JPS63165908A - 無軌道無人走行車装置 - Google Patents

無軌道無人走行車装置

Info

Publication number
JPS63165908A
JPS63165908A JP61315398A JP31539886A JPS63165908A JP S63165908 A JPS63165908 A JP S63165908A JP 61315398 A JP61315398 A JP 61315398A JP 31539886 A JP31539886 A JP 31539886A JP S63165908 A JPS63165908 A JP S63165908A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guidance
vehicle
line
marker
section
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61315398A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriaki Hirose
弘瀬 憲章
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP61315398A priority Critical patent/JPS63165908A/ja
Publication of JPS63165908A publication Critical patent/JPS63165908A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の目的) (産業上の利用分野) 本発明は例えば工場等で用いられる荷物運搬用の搬送車
を路面に敷設された誘導ラインに沿つ赴i↑ て目的位置まで無人で走行させる無人骨壱車装置に関す
るものである。
(従来の技術) 例えば工場等で用いられる荷物運搬用の無人搬送車があ
る。このような、搬送車は路面に12段されたrRsラ
インに沿って目的位置まで無人で走行させるものである
このような、無人搬送車の誘導方式は、例えば、反射テ
ープを走行ルートに沿って床面に貼り、車上の光学セン
サで検出して走行させる光学誘導方式、電線を走行ルー
トに敷設して高周波電流を流し、これにより生じる電界
を車上のビクアップコイルにより検出して走行させる電
磁誘導方式の2方式が主流となっている。
第6図にルート構成例を示す。図は光学誘導方式であり
、1は路面に貼られた光を反射させる反射テープ、3は
中心線である。光学誘導方式は走行ルート全域に反射テ
ープ1を貼る必要があるが、一方、反射テープ1は路面
に敷設されるために、はこりや汚れあるいは損傷を受は
易く、従って、始業点検時に清掃したり、損傷箇所の点
検や補修を要する等、保守や管理に人手を要する。また
、車上の光源からの光を反射テープで反射させ、その反
射光量を車上で検出して反射テープを(偏位置を含む)
を検知し、その位置を外れないように走行することから
、反射テープ以外の反射物体からの反射光を検出して誤
誘導されないように、床面になんらかの細工を施す必要
も生じることがある。
また、Ti電磁誘導方式も同様であるが、走行路に誘導
用の反射テープ(光学誘導方式)や電線〈ケーブル) 
(電磁誘導方式)等の誘導ラインを敷設しなければなら
ず、走行ルートの変更等が簡単には行えない。
(発明が解決しようとする問題点) このように、無人走行車である無軌道形の無人搬送車は
走行ルートに沿って、誘導ラインを敷設する必要があり
、無人搬送車はこの誘導ラインを検知して誘導ラインか
ら外れないように走行制御するため、誘導ラインは連続
する必要がある。
そのため、誘導ラインが反射テープである場合では、汚
れや破損の無いように点検補修したり、誘導ラインの近
(に紛られしい反射物が落ちていたりしないように管理
する必要がある。また、tl誘導形も含め、誘導ライン
は走行ルートに切れ目無く敷設する必要があり、従って
、走行ルートの変更や増設等には時間と手間がかかり、
簡単には行えない。
そこで本発明の目的とするところは、誘導ラインの局部
的に生じる路面の環境変化に影響されることなく、また
、誘導ラインは全ルー1では無く、必要箇所のみに敷設
すれば済むようにして、保守や管理を容易にし、しかも
、ルートの変更や増設等にも容易に対処することができ
るようにした無軌道無人走行車装置を提供することにあ
る。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため本発明は次のように構成する。
すなわち、走行路面上に設置された誘導ラインを車上の
検出器により検出するとともにこの検出出力をもとに操
舵制御を行ない誘導ラインに沿って自立走行する無軌道
無人走行車において、上記誘導ラインは少なくとも直線
走行区間は間歇的に配置するとともに、車上には上記検
出器の誘導ライン検出出力により誘導ラインに沿って走
行するよう操舵制御出力を発生し、且つ、上記検出出力
の無いときは直線走行するための操舵制御出力を発生す
る制御手段を備え、誘導ラインの敷設区間ではこの誘導
ラインに沿って走行させ、誘導ラインのない区間では直
線走行させることを特徴とする。
(作用) このような構成の本システムは誘導ラインは少なくとも
直線走行区間は間歇的に配置しである。
そして、このような誘導ライン上に無人搬送車を置き、
走行を開始させると、無人搬送車は車上の制御手段の動
きにより、次のように操舵制御されて走行する。すなわ
ち、車上の制御手段は上記検出器の誘導ライン検出出力
がある場合にはこの誘導ラインから外れないように誘導
ラインに沿って走行するよう操舵制御出力を発生する。
また、上記検出出力の無いときは直線走行するための操
舵制御出力を発生して操舵制御を行なう。そのため、無
人走行車は誘導ラインの敷設区間ではこの誘導ラインに
沿って走行され、誘導ラインのない区間では直線走行さ
れることになる。
従って、誘導ラインの局部的に生じる路面の環境変化に
影響されることがなくなり、保守や管理が容易になる他
、誘導ラインは全ルートでは無く、必要箇所のみに敷設
すれば済むので、ルートの変更や増設等にも容易に対処
することができるようになる等の特徴を有する無軌道走
行車装置を提供することができる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
本発明にかかるシステムの走行ルート構成例を第3図に
示す。図において、3は走行ルートの中心線であり、2
a〜2Cは誘導ラインに相当する誘導マーカである。誘
導マーカ2a〜2Cはここでは反射テープを短く切った
片状のものとしており、この誘導マーカ2a〜2Cを走
行ルートに沿って直線部では所望の間隔で、また曲線部
では走行ルートから外れないように短い間隔で、または
連続して!2股する。直線部における反射マーカ2a〜
2Cは幅及び長さが同じものを用いている。
第3図は本発明による無人搬送車装置の概略的な構成を
示すブロック図であり、10は無人搬送車本体、48〜
4dは無人搬送車本体10の前後左右位置にそれぞれ設
けられたキャスタである。6a、 6bは無人m送車本
体10の中間部左右位置にそれぞれ設けられた動輪であ
り、この動輪6a、 6bの回転により無人搬送車本体
10は舵取りと走行駆動がなされる。5a、 5bはギ
アモータであり、それぞれ動輪6a。
6bに対応して設けられていて、これら動輪6a、 6
bを個別に駆動制御する。
7a、 7bは無人搬送車本体10の前後部近傍位置に
それぞれ設けられた誘導センサであり、この誘導センサ
7a、 7bにより誘導マーカ2a、 2b、 2c・
・・ の検出が行われる。9a、 9bはエンコーダで
あり、それぞれ上記ギアモータ5a、 5bに対応して
設けられていて、これらギアモータ5a、 5bの回転
方向及び回転角度対応の回転信号を出力する。11は制
御装置であり、制til+装置11はこのエンコーダ9
a、 9bの出力及び誘導センサ7a、 7bの出力を
受けて位置計算や操舵制御、走行制御を行ない、上記ギ
アモータ5a、 5bの駆動信号を発生して無人搬送車
の走行制御を行なう制御中枢である。
第4図は動輪6a、 6bと誘導センサ7a、 7b及
び誘導マーカ2との位置関係を示した図であり、図中℃
は前後の誘導センサ7a、 7bの間隔、21は誘導セ
ンサ7a、 7bを構成している光電素子Sの素子間ピ
ッチである。誘導センサ7a、 7bは複数の光電素子
Sを所定ピッチC1で配設して構成している。
λ2は動輪6a、 6bの中心間隔である。
第1図は本発明による無人搬送車の車上における制御シ
ステム構成図である。図において、一点鎖線で囲んだ部
分はマイクロコンピュータで構成された制w装置11で
あり、内部のブロックはその処理機能に基づく礪能ブロ
ックを示している。
図中7a、 7bは無人搬送車本体10の前部側近傍及
び後部側近傍に設けた上記誘導センサであり、これら誘
導センサ7a、 7bは上述したように複数の光電素子
を並設して構成したものあるいはC0D(チャージカッ
プルドデバイス:固体lfi像素子)を用いており、路
面に貼り付けられた路面と反射率の異なる誘導マーカを
検知できるとともに、そのセンタラインからのずれ農を
ずれ量対応の信号として得ることができるものである。
12a 、 12bは偏差信号処理部であり、誘導セン
サ7a、 7bからの信号を取込むための入力装置であ
る。9a、 9bは上述のエンコーダであり、上記構成
ではギアモータ5a、 5bに取付けてあって、この回
転角を回転方向との対応を以った信号として出力するも
のであるが、要は車輪の回転対応のパルスを検出し、速
度検出を行なうとともに、走行距離を検出するためのも
のである。エンコーダ9a、 9bは各々の車輪につい
て、このような走行距離情報と速度情報が得られるよう
に設けである。13a。
13bはそれぞれ第1及び第2のカウンタであり、それ
ぞれ対応するエンコーダ9a、 9bの出力を計数して
距離情報と車速情報を得るものである。14はタイミン
グ発生器であり、タイミング発生器14は所定のタイミ
ング毎に第1及び第2のカウンタ13a 、 13bの
計数値の送出とリセットを行なうタイミングパルスを出
力する。
15はライン誘導判別器であり、偏差信号処理部12a
 、 12bからの信号により、地上の誘導マーカの有
無の判別信号を発生するものであり、地上の誘導マーカ
2に基づくセンサ誘導に切替えるタイミングを検知する
ためのものであって、逆に偏差信号処理部12a 、 
12bからの信号が無い場合はセンサ誘導からセンサ無
しの誘導に切換えるためにも使用する。16は偏差信号
演算処理部であり、ライン誘導判別器15からのマーカ
ありの判別信号を受ける間、偏差信号処理部12a 、
 12bの出力から車の誘導マーカに対する姿勢を検出
し、カウンタ13a 、 13bによる実車速(実際の
走行速度)をバラメータとして誘導マーカのセンターラ
インに沿っての走行が成されるに必要な左右車輪の車速
の補正値を演算する。17はライン誘導判定器15より
与えられるマーカありの判別信号と距離パルス加算処理
部20の出力する走行距離情報により動作す゛るルート
テーブル検索ポインタであり、18はルートテーブルで
ある。ルートテーブル18は車上ルーミーマツプを形成
している部分で、上記誘導マーカに順に連続番号を与え
、この番号をルートの当該誘導マーカ位置に対応させる
形を以てルートマツプを形成している。ルートマツプに
は各ルート上位置での車速および停止点、減速点データ
も格納しである。そして、誘導マーカ位置に到達する毎
にライン誘導判定器15の出力によりルートテーブル検
索ポインタ17の値を誘導マーカ1つ分更新し、このポ
インタ17の指すルートテーブル18上のデータにより
、車速および停止点、減速点データを取出す。
19は速度指令発生部であり、ルートテーブル18から
読み出されたデータに基づき、各々の車輪のモータに対
して速度指令を発する。距離パルス加算処理部20は2
つのカウンタ13a 、 13bの計数値の和を取り、
走行距離を算定する。走行距離はルートテーブル検索ポ
インタ11に与え、規定距離走行に対するポインタを移
動させるためのトリガとなる。21は誘導処理指令発生
部であり、ルートテーブル18から読み出されたデータ
に基づき、誘導マーカの切れ目の区間であるか否かを知
り、71gN37−カがあってこの誘導マーカによるセ
ンサ誘導による区間である時は搬送車のセンサ誘導制御
指令を誘導処理指令部22に与え、また、誘導マーカの
切れ目の区間であるとき(センサ無し誘導区間であると
き)は搬送車を直線誘導すべく直線走行誘導指令を直線
誘導処理指令部23に与える。本システムではここにお
いて、センサ誘導とセンサ無し誘導の2種類の誘導方式
の一つを選択する。
誘導処理指令部22は誘導マーカ2上を誘導センサを使
用して走行するための誘導処理指令を発生するものであ
り、また、直線誘導処理指令部23は搬送車をカウンタ
13a 、 13bの計数値に基づき直線走行のために
左右距離が等値になるように左右距離の差を演算する左
右距離パルス差演算処理部26に動作指令を与えるもの
である。
更に具体的にはこの左右距離パルス差演算処理部26は
、ライン誘導判定器15により直線制御に移る時の搬送
車姿勢角を偏差演算処理部16による左右車輪の走行距
離差(パルス差)で把握し、この値を初期値として左右
距離パルス演算処理部26にデータを与える。
左右距離パルス演算処理部26ではこの値だけパルス数
が少ない側の車輪の回転が多くなる値で一定になるよう
に制御する。例えば、右車輪が10パルス少ないとして
初期値が与えられた場合、車は10パルス分、右方向に
撮られている。従って、10パルス分、右側車輪の回転
が多くなるような値で一定値となるように制御すれば、
搬送車は走行ルートと並行に直線走行ができる訳である
このように、左右距離パルス演算処理部26は常に初期
値として与えられた値がコンスタントになるように、第
1及び第2の速度制御部27a 、 27bを速度変化
指令を与える。
第1及び第2の速度制御部27a 、 27bは各々車
輪の駆動用モータであるギアモータ29a 、 29b
に対する速度制御を行なうもので、速度指令発生部19
及び誘導処理指令発生部を通しての車速偏差の合成値を
指令値としてカウンタ13a 、 13bからの実車速
フィードバック値とにより車速を制御する回路である。
28a 28bはパワードライブ部であり、チョッパま
たはインバータ8@により構成されていて、速度制御部
27a 、 27bの制御出力に対応して車輪駆動用の
ギアモータ29a 、 29bを駆動する電力を供給す
るものである。
次に上記構成の本装置の作用を説明する。
本装置は予め定められたルートマツプとの照合を誘導セ
ンサの出力にて行ない、車上の進行方向側に設けられた
誘導センサが誘導ラインを検知した時、誘導センサと地
上の誘導ラインとの相対関係を前後の誘導センサのずれ
量検知出力により判断して車体の姿勢を検出し、そのず
れ但倹知出力により右側よりに車のセンタ位置がずれて
いる場合、ずれ量に応じて進行方向の前方の走行ルート
に収束させるべく右側モータの回転数を左に比べて大き
く、また、右側よりにずれている場合にはずれ旦に応じ
て左側モータの回転数を右に比べて大きく回転数制御を
して走行させ、進行方向の前後の誘導センサが誘導マー
カを検知した時、前後の誘導センサにより車の姿勢を知
り、進行方向前側の誘導センサが誘導ラインの中央部を
検知するようにIIItlシ、進行方向前側の誘導セン
サが誘導マーカが切れて無くなったことを検知した時、
車の姿勢角を進行方向前後の誘導センサの各々の偏差量
から算定して求め、この姿勢角を零度とする回転数差を
保つように左右の電動機を制御して誘導し、順次車上の
ルートマツプをもとに位置を照合し、間歇的に敷設され
た誘導ライン上を誘導するものである。
今、搬送車がある誘導マーカの上に位置するものとする
。そして、オペレータが車上の誘導マーカ番号登録部3
1のテンキー等を操作してその誘導マーカの持つ固有の
誘導マーカ番号(ナンバー)の登録を行なうと、ルート
テーブル検索ポインタ17により車がルートテーブル1
8の誘導マ〜力2aに位置することが記憶される。次に
図示しないが車上に設けである行先設定キーにより行先
をセットするとこれは例えばルートテーブル18に行先
データとして登録される。そして、スタートキーが押さ
れて走行を開始すると、車は誘導マーカ2a、 2b・
・・に沿って走行を開始すべく制御される。すなわち、
誘導センサ7a、 7bより誘導マーカ2a、 2b・
・・が検知されるが、これは誘導マーカ2a、 2b・
・・に対する誘導センサ7a、 7bの位置関係に対応
するがたらで出力されるので、この検出信号により誘導
ラインのセンターからのずれ量を知ってこれを修正する
ことで誘導マーカに追随させる。このとき、車は誘導マ
ーカの存在する進行方向とその直交方向について儲位凹
が士数m程度以内に納まるように修正される。
すなわち、無人搬送車本体10の誘導センサ7a。
7bは、路面に貼り付けられた誘導マーカを検知して、
そのセンタラインからのずれ量対応の信号して検知して
偏差信号処理部12a 、 12bに与える。
偏差信号処理部12a 、 12bは、誘導センサ7a
、 7bからの信号を取込み、ライン誘導判定器15に
与える。ライン誘導判定器15は偏差信号処理部12a
12bからの信号により、地上の誘導マーカ2の検知信
号の有無を判別してマーカ判定出力を発生する。マーカ
ありの判定出力が発生すると偏差信号演算処理部16は
、偏差信号処理部12a 、 12bの出力から車の誘
導マーカに対する姿勢を検出し、カウンタ13a 、 
13bによる実車速(実際の走行速度)をパラメータと
して誘導マーカのセンターラインに追従するに必要な左
右車輪の車速補正値を*口して出力する。
ここでエンコーダ9a、 9bがギアモータ5a、 5
bに取付けてあって、その回転角を回転方向との対応を
以った信号として出力するので、動輪6a、 6bの回
転数対応のパルスが(qられ、これを計数することで速
度検出と、走行距離を検出することができる。エンコー
ダ9a、 9bの出力はそれぞれ対応する第1及び第2
のカウンタ13a 、 13bにて計数されることから
、これらカウンタ13a 、 13bにより、それぞれ
対応する駆動輪の車速情報を得ることができる。この計
数値はタイミングパルス14が所定のタイミング毎に発
生するタイミングパルスにより読み出され、同時にこれ
らカウンタ13a 、 13bはその計数値がリセット
されて新規に計数ができるように制御される。
故にマーカあり判別信号が出力されると偏差信号演算処
理部16は、偏差信号処理部12a 、 12bの出力
から車の誘導マーカに対する姿勢を検出し、カウンタ1
3a 、 13bによる実車速をパラメータとして上記
姿勢から誘導マーカに寄り過ぎている側の車輪の回転を
速くしてセンターラインに沿うように左右車輪の車速指
令を演算して求め、出力することができる。この左右車
輪の車速指令と速度指令発生部19からの速度指令値に
より速度制御部27a 、 27bはその指令に沿うよ
うな制御出力をパワードライブ部28a 、 28bに
与え、左右それぞれ対応するモータ29a 29bの回
転速度を調整する。
従って、車は誘導マーカのセンターラインに沿って、し
かも、指定された速度で走行することになる。
また、誘導マーカを検知した際のライン誘導判定器15
の判別出力により、ルートテーブル検索ポインタ17は
ポインタを一つ進める。このポインタはルートテーブル
18の位置を指示するものである。
ルートテーブル18は車上ルートマツプを形成している
部分であり、上記誘導マーカに順に連続番号を与え、こ
の番号をルートの当該誘導マーカ位置に対応させる形を
以てルートマツプを形成して、しかも、ルートマツプに
は各ルート上位置での車速および停止点、減速点データ
も格納しであることから、ポインタの指す位置の情報を
このルートマツプから読み出すとその位置でのとるべき
各種情報<m速および停止点、減速点データ等)を得る
ことができる。上記の速度指令発生部19はこのデータ
に基づき、各々の車輪のモータに対して速度指令を発す
ることになる。
また、2つのカウンタ13a 、 13bの計数値は距
離パルス加算処理部20により両者の和をとって、走行
距離を算定する。そして、この算定された走行距離はル
ートテーブル検索ポインタ17に与え、規定距離走行に
対するポインタを移動させるためのトリガとなる。
また、ルートテーブル18から読み出されたデータは誘
導処理指令発生部21にも与えられ、この誘導処理指令
発生部21はルートテーブル18からのデータに基づき
、誘導マーカの切れ目の区間であるか否かを知り、誘導
マーカがあってこの誘導マーカによるセンサ誘導による
区間である時は搬送車のセンサ誘導制御指令を誘導処理
指令部22に与え、また、誘導マーカの切れ目の区間で
あるとき(センサ無し誘導区間であるとき)は搬送車を
直線誘導すべく直線走行誘導指令を直線誘導処理指令部
23に与える。
本システムではここにおいて、センサ誘導とセンサ無し
誘導の2種類の誘導方式の一つを選択する。
センサ誘導制御指令を受けると誘導処理指令部22は誘
導処理指令を発生して偏差信号演算処理部16に与える
するとこの偏差信号演算処理部16は、ライン誘導判定
器15により直線制御に移る時の搬送車姿勢角を左右車
輪の走行距離差(パルス差)で把握し、この値を初期値
として左右距離パルス演算処理部26にデータを与える
左右距離パルス演算処理部26ではこの値だけパルス数
が少ない側の車輪の回転が多くなる値で一定になるよう
に制御する。例えば、右車輪が10パルス少ないとして
初期値が与えられた場合、車は10パルス分、右方向に
撮られている。従って、10パルス分、右側車輪の回転
が多くなるような値で一定値となるように制御すれば、
搬送車は走行ルートに沿って走行ができる訳である。
このように、左右距離パルス演算処理部26は常に初期
値として与えられた値がコンスタントになるように、第
1及び第2の速度vi御部27a 、 27bに速度変
化指令を与える。
そして、第1及び第2の速度制御部27a 、 27b
は各々車輪の駆動用モータであるギアモータ29a。
29bに対し、速度指令発生部19及び誘導処理指令発
生部を通しての車速偏差の合成値を指令値としてカウン
タ13a 、 13bからの実車速フィードバック値と
により車速を制御する。
また、誘導処理指令発生部21がルートテーブル18か
らのデータに基づき、直線走行誘導指令を発令した時に
は、この指令により直線誘導処理指令部23は搬送車を
カウンタ13a 、 13bの計数値に基づき直線走行
のために左右距離が等値になるように左右距離の差を演
算する左右距離パルス差演算処理部26に動作指令を与
える。すると、左右距離パルス演算処理部26は常に初
期値として与えられた値がコンスタントになるように、
第1及び第2の速度制御部27a 、 27bに速度変
化指令を与えるので、誘導マーカの途切れた時点での姿
勢を保って、直線走行するような制御が成されることに
なる。
このようにルートマツプに従い、誘導マーカを検知して
いる領域では誘導マーカに従って、また、誘導マーカの
無い領域では直線的に走行させるものである。
上記の作用をより具体的に説明する。搬送車が第2図の
誘導マーカ2a上に存在するものとし、そして、オペレ
ータが車上の誘導マーカ番号登録部31のテンキー等を
操作して誘導マーカ2aの持つ固有の誘導マーカ番号(
ナンバー)の登録を行なうと、ルートテーブル検索ポイ
ンタ17により車がルートテーブル18の誘導マーカ2
aに位置することが記憶される。次に第1図に示してい
ないが車上に設けである行先設定キーにより行先がセッ
トされ、スタートキーが押されて走行を開始すると、車
は誘導マーカ2a、 2b・・・に沿って走行を開始す
べく制御される。すなわち、誘導センサ7a、 7bよ
り誘導マーカ2a、 2b・・・が検知されるが、これ
は誘導マーカ2a、 2b・・・に対する誘導センサ7
a、 7bの位置関係に対応して出力される検出信号に
より、誘導ラインのセンターからのずれ量を知ってこれ
を修正するかたちで行なう。このとき、車は誘導マーク
の存在する進行方向をX軸、その直交方向をY軸とする
と、Y軸方向については修正の必要がない程度(±5m
程度以内)に修正される。また、X軸方向については、
誘導マーカを誘導センサ7a、 7bがAND (アン
ド)条件で検知しなくなる点をX軸の修正基準点として
登録しておけば、少なくとも、±3m以内の精度は確保
できる。
姿勢角θについては、第4図に示すように誘導センサ7
a、 7bが今仮にn個の受光素子で構成されていて、
各受光素子(光電素子)の間隔がQl、誘導センサ7a
、 7bの間隔がaで受光素子1a1分だけ、左方向に
振っていたとすると、姿勢角θ−tan ’ (Qs 
/Q2)となり、このθは左右の車輪間隔I22のパラ
メータで表わすと、θ卿tan“1(ΔI19/Q2>
となる。但し、Δβ3は車輪の回転型とする。この回転
量ΔI23はエンコーダ9a。
9bのパルス数をパラメータとして表わすと、Δ(As
 −np  但し、nはパルス数、Pは1パルス当りの
走行距離である。
従って、θをn−J21 Q2/!2P(7)値t’表
ftiテき、受光素子02個だけセンタ位置がずれてい
る場合、n= (J2t I12/ff1P) n2−
kn2 、に−QIJ22/QPの定数となり、受光素
子のずれ分に対する関数としてθをとらえることができ
る。
この演算を偏差演算処理部16にて実施させる。このよ
うに誘導マーカを通過する時、誘導センサ7a。
7bのアンド条件が成立している間に車の姿勢のI軸方
向のずれを修正し、姿勢角θも修正し、X軸方向アンド
条件が不成立になった地点をX軸のX1点としてルート
マツプ上のデータとして記憶させる。θについては上述
のn−kn2により、十の場合は左側車軸のデータ値が
nだけ多くなるように、また、−の場合は右側車軸のデ
ータ値がnだけ多くなるように、左右距離パルス差演算
処理部26を初期セットする。
この点は搬送車はすでに誘導マーカ2aを脱出したちの
と見なされ、同時にライン誘導判別器15によりルート
検索ポインター7を移動させ、次のルートテーブル上で
直線誘導処理部23は直線誘導処理指令がセットされ、
左右距離パルス差演算処理部26にて初WAm=nが常
に一定値となるように左右台々の車輪に対して偏差速度
指令が出力される。
・このゾーンは誘導マーカ2a、 2b間になる。
このように、誘導マーカが検知できない領域では左右の
車輪の移動量が常に姿勢角θを零度にするように制御す
ることにより、車は直線誘導される。
次に車の前側の誘導センサ7aが誘導マーカ2bを検知
すると、ライン誘導判定器15により、ルートテーブル
検索ポインタ17がサーチし、ルートテーブルを移動さ
せ、誘導マーカ2bによる誘導処理指令部22により、
誘導センサ7aの出力による制御に移る。やがて、誘導
センサ7bも誘導マーカを検知するようになり、誘導セ
ンサ7a、 7b両者を使用した積極的なセンサ誘導制
御が実施され、車はY軸のずれを修正し、姿勢角θを零
にするように修正しながら誘導センサ7a、 7bのア
ンド条件が成立しなくなる点まで走行する。
その後は前述したように、直線誘導処理指令よるIII
御に移る訳である。
このようにして誘導マーカの検出される領域では、マー
カに従った誘導を行い、マーカが検知できなくなる地点
でX軸の地点修正を行なうとともに姿勢角θを検出し、
Y軸方向のずれは誘導マーカ領域での走行中に修正しで
あるのでこの姿勢角θの値を左右車輪の距離パルス数で
補正し、この補正値をコンスタントにするように直線誘
導することにより、直線区間ではマーカ敷設数を少なく
して、良好な誘導を行なうことができるようになる。
直線走行において、一定距離以上走行すると、左右の車
輪の回転差を一定にする制御では、路面の状況、車輪を
含めたモータの過渡応答による制am差等により姿勢が
狂って来るため、約6〜10m毎に誘導マーカを敷設す
る必要が生じるが、従来のように、連続するラインとす
る必要が無いことから、損1によるマーカ切れやマーカ
の汚れ等による脱線の心配は全く無くなる。そのため、
誘導路の保守管理が極めて楽になり、ルート変更等も容
易となる。
第5図に本発明の変形例を示す。この例は第1図構成の
ものに新たに停止点検出器30を付加し、この検出器出
力をライン誘導判定器15に与えるようにしたものであ
る。
左右の車輪のエンコーダパルスにより減速点及び停止点
を求めることは十分できるが、停止精度が確保されてい
るかのチェックができないため、停止点検出器30を車
上に設け、地上の停止点には鉄片または反射テープ等に
よる定位置マーカを敷設する。そして、車が停止した時
、停止点検出器30がこれを検知していることをライン
誘導判定器15に確認させることで定位置停止をチェッ
クすることができるようにしたものである。
この時、定位置に停止していなければ、インチングによ
り定位置マーカを捜し、定位置停止させる機能を付加す
ると良い。
また、この停止点検出器30を2つ設け、検知ゾーンを
少しラップさせる構成として、いずれかの停止点検出器
30が検知したとき、車をブレーキをかけて停止させ、
この時に2つの停止点検出器30の検出出力があると、
定位置停止ゾーンに停止したことを一層確実に確認でき
る。また、これまですべて動輪は左右2つのデファレン
シャル構成のものについて述べたが、4軸操舵、2軸走
行制御構成または、三輪III成の1軸操舵走行制御の
ように操舵と走行制御が各々独立してものでは、操舵制
御において同様の考えを採用し、左右車輪の回転数差に
相当するように操舵角制御を行なうことで、同様の制御
が可能になる。
さらにまた本発明は上記し、且つ、図面に示す実施例に
限定されること無くその要旨を変更しない範囲内で適宜
変形して実施し得ることはもちろんであり、例えば、光
学誘導方式に限らず電磁誘導方式にも適用することがで
きる。電11Tlt導方式は、ケーブルを間歇的に設け
る場合、X軸方向の点がある程度の幅を持ってくること
がある(勿論、この場合、前後の誘導センサにより電圧
レベル検知器を設けて両者のアンドが不成立のとき、X
軸の点を求めるようにすることは可能であるが)。
このような場合、誘導ラインである誘導マーカの切れた
部分に鉄片を置き、図示しない近接スイッチにてX軸お
点を求めるようにすることも考えられる。
〔発明の効果〕
以上、詳述したように本発明によれば、従来のように、
誘導路を連続するラインとする必要が無いことから、損
傷による誘導ライン切れや汚れ等による脱線の心配は全
く無くそのため、誘導路の保守管理が極めて楽になり、
ルート変更等も容易となる等の特徴を有する無軌道無人
走行車装設を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2因は
本発明装置における誘導路である誘導マーカの敷設例を
示す図、第3図は車上の概略的な構成を示す平面図、第
4図は誘導センサの検出出力による誘導マーカに沿った
走行制御の制御状態を説明するための図1、第5図は本
発明の変形例を示すブロック図、第6図は従来例を説明
するための図である。 3・・・走行ルートの中心線、2a〜2C・・・誘導マ
ーカ(誘導ライン)、48〜4d・・・キャスタ1.5
a、 5b・・・ギアモータ、6a、 6b・・・動輪
、7a、 7b・・・誘導センサ、9a、 9b・・・
エンコーダ、10・・・無人搬送車本体、11・・・制
tll装置、12a 、 12b ・・・偏差信号処理
部、13a。 13b・・・カウンタ、14・・・タイミング発生器、
15・・・ライン誘導判別器、16・・・偏差信号演算
処理部、17・・・ルートテーブル検索ポインタ、18
・・・ルートテーブル、19・・・速度指令発生部、2
0・・・距離パルス加算処理部、21・・・誘導処理指
令発生部、22・・・誘導処理指令部、23・・・直線
誘導処理指令部、26・・・左右距離パルス差演算処理
部、27a 27b・・・速度制御部、28a28b・
・・パワードライブ部、29a 29b・・・モータ、
30・・・停止点検出器、31・・・誘導マーカ番号登
録部。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 走行路面上に設置された誘導ラインを車上の検出器によ
    り検出するとともにこの検出出力をもとに操舵制御を行
    ない誘導ラインに沿って自立走行する無軌道無人走行車
    において、上記誘導ラインは少なくとも直線走行区間は
    間歇的に配置するとともに、車上には上記検出器の誘導
    ライン検出出力により誘導ラインに沿って走行するよう
    操舵制御出力を発生し、且つ、上記検出出力の無いとき
    は直線走行するための操舵制御出力を発生する制御手段
    を備え、誘導ラインの敷設区間ではこの誘導ラインに沿
    って走行させ、誘導ラインのない区間では直線走行させ
    ることを特徴とする無軌道無人走行車装置。
JP61315398A 1986-12-26 1986-12-26 無軌道無人走行車装置 Pending JPS63165908A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61315398A JPS63165908A (ja) 1986-12-26 1986-12-26 無軌道無人走行車装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61315398A JPS63165908A (ja) 1986-12-26 1986-12-26 無軌道無人走行車装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63165908A true JPS63165908A (ja) 1988-07-09

Family

ID=18064912

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61315398A Pending JPS63165908A (ja) 1986-12-26 1986-12-26 無軌道無人走行車装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63165908A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01178609U (ja) * 1988-06-03 1989-12-21
JPH04108206U (ja) * 1991-03-01 1992-09-18 株式会社明電舎 自律走行無人車の位置補正検出装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01178609U (ja) * 1988-06-03 1989-12-21
JPH04108206U (ja) * 1991-03-01 1992-09-18 株式会社明電舎 自律走行無人車の位置補正検出装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2014137710A (ja) 無人搬送車の制御方法
JP6986314B1 (ja) 搬送システム、及び搬送制御方法
JPH036522B2 (ja)
JPS63165908A (ja) 無軌道無人走行車装置
JP2011243129A (ja) 搬送車システム
JP2663442B2 (ja) 無人車の走行制御装置
JPS62111306A (ja) S字形走行搬送車
JPH01282615A (ja) 自走式無人車の位置補正方式
JPH036521B2 (ja)
JPH08202449A (ja) 搬送台車の自動運転制御装置
JP2000132229A (ja) 移動体の走行制御方法
JPH01195512A (ja) 搬送車の走行制御法
JP6085063B1 (ja) 自走式搬送車両用センサ配置構造
JP5390360B2 (ja) 自動搬送車
JP3630592B2 (ja) 荷役装置
JPH06161550A (ja) 移動車走行制御装置
JPS5965316A (ja) 無人搬送車の誘導方法
JPS59202515A (ja) 無人台車の誘導方法
JPS59117611A (ja) 無人搬送車の位置、方位検知方法
JPH09269820A (ja) 車両の誘導装置
JPS5955513A (ja) 無人搬送車の誘導方法
JP2582655B2 (ja) 移動体のコースずれ検出装置
JPS63298411A (ja) 無人車の誘導装置
JPH0281105A (ja) 自動操舵制御方式
JPS62175813A (ja) 無人車輌の曲線経路誘導方法