JPS6316812A - ストリツプ搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、コイル状のストリップを巻戻して該ストリッ
プに表面処理加工を行ったり或いは巻戻したストリップ
を成形して電縫管を成形する際に、これら加工や成形を
行う処理主ラインに巻戻しのための口開き、スレッディ
ング等を施したコイルを容易１１つ迅速に挿入し得るよ
うにしたストリップ搬送装置に関するものである。

［従来の技術］ 従来は、コイル状のストリップを巻戻して該ストリップ
に加工を施す処理主ラインの前面個所、すなわちコイル
を支承しストリップを巻戻してピンチロールに噛込ませ
る個所に、先行コイル処理作業が完了してから次に処理
するコイルを挿入、支承してバンド切り、口開き、スト
リップ先端鼻面げ、幅設定、スレッディング、更に必要
あるときはＩ・ツブ剪断までの前処理を行った後、スト
リップ先端をピンチロールに噛込ませてストリップを送
出している。この準備作業を行っている間は、処理主ラ
インは待機中であり、主ラインの生産性向」二のために
上記準備作業時間の短縮が要望されている。

斯かる要望に沿うものとしては、例えば特開昭６０−２
３８０３４号公報に示すような装置が提案されている。

該装置では、適宜の手段で吊下げられているコイルをク
レードルロールに搭載し、クレードルロールに搭載され
たコイルに対してバンド切り、口開き、ストリップ先端
鼻面げ等の諸作業が行われている間中前記コイルを支持
し、処理後にコイルを処理主ラインに挿入する挿入台車
、該挿入台車上のコイル状のストリップの先端部分をス
レッディングする際に該先端部分を挾持する、片側支持
のピンチロールが設置されているシフト台車等を備えて
いる。又シフト台車上には、ピンチロールの他に、クレ
ードルロール上のコイルを上から押えてコイルを固定す
るスナバ−ロール、スナバ−ロール回転用のモータ、コ
イルのストリップ先端口開き用のピーラ−、ピーラ−昇
降用シリンダー、スレッディング装置、サイドガイド、
サイドガイド幅設定用シリンダー、等が搭載されている
。

上記装置では、ストリップを処理する処理主ラインの稼
動中は挿入台車及びシフト台車は処理主ラインの側部に
待機している。而してコイルは適宜の手段で挿入台車の
クレードルロールに搭載された後、バンド切り、口開き
、ストリップ先端鼻面げ、幅設定、スレッディングとい
った前処理作業か行われ、鼻面げによりストリップ先端
の巻ぐせを修正されたストリップはコイルから巻戻され
てシフト台車のピンチロール間に位置させられる。次い
でストリップ先端は上下のピンチロールにより挾持され
て所定位置まで送られる。

コイル状のストリップ及び先端部が一部巻戻されたスト
リップを上記状態にしておいて待機し、処理主ラインで
先行コイル処理が完了したら、挿入台車とシフト台車は
同調走行させられて処理主ライン内に挿入され、クレー
ドルロールをシリンダーにより下降させることによりコ
イルを処理主ラインの巻戻し機リールに支持させ、スト
リップ先端を処理主ラインのレベラーロール間に噛込ま
ぜる。

前記ピンチロールは片側のみで回転自在に支承されてい
るので、挿入台車及びシフト台車を処理主ラインから後
退させることによりコイル及びストリップを処理主ライ
ンに残した状態で挿入台車及びシフト台車は旧位置に戻
る。

［発明が解決しようとする問題点］ しかしながら、上述の従来装置では、ピンチロールを設
置しているシフト台車にはスナバ−ロール、スナバ−ロ
ール回転用のモータ、口開き用ピーラ−、ピーラ−昇降
用シリンダー、スレッディング装置、サイドガイド、サ
イドガイド幅設定用シリンダー等も一緒に搭載されてい
るため、シフト台車が大型化すると共に、シフト台車移
動用に余計な動力を必要とし、省エネルギーの観点から
も好ましくない、等の問題があった。

本発明は上述の実情に鑑み、ストリップ先端を挾持して
シフトする装置を小型化し且つ省エネルギーを図ること
を目的としてなしたものである。

Ｅ問題点を解決するための手段］ 本発明は先端処理が終了したコイル状のストリップを処
理主ライン内に設置された巻戻し機リールに嵌入するた
め前記コイル状のストリップを搭載して搬送する挿入台
車と、巻戻されたストリップ先端部を挾持し前記挿入台
車と同調して走行しストリップを処理主ライン内に挿入
するためのグリッパ−装置と、処理主ライン内に設置さ
れストリップをピンチロール軸線方向から上下ピンチロ
ール間へ挿入し得るピンチロール装置とを設けた構成を
備えている。

［作　　　用］ フィル状のストリップを搭載した挿入台車とコイルから
巻戻されたストリップ先端側を挾持したグリッパ−装置
は同調走行してコイル及びストリップ先端部を処理主ラ
イン内へ挿入し、コイルは巻戻し機リールに嵌入され、
ストリップ先端はピンチロール装置の」１下ピンチロー
ル間へ挿入される。

［実　施　例］ 以下、本発明の実施例を添付図面を参照しつつ説明する
。

第１図及び第２図は本発明の一実施例で、ｌはストリッ
プの処理主ラインに設置した巻戻し機リール、２はスク
リュー３により幅変更可能で流体圧シリンダー４により
処理主ライン方向へ進退動じ、巻戻し機リールｌに対し
近接、離反し得るようにしたサイドガイド本体、５はサ
イドガイド本体２に巻戻し機リールｌの回転中心に対し
放射状になるよう配設したサイドガイドローラ、６はコ
イル状のストリップ７　（以下単にコイル７という）を
クレードルロール８上に載置して処理主ライン外から処
理主ライン内へ挿入するための挿入台車、９は挿入台車
６が車輪ｌＯを介して移動し得るようにしたレール、１
１はクレードルロール８を介してコイル７を昇降させる
ための流体圧シリンダー、１２は処理主ライン外に設置
され流体圧シリンダー１３により作動してコイル７の外
周部を押えるスナバ−ロールである。

又１４．１５は巻戻し機リールｌの下流側で且つ処理主
ライン外に設置され、コイル口開きを行うためのピーラ
−１１１１，１７はピーラ−１４，１５を作動させるた
めの流体圧シリンダー、１Ｂはコイル７から巻戻された
ストリップ先端を挾持するグリッパ−１９，２０を備え
処理主ラインに対し直角方向へ挿入台車６と同調走行し
てストリップ先端部を処理主ラインへ送込むグリッパ一
台車、２１．２２はグリッパ−１９，２０を昇降させる
流体圧シリンダー、２３はグリッパ一台車１８が車輪２
４を介して走行し得るようにしたレール、２５は両軸端
部が回転自在に支持された」下ピンチロール２６と下ピ
ンチロール２７を備え」下ピンチロール２６が流体圧シ
リンダー２８により屏降し得るようにした、処理主ライ
ンに設置されたピンチロール装置、２９はピンチロール
装置２５の下流側に設置されて上レベリングロール３０
と丁レベリングロール３１を備え、」ニレベリングロー
ル３０が流体圧シリンダー３２により５？降し得るよう
にしたレベラーである。

上記グリッパ一台車１８は、グリッパ一台車１８の処理
主ラインからの後退に支障なきよう第２図に示すように
処理主ラインに面した側が開口し、又ピンチロール装置
２５の側部フレーム３３はストリップの挿入に支障なき
ようグリッパ一台車１８が設置された側が開口し、更に
ピーラ−１４゜１５を支持するフレーム３４もコイル７
に挿入に支障なきよう処理主ラインに面した側が開口し
ている。

先行のコイルが処理主ラインで巻戻し機リールｌから巻
戻されている場合、サイドガイド本体２は第１図の実線
位置にあり、ストリップはピンチロール装置２５の上下
ピンチロール２Ｂ、２７で挾持されレベラー２９で板形
状を修正されて下流側へ送給されるが、この場合、挿入
台車６及びグリッパ一台車１８は処理主ライン外に待機
している。

而して、挿入台車６及びグリッパ一台車１８が処理主ラ
イン外に待機している間に、前の工程でスリッタにより
複数に分割されて巻取り形成されたコイル７は、他のコ
イルと分離され、クレーン等の適宜の手段で吊下げられ
て搬送され、挿入台車Ｂのクレードルロール８上に載置
される。

次に、図示してないバンド切断機によりコイル７をしば
っているバンドを切断すると共に流体圧シリンダー１３
によりスナバ−ロール１２を作動させてコイル７の外周
を押え、流体圧シリンダーＩＬ１７によりコイル７の口
開き位置に合わせてピーラ−１４，１５を所定の位置に
位置させ、流体圧シリンダー２１．２２により、グリッ
パ一台車１８のグリッパ−１９，２０の間隔を開き、ク
レードルロール８を回転させることによりコイル７を回
転させる。すなわち、コイル７の口開き位置が下の場合
はピーラ−１４，１５は第１図の位置に停止させられ、
コイル７は第１図で反時計方向に回転する。

コイル７が第１図の反時計方向へ回転すると、コイル７
はピーラ−１４により口開きされ、口開きされたストリ
ップ先端部はピーラ−１４，１５間を通って下流側へ送
られ、ストリップ先端はグリッパ一台車１８のグリッパ
−１９，２０間へ供給さ−　１〇　− れる。而して、ストリップ先端がグリッパ−１９゜２０
間から下流側へ所定の長さ突出したらクレードルロール
８を停止させると共に流体圧シリンダー２１．２２を作
動させてグリッパ−１９，２０によりストリップ先端を
挾持させる。又ストリップ口開き後に適宜ストリップ先
端鼻面げ、スレッディングも行われる。又ストリップ先
端がグリッパ−１９，２０に挾持されたらスナバ−ロー
ル１２は解放される。

先行のコイルが全て巻戻し機リールｌから巻戻されたら
、処理主ラインの側部に予め用意してあったコイル７を
処理主ラインへ挿入するが、この際は、先ず流体圧シリ
ンダー４によってサイドガイド本体２を第１図の二点鎖
線位置まで後退させ、挿入台車６とグリッパ一台車１８
をレール９，２３に沿って処理主ライン側へ同調走行さ
せてコイル７及びストリップ先端を処理主ライン内へ挿
入する。これによってコイル７は巻戻し機リール１に嵌
入されストリップ先端は予め間隙を設けであるピンチロ
ール装置２５の上下ピフチロール２０．２１間に挿入さ
れる。挿入台車６とグリッパ一台ｒｌｆ１８か処理−１
ミライン側へ走行する際、スナバ−ローフ１刈２、ピー
ラ−１４，１５、バンド切断機、スレッディング装置等
は処理主ライン側部に残っている。又フレーム３４の処
理主ライン側及びピンチロール装置２５側部フレーム３
３のグリッパ一台車Ｉ８待機側は開口しているため、コ
イル７及びストリップ先端の処理主ラインへの挿入には
同等支障はない。

コイル７及びストリップ先端が処理主ライン内へ挿入さ
れたら、流体圧シリンダー１１により挿入台車６のクレ
ードルロール８を下降させてコイル７を巻戻し機リール
１に嵌入、支持させ流体圧シリンダー２８により上ピン
チロール２６を下降させて」１下ピンチロール２（ｉ、
２７によりストリップ先端を挾持させ、流体圧シリンダ
ー２１゜２２によりグリッパ−１’３．２０を開いてス
トリップをグリッパ−１９，２０から解放させる。

コイル７が巻戻し機リール１に支持されストリップ先端
が上下ピンチロール２［ｉ、２７により挾持されたら、
挿入台車６及びグリッパ一台車１８は処理主ライン外へ
移動して元の待機位置に戻り、再び」二連の手順で次の
コイルの準備が行われる。グリッパ一台車１８の処理主
ライン側は開口しているためグリッパ一台車１８の処理
主ライン外への移動には同等支障はない。又処理主ライ
ンでは流体圧シリンダー４によりサイドガイド本体２が
第１図の実線位置まで前進させられ、巻戻し機リール１
１ピンチロール装置２５、レベラー２９が駆動され、コ
イル７が回転されてストリップの巻戻しが行われる。コ
イル７は回転の際サイドガイドローラ５によりガイドさ
れる。

又ストリップ先端がレベラー２９の上下レベリングロー
ルｇｏ、ａｉ間に送込まれたら、流体圧シリンダー３２
により上レベリングロール３０が下降して上下レベリン
グロール３０，３１間に挾まれ、以後はストリップはレ
ベラー２９で形状修正を行われて次工程へ送られ、所要
の処理が行われる。

第３図は本発明に使用するピンチロール装置の他の例で
、グリッパ一台車１８待機側の側部フレーム３３をイの
部分で取外し得るようにしたものである。斯かる構成と
すれば、上ピンチロール２６の交換を容易に？■い得る
。

なお、本発明は」一連の実施例に限定されるものではな
く、挿入台東とグリッパ−装置を連結部材で連結し一体
的な台車としても実施できること、その他、本発明の要
旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得ることは勿論
である。

［発明の効果］ 本発明のストリップ搬送装置によれば、ストリップコイ
ルを載置して処理主ラインに挿入する挿入台車及びス：
・リップ先端を挾持して処理主ラインに挿入するグリッ
パ一台車には、コイル口開き用のピーラ−、スナバ−ロ
ール、鼻曲げ装置等の余分の装置が搭載されないため、
台車が小型化し、又走行動力も少なくて良いため省エネ
ルギーを図ることができ、更に処理主ライン稼動中にス
トリップコイルの先端口開き、スレッディング等のスト
リップ巻戻しのための準備作業を全て終了し、その状態
で待機していて処理主ラインでの先行コイル巻戻し完了
後直ちに準備されていたストリップコイル及びストリッ
プを処理主ラインへ挿入できるので、処理主ライン内で
準備作業を行う場合に比較してラインの停止時間が短縮
され、処理主ラインの生産性が向上する、管種々の優れ
た効果を奏し得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のストリップ搬送装置の一実施例の説明
図、第２図は本発明のストリップ搬送装置に使用するグ
リッパ一台車及びピンチロール装置の部分の詳細図、第
３図は第１図の搬送装置に使用するグリッパ一台車及び
ピンチロール装置の部分の他の例の詳細図である。 図中１は巻戻し機リール、５はサイドガイドローラ、６
は挿入台車、７はストリップコイル、１２はスナバ−ロ
ール、１４．１５はピーラ−１１８はグリッパ一台車、
２５はピンチロール装置を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）先端処理が終了したコイル状のストリップを処理主
   ライン内に設置された巻戻し機リールに嵌入するため前
   記コイル状のストリップを搭載して搬送する挿入台車と
   、巻戻されたストリップ先端部を挾持し前記挿入台車と
   同調して走行しストリップを処理主ライン内に挿入する
   ためのグリッパー装置と、処理主ライン内に設置されス
   トリップをピンチロール軸線方向から上下ピンチロール
   間へ挿入し得るピンチロール装置とを設けたことを特徴
   とするストリップ搬送装置。