JPS6316950Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6316950Y2 JPS6316950Y2 JP1982054851U JP5485182U JPS6316950Y2 JP S6316950 Y2 JPS6316950 Y2 JP S6316950Y2 JP 1982054851 U JP1982054851 U JP 1982054851U JP 5485182 U JP5485182 U JP 5485182U JP S6316950 Y2 JPS6316950 Y2 JP S6316950Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- inner tube
- annular
- annular groove
- outer tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000012777 electrically insulating material Substances 0.000 claims description 7
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- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
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Landscapes
- Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
- Joints Allowing Movement (AREA)
- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 考案の分野
この考案はガス配管等の電気絶縁性管継手に関
する。
する。
(ロ) 従来技術
ガス配管の継手は、保安と防蝕上、今後は全て
電気的絶縁性を持つものが要求される可能性が大
であるが、このような電気絶縁性管継手は電気絶
縁性が大であると共に、安価で量産性があること
が要求される。
電気的絶縁性を持つものが要求される可能性が大
であるが、このような電気絶縁性管継手は電気絶
縁性が大であると共に、安価で量産性があること
が要求される。
現在この種の管継手としては第１図に示す如
く、管体１，１にフランジ２，２を溶接し、その
間にパツキング３を介装すると共に、電気絶縁性
材料で構成されたボルト４、ナツト５にて固着す
るものが考えられているが、このような継手は型
も大きく又、価格が高いという欠点がある。
く、管体１，１にフランジ２，２を溶接し、その
間にパツキング３を介装すると共に、電気絶縁性
材料で構成されたボルト４、ナツト５にて固着す
るものが考えられているが、このような継手は型
も大きく又、価格が高いという欠点がある。
(ハ) 考案の目的
この考案は、電気絶縁性に優れ価格が安く、量
産に適するばかりでなく、小型であるうえ、管の
伸縮、ねじり、曲げ等の応力を吸収できる優れた
電気絶縁性管継手を提供することを目的とする。
産に適するばかりでなく、小型であるうえ、管の
伸縮、ねじり、曲げ等の応力を吸収できる優れた
電気絶縁性管継手を提供することを目的とする。
(ニ) 考案の構成
この考案の電気絶縁性管継手は、外周面に複数
本の環状溝を形成した内管と、前記環状溝内に嵌
合される環状の絞り部を有する外管と、前記内管
と外管との間に位置して内管の環状溝内に嵌装さ
れるパツキングとからなり、前記内管の外周面及
び外管の内周面の少くとも一方は電気絶縁材料に
よつて被覆されているとともに、前記複数本の環
状溝のうち外管の絞り部が嵌装される環状溝は、
内管の管軸方向に幅広に形成し、前記環状溝内に
管軸方向の空隙を設けたことを特徴とする。
本の環状溝を形成した内管と、前記環状溝内に嵌
合される環状の絞り部を有する外管と、前記内管
と外管との間に位置して内管の環状溝内に嵌装さ
れるパツキングとからなり、前記内管の外周面及
び外管の内周面の少くとも一方は電気絶縁材料に
よつて被覆されているとともに、前記複数本の環
状溝のうち外管の絞り部が嵌装される環状溝は、
内管の管軸方向に幅広に形成し、前記環状溝内に
管軸方向の空隙を設けたことを特徴とする。
(ホ) 考案の効果
この考案によれば、構造が簡単で価格も安く、
量産が可能であるとともに、フランジ部を有しな
いのでコンパクトに形成できる利点に加え、環状
溝は内管の管軸方向に幅広く形成されており、前
記環状溝内に管軸方向の空隙が設けられるので、
内外管は互に相対移動して、配管施工時における
現場作業をスムーズに行なえるとともに温度変化
や引張り、圧縮、ねじり等の応力から継手の破損
を効果的に防止できる。
量産が可能であるとともに、フランジ部を有しな
いのでコンパクトに形成できる利点に加え、環状
溝は内管の管軸方向に幅広く形成されており、前
記環状溝内に管軸方向の空隙が設けられるので、
内外管は互に相対移動して、配管施工時における
現場作業をスムーズに行なえるとともに温度変化
や引張り、圧縮、ねじり等の応力から継手の破損
を効果的に防止できる。
即ち、通常配管は温度変化を受けて、線膨張係
数相当分の伸縮を生じた場合、又は地震などの影
響を受けた場合、継手部分が固定的であると継手
部分にも引張り、圧縮、ねじり、曲げ等の応力が
発生し、これが許容限界を越えると継手の破断が
生じるが、両者間に管軸方向に空隙を持たせるこ
とによつて、前記応力を緩和して応力の蓄積を防
止し継手の破損を防止できる。
数相当分の伸縮を生じた場合、又は地震などの影
響を受けた場合、継手部分が固定的であると継手
部分にも引張り、圧縮、ねじり、曲げ等の応力が
発生し、これが許容限界を越えると継手の破断が
生じるが、両者間に管軸方向に空隙を持たせるこ
とによつて、前記応力を緩和して応力の蓄積を防
止し継手の破損を防止できる。
(ヘ) 実施例
以下この考案の一実施例を図面に基づいて詳述
する。
する。
第２図はこの考案の一例を示す縦断面図で、６
は内管、７は外管、８はパツキングを示す。
は内管、７は外管、８はパツキングを示す。
内管６の遊端内周面にはガス導管の端部に螺合
されるねじ山９を有すると共に、その外周面には
軸線方向に対して直角の方向に複数個の環状溝１
０ａ，１０ｂ，１０ｃ，１０ｄが設けられてい
る。
されるねじ山９を有すると共に、その外周面には
軸線方向に対して直角の方向に複数個の環状溝１
０ａ，１０ｂ，１０ｃ，１０ｄが設けられてい
る。
これら環状溝１０ａ，１０ｂ，１０ｃ，１０ｄ
はいずれも内管６に削り加工を施して得られたも
のであるが、そのうち環状溝１０ａと１０ｃは特
に内管６の管軸方向に幅広く形成されており、後
述する外管７の環状絞り部１２ａ，１２ｂとの間
に空隙１４をもつよう構成されている。
はいずれも内管６に削り加工を施して得られたも
のであるが、そのうち環状溝１０ａと１０ｃは特
に内管６の管軸方向に幅広く形成されており、後
述する外管７の環状絞り部１２ａ，１２ｂとの間
に空隙１４をもつよう構成されている。
そして、この内管６が外管７と重合する部分及
び内管６の遊端部分裏面まで弗素樹脂、エポキシ
樹脂、ポリエチレン樹脂等の電気絶縁材料１１で
被覆され、内管６と外管７を電気的に絶縁してい
る。
び内管６の遊端部分裏面まで弗素樹脂、エポキシ
樹脂、ポリエチレン樹脂等の電気絶縁材料１１で
被覆され、内管６と外管７を電気的に絶縁してい
る。
パツキング８はNBR（ニトリル・ブタジエン・
ラバー）、弗素ゴムの如き弾性材料で構成される
Ｏリングで、前記内管６の中央の環状溝１０ｂ内
に嵌装され、また環状溝１０ｄ内にもＯリング１
５を嵌装して、ダスト等の内部への侵入を防止し
ている。
ラバー）、弗素ゴムの如き弾性材料で構成される
Ｏリングで、前記内管６の中央の環状溝１０ｂ内
に嵌装され、また環状溝１０ｄ内にもＯリング１
５を嵌装して、ダスト等の内部への侵入を防止し
ている。
前記外管７の環状溝１０ａ，１０ｃに対応する
位置には、環状の絞り部１２ａ，１２ｂを設け、
この環状絞り部１２ａ，１２ｂは絞り部１２ａ，
１２ｂを有しない通常の管体を内管６に外管した
後、内管の絞り部１２ａ，１２ｂの所において外
管に絞り加工を施すことによつて作られる。
位置には、環状の絞り部１２ａ，１２ｂを設け、
この環状絞り部１２ａ，１２ｂは絞り部１２ａ，
１２ｂを有しない通常の管体を内管６に外管した
後、内管の絞り部１２ａ，１２ｂの所において外
管に絞り加工を施すことによつて作られる。
なお、外管７の遊端内面には、ガス導管の端部
に螺合されるねじ山１３を有している。
に螺合されるねじ山１３を有している。
第２図の管継手は、パツキング８にシールされ
るものであり、内管６と外管７の重合部分は電気
絶縁材料１１で被覆されているので電気的に絶縁
されている。
るものであり、内管６と外管７の重合部分は電気
絶縁材料１１で被覆されているので電気的に絶縁
されている。
しかも内管６間の環状溝１０ａ，１０ｃ内に外
管７の絞り部１２ａ，１２ｂが嵌合されているの
で両者の結合は強固である。
管７の絞り部１２ａ，１２ｂが嵌合されているの
で両者の結合は強固である。
また、環状溝１０ａ，１０ｃは前述した如く内
管６の管軸方向に幅広く形成されており、一方、
外管７の絞り部１２ａ，１２ｂは突条であるか
ら、内管６の環状溝１０ａ，１０ｃと外管７の絞
り部１２ａ，１２ｂの間に管軸方向の空隙１４，
１４が形成される。
管６の管軸方向に幅広く形成されており、一方、
外管７の絞り部１２ａ，１２ｂは突条であるか
ら、内管６の環状溝１０ａ，１０ｃと外管７の絞
り部１２ａ，１２ｂの間に管軸方向の空隙１４，
１４が形成される。
このように、両者間に空隙１４，１４を形成し
たことにより、内外管が管軸方向に相対移動でき
るので、配管施工時における現場作業をスムーズ
に行なえるうえ通常配管は温度変化を受けて、線
膨張係数相当分の伸縮を生じた場合、又は地震な
どの影響を受けた場合、継手部分が固定的である
と継手部分にも引張り、圧縮、ねじり、曲げ等の
応力が発生し、これが許容限界を越えると継手の
破断が生じるが、前記応力を緩和して応力の蓄積
を防止し継手の破損を防止できる。
たことにより、内外管が管軸方向に相対移動でき
るので、配管施工時における現場作業をスムーズ
に行なえるうえ通常配管は温度変化を受けて、線
膨張係数相当分の伸縮を生じた場合、又は地震な
どの影響を受けた場合、継手部分が固定的である
と継手部分にも引張り、圧縮、ねじり、曲げ等の
応力が発生し、これが許容限界を越えると継手の
破断が生じるが、前記応力を緩和して応力の蓄積
を防止し継手の破損を防止できる。
第３図は他の実施例を示すもので、電気絶縁材
料１１が外管７の内周面及びその遊端部の外周面
を被覆している以外は第２図と同様である。
料１１が外管７の内周面及びその遊端部の外周面
を被覆している以外は第２図と同様である。
このように電気絶縁材料１１による被覆は内管
６の外周面に施してもよく、外管７の内周面に施
してもよく、また図示しないが、その両者に施し
てもよい。
６の外周面に施してもよく、外管７の内周面に施
してもよく、また図示しないが、その両者に施し
てもよい。
なお、抜止め防止用の係合部分、すなわち環状
溝１０ａと絞り部分１２ａは環状溝１０ｂ内に嵌
装されたパツキング８の片側にのみ存在しても差
支えはないが上記各実施例に示す如く、パツキン
グ８の両側に設けられるのが好ましい。
溝１０ａと絞り部分１２ａは環状溝１０ｂ内に嵌
装されたパツキング８の片側にのみ存在しても差
支えはないが上記各実施例に示す如く、パツキン
グ８の両側に設けられるのが好ましい。
なお、パツキング８は必要に応じその数を増す
ことができる。
ことができる。
第１図は従来の管継手の縦断面図、第２図、第
３図は本考案の管継手の縦断面図である。 ６……内管、７……外管、８……パツキング、
１０ａ，１０ｂ，１０ｃ……環状溝、１０ａ，１
０ｂ，１０ｃ，１０ｄ……環状溝、１１……電気
絶縁材料、１２ａ，１２ｂ……絞り部、１４……
空隙。
３図は本考案の管継手の縦断面図である。 ６……内管、７……外管、８……パツキング、
１０ａ，１０ｂ，１０ｃ……環状溝、１０ａ，１
０ｂ，１０ｃ，１０ｄ……環状溝、１１……電気
絶縁材料、１２ａ，１２ｂ……絞り部、１４……
空隙。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 外周面に複数本の環状溝を形成した内管と、前
記環状溝内に嵌合される環状の絞り部を有する外
管と、前記内管と外管との間に位置して内管の環
状溝内に嵌装されるパツキングとからなり、 前記内管の外周面及び外管の内周面の少くとも
一方は電気絶縁材料によつて被覆されているとと
もに、前記複数本の環状溝のうち外管の環状の絞
り部が嵌装される環状溝は、内管の管軸方向に幅
広に形成し、前記環状溝内に管軸方向の空隙を設
けたことを特徴とする 電気絶縁性管継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5485182U JPS58157091U (ja) | 1982-04-14 | 1982-04-14 | 電気絶縁性管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5485182U JPS58157091U (ja) | 1982-04-14 | 1982-04-14 | 電気絶縁性管継手 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58157091U JPS58157091U (ja) | 1983-10-20 |
| JPS6316950Y2 true JPS6316950Y2 (ja) | 1988-05-13 |
Family
ID=30065459
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5485182U Granted JPS58157091U (ja) | 1982-04-14 | 1982-04-14 | 電気絶縁性管継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58157091U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012037042A (ja) * | 2010-07-16 | 2012-02-23 | Cosmo Koki Co Ltd | 管継手 |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5921188U (ja) * | 1982-07-30 | 1984-02-08 | 井上エムテ−ピ−株式会社 | 空調ダクトの連結部構造 |
| JP5319345B2 (ja) * | 2009-03-17 | 2013-10-16 | 大阪瓦斯株式会社 | ミストサウナ装置 |
| JP6024014B2 (ja) * | 2012-03-14 | 2016-11-09 | 株式会社ニチリン | 回転可能継手の製造方法 |
| JP2013194870A (ja) * | 2012-03-22 | 2013-09-30 | Nisshin Steel Co Ltd | 金属管の接続方法 |
| JP6150165B2 (ja) * | 2013-07-16 | 2017-06-21 | 株式会社ニチリン | 伸縮自在継手付パイプ、及び、伸縮自在継手付パイプの製造方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5711381B2 (ja) * | 1978-03-16 | 1982-03-04 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5522305Y2 (ja) * | 1971-02-18 | 1980-05-28 | ||
| JPS5942552Y2 (ja) * | 1980-06-24 | 1984-12-12 | 日本ラヂエーター株式会社 | パイプの接続構造 |
-
1982
- 1982-04-14 JP JP5485182U patent/JPS58157091U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5711381B2 (ja) * | 1978-03-16 | 1982-03-04 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012037042A (ja) * | 2010-07-16 | 2012-02-23 | Cosmo Koki Co Ltd | 管継手 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58157091U (ja) | 1983-10-20 |
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