JP2000057063A - Pcカード型記憶装置 - Google Patents

Pcカード型記憶装置

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JP2000057063A
JP2000057063A JP10222726A JP22272698A JP2000057063A JP 2000057063 A JP2000057063 A JP 2000057063A JP 10222726 A JP10222726 A JP 10222726A JP 22272698 A JP22272698 A JP 22272698A JP 2000057063 A JP2000057063 A JP 2000057063A
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memory unit
bus
sector
unit
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Inventor
Yoshimasa Yoshimura
芳正 吉村
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホストシステム装置とのデータ転送速度を向
上させることができる、データの誤り訂正機能を備えた
PCカード型記憶装置を得る。 【解決手段】 連続して複数のセクタデータを書き込む
場合、第1から第3セクタバッファRAMのいずれかと
ホストシステム装置20との間のデータ転送、第1から
第3セクタバッファRAMのいずれかとECC回路部6
との間のデータ転送、及び第1から第3セクタバッファ
RAMのいずれかとメモリ部2との間のデータ転送を同
時に行う。また、連続して複数のセクタデータを読み出
す場合、メモリ部2と第1から第3セクタバッファRA
Mのいずれかとの間のデータ転送、メモリ部2とECC
回路部6との間のデータ転送、及び第1から第3セクタ
バッファRAMのいずれかとホストシステム装置20と
の間のデータ転送を同時に行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データの誤り訂正
処理を行う機能を備えた記憶装置に関し、特にフラッシ
ュメモリを使用したPCカード型の記憶装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】フラッシュメモリを使用したPCカード
型の記憶装置として、PCカードATAやコンパクトフ
ラッシュ(Compact Flash)と呼ばれる、ハードディス
クとインタフェース仕様が互換のものが広く普及してい
る。これらは、ハードディスクに代わるものとして大容
量化が進んでおり、各種アプリケーションの保存に限ら
ずOS(オペレーションシステム)等のシステムデータ
の保存等、その利用範囲は広がっており、携帯型端末機
等に搭載されることが期待されている。一方、上記大容
量化とそれに伴う利用範囲の拡大により、保存されてい
るデータの信頼性が大きな問題となっている。そこで、
データの信頼性を向上させる方法の1つとして、あるサ
イズのデータに対して特定のデータ幅の誤りを訂正する
回路であるECC回路を搭載している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、通常、フラッ
シュメモリは、8ビット又は16ビット単位でしかデー
タの書き込み又はデータの読み出しを行うことができな
いのに対して、PCカード型記憶装置にアクセスを行う
情報処理機器等からなるホストシステム装置は、例えば
512B単位でデータ転送を行う。このため、PCカー
ド型記憶装置には、データを一時的に格納するバッファ
メモリとしてセクタバッファRAMを備えているが、該
セクタバッファRAMは1つであった。
【0004】このことから、データ読み出し時には、フ
ラッシュメモリからセクタバッファRAMにデータが転
送され、更にセクタバッファRAMからECC回路にデ
ータが出力され、その後、セクタバッファRAMからホ
ストシステム装置へと3ステップでデータが転送され
る。また、データ書き込み時には、ホストシステム装置
からセクタバッファRAMにデータが転送され、更にセ
クタバッファRAMからECC回路にデータが出力さ
れ、その後、セクタバッファRAMからフラッシュメモ
リへと3ステップでデータが転送される。
【0005】これらのことから、フラッシュメモリが、
データ書き込み中又はデータ消去中のときは、セクタバ
ッファRAM内のデータを消去することができないた
め、ホストシステム装置は次のデータ転送動作を停止し
なければならず、データの消去及び書き込みに時間がか
かった。更に、データ読み出し及びデータ書き込み時に
上記ECC回路によるデータの誤り訂正処理を行うた
め、ホストシステム装置との間でのデータ転送速度を速
くすることは困難であった。
【0006】本発明は、上記のような問題を解決するた
めになされたものであり、複数のセクタバッファRAM
を設けることによって、ホストシステム装置とのデータ
転送速度を向上させることができる、データの誤り訂正
機能を備えたPCカード型記憶装置を得ることを目的と
する。
【0007】なお、本発明と構成が異なるが、第1ライ
トバッファと第2ライトバッファを備え、連続したセク
タライト転送時に、空いているライトバッファにシステ
ム側からの書き込みデータをいったん格納し、このデー
タをシステム側からのアクセスと分離させてフラッシュ
EEPROMに書き込むことができるICカードが、特
開平7−226095号公報で開示されている。また、
本発明と構成が異なるが、特開平8−77066号公報
では、フラッシュメモリに対するデータの書き込み/読
み出し速度を向上させるため、バッファメモリを複数設
けたフラッシュメモリコントローラが開示されている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るPCカー
ド型記憶装置は、情報処理機器等からなるホストシステ
ム装置に接続されて使用される、データの誤り訂正処理
を行う機能を備えたPCカード型記憶装置において、フ
ラッシュメモリで構成された少なくとも1つのICメモ
リで形成されたメモリ部と、所定の誤り訂正符号を用い
て該メモリ部に格納されているデータの誤り訂正を行う
データ誤り訂正部と、所定のサイズのデータを一時的に
格納する複数のバッファメモリで形成されたバッファメ
モリ部と、ホストシステム装置から入力されるコマンド
に従って、メモリ部、データ誤り訂正部及びバッファメ
モリ部の動作制御を行う制御部とを備え、該制御部は、
メモリ部へのデータ書き込み時に、バッファメモリ部の
1つのバッファメモリにホストシステム装置からのデー
タが格納されている場合、ホストシステム装置から入力
されたデータをバッファメモリ部の他の1つのバッファ
メモリに格納させると同時に、バッファメモリの1つに
すでに格納されているデータを読み出してデータ誤り訂
正部に入力し所定の誤り訂正符号を生成させて付加する
ものである。
【0009】また、この発明に係るPCカード型記憶装
置は、請求項1において、上記制御部は、メモリ部への
データ書き込み時に、バッファメモリ部の1つのバッフ
ァメモリにホストシステム装置からのデータが誤り訂正
符号を付加された状態で格納されている場合、ホストシ
ステム装置から入力されたデータをバッファメモリ部の
他の1つのバッファメモリに格納させると同時に、誤り
訂正符号が付加された状態のデータを読み出してメモリ
部に格納するものである。
【0010】また、この発明に係るPCカード型記憶装
置は、請求項1又は請求項2のいずれかにおいて、上記
制御部は、メモリ部からのデータ読み出し時に、メモリ
部から読み出したデータを、バッファメモリ部の1つの
バッファメモリに格納させると同時に、データ誤り訂正
部に入力し所定のデータ誤り訂正処理を行わせるもので
ある。
【0011】また、この発明に係るPCカード型記憶装
置は、請求項1から請求項3のいずれかにおいて、上記
制御部は、メモリ部からのデータ読み出し時に、バッフ
ァメモリ部の1つのバッファメモリにメモリ部から読み
出されたデータが所定のデータ誤り訂正処理を行われた
状態で格納されている場合、メモリ部から読み出したデ
ータをバッファメモリ部の他の1つのバッファメモリに
格納させると同時に、データ誤り訂正処理を行われた状
態のデータを読み出してホストシステム装置に出力する
ものである。
【0012】また、この発明に係るPCカード型記憶装
置は、請求項1から請求項4のいずれかにおいて、上記
制御部は、ホストシステム装置とバッファメモリ部とを
接続する第1データバスと、バッファメモリ部とデータ
誤り訂正部とを接続する第2データバスと、バッファメ
モリ部とメモリ部とを接続する第3データバスと、第1
データバス、第2データバス及び第3データバスのそれ
ぞれのデータバス間におけるデータ転送を制御するデー
タ転送制御部とを有するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、図面に示す実施の形態に基
づいて、本発明を詳細に説明する。 実施の形態1.図1は、本発明の実施の形態1における
PCカード型の記憶装置の例を示した概略のブロック図
である。なお、図1では、3つのセクタバッファRAM
を備えた場合を例にして説明する。
【0014】図1において、PCカード型記憶装置(以
下、PCカードと呼ぶ)1は、フラッシュメモリで構成
された少なくとも1つのICメモリからなるメモリ部2
と、データを一時的に格納するバッファメモリをなす第
1セクタバッファRAM3、第2セクタバッファRAM
4及び第3セクタバッファRAM5と、所定の誤り訂正
符号(以下、ECCと呼ぶ)を用いてデータの誤り訂正
を行うECC回路部6と、情報処理機器等で構成された
外部のホストシステム装置20からの指令に基づいてメ
モリ部2、第1セクタバッファRAM3、第2セクタバ
ッファRAM4、第3セクタバッファRAM5及びEC
C回路部6の動作制御を行う制御回路部7とを備えてい
る。
【0015】また、PCカード1は、ホストシステム装
置20との間でのデータの入出力の切り替えを行う第1
双方向バッファ11と、メモリ部2へのデータの入出力
の切り替えを行う第2双方向バッファ12と、データバ
スの切り替えを行う第1バスセレクタ13、第2バスセ
レクタ14、第3バスセレクタ15、第4バスセレクタ
16、第5バスセレクタ17及び第6バスセレクタ18
を備えている。第1バスセレクタ13〜第6バスセレク
タ18は、制御回路部7によって動作制御される。な
お、図1では、ホストシステム装置20との接続を行う
コネクタ等は省略している。
【0016】第1バスセレクタ13は、第1セクタバッ
ファRAM3に接続するデータバスの切り替えを、第2
バスセレクタ14は、第2セクタバッファRAM4に接
続するデータバスの切り替えを、第3バスセレクタ15
は、第3セクタバッファRAM5に接続するデータバス
の切り替えを行う。また、第4バスセレクタ16は、第
1双方向バッファ11に接続するデータバスの切り替え
を、第5バスセレクタ17は、第2双方向バッファ12
に接続するデータバスの切り替えを、第6バスセレクタ
18は、ECC回路部6に接続するデータバスの切り替
えを行う。
【0017】第1双方向バッファ11は、データバス2
1を介してホストシステム装置20と接続され、制御回
路部7は、アドレスバス22及び複数の信号線からなる
制御信号線23を介してホストシステム装置20と接続
されている。また、第1双方向バッファ11は、内部デ
ータバス25を介して制御回路部7、第1バスセレクタ
13、第2バスセレクタ14及び第3バスセレクタ15
に接続されている。第1バスセレクタ13は、内部デー
タバス26を介して第1セクタバッファRAM3に接続
され、第1セクタバッファRAM3は、内部データバス
27を介して第4バスセレクタ16、第5バスセレクタ
17及び第6バスセレクタ18にそれぞれ接続されてい
る。
【0018】第2バスセレクタ14は、内部データバス
28を介して第2セクタバッファRAM4に接続され、
第2セクタバッファRAM4は、内部データバス29を
介して第4バスセレクタ16、第5バスセレクタ17及
び第6バスセレクタ18にそれぞれ接続されている。ま
た、第3バスセレクタ15は、内部データバス30を介
して第3セクタバッファRAM5に接続され、第3セク
タバッファRAM5は、内部データバス31を介して第
4バスセレクタ16、第5バスセレクタ17及び第6バ
スセレクタ18にそれぞれ接続されている。
【0019】更に、第4バスセレクタ16は、内部デー
タバス32を介して第1双方向バッファ11に接続さ
れ、第5バスセレクタ17は、内部データバス33を介
して第2双方向バッファ12に接続されている。第2双
方向バッファ12は、内部データバス34を介してメモ
リ部2に接続されると共に、内部データバス35を介し
て第1バスセレクタ13、第2バスセレクタ14、第3
バスセレクタ15及び第6バスセレクタ18にそれぞれ
接続されている。また、第6バスセレクタ18は、内部
データバス36を介してECC回路部6に接続され、E
CC回路部6は、内部データバス37を介して制御回路
部7に接続され、更に制御回路部7は、内部データバス
41を介して第5バスセレクタ17に接続されている。
【0020】また、制御回路部7は、内部アドレスバス
42及び複数の信号線からなる内部制御信号線43を介
してメモリ部2と接続され、内部データバス44を介し
て第1バスセレクタ13〜第3バスセレクタ15とそれ
ぞれ接続されている。更に、制御回路部7は、第1セク
タバッファRAM3〜第3セクタバッファRAM5、E
CC回路部6、第1双方向バッファ11、第2双方向バ
ッファ12及び第1バスセレクタ13〜第6バスセレク
タ18を動作制御するためにそれぞれ接続されている。
なお、制御回路部7は、複数のレジスタを備えている。
【0021】このような構成において、ホストシステム
装置20からの連続したセクタデータ、例えば連続した
3つのセクタデータをメモリ部2に書き込む動作につい
て説明する。なお、ホストシステム装置20から指定さ
れたメモリ部2のアドレスを先頭に、3つのセクタデー
タが連続して書き込まれる場合について説明する。
【0022】ホストシステム装置20は、メモリ部2に
データを書き込む際、データ書き込みを指令するコマン
ドをデータバス21に出力すると共に、該コマンドを書
き込む制御回路部7内の第1レジスタ(図示せず)を示
すアドレスデータをアドレスバス22に出力する。同時
に、ホストシステム装置20は、カードイネーブル信号
やライトイネーブル信号等の所定の制御信号を制御信号
線23を介して制御回路部7に出力する。
【0023】制御回路部7は、制御信号線23からの各
種信号を受けて、第1双方向バッファ11の動作制御
し、連続したセクタデータの書き込みを指令する、デー
タバス21から入力されたコマンドが内部データバス2
5を介して入力され、該コマンドをアドレスバス22か
ら入力されたアドレスデータが示す第1レジスタに格納
する。
【0024】続いて、ホストシステム装置20は、デー
タを格納するメモリ部2のアドレスを示すアドレスデー
タをデータバス21に出力すると共に、該アドレスデー
タを書き込む制御回路部7内の第2レジスタ(図示せ
ず)を示すアドレスデータをアドレスバス22に出力す
る。同時に、ホストシステム装置20は、カードイネー
ブル信号やライトイネーブル信号等の所定の制御信号を
制御信号線23を介して制御回路部7に出力する。
【0025】制御回路部7は、制御信号線23からの各
種信号を受けて、第1双方向バッファ11の動作制御を
行い、データバス21から入力されたアドレスデータが
内部データバス25を介して入力され、該アドレスデー
タをアドレスバス22から入力されたアドレスデータが
示す第2レジスタに格納する。
【0026】制御回路部7は、上記第1レジスタに格納
したコマンドに従って、内部データバス25が内部デー
タバス26のみに接続されるように第1バスセレクタ1
3から第3バスセレクタ15を制御すると共に、第1セ
クタバッファRAM3に対してデータの書き込み動作を
行うようにライトイネーブル信号等の制御信号を出力す
る。これと並行して、ホストシステム装置20は、メモ
リ部2に書き込むセクタデータをデータバス21に出力
し、該セクタデータは、第1双方向バッファ11、内部
データバス25、第1バスセレクタ13及び内部データ
バス26を介して第1セクタバッファRAM3に格納さ
れる。
【0027】次に、ホストシステム装置20は、データ
バス21に次のセクタデータを出力し、制御回路部7
は、内部データバス25が内部データバス28のみに接
続されるように第1バスセレクタ13から第3バスセレ
クタ15を制御する。同時に、制御回路部7は、第2セ
クタバッファRAM4に対してデータの書き込み動作を
行うようにライトイネーブル信号等の制御信号を出力す
る。このようにして、ホストシステム装置20から入力
された次のセクタデータは、第1双方向バッファ11、
内部データバス25、第2バスセレクタ14及び内部デ
ータバス28を介して第2セクタバッファRAM4に格
納される。
【0028】一方、第2セクタバッファRAM4にデー
タの書き込みを行うと同時に、制御回路部7は、内部デ
ータバス27が内部データバス36のみに接続されるよ
うに第4バスセレクタ16から第6バスセレクタ18を
制御すると共に、第1セクタバッファRAM3に対し
て、格納しているデータを読み出して内部データバス2
7に出力させる。このようにして、第1セクタバッファ
RAM3に格納されているデータが読み出されてECC
回路部6に入力され、制御回路部7は、ECC回路部6
に対して、入力されたセクタデータに対するECCを生
成するように制御する。
【0029】ECC回路部6は、生成したECCを制御
回路部7に出力し、制御回路部7は、第2セクタバッフ
ァRAM4へのセクタデータの書き込みが終了すると同
時に、内部データバス44を内部データバス26にのみ
接続するように第1バスセレクタ13から第3バスセレ
クタ15を制御し、ECC回路部6から入力されたEC
Cを第1セクタバッファRAM3に格納する。次に、制
御回路部7は、内部データバス41のみが内部データバ
ス33に接続されるように第5バスセレクタ17を制御
し、更に内部データバス33が内部データバス34に接
続されるように第2双方向バッファ12を制御する。
【0030】更に、制御回路部7は、メモリ部2に対し
てデータの書き込みを行わせるために必要な各種信号を
制御信号線43を介してメモリ部2に出力すると共に、
データの書き込みを指令するコマンドを内部データバス
41を介してメモリ部2に出力し、第2レジスタに書き
込まれたアドレスデータをデコードして生成したアドレ
スデータを内部アドレスバス42を介してメモリ部2に
出力する。
【0031】次に、制御回路部7は、内部データバス2
7のみが内部データバス33に接続されるように、第4
バスセレクタ16から第6バスセレクタ18を制御する
と共に、内部データバス33が内部データバス34に接
続されるように第2双方向バッファ12を制御する。更
に、制御回路部7は、第1セクタバッファRAM3に対
して、格納しているセクタデータ及びECCを読み出し
て内部データバス27に出力させ、メモリ部2に格納す
る。
【0032】第1セクタバッファRAM3に格納されて
いるデータを読み出してメモリ部2に格納している間
に、ホストシステム装置20は、データバス21に次の
セクタデータを出力し、制御回路部7は、内部データバ
ス25が内部データバス30のみに接続されるように第
1バスセレクタ13から第3バスセレクタ15を制御す
る。同時に、制御回路部7は、第3セクタバッファRA
M5に対してデータの書き込み動作を行うようにライト
イネーブル信号等の制御信号を出力する。このようにし
て、ホストシステム装置20から入力された次のセクタ
データは、第1双方向バッファ11、内部データバス2
5、第3バスセレクタ15及び内部データバス30を介
して第3セクタバッファRAM5に格納される。
【0033】第3セクタバッファRAM5にデータの書
き込みを行うと同時に、制御回路部7は、内部データバ
ス29が内部データバス36のみに接続されるように第
4バスセレクタ16から第6バスセレクタ18を制御す
ると共に、第2セクタバッファRAM4に対して、格納
しているデータを読み出して内部データバス29に出力
させる。このようにして、第2セクタバッファRAM4
に格納されているデータが読み出されてECC回路部6
に入力され、制御回路部7は、ECC回路部6に対して
ECCを生成するように制御する。
【0034】ECC回路部6は、生成したECCを制御
回路部7に出力し、制御回路部7は、第3セクタバッフ
ァRAM5へのセクタデータの書き込みが終了すると同
時に、内部データバス44を内部データバス28にのみ
接続するように第1バスセレクタ13から第3バスセレ
クタ15を制御し、ECC回路部6から入力されたEC
Cを第2セクタバッファRAM4に格納する。次に、制
御回路部7は、内部データバス41のみが内部データバ
ス33に接続されるように第5バスセレクタ17を制御
し、更に内部データバス33が内部データバス34に接
続されるように第2双方向バッファ12を制御する。
【0035】制御回路部7は、第1セクタバッファRA
M3に格納されたデータを読み出してメモリ部2に書き
込んだときと同様にして第2セクタバッファRAM4に
格納されたデータを読み出してメモリ部2に格納する。
第2セクタバッファRAM4に格納されているデータを
読み出してメモリ部2に格納している間に、制御回路部
7は、内部データバス31が内部データバス36のみに
接続されるように第4バスセレクタ16から第6バスセ
レクタ18を制御し、同時に第3セクタバッファRAM
5に対して、格納しているデータを読み出して内部デー
タバス31に出力させる。このようにして、第3セクタ
バッファRAM5に格納されているデータが読み出され
てECC回路部6に入力され、制御回路部7は、ECC
回路部6に対してECCを生成するように制御する。
【0036】制御回路部7は、第1セクタバッファRA
M3及び第2セクタバッファRAM4に格納されたセク
タデータのときと同様にして、ECC回路部6で生成さ
れたECCを第3セクタバッファRAM5に書き込み、
第3セクタバッファRAM5内に格納されているセクタ
データ及びECCを読み出して、メモリ部2に格納す
る。このようにして、連続した3つのセクタデータのメ
モリ部2への格納が完了する。
【0037】図2は、3つのセクタデータをメモリ部2
に連続して書き込むフローを示した図であり、図2を用
いて、ホストシステム装置20から入力された3つのセ
クタデータの流れについて説明する。図2において、最
初にステップS1で、ホストシステム装置2から入力さ
れた最初のセクタデータが第1セクタバッファRAM3
に格納される。次に、ステップS2で、ホストシステム
装置2から入力された次のセクタデータが第2セクタバ
ッファRAM4に格納されると共に、第1セクタバッフ
ァRAM3に格納されたセクタデータが読み出されてE
CC回路部6に出力される。更に、第2セクタバッファ
RAM4へのデータ書き込みが終了すると共に、ECC
回路部6で生成されたECCを第1セクタバッファRA
M3に書き込む。
【0038】次に、ステップS3で、ホストシステム装
置2から入力された3番目のセクタデータが第3セクタ
バッファRAM5に格納されると共に、第1セクタバッ
ファRAM3に格納されたセクタデータ及びECCが読
み出されてメモリ部2に格納される。同時に、第2セク
タバッファRAM4に格納されたセクタデータが読み出
されてECC回路部6に出力される。更に、第3セクタ
バッファRAM5へのデータ書き込みが終了すると共
に、ECC回路部6で生成されたECCを第2セクタバ
ッファRAM4に書き込む。
【0039】次に、ステップS4で、第2セクタバッフ
ァRAM4に格納されたセクタデータ及びECCが読み
出されてメモリ部2に格納される。同時に、第3セクタ
バッファRAM5に格納されたセクタデータが読み出さ
れてECC回路部6に出力される。更に、ECC回路部
6で生成されたECCが第3セクタバッファRAM5に
書き込まれる。この後、ステップS5で、第3セクタバ
ッファRAM5に格納されたセクタデータ及びECCが
読み出されてメモリ部2に格納され、本フローは終了す
る。
【0040】次に、メモリ部2に格納されている連続し
たセクタデータ、例えば3つの連続したセクタデータを
読み出す動作について説明する。なお、ホストシステム
装置20から指定されたメモリ部2のアドレスを先頭
に、3つのセクタデータを連続して読み出す場合につい
て説明する。
【0041】ホストシステム装置20は、メモリ部2か
らデータを読み出す際、データ読み出しを指令するコマ
ンドをデータバス21に出力すると共に、該コマンドを
書き込む制御回路部7内の第1レジスタを示すアドレス
データをアドレスバス22に出力する。同時に、ホスト
システム装置20は、カードイネーブル信号やライトイ
ネーブル信号等の所定の制御信号を制御信号線23を介
して制御回路部7に出力する。
【0042】制御回路部7は、制御信号線23からの各
種信号を受けて、第1双方向バッファ11の動作制御
し、連続したセクタデータの読み出しを指令する、デー
タバス21から入力されたコマンドが内部データバス2
5を介して入力され、該コマンドをアドレスバス22か
ら入力されたアドレスデータが示す第1レジスタに格納
する。
【0043】続いて、ホストシステム装置20は、デー
タ読み出しの開始位置を示すメモリ部2のアドレスデー
タをデータバス21に出力すると共に、該アドレスデー
タを書き込む制御回路部7内の第2レジスタを示すアド
レスデータをアドレスバス22に出力する。同時に、ホ
ストシステム装置20は、カードイネーブル信号やライ
トイネーブル信号等の所定の制御信号を制御信号線23
を介して制御回路部7に出力する。
【0044】制御回路部7は、制御信号線23からの各
種信号を受けて、第1双方向バッファ11の動作制御を
行い、データバス21から入力されたアドレスデータが
内部データバス25を介して入力され、該アドレスデー
タをアドレスバス22から入力されたアドレスデータが
示す第2レジスタに格納する。
【0045】制御回路部7は、上記第1レジスタに格納
したコマンドに従って、内部データバス41のみが内部
データバス33に接続されるように第5バスセレクタ1
7を制御し、更に内部データバス33が内部データバス
34に接続されるように第2双方向バッファ12を制御
する。更に、制御回路部7は、メモリ部2に対してデー
タの読み出しを行わせるために必要な各種信号を制御信
号線43を介してメモリ部2に出力すると共に、データ
の読み出しを指令するコマンドを内部データバス41を
介してメモリ部2に出力し、第2レジスタに書き込まれ
たアドレスデータをデコードして生成したアドレスデー
タを内部アドレスバス42を介してメモリ部2に出力す
る。
【0046】次に、制御回路部7は、内部データバス3
4と内部データバス35が接続されるように第2双方向
バッファ12を制御すると共に、内部データバス26及
び内部データバス36のみが内部データバス35に接続
されるように、第1バスセレクタ16から第3バスセレ
クタ18及び第6バスセレクタ18を制御する。更に、
制御回路部7は、第1セクタバッファRAM3に対して
データの書き込み動作を行うようにライトイネーブル信
号等の制御信号を出力する。このようにして、メモリ部
2から読み出されたセクタデータ及びECCは、第1セ
クタバッファRAM3に格納されると共に、ECC回路
部6に入力される。
【0047】ECC回路部6は、入力されたセクタデー
タ及びECCからセクタデータの誤り訂正処理を行い、
データ誤りの有無を制御回路部7に出力し、データに誤
りがあった場合、データの訂正値を制御回路部7に出力
する。制御回路部7は、データに誤りがあった場合の
み、内部データバス44が内部データバス26のみに接
続されるように第1バスセレクタ13から第3バスセレ
クタ15を制御し、第1セクタバッファRAM3に格納
されたセクタデータの訂正を行う。
【0048】次に、制御回路部7は、内部データバス2
7のみを内部データバス32に接続するように第4バス
セレクタ16から第6バスセレクタ18を制御すると共
に、内部データバス32がデータバス21に接続される
ように第1双方向バッファ11を制御する。更に、制御
回路部7は、第1セクタバッファRAM3にデータの読
み出しを行うように所定の制御信号を出力して、誤り訂
正処理を行ったセクタデータをホストシステム装置20
に出力する。
【0049】第1セクタバッファRAM3内のセクタデ
ータをホストシステム装置20に出力すると同時に、制
御回路部7は、内部データバス34と内部データバス3
5が接続されるように第2双方向バッファ12を制御す
ると共に、内部データバス28及び内部データバス36
のみが内部データバス35に接続されるように、第1バ
スセレクタ16から第3バスセレクタ18及び第6バス
セレクタ18を制御する。更に、制御回路部7は、第2
セクタバッファRAM4に対してデータの書き込み動作
を行うようにライトイネーブル信号等の制御信号を出力
する。このようにして、メモリ部2から読み出された次
のセクタデータ及びECCは、第2セクタバッファRA
M4に格納されると共に、ECC回路部6に入力され
る。
【0050】ECC回路部6は、同様に入力されたセク
タデータ及びECCからセクタデータの誤り訂正処理を
行い、データ誤りの有無を制御回路部7に出力し、デー
タに誤りがあった場合、データの訂正値を制御回路部7
に出力する。制御回路部7は、データに誤りがあった場
合のみ、内部データバス44が内部データバス28のみ
に接続されるように第1バスセレクタ13から第3バス
セレクタ15を制御し、第2セクタバッファRAM4に
格納されたセクタデータの訂正を行う。
【0051】次に、制御回路部7は、内部データバス2
9のみを内部データバス32に接続するように第4バス
セレクタ16から第6バスセレクタ18を制御すると共
に、内部データバス32がデータバス21に接続される
ように第1双方向バッファ11を制御する。更に、制御
回路部7は、第2セクタバッファRAM4にデータの読
み出しを行うように所定の制御信号を出力して、誤り訂
正処理を行ったセクタデータをホストシステム装置20
に出力する。
【0052】第2セクタバッファRAM4内のセクタデ
ータをホストシステム装置20に出力すると同時に、制
御回路部7は、内部データバス34と内部データバス3
5が接続されるように第2双方向バッファ12を制御す
ると共に、内部データバス30及び内部データバス36
のみが内部データバス35に接続されるように、第1バ
スセレクタ16から第3バスセレクタ18及び第6バス
セレクタ18を制御する。更に、制御回路部7は、第3
セクタバッファRAM5に対してデータの書き込み動作
を行うようにライトイネーブル信号等の制御信号を出力
する。このようにして、メモリ部2から読み出された次
のセクタデータ及びECCは、第3セクタバッファRA
M5に格納されると共に、ECC回路部6に入力され
る。
【0053】ECC回路部6は、同様に入力されたセク
タデータ及びECCからセクタデータの誤り訂正処理を
行い、データ誤りの有無を制御回路部7に出力し、デー
タに誤りがあった場合、データの訂正値を制御回路部7
に出力する。制御回路部7は、データに誤りがあった場
合のみ、内部データバス44が内部データバス30のみ
に接続されるように第1バスセレクタ13から第3バス
セレクタ15を制御し、第3セクタバッファRAM5に
格納されたセクタデータの訂正を行う。
【0054】次に、制御回路部7は、内部データバス3
1のみを内部データバス32に接続するように第4バス
セレクタ16から第6バスセレクタ18を制御すると共
に、内部データバス32がデータバス21に接続される
ように第1双方向バッファ11を制御する。更に、制御
回路部7は、第3セクタバッファRAM5にデータの読
み出しを行うように所定の制御信号を出力して、誤り訂
正処理を行ったセクタデータをホストシステム装置20
に出力する。このようにして、3つの連続したセクタデ
ータの読み出しが終了する。
【0055】なお、第1セクタバッファRAM3から第
3セクタバッファRAM5に格納したセクタデータを訂
正した場合、該訂正したセクタデータをホストシステム
装置20に出力した後に、メモリ部2に訂正したセクタ
データを書き込んで訂正するようにしてもよいし、第1
セクタバッファRAM3から第3セクタバッファRAM
5に格納した各セクタデータをホストシステム装置20
にすべて出力した後に、訂正を行ったセクタデータのみ
メモリ部2に書き込んで訂正するようにしてもよい。
【0056】図3は、3つのセクタデータをメモリ部2
から連続して読み出すフローを示した図であり、図3を
用いて、メモリ部2から読み出された3つのセクタデー
タの流れについて説明する。図3において、最初にステ
ップS11で、メモリ部2から最初に読み出されたセク
タデータ及びECCが、第1セクタバッファRAM3に
格納されるると共に、ECC回路部6に入力されて所定
の誤り訂正処理が行われる。
【0057】次に、ステップS12で、第1セクタバッ
ファRAM3に格納され所定の誤り訂正処理が行われた
セクタデータをホストシステム装置20に出力すると共
に、次のセクタデータ及びECCがメモリ部2から読み
出されて第2セクタバッファRAM4に格納され、同時
にECC回路部6に入力されて所定の誤り訂正処理が行
われる。次に、ステップS13で、第2セクタバッファ
RAM4に格納され所定の誤り訂正処理が行われたセク
タデータをホストシステム装置20に出力すると共に、
次のセクタデータ及びECCがメモリ部2から読み出さ
れて第3セクタバッファRAM5に格納される。この
後、ステップS14で、第3セクタバッファRAM5に
格納され所定の誤り訂正処理が行われたセクタデータを
ホストシステム装置20に出力して、本フローは終了す
る。
【0058】3つのセクタデータを連続してメモリ部2
に書き込む場合、従来の方法では、1つのセクタデータ
ごとに、ホストシステム装置20からセクタバッファR
AMへ、セクタバッファRAMからECC回路部6へ、
更にセクタバッファRAMからメモリ部2へと3つのス
テップのデータ転送が必要であり、3セクタデータの場
合9ステップのデータ転送が行われていた。同様に、3
つのセクタデータを連続してメモリ部2から読み出す場
合においても、従来の方法では9ステップのデータ転送
が必要であった。これに対して、本実施の形態1におけ
るPCカード型記憶装置においては、図2から分かるよ
うに、3つのセクタデータを連続してメモリ部2に書き
込む場合、データ転送が5ステップで行え、図3から分
かるように、3つのセクタデータを連続してメモリ部2
から読み出す場合、データ転送が4ステップで行える。
【0059】なお、本実施の形態1においては、3つの
セクタバッファRAMを設けた場合を例にして説明した
が、本発明はこれに限定するものではなく、複数のセク
タバッファRAMを設けるようにすればよい。
【0060】このように、本実施の形態1におけるPC
カード型記憶装置は、ECC回路部6を備えると共に第
1セクタバッファRAM3から第3セクタバッファRA
M5の3つのセクタバッファRAMを設けた。このこと
から、メモリ部2に連続して複数のセクタデータを書き
込む場合、第1セクタバッファRAM3から第3セクタ
バッファRAM5のいずれかとホストシステム装置20
との間のデータ転送、第1セクタバッファRAM3から
第3セクタバッファRAM5のいずれかとECC回路部
6との間のデータ転送、及び第1セクタバッファRAM
3から第3セクタバッファRAM5のいずれかとメモリ
部2との間のデータ転送を同時に行うようにした。
【0061】また、メモリ部2から連続して複数のセク
タデータを読み出す場合、メモリ部2と第1セクタバッ
ファRAM3から第3セクタバッファRAM5のいずれ
かとの間のデータ転送、メモリ部2とECC回路部6と
の間のデータ転送、及び第1セクタバッファRAM3か
ら第3セクタバッファRAM5のいずれかとホストシス
テム装置20との間のデータ転送を同時に行うようにし
た。これらのことから、複数のセクタデータ転送を同時
に行うことができることから、データ転送速度の向上を
図ることができる。
【0062】
【発明の効果】請求項1に係るPCカード型記憶装置
は、メモリ部へのデータ書き込み時に、バッファメモリ
部とホストシステム装置との間のデータ転送、及びバッ
ファメモリ部とデータ誤り訂正部とのデータ転送を同時
に行うようにした。このことから、データ書き込み時に
おいて複数のセクタデータ転送を同時に行うことができ
ることから、データ転送速度の向上を図ることができ
る。
【0063】請求項2に係るPCカード型記憶装置は、
請求項1において、更に、メモリ部へのデータ書き込み
時に、バッファメモリ部とホストシステム装置との間の
データ転送、及びバッファメモリ部とメモリ部とのデー
タ転送を同時に行うようにした。このことから、データ
書き込み時において、バッファメモリ部とホストシステ
ム装置との間のデータ転送、バッファメモリ部とデータ
誤り訂正部とのデータ転送、及びバッファメモリ部とメ
モリ部とのデータ転送を同時に行うことができることか
ら、データ転送速度をより一層向上させることができ
る。
【0064】請求項3に係るPCカード型記憶装置は、
請求項1又は請求項2のいずれかにおいて、更に、メモ
リ部からのデータ読み出し時に、メモリ部とバッファメ
モリ部との間のデータ転送、及びメモリ部とデータ誤り
訂正部とのデータ転送を同時に行うようにした。このこ
とから、データ読み出し時において複数のセクタデータ
転送を同時に行うことができることから、データ転送速
度の向上を図ることができる。
【0065】請求項4に係るPCカード型記憶装置は、
請求項1から請求項3のいずれかにおいて、更に、メモ
リ部からのデータ読み出し時に、メモリ部とバッファメ
モリ部との間のデータ転送、及びバッファメモリ部とホ
ストシステム装置とのデータ転送を同時に行うようにし
た。このことから、データ読み出し時において、メモリ
部とバッファメモリ部との間のデータ転送、メモリ部と
データ誤り訂正部とのデータ転送、及びバッファメモリ
部とホストシステム装置とのデータ転送を同時に行うこ
とができることから、データ転送速度をより一層向上さ
せることができる。
【0066】請求項5に係るPCカード型記憶装置は、
請求項1から請求項4のいずれかにおいて、具体的に
は、上記制御部は、ホストシステム装置とバッファメモ
リ部とを接続する第1データバスと、バッファメモリ部
とデータ誤り訂正部とを接続する第2データバスと、バ
ッファメモリ部とメモリ部とを接続する第3データバス
と、第1データバスから第3データバスのそれぞれのデ
ータバス間におけるデータ転送を制御するデータ転送制
御部とを有する。このことから、データ書き込み時に、
メモリ部とバッファメモリ部との間のデータ転送、バッ
ファメモリ部とデータ誤り訂正部とのデータ転送、及び
バッファメモリ部とホストシステム装置とのデータ転送
を同時に行うことができる。更に、データ読み出し時
に、メモリ部とバッファメモリ部との間のデータ転送、
メモリ部とデータ誤り訂正部との間のデータ転送、及び
バッファメモリ部とホストシステム装置との間のデータ
転送を同時に行うことができる。このため、データ書き
込み時及びデータ読み出し時におけるデータ転送速度を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1におけるPCカード型
記憶装置の例を示した概略のブロック図である。
【図2】 図1のメモリ部2に3つのセクタデータを連
続して書き込むフローを示した図である。
【図3】 図1のメモリ部2から3つのセクタデータを
連続して読み出すフローを示した図である。
【符号の説明】
1 PCカード、 2 メモリ部、 3 第1セクタバ
ッファRAM、 4第2セクタバッファRAM、 5
第3セクタバッファRAM、 6 ECC回路部、 7
制御回路部、 13 第1バスセレクタ、 14 第
2バスセレクタ、 15 第3バスセレクタ、 16
第4バスセレクタ、 17 第5バスセレクタ、 18
第6バスセレクタ、 20 ホストシステム装置、
21データバス、 25〜37,41,44 内部デー
タバス。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理機器等からなるホストシステム
    装置に接続されて使用される、データの誤り訂正処理を
    行う機能を備えたPCカード型記憶装置において、 フラッシュメモリで構成された少なくとも1つのICメ
    モリで形成されたメモリ部と、 所定の誤り訂正符号を用いて該メモリ部に格納されてい
    るデータの誤り訂正を行うデータ誤り訂正部と、 所定のサイズのデータを一時的に格納する複数のバッフ
    ァメモリで形成されたバッファメモリ部と、 上記ホストシステム装置から入力されるコマンドに従っ
    て、上記メモリ部、データ誤り訂正部及びバッファメモ
    リ部の動作制御を行う制御部とを備え、 該制御部は、メモリ部へのデータ書き込み時に、上記バ
    ッファメモリ部の1つのバッファメモリにホストシステ
    ム装置からのデータが格納されている場合、ホストシス
    テム装置から入力されたデータをバッファメモリ部の他
    の1つのバッファメモリに格納させると同時に、バッフ
    ァメモリの1つにすでに格納されているデータを読み出
    して上記データ誤り訂正部に入力し所定の誤り訂正符号
    を生成させて付加することを特徴とするPCカード型記
    憶装置。
  2. 【請求項2】 上記制御部は、メモリ部へのデータ書き
    込み時に、上記バッファメモリ部の1つのバッファメモ
    リにホストシステム装置からのデータが誤り訂正符号を
    付加された状態で格納されている場合、ホストシステム
    装置から入力されたデータをバッファメモリ部の他の1
    つのバッファメモリに格納させると同時に、誤り訂正符
    号が付加された状態の上記データを読み出してメモリ部
    に格納することを特徴とする請求項1に記載のPCカー
    ド型記憶装置。
  3. 【請求項3】 上記制御部は、メモリ部からのデータ読
    み出し時に、メモリ部から読み出したデータを、バッフ
    ァメモリ部の1つのバッファメモリに格納させると同時
    に、上記データ誤り訂正部に入力し所定のデータ誤り訂
    正処理を行わせることを特徴とする請求項1又は請求項
    2のいずれかに記載のPCカード型記憶装置。
  4. 【請求項4】 上記制御部は、メモリ部からのデータ読
    み出し時に、上記バッファメモリ部の1つのバッファメ
    モリにメモリ部から読み出されたデータが所定のデータ
    誤り訂正処理を行われた状態で格納されている場合、メ
    モリ部から読み出したデータをバッファメモリ部の他の
    1つのバッファメモリに格納させると同時に、データ誤
    り訂正処理を行われた状態の上記データを読み出してホ
    ストシステム装置に出力することを特徴とする請求項1
    から請求項3のいずれかに記載のPCカード型記憶装
    置。
  5. 【請求項5】 上記制御部は、 ホストシステム装置とバッファメモリ部とを接続する第
    1データバスと、 バッファメモリ部とデータ誤り訂正部とを接続する第2
    データバスと、 バッファメモリ部とメモリ部とを接続する第3データバ
    スと、 上記第1データバス、第2データバス及び第3データバ
    スのそれぞれのデータバス間におけるデータ転送を制御
    するデータ転送制御部と、を有することを特徴とする請
    求項1から請求項4のいずれかに記載のPCカード型記
    憶装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016035795A (ja) * 2014-08-01 2016-03-17 華邦電子股▲ふん▼有限公司 内部ecc処理を有するnand型フラッシュメモリおよびその動作方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016035795A (ja) * 2014-08-01 2016-03-17 華邦電子股▲ふん▼有限公司 内部ecc処理を有するnand型フラッシュメモリおよびその動作方法
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