JPS63165898A - カラ−el表示装置 - Google Patents
カラ−el表示装置Info
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- JPS63165898A JPS63165898A JP61310677A JP31067786A JPS63165898A JP S63165898 A JPS63165898 A JP S63165898A JP 61310677 A JP61310677 A JP 61310677A JP 31067786 A JP31067786 A JP 31067786A JP S63165898 A JPS63165898 A JP S63165898A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、カラーEL(エレクトロルミネッセンス)表
示装置に関するものである。
示装置に関するものである。
従来、EL表示装W1は、一般に第3図に示されている
ように、積層体として形成されている。
ように、積層体として形成されている。
即ち、まずアルミニウム等の背面電極2の上面に例えば
チタン酸バリウム(BaTiOs)等を含む絶縁層3を
形成し、その上に硫化亜鉛(ZnS)等の蛍光体を含む
発光層4を塗工印刷し、さらにこの発光層4の上に酸化
インジウム(ITO>を蒸着させて形成した透明導電フ
ィルム5を、そのxToi着膜が発光層4に対向するよ
うにして熱圧着することによってELセル6を形成し、
最後にこのELセル6に上下から一対の吸湿フィルム7
とその上から一対の防湿フィルム8を熱圧着等により密
封することによって上記EL表示装置lが構成される。
チタン酸バリウム(BaTiOs)等を含む絶縁層3を
形成し、その上に硫化亜鉛(ZnS)等の蛍光体を含む
発光層4を塗工印刷し、さらにこの発光層4の上に酸化
インジウム(ITO>を蒸着させて形成した透明導電フ
ィルム5を、そのxToi着膜が発光層4に対向するよ
うにして熱圧着することによってELセル6を形成し、
最後にこのELセル6に上下から一対の吸湿フィルム7
とその上から一対の防湿フィルム8を熱圧着等により密
封することによって上記EL表示装置lが構成される。
そして、かかるEL表示装W1がカラーEL表示装置で
ある場合には、発光層4を形成するときに、蛍光体に所
望の色彩を有する蛍光−料を混入して発光層4全体に分
散させて絶縁層3上に塗工印刷することにより、該カラ
ーEL表示装置lを構成している。
ある場合には、発光層4を形成するときに、蛍光体に所
望の色彩を有する蛍光−料を混入して発光層4全体に分
散させて絶縁層3上に塗工印刷することにより、該カラ
ーEL表示装置lを構成している。
しかしながら、このように構成されたカラーEL表示装
置1においては、多色のカラー表示を行うには、発光層
4を各色毎に塗り分けることを必要とするが、このよう
な発光層4のいわゆる多色刷りが非常に困難であること
から、実際上不可能である。さらに蛍光体に蛍光顔料を
混入する際、該蛍光顔料が蛍光体粒子の間にバインダー
と共に集中しやすいので、EL表示装置lは、その発光
状態が均一にならずに発色むらを生じやすく、また蛍光
顔料がバインダーと混合して使用されるため、該バイン
ダーの溶剤と反応するような蛍光顔料は使用することが
できず、その種類が限定されてしまい、さらにEL表示
装置1の使用により蛍光顔料が紫外線によって劣化して
しまう等の欠点がある。
置1においては、多色のカラー表示を行うには、発光層
4を各色毎に塗り分けることを必要とするが、このよう
な発光層4のいわゆる多色刷りが非常に困難であること
から、実際上不可能である。さらに蛍光体に蛍光顔料を
混入する際、該蛍光顔料が蛍光体粒子の間にバインダー
と共に集中しやすいので、EL表示装置lは、その発光
状態が均一にならずに発色むらを生じやすく、また蛍光
顔料がバインダーと混合して使用されるため、該バイン
ダーの溶剤と反応するような蛍光顔料は使用することが
できず、その種類が限定されてしまい、さらにEL表示
装置1の使用により蛍光顔料が紫外線によって劣化して
しまう等の欠点がある。
本発明は、以上の点に鑑み、簡単に多色のカラー表示を
行うことが可能で、且つ蛍光顔料が制限されることなく
、さらには蛍光顔料が紫外線によって劣化するようなこ
とがない、EL表示装置を徒供することを目的としてい
る。
行うことが可能で、且つ蛍光顔料が制限されることなく
、さらには蛍光顔料が紫外線によって劣化するようなこ
とがない、EL表示装置を徒供することを目的としてい
る。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕上記目的は、
本発明によれば、背面電極、絶縁層5発光層及び透明導
電フィルムを順次積層することにより構成されたELセ
ルを、上下から吸湿フィルムで挟み、さらにその上下か
ら防湿フィルムにより密封したEL表示装置において、
該ELセルの発光面側で、表示用フィルムの下面に蛍光
顔料による多色刷りの表示パターンを印刷したカラーフ
ィルタが、ELセルと吸湿フィルムの間にまたは吸湿フ
ィルムと防湿フィルムとの間に配設されていることを特
徴とするEL表示装置により達成される。
本発明によれば、背面電極、絶縁層5発光層及び透明導
電フィルムを順次積層することにより構成されたELセ
ルを、上下から吸湿フィルムで挟み、さらにその上下か
ら防湿フィルムにより密封したEL表示装置において、
該ELセルの発光面側で、表示用フィルムの下面に蛍光
顔料による多色刷りの表示パターンを印刷したカラーフ
ィルタが、ELセルと吸湿フィルムの間にまたは吸湿フ
ィルムと防湿フィルムとの間に配設されていることを特
徴とするEL表示装置により達成される。
この発明によれば、多色刷りの表示パターンが表示用フ
ィルムに印刷することによって得られるので、特殊な印
刷技術を必要とすることなく、一般的な印刷によって容
易にしかも大量にきれいに印刷することが可能であり、
EL表示装置の製作自体も従来の製造方法と全く同様に
して行われ、その途中で別に作製した表示用フィルムを
挿入するだけでよい、従って、蛍光体に各色の蛍光顔料
をそれぞれ個別に混入して各色毎に発光層の塗工印刷を
行う必要がない、そして、表示パターンの印刷が不良で
ある場合には、表示用フィルムだけを破棄すればよく、
高価な蛍光体と混合していないのでその損失が少な(て
済む、また蛍光顔料は−a的な印刷により表示用フィル
ムに印刷されることから、発光層のバインダーの溶剤に
よってその種類が制限されることがない。
ィルムに印刷することによって得られるので、特殊な印
刷技術を必要とすることなく、一般的な印刷によって容
易にしかも大量にきれいに印刷することが可能であり、
EL表示装置の製作自体も従来の製造方法と全く同様に
して行われ、その途中で別に作製した表示用フィルムを
挿入するだけでよい、従って、蛍光体に各色の蛍光顔料
をそれぞれ個別に混入して各色毎に発光層の塗工印刷を
行う必要がない、そして、表示パターンの印刷が不良で
ある場合には、表示用フィルムだけを破棄すればよく、
高価な蛍光体と混合していないのでその損失が少な(て
済む、また蛍光顔料は−a的な印刷により表示用フィル
ムに印刷されることから、発光層のバインダーの溶剤に
よってその種類が制限されることがない。
さらにカラーフィルタの表示パターンより外側に紫外線
(U V)カプトフィルタを配設すれば、外部からの紫
外線がこのUVカットフィルタにより遮断され、紫外線
による蛍光顔料の劣化が防止され得る。このときカラー
フィルタの表示用フィルタとしてUVカットフィルタを
使用し、または該表示用フィルムとUVカットフィルタ
とを一体に構成すれば、カラーフィルタの量産性がさら
に高くなる。
(U V)カプトフィルタを配設すれば、外部からの紫
外線がこのUVカットフィルタにより遮断され、紫外線
による蛍光顔料の劣化が防止され得る。このときカラー
フィルタの表示用フィルタとしてUVカットフィルタを
使用し、または該表示用フィルムとUVカットフィルタ
とを一体に構成すれば、カラーフィルタの量産性がさら
に高くなる。
以下、図面に示した一実施例に基づいて本発明をさらに
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第1図は、本発明によるEL表示装置の一実施例をその
製造工程の順を追って示している。EL表示装置11は
、先ず第1図(A)に示すように、アルミニウム等の背
面電極12の上面に、例えばチタン酸バリウム(BaT
i03)等の強誘電体をシアノエチル化等で誘電率を高
めた熱可塑性樹脂中に分散させてペースト状にし、この
ペーストを印刷等により塗布して絶縁1i113を形成
し、その上に同様にZnS:Cu+CI等の蛍光体を熱
可塑性樹脂中に分散させてペースト状にし、このペース
トを印刷等により塗布して発光層14を形成する。さら
にこの発光層14の上に、酸化インジウム(ITO)を
蒸着させて透明導電フィルム15を形成するとともに、
そのITO蒸着膜が発光層14に対向するようにして順
次積層する。そしてこの積層体を熱圧着することにより
ELナセル6が形成される。ここまでは従来のEL表示
装置1におけるELナセルと同様の構成である。
製造工程の順を追って示している。EL表示装置11は
、先ず第1図(A)に示すように、アルミニウム等の背
面電極12の上面に、例えばチタン酸バリウム(BaT
i03)等の強誘電体をシアノエチル化等で誘電率を高
めた熱可塑性樹脂中に分散させてペースト状にし、この
ペーストを印刷等により塗布して絶縁1i113を形成
し、その上に同様にZnS:Cu+CI等の蛍光体を熱
可塑性樹脂中に分散させてペースト状にし、このペース
トを印刷等により塗布して発光層14を形成する。さら
にこの発光層14の上に、酸化インジウム(ITO)を
蒸着させて透明導電フィルム15を形成するとともに、
そのITO蒸着膜が発光層14に対向するようにして順
次積層する。そしてこの積層体を熱圧着することにより
ELナセル6が形成される。ここまでは従来のEL表示
装置1におけるELナセルと同様の構成である。
このELナセル6の製造とは別に、第1図(B)に示す
ように、透明なポリエステル等の表示用フィルム17を
用意し、この表面に、ELの発光波長400n−乃至6
00n+wのうちの550ns以下の波長の光によって
充分に励起され得る蛍光顔料を適宜の樹脂中に溶剤と共
に分散させたものを印刷等により塗布して表示パターン
18を形成し、以てカラーフィルタ19を作製する。
ように、透明なポリエステル等の表示用フィルム17を
用意し、この表面に、ELの発光波長400n−乃至6
00n+wのうちの550ns以下の波長の光によって
充分に励起され得る蛍光顔料を適宜の樹脂中に溶剤と共
に分散させたものを印刷等により塗布して表示パターン
18を形成し、以てカラーフィルタ19を作製する。
次に、第1図(C)に示すように、上記のようにして製
造されたELナセル6の発光面側に透明導電フィルム1
5上から、カラーフィルタ19を、その蛍光顔料により
印刷された表示パターン18を下側にして載置する。
造されたELナセル6の発光面側に透明導電フィルム1
5上から、カラーフィルタ19を、その蛍光顔料により
印刷された表示パターン18を下側にして載置する。
その後これらELナセル6及びカラーフィルタ19の上
下から一対の吸湿フィルム20及び一対の防湿フィルム
21を熱圧着等によって貼着することにより、第1図(
D)に示すようなカラーEL表示装置llが完成する。
下から一対の吸湿フィルム20及び一対の防湿フィルム
21を熱圧着等によって貼着することにより、第1図(
D)に示すようなカラーEL表示装置llが完成する。
尚、背面電極12及び透明導電フィルム15には、それ
ぞれ図示しない取出し電極用のリード線が接続されて、
EL表示装置11の外部へ取り出されているものとする
。
ぞれ図示しない取出し電極用のリード線が接続されて、
EL表示装置11の外部へ取り出されているものとする
。
本発明によるカラーEL表示装置の実施例は以上のよう
に構成されており、本EL表示装置11は作用的には従
来のEL表示装Mlと全く同様であり、前面電極12と
透明導電フィルム15との間に所定電圧を印加すること
によってZnS:Cu、CI等の蛍光体が400乃至5
50nmの波長を含む光を発光し、この波長の発光によ
りカラーフィルタ19の表示パターン18に含まれる蛍
光顔料が励起されて蛍光を発して発光色の変換を行うこ
とになる。その際、カラー表示を行うべき蛍光顔料が、
ELナセル6とは別に作製されたカラーフィルタ19に
含まれることになり、所望の多色刷りのカラー表示が簡
単且つ高い量産性をもって得られる。
に構成されており、本EL表示装置11は作用的には従
来のEL表示装Mlと全く同様であり、前面電極12と
透明導電フィルム15との間に所定電圧を印加すること
によってZnS:Cu、CI等の蛍光体が400乃至5
50nmの波長を含む光を発光し、この波長の発光によ
りカラーフィルタ19の表示パターン18に含まれる蛍
光顔料が励起されて蛍光を発して発光色の変換を行うこ
とになる。その際、カラー表示を行うべき蛍光顔料が、
ELナセル6とは別に作製されたカラーフィルタ19に
含まれることになり、所望の多色刷りのカラー表示が簡
単且つ高い量産性をもって得られる。
尚、上記実施例においては、カラーフィルタ19は、E
Lナセル6と吸湿フィルム20との間に配設されている
が、例えば第2図に示すように、吸湿フィルム20と防
湿フィルム21との間に配設するようにしても良く、こ
の場合もその作用は第1図に示した実施例と全く同様で
ある。
Lナセル6と吸湿フィルム20との間に配設されている
が、例えば第2図に示すように、吸湿フィルム20と防
湿フィルム21との間に配設するようにしても良く、こ
の場合もその作用は第1図に示した実施例と全く同様で
ある。
さらに、外部からの紫外線によるカラーフィルタ19の
表示パターンを形成する蛍光顔料の劣化を防止するため
、第1図(D)において表示用フィルム17と吸湿フィ
ルム20との間に、または吸湿フィルム20と防湿フィ
ルム21との間にUVカットフィルタを配役し′、ある
いは第2図において表示用フィルム17と防湿フィルム
21との間にUVカットフィルタを配設することが可能
であり、さらに表示用フィルム17とUVカットフィル
タとが接する場合には、前取ってこれらを相互に貼着し
ておいてもよく、またはこれらを一体に即ち表示用フィ
ルム17としてUVカットフィルタを使用して、UVカ
ットフィルタに直接表示パターン18を印刷することも
可能である。
表示パターンを形成する蛍光顔料の劣化を防止するため
、第1図(D)において表示用フィルム17と吸湿フィ
ルム20との間に、または吸湿フィルム20と防湿フィ
ルム21との間にUVカットフィルタを配役し′、ある
いは第2図において表示用フィルム17と防湿フィルム
21との間にUVカットフィルタを配設することが可能
であり、さらに表示用フィルム17とUVカットフィル
タとが接する場合には、前取ってこれらを相互に貼着し
ておいてもよく、またはこれらを一体に即ち表示用フィ
ルム17としてUVカットフィルタを使用して、UVカ
ットフィルタに直接表示パターン18を印刷することも
可能である。
以上述べたように本発明によれば、背面電極。
絶縁層1発光層及び透明導電フィルムを順次積層するこ
とにより構成されたELナセル、上下から吸湿フィルム
で挟み、さらにその上下から防湿フィルムにより密封し
たEL表示装置において、該ELナセル表面側で、表示
用フィルムの下面に蛍光顔料による多色刷りの表示パタ
ーンを印刷したカラーフィルタを、ELナセル吸湿フィ
ルムの間に、または吸湿フィルムと防湿フィルムとの間
に配設することによって、カラーEL表示装置を構成し
たから、多色刷りの表示パターンが表示用フィルムに印
刷することにより得られるので、特殊な印刷技術を必要
とすることなく、一般的な印刷によって容易に且つ大量
にきれいに印刷することが可能となる。
とにより構成されたELナセル、上下から吸湿フィルム
で挟み、さらにその上下から防湿フィルムにより密封し
たEL表示装置において、該ELナセル表面側で、表示
用フィルムの下面に蛍光顔料による多色刷りの表示パタ
ーンを印刷したカラーフィルタを、ELナセル吸湿フィ
ルムの間に、または吸湿フィルムと防湿フィルムとの間
に配設することによって、カラーEL表示装置を構成し
たから、多色刷りの表示パターンが表示用フィルムに印
刷することにより得られるので、特殊な印刷技術を必要
とすることなく、一般的な印刷によって容易に且つ大量
にきれいに印刷することが可能となる。
しかもEL表示装置の製作自体も従来の製造方法と全く
同様にして行うことができ、その途中で別に作製した表
示用フィルムを挿入するだけでよく、かくしてELの蛍
光体に各色の蛍光顔料をそれぞれ個別に混入して各色毎
に発光層の塗工印刷を行う必要がなく、これにより極め
て量産性の高いカラーEL表示装置が得られる。カラー
フィルタの製造工程において表示パターンの印刷が不良
である場合には、従来のように高価なELの蛍光体と混
合していないのでカラーフィルタだけを破棄すればよく
、その損失が少な(て済む、また蛍光顔料は、−a的な
印刷により表示用フィルムに印刷されることから、従来
の如く発光層のバインダーの溶剤によってその種類が制
限されることがないので、適用可能な顔料の選択範囲が
広い。
同様にして行うことができ、その途中で別に作製した表
示用フィルムを挿入するだけでよく、かくしてELの蛍
光体に各色の蛍光顔料をそれぞれ個別に混入して各色毎
に発光層の塗工印刷を行う必要がなく、これにより極め
て量産性の高いカラーEL表示装置が得られる。カラー
フィルタの製造工程において表示パターンの印刷が不良
である場合には、従来のように高価なELの蛍光体と混
合していないのでカラーフィルタだけを破棄すればよく
、その損失が少な(て済む、また蛍光顔料は、−a的な
印刷により表示用フィルムに印刷されることから、従来
の如く発光層のバインダーの溶剤によってその種類が制
限されることがないので、適用可能な顔料の選択範囲が
広い。
さらにカラーフィルタの表示パターンより外側にUVカ
ットフィルタを配設すれば、外部からの紫外線がこのU
Vカットフィルタにより遮断され、紫外線による蛍光顔
料の劣化が防止され得、このときカラーフィルタの表示
用フィルムとしてUVカットフィルタを使用し、または
該表示用フィルムとUVカットフィルタとを一体に構成
すれば、カラーフィルタの量産性がさらに高くなる。
ットフィルタを配設すれば、外部からの紫外線がこのU
Vカットフィルタにより遮断され、紫外線による蛍光顔
料の劣化が防止され得、このときカラーフィルタの表示
用フィルムとしてUVカットフィルタを使用し、または
該表示用フィルムとUVカットフィルタとを一体に構成
すれば、カラーフィルタの量産性がさらに高くなる。
第1図(^)〜(D)は本発明によるカラーEL表示装
置の各製造工程を順に示す概略断面図、第2図は他の実
施例を示す概略断面図である。 第3図は従来のEL表示装置の一例を示す概略断面図で
ある。 11−−−−− E L表示装ff;12−・・−背面
電極;13−・・−絶縁層;14−・−発光層;15・
−・−透明導電フィルム; 16−・ELセル:17・
・・・・表示用フィルム:18・・・・・表示パターン
;19−・−・カラーフィルタ; 20−・−吸湿フィ
ルム;21・・・・−防湿フィルム。
置の各製造工程を順に示す概略断面図、第2図は他の実
施例を示す概略断面図である。 第3図は従来のEL表示装置の一例を示す概略断面図で
ある。 11−−−−− E L表示装ff;12−・・−背面
電極;13−・・−絶縁層;14−・−発光層;15・
−・−透明導電フィルム; 16−・ELセル:17・
・・・・表示用フィルム:18・・・・・表示パターン
;19−・−・カラーフィルタ; 20−・−吸湿フィ
ルム;21・・・・−防湿フィルム。
Claims (4)
- (1)背面電極、絶縁層、発光層及び透明導電フィルム
を順次積層することにより構成されたELセルを、上下
から吸湿フィルムで挟み、さらにその上下から防湿フィ
ルムにより密封したEL素子において、 上記ELセルの発光面側で、表示用フィル ムの下面に蛍光顔料による多色刷りの表示パターンを印
刷したカラーフィルタが、ELセルと吸湿フィルムの間
に、または吸湿フィルムと防湿フィルムとの間に配設さ
れていることを特徴とする、カラーEL表示装置。 - (2)UVカットフィルタが、前記カラーフィルタの表
示パターンより外側に配設されていることを特徴とする
、特許請求の範囲第1項に記載のカラーEL表示装置。 - (3)前記UVカットフィルタと表示用フィルムとが、
一体に貼着されていることを特徴とする、特許請求の範
囲第2項に記載のカラーEL表示装置。 - (4)カラーフィルタを構成する表示用フィルムとして
、UVカットフィルタが使用されていることを特徴とす
る、特許請求の範囲第1項に記載のカラーEL表示装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61310677A JPS63165898A (ja) | 1986-12-27 | 1986-12-27 | カラ−el表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61310677A JPS63165898A (ja) | 1986-12-27 | 1986-12-27 | カラ−el表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63165898A true JPS63165898A (ja) | 1988-07-09 |
JPH0434157B2 JPH0434157B2 (ja) | 1992-06-05 |
Family
ID=18008124
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61310677A Granted JPS63165898A (ja) | 1986-12-27 | 1986-12-27 | カラ−el表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63165898A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58105589U (ja) * | 1982-01-08 | 1983-07-18 | アルプス電気株式会社 | 多色化el発光素子 |
JPS6084580A (ja) * | 1983-10-17 | 1985-05-13 | 関西日本電気株式会社 | 表示装置の製造方法 |
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1986
- 1986-12-27 JP JP61310677A patent/JPS63165898A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS58105589U (ja) * | 1982-01-08 | 1983-07-18 | アルプス電気株式会社 | 多色化el発光素子 |
JPS6084580A (ja) * | 1983-10-17 | 1985-05-13 | 関西日本電気株式会社 | 表示装置の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH0434157B2 (ja) | 1992-06-05 |
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