JPS63163100A - ガス配管監視装置 - Google Patents

ガス配管監視装置

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JPS63163100A
JPS63163100A JP31412886A JP31412886A JPS63163100A JP S63163100 A JPS63163100 A JP S63163100A JP 31412886 A JP31412886 A JP 31412886A JP 31412886 A JP31412886 A JP 31412886A JP S63163100 A JPS63163100 A JP S63163100A
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JP
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gas
gas pressure
pressure value
value
solenoid valve
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JP31412886A
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Hachiro Handa
半田 八郎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 r産業上の利用分野j 本発明はガス配管監視装置に関するもので、さらに詳し
くは、一般家庭用または業務用のガス供給系の上流部に
配した電磁弁より下流側に閉鎖したガス圧の変動でガス
漏れを検出するようになしたガス配管監視装置に関する
ものである。
r従来の技術」 従来、この種の監視装置としては、ガス配管の上流部に
電磁弁を、その下流側にガス圧変動によってON・OF
Fさaる圧力スイッチを配し、ガスを使用するときは開
始スイッチで電磁弁を開となし、ガスの使用終了時は終
了スイッチで該電磁弁を閉とするようになしておき、開
始スイッチをONとなしたときは一時電磁弁を開となし
電磁弁の下流側を供給ガス圧となした後に閉めて一定時
間の使用前の復帰検査を行ない、この設定された復帰検
査時間内に該電磁弁の下流側ガス配管内に閉鎖されたガ
スが漏れて圧力スイッチが作動すると異常を検出し、こ
の時間内に異常が検出されない場合にかぎって電磁弁を
開状態に保持してガスを使用可能な状態となし、また、
終了スイッチONにより′電磁弁を閉じた後は一定時間
の使用後のガス漏れ検査を行ない、この設定時間内に電
磁弁より下流側のガス供給路内の閉鎖ガスが漏れて圧力
スイッチが作動すると異常を検出して、以後所定のリセ
ット操作を行なわないと電磁弁が開とならないようにな
したカス配管監視装置が提案されている。
「発明が解決しようとする問題点j しかし、上記従来の監視装置は、ガス圧変動によってO
N・OFFされる圧力スイッチを使用しているため、ガ
ス圧か設定値にまで下がらないとガス漏れを検知できず
、上記使用前の復帰検査は長い時間を必要とし、ガス使
用者が即座にガスを使用できないという欠点を有してい
る。
すなわち、開始スイッチにより電磁弁を瞬時量となして
ガス配管内を供給ガス圧となし次ぎに該電磁弁を閉じ、
その後一定時間内に閉鎖ガス圧が低下することでガス漏
れ原因が有ることが検出できるが、小さいガス漏わで圧
力スイッチが作動するには相当長い時間が必要で、また
ガス配管の容量か大きいと相当に大きなガス漏れか有っ
てもなかなか圧力スイッチが作動しないことになり、従
来装置では通常家庭のガス配管で2〜3分間の使用前の
復帰検査時間を必要とし、容量の大きい業務用のガス配
管では5〜15分間の使用前検査時間をかけないと漏れ
を検出できないものであり、この検査時間は使用後ρガ
ス漏れ検査にも同様に必要となるものであった。
また、電磁弁より下流側に閉鎖されたガス圧は、雰囲気
温度の変動による影響をも受けるもので、例えば寒冷地
でガス暖房を止めてガス使用を終了した場合を想定する
と、上記検査必要時間内に数度乃至10〜20度の温度
低下が生ずる場合も存り得るもので、従来の監視装置は
この温度変化による閉鎖ガス圧の変動をもガス漏れと判
定する恐れを存するものである。
なお、上記欠点を解決するには、ガス圧を電気的な値と
して読み取る圧電変換素子よりなる圧力検知手段を使用
して、僅かなガス圧変動をも監視すればよいとされてい
るが、この圧電変換素子よりなる圧力検知手段はそれ自
体が温度変化の影響を受けるもので、通常は複雑・高価
な温度補正回路を組合せて使用されるもので、コスト的
に実用化か困難であるという欠点を有している。
そこで本発明ガス供給監視装置は、上記欠点に鑑みなさ
れたものて、圧′准変換素子よりなる圧力検知手段を温
度補正回路を併用せずに使用するも、温度変化の影響が
実用上無視でき、安価に実現できるとともに高い信頼性
を有したガス配管監視装置を提供することを目的とした
ものである。
r問題点を解決するための手段」 上記の目的に沿い、先述特許請求の範囲を要旨とする本
発明の構成は前述問題点を解決するために、ガス配管l
の上流部位に電磁弁2と該?i1磁弁2よりは下流側部
位に位置して管内ガス圧を電気的な値として読み取る圧
力検知手段3とを配し、該電磁弁2を閉じた後に圧力検
知手段3よりの入力信号の経時的変化でガス漏れを監視
するガス配管監視装置において、 上記圧力検知手段3よりの入力信号を所定時間間隔で最
新ガス圧値■1と第二ガス圧値V2として交互に読み取
るか、または、圧力検知手段3よりの入力信号を最新ガ
ス圧値■1として読み取るとともにこの値を記憶ガス圧
値V2’ に一時記憶してこの記憶ガス圧値■2°は所
定時間遅れで最新ガス圧値v1により更新されるように
なし、上記の最新ガス圧値v1と第二ガス正値v2また
は最新ガス圧値v1を記憶ガス圧値v2°に記憶して一
定の時間が経過し次ぎに更新される而の該記憶ガス圧値
v2°とを一定時間対比して両者に一定以上の差が複数
一定時開園発生するとガス漏れと判定するようになした
ことを特徴とする技術的手段を講じたものである。
「作用j 次に本発明ガス配管監視装置の作用を第4図及び第5図
に基すいて説明する。
この第4図は縦軸に圧力検知手段3によって検出される
ガス圧値Vを示し横軸に時間の経過Hを示すグラフで、
時間Hの経過とともに、21時点で電磁弁2を一度開と
なした後P1°時点で該電磁弁2を自動的に閉じ、82
時点でガス使用前の復帰検査が終了してガス漏れが発見
されなっかので該電磁弁2を開状態を保つようになし、
23時点で第一ガス器具を使用し、ざらに24時点で別
の第二ガス器具を使用し、25時点では一方のガス器具
の使用を終了し、26時点では別のガス器具の使用も終
了し、27時点では電磁弁2を閉じたとすると、正常時
は実線で示すごときのガス圧値Vの変動を伴なう。すな
わち、ガス漏れがなかったと仮定したら、23時点でガ
ス圧値Vは供給ガス圧値v0から一定値低下し、24時
点でさらに一定値低下する。そして、21時点で一方の
ガス器具の使用を終了するとガス圧値は一定値上昇し、
26時点ではさらにガス圧値は一定値上昇して元の供給
ガス圧値vOに戻ることになるわけである。なお、同図
においてP3°時点から24時点及びP4°時点から2
5時点のガス使用中にガスルが脈動しているのは、ガス
メータの特性によるもので、ガス流はガスメータの升で
間欠的に吐出されるためである。
ところで、このrjfi磁弁2より下流側のガス配管1
でガス漏れが有ったと仮定すると、ガス圧値Vは第4図
鎖線のごとく、初めは供給ガス圧値v0より低くなって
おり、21時点で電磁弁2を開くと該電磁弁2の下流側
は供給ガス圧値v0にまで上昇する。しかし、その後詰
電磁弁2を閉じ時間が経過すると閉鎖されたガス圧は漏
れにより順次低下することになる。
ここで、圧力検知手段3が、ガス圧500mm/h20
で出力5V(但し、ゼロ出力電圧IV)のものを使用し
たとして、この圧力検知手段3の出力を10ビツトのA
/Dコンバータで処理すると、500/ (2”−2”
15)#0.54となり、分解能が0 、 54 m 
m / h 、 Oとなる。そこで、第5図に示すごと
く、該電変換素子3よりの入力信号を所定時間間隔(例
えば2秒間隔)で最新ガス圧値V1と第二ガス正値v2
として交互に読み取り、この最新ガス圧値V1と第二ガ
ス正値V2とを一定の検査時間(例えば1分間)対比し
て両者に一定以上の差が複数回連続発生すると、ガス配
管1内のガス圧が順に低下していることが判定でき、し
かも、この対比は2秒間隔で6回行なっても12秒の間
に実施されるため、通常の温度変化の”4′、響は少な
く実用上無視できて、ガス漏わによる圧力低下のみを検
知することができるものである。
また、圧力検知手段3よりの入力信号を最新ガス圧値V
1として読み取るとともにこの値を記憶ガス圧値v2°
に一時記憶してこの記憶ガス圧値V2’は所定時間遅れ
(例えば3秒遅れ)で最新ガス圧値v1により更新され
るようになしておき、この最新ガス圧値V1と、最新ガ
ス圧値v1を記憶ガス圧値V2’ に記憶して一定の時
間が経過し次ぎに更新される前の該記憶ガス圧値V2’
 とを対比しても、両者に一定以上の差が複数回連続発
生すると、ガス配管1内のガス圧が順に低下してガス漏
わが有ることを検知できる。そして、3秒で5回連続し
て一定以上の圧力差が存る場合をガス漏れと判断した場
合で、ガス漏れ検知に必要な時間は温度影響を無視でき
る程度の15秒間という短い時間ですむものである。な
お、設定した検査時間1分間内にはこの検査が4回、面
記検査は5回実施でき、圧力検知手段3およびA/Dコ
ンバータより語信号が出力される場合があっても、検査
回数をふやすことで確実にガス漏れを検出するものであ
る。
r実施例J 次に、本発明の実施例を添付図面に従って説明すれば以
下の通りである。
図中、工がガス配管で、このガス配管1は一端に図示し
ないガス供給源に、すなわちガスメータを介して屋外配
管またはカスボンベが連結され、他端は必要に応じて分
岐され夫々にガス栓7が連結され、この各ガス栓7,7
.7・・・にはコン口、ストーブ、風呂バーナ笠の所望
のガス器具G1.G2.G3・・・か連結されてガス供
給系を形成するものである。要するに、このガス配管1
を含むガス供給系は従来公知なもので、既設のガス供給
系をそのまま使用しても無論差し支えはないものである
上記ガス配管1の上渣部、望ましくは図示しないガスメ
ータの流出口近くに電磁弁2を、その下流側にガス圧を
電気信号に変換する圧力検知手段3を配しである。
上記電磁弁2は従来公知なものが使用され、詳細な図示
は省略したか、ソレノイドへ通電すると弁体が電磁力で
吸引され引き上げられて開弁じ、該ソレノイドへの通電
を遮断するとソレノイドが消磁されて引き上げうた弁体
はスプリングの付勢力で下降して閉弁するものを使用す
ればよいが、瞬時ソレノイドへ通電して弁体を引き上げ
た後は該弁体を永久磁石の吸引力で吸着保持しておき通
電を遮断しても開弁状態を維持し、この弁体を閉じるに
は上記または別のソレノイドへ永久磁石の吸着力を打ち
消す方向の電流を通電するラッチタイプ式と称する電磁
弁を使用してもよい。
また、上記圧力検知手段3も従来公知なものが便用され
るため詳細な図示を省略するが、本実施例では、−面を
ガス配管1内に面し他面側は該ガス配管l内とは気密を
保って大気側に面する歪みゲージを使用して、この歪み
ゲージが一面側に加わるガス圧で歪むことで変化する電
気抵抗値をホイートストンブリッジ3a(第2図参照)
を利用してガス圧を電圧値として検出し、この検出値を
A/Dコンバータ15でデジタル信号化するようになし
ている。
そして、上記′7IL磁弁2と圧力検知手段3は制御盤
Pに連結され、該電磁弁2はこの制御盤Pで圧力検知手
段3の検出信号およびその他の入力信号を組合せ整理し
て開閉制御さるようになしである本実施更において、こ
の制御盤Pは第2図及び第3図に示すごとき構成からな
り、 使用者がガス使用時に操作する開始スイッチ4aと、ガ
ス使用終了時に操作する終了スイッチ4bと、 上記開始スイッチ4aと終了スイッチ4bとのいずれか
の操作から、第二選択手段と使用後ガス漏れ検査手段と
の一方を選択する第一選択手段と異常信号が入力される
とその旨を異常検知済み記憶として記憶しておき、上記
第一選択手段で開始スイッチ操作により選択されるとこ
の異常検知済み記憶の有無とから、復帰検査手段と使用
後ガス漏れ検査手段との一方を選択し、該復帰検査手段
が選択された場合はこの異常検知済み記憶を消す第二選
択手段と、 上記第二選択手段で上記異常検知済み記憶が有りとして
選択され、上記圧力検知手段よりの入力信号を所定時間
間隔で最新ガス圧値v1と第二ガス圧値V2として交互
に読み取るか、または、圧力検知手段3よりの入力信号
を最新ガス圧値v1として読み取るとともにこの値を記
憶ガス圧値V2′に一時記憶してこの記憶ガス圧値v2
°は所定時間遅れで最新ガス圧値■1により更新される
ようになし、上記の最新ガス圧値v1と第二ガス正値v
gまたは最新ガス圧値V1を記憶ガス圧値V2’に記憶
して一定の時間か経過し次ぎに更新される萌の該記憶ガ
ス圧値v2°とを一定時間対比して両者に一定以上の差
が複数回連続発生するとガス漏れとしそれ以外は正常と
判定して、ガス漏れと判定した場合は異常信号を出力し
、正常と判定された場合は′a電磁弁開となす復帰検査
手段と、 前記第二選択手段で異常検知済み記憶が無しとして、ま
たは上記復帰検査手段で正常と判定された場合に選択さ
れ、上記圧力検知手段よりの入力信号が基準ガス圧値■
0より一定割合以上低下すると過流と判断して異常信号
を出力する過流検査判断部と、上記最新ガス圧値v1と
第二ガス圧値V2または最新ガス圧値v1と記憶ガス圧
値v2゛に一定以上の差が所定時間内に発生しないこと
でガス使用中止と判断して終了スイッチを自動的に操作
された同じ状態となす使用中止判断部とかうなる使用監
視手段と。
前記第一選択手段で終了スイッチ操作により選択される
と、電磁弁を閉となすとともに、圧力検知手段よりの入
力信号を所定時間間隔で最新ガス圧値v1と第二ガス正
値v2として交互に読み取るか、または、圧力検知手段
3よりの入力信号を最新ガス圧値Vlとして読み取ると
ともにこの値を記憶ガス圧値v2°に一時記憶してこの
記憶ガス圧値V2’は所定時間遅れで最新ガス圧値Vl
により更新されるようになし、上記の最新ガス圧値v1
と第二ガス正値v2または最新ガス圧値■1を記憶ガス
圧値V2′に記憶して一定の時間が経過し次きに更新さ
れる而の該記憶ガス圧値v2°とを一定時間対比して両
者に一定以上の差が複数回連続発生するとガス漏れと判
定し、あるいは基準ガス圧値VOより最新ガス正値Vl
、第二ガス正値V2.記憶ガス圧値v2′のいずれかが
一定割合以上低下するとガス漏れと判定しそれ以外゛は
正常と判定して、ガス漏れと判定した場合は異常信号を
出力する使用後ガス漏れ検査手段と、−上記復帰検査手
段、過流検査判断部、使用後ガス漏れ検査手段及び外部
異常検出手段等より異常信号が入力されると、電磁弁を
閉じ、異常表示手段に表示信号を出力し、第二選択手段
に異常検知済み記憶を記憶する指令信号を出力する異常
処理手段とから構成されている。
なお、第2図において、検査表示手段は復帰検査手段に
より電磁弁を一度開となしてから検査終了まで点滅する
表示灯、弁開表示手段は電磁弁が通電灯により開となっ
ていると点灯される表示灯よりなるものである。
さらに具体的には、上記制御盤Pは、第3し1に最も明
らかに示すごとく、電源回路11、圧力信号入力端子1
4、圧力信号増幅器14a、A/D変換器15、発振器
16、開始スイッチ4a、終了スイッチ4b、リセット
スイッチ5、外部信号入力端子17、電磁弁電源回路1
8、電磁弁電源出力端子13、異常報知灯19(以下、
単に赤ランプ19と言う)、ブザー20、通電および検
査表示灯21(以下、単に青ランプ21と言う)及びこ
れらが連結されるマイクロコンピュータCPU (RO
MとRAMとを内臓する中央演算処理装置からなり、以
下単にCPUという)とを収納してなる。
すなわち、発振器16はCPUのクロック信号入力端X
I、X2に連結され、圧力信号入力端子14は圧力信号
増幅器14aとA/D変換器15とを介してCPUの圧
力信号入力端DBO乃至DB7に連結される。また、外
部信号入力端子17はCPUの外部異常信号入力端P2
2に、リセットスイッチ5はCPUのリセット信号入力
端P21に、使用開始スイッチ4aと使用終了スイッチ
4bとはCPUの使用開始・終了始信号入力端P20に
夫々連結されている。なお、本実施例において上記開始
スイッチ4aと終了スイッチ4bとは同一のものを兼用
し一度目に押された時は開始スイッチ4aとして二度目
に押されたときは終了スイッチ4bとして交互に機能す
るようになしであるが、スイッチをONとすることで開
始信号をスイッチをOFFとすることで終了信号を得る
ようになしてもよいことは痛論である。
さらに、該cpuの異常報知信号出力端P13には赤ラ
ンプ19が、通電および検査表示信号出力端P12には
青ランプ21が、異常報知信号出力端pHにはブザー2
0が、電磁弁開信号出力端PIOには電磁弁電源回路1
8が夫々連結されてなる。そして、該電磁弁電源回路1
8の電磁弁電源端子13はr、d;1.磁弁2が、外部
信号入力端子17にはガス漏れ警報器等の異常センサ3
0の信号出力端が、圧力信号入力端子14には圧力セン
サ3の出力端が連結されるものである。なお、電源回路
11は従来公知なものが使用され上記谷部位に必要電源
を供給するものである。
そして、上記CPUはROMに書き込まれた第第7図乃
至第11図に示すプログラムで作動し上記各手段を実現
する。そこで、本実施例の作用をこのCPUのプログラ
ムに基すいてさらに説明する。
本プログラムは、第7図に示す復帰検査フローチャート
部と、第8図に示す正常使用確認フローチャート部と、
第9図に示すカス漏れ検査フローチャート部と、@10
図に示す異常処理フローチャート部と、第11図に示す
外部信号処理フローチャート部とから構成されている。
く復帰検査フローチャート部〉 先ず、このプログラムにおいて、CPUは圧力信号入力
端DBO乃至DB7と、外部異常信号入力端P22と、
リセット信号入力端P21と、使用開始・終了始信号入
力端P20とに人力される夫々の信号を順次所定時間間
隔で読取るようになっている。
そして、このCPUのプログラムが通電によりスタート
すると、ステップ■で開始スイッチ4aかONされるま
で待機する。このステップ■は、面記第−選択手段に略
相当するもので、本実施例ではフローチャートには省略
したが、異常処理手段で処理が実施中でリセットスイッ
チ5が操作される而を除き、終了スイッチ4bが操作さ
れた場合は割り込み処理として常時、後述する使用後ガ
ス漏れ検査手段に相当するステップ■ヘジャンプ)”る
ようになしである。
ガスを使用する際は使用開始スイッチ4aを操作するも
ので、該使用開始スイッチ4aをONとすると、使用開
始信号入力端P20へ使用開始信号が入力され前記第二
選択手段に対応するステップ■で使用前の復帰検査が必
要か否かを判断するガスの使用に際して、使用前に漏れ
が無いかを検査することは事故防止に存益なことは痛論
である。しかし、この検査には時間を必要としく通常の
家庭配管で小さいガス漏れを検出するには3〜5分、配
管容量の大きい業務用の配管では5〜15分)検査終了
時までガスの使用を待たなくてはならないことになる。
そこで、本発明ではこのガス漏れ検査をガス使用前とガ
ス使用後との双方で行なうが、前回のガス使用前の復帰
検査、ガス使用中検査及びガス使用後のガス漏れ検査で
異常と判断された場合以外はこの復帰検査を省略するよ
うになしである。すなわち、このステップ■では後述す
る第10図の異常処理フローチャート部に異常信号が送
られた場合は異常が検出された旨を記憶するフラグを立
て(本願では異常検知済み記憶と称する)ておき、この
異常検知済み記憶存りの場合は該異常検知済み記憶を消
して次のステップ■へに進み、異常検知済み記憶無しの
場合は復帰検査が終了して異常が無いと判断した部位(
後述するステップ■の後)にジャンプするようになって
いる。
上記ステップ■で、使用前の復帰検査が必要と判断され
た場合は、ステップ■で電磁弁開信号出力端PIOより
電磁弁開信号を出力し、この電磁弁開信号は次ぎのステ
ップ■で一定時間(実施例として5秒)が経過するまで
継続して出力されるが、この一定時間経過後はステップ
@で該電磁弁開信号出力端PIOよりの@、Mi弁開信
号の出力を消し電磁弁2を閉じるようになっている。な
お、この電磁弁開信号は図示しないI10ボートに始め
に入力されると該I10ボートは以t&継続して電磁す
【開信号を出力し、一定時間経過後にこの■10ポート
に電磁弁開信号か再人力されると該I10ボートは電磁
弁開信号の出力を遮断するようになしてもよいことは痛
論である。
ここで、電磁弁2を一定時間のみ開となした後閑しるよ
うになしたのは、ガス配管1内のガス圧力が0”または
極端に低くなワてしまっている場合は、この状態からの
閉鎖ガス圧の変化でガス漏れの有無を判断することは不
可能であるから、一旦電磁弁2を開となしガス配管1内
に充分供給ガス圧を加えた後に電磁弁2を閉じて以下の
検査を行なうためである。なお、該電磁弁2より下流側
の配管容量が大きいと本実施例の5秒の電磁弁開ではガ
ス配管1内が供給ガス圧に達しないこともあるので、こ
の場合は電磁弁2の開時間を延長するようになせばよく
、実施に際してはこの電磁弁2を開とする時間設定をデ
ィップスイッチ等で可変に設定することができるような
しておくとよい。
また、このステップ0では、通電および検査表示信号出
力端P12に断続的な通1゛「信号を出力して青ランプ
21を点滅せしめて復帰検査中であることを表示し、ス
テップ■では電磁弁2が閉じた後の一定時間後(実施例
として2秒後)に圧力信号入力端DBO乃至DB7より
人力されるガス圧値をvOとして記憶する。
ここで、本プログラムに使用される変数を説明すると、 最新ガス圧値v1 圧力センサ3で検出されA/D変換器15を介して一定
時間ごとに圧力信号入力端DBO乃至DB7に人力され
る値。
第二ガス正値v2 圧力検知手段よりの入力信号を所定時間間隔で上記最新
ガス圧値■1と交互に読み取る値。
記憶ガス圧値V2’ 圧力センサ3で検出されA/D変換器15を介して上記
最新ガス圧値v1とは交互に読取る値。
または、該最新ガス圧値■1を−・時記憶し一定時間遅
れ(実施例として2秒遅れ)でこの最新ガス圧値V1で
更新する値。
基準ガス圧値v0 ROMまたはRAMにあらかしめ書き込むか、最新ガス
圧値Vt(第二ガス正値v2でもよい)を所定時に記憶
した記憶値。
そこで、上記ステップ■では電磁弁2が閉じた後の一定
時間後に圧力信号入力端DBO乃至DB7より入力され
る最新ガス圧値V1を基準ガス圧値■0に記憶すること
になる。なお、ステップ■で電磁弁2が閉じた後の一定
時間後に最新ガス圧値■1を基準ガス圧値■0として記
憶するのは、電磁弁2の閉動作による管内ガス圧の瞬時
変動が圧力検知手段3に与える影響を逃れるためである
上記ステップ■°で電磁弁2を閉じた後はステップ■で
ガス漏れの打無を検査する。このステップ■でのガス漏
れの有無の検査は、従来は、ステップ■で電磁弁2を閉
じて基準ガス圧値VOを記憶し、その後一定時間(例え
ば3分)経過した時点で該基準ガス圧値VOと最新ガス
圧値V1または第二ガス正値v2とを比較して、その差
が一定以上であるとガスが漏れているとして異常を検出
するようになしているが、本発明装置では圧力検知手段
よりの入力信号を所定時間間隔で最新ガス圧値v1と第
二ガス正値v2として交互に読み取るか、または、圧力
検知手段3よりの入力信号を最新ガス圧値v1として読
み取るとともにこの値を記憶ガス圧値V2’ に一時記
憶してこの記憶ガス圧値V2°は所定時間遅れで最新ガ
ス圧値V1により更新されるようになし、上記の最新ガ
ス圧値v1と第二ガス正値v2または最新ガス圧値v1
を記憶ガス圧値V2’ に記憶して一定の時間が経過し
次ぎに更新される面の該記憶ガス圧値v2′とを一定時
間対比して両者に一定以上の差が複数回連続発生すると
ガス漏れとしそれ以外は正常と判定している。そして、
この再検査は従来法は比較的長い待ち時間を必要とする
が少ない漏れをも検出でき、本発明は待ち時間は短くで
きるが漏れ検出範囲が制約されることになると一般的に
解釈されている。しかし、近時、圧力検知手段3の精度
が前述した分解能のごとく向上したため、最新ガス圧値
V1を第二ガス圧値V2または記憶ガス圧値■2°と比
較し、一定割合以上(実施例として3%以上)の変動が
一定時間(実h1例として2秒間)連続するか否かを一
定時間(実施例として30秒間)監視し、この変動が有
る場合を異常と判断するようになしである。すなわち、
この変動が有った場合は第10図に示す異常処理フロー
チャート部へ、変動が無い場合は正常と判断し次ぎのス
テップ■へ進むようになしである。
本実施例で最新ガス圧値v1を第二ガス正値V2または
記憶ガス圧値v2°と比較して3%以上のガス圧変動が
連続する場合を異常としたのは、通常家庭のガス供給系
において配管不良が無いとしたら雰囲気温度変化条件を
考慮してもこれ以上の圧力変動が無いことが実測の結果
認められたからであり、またCPUへのノイズ人力によ
る誤認を除去できるためであるが、さらに重要な理由は
ひずみゲージよりなる圧力検知手段3自体の温度変化に
よる影響を最少となすためである。一般にひずみゲージ
は雰囲気温度が変化することによっても抵抗値が変化す
るため、温度補正回路の付設とともに使用されている。
しかし、この温度補正回路は複雑で高価であるため本実
施例では温度変化が無視できる短時間内の測定値の対比
を行ない、その結果の積重ねで管内ガス圧の低下を検出
している。すなわち、二つの測定値を対比する際に、始
めの測定時と次ぎの測定時とのあいだに長い時間間隔を
持たせると、その間に温度変化が生ずる可能性が高く、
対比結果の信頼性が低下することになる。そこで、この
時間間隔を°短くすれば通常温度の影響は考慮しなくて
よいこととなる。しかし、この種圧力検知手段は微小値
を取扱うため、第5図に示す誤信号Vl’等のノイズに
影響さ4tL誤信号を出力することも考慮しなくてはな
らない。この誤信号v1°と次に読み込まれるv2とを
対比すると大きな圧力低下となり、これをもガス漏れと
誤判断することになる。そこで数回の対比で連続して圧
力低下が認めらる場合のみを漏れと判断してこの誤判断
を防止しガス漏れのみを検知するようになしたものであ
る。また、誤信号V1゛の入力をガス漏わで無いと判断
すると安全性はそれたけ犠牲となる恐わか有るので、こ
の数回の対比を一定時間に複数回行なってガス漏れは確
実に検出し安全性の低下を防いでいるものであるそして
、次ぎにステップ■で電電弁開信号出力端PIOに電磁
弁開信号を出力し、該′電磁弁2を以後開状態を保持せ
しめるようになすとともに通r、tおよび検査表示信号
出力端P12に通電信号を出力して青ランプ21を点灯
せしめ準備か完了したことを表示する。すなわち、上記
ステップ■乃至ステップ■で面述復帰検査手段を実現し
ているものである。
く正常使用確認フローチャート部〉 本プログラムが上記復帰検査フローチャート部を終了す
ると、または、ステップ■で異常検知済み記憶無しと判
断された場合は第8図に示す正常使用確認フローチャー
ト部に進む。この正常使用確認フローチャート部は図示
の関係で第7図と分けであるが、第7図と連続するプロ
グラムであり(以下、第11図まで連続するプログラム
である)、前記使用監視手段に対応するもので過流検査
判断部と使用中止判断部とからなる。
(過流検査判断部) 先ず、復帰検査フローチャート部ではステップ■でガス
使用中にゴムホース等が外れる等して想定以上のガスが
流れたか否かを監視するもので、最新ガス圧値■1、第
二ガス正値v2または記憶ガス値■2°が基準ガス圧値
voより一定以上(実施例として40%以上)低下する
と過流と判断するもので、この低下がある場合は第10
図の異常処理フローチャート部に飛び、無い場合は正常
と判断する。
この基準ガス圧値vOは、本実施例ではステップ0で記
憶したものを使用しているが、この基準ガス圧値vOは
相当に時間が経過した後に対比に使用され記憶時の温度
と対比時の温度の条件が大幅に相違することが想定され
るため、をあらかじめ供給ガス圧値をROMまたはRA
Mの書き込んでおいてその値を使用してもよいし、この
基準ガス圧値vOが一定水準より太きときは無視して記
憶せずに前に記憶した基準ガス圧値VOを使用したり、
数回読み込む基準ガス圧値voを平均して記憶しておい
て、可能なかぎり実際の供給ガス圧値に近い値を使用す
るようになすとよい。
(使用中止検査部) また、上記ステップ■を終了すると使用中止判断部に相
当するステップ■に進む。このステップ■はガスの使用
を中止したが否かを監視するもので、一定時間間隔(実
施例として3秒間隔)でのガス圧の変化(第二ガス正値
v2または記憶ガス圧値V2’ −最新ガス圧値V1=
M)を極微小変化の際は無視してM=O1それ以上の場
合はM=1とし、このM=Oの状態、すなわちガス圧変
化無しの状態が一定時間(実施例として20分間)継続
するか否かを判断し、このM=Oが一定時間繕続したと
判断したときはガス使用中止と判断し次のステップ■に
進み、それ以外はガス使用中と判断してステップ■の前
に戻りステップ■乃至ステップ■とを繰り返すようにな
している。すなわち、第2図で過流検査判断部と使用中
止゛#1j断部とは並列に連結したが、フローチャート
てはステップ■〜■のループとで両判断が並行して行な
われるようになしている。
なお、この実施例で一定水準以上のガス圧変化無しの状
態が20分間継続する場合をカズ使用中止と判断したの
は、通常のガス供給系における管内圧は、ガス使用時に
脈動(ガスがガスメータより升で間欠的に送り出される
ことによる圧力の脈動、実測ではガス配管1の容量によ
って多少変動するが約3mm/H20程度の脈動が認め
られた。)を伴なうもので、第6図に示すごとく、第二
ガス正値v2または記憶ガス正値v2°−最新ガス正値
V1で検出されるこの脈動が無ければ、ガスは流れてい
ないことになりガス使用を中止したと判断することがで
きる。しかし、これをもってガス使用終了と即座に判断
するとガスを短時間止めて再使用するたびに使用開始ス
イッチ4aを操作しなくてはならなくなるため、この変
化無しの状態が一定時間(20分としたがこの設定時間
は痛論可変となしてもよい>*続するのを待ってガス使
用終了と判断せしめている。
そして、上記ステップ■で使用終了と判断した場合は、
ステップ■で電磁弁開信号出力端PIOの電磁弁開信珍
を消して電磁弁2を閉じ後述する終了スイッチ4bを操
作したと同じ状態となす。
さらに、ステップ■では該電磁弁2を閉じて一定時間後
の最新ガス圧値v1を次ぎに更新されるまで変化しない
基準ガス圧値■0として記憶しなおす。
また、上記ステップ■での処理が終了すると、本実施例
ではステップ■へ進み、このステップ■では電磁弁2が
閉じた後で、一定時間内(実施例としては20秒内)で
所定以上のガス圧低下(実施例として3%以上のガス圧
低下)があるか否かを最新ガス圧値v1と第二ガス正値
V2、記憶ガス圧値V2’ または基準ガス圧値vOと
の比較で判断し、このガス圧低下が無い場合は使用中止
を確認したこととして次に進み、ガス圧低下が有フた場
合は誤動作として訂述ステップ■の後、すなわち復帰検
査が終了して異常が無いと判断した部位に戻るようにル
ープを形成しである。
ガス器具Gl、F2.F3・・・を使用しているのにも
かかわらず電磁弁2を閉じた場合、早急(ガス配管1内
にガスが残留している間)に該電磁弁2を開ければ立ち
消えを生ぜずに引続きガス器具を燃焼状態に保持するこ
とが可能であるが、この際に電磁弁2を再度間となすま
でに時間を要すると、立消え→生ガス流出という結果を
招く恐れが有る。したがって、この最新ガス圧値v1と
第二ガス正値v2、記憶ガス圧値V2’ または基準ガ
ス圧値vOとの比較は、電磁弁2を閉じて設定した一定
時間後に行なうのではなく、極短時間間隔で入力される
最新ガス圧値v1の入力ごとに行なってガス圧低下が認
められた場合は即腋にステップ■の後に戻り電磁弁2開
とするようになしである。
なお、フローチャートには示していないが、このステッ
プ■の次に最新ガス圧値v1が一定以上(例えば基準ガ
ス圧値VOに対して40%以上)低下すると後述する異
常処理フローチャート部へ異常信号を出力するようにな
しておくと、立消え→生ガス流出という事故を防止する
ことができろくガス漏れ検査フローチャート部〉 さらに、上記ステップ■で使用中止が確認されると、本
プログラムは第9図に示すガス漏れ検査フローチャート
部へ進む。
このガス漏れ検査フローチャート部では、先ず、ステッ
プ■でガス漏れの有無を検査する。このガス漏れ検査の
方法も前述したステップ■とおなしで、最新ガス圧値V
lの人力時ごとに該最新ガス圧値v1を第二ガス正値v
2または記憶ガス圧値v2°と比較して、一定態上(実
施例として3%以上)のガス圧低下が一定時間(実施例
として15秒)連続して発生1−るかを一定時間(実施
例として10分間)監視し、この圧力低下が生じた場合
は異常と判断して第10図の異常処理フローチャート部
にジャンプし、圧力低下が生じない場合は正常として次
に進むようになしである。
ガスの使用を終了するのは就寝前の夕方から夜間の気温
か低下傾向に有る時である確率が多く、また寒冷地でガ
ス暖房を切ってガス使用終了する場合等が想定できる。
このような場合、電磁弁2の下流側ガス配管1内に閉鎖
されているガス圧は雰囲気温度の影響を当然に受けるも
ので、圧力低下が温度変化によるものか、漏れによるも
のかを識別する必要が有る。この点を考慮すると、ガス
の使用を終了して電磁弁2を閉じ基準ガス圧値VOを記
憶して設定時間後にこの基準ガス圧値VOと最新ガス圧
値■1とを比較するとしたら、この設定時間内に気温か
どの程度低下したかという不安定要因が検査結果に影響
することになる。したがって、この温度変化乃至温度変
化による影響が少ない短時間内に管内圧力の低下が有る
か否かを判定することが、漏れを検出するのに有利とな
るもので、その結果本実施例では最新ガス圧値v1の人
力時ごとに最新ガス圧値v1を第二ガス正値V2または
記憶ガス圧値v2°と比較する方法を採用したものであ
る。なお、このステップ■では、最新ガス圧値v1を基
準ガス圧値vOと比較してその差が一定以上となると異
常と判断するようになしてもよいものである。
そして、このステ・ノブ■で正常と判断された場合でも
、それは監視時間内のことであり、その後にガス漏れ原
因が発生する場合も有る。そこで、ステップ■で正常と
判断された後もこのステップ■で再判断させる機会が与
えられている。
すなわち、上記ステップ■で正常と判断された場合は、
ステップ[相]に進みこのステップ[相]で最新ガス圧
値v1が基準ガス圧値vOに対し一定以上(実施例とし
て40%以上)低下するまで待機し、一定態上まで低下
した場合はステップ■へ進み、電磁弁開信号出力端P1
2に電磁弁開信号を出力し電磁弁2を開となした後は、
ステップOで所定時間(実施例として5秒間)の経過を
待ち、この所定時間が経過するとステップ■へ進み、電
磁弁開信号出力端P12の電磁弁開信号を消し電磁弁2
を閉じるようになしてあり、さらに、このステップ■で
は最新ガス圧値v1を基準ガス圧値VOに記憶しなおし
、ステップ■で正常と判断された部位に戻るループを形
成しである。
〈異常処理フローチャート部〉 第10図に示す異常処理フローチャート部は、上記各部
位、具体的にはステップの、■、■から異常信号が送ら
れことでこの異常処理フローチャート部に進み、先ず、
スッテブ■で電磁弁開信号出力端PIOの弁開信号を消
して電磁弁2を閉じ、ステップ■に対して異常検知済み
記憶を行なう信号出力(所謂フラグを立て)・し、さら
に異常報知信号出力端pH,PI3に通電信号を出力し
赤ランプ19を点灯または点滅し、ブザー20を鳴らす
そして、上記スッテブ■での処理が終了すると、ステッ
プ■でリッセトスイッチ5がONされリセット信号入力
端P21にリセット信号が入力されるまで待機する。す
なわち、このステップ■での待機によりリセット信号入
力端P21にリセット信号が入力されるまで木プログラ
ムが進行して/19磁弁開信号出力端PIOに電磁弁開
信号が出力されて′電磁弁2を開くことがないようにロ
ックをかけている。
そして、リッセトスイッチ5がONされリセット(3号
入力端P21にリセット信号が人力されるとステップ■
で異常報知信号出力端ptt、pt3の通電信号を消し
、赤ランプ19を消灯し、ブザー20をとめる処理を行
ない、第7図の復帰検査フローチャートのスタート直後
に戻るようになっている。
く外部信号処理フローチャート部〉 第11図に示す外部信号処理フローチャート部は、外部
異常信号入力端P22に異常信号が入力されるとスター
トし、ステップ■でこの異常信号が一定時間(実施例と
して10秒)連続するか否かを判断し、異常信号がこの
ステップ■で設定した一定時間連続する場合のみ第10
図の異常処理フローチャート部へ進むようになっている
なお1図中、15aはA/D変換器15の基準電圧発生
器を示すものである。
「発明の効果1 本発明ガス配管の監視方法は上記のごときであるので、
上記圧力検知手段3よりの入力信号を所定時間間隔で最
新ガス圧値v1と第二ガス正値V2として交互に読み取
るか、または、圧力検知手段3よりの入力信号を最新ガ
ス圧値Vtとして読み取るとともにこの値を記憶ガス圧
値v2°に一時記憶してこの記憶ガス圧値v2°は所定
時間遅れで最新ガス圧値V1により更新されるようにな
し、上記の最新ガス圧値V1と第二ガス圧値V2または
最新ガス圧値V1を記憶ガス圧値V2’に記憶して一定
の時間が経過し次ぎに更新される前の該記憶ガス圧値V
2’ とを一定時間対比して両者に一定以上の差が複数
回連続して発生するとガス漏れと判定するようになした
ため、ガス圧を電気的な値として読み取る圧電変換素子
よりなる圧力横手段で対比する二つの値の検出時間間隔
を、ガス圧及び圧力検査手段の測定機能に影響を与える
温度変化は考えられない極短時間内とすることで、温度
補正回路を省略しても確実にガス漏れを検知できるガス
配管監視装置を提供することができるものである。
特に本発明は、上記対比を一定時間に複数回実施して、
−室以上の差が複数回連続発生するとガス漏れと判定す
るようになしたため、まれにノイズ等で誤信号が入力さ
れてもガス漏れとは判定せずに真にガス漏れのみを検出
し、さらに、この対比を一定時間内に複数回実施するこ
とでガス漏れを見落すことのない高い信頼性を有したガ
ス配管監視装置を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明ガス配管監視装置の一実施例を示す正面
図、第2図は本発明に使用されるマイクロコンピュータ
の構成図、第3図は同マイクロコンピュータの配線図、
第4図は通常時の管内ガス圧の変化説明図、第5図及び
第6図は圧力検知手段によるガス正値検知値を説明する
説明図、第7図乃至第11図は本発明に使用されるマイ
クロコンピュータのフローチャート図である。 1〜ガス配管   2〜電磁弁   3〜圧力≠ //
fJ p 4 m 715  m vi’ p 6 図 〒 7 m 9u

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ガス配管1の上流部位に電磁弁2と該電磁弁2よりは下
    流側部位に位置して管内ガス圧を電気的な値として読み
    取る圧力検知手段3とを配し、該電磁弁2を閉じた後に
    圧力検知手段3よりの入力信号の経時的変化でガス漏れ
    を監視するガス配管監視装置において、 上記圧力検知手段3よりの入力信号を所定時間間隔で最
    新ガス圧値V1と第二ガス圧値V2として交互に読み取
    るか、または、圧力検知手段3よりの入力信号を最新ガ
    ス圧値V1として読み取るとともにこの値を記憶ガス圧
    値V2′に一時記憶してこの記憶ガス圧値V2′は所定
    時間遅れで最新ガス圧値V1により更新されるようにな
    し、上記の最新ガス圧値V1と第二ガス圧値V2または
    最新ガス圧値V1を記憶ガス圧値V2′に記憶して一定
    の時間が経過し次ぎに更新される前の該記憶ガス圧値V
    2′とを一定時間対比して両者に一定以上の差が複数回
    連続発生するとガス漏れと判定するようになしたことを
    特徴とするガス配管監視装置。
JP31412886A 1986-12-25 1986-12-25 ガス配管監視装置 Pending JPS63163100A (ja)

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