JP3597021B2 - 流体輸送管の外套管構造 - Google Patents

流体輸送管の外套管構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、合成樹脂製の流体輸送管に弾性シール材を介して外套される外套管部を、周方向で複数に分割された分割管体から構成し、周方向で隣合う分割管体同士を締付け連結する連結手段の締付け操作に連れて、前記弾性シール材を密封状態に圧縮するように構成してある流体輸送管の外套管構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の流体輸送管の外套管構造では、流体輸送管として合成樹脂製管を用いるから、地震や不同沈下等に起因して、流体輸送管に曲げモーメント等の管軸芯に対して交差する方向の外力が作用したとき、この外力を流体輸送管の弾性弯曲変形にて吸収することが可能で、前記外力に起因する配管系の脆弱部分での破損を抑制することができる利点がある。
そして、従来では、前記流体輸送管に弾性シール材を介して外套された外套管部の分割管体を連結手段にて締付け固定したとき、前記分割管体にて構成される外套管部の内周面と前記流体輸送管の外周面との間で、かつ、弾性シール材の装着領域を境にした管軸芯方向の両側にそれぞれ環状の隙間を形成していた。
例えば、図8に示すように、前記外套管部3が、分割管体5の一つに分岐管部7を形成してある分岐継輪の場合では、前記外套管部3を構成する各分割管体5の内周面に、流体輸送管1の外周面と外套管部3の内周面との間及び分割管体5の合せ部間からの流体の漏洩を防止するための弾性シール材2を嵌合保持させ、これら弾性シール材2をもって、前記連結手段による締付け固定時に、流体輸送管1の外周面と外套管部3の内周面との間に環状の隙間W、つまり、流体輸送管1の周壁に形成された貫通孔8に連通する環状隙間と管軸芯方向の端部に向かって開口する環状隙間とを形成して、地震や不同沈下等に起因する外力で流体輸送管1が弾性弯曲変形したとき、該流体輸送管1の分岐継輪3内に位置する周壁部分の管軸芯に対して交差する方向での弾性弯曲変形を前記隙間Wの範囲内で許容することができるように構成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記流体輸送管1全体の弾性弯曲変形量に対して、分岐継輪3内での弾性弯曲変形量は僅かであるのにも拘らず、前記分岐継輪3の内周面と流体輸送管1の外周面との間に、流体輸送管1の弾性弯曲変形を許容する前記隙間Wが形成されているため、この流体輸送管1の弾性弯曲変形に連れて、前記弾性シール材2の周方向シール部又はその近傍の分岐継輪3の内周面部分と接当する流体輸送管1の周壁部分が、前記隙間Wの範囲で弾性シール材2を弾性変形させながら楕円形状の断面形状に管径方向で弾性変形して、その楕円形状の短径方向相当部位での弾性シール材2と流体輸送管1の外周面との密着力(圧着力)が低下し、その結果、この密着力が低下した部分から、流体輸送管1の貫通孔8を通して流出する流体が、分岐継輪3の内周面と流体輸送管1の外周面との間を通して外部に漏洩し易くなる問題がある。
【0004】
本発明は、上記の実情に鑑みて為されたものであって、その主たる課題は、流体輸送管全体の弾性弯曲変形量に比して外套管部内での弾性弯曲変形量が僅かであることに着目した合理的な改良をもって、地震や不同沈下等に起因する外力を合成樹脂製の流体輸送管の弾性弯曲変形を利用して極力収拾しながらも、弾性シール材の密着低下に起因する流体の漏洩を抑制することができる流体輸送管の外套管構造を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1による流体輸送管の外套管構造の特徴構成は、合成樹脂製の流体輸送管に弾性シール材を介して外套される外套管部を、周方向で複数に分割された分割管体から構成し、周方向で隣合う分割管体同士を締付け連結する連結手段の締付け操作に連れて、前記弾性シール材を密封状態に圧縮するように構成してある流体輸送管の外套管構造であって、
前記各分割管体の内周面のうち、前記弾性シール材の装着領域よりも管軸芯方向の端部側に偏位した内周面部分を、前記連結手段の締付け操作に連れて前記流体輸送管の外周面に接当して、該流体輸送管の管径方向での変形を規制する変形規制面に構成してある点にある。
上記特徴構成によれば、前記流体輸送管に弾性シール材を介して外套された外套管部の分割管体を連結手段にて締付け固定したとき、前記弾性シール材を密封状態に圧縮させると同時に、その弾性シール材の装着領域よりも端部側に偏位した各分割管体の内周面部分に形成された変形規制面を流体輸送管の外周面に接当させて、その接当部位での管壁の管径方向での変形を規制してあるから、地震や不同沈下等に起因する外力で合成樹脂製の流体輸送管が弾性弯曲変形しても、流体輸送管のうち、前記弾性シール材と接触する周壁部分が楕円形状の横断面形状に弾性変形することがない又は殆どない。
従って、流体輸送管の弾性弯曲変形量に比して外套管部内での弾性弯曲変形量が僅かであり、この部位での弾性弯曲変形をなくしても、流体輸送管の弾性弯曲変形による外力吸収に悪影響を及ぼさない事実に着目して、前記弾性シール材の装着領域よりも管軸芯方向の端部側に前記の変形規制面を形成するだけの簡単かつ経済的な改造をもって、地震や不同沈下等に起因する外力を合成樹脂製の流体輸送管の弾性弯曲変形を利用して極力吸収しながらも、弾性シール材の周方向での局部的な密着低下に起因する流体の漏洩を抑制することができる。
【0006】
本発明の請求項2による流体輸送管の外套管構造の特徴構成は、前記各分割管体の内周面のうち、前記弾性シール材の装着領域よりも管軸芯方向の中央側の内周面部分の一部が、前記連結手段の締付け操作に連れて前記流体輸送管の外周面に接当して、該流体輸送管の管径方向での変形を規制する変形規制面に構成されている点にある。
上記特徴構成によれば、前記各分割管体の内周面のうち、前記弾性シール材の装着領域よりも管軸芯方向の端部側に偏位した内周面部分のみならず、前記弾性シール材の装着領域よりも管軸芯方向の中央側の内周面部分の一部も変形規制面に形成して、弾性シール材の管軸芯方向両側部に位置する流体輸送管の周壁部分の管径方向での変形を規制してあるから、地震や不同沈下等に起因する外力で合成樹脂製の流体輸送管が弾性弯曲変形しても、前記両変形規制面間において弾性シール材と接触する流体輸送管の周壁部分が楕円形状の横断面形状に変形することを更に良好に抑制することができる。
【0007】
本発明の請求項3による流体輸送管の外套管構造の特徴構成は、前記分割管体の変形規制面には、前記流体輸送管の外周面に食い込む食込み部が突出形成されている点にある。
上記特徴構成によれば、前記弾性シール材の圧縮による流体輸送管の挟持作用と、前記食込み部の流体輸送管の外周面への食い込み作用とによって、地震や不同沈下等に起因して流体輸送管と外套管部とに管軸芯方向及び周方向の外力が作用しても、流体輸送管に対する外套管部の管軸芯方向への相対移動、並びに、流体輸送管に対する外套管部の管軸芯周りでの相対回転を抑制することができ、流体輸送管と外套管部とを所期の設定組付け姿勢に維持することができる。
しかも、前記食込み部が分割管体の変形規制面に突出形成されているから、部品点数が増加することがなく、構造の簡素化を図ることができる。その上、前記食込み部が弾性シール材の装着領域外に位置するから、該食込み部によって弾性シール材の一部が損傷されることもない。
【0008】
本発明の請求項4による流体輸送管の外套管構造の特徴構成は、前記食込み部が多数の突起群から構成されていて、そのうち、分割管体の周方向両端部側に位置する突起群が周方向に沿う姿勢に形成されている点にある。
上記特徴構成によれば、前記連結手段の締付け操作に連れて、分割管体が流体輸送管の管軸芯側(管径方向内方側)に移動するとき、該分割管体の周方向両端部側に位置する突起群は、流体輸送管の外周面に食い込みながらその周方向に沿って移動することになるが、このとき、突起群は周方向に沿う姿勢に形成されているから、分割管体の周方向両端部側に位置する突起群が管軸芯方向及び周方向に対して共に交差する傾斜姿勢に形成されている場合に比して移動抵抗を抑制することができる。その結果、連結手段の締付け操作力を軽減することができる。しかも、分割管体の両周方向端部側に位置する突起群が流体輸送管の外周面に食い込んだ後は、流体輸送管に対する外套管部の管軸芯方向への相対移動を、この突起群の周方向に沿う側面で強固に阻止することができる。
【0009】
本発明の請求項5による流体輸送管の外套管構造の特徴構成は、前記突起群のうち、分割管体の周方向の中間側に位置する突起群が、管軸芯方向及び周方向に対して共に交差する傾斜姿勢に形成されている点にある。
上記特徴構成によれば、前記連結手段の締付け操作に連れて、分割管体が流体輸送管の管軸芯方向に移動するとき、該分割管体の周方向の中間側に位置する突起群は、分割管体の両周方向端部側に位置する突起群に比して、周方向への移動量が少ないから、周方向に沿う姿勢に形成する必要がない。それ故に、この中間側に位置する突起群を前記傾斜姿勢に形成することにより、該突起群が流体輸送管の外周面に食い込んだ後は、流体輸送管に対する外套管部の管軸芯方向への相対移動を、分割管体の両周方向端部側に位置する突起群の周方向に沿う側面と、中間側に位置する突起群の傾斜方向に沿う側面とで強固に阻止することができるとともに、流体輸送管に対する外套管部の管軸芯周りでの相対回転を、中間側に位置する突起群の傾斜方向に沿う側面で阻止することができる。
【0010】
本発明の請求項6による流体輸送管の外套管構造の特徴構成は、前記傾斜姿勢の突起群が、傾斜方向が互いに逆向きとなる二種類の突起群から構成されている点にある。
上記特徴構成によれば、地震や不同沈下等に起因して流体輸送管に管軸芯方向の外力(引張力や圧縮力)が作用すると、その外力によって二種類の傾斜姿勢の突起群の各食込み部で相対回転方向の分力が発生しても、その相対回転方向の分力が互いに逆向きであるために相殺される。
従って、地震や不同沈下等に起因して流体輸送管に管軸芯方向の外力が作用しても、流体輸送管と外套管部との相対回転及び管軸芯方向での相対移動を強固に阻止することができる。
【0011】
本発明の請求項7による流体輸送管の外套管構造の特徴構成は、前記外套管部が、少なくとも一つの分割管体に分岐管部を形成してある分岐継輪である点にある。
上記特徴構成によれば、前記外套管部が分岐継輪から構成されている場合には、流体輸送管に直接作用する地震や不同沈下等に起因する外力のみならず、分岐管部に接続される分流管や弁箱等の分岐配管系の不同沈下による外力を受けても流体輸送管が弾性弯曲変形し易く、また、分岐配管系に作用する外力で流体輸送管と外套管部との相対回転が生じ易い。
それ故に、特に、この分岐継輪において前記請求項1〜6のいずれか1項に記載した構成が極めて有効に働くことになる。
【0012】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕
図1〜図3は、直管状の流体輸送管の一例であるポリエチレン等の合成樹脂製の水道管1の途中に、合成ゴム製の弾性シール材2を介して密封(水密)状態で外套される外套管部の一例であるT字型の鋳鉄製の分岐継輪3を示し、前記弾性シール材2を、周方向で二分割された分割シール材4から構成するとともに、前記分岐継輪3を、周方向で二分割された分割管体(以下、当該実施形態では分割継輪体と称する。)5から構成してあり、これら両分割継輪体5の各々の内周面に各分割シール材4を嵌合保持させ、水道管1の周壁の外周面に両分割継輪体5を外嵌し、周方向で隣合う分割継輪体5同士を締付け連結する締結手段6の締付け操作に連れて、前記弾性シール材2を両水道管1の端部の外周面に密封状態で圧縮させるように構成してある。
前記両分割継輪体5の一方には、分流管や開閉弁を備えた弁箱等の分岐配管系(図示せず)を連通接続するための分岐管部7を形成してあるとともに、前記水道管1の周壁のうち、分岐管部7と相対向する部位には、該分岐管部7と水道管1とを連通させる貫通孔8を形成してある。
【0013】
図6に示すように、前記分割シール材4は、管軸芯X方向の両端部に位置する一対の周方向シール部4Aと、両周方向シール部4Aの端部同士を繋ぎ、かつ、管軸芯Xに対して平行又はほぼ平行となる一対の軸芯方向シール部4Bとを一体形成して構成してある。
【0014】
図2に示すように、前記分割継輪体5の周方向両端部の各々には、前記締結手段6によって締付け連結される連結フランジ部5Aが、管軸芯Xを通る線分に沿って管径方向外方に一体的に突出形成されているとともに、図1と図4に示すように、前記分割継輪体5の半円筒部5Bの内周面の管軸芯X方向両側部の各々には、前記分割シール材4の周方向シール部4Aを脱着自在に密着状態で嵌合保持する弧状嵌合溝9を形成してあるとともに、前記分割継輪体5の半円筒部5Bの内周面の周方向両端部の各々には、前記分割シール材4の軸芯方向シール部4Bを着脱自在に密着状態で嵌合保持する直線状嵌合溝10を形成してある。
つまり、前記弧状嵌合溝9と直線状嵌合溝10とが、分割シール材4の装着領域に構成してある。
また、前記分割継輪体5の半円筒部5Bの内周面のうち、分割シール材4の装着領域である弧状嵌合溝9よりも管軸芯X方向の中央側には、各弧状嵌合溝9に沿って、前記締結手段6の締付け操作に連れて、周方向シール部4Aの管軸芯X方向内方への膨出弾性変形を許容する凹部10を形成してある。
【0015】
図1に示すように、前記分割継輪体5の半円筒部5Bの内周面のうち、弧状嵌合溝9よりも管軸芯X方向の端部側に偏位した内周面部分は、前記連結手段5の締付け操作に連れて水道管1の外周面に接当して、該水道管1の周壁の管径方向での変形を規制する第1変形規制面12に構成してある。
また、前記分割継輪体5の半円筒部5Bの内周面のうち、弧状嵌合溝9よりも管軸芯X方向の中央側で、かつ、凹部11から外れた内周面部分は、前記連結手段5の締付け操作に連れて水道管1の外周面に接当して、該水道管1の周壁の管径方向での変形を規制する第2変形規制面13に構成してある。
【0016】
更に、図4と図5に示すように、前記分割継輪体5の両変形規制面12,13には、水道管1の周壁の外周面に食い込む多数の突起群から構成された食込み部14を一体的に突出形成してある。
前記多数の突起群のうち、分割継輪体5の周方向両端部側に位置する第1突起群14Aは周方向に沿う姿勢に形成してある。つまり、この第1突起群14Aを構成する各突起15は、周方向に沿う突条に形成してあり、これら突起15を管軸芯X方向で千鳥状に配置してある。
前記多数の突起群のうち、分割継輪体5の周方向の中間側に位置する第2突起群14Bは、管軸芯X方向及び周方向に対して共に交差する傾斜姿勢に形成してある。つまり、この第2突起群14Bを構成する各突起15は、管軸芯X方向及び周方向に対して共に交差する傾斜方向に沿う突条に形成してあり、これら突起15を管軸芯X方向及び周方向に整列配置してある。
更に、前記第2突起群14Bは、傾斜方向が互いに逆向きとなる二種類の突起群、つまり、右ネジ方向に沿う傾斜姿勢の第3突起群14Cと左ネジ方向に沿う傾斜姿勢の第4突起群14Dとから構成してある。詳しくは、前記第3突起群14Cを構成する各突起15は、管軸芯X方向に対して約60度の角度で傾斜する突条に形成してあり、また、前記第4突起群14Dを構成する各突起15は、第3突起群14Cを構成する各突起15とは逆方向に、管軸芯X方向に対して約60度の角度で傾斜する突条に形成してある。
また、前記突起15の各々は、それの高さを約1mmに、長さを約10mmに構成してある。また、前記突起15の各々の幅は1mm、好ましくはそれよりも小に構成してある。
【0017】
図4に示すように、前記第2突起群14Bを構成する第3突起群14Cと第4突起群14Dとは、分割継輪体5の半円筒部5Bの内周面において、それの周方向中央位置を境界線として振り分け形成してあるとともに、この第2突起群14Bの周方向両端部側に前記第1突起群14Aを形成してある。
更に、前記第3突起群14Cと第4突起群14Dとの各々の周方向での形成範囲は、水道管1の外周面に分割継輪体5を外嵌した状態での管軸芯X方向視(図2に示す方向視)で、管軸芯Xを中心として前記境界線から右約60度の範囲と左約60度の範囲である。
【0018】
前記締結手段6の締付け操作に連れて前記食込み部14が水道管1の周壁の外周面に食い込んだとき、前記管周方向で相対向する連結フランジ部5A間に間隙Sが設けられている。
そして、前記連結フランジ部5A間に設けられた間隙Sの分だけ締付け操作の余裕があるから、前記食込み部14を構成する突起群の突出代が小さいものでも、該突起群が水道管1の外周面に食い込む状態にまで確実に締付け操作することができる。
しかも、このとき、前記連結フランジ部5A間に形成されている間隙Sを通して弾性シール材2の軸芯方向シール部4Bを管径方向外方に膨出弾性変形させることが可能であるから、前記凹部11と間隙Sとの存在により、弾性シール材2と水道管1の外周面との面圧が異常に増加することを抑制することができ、合成樹脂製の水道管1の内部応力を極力小さくすることができる。
【0019】
前記締結手段6は、一方の分割継輪体5の両連結フランジ部5Aに形成したボルト挿通孔6aと、他方の分割継輪体5の両連結フランジ部5Aに形成したボルト挿通孔6bと、両ボルト挿通孔6a,6bの挿通されるボルト6cと、該ボルト6cに螺合されるナット6dとから構成されている。
【0020】
尚、前記水道管1に形成される貫通孔8を、該水道管1に分岐継輪3を外套した後に形成する場合(例えば、不断水状態で貫通孔8を形成する場合)には、分岐管部7に公知の穿孔装置を取付け、この分岐管部7を通して穿孔装置の穿孔部を分岐継輪3内に挿入することにより、貫通孔8を形成することができる。
また、前記水道管1が断水状態にある場合は、水道管1に分岐継輪3を外套する前に貫通孔8を形成してもよい。
しかも、前記水道管1に弾性シール材2を介して分岐継輪3の分割継輪体5を連結手段6にて締付け固定した状態では、水道管1の周壁の外周面に対する食込み部14の食い込みにより、地震や不同沈下等に起因して水道管1や前記分岐配管系に外力を受けても、該水道管1と分岐継輪3とが相対回転することがなく、貫通孔8と分岐管部7との相対位置を維持することができる。
【0021】
〔第2実施形態〕
図7は、前記水道管1の途中に、合成ゴム製の円筒状の弾性シール材2を介して密封(水密)状態で外套される外套管部の一例である鋳鉄製の補修管3を示し、前記弾性シール材2を、周方向で二分割された分割シール材4から構成するとともに、前記補修管部3を、周方向で二分割された分割管体(以下、当該実施形態では分割補修管体と称する。)5から構成してあり、これら両分割補修管体5の各々の内周面に各分割シール材4を嵌合保持させ、水道管1の周壁の外周面に両分割補修管体5を外嵌し、周方向で隣合う分割補修管体5同士を締付け連結する締結手段6の締付け操作に連れて、前記弾性シール材2を両水道管1の端部の外周面に密封状態で圧縮させるように構成してある。
尚、前記補修管3は、水道管1の周壁に形成された傷孔や裂孔等の水漏れ孔16を覆って、該水道管1を更生するためのものである。
【0022】
前記分割シール材4は、管軸芯X方向の両端部に位置する一対の周方向シール部4Aと、両周方向シール部4Aの端部同士を繋ぎ、かつ、管軸芯Xに対して平行又はほぼ平行となる一対の軸芯方向シール部4Bと、該周方向シール部4Aと軸芯方向シール部4Bとで囲まれた部位を覆う薄膜状シール部分4Cとを一体形成して構成してある。
【0023】
前記分割補修管体5の半円筒部5Bの内周面のうち、分割シール材4の装着領域よりも管軸芯X方向の端部側に偏位した内周面部分は、前記連結手段5の締付け操作に連れて水道管1の外周面に接当して、該水道管1の周壁の管径方向での変形を規制する変形規制面12に構成してある。
前記分割補修管体5の変形規制面12には、水道管1の周壁の外周面に食い込む多数の突起群から構成された食込み部14を一体的に突出形成してある。
前記食込み部14は、前記第1実施形態の第1規制面に形成された食込み部14と同一に構成してあり、同一番号を付記してそれの説明を省略する。
また、その他の構成において、第1実施形態で記載した構成部分と同一構成又は同一機能を有する構成部分には同一番号を付記してそれの説明を省略する。
【0024】
〔その他の実施形態〕
▲1▼ 前記の実施形態では、前記締結手段6として、ボルト6cとナット6dとを利用したネジ式のものについて説明したが、この構成に限定されるものではなく、例えば、偏芯カム等を利用したものを用いて実施してもよい。
▲2▼ 前記の実施形態では、前記外套管部3を、周方向で二分割された分割管体5から構成したが、この外套管部3を周方向で三つ以上に分割したものから構成してもよい。
▲3▼ 前記の実施形態では、外套管部3として分岐継輪と補修管とを例示して説明したが、外套管部3としては2本の流体輸送管を連通接続するための継輪であってもよい。
▲4▼ 前記の実施形態では、前記流体輸送管1として水道管を例に挙げて説明したが、流体輸送管1が石油に対して耐久性を備えた合成樹脂製であるならば、パイプラインであってもよい。
▲5▼ 前記の実施形態では、前記第3突起群14Cを構成する各突起15を、管軸芯X方向に対して約60度の角度で傾斜する突条に形成し、また、前記第4突起群14Dを構成する各突起15を、第3突起群14Cを構成する各突起15とは逆方向に、管軸芯X方向に対して約60度の角度で傾斜する突条に形成したが、第3突起群14Cを構成する各突起15と第4突起群14Dを構成する各突起15との傾斜方向が互いに逆向きとなるならば、それらの傾斜角度は適宜変更してもよい。
▲6▼ 前記の実施形態では、前記第2突起群14Bを構成する第3突起群14Cと第4突起群14Dとを、分割継輪体5の半円筒部5Bの内周面において、それの周方向中央位置を境界線として振り分け形成したが、前記第2突起群14Bを、複数の第3突起群14Cと複数の第4突起群14Dとを周方向に交互に形成して構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の流体輸送管の外套管構造の第1実施形態を示す縦断面図
【図2】本発明の流体輸送管の外套管構造の第1実施形態を示す横断面図
【図3】要部の拡大断面図
【図4】図1のIV−IV線断面図
【図5】変形規制面の拡大部分図
【図6】分割シール材の斜視図
【図7】本発明の流体輸送管の外套管構造の第2実施形態を示す一部切り欠き縦断面図
【図8】従来の流体輸送管の外套管構造を示す縦断面図
【符号の説明】
1 流体輸送管
2 弾性シール材
3 外套管部
5 分割管体
6 締結手段
7 分岐管部
12 変形規制面
13 変形規制面
14 食い込み部
14A 突起群
14B 突起群
14C 突起群
14D 突起群
X 管軸芯

Claims (6)

  1. 合成樹脂製の流体輸送管に弾性シール材を介して外套される外套管部を、周方向で複数に分割された分割管体から構成し、周方向で隣合う分割管体同士を締付け連結する連結手段の締付け操作に連れて、前記弾性シール材を密封状態に圧縮するように構成してある流体輸送管の外套管構造であって、
    前記各分割管体の内周面に、前記連結手段の締付け操作に連れて前記流体輸送管の外周面に接当して、該流体輸送管の管径方向での変形を規制する変形規制面が構成され、この変形規制面には、前記流体輸送管の外周面に食い込む食込み部が突出形成されているとともに、前記食込み部が多数の突起群から構成され、そのうち、分割管体の周方向両端部側に位置する突起群が周方向に沿う姿勢に形成されている流体輸送管の外套管構造。
  2. 合成樹脂製の流体輸送管に弾性シール材を介して外套される外套管部を、周方向で複数に分割された分割管体から構成し、周方向で隣合う分割管体同士を締付け連結する連結手段の締付け操作に連れて、前記弾性シール材を密封状態に圧縮するように構成してある流体輸送管の外套管構造であって、
    前記各分割管体の内周面に、前記連結手段の締付け操作に連れて前記流体輸送管の外周面に接当して、該流体輸送管の管径方向での変形を規制する変形規制面が構成され、この変形規制面には、前記流体輸送管の外周面に食い込む食込み部が突出形成されているとともに、前記食込み部が多数の突起群から構成され、そのうち、分割管体の周方向の中間側に位置する突起群が、管軸芯方向及び周方向に対して共に交差する傾斜姿勢に形成されている流体輸送管の外套管構造。
  3. 合成樹脂製の流体輸送管に弾性シール材を介して外套される外套管部を、周方向で複数に分割された分割管体から構成し、周方向で隣合う分割管体同士を締付け連結する連結手段の締付け操作に連れて、前記弾性シール材を密封状態に圧縮するように構成してある流体輸送管の外套管構造であって、
    前記各分割管体の内周面に、前記連結手段の締付け操作に連れて前記流体輸送管の外周面に接当して、該流体輸送管の管径方向での変形を規制する変形規制面が構成され、この変形規制面には、前記流体輸送管の外周面に食い込む食込み部が突出形成されているとともに、前記食込み部が多数の突起群から構成され、そのうち、分割管体の周方向両端部側に位置する突起群が周方向に沿う姿勢に形成され、更に、分割管体の周方向の中間側に位置する突起群が、管軸芯方向及び周方向に対して共に交差する傾斜姿勢に形成されている流体輸送管の外套管構造。
  4. 前記傾斜姿勢の突起群が、傾斜方向が互いに逆向きとなる二種類の突起群から構成されている請求項2又は3記載の流体輸送管の外套管構造。
  5. 前記変形規制面が、各分割管体の内周面のうち、弾性シール材の装着領域よりも管軸芯方向の端部側に偏位した内周面部分に形成されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の流体輸送管の外套管構造。
  6. 前記変形規制面が、各分割管体の内周面のうち、弾性シール材の装着領域よりも管軸芯方向の端部側に偏位した内周面部分と、弾性シール材の装着領域よりも管軸芯方向の中央側の内周面部分の一部に形成されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の流体輸送管の外套管構造。
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