JPS63164683A - 長時間磁気記録再生装置 - Google Patents

長時間磁気記録再生装置

Info

Publication number
JPS63164683A
JPS63164683A JP61308549A JP30854986A JPS63164683A JP S63164683 A JPS63164683 A JP S63164683A JP 61308549 A JP61308549 A JP 61308549A JP 30854986 A JP30854986 A JP 30854986A JP S63164683 A JPS63164683 A JP S63164683A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
recording
audio
head
video
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61308549A
Other languages
English (en)
Inventor
Chikayuki Okamoto
周幸 岡本
Hideo Nishijima
英男 西島
Michio Masuda
増田 美智雄
Masataka Sekiya
関谷 正尊
Hiroyasu Otsubo
宏安 大坪
Katsumi Mikamo
三鴨 克巳
Kazuyoshi Kotani
小谷 一孔
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP61308549A priority Critical patent/JPS63164683A/ja
Publication of JPS63164683A publication Critical patent/JPS63164683A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はヘリカルスキャン方式の磁気記録再生装置に係
り、特に長時間にわたる映像信号をサンプリング手法に
より時間短縮して磁気テープに記録することができるよ
うにした長時間磁気記録再生装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、ヘリカルスキャン方式の長時間磁気記録再生装
置では、周知のごとく記録映像信号は所定フィールドま
たはフレーム数毎に1フィールドまたはlフレーム単位
でサンプリングされて回転ビデオヘッドにより間欠的に
記録される。このような間欠的記録に際し、磁気テープ
は、記録映像信号の1サンプリング周期内に、回転ビデ
オヘッドによるヘリカルスキャントラックの1トラック
ピッチ分だけ駆動される。そして、このような駆動方式
としては、磁気テープを上記記録映像i言分のサンプリ
ング周期に見合う低速度で連続的に走行させる方式、あ
るいは特開昭58−62985号公報に開示されている
ように、映像信号の各サンプリング記録期間のみ、磁気
テープを間欠的に標準速度で走行させる方式等が知られ
ている。
後者の方式では、映像信号のサンプリング記録期間以外
では、磁気テープは停止しており、また前者の方式では
、磁気テープが停止することはないものの、通常、この
種長時間磁気記録再生装置では、上記記録映像信号のサ
ンプリング周期は極めて長く設定されることから、磁気
テープの走行速度も極めて低速度となっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
そのため、上記従来の長時間磁気記録再生装置では、通
常のヘリカルスキャン方式VTRのように、回転ビデオ
ヘッドによる映像信号の記録と合わせて、固定音声ヘッ
ドによる音声信号の記録を行うことはできず、また周知
のハイファイVTRのごとく、音声信号を映像信号の記
録トラックに多重化して記録するようにしたとしても、
この場合には、音声信号が上記した映像信号のサンプリ
ング周期と同じ周期でサンプリングされて記録されるに
すぎず、音声信号の記録としては実際上無意味なものと
なってしまう。
したがって、従来の長時間磁気記録再生装置は、専ら映
像信号を記録するためだけに用いられ、これに伴う音声
信号を記録することができないという問題があった。
本発明の目的は、このような従来技術の問題点を解消し
、長時間にわたる映像信号のサンプリング記録と合わせ
て、これに付随する音声信号をも記録可能とした、ヘリ
カルスキャン方式の長時間磁気記録再生装置を提供する
ことにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、ヘリカルスキャン方式の長時間磁気記録再
生装置において、音声信号の時間軸圧縮伸長手段と、回
転オーディオヘッドとを設け、これらによって音声信号
を時間軸圧縮してビデオトラックと並列的なオーディオ
トラックとして記録す゛ると共に、時間軸伸長して再生
復元し得るように構成することで達成される。
〔作用〕
上記回転オーディオヘッドは、回転ビデオヘッドと同時
に磁気テープを高速でヘリカルスキャンし、ビデオトラ
ックと並列的なオーディオトラックを形成するものであ
るから、これによる記録可能周波数帯域は、通常の音声
信号周波数帯域の数百倍に達する。それ故、時間軸圧縮
伸長手段により、音声信号の時間軸を数百分の1に圧縮
して(周波数帯域を数百倍として)記録することが可能
となり、例えば回転オーディオヘッドの1トレ一ス期間
(例えば1/60秒)内に4秒程度の音声信号を記録す
ることができる。 このような記録を行うために、上記
時間軸圧縮伸長手段は、映像信号の所定サンプリング記
録周期毎に、その間の音声信号を一時記憶し、これを回
転オーディオヘッドがビデオトラックと並列的なオーデ
ィオトラックをトレースするタイミングで高速で読出し
て時間軸圧縮して上記回転オーディオヘッドに供給する
作用をなす。再生時には、上記時間軸圧縮伸長手段は、
回転オーディオヘッドによって再生される時間軸圧縮さ
れた音声信号を、各オーディオトラック毎に、順次一時
記憶した後低速で読出して時間軸伸長し、原音声信号を
復元する作用をなす。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図〜第6図により説明する
第1図は、本発明の第1の実施例を示すブロック図で、
同図中、1は磁気テープ、21.23は回転ビデオヘッ
ド、22は回転オーディオヘッド。
24は回転へラドモータ、4.5,8.12.14は切
換スイッチ、2.3.6.7は増幅器、10はFM変調
器、11はFM復調器、13は時間軸圧縮伸長器、15
は音声信号源、16は音声信号出力回路、17は映像信
号記録処理回路、18は映像信号再生処理回路である。
本実施例の動作を以下に説明する。まず記録時には、切
換スイッチ4,5.8,12.14はそれぞれ端子A側
に切換えられる。映像信号記録処理回路17は記録映像
信号を所定フィールド数おきに1フィールド、順次サン
プリングして適宜FM変調等の処理を行う機能を有する
もので、該映像475)号記録処理回路17によりサン
プリングされてFM変調された映像信号は、増幅器6.
切換スイッチ8.5を経て回転ビデオヘッド23に供給
され、磁気テープ1に記録される。
一方、音声信号源15からの音声信号は、切換スイッチ
14を介して時間軸圧縮伸長器13に供給され、該時間
軸圧縮伸長器13で時間軸圧縮された後、切換スイッチ
12を介してFM変調器10に供給されてFM変調され
、更に増幅器2.切換スイッチ4を介して回転オーディ
オヘッド22に供給されて磁気チー11に記録される。
ここで、回転ビデオヘッド21.23は、周知のごとく
、回転へラドモータ24により、記録映像信号に同期し
て毎秒30回転(フレーム周波数)で回転され、磁気テ
ープ1を1フィールド毎に交互にトレースするようにな
っており、また回転オーディオヘッド22は、回転ビデ
オヘッド23と同時並列的に磁気テープ1をトレースす
るようにその配置位置が設定されているもので、上記し
た映像信号のサンプリング記録と、これに伴う時間軸圧
縮音声信号の記録とは、上記回転ビデオヘッド23と回
転オーディオヘッド22とが所定回数磁気テープ1をト
レースする毎に1回、順次間欠的に行われるものである
。そして、このような間欠的記録周期に対応して、磁気
テープ1は、前記したように、極めて遅い速度で、また
は間欠的に駆動されるようになっている。その結果、磁
気テープ1上には、第2図に示すように、対をなすビデ
オトラックVとオーディオトラックAとが順次隣接して
形成されることになる。なお、本実施例では、周知のア
ジマス記録方式が用いられており、回転ビデオヘッド2
1.23のアジマス角は正2回回転オーディオヘッド2
のアジマス角は負となっている。第1図、第2図におい
ては、このようなアジマス角を、それぞれ+、−で示し
ている。このようなアジマス記録方式を用いることによ
り、周知のごとく、隣接記録トラック間にガートバンド
を設けなくとも相互のクロストークが生じないようにす
ることができる。
次に、再生時には、切換スイッチ4,8,12゜14は
それぞれ端子B側に切換えられる。また、切換スイッチ
5は、回転ビデオヘッド21.23の回転位相に応じて
発生する周知のヘッド切換信号に制御されて端子A、B
側に交互に切換えられる。したがって、回転ビデオヘッ
ド21.23からの再生FM映像出力は、増幅器7に交
互に供給されて増幅され、映像信号再生処理回路18で
FM復調等の処理がなされて再生映像信号が得られる。
ここで、回転ビデオヘッド21は、回転ビデオヘッド2
3に対して、lトレース周期遅れて同一記録トラックを
トレースするように、回転軸方向に段差を設けて配置さ
れているもので、このような配置構成により、第2図に
示すように、磁気テープ1上のビデオトラック■がオー
ディオトラックAを挾んで1本おきに形成されているに
もかかわらず、各ビデオトラックVを2度ずつ繰返し再
生走査して連続した再生映像信号を得ることができる。
一方、音声信号は、回転オーディオヘッド22(回転ビ
デオへラド23と同時並列的にオーディオトラックAを
再生走査する。)によって再生され、切換スイッチ4.
増幅器3を経てFM復調器11に供給されて復調された
後、更に切換スイッチ12を経て時間軸圧縮伸長器13
に入力される。
時間軸圧縮伸長器13は、再生モード時には時間軸伸長
器として動作し、入力音声信号(時間軸圧縮された間欠
的音声信号)を時間軸伸長して元の連続的音声信号に復
元する。復元された音声信号は、適宜の音声信号出力回
路16を経て外部に出力される。
なお、以上説明した再生モード時において、磁気テープ
lは、通常、標準速度で走行駆動される(これにより長
時間記録が時間圧縮して再生される)のであるが、この
場合の各回転ヘッドの再生トラッキング状態について考
えると、記録時における磁気テープ1の駆動方式が、前
記した間欠駆動方式(磁気テープlを、回転ヘッドによ
る各サンプリング記録期間中のみ標準速度で駆動する。
)である場合には、各サンプリング記録期間、すなわち
各記録トラック形成時におけるテープ走行速度と再生時
におけるテープ走行速度とが一致し、各回転ヘッドによ
る再生走査軌跡の傾斜角度は、各記録トラックの傾斜角
度に一致することになるので、再生時のトラッキングに
何等問題は生じない。しかし、記録時における磁気テー
プ1の駆動方式が前記した連続低速走行駆動方式である
場合には、各記録トラック形成時におけるテープ走行速
度と再生時におけるテープ走行速度との相違により、そ
のままでは良好な再生トラッキング状態を得ることはで
きない。而して、このような場合には、例えば再生時に
おけるテープ走行速度を標準速度よりも遅くして記録時
と再生時のテープ走行速度の差異をなるべく小さくした
り、あるいは各回転ヘッドの高さ位置(回転軸方向の位
置)を各トレース周期内で変位させて、それらの再生走
査軌跡の傾斜角度を記録トラックの傾斜角度に一致させ
るような周知のトラッキング制御手段を用いることによ
り、再生時のトラッキングをとることができる。
次に本発明の第2の実施例を第3図について説明する。
この実施例は、回転ビデオヘッドと回転オーディオヘッ
ドとをそれぞれ2個ずつ設け、これらによって映像信号
と音声信号の記録、再生を行うようにしたもので、第3
図中、31.32は回転オーディオヘッド、33.34
は回転ビデオヘッド、35は回転オーディオヘッド31
.32を交互に切換える切換スイッチである。その他の
構成は、第1図の実施例とまったく同一である。
本実施例では、回転オーディオヘッド31と回転ビデオ
ヘッド33、および回転オーディオヘッド32と回転ビ
デオヘッド34とがそれぞれ同時並列的に磁気テープ1
をヘリカルスキャンするようになっており、これらの各
回転ヘッド対によって、サンプリング映像信号と時間軸
圧縮音声信号とが第2図と同様のビデオトラックVとオ
ーディオトラックAに順次記録され、またこれらトラッ
クV、Aから再生される。このような記録、再生を行う
ために、切換スイッチ5と35とは、周知のヘッド切換
信号により、ヘッド31.33とヘッド32.34との
交互のトレース期間に対応して切換え制御される。本実
施例では、第1図の実施例とは異なり、記録時に2個の
回転ビデオヘッド33.34が用いられるので、フレー
ム単位の映像信号のサンプリング記録が可能となる。そ
の他の本実施例の動作については、第1図の実施例と同
様であるので、説明を省略する。
なお、本実施例においても、第1図の実施例と同様に、
アジマス記録方式が用いられており、例えば回転オーデ
ィオヘッド31.32のアジマス角を±3061回転ビ
デオヘッド33.34のアジマス角を 6″とすること
ができる。
以上、本発明の第1.第2の実施例について説明したが
、次に、これらの実施例で用いられている音声信号の時
間軸圧縮伸長器13の具体的構成例を第4図について説
明する。
第4図において、40は入力信号をサンプリングする入
力サンプラ、41はメモリ入力ポート42はメモリセル
、43はメモリ出力ポート 44は出力同期化回路、4
5,46,49.50は切換スイッチ、47は高周波発
振器、48は低周波発振器、52は入力コントローラ、
53は出力コントローラ、56.57はローパスフィル
タ(以下LPFと略す)であり、上記各構成要素のうち
、41,42.43によってメモリ51が構成されてい
る。また、54はアナログ−ディジタル変換器(以下、
A/D変換器と略す)、55はディジタル−アナログ変
換器(以下、D/A変換器と略す)であるが、これらは
、メモリ51としてアナログメモリを用いる場合には省
略可能なものである。
次に、上記のごとき構成の時間軸圧縮伸長器13の動作
について説明する。
まず、記録モード時には、各切換スイッチ45゜46.
49.50は共に端子A側に切換えられる。
したがって、音声信号源15(第1図、第3図参照)か
らの記録音声信号は、切換スイッチ46゜LPF57.
A/D変換器54.入力サンプラ40を経てメモリ51
に供給される。メモリ51は、入力コントローラ52に
よる書込み指令制御に基づいて、入力サンプラ40から
の出力音声信号をメモリ入力ポート41を介してメモリ
セル42に書込んで記憶する。この書込み動作時、低周
波発振器48から出力される低周波クロック信号が書込
みクロック信号として入力サンプラ40とメモリ入力ポ
ート41に供給される。
メモリセル42に一旦記憶された記録音声信号は、出力
コントローラ53による読出し指令制御に基づいてメモ
リ出力ポート43を介して続出され、出力同期化回路4
4.D/A変換器55.切換スイッチ45を経て第1図
または第3図のFM変調器10に出力される。この読出
し動作時、高周波発振器47からの高周波クロック信号
が読出しクロック信号としてメモリ出力ポート43と出
力同期化回路44に供給される。
ここで、今、低周波発振器48から出力される低周波ク
ロック信号の周波数f、を15 KI Z、高周波発振
器47から出力される高周波クロック信号の周波数f2
を3.6MHzとすれば、これらクロック信号を用いた
メモリ51の書込み、読出し動作により、記録音声信号
は、L/fz= 1 / 240に時間軸圧縮されるこ
とになる。それ故、第1図または第3図で説明した回転
オーディオヘッドの1トレ一ス期間、すなわち1/60
秒間に、(1/60)X240=4秒間の音声信号を記
録することが可能となる。
一方、再生モード時には、切換スイッチ45゜46.4
9.50はそれぞれ端子B側に切換えられるので、回転
オーディオヘッドから再生される時間軸圧縮された音声
信号は、切換スイッチ45゜LPF56.A/D変換器
54.入力サンプラ40を経てメモリ5Iに供給され、
記録モード時とは逆に、高周波発振器47からの高周波
クロック信号によって書込まれ、低周波発振器48から
の低周波クロック信号によって読出されることにより時
間軸伸長されて元の音声信号に復元される。
そして復元音声信号は、出力同期化回路44.D/A変
換器55.切換スイッチ46を介して音声出力回路16
(第1図、第3図参照)に供給される。
ここで、上記LPF56.57は、サンプリングの折返
しノイズを除去するために設けられているもので、これ
らのカットオフ周波数は、LPF56が2MHz、LP
F57が6KHz程度となっている。
なお、第4図の例では、高周波発振器47と低周波発振
器48とを別個に設けているが、低周波発振器48を設
けることなく、高周波発振器47の出力を分周し、この
分周出力を低周波発振器48の出力に代えて用いるよう
になし得ることはいうまでもない。この場合には、上記
分周出力の分周比mが記録音声信号の時間軸圧縮比とな
る。
さて、以上のような時間軸圧縮伸長器13においては、
第1図または第3図の説明から明らかなように、音声信
号の時間軸圧縮または伸長比は、映像信号のサンプリン
グ記録周期に対応して設定されなければならず、またメ
モリ51の書込み、読出し動作は、前記回転オーディオ
ヘッドによる音声信号の記録、再生タイミングと同期し
て制御されなければならない。
第5図に、上記のごとき時間軸圧縮または伸長比の設定
と、メモリ51の書込み、読出し動作の同期制御を達成
するための具体的構成例を示す。
この例は、第3図の実施例について、これを具体化した
もので、61はヘッド回転検出器、62はキャプスタン
モータ、63はキャプスタンモータ駆動回路、64はヘ
ッド回転信号分周器、65  。
は加速減速制御回路、66はクロック分周器、67は分
周比コントローラ、100は切換スイッチである。その
他の構成部分は、第3図、第4図で説明したものと何等
変りがないので、対応構成部分に同一番号を付し、その
説明は省略する。
なお、第5図の例では、第3図の回転ビデオヘッド33
.34およびこれらヘッドに対する映像信号の記録再生
回路系については図示を省略している。
以下、第5図の具体的構成例の動作について説明する。
まず、本例では、記録モード時に分周比コントローラ6
7を操作してヘッド回転信号分周器64とクロック分周
器66の分周比mを適宜の値、例えばm=240に定め
る。これにより、ヘッド回転検出器61から出力される
30Hzのヘッド回転信号は、分周器64により1/2
40に分周され、8秒の周期を有する信号となる。この
信号は、特に図示していないが、第3図の映像信号記録
処理回路17に送られ、映像信号の記録サンプリング周
期を定める信号(以下、これをサンプリング周期信号と
いう。)となる。すなわち、該信号により映像信号は、
8秒(240フレーム)に一度の割合で1フレーム分が
サンプリングされて回転ビデオヘッド33.34により
磁気テープ1に記録されることになる。また、上記サン
プリング周期信号は、分周器64から加速減速制御回路
65にも供給され、これに基づいて制御回路65は、映
像信号がサンプリング記録されるタイミングに合わせて
磁気テープ1を標準速度で間欠的に走行させるように、
キャプスタンモータ駆動回路63を制御する。その結果
、磁気テープ1の平均走行速度は、前記分周比に対応し
て標準速度の17240の低速となる。なお、映像信号
のサンプリング記録周期が比較的短い場合(例えば上記
分周比が8〜16程度の場合)には、上記のごとき磁気
テープの間欠駆動制御方式に代えて前記した連続的な低
速駆動制御方式を用いることもできる。
一方、クロック分周器66は、前記した分周比コントロ
ーラ67によって定められた分周比に基づいて高周波発
振器47から出力される3、6MHzの高周波クロック
信号を1/240分周し、15KHzの低周波クロック
信号を形成する。そして記録モード時には、前記したよ
うに、時間軸圧縮伸長器13のメモリ51に対して上記
低周波クロック信号が書込みクロック信号として供給さ
れ、また上記高周波クロック信号が読出しクロック信号
として供給されるので、これにより音声信号の時間軸は
1/240に圧縮される。換言すれば、8秒間(映像信
号の240フレーム分)の音声信号が1/30秒間(映
像信号の1フレーム分)の音声信号に時間軸圧縮された
ことになり、該時間軸圧縮された音声信号は、1対の回
転オーディオヘッド31.32に供給されて各ヘッドに
よる記録トラックにそれぞれ4秒分ずつ記録される。こ
こで、回転オーディオヘッド31.32による音声信号
の記録は、前記したように、回転ビデオヘッド33.3
4(第3図)による映像信号のサンプリング記録と同時
並列的に行われなければならず、その記録タイミングに
同期するようにメモリ51の書込み、読出し動作を制御
する必要がある。
そのため、ヘッド回転検出器61からの30Hzのヘッ
ド回転信号と分周器64から出力される前記8秒周期の
サンプリング周期信号とが切換スイッチ100に供給さ
れ、該切換スイッチ100は、記録モード時では、上記
サンプリング周期信号を書込み制御信号Yとしてメモリ
51の入力コントローラ52に与え、また、上記ヘッド
回転信号を読出し制御信号Xとして出力コントローラ5
3に与える。その結果、入力コントローラ52は、8秒
周期でメモリ51の書込みアドレスをリセットしてメモ
リ51に順次、音声信号の書込みを行わせ、出力コント
ローラ53は、l/30秒周期でメモリ51の読出しア
ドレスをリセットし、メモIJ51からは、上記書込み
アドレスリセット直後の1/30秒間に音声信号が時間
軸圧縮されて読出されて回転オーディオヘッド31.3
2に順次供給される。
一方、再生モード時には、通常、磁気テープ1は、前記
したように標準速度で連続的に走行され(加速減速制御
回路65によるキャプスタンモータ駆動回路の制御は解
除される)、回転オーディオヘッド31.32からは、
時間軸圧縮された音声信号が連続的に再生されることに
なる。そこでこの再生音声信号を入力コントローラ52
(再生モード時には、切換スイッチ100の切換えによ
り、30Hzの書込み制御信号が与えられる)による制
御のもとに、一旦メモリ51に順次書込み、その後、出
力コントローラ53 (再生モード時には、切換スイッ
チ100の切換えにより、8秒周期の読出し制御信号が
与えられる)による制御のもとにメモリ51から時間軸
伸長して読出して元の音声信号を復元する。この際、切
換スイッチ49.50の切換えにより、メモリ51に対
する書込みクロックとして高周波発振器47から出力さ
れる高周波クロック信号が、また読出しクロックとして
クロック分周器66から出力される低周波クロック信号
が用いられることはいうまでもない。
以上、本発明の第1.第2の実施例について説明した。
これらの実施例においては、時間軸圧縮伸長器13は、
専ら映像信号を長時間記録再生する場合に、音声信号の
記録再生機能を付加するためにのみ用いられているが、
これを更に多面的に利用し、通常の態様で記録されたビ
デオテープのサーチ再生時における音声信号の時間軸変
換のために兼用することも可能である。すなわち、従来
のサーチ再生では、固定音声ヘッドから再生される音声
信号は、時間軸が縮まってしまい、高音。
高速となって意味不明瞭となってしまうが、これを上記
時間軸圧縮伸長器13を利用して通常の音声信号の時間
軸にもどし、断続的ながらも音声内容の把握を可能とす
ることができる。
第6図は、そのような機能をも達成し得る本発明の第3
の実施例を示すブロック図である。図中70は音声用の
固定ヘッド、71はコントロールヘッド、72.75は
分周器、73は位相制御器。
74はキャプスタンF C(F requency  
Generator)発生器、76は速度制御器、77
は加算制御器、ao、atは増幅器、82.83は切換
スイッチ、90は分周器である。ここで実際には、コン
トロールヘッド71からの出力、およびキャプスタンF
C発生器74からの出力には増幅器が付加されているが
、ここでは簡単のため図示していない。
まず、キャプスタンFG発生器74からのFC信号は、
分周比コントローラ67により設定された分周比に基づ
き分周器75で1/1分周され、速度制御器76に入力
される。通常の走行時には、分周器75での分周比1、
つまり入力信号をそのまま出力する。これに対し上記の
ように1/1分周を行うと、1倍速のサーチとなる。こ
の時、コントロールヘッド71からの信号も1/1分周
して位相制御器73に印加することにより、1倍速でノ
イズロックされた(画面上のノイズバー位置が固定され
た)サーチとなる。この制御において、位相制御器73
の制御の方は本質的でないのでオフしておいても良い。
一方、分周比コントローラ67からの出力は、時間軸圧
縮伸長器13にも入力され、第6図では明示されていな
いが、前述したメモリ51への書込みクロック周波数に
対する読出しクロック周波数の比を1/1に設定する。
そのため、時間軸圧縮伸長器13による時間軸伸長比は
1倍となる。
ここで、切換スイッチ82.14が端子B側に、また切
換スイッチ83が端子C側に切換えられているものとす
れば、音声用固定ヘッド70から再生される音声信号(
1倍速再生により時間軸が1/1に圧縮されている。)
は、時間軸圧縮伸長器13に入力され、その時間軸が4
倍に伸長されて通常の音声信号となり、音声出力回路1
6に供給される。この場合、時間軸圧縮伸長器13によ
る音声信号の時間軸伸長作用に必要となるメモリ51の
書込み、読出し動作は、コントロールヘッド71から再
生されるコントロール信号に基づいて制御される。すな
わち、該再生コントロール信号は、一方では、切換スイ
ッチ100を介して入力コントローラ52に入力される
と共に、他方では、分周器90 (分周比コントローラ
67により分周比が1/Jに設定されている)により1
/1分周された後、切換スイッチ100を介して出力コ
ントローラ53に供給され、これらによってメモリ51
は、第5図の実施例で説明したのと同様の動作により、
再生コントロール信号のβ周期毎の1周期に断続的に書
込み動作を行い、各1周期分の書込み音声信号を再生コ
ントロール信号のβ周期にわたり連続的に読出し動作を
行う。かかるメモリ51の書込み、読出し動作から明ら
かなように、本実施例では、音声用固定ヘッド70から
の再生音声信号が間欠的に取出されることになるが、た
とえ間欠的ではあっても、その時間軸が前記したように
通常の時間軸に復元されているので、その内容を十分理
解することが可能となる。ただし、この場合、間欠的な
再生音声信号の取出し周期がある限度以下でなければな
らないことはいうまでもない。この再生音声信号の取出
し周期については、上記の説明では再生コントロール信
号周期の1倍(高速サーチ再生の倍速比)に等しいもの
としたが、必ずしもこれに限定されるものではなく、例
えば再生コントロール信号の周波数を適宜の手段により
P倍(P>1)とし、これを前記入力コントローラ52
に加えると共に、分周器90によりl/1分周して出力
コントローラ53に加えるようになすことで、上記再生
音声信号の取出し周期を、再生コントロール信号周期の
l/Pに短縮することができる。
なお、第6図の実施例で、切換スイッチ83が端子Aま
たはB側に切換えられる場合には、第5図の実施例で説
明したのとまったく同様にして、回転オーディオヘッド
31.32による長時間記録再生モードでの音声信号の
時間軸圧縮記録と時間軸伸長再生が行われる。この場合
、第6図では筒車化のために図示を省略しているが、第
5図で説明した時間軸圧縮伸長器13の動作制御系とキ
ャプスタンモータ62の駆動制御系とが第6図の対応す
る制御系に代えて切換え使用さるべきことはいうまでも
ない。
また、第6図の実施例では、切換スイッチ82を端子A
側に切換えると、音声信号源15からの音声信号が増幅
器80を経て音声用の固定ヘッド70に供給され、通常
のモードで記録されるようになっている。
以上説明した以外の第6図の実施例の構成の細部および
その作用は、第1図〜第5図で既に説明した通りである
ので、これ以上の重複説明は省略する。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、サンプリング的
記録によって映像信号を長時間にわたって記録可能とし
たヘリカルスキャン方式の長時間磁気記録再生装置にお
いて、映像信号と合わせて、これに付随する音声信号を
も記録することができるので、その利用価値、商品価値
を一層高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示すブロック図、第2
図はその記録トラックパターンを示す図。 第3図は本発明の第2の実施例を示すブロック図。 第4図は本発明で用いられる音声信号の時間軸圧縮伸長
器の具体的構成例を示すブロック図、第5図は該時間軸
圧縮伸長器を第3図の実施例に適用した場合における具
体的構成例を示すブロック図。 第6図は本発明の第3の実施例を示すブロック図である
。 13・−・−・時間軸圧縮伸長器、15・−・−音声信
号源、  16−・−音声信号出力回路、17−・−・
・映像信号記録処理回路、1B−−−〜−・−映像信号
再生処理回路。 21 、 23. 33. 34−−−−−−−・回転
ビデオヘッド。 22、 31. 32−−m−・一回転オーディオヘッ
ド。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、映像信号を1フィールドまたは1フレーム単位で所
    定フィールドまたはフレーム数おきにサンプリングして
    回転ビデオヘッドにより磁気テープ上のビデオトラック
    に間欠的に記録することにより長時間記録を可能とした
    磁気記録再生装置において、音声信号の時間軸圧縮伸長
    手段と、回転オーディオヘッドとを設け、これらによつ
    て音声信号を時間軸圧縮して上記ビデオトラックと並列
    的なオーディオトラックとして記録すると共に、時間軸
    伸長して再生復元し得るように構成したことを特徴とす
    る長時間磁気記録再生装置。
JP61308549A 1986-12-26 1986-12-26 長時間磁気記録再生装置 Pending JPS63164683A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61308549A JPS63164683A (ja) 1986-12-26 1986-12-26 長時間磁気記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61308549A JPS63164683A (ja) 1986-12-26 1986-12-26 長時間磁気記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63164683A true JPS63164683A (ja) 1988-07-08

Family

ID=17982364

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61308549A Pending JPS63164683A (ja) 1986-12-26 1986-12-26 長時間磁気記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63164683A (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5558807A (en) * 1978-10-20 1980-05-01 Pioneer Electronic Corp Video signal recording and reproduction unit
JPS5953603A (ja) * 1982-09-20 1984-03-28 Toyo Soda Mfg Co Ltd 金属クロムの活性焼結法
JPS60175210A (ja) * 1984-02-21 1985-09-09 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> デイジタル音声信号の記録再生方式
JPS6174483A (ja) * 1984-09-20 1986-04-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 映像・音声記録再生装置
JPS61237205A (ja) * 1985-04-12 1986-10-22 Victor Co Of Japan Ltd 磁気記録再生装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5558807A (en) * 1978-10-20 1980-05-01 Pioneer Electronic Corp Video signal recording and reproduction unit
JPS5953603A (ja) * 1982-09-20 1984-03-28 Toyo Soda Mfg Co Ltd 金属クロムの活性焼結法
JPS60175210A (ja) * 1984-02-21 1985-09-09 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> デイジタル音声信号の記録再生方式
JPS6174483A (ja) * 1984-09-20 1986-04-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 映像・音声記録再生装置
JPS61237205A (ja) * 1985-04-12 1986-10-22 Victor Co Of Japan Ltd 磁気記録再生装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0429127B2 (ja)
JPS63164683A (ja) 長時間磁気記録再生装置
JPH0376553B2 (ja)
JP3041992B2 (ja) ディスク再生装置
JPS6035724B2 (ja) 音声信号記録再生方式
KR940000977B1 (ko) 정보 기록 방법 및 장치
JPH02104193A (ja) 映像再生装置
JP3312206B2 (ja) 磁気テープ記録装置
JPH04206072A (ja) 磁気記録再生装置
JPH04318301A (ja) 磁気テープ記録装置
JPH0480467B2 (ja)
JPH0793716B2 (ja) 間欠磁気記録再生装置
JPS63242078A (ja) タイムラプスビデオテ−プレコ−ダの長時間音声記録装置
JP2768035B2 (ja) 間欠磁気記録再生装置
JPS6243988A (ja) 静止画像・音声信号の記録・再生装置
JPH0814931B2 (ja) 情報記録装置
JPS62253279A (ja) 磁気記録再生装置
JPS6359081A (ja) 信号再生装置
JPH02158989A (ja) 回転ヘッド型磁気記録再生装置
JPH04324149A (ja) 磁気テープ記録装置
JPS6129454A (ja) デイジタル音声信号伝送方法
JPS6093606A (ja) 磁気記録再生装置
JPH02124689A (ja) 長時間ハイファイビデオテープレコーダ
JPS61104369A (ja) 磁気記録再生装置
JPS63271764A (ja) 情報記録再生装置