JPS63169222A - 放電加工用電極線 - Google Patents

放電加工用電極線

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JPS63169222A
JPS63169222A JP31446386A JP31446386A JPS63169222A JP S63169222 A JPS63169222 A JP S63169222A JP 31446386 A JP31446386 A JP 31446386A JP 31446386 A JP31446386 A JP 31446386A JP S63169222 A JPS63169222 A JP S63169222A
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JP
Japan
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electrode wire
wire
machining
diamond
discharge machining
Prior art date
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Pending
Application number
JP31446386A
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English (en)
Inventor
Minoru Yokota
稔 横田
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 し産業上の利用分野1 この発明は、ワイヤカットの放電加工に電極として用い
られる@極線に関するものである。
〔従来の技術] ワイヤカットの放電加工法とは、被加工体と線状の加工
電極(以下電極線という)との間に放電を行なわせ、該
電極線と被加工体とを相対的に移動させて被加工体を所
望の形状に切断加工するものであり、従来から実施され
ている方法である。
このワイヤ放電加工法においては、線状の電極線として
は、通常直径が0.05〜Q、3mmφ程度の長尺の線
が使われ、放電加工部分に順次新しい線を供給され、被
加工体が加工される。
[発明が解決しようとする問題点] このような11i電加工法においては、使用する電極線
の領域が加工速度や加工精度、被加工部の表面性状など
に直接大きな影響を及ぼすため、これに相応しい好適な
材料の使用が従来より強く要望されている。
一般に、この電極線に要求される事項としては、〈1)
 加工速度:ワイヤ放電加工法は、一般に必ずしも加工
速度が速くないので、少しでも加工速度を大ぎくするこ
とができること。
(2) 被加工物の寸法M度と表面性状との寸法精度良
く、また表面の肌荒れなどを生じさせることなく加工で
きること。
(3) 作業性=V′J所作業所作雪中線が断線したり
すると、著しく作業性を損うので、この作業中の断線の
発生が少ないこと。および、ワイヤの加工機へのセツテ
ィングや、特にワイヤの自動供給装置を使用する場合ワ
イヤに線動がなく、直線性を有していることが強く望ま
れる。
(4) 被加工物表面への付着物が少ないこと。
などが挙げられている。
電極線に要望される上記の事項について、さらに説明す
ると、加工速度が?11線と被加工体との間に放電を十
分に安定して発生させれば、速めることはできるが、従
来加工速度を速めることのできる電極線は、被加工物表
面の肌荒れを発生させることが多かった。
また被加工物の寸法精度を得るためには、電極線の径の
寸法精度を高め、十分に張力をかけ、電極線が一直線状
に張られた状態で使用する必要があり、この張力下で断
線しにくいことが要求される。次に、肌荒れなどの表面
性状に関しては、均一かつ安定した放電の発生が必要で
あり、従来加工速度と寸法精度、加工表面状態の両立を
満足させることは困難であった。このため、特にこれら
の点を両立させる電極線の出現が望まれている。
また、切断作業中の断線は、電極線と被加工物間の短絡
や不均質な放電や負荷される張力によるものであるので
、このような点からも電極線自身の寸法精度と安定した
放電性、高い引張り強さが要求される。
さらに、価格的に高価にならぬよう原材料が安価なこと
や、放電加工用電極として0.05〜0゜25ffl!
Ilφの程度までの細線への伸線加工性の良好なことな
ども必要である。
従来、このような放電加工用電極線としては、銅線、黄
銅(Cu −30〜35%Zn)、タングステン線、モ
リブデン線などや、亜鉛被覆銅線等が用いられているが
、これらのものは上記の所要特性を」−分に満足するも
のではない。
この発明の目的は、電極線と被加工物間の短絡を防1ヒ
し、しかも加工速度と加工精度を共に向上させることの
できる放電加工用電極線を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] この発明の放電加工用電?4線では、電極線の外周部表
面にダイヤモンド微粒子を分散させたことを特徴として
いる。
この発明に用いられるダイヤモンド微粒子としては、従
来より砥石等の研磨材として用いられているダイヤモン
ド微粒子を使用することができる。
ダイヤモンドの粒子径は、電極線の径や加工条件等によ
り適宜選択されるが、通常電極線の径の10%以下のも
のが好ましい。
電極線としては、従来から用いられている銅または銅合
金からなるものや、あるいはタングステン、モリブデン
またはそれらの合金からなるものなどが用いられる。ま
た、亜鉛、銅またはそれらの合金からなる表面層を有す
る複合構造であってもよい。
[作用] この発明にJ3いて、電極線の外周部表面に分散される
ダイヤモンド微粒子は、実質的に電気絶縁体である。し
たがって、電極線と被加工物間の短絡を防止することが
でき、このため断線を生じにくくなる。
また、外周部表面に分散されたダイヤモンド微粒子によ
って、加工の際加工面が常に研磨されるので、放電生成
物や放電液中の微細ミスト等が除去され、加工面の精度
が飛躍的に向上する。
さらに、電極線の外周部表面のダイヤモンド粒子により
、ワイヤソー的な機械的研磨の効果も発揮されるので、
加工速度を著しく向上させることができる。
[実施例] 第1図および第2図は、この発明の一実施例を示す断面
図および側面図である。第1図および第2図において、
1は電極線、2はダイヤモンド微粒子を示している。こ
のような構造の電極線は、たとえば、直径5mmφの黄
銅棒に銅パイプを被せ、平均粒子径数10μIのダイヤ
モンド微粒子をその間に充填し、これを約0.31mφ
まで複合伸線し、表面の銅パイプを硝酸で除去すること
により得ることができる。このようにして得られた放電
加工用電極線は、最大径0.251mφであり、放電加
工特性を測定したところ、従来の約2倍の加工速度を示
した。
第3図および第4図は、この発明の他の実施例を示す端
面図および側面図である。第3図および第4図において
、1aは電極線の内部、1bは電極線の表面層、2はダ
イヤモンド微粒子を示している。このような放電加工用
電極線は、たとえば、直径約5IIlφのに4I!il
に銅パイプを被せ、数10μ腸の亜鉛粒とダイヤモンド
微粒子を重量で約3:1の比率で混合した複合粉を銅線
と銅バイブの間に充填し、これを約0.311IIaφ
まで複合伸線し、表面の銅パイプを硝M′c除去して製
造することができる。このようにして得られた放電加工
用電極線は、上述の第1図および第2図に示す放電加工
用電極線と同様の放電加工特性を示した。
以下、さらに具体的な実施例において、短絡による断線
頻度、加工精度および加工速度等を評価したので、これ
について説明する。
第1表に示す組成の芯材を常法により製造した。
実施例1.4.5についてはvi造し、実施例2゜3に
ついては焼結して製造した。表面層のない実施例1.2
.5については、直径51Illの芯材に銅バイブを被
せ、平均粒子径30μlのダイヤモンド微粒子をその間
に充填し、これを0.3111φまで複合加工した後、
表面の銅を硝酸で除去して最大径0.25+nφの電極
線とした。表面層を有する実施例3.4については、直
径5mmの芯材に銅パイプを被せ、平均粒子径30μm
の1Ili鉛粒と平均粒子径30μmのダイヤモンド微
粒子とを3:1の比率で混合して芯材と銅バイブの間に
充填し、上述と同様に0.31mφまで複合加工した後
、表面の銅を硝酸で除去して最大径0.25nu++φ
の放電加工用電極線とした。表面層としての亜鉛は約6
μ霧の厚みで形成されていた。
以上のようにして得られた放電加工用電極線を用いて、
放電加工特性を測定した。被加工材としては5KD−1
0(厚み40■)を用い、加速電圧110V、加工ピー
ク電流10A1コンデンサ容量1.0μF、ワイヤ張力
860gおよび純水比抵抗4X10’Ω・Calの条件
で行なった。
得られた結果を第2表に示す。なお、加工速度比は、比
較例6を1.0として相対的に評価した。
また、比較として、ダイヤモンド微粒子を用いずに、上
述の実施例と同様にして放電加工用電極線を製造し、同
様に放電加工特性を測定した(比較例6〜10)。得ら
れた結果を第2表に併せて示す。
第2表の結果から明らかなように、この発明の実施例の
電極線では、電極線と被加工物との間の短絡による断線
がほどとん発生せず、また加工精度および加工速度にお
いても比較例のものに比べ著しく向上していることが確
認された。さらに、被加工物への付着物もほとんど認め
られなかった。
この発明において、電極線の芯材となる金属としては、
銅、鉄、タングステン、モリブデン等の金属や、あるい
はそれらの金属を基材とした合金などが例示されるが、
これらのものに限定されるものではない。
また、電極線の表面層としては、亜鉛、銅、ニッケルや
、あるいはこれらを基材とした合金などが例示されるが
、これらのものに限定されるものではない。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明の放電加工用電極線では
、電極線の外周部表面にダイヤモンド微粒子が分散され
ており、このダイヤモンド微粒子の電気的絶縁性により
、放電加工の際電極線と被加工物間の短絡を有効に防止
することができる。
また、放電加工の際ダイヤモンド微粒子によって加工面
が常に研磨されるため、加工面の微細ミスト等が除去さ
れ、加工面の加工精度が著しく向上する。さらに、放電
加工の際ダイヤモンド微粒子によっても加工されるため
、加工速度が著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例を示す断面図である。第
2図は、同じくこの発明の一実施例を示す側面図である
。第3図は、この発明の他の実施例を示す断面図である
。第4図は、この同じくこの発明の他の実施例を示す側
面図である。 図において、1は電極線、1aG、を電極線の内部、1
bは電極線の表面層、2はダイヤモンド微粒子を示す。 (は力X 2 る ン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電極線の外周部表面にダイヤモンド微粒子を分散
    させたことを特徴とする、放電加工用電極線。
  2. (2)前記電極線が、銅または銅合金からなることを特
    徴とする、特許請求の範囲第1項記載の放電加工用電極
    線。
  3. (3)前記電極線が、タングステン、モリブデンまたは
    それらの合金からなることを特徴とする、特許請求の範
    囲第1項記載の放電加工用電極線。
  4. (4)前記電極線が、表面層を有する複合構造であるこ
    とを特徴とする、特許請求の範囲第1、2または3項に
    記載の放電加工用電極線。
  5. (5)前記表面層が、亜鉛、銅またはそれらの合金であ
    ることを特徴とする、特許請求の範囲第4項記載の放電
    加工用電極線。
  6. (6)最大外径が0.3mmであることを特徴とする特
    許請求の範囲第1〜5項のいずれか1項に記載の放電加
    工用電極線。
JP31446386A 1986-12-27 1986-12-27 放電加工用電極線 Pending JPS63169222A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006068277A1 (ja) * 2004-12-20 2006-06-29 Sodick Co., Ltd. 放電加工用電極および放電加工方法
JP2013166193A (ja) * 2012-02-15 2013-08-29 Nippon Steel & Sumitomo Metal Corp 硬脆性インゴットの切断加工方法
WO2014084277A1 (ja) * 2012-11-28 2014-06-05 新日鉄住金マテリアルズ株式会社 放電加工装置

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