JPS63165445A - Lpg備蓄タンクの断熱材用発泡粒子の製造方法 - Google Patents

Lpg備蓄タンクの断熱材用発泡粒子の製造方法

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JPS63165445A
JPS63165445A JP19719386A JP19719386A JPS63165445A JP S63165445 A JPS63165445 A JP S63165445A JP 19719386 A JP19719386 A JP 19719386A JP 19719386 A JP19719386 A JP 19719386A JP S63165445 A JPS63165445 A JP S63165445A
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JP
Japan
Prior art keywords
particles
pellets
copolymer resin
triester
foaming agent
Prior art date
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Pending
Application number
JP19719386A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuji Maeda
前田 哲治
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Sekisui Kasei Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Plastics Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Plastics Co Ltd filed Critical Sekisui Plastics Co Ltd
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  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はLPG備蓄タンクの断熱材として使用する発泡
粒子の製造方法に関し、特に、残留発泡ガスの少ないL
PG備蓄タンクの断熱材として使用する発泡粒子の製造
方法に関する。
(従来の技術および解決すべき問題点)従来、LPG備
蓄タンクの断熱材としては軽量コンクリートが使用され
ているが、最近、発泡プラスチックが軽量にして断熱効
果が大きいために使用され始めている。しかし、発泡プ
ラスチック粒は発泡剤として低級炭化水素やプレオンガ
スを使用することが多いが低級炭化水素ガスを使用した
場合発泡粒子中に残留するとガス漏洩の誤検知につなが
り好ましくなく、他方、フレオンガスを使用した場合に
は発泡粒子より残留フレオンガスが散逸してLPGタン
ク内装鉄板の溶接熱により分解゛してホスゲンを発生し
、その毒性のため好ましくない、これらのことからr=
pail蓄タンクの断熱材として使用する発泡粒子には
残留ガスができるだけ少ないことが望ましい。
そこで、本発明者は残留ガスの少ない発泡粒子を得るた
め種々検討した結果1本発明を完成したもので1本発明
の目的はLPG備蓄タンクの断熱材として適した残留ガ
スの少ない発泡粒子の製造方法を提供するにある。
(問題点の解決手段) すなわち1本発明はスチレンと無水マレイン酸との共重
合樹脂に易揮発性発泡剤を含浸させてLPG備蓄タンク
の断熱材用発泡粒子を製造するにあたり該共重合体樹廁
粒子をリペレット化した後。
50〜70℃の範囲で易揮発性発泡剤を含浸させ、得ら
れた該発泡性共重合体樹脂粒子の表面なグリセリンと炭
素数16〜18の脂肪酸とからなるトリエステルで被覆
し、加熱発泡せしめることを特徴とするLPG備蓄タン
クの断熱材用発泡粒子の製造方法である。
本発明におけるリペレット化とは、塊状重台法により得
られたスチレン−無水マレイン酸共重合体樹脂を、押出
樹を用いてストランド状に押出してホットカットされた
ベレットを、再度押a機を用いて、ストランド状に押出
し、このストランドを冷却水槽を通過させて、冷却され
たストランドをベレット状にカットするものである。
このようにリペレット化することによって、その理由は
定かでないが再ペレット化の際に熱履歴を受け、以降の
工程と相持って低ガスの発泡粒子が得られるのである。
本発明におけるスチレン−無水マレイン酸共重合体樹脂
の形状としては、ベレット状の方がバール状より残留ガ
ス量が少なく好ましい、しかして。
熱可塑性樹脂に易揮発性発泡剤を含浸させる温度として
は通常80℃以上であり、低温では含浸速度が遍いため
に用−いられる事が少ない、しかし、このような80℃
以上の温度で含浸した発泡粒子は残留ガス量が多く、L
PG備蓄タンクの断熱材用発泡粒子としては不適であっ
た1本発明者らは含浸温度として50〜70℃の範囲を
採用することにより得られた発泡粒子を断熱材として使
用した場合残留ガスが少ないことを見出したのである。
すなわち、含浸温度が50℃以下であると含浸速度が遅
いのみならず得られた発泡粒子は有芯であって発泡倍率
が上がらず、他方70℃以上では発泡粒子からの残留ガ
スの逸散が遅く残留ガスの少ない発泡粒子を得ることが
できない、好適な温度としては60℃近傍の温度である
本発明の発泡性スチレン−無水マレイン酸共重合体樹脂
粒子に含まれている発泡剤としては、プロパン、ブタン
、ペンタン、へキサン、メチルクロライド、エチルクロ
ライド、ジクロロジフロオロメタン、クロロジフルオロ
メタン、トリクロロフルオロメタン等が使用されるが、
Il性等の観点からプロパン、ブタン、ペンタンの単独
若しくは併用使用されたものが好ましい。
次に1発泡剤を含浸した発泡性スチレンと無水マレイン
酸との共重合体樹脂を加熱して発泡粒子とするのである
が、この発泡性共重合体樹脂粒子の表面を予めグリセリ
ンと炭素数16〜18の脂肪酸とからなるトリエステル
で被覆することにより。
予備発泡時に破泡して発泡性共重合体樹脂粒子に含まれ
ている発泡剤の散逸が加速されて得られた発泡粒子の残
留ガス量は少なくなる。
本発明で使用されるトリエステルとしては、大豆硬化油
とグリセリンのトリエステル、オレイン酸とグリセリン
のトリエステル、カプリン酸とグリセリンのトリエステ
ル、エルカ酸とグリセリンのトリエステル、オレイン酸
とソルビタンのトリエステル、エルカ酸とソルビタンの
トリエステル等を挙げることができる。しかして、トリ
エステルの添加量としては0.1%程度以上であって、
 0.1%以下では効果がなく、なお、1.0%以上で
は添加量を増す意味がない0本発明のトリエステルは、
発泡性スチレン−無水マレイン酸共重合体樹脂粒子に被
覆することにより、初めてその効果が得られる。
次に1本発明を実施例を以って具体的に説明する。
実施例1 内容積が5慮のオートクレーブ中に水240G 、 、
ピロリン酸マグネシウムS、S 、、ドデシルベンゼン
スルホン酸ナトリウム0.36 gを加えた水性媒質を
入れ、これにホットカットされたスチレン−無水マレイ
ン酸共重合体樹脂(無水マレイン酸含量8.0重量%、
平均重合度1200.商品名ダイラーク232、米国ア
ーコポリマー社製)を230℃の押出機温度を通過して
リペレット化して得た長さ1.3nwa、直径1゜0w
nのペレット状のスチレン−無水マレイン酸共重合体粒
子1600 gを添加して懸濁液としたのち、トルエン
64gを投入し次いで気密状態でプロパン32g(ポリ
マーに対し2%)、ペンタン128g(ポリマーに対し
8%)を圧入した。その後、60℃まで昇温し、その温
度で8時間維持した。しかる後に30℃まで冷却して発
泡剤が含浸された発泡性樹脂粒子を取りだし、この粒子
を洗浄、脱水、乾燥した後、封をした容器に入れ15℃
の温度で72時間保持した。
しかる後、この粒子に大豆硬化油とグリセリンとからな
るトリエステル(太陽化学製サンファツトGTS−IP
)を該粒子の0.2重量%を添加してその表面をトリエ
ステルで被覆する。それから、この粒子を98℃の水蒸
気で加熱し所定の嵩比重を有する発泡粒子を得た。
実施例2 実施例1と全く同様の操作によって発泡粒子を得、この
粒子に大豆硬化油とグリセリンとからなるトリエステル
(太陽化学製サンファツトGTS−IP)を該粒子の0
.5重量%を添加してその表面をトリエステルで被覆す
る。それから、この粒子を実施例1と全く同様に98℃
の水蒸気で加熱し所定の嵩比重を有する発泡粒子を得た
比較例1 実施例1と全く同様の操作によって発泡粒子を得、この
粒子を何等の表面処理を施さずその侭実施例1と同様の
操作によって98℃の水蒸気で加熱し所定の嵩比重を有
する発泡粒子を得た。
以上の実施例1〜2及び比較例1で得た所定の電信率を
有する発泡粒子中の残留ガス量を測定した結果を第1表
に示す。
以下7:ζ白 第1表 発泡剤 仕込み ビーズ   発泡粒子(電信率)V%
   11%  70倍 100倍 130倍実施例1
 プロパン 2  0,39 0.07ペンタン 8 
 5.18 3.38  2.95  2.032 プ
ロパン 2  0,39 0.07ペンタン 8  5
.18 3.23  2.87  1.93比較例1 
プロパン 2  0,39 0.09ペンタン 8  
5.18 4.07  3.08  2.55表中−は
検出限界以下を表わし、70倍と130倍は2回発泡さ
す (効果) 以上述べたように、本発明はスチレンと無水マレイン酸
との共重合体樹脂に、易揮発性発泡剤を50〜70℃と
いう低温度で含浸させた後、該発泡性スチレンー無水マ
レイン酸共重合体粒子の表面をグリセリンと炭素数16
〜18の脂肪酸とからなるトリエステルで被覆すること
により残留ガス量の少ない低ガス品を得ることができ、
LPG備蓄タンクの断熱材として好適な発泡粒子が得ら
れるのである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、スチレンと無水マレイン酸との共重合体樹脂粒子に
    、易揮発性発泡剤を含浸させて、LPG備蓄タンクの断
    熱材用発泡粒子を製造するにあたり、該共重合体樹脂粒
    子をリペレット化した後、50〜70℃の範囲で易揮発
    性発泡剤を含浸させ、得られた該発泡性共重合体樹脂粒
    子の表面をグリセリンと炭素数16〜18の脂肪酸とか
    らなるトリエステルで被覆し、加熱発泡せしめることを
    特徴とするLPG備蓄タンクの断熱材用発泡粒子の製造
    方法 2、易揮発性発泡剤が、プロパン、ブタン、ペンタンで
    ある特許請求の範囲第1項記載のLPG備蓄タンクの断
    熱材用発泡粒子の製造方法
JP19719386A 1986-08-25 1986-08-25 Lpg備蓄タンクの断熱材用発泡粒子の製造方法 Pending JPS63165445A (ja)

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