けが得られるようにした生鮮山の芋味噌潰けの製造法
を提供することにある。
けこむこと1こより、保存性のよい新鮮な山の芋の味噌
漬けが得られるようにした生鮮山の芋味噌潰けの製造法
を提供することにある。
「発明の構成」
本発明者は、上記目的を達成するため鋭意研究した結果
、調味味噌漬は床および漬けこみ条件を一定にすること
により、山の芋の風味を残しながらアクやニゲみを除く
ことができ、かつ、最終的に得られる製品を一定の条件
に保つことにより、保存性のよい風味の優れた味噌漬け
が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
、調味味噌漬は床および漬けこみ条件を一定にすること
により、山の芋の風味を残しながらアクやニゲみを除く
ことができ、かつ、最終的に得られる製品を一定の条件
に保つことにより、保存性のよい風味の優れた味噌漬け
が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明による山の芋味噌渭けの製造法は、山
の芋を剥皮、洗浄した後、PH4,5〜6.5、塩度5
〜20%、屈折糖度40〜60度に調味した味噌床に温
度10°C以下で7日周以上渭けこみ、最終的にPH4
,7〜6.0.11i度2〜15%、屈折精度5〜25
度の製品を得ることを特徴とする。
の芋を剥皮、洗浄した後、PH4,5〜6.5、塩度5
〜20%、屈折糖度40〜60度に調味した味噌床に温
度10°C以下で7日周以上渭けこみ、最終的にPH4
,7〜6.0.11i度2〜15%、屈折精度5〜25
度の製品を得ることを特徴とする。
本発明において、原料とする山の芋は、山野に自生する
じねんしょ、栽培種である長芋のいずれでもよく、ざら
に長芋は、いちょう芋、伊勢芋、大和芋などのいずれの
種類のものであってもよい。本発明においては、これら
の山の芋を通常の手段により剥皮、洗浄する。
じねんしょ、栽培種である長芋のいずれでもよく、ざら
に長芋は、いちょう芋、伊勢芋、大和芋などのいずれの
種類のものであってもよい。本発明においては、これら
の山の芋を通常の手段により剥皮、洗浄する。
また、本発明において、調味した味噌床は、例えば味噌
に、必要に応じて水を加え、さらにみりん、クエン酸、
食塩、グルコースなどの調味料を加えて調製したものが
使用される。この場合、味噌床は、PH4,5〜6.5
(好ましくは5.0〜6.0)、塩度5〜20%(好ま
しくは10〜15%)、屈折精度40〜60度(好まし
くは45〜50度)となるように調整される。 PHは
、クエンMなどの有機酸1Fr添加することにより調整
でき、塩度は、食塩を添加することにより調整でき、屈
折W度は、グルコースなどの糖類を添加することにより
調整できる。
に、必要に応じて水を加え、さらにみりん、クエン酸、
食塩、グルコースなどの調味料を加えて調製したものが
使用される。この場合、味噌床は、PH4,5〜6.5
(好ましくは5.0〜6.0)、塩度5〜20%(好ま
しくは10〜15%)、屈折精度40〜60度(好まし
くは45〜50度)となるように調整される。 PHは
、クエンMなどの有機酸1Fr添加することにより調整
でき、塩度は、食塩を添加することにより調整でき、屈
折W度は、グルコースなどの糖類を添加することにより
調整できる。
そして、山の芋をこの味噌床に、10℃以下(好ましく
は5℃以下)の条件で、7日以上(好ましくは15〜3
0日)潰けこむ。潰けこみ日数を適宜調整することによ
り、最終的に得られる製品は、PH4,7〜6.0(好
ましくは5.5〜6.0)、1M度2〜15%(好まし
くは4〜7%)、屈折糖度5〜25度(好ましくは15
〜20度)となるようにする。
は5℃以下)の条件で、7日以上(好ましくは15〜3
0日)潰けこむ。潰けこみ日数を適宜調整することによ
り、最終的に得られる製品は、PH4,7〜6.0(好
ましくは5.5〜6.0)、1M度2〜15%(好まし
くは4〜7%)、屈折糖度5〜25度(好ましくは15
〜20度)となるようにする。
上述した味噌床と製品の条件は、相関関係があり、PH
が上述した範囲よりも高いと日持ちが悪くなり、また、
上述した範囲よりも低いと酸味が強くなり、山の芋の風
味が消えてしまう、また、塩度が上述した範囲よりも高
いと塩からくなつ、上述した範囲よりも低いと日持ちか
低下する。さらに、糖度が上述した範囲よりも高いと山
の芋の風味がマスキングされでしまい、上述した範囲よ
りも低いと日持ちが低下する。
が上述した範囲よりも高いと日持ちが悪くなり、また、
上述した範囲よりも低いと酸味が強くなり、山の芋の風
味が消えてしまう、また、塩度が上述した範囲よりも高
いと塩からくなつ、上述した範囲よりも低いと日持ちか
低下する。さらに、糖度が上述した範囲よりも高いと山
の芋の風味がマスキングされでしまい、上述した範囲よ
りも低いと日持ちが低下する。
一方、漬けこみ温度は、漬けこみ日数と逆の関係を萄し
、涜けこみ温度が高い場合には潰けこみ日数を少なくし
、渭けこみ温度が低い場合には潰けこみ日数を多くする
のが好ましい。漬は過ぎは、味が濃くなって香りが薄ら
ぎ、漬は不足は、風味も不足する上、日持ちも悪くなる
。ただし、潰1丈温度は、10℃以下とすることが必要
であり、10℃を超えると潰けこみ中に腐敗等による品
質劣化を招く虞れかある。
、涜けこみ温度が高い場合には潰けこみ日数を少なくし
、渭けこみ温度が低い場合には潰けこみ日数を多くする
のが好ましい。漬は過ぎは、味が濃くなって香りが薄ら
ぎ、漬は不足は、風味も不足する上、日持ちも悪くなる
。ただし、潰1丈温度は、10℃以下とすることが必要
であり、10℃を超えると潰けこみ中に腐敗等による品
質劣化を招く虞れかある。
こうして得られた本発明の山の芋味噌潰けは、山の芋の
風味を残しながらアクやニゲみが除かれ、しかも味噌漬
けの風味とマツチして良好な風味@有し、保存性にも優
れたものとなる。
風味を残しながらアクやニゲみが除かれ、しかも味噌漬
けの風味とマツチして良好な風味@有し、保存性にも優
れたものとなる。
「発明の実施例」
実施例1
長芋100に9@剥皮、洗浄して水切りする。そして、
第1表に示したベース組成の味噌床をつくり、このベー
ス組成にクエン酸、食塩およびグルコースを若干加えて
、PM、塩度、糖度を第2表に示した各種の値に調整す
る。これらの味噌床に、第2表に示した条件で上記の長
芋をそれぞれ漬けこみ、味噌漬は製品を得る。
第1表に示したベース組成の味噌床をつくり、このベー
ス組成にクエン酸、食塩およびグルコースを若干加えて
、PM、塩度、糖度を第2表に示した各種の値に調整す
る。これらの味噌床に、第2表に示した条件で上記の長
芋をそれぞれ漬けこみ、味噌漬は製品を得る。
こうして得られた各種の味噌漬は製品につき、■味噌床
から取出した直後、■10℃で10日間保存した後、0
10℃で30日間保存した後に、味、香り、口当りの官
能試験を行なった。評価は、10名のパネラ−によって
行ない、良い・・・2点、普通・・・1点、悪い・・・
0点とし、合計点(満点20点)で評価した。その結果
を第3表、第4表および第5表に示す。
から取出した直後、■10℃で10日間保存した後、0
10℃で30日間保存した後に、味、香り、口当りの官
能試験を行なった。評価は、10名のパネラ−によって
行ない、良い・・・2点、普通・・・1点、悪い・・・
0点とし、合計点(満点20点)で評価した。その結果
を第3表、第4表および第5表に示す。
第1表(味噌床ヘース組成)
(以下、余白)
第2表(味噌床、製品および潰けこみの条件)(表中、
車印は本発明の条件の範囲外である)第3表(味噌床よ
り取出した直後の官能評価)第4表(10℃で10日保
存した後の官能評価)(以下、余白) 第5表(10°Cで30日保存した後の官能評価)第3
表、第4表および第5表に示されるように、本発明の条
件で得られた製品(試料5)は、10℃で保存した場合
に30日経過猪も良好な風味および口当りを有している
。これに対して、本発明の条件の範囲外で得られた製品
(試料1.2.3.4)は、いずれも日持ちが悪く、風
味の低下が認められる。
車印は本発明の条件の範囲外である)第3表(味噌床よ
り取出した直後の官能評価)第4表(10℃で10日保
存した後の官能評価)(以下、余白) 第5表(10°Cで30日保存した後の官能評価)第3
表、第4表および第5表に示されるように、本発明の条
件で得られた製品(試料5)は、10℃で保存した場合
に30日経過猪も良好な風味および口当りを有している
。これに対して、本発明の条件の範囲外で得られた製品
(試料1.2.3.4)は、いずれも日持ちが悪く、風
味の低下が認められる。
「発明の効果」
以上説明したように、本発明によれば、味噌床の条件、
潰けこみの条件および最終的に得られる製品の条件を所
定の範囲となるようにしたので、良好な風0!を有し、
保存性に優れた生鮮山の芋の味噌渭けを得ることができ
る。
潰けこみの条件および最終的に得られる製品の条件を所
定の範囲となるようにしたので、良好な風0!を有し、
保存性に優れた生鮮山の芋の味噌渭けを得ることができ
る。
Claims (1)
- 山の芋を剥皮、洗浄した後、PH4.5〜6.5、塩度
5〜20%、屈折糖度40〜60度に調味した味噌床に
温度10℃以下で7日間以上漬けこみ、最終的にPH4
.7〜6.0、塩度2〜15%、屈折糖度5〜25度の
製品を得ることを特徴とする生鮮山の芋味噌漬けの製造
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62002049A JPS63169929A (ja) | 1987-01-08 | 1987-01-08 | 生鮮山の芋味噌漬けの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62002049A JPS63169929A (ja) | 1987-01-08 | 1987-01-08 | 生鮮山の芋味噌漬けの製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63169929A true JPS63169929A (ja) | 1988-07-13 |
JPH0320223B2 JPH0320223B2 (ja) | 1991-03-18 |
Family
ID=11518475
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62002049A Granted JPS63169929A (ja) | 1987-01-08 | 1987-01-08 | 生鮮山の芋味噌漬けの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63169929A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5150491A (en) * | 1989-05-25 | 1992-09-29 | Ikemoto Burashi Kogyo Kabushiki Kaisha | Hair brush |
-
1987
- 1987-01-08 JP JP62002049A patent/JPS63169929A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5150491A (en) * | 1989-05-25 | 1992-09-29 | Ikemoto Burashi Kogyo Kabushiki Kaisha | Hair brush |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0320223B2 (ja) | 1991-03-18 |
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