JPS63163103A - 海苔検査装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、海苔を撮像して得られた画像を処理して前記
海苔の良否を判定する海苔検査５Ａ置に関する。

（従来の技術） 紅藻類や緑模類を紙のように漉いた後、これを乾燥させ
て作らせる海苔は、従来、人手によってその良否が検査
されていた。

しかしこのような検査方法では、検査精度や、検査速度
を向上させることができないので、これを自動的に行う
海苔検査装置が開発され、使用されている。

この海苔検査装置は、海苔を搬送する搬送部と、この搬
送部によって搬送されている海苔を撮像するラインセン
サと、海苔の長さを検出する海苔長さ検出部と、この海
苔長さ検出部の出力や、前記ラインセンサの出力を処理
して海苔の長さや幅が不足していたり、海苔に横割れ等
があるときに、これを検出する処理部と、この処理部の
検出結果を表示する表示部とを備えており、海苔の長さ
や、幅が不足していたり、海苔が横に割れているときに
、これを検知して表示部上に表示する。

（発明が解決しようとする問題点） ところで、このような海苔検査装置において用いられる
海苔長さ検出部は、搬送部の導入端に設けられるスター
トセンサと、このスタートセンナから所定距離だけ離し
て設けられる終了センサとによって海苔の長さを検出し
ていたので、これらのセンサおよびその処理回路分だけ
部品数が多くなるという不都合があった。

また、海苔の長さの設定値を変える場合には、これらス
タートセンυと、終了センサとの距離を機械的に変えた
り、搬送速度を変えたりする必要があった。

本発明は上記の事情に鑑み、スタートセンナや終了セン
サを用いることなく、海苔の良さを検出することができ
る海苔検査装置を提供することを目的としている。

（問題点を解決するための手段） 上記問題点を解決するために本発明による海苔検査装置
は、海苔を撮像して得られた画像を処理して前記海苔の
良否を判定する海苔検査装置において、海苔をＲ＠する
撮像部と、この撮像部によって得られた海苔画像の長さ
を検出する長さ検出部と、この長さ検出部によって得ら
れた海苔画像の長さが設定された良さを満たしていない
場合に不良と判定する判定部とを備えたことを特徴とし
ている。

（実施例） 第１図は本発明による海苔検査装置の一実施例を示すブ
ロック図である。

この図に示す海苔検査装置は、搬送部１と、撮像部２と
、処理部３と、切替え部４とを備えており、海苔５が挿
入されたとき、これを搬送しながら、その画像を取り込
むとともに、この画像中にある海苔画像の長さをチェッ
クし、この海苔５が十分な長さを持っていれば、これを
良品ストック部６に入れ、またその長さが不足していれ
ば、これを不良品ストック部７に入れる。

搬送部１は、複数の駆動プーリ８と、これらの各駆動プ
ーリ８に対応する複数の従動プーリ９と、これら各駆動
プーリ８と従動プーリ９との間に、各々張設されるベル
ト１０とを備えており、導入端部から海苔５が挿入され
たとき、これを搬送面に沿って一定速度で矢印へ方向に
搬送する。

また撮像部２は、前記搬送部１によって搬送されている
海苔５を下から照明するランプ１１と、このランプ１１
によって照明されている海苔５を上から撮像するライン
センサ１２とを備えており、海苔５を撮像して得られた
シリアル画像を処理部３に供給する。

処理部３は、前記シリアル画像をパラレル画像（雨間デ
ータ）に変換するシリアル・パラレル変換回路（Ｓ／Ｐ
ｖ！Ｌ換（ＩＲ）１３と、このＳ／Ｐ変換回路１３によ
って得られた画像データを順次、処理して、前記海苔５
の長さが不足しているかどうかを判定する判定回路１４
とを備えており、前記海苔５の長さが不足している場合
には、ツレレノイドオン信号を発生して、これを切替え
部４に供給する。

この場合、判定回路１４はマイクロプロセツサ等からな
る制御部（ＣＰＵ）１５と、このＣＰＵ１５のプログラ
ムや各秤の定数データ等が格納されているＲＯＭ（リー
ド・オンリ・メモリ）１６と、前記ＣＰＵ１５の作業エ
リアとなるＲＡＭ（ランダム・アクセス・メモリ）１７
と、前記ＣＰＵ１５の処理結果等を表示する表示部１８
と、前記ＣＰＵ１５と切替え部４や搬送部１とを接続す
るインターフェース１つとを備えており、ＲＯＭ１６に
格納されているプログラムに基づいてＣＰＵ１５が画像
データを順次、処理して、前記海苔５の長さが不足して
いるかどうかを判定する。

また切替え部４は、前記搬送部１の後部側に設けられる
フラッパ２０と、このフラッパ２０を駆動するソレノイ
ド２１とを備えており、前記処理部３からソレノイドオ
ン信号が供給されていないときには、フラッパ２０の先
端を搬送部１の搬送面より下になるようにして海苔５を
良品ストック部６に導き、またソレノイドオン信号が供
給されたときには、ソレノイド２１がオンしてフラッパ
２０を駆動し、このフラッパ２０の先端を前記搬送面上
に突出させて、海苔５を不良品ストック部７に導く。

次に、第２図に示すフローチャートを参照しながらこの
実施例の動作を説明する。

まず、この海苔検査装置の電源スィッチがオンされれば
、ＣＰＵ１５が動作を開始して、回路各部を初期化した
り、搬送部１をオンさせたりした後、ステップＳＴＩで
Ｓ／Ｐ変換回路１３を介してラインセンサ１２で得られ
た画像データを順次、取り込み、この画像データのいず
れかのビットが１゛′になるまで持つ。

そして、画像データのいずれかのビットが°゛１″にな
ったとき、ＣＰｔＪ　１５は海苔５の先端エツジがライ
ンセンサ１２の視野に入ったと判断してこのステップＳ
ＴＩからステップＳＴ２に分岐し、ここでＳ／Ｐ変換回
路１３を介してラインセンサ１２で１９られた画像デー
タを順次、取り込み、これをＲＡＭ１７にリアルタイム
で記憶させる。

次いで、ＣＰＵ１５はステップＳＴ３でラインカウンタ
（例えば、ＣＰＵ１５内のレジスタ）を値゛１″だりイ
ンクリメントさせた後、第３図に示す如＜ＲＡＭ１７に
記憶されている画像データのうち、スタートエツジＳＴ
以降の最初のラインにある画像データをその先頭番地か
ら順次、読み出しながら画像データ中の鎖がＯ”である
かどうかをチェックする。

次いで、ＣＰＵ１５はステップＳＴ４でこのライン画像
データ中の値が所定数以上゛Ｏ″でなければ、このライ
ンが海苔画像２２を含んでいると判断してこのステップ
ＳＴ４からステップＳＴ３に戻り、上述した動作を繰り
返す。

そして、１ライン画像データ中の値が所定数以上１１０
１１であるライン、つまり海苔画＠２２をほとんど含ん
でいないラインが見つかれば、Ｃ（つＵ１５はこのライ
ンがある位牌を尚苔画像２２のエンドエツジＥＤと判定
して、ステップＳＴ４からステップＳＴ５に分岐し、こ
こでラインカウンタの値が基準ライン数を越えているか
どうかをチェックする。

そして、ラインカウンタの値が基準ライン数を越えてい
れば、ＣＰＵ１５内路の海苔５の長さが十分であると判
定する。

これによって、検査が終了した海苔５は搬送部１によっ
て搬送されて良品ストック部６にストックされる。

また、ラインカウンタの値が￥Ｓ準ラうン数を越えてい
なければ、ＣＰＵ１５内− ５で海苔５の良さが不足していると判定して、このステ
ップＳＴ５からステップＳＴ６に分岐する。

そして、このステップＳＴ６で、ＣＰＵ１５はソレノイ
ドオン信号を発生してフラッパ２０を駆動し、このフラ
ッパ２０の先端を前記搬送面上に突出させて、海苔５を
不良品ストック部７に導く。

このようにこの実施例においては、ＲＡＭ１７に記憶さ
れた画像データ内の海苔画像２２の長さに基づいて海苔
５の長さが十分かどうかを判定するようにしているので
、海苔５の長さを測定するためのセンサ等を不要にする
ことができる。

また上述した実施例においては、ラインセンサ１２によ
って得られた画像データを一旦ＲＡＭｌ７に記憶させて
から、海苔５の長さを判定するようにしているが、ライ
ンセンサ１２の出力を直接処理して海苔画像２２の艮ざ
を検査するようにしても良い。

（発明の効宋） 以上説明したように本発明によれば、スタートセンサや
、終了センサを用いることなく、海苔の長さを検査する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による海苔検査装置の一実施例を示すブ
ロック図、第２図は同実施例の動作例を示すフローチャ
ート、第３図は同実施例の画像データ処理例を説明する
ための模式図である。 ２・・・撮像部、５・・・海苔、１５・・・長さ検出部
、判定部（ＣＰＵ）。 代理人　　　弁理士　　岩０百二（他１名）第　２　区 Ｃ宍〕 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 海苔を撮像して得られた画像を処理して前記海苔の良否
   を判定する海苔検査装置において、海苔を撮像する撮像
   部と、この撮像部によつて得られた海苔画像の長さを検
   出する長さ検出部と、この長さ検出部によつて得られた
   海苔画像の長さが設定された長さを満たしていない場合
   に不良と判定する判定部とを備えたことを特徴とする海
   苔検査装置。