JPS63165439A - タルク複合強化プロピレン樹脂の着色方法 - Google Patents

タルク複合強化プロピレン樹脂の着色方法

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JPS63165439A
JPS63165439A JP31341986A JP31341986A JPS63165439A JP S63165439 A JPS63165439 A JP S63165439A JP 31341986 A JP31341986 A JP 31341986A JP 31341986 A JP31341986 A JP 31341986A JP S63165439 A JPS63165439 A JP S63165439A
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JP
Japan
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pellets
talc
coloring
propylene resin
color
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Pending
Application number
JP31341986A
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English (en)
Inventor
Katsumi Ui
宇井 克己
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は複合強化剤としてタルクが混入嘔れているプロ
ピレン樹脂の着色“方法に関するものである。
(従来の技術) 従来、主に自動車用内装材などに使用されるプロピレン
樹脂には、複合強化剤としてのタルクが混入されている
。かかるメルク複合強化プロピレン樹脂を着色・成形す
るKは次の二つの方法が知られている。すなわち、一つ
の方法は第2図に示すように%原料メーカーにてプロピ
レン樹脂とタルクをドライカラーで着色しペレット化し
り着色ベレット21を、ホッパー22から成形機2SJ
IC供給して成形する方法である。
もう一つの方法は第3図に示すように、成形時に自家着
色するもので、顆粒状プロピレン樹脂31、粉状タルク
32および粉状ドライカラー33管それぞれ計量機34
1混合機35に順次大れて計量・混合して成形機36内
で混練混合する方法である。
また、樹脂の着色方法としては、その他I/Cリキッド
カラーを成形機のバレル内の樹脂罠噴霧する方法も提案
されている(特開昭61−52727号公報)。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、原料着色ベレット方式の場合は、・成形機25
に投入する前に分散混線工程が必要となり、着色原料が
高コストになるばかりか、大盤の原料供給設備24が色
数に応じて複数必要となり、多数成形においては多大の
設備スペースを必要とするという問題がある。
また、自家着色方法の場合は、タルク32が粉末状で吸
湿性が高いため乾燥設備37が必要となり、シかも、タ
ルク32およびドライカラー33を粉末状態のまま生産
工程内に供給するため1作業環境汚染、粉じん爆発等の
問題がある。さらには、自家着色方式では計量混合後の
粉状タルク32および粉状ドライカラー33がホッパー
38の壁面に付着するため、色替え性が低下するととも
に十分な計量精度が得られないという問題がある。
このような問題点を解決するものとして1本発明者は先
に、タルク含有プロピレン樹脂ペレットとマスターパッ
チカラーペレットを成形機に投入する前に計量・予備混
合するタルク複合強化プロピレン樹脂の着色方法を提案
した(特願昭61−151188号)。本発明は、これ
とは別に粉状タルクを高濃度タルク含有マスターパッチ
としドライカラー管マスターパッチペレットとして粉末
材料を無くすことKより多色成形への対応性が向上し設
備が簡素化し、かつ作業環境、汚染性および色替え性が
良好になり、低コストで品質向上が図れる、タルク複合
強化プロピレン樹脂の着色方法を提供しようとするもの
である。
(問題点t−S決するための手段) 即ち、本発明は、成形機に投入する前にプロピレン樹脂
ペレット、タルクを高濃度に含有したマスターパッチペ
レットおよびマスターパッチカラーペレットの三種の固
形ベレットヲ計量予備混合することによフタルク複合強
化プロピレン樹脂を着色する方法である。
上述の通シ1本発明で使用する材料構成は。
プロピレン樹脂のペレット、高濃度メルク入りマスター
パツチベレットおよびマスターパッチカラーペレットの
三種である。そして1本発明で云うペレットとは、顆粒
状に加工された粒子も含むものとして定義される。
本発明に於て、プロビレ/樹脂は、ナチュラルなプロピ
レン樹脂乃至安定剤などを配合したプロピレン樹脂をペ
レット化したものであり、高濃度タルク含有マスターパ
ッチは、プロピレン樹脂または他の適当な熱可塑性樹脂
にタルクを20重量%以上の割合で混練し、ペレット化
したものであり、また、マスターパッチカラーペレット
はプロピレン樹脂またはその他の適当な熱可塑性樹脂に
ドライカラーを高濃度に混線してペレット化したもので
ある。
プロピレン樹脂ペレットと高濃度タルク含有マスターパ
ッチペレットとiH[マスターパッチカラーペレットは
成形機に投入前に所定の割合で計量予備混合する。ここ
で、成形機投入前とは、成形機のシリンダー内に投入す
る前という意味であり、成形機のホッパー内で計量予備
混合する場合も含まれる。前記5種類のペレットの重量
混合比は、通常プロピレン樹脂ペレット90〜40部に
対して、高濃度タルク含有マスターパッチベレットは1
0〜60部であり、また、プロピレン樹脂ペレットと高
濃度タルク含有マスターパッチペレットの合計量100
部に対して、マスターバツーチカラーベレットは1〜2
0部の範囲に設定される。
計量・予備混合されたプロピレン樹脂ペレット、高濃度
タルク含有マスターパッチベレットおよびマスターパッ
チカラーペレットは成形機のシリンダー内に投入されて
可塑化混練てれる。
この場合、成形機のスクリューおよびノズル(スタティ
ックミキサー付)で十分回置化・混練して分散性を高め
ることによシウエルド部に色むらが発生することを防止
し、安定した着色品質の成形品を得ることができる。
(作  用) 本発明では、プロピレン樹脂ペレット、高濃度タルク含
有マスターパッチペレットおよびマスターパッチカラー
ペレットの三種を互いに別経路で計量機に供給【、て、
混合するため色数が多い場合でも、プロピレン樹脂ペレ
ット用の原料供給装置は1台で済み、その分だけ設備ス
ペースの縮小が可能になる。
そして、予備混合された3種類のペレットは成形機に投
入した後、スクリュー及びノズルで十分に分散混線でき
るため、従来必要であった分散混線工程が削減される。
また、 タルクは高濃度マスターパッチ化されておシ、従来の粉
状にしたものに比較して単位重量当りの吸湿性が大幅に
低下し、メルクを乾燥するための設備が不要になる。
更に、タルクおよびドライカラーを含む材料構成が全て
固形ペレット化【7ているため、生産工程内に粉状の原
料が一切供給されることがないので、成形機のホッパー
内壁などに原料が付着することがなくなシ、粉状原料に
よる作業環境の汚染や粉じん爆発などの問題が解消する
こととなる。更にホッパー内壁に原料が付着しなくなる
ことにより、色替え時に要する原料の量を大幅に減少さ
せることができ、計量混合精度が著しく良好になる。
(実 施 例) 本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図において、1は樹脂原料供給設備、2はカラー供
給設備、3は高濃度タルク含有マスターパッチ供給設備
を示す。樹脂原料供給設備1ではポリプロピレン樹脂の
固形ベレットヲ充填しておく、カラー供給設備2ではプ
ロピレン樹脂またはこれと同種の熱可塑性樹脂でドライ
カラーi20重量1以上の濃度に混線した固形の高濃度
マスターパッチカラーペレット5が充填される。高濃度
メルク含有マスターパッチカラー備3では、プロピレン
樹脂またはこれと同種の熱可塑性樹脂でタルクを20重
量%以上の濃度に混線した高濃度メルク含有マスターパ
ッチペレット6が充填でれる。樹脂原料供給設備1、カ
ラー供給設備2、高濃度タルク含有マスターパッチ供給
設備3に充填したペレット4゜5.6は成形機7の上部
に設けた計量機8に送給される。ここでプロピレン樹脂
ペレット4とマスターパッチカラーペレット5と高濃度
メルク含有マスターパッチペレット6は1通常は、4が
90〜40部、6が10〜60部、4と6を合せて10
0部に対して5が1〜20部の範囲で配合される。しか
しながら、混合比は必要に応じてそれ以外の範囲の配合
比も採用することができる。計量された三種の固形ペレ
ットは混合機9で十分に混合される。
々お、図面では成形機7上に計量機8及び混合機9が設
置されているが、計量機8および混合機9は、成形機7
の側方の床上に設置しても良い。ベンツ) 4.s、 
6 Fi混合後ホッハ−10を経て成形機7内に導入て
れる。
この場合、ベンツ) 4.5.6は固形の粒状であるた
め、ホッパー8の内壁面へ付着することがないので1色
替え作業が短時間で簡単に実施でき、材料のロスが激減
する七共に、計量精度も向上する。
成形機7内に導かれたベンツ) 5.6.7はスクリュ
ー11によ〕可塑化混練され1次いでスタティックミキ
サーノズル12によって十分に混線分散され、これによ
シ安定した物性・着色品質の成形品が得られる。なお、
スタティックミキサーノズル11のエレメント数は色む
らの生じない数、具体的には通常6工レメント以上であ
れば良い。
本実施例の自家着色システムは樹脂原料供給設備1t−
1個所に集中して、これから複数の成形機に樹脂ペレッ
ト4を同時に供給することができ、また、樹脂ペレット
4とタルク含有ペレット3を1個所に集中して複数成形
機へ供給することも可能である。これによシ従来色の種
類毎に設置する必要があった複数の原料供給設備は削減
することができ、占有スペースの縮少が可能となり、同
様に1カラーマスターパツチペレツト5およびタルクマ
スターパッチペレットについても供給設備2.3の占有
スペースの縮少が可能となる。
(発明の効果) 成形機投入前に固形ペレット化したプロピレン樹脂、タ
ルク含有マスターパッチ、マスターパッチカラーの3種
の材料を計量予備混合して自家着色を行う本発明の方法
は、従来の着色方法に比較して、次のような優れた効果
を有する。
(イ)従来の原料着色ペレット方式に比較して成形機投
入前の分散混線工程が削減され1着色加工費が低減する
だけでなく、多色成形の場合で本樹脂ペレット用原料供
給設備を1箇所に小型・集約化でき、設備スペースをそ
の分縮少することができ、多色化の対応が容易となる。
(0)  従来の自家着色方式と比較するとタルク用の
乾燥設備が不要となり、生産工程内における作業環境汚
染及び粉じん爆発の危険が解消する。加えてタルク及び
ドライカラーがペレット化しているため原料の取扱いが
容易になり1色替え性が向上し、計量混合精度が高くな
り、もって安定した物性着色品質の成形品がえられる。
(/→ 三つの原料に分離することKより顆粒状の安価
なプロピレン樹脂が採用でき、かつタルク含有マスター
パッチ、カラーマスターパッチとも比較的小さな粒にす
ることKより予備混合性及び成形機内での各原料の分散
、分配性が更に向上し1色むらのない、物性品質を確保
した製品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の説明図。 第2図は従来の原料着色ペレット方式の説明図、 第3図は従来の自家着色方式説明図である。 1・・・プロピレン樹脂の原料供給設備2・・・カラー
供給設備 3・・・タルク含有マスターバッチ供給設備4・・・プ
ロピレン樹脂ペレット 5・・・カラーマスターバッチペレット6・・・高農度
タルク含有マスターバッチペレット7・・・成形機  
   8・・・計量機?・・・混合機    10・・
・ホッパー11・・・スクリュー   12・・・スタ
ティックミキサー特許出願人  トヨタ自動車株式会社 牙1図 1−・テロヒビしン詞は島のN傘+作1会綬傭 7・−
・n(°責〉磯2・−・つ”シーイ*陥シを装備   
          8・・−言を号ヒ機3・−タル7
合鳴マスターバーうA實皓股イー    9・−・1ト
番市〜4、、−7−ロビL−mB@rし、ト     
   10−・・・ホラlX’−5・−・カラーマスタ
ー/l−y±/1°L−、)        11 ゛
−=ス’7’1.−6−高濃度クツL7會舊マスターr
1−す1°し7ト 12・・・・スフテイッ7ミキ寸−
3132JJ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 成形機に投入する前にプロピレン樹脂ペレット、タルク
    を高濃度に含有したマスターパッチペレットおよびマス
    ターパッチカラーペレットの三種の固形ペレットを計量
    予備混合することを特徴とするタルク複合強化プロピレ
    ン樹脂の着色方法。
JP31341986A 1986-12-27 1986-12-27 タルク複合強化プロピレン樹脂の着色方法 Pending JPS63165439A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995015353A1 (en) * 1993-12-03 1995-06-08 John Gould Colourants, coloured articles and methods of making them

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JPS6018529A (ja) * 1983-07-11 1985-01-30 Showa Denko Kk オレフイン系樹脂混合物の製造方法

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