JPS6153999B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6153999B2
JPS6153999B2 JP1103980A JP1103980A JPS6153999B2 JP S6153999 B2 JPS6153999 B2 JP S6153999B2 JP 1103980 A JP1103980 A JP 1103980A JP 1103980 A JP1103980 A JP 1103980A JP S6153999 B2 JPS6153999 B2 JP S6153999B2
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JP
Japan
Prior art keywords
inner race
actuator
attachment
lift
rotating
Prior art date
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Expired
Application number
JP1103980A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56108699A (en
Inventor
Akio Kato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Jidoshokki Seisakusho KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Jidoshokki Seisakusho KK filed Critical Toyoda Jidoshokki Seisakusho KK
Priority to JP1103980A priority Critical patent/JPS56108699A/ja
Publication of JPS56108699A publication Critical patent/JPS56108699A/ja
Publication of JPS6153999B2 publication Critical patent/JPS6153999B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、左右のマストの後方にリフトシリン
ダを1本づつ配置せしめた前方視野改良マスト装
置付フオークリフトの回転装置に係り、詳しくは
前方視野の向上を図ることのできる回転装置に関
するものである。
アタツチメントとしてロールクランプや回転フ
オーク等を備えたフオークリフトの場合、上記の
アタツチメントはリフトブラケツトの前面に回転
装置と介して嵌着されているが、この回転装置は
良く知られているようにアタツチメント装着用の
回転体が前方を完全に遮断することから、とくに
アタツチメントが運転者の目の高さに上昇した状
態では前方確認ができず荷役作業の効率が悪くか
つ走行時の安全性が低い等の点に問題がある。こ
の問題はたとえば回転体の中央部に前方覘視用の
開口部を設けることによつて解決できると考えら
れるが、しかしながらロールクランプのように回
転側にクランプアーム駆動用のアクチユエータ
(クランプシリンダ)を装備しているものでは、
該アクチユエータと車体側の油圧ユニツトとをつ
ないでいる配管のねじれを防ぐために、第4図に
示す如く回転体19の回転中心部に組み込んだ回
転式の管継手40によつてユニツト側配管38と
アクチユエータ側配管39とを結合しており、そ
のため前述のような回転体19の中央部に前方覘
視用の開口部を設けることが困難であつた。
本発明は、ロールクランプのように回転側にア
タツチメント駆動用アクチユエータを有するフオ
ークリフトにおいて、前方視野改良型のマスト装
置の特長を生かし、回転体の中央部分から前方を
覘視できるようにした回転装置を提供しようとす
るものである。
以下、本発明を具体化した図示の実施例につい
て詳述する。左右一対のマスト1は、車体前端部
に前後傾可能に取付けられたアウターマスト2
と、このアウターマスト2に上下動可能に取付け
られたインナーマスト3とからなり、左右のアウ
ターマスト2は上端部相互がアツパクロスビーム
4により、下端部相互がロアクロスビーム5によ
りそれぞれ連結され、また左右のインナーマスト
3は上端部相互がアツパタイビーム6により、下
端部相互がロアタイビーム7によりそれぞれ連結
されている。2本のリフトシリンダ8は、左右の
マスト1の後方に1本づつ配置されアウターマス
ト2のロアクロスビーム5上に立設されており、
そのピストンロツド9はインナーマスト3のアツ
パタイビーム6下面に固着されている。また、イ
ンナーマスト3の上端またはアツパタイビーム6
にはチエーンホイール10がホイールサポート1
1を介して取付けられており、このチエーンホイ
ール10に掛装されたリフトチエーン12は一端
がリフトシリンダ8に固着され他端がリフトブラ
ケツト13に固着されている。
左右のマスト1間に配置されリフトローラ14
を介して上下動されるリフトブラケツト13は、
上下部にリフトローラ14を有する2枚のサイド
プレート15と、両サイドプレート15の上端部
相互および下端部相互を結合するアツパおよびロ
アのプレート16とから前後を開放したほぼ箱形
に形成されており、アツパ、ロアの両プレート1
6の前端部にはフツク係止部17がそれぞれ形成
され、またサイドプレート15の上端はアツパプ
レート16の上端よりやや上方へ突出してフツク
のストツパ部18を形成している。
リフトブラケツト13の前方には回転体19が
配置され、この回転体19はその背面上下部に設
けたフツク20をリフトブラケツト13のフツク
係止部17に掛止することによつて装着される。
回転体19における旋回座ベアリング21は環状
に形成されたインナーレース22と、このインナ
ーレース22の外周にボール23を介して回転可
能に嵌合され外周には歯24を有した環状のアウ
ターレース25とからなり、インナーレース22
はその背面において該インナーレース22の内孔
よりやや小径の円形の孔26を中央部に有するレ
ース支持板27に固着され、そしてこのレース支
持板27の背面の固着した回転体ブラケツト28
に前記フツク20が設けられている。ただし、回
転体ブラケツト28はその中央部分に適宜大きさ
の開口部をもつように枠組みされている。
レース支持板27の上端にはオイルモータ29
および歯車減速機30からなる回転駆動装置が取
付けられ、該装置における駆動ピニオン31が前
記アウターレース25の歯24に噛合されてい
る。回転体19の前面に配置されたアーム支持板
32はアウターレース25に密着固定され、その
中央部にはインナーレース22の内孔よりも若干
大径の円孔を有している。アーム支持板32の前
面には先端にクランプパツド33を有した固定ア
ーム34が固着されており、この固定アーム34
の他端には先端にクランプパツド35を有したス
イングアーム36が揺動可能に取付られ、クラン
プシリンダ37によつて揺動される。
しかして、車体側に装備された油圧ユニツト
(図示しない)側の配管38と前記クランプシリ
ンダ37用の配管39とを接続するための回転式
の管継手40は、インナーレース22と該インナ
ーレース22の内孔に回転可能に嵌入された環状
体41とから構成されている。すなわち、インナ
ーレース22は管継手40を兼用するものであつ
て、ユニツト側配管38と連通する作動油給排用
の油路42を有しており、一方インナーレース2
2の内孔に嵌入された環状体41はシリンダ側配
管39と連通する作動油給排用の油路43を有す
るとともに、この油路43はインナーレース22
側の対応する油路42と環状路44を介して常時
連通している。なお、45は摺動面に介在された
Oリングである。また、還状体41は前端外周に
フランジ46を有するとともに、該フランジ46
の一部に設けた係止凹部47が前記アーム支持板
32に取付けたストツパ48と係合されていてア
ーム支持板32と共に回転するようになつてい
る。かくして、回転式の管継手40を旋回座ベア
リング21におけるインナーレース22と環状体
41とから構成したことにより、管継手40の中
央部には前方を覘き見るに充分な大きさの円形開
口部Aが形成される。
本実施例は上述のように構成したものであり、
従つて運転者は前述した円形開口部Aを通してア
ームの位置や状態を見ながら荷役作業を効率よく
しかも安全に行うことができ、また走行時におけ
る前方確認も容易となつて危険性の減少に役立つ
ものである。
なお、本実施例ではアタツチメントがロールク
ランプの場合として説明したが、ロールクランプ
に限らずアタツチメントが回転体を介してリフト
ブラケツトに装着されかつ回転側にはアタツチメ
ント駆動用のアクチユエータが装備されるもので
あれば適用可能である。またリフトブラケツトは
図示のような箱形のものに限らず、中央部に開口
部分を有するものであれば差支えない。
以上詳述したように、本発明は前方視野改良型
マスト装置付きのフオークリフトにおいて、油圧
ユニツト側配管とアクチユエータ側配管とを接続
する回転式の管継手を、旋回座ベアリングのイン
ナーレースとこれに嵌合する還状体とから構成す
ることによつて、従来ロールクランプのように回
転側にアタツチメント駆動用のアクチユエータが
装備されているものでは困難とされていた。回転
体中央部に前方覘視用の開口部を設けることを可
能ならしめたものであり、従つて本発明によれば
前方視野改良型マスト装置の特長を生かして荷役
作業の能率向上と安全に大きく寄与し走行時の危
険性を減少することができ、また管継手の構成部
品をインナーレースに兼用させたことによつてそ
の部品点数を減少できかつ回転体の中央部に開口
部が作られることに伴つてアタツチメント側の軽
量化が図られフオークリフトの許容荷重が向上さ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図はマスト装置およびこれに装着されたロ
ールクランプを示す背面斜視図、第2図は同じく
側断面図、第3図はロールクランプを示す正面斜
視図、第4図は従来例を示す断面図である。 1……マスト、8……リフトシリンダ、13…
…リフトプラケツト、19……回転体、21……
旋回座ベアリング、22……インナーレース、2
5……アウターレース、34……固定アーム、3
6……スイングアーム、38,39……配管、4
0……管継手、41……環状体、A……開口部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 左右のマストの後方にリフトシリンダを1本
    づつ配置するとともに、両マスト間に配置された
    リフトブラケツトに旋回座ベアリングを介してア
    タツチメント用のアクチユエータを装備する荷役
    装置が装着されたフオークリフトにおいて、車体
    側の油圧配管と前記アクチユエータ用の油圧配管
    とを接続するための管継手を、前記旋回座ベアリ
    ングのインナーレースと、このインナーレースの
    内周面に相対回転するように嵌合した環状体とか
    ら構成して該環状体の内孔を覘視用開口部となし
    たことを特徴とするフオークリフトの回転装置。
JP1103980A 1980-01-31 1980-01-31 Turning gear for fork lift Granted JPS56108699A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1103980A JPS56108699A (en) 1980-01-31 1980-01-31 Turning gear for fork lift

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1103980A JPS56108699A (en) 1980-01-31 1980-01-31 Turning gear for fork lift

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56108699A JPS56108699A (en) 1981-08-28
JPS6153999B2 true JPS6153999B2 (ja) 1986-11-20

Family

ID=11766906

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1103980A Granted JPS56108699A (en) 1980-01-31 1980-01-31 Turning gear for fork lift

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JP (1) JPS56108699A (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5980397U (ja) * 1982-11-24 1984-05-30 ティー・シー・エム株式会社 荷役車両の回転荷役装置
EP0305540B1 (en) * 1987-03-04 1994-11-23 Hosiden Corporation Diaphragm unit of a condenser microphone, a method of fabricating the same, and a condenser microphone
JPS63154512U (ja) * 1987-03-27 1988-10-11
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JP5704978B2 (ja) * 2011-03-10 2015-04-22 ユニキャリア株式会社 産業車両用回転クランプ装置の垂直姿勢検知機構

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56108699A (en) 1981-08-28

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