JPS6316337A - マイクロコンピュータにおけるチェックサム回路 - Google Patents

マイクロコンピュータにおけるチェックサム回路

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JPS6316337A
JPS6316337A JP61160360A JP16036086A JPS6316337A JP S6316337 A JPS6316337 A JP S6316337A JP 61160360 A JP61160360 A JP 61160360A JP 16036086 A JP16036086 A JP 16036086A JP S6316337 A JPS6316337 A JP S6316337A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、マイクロコンピュータシステムにおいて、
一連のメモリ領域をブロック転送する際に、転送された
データの有効性をチェックするために用いる、マイクロ
コンピュータにおけるチェックサム回路に関する。
従来技術 ]ンピュータシステムにおいて、メモリに記″践された
情報を読み出すとき、あるいは、情報をメモリに記憶せ
しめるときに、そのデータ転送に誤りがなかったか否か
を判断する手法は、種々のものが提案されており、その
最も単純なものは、転送データをビット彬位にチェック
する垂直パリティ方式で必る。
しかしながら、このものは、1ワードまたは1バイトの
データの中のビット情報に着目するものであるから、多
数ワード、または、多数バイトのデータを、いわゆるブ
ロック転送する際の、ワードまたはバイト単位の転送誤
りを適確に検出することは至難で必って、これに対処す
る手法として、巡回冗長検査(Cyclic  Red
unda−ncy  Check (CRC))方式や
水平パリティチェック方式が知られており、殊に、後者
は、転送すべき多数ワードまたは多数バイトのデータの
各対応ビット間の累積合計からなるパリティワードの内
容を以って、転送誤りを検知するための情報源とするも
ので、サムチェック方式とも呼ばれる周知の方法である
。また、これらの方式によるときは、単に、ブロック転
送の際に発生する転送誤りの検出のみならず、引き続く
2回のブロック転送の間におけるデータの同一性のチェ
ックができるものであるから、その間に、プログラムミ
ス等によって、同一に保たれるべきデータ内容の破壊が
発生したことも、容易に検出できるものである。
而して、従来のコンピュータシステム、殊に、マイクロ
コンピュータシステムにおいて、かかるサムチェック方
式を実現しようとするときは、パリティワードを記憶す
べきチェックサムレジスタを、システムの入出力機器と
して外付けするとともに、1ワードまたは1バイトのデ
ータを転送する都度、そのデータ内容を前記チェックサ
ムレジスタにも転送し、一連のブロック転送の最後に、
当該チェックサムレジスタの内容を読み取る操作が必要
であったから(第5図)、この方式を実行するときは、
チェックサムをとらない場合に比して、同図中のプログ
ラムステップ(1)、(3)、(6)が余分の動作とな
り、したがって、転送に要する処理時間が極端に長くな
るという重大なる欠点が避けられないものでおった。た
とえば、インテル社製の8086系マイクロコンピユー
タを中央演算装置として使用したシスタムにおいては、
1024バイトのブロック転送を行なうとき、チェック
サムをとらないときは、リピートプリフィックス命令と
ストリング操作命令とを活用することによって、約51
30クロツクの処理時間で済むのに対して、チェック丈
ムをとるときは、高速の前記各命令を活用できないこと
と、1ワード(2バイト)ごとに、外付けのチェックサ
ムレジスタへのデータ転送を要することとが相俟って、
同一バイト数のブロック転送に、約17940クロツク
もの処理時間を要するものでおる。
そこで、この発明の目的は、かかる従来技術の実情に鑑
み、いかなるタイプの転送命令を使用するとしても、シ
ステムのバス上には、1ワードまたは1バイトの転送単
位ごとに、そのアドレス信号とデータ信号とが時系列的
に現われることに着目し、このデータ信号を、ビット単
位に逐次加算するための全加算器とチェックサムレジス
タとをバスに接続することによって、チェックサムレジ
スタには、ハードウェアを介して、前記データ信号のチ
ェックサムを集積することができるから、中央演算装置
に対して、余分な処理時間を殆んど付加することなしに
チェックサムをとることができる、新規の、マイクロコ
ンピュータにおけるチェックサム回路を提供することに
おる。
問題点を解決するための手段 而して、かかる目的を達成するためのこの発明の構成は
、ブロック転送の際に、バス上に時系列的に現われるデ
ータ信号をビット単位に加算する全加算器と、該全加算
器の出力を貯えるチェックサムレジスタと、該チェック
サムレジスタの内容をバスに出力するドライバとを備え
、チェックサムレジスタは、入出力機器として、その内
容の読取りと消去とができるようにするとともに、アド
レスデコーダを設けて、チェックサムをとるべきアドレ
ス範囲の設定ができるようにしたことをその要旨とする
作用 かかる構成によれば、ブロック転送が行なわれる際には
、その転送単位たる19−ドまたは1バイトごとに、バ
ス上には、アドレス信号とデータ信号とが現われるから
、アドレス信号の内容が前記アドレスデコーダに設定さ
れる範囲内であるときにのみ、前記全加算器が、バス上
のデータ信号のビット単位の加算を行ない、その結果を
チェックサムレジスタに累積せしめることによって、余
分な処理時間を殆んど要することなく、当該ブロック転
送に当ってのチェックサムを得ることができるとともに
、チェックサムレジスタの内容の読取りと消去とを行な
うことによって、得られたチェックサムの、中央演算装
置による読取りと、チェックサムレジスタのイニシャラ
イズとを行なうことができるものである。
実施例 以下、図面を以って実施例を説明する。
マイクロコンピュータにおけるチェックサム回路10は
、全加算器13と、チェックサムレジスタ14と、ドラ
イバ15と、アドレスデコーダ18とを主要要素として
なる(第1図)。
マイクロコンピュータシステムは、中央演算装置(CP
U> 1と、メモリユニット2と、1または2以上の入
出力機器3とが、システムバス(以下、単に、バスとい
う)9を以って接続されて形成されており、チェックサ
ム回路10は、このバス9に接続されている。
バス9は、データバス9aと、コントロールバス9bと
、アドレスバス9cとからなり、中央演算装置1と、メ
モリユニット2、または、入出力機器3との間は、バス
9を介して接続されているから、これらの装置の相互間
においてデータ転送を行なう都度、データバス9a、コ
ントロールバス9b、アドレスバス9C上には、それぞ
れ、時系列的に、所定のデータ信号、制御信号、アドレ
ス信号が現われるものである。ただし、ここでは、デー
タバス9aは、16ビツトのデータ信号□。
〜D15を同時に搬送するために16本の信号線からな
り、アドレスバス9Cは、20ビツトのアドレス信号A
O−A19を同時に搬送するために20本の信号線から
なるものとし、また、コントロールバス9bは、所要の
適当なる本数の信号線からなるものとする。
全加算器13は、16ビツトのフルアダーであって、そ
の入力は、排他的論理和回路11と、テンポラリレジス
タ12とを介して、バス9のデータバス9aに接続され
ている。すなわち、データバス9aの下位8ビツトDO
〜D7は、排他的論理和回路11を介して、また、上位
8ビツトD8〜D15は、直接に、それぞれ、テンポラ
リレジスタ12に入力され、テンポラリレジスタ12の
出力は、そのまま、全加算器13の入力となっている。
また、アドレスバス9Cの最下位ビットAOを除く下位
8ビツトA1〜A8が、排他的論理和回路11に入力さ
れている。
チェックサムレジスタ14は、全加算器13の出力を入
力とする16ビツトのレジスタであって、その出力は、
全加算器13にフィードバックされるとともに、ドライ
バ15を介して、データバス9aに接続されている。た
だし、第1図においては、データバス9aから、排他的
論理和回路11、テンポラリレジスタ12、仝力0算器
13、チェックサムレジスタ14、ドライバ15に至る
回路は、16ビツトのデータ信号[)O−[)15の下
位8ビツトDO〜D7と上位8ビツトD8〜D15とを
、それぞれ、別の信号線としてシき表わしておる。
アドレスバス9Cには、入出力ボートコンパレータ16
が接続されている。入出力ポートコンパ    ・レー
タ16には、アドレスバス9Cの下位16ビツトAO−
A15が入力されるとともに、16ビツトのディップス
イッチからなる入出力ボート設定スイッチ16aも入力
されており、また、その出力は、コントロールバス9b
から入出力制御信号IOR,IO〜■とともに、入出力
制御部17に入力されている。さらに、入出力制御部1
7の出力は、出力信号S1.36として、それぞれ、チ
ェックサムレジスタ14とドライバ15とに接続されて
いる。
アドレスバス9Cの上位3ビツトA17〜A19には、
アドレスデコーダ18が接続されていて、これには、コ
ントロールバス9bからのリフレッシュ信号RFSHも
入力されている。アドレスデコーダ18の出力は、コン
トロールバス9bからのメモリ読取り・書込み制御信号
MRC,MWCとともに、出力信号S2として、タイミ
ング制御部19に入力される一方、タイミング制御部1
9の出力は、テンポラリレジスタ12とチェックサムレ
ジスタ14とに接続されている。
メモリユニット2は、本体RAM2aと、バンクRAM
窓口2bを介して切り換えられる複数のバンクRAM2
c、2C・・・と、バンクRAM2c、2C・・・を切
り換えるためのバンクレジスタ2dとを含んでなるもの
とする(第2図)。すなわち、本体RAM2aのメモリ
容量の不足を補うために、複数のバンクRAM2G、2
C・・・を用意し、このバンクRAM2G、2G・・・
のイ壬意の11固を、バンクレジスタ2dに設定したイ
ンデクスによって指定することにより、本体RAM2a
と、指定されたバンクRAM2cとを合体したメモリ領
域を完成しく第3図)、中央演算装置1は、その20ビ
ツトのアドレス信号AO〜A19によって、本体RAM
2aと指定されたバンクRAM2cとからなるメモリ領
域の全域をアクセスできるものである。ただし、すべて
のバンクRAM2c、2c・・・の容量は同一であるも
のとし、そのアドレス範囲ADi〜AD2は固定されて
いて、バンクRAM窓口2bのアドレス範囲ADI〜A
D2と合致しているものとする。このようにして、本体
RAM2aと、任意に切換え可能な複数のバンクRAM
2C12C・・・とによって、中央演算装置1がアクセ
ス可能なメモリ領域を完成するので、中央演算装置1に
よって直接アクセス可能なRAM領域を、はとんど無制
限に拡張できるものである。
なお、バンクRAM2c、2c・・・とバンクRAM窓
口2bとの各アドレス範囲ADI〜AD2は、ラウンド
ナンバとし、アドレスデコーダ18に入力されるアドレ
スバス9cの上位3ビツトA17〜A19によって、こ
のアドレス範囲ADI〜AD2の上下限値ADI 、A
D2が表現できるものとする。
いま、指定されたバンクRAM2cに含まれる任意のフ
ァイルfbを、本体RAM2aの任意の領域にあるファ
イルfmにブロック転送するに当って、チェックサムを
とることを考える。
まず、中央演算装置1において出力命令を実行して、チ
ェックサムレジスタ14の内容を消去し、そのイニシャ
ライズを行なう。すなわち、入出力ボート設定スイッチ
16aにおいて設定された入出力ボート番号をオペラン
ドとする出力命令を実行すると、アドレスバス9Cには
、当該入出力ポ−ト番号を示すアドレス信号AO−A1
5が硯われるから、入出力ボートコンパレータ16は、
アドレスバス9Cと入出力ボート設定スイッチ16aと
からの各入力信号の一致を検出して、その出力を発生す
る。一方、出力命令の実行によって、コントロールバス
9bの出力制御信号IOWが発生するから、前記入出力
ポートコンパレータ16の出力と出力制御信号IOWと
を入力とする入出力制御部17は、出力信号S1を発生
しく第4図の信号波形S1、以下、単に、(Sl)のよ
うに記す)、これによって、チェックサムレジスタ14
の内容を消去して、チェックサムレジスタ14のイニシ
ャライズを行なう。チェックサムレジスタ14がイニシ
ャライズされれば、その出力が全加算器13にフィード
バックされているから、全加算器13も、その内容がク
リアされてイニシャライズされる。
次いで、中央演算装置1は、ファイルfbの最初の1ワ
ードをファイルfI11に転送するべく、ファイルfb
の最初のワードのアドレスにアクセスする。これによっ
て、アドレスバス9Cには、当該アドレスに対応するア
ドレス、j言号AO〜A19が現われるが(AO−A1
9) 、このとき、あらかじめ、アドレスデコーダ1B
には、バンクRA〜1窓口2bのスタートアドレスAD
IとエンドアドレスAD2とを設定しておくものとする
。而して、ファイルfbは、バンクRA M窓口2bと
同一のアドレス範囲ADI〜AD2を有するバンクRA
M2cに含まれるものであるから、ファイルfbの最初
のワードのアドレスは、当然に、アドレス範囲ADI〜
AD2の中にある。そこで、アドレスデコーダ18は、
アドレスバス9Cに現われるアドレス信号△O〜A19
が、設定されたアドレス範囲AD1〜AD2の間におる
とぎに、その出力信号S2を発生するものとし、アドレ
ス信号AO−A19がアドレス範囲AD1〜AD2に含
まれないとき、その出力信号S2を発生しないような、
一種の、コンパレータとゲートとの組合せからなるもの
とすれば、前記の、ファイルfbの最初のワードへのア
クセスの際には、アドレスデコーダ18の出力信号S2
が得られ(S2)、これがタイミング制御部19に入力
される。
一方、ファイルfbの最初のワードにアクセスするため
に、中央演算装置1によって実行される命令は、ファイ
ルfbの当該ワードの内容を読み取るための、メモリリ
ード命令でめるから、コントロールバス9bのメモリ読
取り制御信号MRCが現われる(MRC)。タイミング
制御部19は、前記アドレスデコーダ18の出力信号S
2と、コントロールバス9bのメモリ読取り制御信号M
RCとを入力されて、出ツク信号S3を発生しくS3)
、これが、テンポラリレジスタ12をイニシャライズす
る。
前記メモリリード命令の実行の結果、アドレスバス9C
上のアドレス信@AO〜A19、コントロールバス9b
のメモリ読取り制御信号MRCは、ともに、バス9を介
して、メモリユニット2にも供給されるから、メモリユ
ニット2は、これに呼応して、当該アドレスのメモリ内
容、すなわち、ファイルfb(7)最初のワードの内容
を、データバス9a上に、データ信号DO〜015とし
て出力する(Do〜D15)。このデータ信号DO〜D
15の下位8ビツト[)0−[)7は、アドレスバス9
C上にある、アドレス信号AO〜A19の最下位ビット
AOを除いた下位8ビツトA1〜八8とともに、排他的
論理和回路11に入力されて、ここで、対応する各ビッ
ト相互間の排他的論理和がとられ、その結果の8ビツト
と、データ信号DO−D15の上位8ビツトD8〜[)
15とが、ともに、テンポラリレジスタ12に入力され
る。
テンポラリレジスタ12に対する入力データのセットは
、タイミング制御部19の、別の出力信号S4によって
行なわれる。すなわち、出力信号S4は、メモリ読取り
制御信号MRCの復帰のタイミングで出力されるものと
しくS4)、その時点においては、データバス9a上に
は、データ信号Do −、−015が確定した信号とし
て存在している。
このようにして、出力E ’j S ’lによって、テ
ンポラリレジスタ12にセットされるデータは、データ
信号1)0−[)15の上位8ビツトD8〜[)15と
、データ信号[)O−[)15の下位8ビツト[)O−
[)7が、それが記憶されていたファイルfbの対応す
るワードのアドレスを表わすアドレス信号AO〜A19
の、最下位ビットAOを除く下位8ビツトA1〜八8に
よって修飾されたものとの組合せからなっている。
テンポラリレジスタ12にセットされたデータは、その
まま、全加算器13に入力されるから、全加算器13の
現在内容との間において、全加算が行なわれるが、全加
算器13は、先きに、入出力制御部17からの出力信号
S1によって、チェックサムレジスタ14がイニシャラ
イズされ、その結果がフィードバックされているので、
その内容は、全ビットがクリアされており、したがって
、ここでは、テンポラリレジスタ12の内容が、そのま
ま、全加算器13に転写されることになる。
タイミング制御部19は、出力信号S4の出力後、遅延
時間Taをおいて、別の出力信号S5をチェックサムレ
ジスタ14に送り(S5)、チェックサムレジスタ14
は、このタイミングを以つて、全加算器13の内容を取
り込んで記゛臘する。
ただし、遅延時間Taは、全加算器13の演算所用時間
を見込んだ遅れ時間でおる。さらに、チェックサムレジ
スタ14の内容は、そのまま、全加算器13にフィード
バックされるから、全加算器13においても、その内容
が保持される。
中央演算装置1は、以上のチェックサム回路10の動作
と併行して、データバス9a上のデータ信号[)O−[
)15を、中央演算装置1内の、図示しない所定のレジ
スタに読み取っている。
而して、中央演算装置1が、次に実行する命令は、読み
取ったデータ[)O−[)15を、ファイルfmの最初
のワードに格納するためのメモリライト命令でおる。こ
のメモリライト命令に呼応して、アドレスバス9C上に
は、ファイルfmの当該ワードに対応するアドレス信号
AO〜A19が現われるが、このときのアドレス信号A
O〜A19は、本体RAM2aに含まれているファイル
fm内のワードを示すものであるから、このものは、ア
ドレスデコーダ18に設定されているアドレス範囲AD
I〜AD2の間になく、したかって、アドレスデコーダ
1Bは、このメモリライト命令に対しCは、何ら、その
出力信号S2を発生することがない。そのため、タイミ
ング制御部19も、その出ツク信号S3、S4、S5の
いずれをも発生することがなく、したがって、チェック
サム回路10は、全体として、何らの動作もしない。し
かしながら、この間においては、中央演算装置1から、
ファイルfmの所定アドレスのワードへのデータの転送
が行なわれ、前記メモ1ノライト命令の動作が遂行され
ることは勿論でおる。
続いて、中央演算装置1は、ファイルfbの第2のワー
ドを転送すべく、メモリリード命令を実行する。このと
きのチェックサム回路10の動作も、前記の、転送すべ
き最初のワードのメモリリード命令の実行に呼応するも
のと全く同様である。
ただし、タイミング制御部1つからの出力信号S4によ
って、テンポラリレジスタ12にデータがセットされた
時点では、前述のように、全加算器13には、前回のメ
モリリード命令の実行の直後におけるチェックサムレジ
スタ14の内容が保持されているから、今回の全加算器
13の演算結果は、前回と今回との累積加算結果となり
、この累積結果が、チェックサムレジスタ14にセット
されるとともに、これが、全加算器13にフィードバッ
クされて保持される。
引き続いて、中央演算装置1が実行するメモリライト命
令に対しては、前述のとおり、チェックサム回路10は
、何ら、応答することがない。
以上の動作を繰り返して、ファイルfbの全ワードにつ
いての転送を完了すれば、チェックサムレジスタ14の
内容として、ファイルfbの全ワードについて、その下
位8ビツトDo〜D7が各ワードのアドレスの、最下位
ビットAOを除く下位8ビツトA1〜八8との間で排他
的論理和がとられたものと、上位8ビツトD8〜015
との組合せからなるデータのチェックサムが1qられる
ことになる。
次いで、中央演算装置1にあいで、入出力ボート設定ス
イッチ16aに設定した入出力ボート番号をオペランド
とする入力命令を実行する。これに対応して、入出力ボ
ートコンパレータ16は出力を発生ずるとともに、コン
トロールバス9bの入力制御信号IORが現われるから
、入出力制御部17は、これらの各信号に対応して、出
力信号S6を発生し、ドライバ15を駆動する。ドライ
バ15には、チェックサムレジスタ14の内容が入力さ
れているので、ドライバ15は、入出力制御部17から
の出力信号S6を受けて、前記チェックサムレジスタ1
4の内容をデータバス9a上に出力し、したがって、中
央演算装置1は、前記入力命令の結果として、チェック
サムレジスタ14に貯えられている、チェックサムを読
み取ることができるものである。
以上のチェックサム回路1Qの動作は、本体RA、M2
a内のファイルfmから、バンクRA〜12C内のファ
イルfbへのブロック転送においても、全く同様である
から、このときにも、チェックサムレジスタ14にチェ
ックサムを集積し、中央演算装置1は、ドライバ15と
データバス9aとを介して、その結果を読み取ることが
できる。
ただし、このとき、アドレスデコーダ18は、アドレス
範囲ADI〜AD2の範囲たるファイルfbの各ワード
のアドレスに対してのみ、その出力信号S2を発生する
ことに変わりはなく、したがって、アドレスデコーダ1
8が出力信号S2を発生し、チェックサムレジスタ14
にチェックサムを集積するのは、ファイルfmに対する
メモリリード命令の実行時ではなく、ファイルfbに対
するメモリライト命令の実行時でおる。よって、タイミ
ング制御部19を動作せしめて、出力信号S3、S4を
発生せしめるのは、メモリ読取り制御信号MRCではな
く、メモリ書込み制御信号〜4WCとなる点で、動作が
異なることになる。なあ、一般に、データバス9a上に
現われるデータ信号Do−D15の時間的長さは、メモ
リライト命令の実行時の方が、第4図に示すメモリリー
ド命令の実行時よりも長いので、チェックサム回路10
の動作としては、メモリライト命令に呼応する今回の方
が、タイミング的に、大きな余裕が取れるもので必る。
以上のようにして、ファイルfb、fm間のブロック転
送の際には、そのデータの転送方向がいずれの場合にあ
っても、チェックサムレジスタ14に、チェックサムを
得ることができるので、たとえば、ファイルfmからフ
ァイルfbへの転送の際に得られたチェックサムを保存
しておき、次に、逆方向の転送の際に得られたチェック
サムとの比較を実施すれば、簡単に、これらのブロック
転送の際における転送誤りの有無、ないし、引ぎ続く2
回のブロック転送の間におけるデータの同一性の有無の
検出ができるものである。
なお、アドレスデコーダ18に入力されているリフレッ
シュ信号RFSHは、チェックサム回路10の動作に直
接関与するものではなく、メモリユニット2を構成する
メモリ素子としてダイナミックRAMを使用したときに
、アドレス△D1〜AD2の範囲内の領域に対するメモ
リリフレッシュ動作がなされても、アドレスデコーダ1
8が不用意に出力信号S2を出力しないように、アドレ
スデコーダ18の動作を禁止する目的で入力されている
ものでおる。
以上説明した実施例においては、排他的論理和回路11
は、データ信号Do−D15の下位8ビットDO−D7
と、アドレス信号AO〜A19の、最下位ビットAOを
除く下位8ビツトへ1〜A8との間において、各対応ビ
ット間の排イ也的論理和をとっている。ここで、アドレ
ス信号AO〜A19について、最下位ビットAOを除い
たのは、同ビットが、ワード単位のメモリアクセスとバ
イト単位のメモリアクセスとを切り換える情報として使
用されるインテル社製の8086系の中央演算装置1の
使用を想定したからでおって、一般的には、排他的論理
和回路11に入力すべきアドレス情報としては、バンク
RAM2cのメモリ容量をカバーできるに足る、任意の
下位のビット数を使用するのがよい。Vなわち、排他的
論理和回路11は、データ信号DO〜[)15を、アド
レス信号ΔO〜A19の一部で修飾することによって、
ブロック転送の途中における、ワード単位の交換的誤り
(特定ワードのアドレスが入れ替わってしまうタイプの
誤りをいう、以下同じ)が発生したことを検出するのが
目的であるが、この交換的誤りに関与する一方のアドレ
スが、バンクRAM2Gの範囲を越えるような極端な誤
りが生じたとぎは、別途用意したハードウェア的、また
は、ソフトウェア的保護方式によって、容易に、これを
検出することができるものである。しかしながら、排他
的論理和回路11のビット数を大きくとって、データ信
号Do〜015の全ビットに対して修飾を加えるように
してもよいことは勿論であり、さらには、排他的論理和
回路11における論理演算内容も、その他の、任意の、
ビット単位の論理演算内容に変更してもよいものである
アドレスデコーダ18に設定するアドレス範囲ADI〜
AD2は、バンクRA〜1窓口2bまたはバンクRA〜
12cのスタートアドレスAD1とエンドアドレスAD
2を、そのまま、固定して使用するものとしたが、これ
に代えて、転送元、または、転送先となるべきファイル
fbのスタートアドレスとエンドアドレスとを使用して
、転送の都度、これを可変設定するように、虜ることも
できる。
これによれば、ファイルfbの範囲を逸脱するような交
換的誤りが発生したときは、アドレスデコーダ18が、
その出力信号S2を発生しないので、前記排他的論理和
回路11によるデータ信号り。
〜D7の修飾動作に頼ることなく、チェックサムエラー
として、確実に、誤り検出が可能となる。
以上の説明においては、ファイルfb、fm間のデータ
転送は、1ワ一ド単位の転送命令を繰り返すことによっ
て実現するように記したが、チェックサム回路10の動
作としては、高速のリピートプリフィックス命令とスト
リング操作命令とを使用するときでも、何ら変更となる
所はない。すなわち、そのときであっても、アドレスバ
ス9a1コントロールバス9b、データバス9Cに時系
列的に現われる各信号の内容と順序は、前記説明と同一
でおるからである。
また、この実施例においては、アドレス信号AO〜A1
9は20ビツトから構成され、データ信@DO〜[)1
5は16ビツトから構成されるとともに、転送動作はワ
ード単位で行なわれるものとして説明したが、これらの
信号が、他の任意のビット数で構成され、ざらには、転
送動作がバイト単位で行なわれたとしても、この発明は
、その趣旨を、何ら変更することなく、そのまま適用で
きるものとする。
発明の詳細 な説明したようにこの発明によれば、ブロック転送の際
に、バス上に時系列的に現われるデータ信号をビット単
位に累積加算する全加算器と、該全加算器の出力を貯え
るチェックサムレジスタと、該チェックサムレジスタの
内容をバスに出力するドライバとを備え、チェックサム
レジスタの内容の読取りと消去とができるようになすと
ともに、チェックサムをとるべきアドレス範囲を設定す
るためのアドレスデコーダを設けることによって、全加
算器とチェックサムレジスタとは、バスに現われるデー
タ信号を分岐入力して、中央演算装置の処理時間を何ら
消費することなくチェックサムを集積することができる
ので、ソフトウェア的に処理する場合のように、中央演
算装置に余分な処理負担を強いることなく、適確に、チ
ェックサムをとることができるという、極めて優れた効
果がある。
加えて、バス上に、ワード単位またはバイト単位からな
る転送単位ごとに、データ信号とアドレス信号とが時系
列的に現われる限り、リピートプリフィックス命令とス
トリング操作命令との組合せによるときの如く、高速の
ブロック転送を行なうときにも、確実に、チェックサム
が得られ、しかも、このときも、これらの命令の高速性
を何ら損なうおそれがないという優れた効果もある。
また、すべての入出力信号が、マイクロコンピュータシ
ステムのバスに対して接続し得るものでおるから、惜別
のメモリチェック回路やメモリプロテクション殿能のな
い、既存の、または、標準構成のシステムに対しても、
極めて簡単に付加することができるという実用的な効果
もめる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は実施例を示し、第1図は全体ブロ
ック図、第2図はメモリユニットの構成概念図、第3図
はブロック転送の概念説明図、第4図は要部信号波形説
明図である。 第5図は従来技術を説明するプログラムフローチャート
である。 AO−A19・・・アドレス信号 Do −D15・・・データ信号 2b・・・バンクRAM窓口 9・・・バス 13・・・全加算器 14・・・チェックサムレジスタ 15・・・ドライバ 18・・・アドレスデコーダ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)ブロック転送の際に、バス上に時系列的に現われる
    データ信号をビット単位に加算する全加算器と、該全加
    算器の出力を貯えるチェックサムレジスタと、該チェッ
    クサムレジスタの内容を前記バスに出力するドライバと
    を備え、前記チェックサムレジスタは、任意の入出力ポ
    ート番号を有する入出力機器として、内容の読取りと消
    去とが可能であるとともに、チェックサムをとるべきア
    ドレス範囲を設定するためのアドレスデコーダを備えて
    、前記バス上に現われるアドレス信号が、前、記アドレ
    スデコーダによって設定された範囲内であるときにのみ
    、前記チェックサムをとるようにしたことを特徴とする
    マイクロコンピュータにおけるチェックサム回路。 2)前記全加算器は、前記バス上のデータ信号を、前記
    バス上のアドレス信号によつて修飾して加算することを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のマイクロコンピ
    ュータにおけるチエックサム回路。 3)前記アドレスデコーダは、バンクRAM窓口に相当
    するアドレス範囲を設定してあることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項または第2項記載のマイクロコンピュ
    ータにおけるチェックサム回路。
JP61160360A 1986-07-08 1986-07-08 マイクロコンピュータにおけるチェックサム回路 Expired - Lifetime JPH061445B2 (ja)

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