JPH052634A - 視覚認識装置 - Google Patents

視覚認識装置

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JPH052634A
JPH052634A JP3180332A JP18033291A JPH052634A JP H052634 A JPH052634 A JP H052634A JP 3180332 A JP3180332 A JP 3180332A JP 18033291 A JP18033291 A JP 18033291A JP H052634 A JPH052634 A JP H052634A
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JP
Japan
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image
objects
visual recognition
inspection
measurement
Prior art date
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Pending
Application number
JP3180332A
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English (en)
Inventor
Satoshi Yoneda
聡 米田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP3180332A priority Critical patent/JPH052634A/ja
Publication of JPH052634A publication Critical patent/JPH052634A/ja
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  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】複数種の対象物についても1台の視覚認識装置
をもって形状などの自動検査を可能とする。 【構成】テレビカメラ1と画像処理装置2とから成り、
前記画像処理装置2の画像メモリ10に対象物の2値画
像が格納される。RAM15には対象物の種別を判別す
るための判別情報と対象物を認識するための種別毎の計
測条件とが記憶される。計測部11は2値画像の特徴量
を計測し、CPU13はその計測値と前記判別情報とを
比較して対象物の種別を判別する。ついでCPU13に
より前記判別結果に応じた計測条件が選択され、その計
測条件に基づき計測部11による特徴量の計測およびC
PU13による形状などの認識処理が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば工場の製造ま
たは検査ラインにおいて、製品の形状などを自動検査す
るのに用いられる視覚認識装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、製品の形状などにつきその良否を
検査するのに、一般に目視検査が行われているが、その
ような人手による検査では、検査効率が悪く、検査ミス
が発生し易いばかりでなく、人件費が嵩むため、製品の
コスト高を招く。
【0003】そこで製品の形状などを検査するのに、視
覚認識装置を導入して検査を自動化し、それにより検査
効率や検査精度を向上し、また製品のコスト高を防止し
ている。
【0004】一般にその種視覚認識装置は、製品の搬送
路に沿って配備されるテレビカメラと、このテレビカメ
ラより画像信号を入力して検査に必要な画像処理を実行
する画像処理装置とから成るもので、前記画像処理装置
では、対象物の画像信号を入力して2値化し、その2値
画像につき面積などの特徴量を計測した後、その計測値
と基準値とを比較することにより対象物の良否を判別し
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの種視
覚認識装置では、検査対象とする製品が1種類予め決め
られており、複数種の対象物を同じ視覚検査装置により
同時に検査することは困難である。このため多品種少量
生産の製造または検査ラインにおいては、視覚認識装置
を複数台導入する必要があり、設備費用が高価となるな
どの問題がある。
【0006】この発明は、上記問題に着目してなされた
もので、複数種の対象物についても1台の装置をもって
形状などを自動検査できる視覚認識装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる視覚認
識装置は、複数種の対象物を撮像して画像を生成する撮
像部と、前記撮像部よりいずれか対象物の画像を入力し
て処理する画像処理部とから成るもので、前記画像処理
部は、対象物の種別を判別するための判別情報と対象物
を認識するための種別毎の計測条件とを記憶する記憶手
段と、対象物の画像を入力し前記判別情報を参照して対
象物の種別を判別する判別手段と、前記判別手段による
判別結果に応じて前記計測条件のいずれかを選択する選
択手段と、前記選択手段により選択された計測条件によ
り対象物の画像を計測処理する計測手段とを備えてい
る。
【0008】
【作用】画像処理部に入力された対象物の画像につき、
まず判別情報が参照されて対象物の種別が判別された
後、その判別結果に応じて計測条件が選択され、その計
測条件により対象物の画像につき検査のための計測処理
が行われる。このため複数種の対象物が同じ製造または
検査ラインを流れていても、1台の視覚認識装置をもっ
て形状などの検査が可能である。
【0009】
【実施例】図1は、この発明の一実施例にかかる視覚認
識装置の外観を示すもので、テレビカメラ1と画像処理
装置2とビデオモニタ3とで構成されている。図示例の
視覚認識装置は、2種類の対象物4a,4bにつき、そ
れぞれ形状の良否(例えば欠けやバリの有無など)を検
査しているが、この発明の視覚認識装置は、2種類以上
の多種類の対象物についても同時検査が可能であり、ま
た物体の形状以外の検査にも適用できる。
【0010】一方の対象物4aは平面形状が矩形状をな
し、また他方の対象物4bは平面形状が円形状をなすも
ので、この2種類の対象物4a,4bがベルトコンベヤ
5上に混在して並び、搬送路沿いの所定の検査位置へ順
次搬送されてくる。
【0011】この検査位置の上方位置にはテレビカメラ
1が下向きに配置され、いずれの対象物4a,4bにつ
いても観測視野内に含まれるようテレビカメラ1の視野
設定がなされる。なお図中、6は光電センサなどより成
る物体検知センサであって、対象物4a,4bが検査位
置に到達したことを検知して物体検知信号を出力する。
【0012】前記テレビカメラ1および物体検知センサ
6は画像処理装置2に接続され、前記テレビカメラ1に
より得られた濃淡画像信号が画像処理装置2に取り込ま
れて所定の処理が行われる。
【0013】図2は、前記画像処理装置2の回路構成例
を示すもので、この画像処理装置2のA/D変換器7に
はテレビカメラ1より濃淡画像信号が入力される。この
A/D変換器7はアナログ量の濃淡画像信号をディジタ
ル量の濃淡画像信号に変換して画像表示部8や2値化回
路9へ出力する。
【0014】前記2値化回路9は、ディジタル量の濃淡
画像信号を入力して所定の2値化しきい値で2値化処理
し、その2値画像を画像メモリ10に記憶させる。計測
部11は前記2値画像につき面積,周囲長さなどの特徴
量を計測し、その計測値はCPU13に取り込まれて種
別の判別や検査処理が行われる。
【0015】前記CPU13は制御・演算の主体であっ
て、プログラムが格納されるROM14と、各種データ
を記憶させるRAM15とでマイクロコンピュータを構
成する。前記RAM15には対象物4a,4bの種別を
判別するための判別情報,対象物を検査するための種別
毎の計測条件などが記憶される。
【0016】ウィンドウメモリ12には前記2値画像の
計測領域を設定するためのウィンドウデータが書き込ま
れる。図3および図4は、2種類の対象物4a,4bに
ついての2値画像20a,20bと、これら2値画像2
0a,20bに設定される第1〜第3の各ウィンドウW
1〜W3とを示す。第1のウィンドウW1はいずれの2
値画像20a,20bも含む大きさに設定され、また第
2のウィンドウW2は一方の2値画像20aを、第3の
ウィンドウW3は他方の2値画像20bを、それぞれ含
む大きさに、それぞれ設定される。
【0017】画像表示部8は、A/D変換器7や2値化
回路9より入力した濃淡画像や2値画像を選択して表示
データを生成する。この表示データはD/A変換器16
でアナログ信号に変換された後、前記ビデオモニタ3へ
出力される。なお図中、17はビデオバス、18はパイ
プラインバス、19はCPUバスである。
【0018】図5および図6は、上記視覚認識装置の動
作手順を示す。図5は、検査に先立って実施される前記
判別情報および計測条件の設定手順であって、同図のス
テップ1(図中「ST1」で示す)では、まず第1のウ
ィンドウW1が全画面サイズに合わせて自動設定され
る。
【0019】つぎのステップ2では、検査位置に一方の
対象物4aを導入してテレビカメラ1により撮像し、テ
レビカメラ1のピントおよび絞りを調整した後、その対
象物4aの濃淡画像をビデオモニタ3に表示させる。
【0020】つぎのステップ3では第2のウィンドウW
2の設定が、続くステップ4では濃淡画像を2値化する
ための2値化しきい値の設定が、それぞれビデオモニタ
3上の濃淡画像を見ながら人手により行われ、これら設
定値は対象物4aを検査するための計測条件として前記
RAM15に記憶される。
【0021】つぎのステップ5では対象物4aにつき検
査対象が良品であるか否かを判定するための特徴量(こ
の実施例では面積)の基準値が、さらに続くステップ6
では良品判定のための判定レベル(例えば前記基準値の
±10%)が、それぞれ設定され、これらの値も計測条
件として前記RAM15に記憶される。
【0022】つぎのステップ7では、2種類の対象物4
a,4bの種別を判別するための判別情報の設定が行わ
れ、この判別情報も前記RAM15に記憶される。この
実施例の場合、前記判別情報として面積および周囲長を
用いているが、判別する対象物の形状などに応じて、長
辺および短辺のXY方向の長さやXY方向に投影した画
素分布なども用いることができる。
【0023】こうして対象物4aについての計測条件や
判別情報の設定が完了すると、つぎに他の対象物4bを
検査位置に導入して計測条件や判別情報の設定が同様の
手順により行われるもので、全ての対象物についての設
定作業が完了したとき、ステップ8の判定が「YES」
となって、図5の設定手順を終える。なおこの実施例で
は、濃淡画像を2値化するための2値化しきい値は対象
物4a,4bのいずれについても共通の値に設定してあ
るが、これに限らず、個別の2値化しきい値を設定する
こともできる。
【0024】図6は、上記視覚認識装置による検査の手
順を示す。いまベルトコンベヤ5によりいずれか対象物
が検査位置に搬送されてくると、物体検知センサ6がこ
れを検知して画像処理装置2へ物体検知信号を出力す
る。これにより図6のステップ1が「YES」となり、
テレビカメラ1はその対象物を撮像し、その濃淡画像が
画像処理装置2に取り込まれる(ステップ2)。この濃
淡画像信号はA/D変換器7でディジタル信号に変換さ
れた後、2値化回路9で2値化処理され、その2値画像
は画像メモリ10に格納される。
【0025】つぎにステップ3では、この2値画像に対
し第1のウィンドウW1が設定され、計測部11はこの
ウィンドウW1内の2値画像につき面積と周囲長を計測
し、その計測値はCPU13に取り込まれる。CPU1
3はこの計測値とRAM15に記憶させた判別情報とを
比較することにより前記対象物が一方の対象物4aであ
るのか、他方の対象物4bであるのかを判別し、その判
別結果に応じていずれかの計測条件(ウィンドウデー
タ,面積の基準値,判定レベルなど)が選択され、その
選択された計測条件がCPU13に取り込まれる(ステ
ップ3,4)。
【0026】つぎのステップ5では、2値画像に対し第
2,第3のウィンドウW2,W3のうち選択されたウィ
ンドウが設定され、計測部11はこのウィンドウ内の2
値画像につき面積を計測し、その計測値がCPU13に
取り込まれる。ついでCPU13は、この面積の計測値
を、ステップ4で選択された基準値およびその判定レベ
ルと比較することにより、対象物が良品であるか否かを
判定し、その判定結果を外部へ出力する。
【0027】対象物が検査位置に到達する毎に、ステッ
プ1が「YES」となって上記手順が繰り返し実行され
るもので、全ての対象物が検査位置を通過したとき、ス
テップ6が「YES」となって、検査を完了する。
【0028】
【発明の効果】この発明は上記の如く、画像処理部に入
力された対象物の画像につき、まず判別情報が参照され
て対象物の種別が判別された後、その判別結果に応じて
計測条件を選択して、その計測条件により検査のための
計測処理を行うようにしたから、複数種の対象物が同じ
製造または検査ラインを流れていても、1台の視覚認識
装置をもって形状などの検査が可能であり、多品種少量
生産の製造ラインにも対応できるなど、発明目的を達成
した顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかる視覚認識装置の外
観を示す斜面図である。
【図2】画像処理装置の回路構成を示すブロック図であ
る。
【図3】一方の対象物の2値画像に対するウィンドウの
設定例を示す説明図である。
【図4】他方の対象物の2値画像に対するウィンドウの
設定例を示す説明図である。
【図5】視覚認識装置による設定手順を示すフローチャ
ートである。
【図6】視覚認識装置による検査手順を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 テレビカメラ 2 画像処理装置 11 計測部 13 CPU 14 ROM 15 RAM

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数種の対象物を撮像して画像を生成す
    る撮像部と、前記撮像部よりいずれか対象物の画像を入
    力して処理する画像処理部とから成り、前記画像処理部
    は、対象物の種別を判別するための判別情報と対象物を
    認識するための種別毎の計測条件とを記憶する記憶手段
    と、対象物の画像を入力し前記判別情報を参照して対象
    物の種別を判別する判別手段と、前記判別手段による判
    別結果に応じて前記計測条件のいずれかを選択する選択
    手段と、前記選択手段により選択された計測条件により
    対象物の画像を計測処理する計測手段とを備えて成る視
    覚認識装置。
JP3180332A 1991-06-24 1991-06-24 視覚認識装置 Pending JPH052634A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3180332A JPH052634A (ja) 1991-06-24 1991-06-24 視覚認識装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP3180332A JPH052634A (ja) 1991-06-24 1991-06-24 視覚認識装置

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JPH052634A true JPH052634A (ja) 1993-01-08

Family

ID=16081373

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JP3180332A Pending JPH052634A (ja) 1991-06-24 1991-06-24 視覚認識装置

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JP (1) JPH052634A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004013095A (ja) * 2002-06-11 2004-01-15 Fujitsu Ltd パターン画像比較方法、パターン画像比較装置及びプログラム
US6970588B1 (en) 1999-09-30 2005-11-29 Omron Corporation Image processing apparatus, image processing method and visual inspection system
JP2010060528A (ja) * 2008-09-08 2010-03-18 Keyence Corp 画像計測装置及びコンピュータプログラム
JP2021038950A (ja) * 2019-08-30 2021-03-11 アサヒビール株式会社 検査装置

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JP2010060528A (ja) * 2008-09-08 2010-03-18 Keyence Corp 画像計測装置及びコンピュータプログラム
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