JPS6316600Y2 - - Google Patents

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JPS6316600Y2
JPS6316600Y2 JP10395082U JP10395082U JPS6316600Y2 JP S6316600 Y2 JPS6316600 Y2 JP S6316600Y2 JP 10395082 U JP10395082 U JP 10395082U JP 10395082 U JP10395082 U JP 10395082U JP S6316600 Y2 JPS6316600 Y2 JP S6316600Y2
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JP
Japan
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shaft
vehicle
guide
guide rail
pair
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JP10395082U
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JPS598861U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車の走行ガイド装置、特に艦内を走行
する車輌の走行ガイド装置に関する。
例えば、航行中の艦内を走行して荷役作業を行
なうフオークリフト等の車輌は、艦がローリング
やピツチングによつて動揺するため、スリツプや
転倒の危険性を有する。特に荒天下では、まず走
行不能である。従来は、このような車輌のスリツ
プや転倒を確実に防止する装置は存在しなかつ
た。
本考案は上記の点に鑑み、車輌のスリツプや転
倒を確実に防止し得る車の走行ガイド装置を提供
することを目的とする。
すなわち本考案にかかる車の走行ガイド装置
は、縦方向に沿う軸体と、この軸体を軸心回りに
正逆旋回させる旋回駆動手段と、前記軸体を軸心
方向に昇降させる昇降駆動手段とを車体に設け、
前記軸体に、縦軸心回りに回転自在でかつ床板上
のガイドレールに係合可能な一対のガイドローラ
を横方向に互いに所定間隔をあけて取付けたこと
を特徴とするものである。
上記構成によると、軸体を旋回させて一対のガ
イドローラでガイドレールを挾み込んだ状態で走
行できるので、車輌のスリツプや転倒を確実に防
止できる。また軸体を旋回させて一対のガイドロ
ーラをガイドレールから離間させ、さらに軸体を
上昇させることにより、ガイドローラとガイドレ
ールとの係合を完全に解除でき、ガイドレールを
設置していない場所へも自由に移動可能である。
以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図及び第2図において、1はフオークリ
フト等の車輌であり、この車輌1は、船艙2内に
おいて、貨物3を、その格納位置とエレベータ4
への搬出入位置との間で、確実に移送するもの
で、車体5前部に設けられて船艙2内の貨物3を
保持解放自在なフオークヘツド6と、床板7上に
貨物格納位置と貨物搬出入位置とに亘つて設置さ
れた断面上形のガイドレール8に案内される走行
ガイド装置9とを備えている。前記走行ガイド装
置9は、車体5前部の一対の走行車輪1a,10
a間中央部と、車体5後部の一対の走行車輪10
b,10b間中央部とにそれぞれ設けられてい
る。前記床板7上に設置されたガイドレール8
は、各貨物3の格納中心位置に沿う格納ライン8
aと、各格納ライン8aに接続されると共に両舷
側の搬出入位置に亘つて設けられた搬出入ライン
8bとから構成され、また貨物3をどちらの舷側
にでも移送できるように格納ライン8aと搬出入
ライン8bとは左右の曲線ライン8c,8dによ
つて接続されている。
前記走行ガイド装置9は、第3図に詳細に示す
ように、ガイドローラ部11と、油圧シリンダか
らなる昇降駆動部12と、旋回駆動部13とから
構成されている。前記ガイドレール8は硬鋼製で
あり、ボルト14により甲板等の床板7に固定さ
れている。15は下端フランジ部15aがボルト
(図示せず)により車体5に取付けられた円筒状
のシリンダチユーブであり、このシリンダーチユ
ーブ15の上端フランジ部15bは、旋回駆動部
13の外筒16のフランジ部16aとボルト(図
示せず)により連結されており、フランジ部15
b,16aは車体5の孔部を貫通している。前記
シリンダチユーブ15には円筒状のシリンダロツ
ド17が軸心方向に摺動自在に内嵌せしめられて
おり、このシリンダロツド17には、両端部の軸
受18,18を介して軸体19が回転自在に内嵌
せしめられている。この軸体19は、上端部にナ
ツト20が螺嵌せしめられており、このナツト2
0により前記シリンダロツド17に対する位置を
調整することができる。前記軸体19の下端部に
は、ガイドローラ部11のハウジング21がナツ
ト22により取付けられており、このハウジング
21はキー23を介して前記軸体19と一体に回
転する。前記ハウジング21には、下端に鍔部2
4aを有する一対の合金鋼製のガイドローラ24
の軸部24bが縦軸心回りに回転自在に取付けら
れている。すなわち前記軸部24bは、2個のス
ラストニードルベアリング25,25と、2個の
ラジアルニードルベアリング26,26とにより
支持されており、上端部に螺嵌されたナツト27
により位置調整可能である。なお28はハウジン
グ21にボルト(図示せず)により取付けられた
蓋、29はオイルシールである。これら一対のガ
イドローラ24,24は、軸体19の軸心上の一
点を中心とする点対称の位置に設置されており、
かつ床面からの距離が互いに等しい。前記シリン
ダロツド17の外周面には、軸心方向中央部に一
対の環状突出部17a,17aが一体に形成さ
れ、この一対の環状突出部17a,17a間には
パツキング30が装着されており、さらに環状突
出部17a,17aに隣接して一対の環状のスト
ツパ31,31が外嵌固着されている。前記シリ
ンダロツド17とシリンダチユーブ15との間に
は油室32,33が形成されており、これら油室
32,33はシリンダチユーブ15の油圧ポート
A,B及び管路(図示せず)を介して図外の油圧
源に連通している。34は油圧により駆動される
揺動モータであり、この揺動モータ34は、油圧
モータに似ているが、±90度の旋回しかできず、
むしろ旋回形シリンダに近い構成である。この揺
動モータ34の軸34aは第4図及び第5図に示
すように断面矩形であり、この軸34aには、外
周面に一対の歯35a,35aが形成された円板
状のカツプリング35がボルト36により取付け
られている。前記軸体19の上端部にも前記と同
様のカツプリング37がナツト38により取付け
られており、これらカツプリング35,37の歯
35a,37aは円筒状のカツプリングチユーブ
39内周面に軸心方向に形成された溝に嵌入して
いる。このカツプリングチユーブ39の外周面に
は、前記外筒16の内周面に固着されたストツパ
40に係合可能なストツパ41が固着されてお
り、これらストツパ40,41の係合により軸体
19の旋回角度が約45度に規制される。なお
C,Dは前記揺動モータ34の油圧ポート、4
2,42はシリンダヘツド、43,43はパツキ
ング、44,44はパツキン押え、45,45は
Oリング、46,46はベアリング、47,47
はワイパーである。
第6図は油圧回路の回路図であり、48は70
Kg・f/cm2の油圧源、49はアキユムレータ、5
0は油圧計、51は昇降駆動部12の電磁弁、5
2は揺動モータ34の電磁弁、53はカウンター
バランス弁、54はリリーフ弁であり、前記カウ
ンターバランス弁53は油圧シリンダ回路のリー
クを零にするためのもので、電磁弁51がノンリ
ーク型であればカウンターバランス弁53は不要
である。
次に動作を説明する。車輌1をガイドレール8
に沿つて走行させるに際しては、先ず車輌1をガ
イドレール8の中心線上に位置させ、電磁弁51
のソレノイド(SOL2)をオンさせる。これによ
りポートAから油が流入し、シリンダロツド17
が下降する。このシリンダロツド17の下降と共
に軸体19が下降し、軸体19下端がガイドレー
ル8上面に当接する。このとき、電磁弁52のソ
レノイド(SOL3)はオンであり、揺動モータ3
4のポートDに油圧が作用しており、ストツパ4
0,41は第4図に示すような係合状態である。
したがつて、一対のガイドローラ24,24は、
第7図のようにその中心を結ぶ直線がガイドレー
ル8の中心線と直交しており、ガイドレール8か
ら離れた状態である。次に電磁弁52のソレノイ
ド(SOL3)をオフさせると、ポートCに油圧が
作用し、揺動モータ34の軸34aが第4図矢印
イ方向に回動する。揺動モータ34の回動力はカ
ツプリング35、カツプリングチユーブ39、及
びカツプリング37を介して軸体19に伝達さ
れ、軸体19が軸心回りに旋回して、第8図のよ
うに一対のガイドローラ24,2がガイドレール
8を挾み込む。このときストツパ40,41は第
5図に示すような係合状態である。電磁弁51の
ソレノイド(SOL1)をオンして軸体19を上昇
させると、ガイドローラ24の鍔部24aが第9
図に示すようにガイドレール8の鍔部に当接し、
車体5を約1トンの力で床板7に押付ける。
かくして、電磁弁51のソレノイド(SOL1)
がオン、電磁弁51のソレノイド(SOL2)及び
電磁弁52のソレノイド(SOL3)がオフの状態
で、車輌1を走行させるのであるが、床板7の凹
凸などによつて押付力が大きく変動してガイドロ
ーラ24,24が損傷することのないように、ア
キユムレータ49で圧力をほぼ一定にし、軸体1
9が上下してもその推力が略一定になるようにし
ている。またガイドローラ24がガイドレール8
を挾み込んだ位置を維持するため、揺動モータ3
4のポートCに油圧を作用させており、ストツパ
40,41の係合状態は第5図の状態を維持して
いる。ガイドローラ24に異常な力が作用する
と、揺動モータ34が第4図矢印イ方向とは反対
の方向に押し戻されるか、あるいは荷重の方向が
逆であればストツパ40,41がこれに耐える。
走行中のフオークヘツド6は低い位置で貨物3を
支持しているので、車体5の床板7への押付力が
1トンでも転倒する恐れはない。
車輌1を停止させて貨物3の揚げ降ろしを行な
うときは、電磁弁51のソレノイドSOL1,
SOL2を共にオフさせる。これによりシリンダロ
ツド17は完全に位置を固定され、外力が大きく
なつても動かない。したがつて貨物3を支持した
フオークヘツド6が高い位置になり転倒モーメン
トが大きくなつても、車輌1が転倒することはな
い。なおリリーフ弁54は外力が5トン以上のと
きに開にする。
車輌1をガイドレール8から離脱させるには、
電磁弁51のソレノイドSOL2をオンさせて軸体
19を下降させ、次に電磁弁52のソレノイド
SOL3をオンさせる。これにより軸体19が旋回
してガイドローラ24は第7図の状態になる。こ
の後、電磁弁51のソレノイドSOL1をオンして
軸体19を上昇させると、ガイドローラ24はガ
イドレール8から充分離れ、車輌1はガイドレー
ル8と関係なく自由に走行できる。
このように、一対のガイドローラ24,24に
よりガイドレール8を挾み込むので、スリツプに
よる衝突や転倒を確実に防止できる。またガイド
ローラ24とガイドレール8との係合を極めて容
易に解除でき、船体動揺の小さいときに車輌1を
ガイドレール8と関係なく走行させるに際して非
常に便利である。また本実施例のように、ガイド
ローラ24の鍔部24aをガイドレール8の鍔部
に押付けて、車体5に床板7への押付力を付与す
るようにすれば、極めて大きな転倒モーメントが
作用しても転倒を確実に防止できる。
以上説明したように、本考案によれば、車輌の
スリツプや転倒を確実に防止し得、荒天下での走
行を可能ならしめ得る。またガイドレールとの係
合及びその解除を極めて容易かつ迅速に行ない得
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は船倉
の平面図、第2図は車輌の荷役作業中の斜視図、
第3図は走行ガイド装置の縦断正面図、第4図及
び第5図は旋回駆動部の横断平面図、第6図は油
圧回路の回路図、第7図及び第8図はガイドロー
ラ及びガイドレールの平面図、第9図はガイドロ
ーラとガイドレールとの係合状態の正面図であ
る。 5……車体、7……床板、8……ガイドレー
ル、12……昇降駆動部、13……旋回駆動部、
19……軸体、24……ガイドローラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 縦方向に沿う軸体と、この軸体を軸心回りに正
    逆旋回させる旋回駆動手段と、前記軸体を軸心方
    向に昇降させる昇降駆動手段とを車体に設け、前
    記軸体に、縦軸心回りに回転自在でかつ床板上の
    ガイドレールに係合可能な一対のガイドローラを
    横方向に互いに所定間隔をあけて取付けたことを
    特徴とする車の走行ガイド装置。
JP10395082U 1982-07-08 1982-07-08 車の走行ガイド装置 Granted JPS598861U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10395082U JPS598861U (ja) 1982-07-08 1982-07-08 車の走行ガイド装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10395082U JPS598861U (ja) 1982-07-08 1982-07-08 車の走行ガイド装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS598861U JPS598861U (ja) 1984-01-20
JPS6316600Y2 true JPS6316600Y2 (ja) 1988-05-11

Family

ID=30244301

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10395082U Granted JPS598861U (ja) 1982-07-08 1982-07-08 車の走行ガイド装置

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JPS598861U (ja) 1984-01-20

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