JPS6121517Y2 - - Google Patents

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JPS6121517Y2
JPS6121517Y2 JP11718780U JP11718780U JPS6121517Y2 JP S6121517 Y2 JPS6121517 Y2 JP S6121517Y2 JP 11718780 U JP11718780 U JP 11718780U JP 11718780 U JP11718780 U JP 11718780U JP S6121517 Y2 JPS6121517 Y2 JP S6121517Y2
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bracket
lift
center
attachment
seat bearing
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JP11718780U
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JPS5741900U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、左右のマストの後方にリフトシリン
ダを1本ずつ配置せしめた前方視野改良マスト装
置付フオークリフトの回転装置に係り、詳しくは
前方視野の向上を図ることのできる回転装置に関
する。
アタツチメントとしてロールクランプや回転フ
オーク等を備えたフオークリフトの場合、上記の
アタツチメントはリフトブラケツトの前面に回転
装置を介して装着されているが、この回転装置は
良く知られているようにアタツチメント装着用の
回転体が前方を完全に遮断することから、とくに
アタツチメントが運転者の目の高さに上昇した状
態では前方確認ができず荷役作業の効率が悪くか
つ走行時の安全性が低い等の点に問題がある。こ
の問題はたとえば回転体の央部部に前方覘視用の
開口部を設けることによつて解決できると考えら
れるが、しかしながらロールクランプのように回
転側にクランプアーム駆動用のアクチユエータ
(クランプシリンダ)を装備しているものでは、
該アクチユエータと車体側の油圧ユニツトとをつ
ないでいる配管のねじれを防ぐために、第5図に
示す如く回転体17の回転中心部に組み込んだ回
転式の管継手34によつてユニツト側配管35と
アクチユエータ側配管38とを結合しており、そ
のため前述のよいな回転体17の中央部に前方覘
視用の開口部を設けることが困難であつた。
本考案は、ロールクランプのように回転側にア
タツチメント駆動用アクチユエータを有するフオ
ークリフトにおいて、前方視野改良型のマスト装
置の特長を生かし、回転体の中央部分から前方を
覘視できるようにした回転装置を提供しようとす
るものである。
以下、本考案を具体化した図示の実施例につい
て詳述する。左右一対のマスト1は、車体前端部
に前後傾可能に取付けられたアウターマスト2
と、このアウターマスト2に上下動可能に取付け
られたインナーマスト3とからなり、左右のアウ
ターマスト2は上端部相互がアツパクロスビーム
4により、下端部相互がロアクロスビーム5によ
りそれぞれ連結され、また左右のインナーマスト
3は上端部相互がアツパタイビーム6により、下
端部相互がロアタイビーム7によりそれぞれ連結
されている。2本のリフトシリンダ8は、左右の
マスト1の後方に1本ずつ配置されアウターマス
ト2のロアクロスビーム5上に立設されており、
そのピストンロツド9はインナーマスト3のアツ
パタイビーム6下面に固着されている。また、イ
ンナーマスト3の上端またはアツパタイビーム6
にはチエーンホイール10がホイールサポート1
1を介して取付けられており、このチエーンホイ
ール10に掛装されたリフトチエーン12は一端
がリフトシリンダ8に固着され他端がリフトブラ
ケツト13に固着されている。
リフトブラケツト13は左右のマスト1間にリ
フトローラ14を介して上下動可能に配置され、
該リフトブラケツト13の前面板15の中央部に
は円形の孔16が貫設されている。リフトブラケ
ツト13の前方に配置された旋回座ベアリング1
7は環状のインナーレース18と、該インナーレ
ース18の外周にボール19を介して回転可能に
嵌合され外周には歯20を有した環状のアウター
レース21とからなり、インナーレース18が前
記リフトブラケツト13にボルト22によつて固
着されている。リフトブラケツト13の上端には
オイルモータ23および歯車減速機24からなる
回転駆動装置が取付けられ、該装置における出力
軸上の駆動ピニオン25が前記アウターレース2
1の歯20に噛合されている。また、旋回座ベア
リング17の前面に配置されたアーム支持板26
はアウターレース21の前面に密接した状態でボ
ルト27にて固着されており、その中央部にはイ
ンナーレース18の内孔よりやや小径(同径でも
よい)の円孔28が貫設されている。かくして、
回転装置の中央部には前記リフトブラケツト13
における前面板15の孔16、インナーレース1
8の内孔およびアーム支持板26の円孔28を通
して前方を覘視することのできる開口部Aが形成
される。アーム支持板26の前面には先端にクラ
ンプパツド29を有して固定アーム30が固着さ
れ、この固定アーム30の他端には先端にクラン
プパツド31を有したスイングアーム32が揺動
可能に取付けられており、該スイングアーム32
はクランプシリンダ33によつて揺動される。
しかして、前記前方覘視用の開口部Aの中心部
には、車体側とクランプ装置側との配管を接続す
るための回転式管継手、すなわちスイベルジヨイ
ント34が配置されている。このスイベルジヨイ
ント34は、車体側の油圧ユニツト側配管35と
連通する作動油給排用の油路36を有した円柱体
37と、該円柱体37に回転可能に嵌合されかつ
シリンダ側配管38と連通する作動油給排用の油
路39を有した円筒体40とから構成され、両油
路36,39は環状路41を介して常時連通して
いる。なお、42は摺動面に介在されたOリング
である。スイベルジヨイント34における円柱体
37は前記リフトブラケツト13に開口部Aを横
切るように取付けた板状のブラケツト43によつ
て後端部が支持されており、一方円筒体40はア
ーム支持板26に取付けられた板状のブラケツト
44によつて前端部が支持されている。なお、円
柱体37用と円筒体40用の両ブラケツト43,
44は開口部Aの閉塞面積を極力小さくすべく、
前後方向において相互に重り合う位置に設定され
るとともに、強度的に許容される範囲で小幅に形
成されている。また、円柱体37および円筒体4
0は各ブラケツト43,44に取付けたストツパ
45,46によつて抜け止めされている。
本実施例は上述のように構成したものであり、
従つて運転者は回転装置の中央部に形成された開
口部Aを通して前方を覘視しながら荷役作業を行
うことができるので、たとえばロール紙の横掴み
作業時におけるクランプパツドの状態がロール紙
の位置、あるいはトラツクからのロール紙の積み
おろし作業時における荷台の状況等を運転席にお
いて容易に確認できて、荷役作業の能率と安全の
向上を図り得るとともに、走行時における危険性
の減少に役立つものである。
なお、本実施例ではアタツチメントがロールク
ランプの場合として説明したが、ロールクランプ
に限らずアタツチメントが回転体を介してリフト
ブラケツトに装着されかつ回転側にはアタツチメ
ント駆動用のアクチユエータが装備されるもので
あれば適用可能である。また、開口部Aは円形に
限るものではない。
以上詳述したように、本考案は前方視野改良型
マスト装置付きのフオークリフトにおいて、従来
完全に閉止状態であつた回転装置の中央部に適宜
大きさの孔を形成し、そしてこの孔の中心部に油
圧ユニツト側配管とアクチユエータ側配管とをつ
なぐスイベルジヨイントを配置しかつブラケツト
にて支持することにより、前方覘視用の開口部を
確保して運転席からの前方視野を拡大したもので
あり、従つて本考案によれば前方視野改良型マス
ト装置の特長を生かして荷役作業の能率および安
全性の向上ならびに作業者の疲労軽減に大きく寄
与でき、かつ走行時の危険性を減少することがで
きる。また、本考案によれば現状のスイベルジヨ
イントをそのままの形で使用できるので、その実
施を比較的簡単に行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はマスト装置およびロールクランプを示
す背面斜視図、第2図は同じく側断面図、第3図
はロールクランプの正面斜視図、第4図は要部を
示す側断面図、第5図は従来例を示す断面図であ
る。 1……マスト、8……リフトシリンダ、13…
…リフトブラケツト、17……旋回座ベアリン
グ、26……アーム支持板、34……スイベルジ
ヨイント、35……油圧ユニツト側配管、38…
…シリンダ側配管、43,44……ブラケツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右のマストの後方にリフトシリンダを1本ず
    つ配置するとともに、両マスト間に配置されたリ
    フトブラケツトに旋回座ベアリングを介してアタ
    ツチメント用のアクチユエータを装備する荷役装
    置が装着されたフオークリフトにおいて、前記リ
    フトブラケツト、旋回座ベアリングおよび該旋回
    座ベアリングの前面に固着されたアーム支持板の
    中央部に共通の〓視用の開口部を形成するととも
    に該開口部の中心部には車体側と前記アクチユエ
    ータ側の油圧配管を接続するためのスイベルジヨ
    イントを配置しかつブラケツトにて支持せしめた
    ことを特徴とするフオークリフトの回転装置。
JP11718780U 1980-08-18 1980-08-18 Expired JPS6121517Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11718780U JPS6121517Y2 (ja) 1980-08-18 1980-08-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11718780U JPS6121517Y2 (ja) 1980-08-18 1980-08-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5741900U JPS5741900U (ja) 1982-03-06
JPS6121517Y2 true JPS6121517Y2 (ja) 1986-06-27

Family

ID=29477982

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11718780U Expired JPS6121517Y2 (ja) 1980-08-18 1980-08-18

Country Status (1)

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JP (1) JPS6121517Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5741900U (ja) 1982-03-06

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