JPS63162965A - 点火時期制御装置 - Google Patents
点火時期制御装置Info
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- JPS63162965A JPS63162965A JP61310255A JP31025586A JPS63162965A JP S63162965 A JPS63162965 A JP S63162965A JP 61310255 A JP61310255 A JP 61310255A JP 31025586 A JP31025586 A JP 31025586A JP S63162965 A JPS63162965 A JP S63162965A
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- 230000001133 acceleration Effects 0.000 claims abstract description 46
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 16
- 230000002411 adverse Effects 0.000 abstract description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 229910005534 GaO2 Inorganic materials 0.000 description 1
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- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P5/00—Advancing or retarding ignition; Control therefor
- F02P5/04—Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions
- F02P5/145—Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions using electrical means
- F02P5/15—Digital data processing
- F02P5/152—Digital data processing dependent on pinking
- F02P5/1521—Digital data processing dependent on pinking with particular means during a transient phase, e.g. starting, acceleration, deceleration, gear change
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P5/00—Advancing or retarding ignition; Control therefor
- F02P5/04—Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions
- F02P5/145—Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions using electrical means
- F02P5/15—Digital data processing
- F02P5/1502—Digital data processing using one central computing unit
- F02P5/1504—Digital data processing using one central computing unit with particular means during a transient phase, e.g. acceleration, deceleration, gear change
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/40—Engine management systems
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、車両用エンジンにおいて点火時期を電気的に
制御する点火時期制御装置に関し、詳しくは、加速時の
進角補正に関する。
制御する点火時期制御装置に関し、詳しくは、加速時の
進角補正に関する。
一般にエンジンの点火時期制御は、クランク角センサに
より上死点位置を検出し、この上死点前の所定の点火進
角に所定通電角度を加えたクランク角度で点火コイル−
次側の通電を開始した後、上記進角度において点火コイ
ル1次側を遮断してその2次側の高電圧により点火プラ
グに火花を生じるものである。ここで上記進角度は、第
3図に示すトルク特性に基づき最大トルクのMBTに近
い側に設定される。 ところで点火時期を進め過ぎると、シリンダ内のエンド
ガスの高圧縮で瞬間的に自然発火燃焼して圧力が急上昇
し、ノッキングを生じるようになり、このノッキング限
界の進角度A1がある。そこで、この進角度A1に対し
所定の余裕度ΔAを持たせて点火時期をその手前の進角
度A!に設定することで、ノッキングの発生を回避して
いる。 ノッキング余裕度ΔAは、エンジンの製造バラツキ、調
整公差、耐久後のノッキング限界の低下。 走行条件の悪化(例えば水温、吸気温の上昇等)等のノ
ッキング発生要因を考慮して設定される。 こうして、ノッキング余裕度を有することで、必然的に
出力トルクはT1からT2に減少し、特に加速時の性能
を充分に発揮し得なくなる。そのため、加速時の進角補
正が必要になる。 そこで従来、点火時期の加速補正に関しては、例えば特
開昭59−145364号公報の先行技術がある。ここ
で、スロットル弁の開度と変化速度により急加速を検出
し、この場合は点火時期を進角させて加速性能を向上す
ることが示されている。
より上死点位置を検出し、この上死点前の所定の点火進
角に所定通電角度を加えたクランク角度で点火コイル−
次側の通電を開始した後、上記進角度において点火コイ
ル1次側を遮断してその2次側の高電圧により点火プラ
グに火花を生じるものである。ここで上記進角度は、第
3図に示すトルク特性に基づき最大トルクのMBTに近
い側に設定される。 ところで点火時期を進め過ぎると、シリンダ内のエンド
ガスの高圧縮で瞬間的に自然発火燃焼して圧力が急上昇
し、ノッキングを生じるようになり、このノッキング限
界の進角度A1がある。そこで、この進角度A1に対し
所定の余裕度ΔAを持たせて点火時期をその手前の進角
度A!に設定することで、ノッキングの発生を回避して
いる。 ノッキング余裕度ΔAは、エンジンの製造バラツキ、調
整公差、耐久後のノッキング限界の低下。 走行条件の悪化(例えば水温、吸気温の上昇等)等のノ
ッキング発生要因を考慮して設定される。 こうして、ノッキング余裕度を有することで、必然的に
出力トルクはT1からT2に減少し、特に加速時の性能
を充分に発揮し得なくなる。そのため、加速時の進角補
正が必要になる。 そこで従来、点火時期の加速補正に関しては、例えば特
開昭59−145364号公報の先行技術がある。ここ
で、スロットル弁の開度と変化速度により急加速を検出
し、この場合は点火時期を進角させて加速性能を向上す
ることが示されている。
ところで、上記先行技術のものにあっては、急加速の判
定をスロットル弁の動きのみに着目していたため、実際
の車両の加速とは一致していなかった。また進角の条件
が詳細に設定されていないため、種々の不具合を生じる
恐れがある。即ち、加速時と言えども進角量を大きくす
ることによって、ノッキング余裕度が少なくなってノッ
キング発生の可能性は大きくなり、エンジンの耐久性に
影響する。また、水温等の上昇でノッキングを生じ易い
条件がある。従って、加速時の進角補正は、これらのノ
ッキング発生状況を考慮して明確に条件を定める必要が
ある。 本発明は、このような点に鑑みてなされたもので、加速
時にノッキングの発生を最小限に抑えつつ出力アップす
るように進角補正することが可能な点火時期制御装置を
提供することを目的としている。
定をスロットル弁の動きのみに着目していたため、実際
の車両の加速とは一致していなかった。また進角の条件
が詳細に設定されていないため、種々の不具合を生じる
恐れがある。即ち、加速時と言えども進角量を大きくす
ることによって、ノッキング余裕度が少なくなってノッ
キング発生の可能性は大きくなり、エンジンの耐久性に
影響する。また、水温等の上昇でノッキングを生じ易い
条件がある。従って、加速時の進角補正は、これらのノ
ッキング発生状況を考慮して明確に条件を定める必要が
ある。 本発明は、このような点に鑑みてなされたもので、加速
時にノッキングの発生を最小限に抑えつつ出力アップす
るように進角補正することが可能な点火時期制御装置を
提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明は、加速度とエンジン
負荷が第1の設定値以上の加速条件で進角度を増大補正
し、加速度またはエンジン負荷が第2の設定値未満にな
ったとき補正解除する。そして上記補正は、吸気温また
は水温が設定値以上のときは禁止または補正量を減少さ
せるように構成されている。
負荷が第1の設定値以上の加速条件で進角度を増大補正
し、加速度またはエンジン負荷が第2の設定値未満にな
ったとき補正解除する。そして上記補正は、吸気温また
は水温が設定値以上のときは禁止または補正量を減少さ
せるように構成されている。
上記構成に塞づき、加速時に水温等の上昇でノッキング
を生じ易い状況では進角補正を抑え、ヒステリシスを持
った設定加速度または設定エンジン負荷による補正解除
で進角補正と共にノッキング状態が長時間連続すること
を抑制するようになる。 こうして本発明では、加速時の進角補正による出力アッ
プを、ノンキングによるエンジン耐久性の悪影響を最小
限に抑えて行うことが可能となる。
を生じ易い状況では進角補正を抑え、ヒステリシスを持
った設定加速度または設定エンジン負荷による補正解除
で進角補正と共にノッキング状態が長時間連続すること
を抑制するようになる。 こうして本発明では、加速時の進角補正による出力アッ
プを、ノンキングによるエンジン耐久性の悪影響を最小
限に抑えて行うことが可能となる。
【実 滴 例1
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、点火時期制御系の全体構成について述
べると、吸気温センサ1.水温センサ2゜車速センサ3
.エンジン負荷としての吸入管圧力センサ4.エンジン
回転数センサ5.クランク角センサ6を有し、これらの
センサ信号とバッテリ電圧信号とが制御ユニット20に
入力する。バッテリ7はキースイッチ8を介して点火コ
イル9の1次側に接続し、この点火コイル9の2次側が
ディストリビュータ10を介して点火プラグ11に接続
している。 制御ユニット20において、吸気温センサ1からの吸気
温T△は吸気温判定部21に入力し、設定値T△1より
大きい場合は補正値算出部22に補正禁止または補正値
減少信号を出力する。水温センサ2かうの水FFjA
T wは水温判定部23に入力し、設定値TW1より大
きい場合は同様に指示する。車速センサ3の車速Sは加
速度判定部25に入力する。 加速度判定部25はヒステリシスによる2つの設定値G
1 、Gz (G1>G2 )を有し、加速度Gと設
定値G1とがG≧G1の場合に加速判定して、補正値算
出部22に補正指示する。一方、加速度Gと設定値G2
とがG < G zの場合に補正していた際の解除を指
示する。吸入管圧力センサ4の圧力Pは吸入管圧力判定
部2Gに入力するが、ここでも2つの設定値P1.P2
(PL >PZ >を存し、吸入管圧力Pと設定値P
L、P2とがP≧PL。 P < P 2の場合に同様に指示する。補正値算出部
22は、少なくとも加速度G、!:設定値G1とがG≧
G1.かつ、吸入管圧力Pと設定値P1とがP≧P1の
条件が成立した場合に進角補正量ΔAを定めて出力し、
加速度Gと設定値GzとがG < G tまたは吸入管
圧力Pと設定値P2とがP<PZの条件で補正解除する
。 一方、エンジン回転数センサ5のエンジン回転数Ne、
バッテリ電圧Vはドエル時間算出部27に入力し、これ
らに基づいてドエル角度りを求めるのであり、これとク
ランク角センサ6のクランク位置信号とが点火コイル通
電開始および電流遮断部28に入力する。また、吸入管
圧力Pとエンジン回転数Neは基本点火時期算出部29
に入力し、基本点火時期AがA−P、Neのマツプによ
り各運転条件に応じて設定される。そして基本点火時期
A、進角補正旦ΔAは点火時期算出部30に入力し、実
際の点火時期A′をA−=A+ΔAにより算出して、点
火コイル通電開始および電流遮断部28に入力する。点
火コイル通電開始および電流遮断部28は、クランク角
センサにより基準クランク位置を検出して、そのクラン
ク位置から実際の点火時期A′とドエル角度りを加算し
た位@(A′+D)で通電開始信号を出力し、更に基準
クランク位置から点火時期A′に応じた進角位置におい
て遮断信号を出力する。これらの出力は出力回路31に
入力して点火コイル9の1次側をオンまたはオフさせ、
これにより点火コイル9の2次側に発生する高電圧がデ
ィストリビュータ10を介して点火プラグ11にかかっ
て火花を生じることで点火するよう構成されている。 次いで、このように構成された点火時期制御装置の作用
を、第2図のフローチャートを参照して述べる。 先ず、各センサ1ないし6により吸気温T^。 水ITw、車速S、吸入管圧力P、エンジン回転数Ne
、クランク位置を検出して読込み、車速Sの変化により
加速度Gを求める。そして、吸気温T^と設定値T△が
TA≧T^1または水温Twと設定値TW1が7w≧T
Wtのノッキングを生じ易い走行状況では、補正禁止信
号を各判定部21または23から出力して進角補正量Δ
AをΔA−0にすることで、加速補正を禁止する。 また、加速度Gと設定WI G tとがG<Gtの定常
走行または吸入管圧力Pと設定値P1とがPくPlの低
負荷の場合もΔA−0とすることにより、基本点火時期
算出部29におけるエンジン回転数Ne、吸入管圧力P
に基づく基本点火時期Aのみが点火コイル通電開始およ
び電流遮断部28に入力し、この基本点火時期Aに応じ
た進角位置で点火を行う。 一方、アクセル踏込みによる高負荷の加速時には加速度
Gと設定値G1とがGaO2,吸入管圧力Pと設定値P
1とがPzP1になり、補正値算出部22で進角補正量
ΔAが算出され、このため点火時期A−はA+ΔAによ
り進角量が増大補正される。そこで、上述の場合に比べ
点火時期が進められて、出力トルクをアップする。そし
てかかる加速時の補正が行われた後、吸気ITA≧TA
1または水温TW≧TWtの場合や、加速度Gと設定値
G2とがG < G zまたは吸入管圧力Pと設定値P
2とがP<Pzの条件になった時点で、解除信号が出力
し、これにより進角補正量ΔAがΔA=0になって補正
解除する。従って、車両の加速度が大きい期間のみ、補
正が行われるので、長時間略連続して進角補正すること
が回避され、ノッキングの発生する可能性を最小限に抑
えるようになる。 なお、吸気温、水温が高い場合、補正量をその温度に応
じ減少して進角補正してもよい。 【発明の効果】 以上述べてきたように、本発明によれば、車両の加速時
のみ進角補正を行ない加速性能を向上させ、ヒステリシ
スを設けた設定加速度または設定エンジン負荷で補正解
除するため、補正が長時間連続することはなく、ノッキ
ングの発生する可能性を最小限に抑えるので、エンジン
の耐久性に悪影響を与えない。 吸気温、水温によりノッキングを生じ易い条件では、進
角補正を禁止または減じるので、ノッキングの発生を抑
えながら加速性能を向上し得る。
べると、吸気温センサ1.水温センサ2゜車速センサ3
.エンジン負荷としての吸入管圧力センサ4.エンジン
回転数センサ5.クランク角センサ6を有し、これらの
センサ信号とバッテリ電圧信号とが制御ユニット20に
入力する。バッテリ7はキースイッチ8を介して点火コ
イル9の1次側に接続し、この点火コイル9の2次側が
ディストリビュータ10を介して点火プラグ11に接続
している。 制御ユニット20において、吸気温センサ1からの吸気
温T△は吸気温判定部21に入力し、設定値T△1より
大きい場合は補正値算出部22に補正禁止または補正値
減少信号を出力する。水温センサ2かうの水FFjA
T wは水温判定部23に入力し、設定値TW1より大
きい場合は同様に指示する。車速センサ3の車速Sは加
速度判定部25に入力する。 加速度判定部25はヒステリシスによる2つの設定値G
1 、Gz (G1>G2 )を有し、加速度Gと設
定値G1とがG≧G1の場合に加速判定して、補正値算
出部22に補正指示する。一方、加速度Gと設定値G2
とがG < G zの場合に補正していた際の解除を指
示する。吸入管圧力センサ4の圧力Pは吸入管圧力判定
部2Gに入力するが、ここでも2つの設定値P1.P2
(PL >PZ >を存し、吸入管圧力Pと設定値P
L、P2とがP≧PL。 P < P 2の場合に同様に指示する。補正値算出部
22は、少なくとも加速度G、!:設定値G1とがG≧
G1.かつ、吸入管圧力Pと設定値P1とがP≧P1の
条件が成立した場合に進角補正量ΔAを定めて出力し、
加速度Gと設定値GzとがG < G tまたは吸入管
圧力Pと設定値P2とがP<PZの条件で補正解除する
。 一方、エンジン回転数センサ5のエンジン回転数Ne、
バッテリ電圧Vはドエル時間算出部27に入力し、これ
らに基づいてドエル角度りを求めるのであり、これとク
ランク角センサ6のクランク位置信号とが点火コイル通
電開始および電流遮断部28に入力する。また、吸入管
圧力Pとエンジン回転数Neは基本点火時期算出部29
に入力し、基本点火時期AがA−P、Neのマツプによ
り各運転条件に応じて設定される。そして基本点火時期
A、進角補正旦ΔAは点火時期算出部30に入力し、実
際の点火時期A′をA−=A+ΔAにより算出して、点
火コイル通電開始および電流遮断部28に入力する。点
火コイル通電開始および電流遮断部28は、クランク角
センサにより基準クランク位置を検出して、そのクラン
ク位置から実際の点火時期A′とドエル角度りを加算し
た位@(A′+D)で通電開始信号を出力し、更に基準
クランク位置から点火時期A′に応じた進角位置におい
て遮断信号を出力する。これらの出力は出力回路31に
入力して点火コイル9の1次側をオンまたはオフさせ、
これにより点火コイル9の2次側に発生する高電圧がデ
ィストリビュータ10を介して点火プラグ11にかかっ
て火花を生じることで点火するよう構成されている。 次いで、このように構成された点火時期制御装置の作用
を、第2図のフローチャートを参照して述べる。 先ず、各センサ1ないし6により吸気温T^。 水ITw、車速S、吸入管圧力P、エンジン回転数Ne
、クランク位置を検出して読込み、車速Sの変化により
加速度Gを求める。そして、吸気温T^と設定値T△が
TA≧T^1または水温Twと設定値TW1が7w≧T
Wtのノッキングを生じ易い走行状況では、補正禁止信
号を各判定部21または23から出力して進角補正量Δ
AをΔA−0にすることで、加速補正を禁止する。 また、加速度Gと設定WI G tとがG<Gtの定常
走行または吸入管圧力Pと設定値P1とがPくPlの低
負荷の場合もΔA−0とすることにより、基本点火時期
算出部29におけるエンジン回転数Ne、吸入管圧力P
に基づく基本点火時期Aのみが点火コイル通電開始およ
び電流遮断部28に入力し、この基本点火時期Aに応じ
た進角位置で点火を行う。 一方、アクセル踏込みによる高負荷の加速時には加速度
Gと設定値G1とがGaO2,吸入管圧力Pと設定値P
1とがPzP1になり、補正値算出部22で進角補正量
ΔAが算出され、このため点火時期A−はA+ΔAによ
り進角量が増大補正される。そこで、上述の場合に比べ
点火時期が進められて、出力トルクをアップする。そし
てかかる加速時の補正が行われた後、吸気ITA≧TA
1または水温TW≧TWtの場合や、加速度Gと設定値
G2とがG < G zまたは吸入管圧力Pと設定値P
2とがP<Pzの条件になった時点で、解除信号が出力
し、これにより進角補正量ΔAがΔA=0になって補正
解除する。従って、車両の加速度が大きい期間のみ、補
正が行われるので、長時間略連続して進角補正すること
が回避され、ノッキングの発生する可能性を最小限に抑
えるようになる。 なお、吸気温、水温が高い場合、補正量をその温度に応
じ減少して進角補正してもよい。 【発明の効果】 以上述べてきたように、本発明によれば、車両の加速時
のみ進角補正を行ない加速性能を向上させ、ヒステリシ
スを設けた設定加速度または設定エンジン負荷で補正解
除するため、補正が長時間連続することはなく、ノッキ
ングの発生する可能性を最小限に抑えるので、エンジン
の耐久性に悪影響を与えない。 吸気温、水温によりノッキングを生じ易い条件では、進
角補正を禁止または減じるので、ノッキングの発生を抑
えながら加速性能を向上し得る。
第1図は本発明の点火時WJ制御装置の実tM例を示す
ブロック図、 第2図は作用のフローチャート図、 第3図は出力トルクと進角の関係を示す図である。 9・・・点火コイル、10・・・ディストリビュータ、
11・・・点火プラグ、20・・・制御ユニット、22
・・・補正値算出部、25・・・加速度判定部、26・
・・吸入管圧力判定部、28・・・点火コイル通電開始
および電流遮断部、30・・・点火時期算出部、31・
・・出力回路。 特許出願人 富士重工業株式会社 代理人 弁理士 小 橋 信 淳 同 弁理士 村 井 進 第 2 第3図
ブロック図、 第2図は作用のフローチャート図、 第3図は出力トルクと進角の関係を示す図である。 9・・・点火コイル、10・・・ディストリビュータ、
11・・・点火プラグ、20・・・制御ユニット、22
・・・補正値算出部、25・・・加速度判定部、26・
・・吸入管圧力判定部、28・・・点火コイル通電開始
および電流遮断部、30・・・点火時期算出部、31・
・・出力回路。 特許出願人 富士重工業株式会社 代理人 弁理士 小 橋 信 淳 同 弁理士 村 井 進 第 2 第3図
Claims (2)
- (1)加速度とエンジン負荷が第1の設定値以上の加速
条件で進角度を増大補正し、 加速度またはエンジン負荷が第2の設定値未満になった
とき補正解除することを特徴とする点火時期制御装置。 - (2)上記補正は、吸気温または水温が設定値以上のと
きは禁止または補正量を減少させることを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載の点火時期制御装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61310255A JPH07101027B2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | 点火時期制御装置 |
DE19873743406 DE3743406A1 (de) | 1986-12-26 | 1987-12-21 | Zuendzeitpunkt-regelsystem fuer einen verbrennungsmotor |
US07/135,656 US4803967A (en) | 1986-12-26 | 1987-12-21 | System for controlling ignition timing of an internal combustion engine |
GB8730143A GB2199078B (en) | 1986-12-26 | 1987-12-24 | System for controlling ignition timing of an internal combustion engine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61310255A JPH07101027B2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | 点火時期制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63162965A true JPS63162965A (ja) | 1988-07-06 |
JPH07101027B2 JPH07101027B2 (ja) | 1995-11-01 |
Family
ID=18003043
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61310255A Expired - Lifetime JPH07101027B2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | 点火時期制御装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4803967A (ja) |
JP (1) | JPH07101027B2 (ja) |
DE (1) | DE3743406A1 (ja) |
GB (1) | GB2199078B (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6880534B2 (en) | 2003-07-08 | 2005-04-19 | Honda Motor Co., Ltd. | Evaporative fuel processing system |
JP2009074518A (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-09 | Honda Motor Co Ltd | 蒸発燃料処理装置 |
Families Citing this family (14)
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