JPS63161905A - 椅子の背もたれ傾動装置 - Google Patents
椅子の背もたれ傾動装置Info
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- JPS63161905A JPS63161905A JP31245886A JP31245886A JPS63161905A JP S63161905 A JPS63161905 A JP S63161905A JP 31245886 A JP31245886 A JP 31245886A JP 31245886 A JP31245886 A JP 31245886A JP S63161905 A JPS63161905 A JP S63161905A
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- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 2
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- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Chairs Characterized By Structure (AREA)
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は事務用等に供される椅子における背もたれの
傾動装置に関する。
傾動装置に関する。
従来技術とその問題点
背もたれの前後傾動により執務形態と休息形態とに転換
できる椅子として、例えば第7図に示すように、座部(
1)の後端付近に背もたれ(2)が下端で枢着され、ば
ね(図示路)等で背もたれ(2)を前方回動側へ付勢し
たものが汎用されている。
できる椅子として、例えば第7図に示すように、座部(
1)の後端付近に背もたれ(2)が下端で枢着され、ば
ね(図示路)等で背もたれ(2)を前方回動側へ付勢し
たものが汎用されている。
しかしながら、このような椅子にあっては、使用者(3
)が執務姿勢から背もたれ(2)を後傾させて休息姿勢
をとった際、使用者(3)の背と背もたれ(2)との接
触点Pは背もたれ(2)側では枢着点01を中心として
円弧運動してP1位置になるのに対し、使用者(3)側
では腰椎部02を中心に円弧運動してPlよりもかなり
低いP2位置となる。従って使用者(3)の背と背もた
れ(2)の表面との間にずれを生じ、使用者(3)のシ
ャツ等がずり上がり、傾動の繰り返しによって次第には
み出すという問題があった。また、休息形態では、執務
形態に対して使用者(3)の腰部が背もたれから遠ざか
るため、背もたれ(2)に対する背の当たり角度が悪く
なり、上半身の体重を背もたれ(2)にうまく預けに<
<、腰部の負担が大きく必ずしも安楽な姿勢をとれると
はいえなかった。
)が執務姿勢から背もたれ(2)を後傾させて休息姿勢
をとった際、使用者(3)の背と背もたれ(2)との接
触点Pは背もたれ(2)側では枢着点01を中心として
円弧運動してP1位置になるのに対し、使用者(3)側
では腰椎部02を中心に円弧運動してPlよりもかなり
低いP2位置となる。従って使用者(3)の背と背もた
れ(2)の表面との間にずれを生じ、使用者(3)のシ
ャツ等がずり上がり、傾動の繰り返しによって次第には
み出すという問題があった。また、休息形態では、執務
形態に対して使用者(3)の腰部が背もたれから遠ざか
るため、背もたれ(2)に対する背の当たり角度が悪く
なり、上半身の体重を背もたれ(2)にうまく預けに<
<、腰部の負担が大きく必ずしも安楽な姿勢をとれると
はいえなかった。
問題点を解決する為の手段
この発明は、上記従来の問題点を解決すべくなされたも
ので、背もたれが前方へ移動しつつ後傾することにより
、休息形態への転換において使用者の背と背もたれとの
間にずれを生じず、しかも人間工学上で理想的な安楽姿
勢を付与できる椅子の背もたれ傾動装置を提供すること
を目的としている。
ので、背もたれが前方へ移動しつつ後傾することにより
、休息形態への転換において使用者の背と背もたれとの
間にずれを生じず、しかも人間工学上で理想的な安楽姿
勢を付与できる椅子の背もたれ傾動装置を提供すること
を目的としている。
即ち、この発明に係る背もたれ傾動装置は、上記目的を
達成するために、背フレーム(11)の下部左右両側に
前方へ延出する取付腕部(11a)(lla)が形成さ
れ、各取付腕部(lla)に前後2本のリンク(1B)
(17)が上端で枢着されると共に、各リンク(1
B) (17)の下端が脚体(13)に支承された受
けフレーム(12)に枢着され、これらリンク(1B)
(17)の後方回動限界を定めるストッパー部(1
8)とこれらリンク(10) (17)を後方回動側
へ常時付勢するばね部材(20)とを備え、該後方回動
限界における前部リンク(16)の上端枢着部(lea
)が下端枢着部(10b )よりも後方に位置し、かつ
後部リンク(17)の」二端枢着部(17a)が下端枢
着部(17b)の真上ないし前方に位置するように設定
され、背フレーム(11)を後方へ押圧した際に該背フ
レーム(11)が前方へ移動しつ\後傾するように構成
されてなるものである。
達成するために、背フレーム(11)の下部左右両側に
前方へ延出する取付腕部(11a)(lla)が形成さ
れ、各取付腕部(lla)に前後2本のリンク(1B)
(17)が上端で枢着されると共に、各リンク(1
B) (17)の下端が脚体(13)に支承された受
けフレーム(12)に枢着され、これらリンク(1B)
(17)の後方回動限界を定めるストッパー部(1
8)とこれらリンク(10) (17)を後方回動側
へ常時付勢するばね部材(20)とを備え、該後方回動
限界における前部リンク(16)の上端枢着部(lea
)が下端枢着部(10b )よりも後方に位置し、かつ
後部リンク(17)の」二端枢着部(17a)が下端枢
着部(17b)の真上ないし前方に位置するように設定
され、背フレーム(11)を後方へ押圧した際に該背フ
レーム(11)が前方へ移動しつ\後傾するように構成
されてなるものである。
実施例
以下、この発明を図示実施例に基づいて説明する。
第1〜6図において、(11)は背もたれ(10)を取
付けた背フレームであり、下部左右両側に前方へ延出す
る断面下向き開放コ字形の取付腕部(lla ) (
lla )が一体形成されている。
付けた背フレームであり、下部左右両側に前方へ延出す
る断面下向き開放コ字形の取付腕部(lla ) (
lla )が一体形成されている。
(12)は上面が開放すると共に後部が弧状に凹んだ略
箱形の受けフレーム、(13)は左右1対の略逆V字状
のフレームからなる脚体であり、該脚体(13)の上部
には内向きに開放したコ字形枠部(13a)が形成され
ており、受けフレーム(12)がその両側部をそれぞれ
該コ字形砕部(13a)に嵌合して外面側および下面側
からビス(14) (14)・・・を螺合することに
より脚体(I3)に固着されている。(15)は受けフ
レーム(12) 、1:に配設される座板である。
箱形の受けフレーム、(13)は左右1対の略逆V字状
のフレームからなる脚体であり、該脚体(13)の上部
には内向きに開放したコ字形枠部(13a)が形成され
ており、受けフレーム(12)がその両側部をそれぞれ
該コ字形砕部(13a)に嵌合して外面側および下面側
からビス(14) (14)・・・を螺合することに
より脚体(I3)に固着されている。(15)は受けフ
レーム(12) 、1:に配設される座板である。
背フレーム(11)の各取付腕部(lla )には、前
面側に凹となるL字状の前部リンク(16)と、直線状
の後部リンク(17)とがそれぞれ上端で枢支ピン(l
ea ) (17a )を介して垂直面内で前後方向
回動自在に枢着されている。また、両リンク(1G)
(17)の下端はそれぞれ受けフレーム(12)の側
壁部(12a)の下部に枢支ピン(1[ib ) (
17b )を介して垂直面内で前後方向回動自在に枢着
されており、これによって背フレーム(11)が受けフ
レーム(12)上で前後揺動可能に支承されている。
面側に凹となるL字状の前部リンク(16)と、直線状
の後部リンク(17)とがそれぞれ上端で枢支ピン(l
ea ) (17a )を介して垂直面内で前後方向
回動自在に枢着されている。また、両リンク(1G)
(17)の下端はそれぞれ受けフレーム(12)の側
壁部(12a)の下部に枢支ピン(1[ib ) (
17b )を介して垂直面内で前後方向回動自在に枢着
されており、これによって背フレーム(11)が受けフ
レーム(12)上で前後揺動可能に支承されている。
しかして、前部リンク(16)の下半部はその後面側で
受けフレーム(12)の内底面に当接して該前部リンク
(16)の後方回動限界を定めるストッパー部(18)
を構成している。このストッパー部(18)の作用位置
つまり前部リンク(16)の後方回動限界位置において
、前部リンク(16)の」二端側枢支ビン(lea)が
下端側枢支ピン(+8b)より後方に位置し、かつ後部
リンク(17)の上端側枢支ピン(17a)が下端側枢
支ピン(17b)よりも僅かに前方に位置するように設
定されている。すなわち、両リンク(10) (17
)の上下端枢着部は台形の頂点をなす形に配置されてい
る。
受けフレーム(12)の内底面に当接して該前部リンク
(16)の後方回動限界を定めるストッパー部(18)
を構成している。このストッパー部(18)の作用位置
つまり前部リンク(16)の後方回動限界位置において
、前部リンク(16)の」二端側枢支ビン(lea)が
下端側枢支ピン(+8b)より後方に位置し、かつ後部
リンク(17)の上端側枢支ピン(17a)が下端側枢
支ピン(17b)よりも僅かに前方に位置するように設
定されている。すなわち、両リンク(10) (17
)の上下端枢着部は台形の頂点をなす形に配置されてい
る。
また、受けフレーム(12)の内底面前部には、前後に
対向して対をなす突起(19) (19)の複数対が
左右方向に沿って所定間隔で突設されており、6対の突
起(19) (19)に棒ばね(20)が周方向回転
可能に嵌装され、かつ両突起(19)(19)上にビス
止めC19b)された止め板(19a)にて抜出不能に
保持されている。この棒ばね(20)は、中央部に形成
された逆U字状部(20a )において受けフレーム(
12)の前壁部(12b)のねじ孔(21a)に螺挿さ
れているばね調整ボルト(21)に当接すると共に、両
端部に形成されたL字状部(20b ) (20b
)にて両側の前部リンク(1B) (1(i)の屈曲
部前面をねじれ復元力によって常時押圧している。しか
して、この抑圧により、前部リンク(16)は後方回動
側に付勢され、常時はストッパー部(18)が受けフレ
ーム(12)の内底面に当接する位置で保持され、背フ
レーム(11)は前傾限界位置つまり執務形態を維持す
る。
対向して対をなす突起(19) (19)の複数対が
左右方向に沿って所定間隔で突設されており、6対の突
起(19) (19)に棒ばね(20)が周方向回転
可能に嵌装され、かつ両突起(19)(19)上にビス
止めC19b)された止め板(19a)にて抜出不能に
保持されている。この棒ばね(20)は、中央部に形成
された逆U字状部(20a )において受けフレーム(
12)の前壁部(12b)のねじ孔(21a)に螺挿さ
れているばね調整ボルト(21)に当接すると共に、両
端部に形成されたL字状部(20b ) (20b
)にて両側の前部リンク(1B) (1(i)の屈曲
部前面をねじれ復元力によって常時押圧している。しか
して、この抑圧により、前部リンク(16)は後方回動
側に付勢され、常時はストッパー部(18)が受けフレ
ーム(12)の内底面に当接する位置で保持され、背フ
レーム(11)は前傾限界位置つまり執務形態を維持す
る。
なお、受けフレーム(12)の側壁部(12a)には棒
ばね(20)のL字状部(20b )端を嵌合して回動
範囲を規制する弧状長孔(12d)が穿設されており、
また後壁部(12C)の左右両側にはそれぞれ背フレー
ム(11)の取付腕部(11a)を挿通ずる切欠部(1
2e)が設けである。
ばね(20)のL字状部(20b )端を嵌合して回動
範囲を規制する弧状長孔(12d)が穿設されており、
また後壁部(12C)の左右両側にはそれぞれ背フレー
ム(11)の取付腕部(11a)を挿通ずる切欠部(1
2e)が設けである。
一方、受けフレーム(12)は、左右両側にそれぞれ、
前壁部(12b)の上縁より前方へ張出するレール受け
片(22a )と後部寄り内底面より上h゛へ突出する
レール取付用突部(22b )とを備えており、該受け
片(22a )と突部(22b )との間に断面路上向
き開放コ字形の下部レール(23)が架設されてねじ止
め(2B)固定されている。また座板(15)の下面両
側には、断面略下向き開放コ字形で両側下端縁に内向き
爪部(24a )を形成した上部レール(24)がねじ
止め(2G)固定されている。しかして両レール(23
) (24)は上部レール(24)の両爪部(24a
)を下部レール(23)の両側に設けである条溝(23
a ) (23a )に係合する形で相互に嵌挿され
ており、これによって座板(15)は受けフレーム(1
2)に前後移動可能に装着されると共に、その下面のば
ね止めビン(25a )と受けフレーム(12)の前壁
部(12b)に穿設された係止孔(25b )との間に
係着された左右一対のコイルばね(25) (25)
によって後方へ引っ張り付勢されている。なお、座板(
15)の前後移動範囲は、後方では下部レール(23)
の後端に立ち上げ形成されたストッパー片(23b)に
対して、また前方では中間部に下方より螺挿されたスト
ッパーピン(図示略)に対して、それぞれ上部レール(
24)の後端が当接する位置で規制され、通常では70
mm程度に設定されている。
前壁部(12b)の上縁より前方へ張出するレール受け
片(22a )と後部寄り内底面より上h゛へ突出する
レール取付用突部(22b )とを備えており、該受け
片(22a )と突部(22b )との間に断面路上向
き開放コ字形の下部レール(23)が架設されてねじ止
め(2B)固定されている。また座板(15)の下面両
側には、断面略下向き開放コ字形で両側下端縁に内向き
爪部(24a )を形成した上部レール(24)がねじ
止め(2G)固定されている。しかして両レール(23
) (24)は上部レール(24)の両爪部(24a
)を下部レール(23)の両側に設けである条溝(23
a ) (23a )に係合する形で相互に嵌挿され
ており、これによって座板(15)は受けフレーム(1
2)に前後移動可能に装着されると共に、その下面のば
ね止めビン(25a )と受けフレーム(12)の前壁
部(12b)に穿設された係止孔(25b )との間に
係着された左右一対のコイルばね(25) (25)
によって後方へ引っ張り付勢されている。なお、座板(
15)の前後移動範囲は、後方では下部レール(23)
の後端に立ち上げ形成されたストッパー片(23b)に
対して、また前方では中間部に下方より螺挿されたスト
ッパーピン(図示略)に対して、それぞれ上部レール(
24)の後端が当接する位置で規制され、通常では70
mm程度に設定されている。
上記構成の椅子においては、使用者が背フレーム(11
)を押圧しない執務姿勢をとっている場合、第1.2図
の実線で示す如く、前部リンク(16)は棒ばね(20
)の付勢によってスト・ソバ−l (1g)が受けフレ
ーム(12)の内底面に当接し、背フレーム(11)が
前傾限界位置で保持される。
)を押圧しない執務姿勢をとっている場合、第1.2図
の実線で示す如く、前部リンク(16)は棒ばね(20
)の付勢によってスト・ソバ−l (1g)が受けフレ
ーム(12)の内底面に当接し、背フレーム(11)が
前傾限界位置で保持される。
しかして、使用者が休息姿勢をとるために背で背もたれ
(10)に後方押動力を付与した場合、第1.2図の仮
想線で示す如く、前部リンク(16)と後部リンク(1
7)とが共に前傾し、前部リンク(1G)の上端側枢支
ビン(16a )の位置が高くなり、かつ後部リンク(
17)の上端側枢支ピン(+7a)の位置が低くなり、
これに伴って背フレーム(11)は取付腕部(11a)
の前端側か持ち上がって後端側か下がることにより後傾
し、かつ両リンク(1B) (17)の前領分だけ全
体として前方へ移動する。この移動量は、例えば後傾角
度が執務形態に対して15@程度である場合、25Ir
IIR程度に設定される。
(10)に後方押動力を付与した場合、第1.2図の仮
想線で示す如く、前部リンク(16)と後部リンク(1
7)とが共に前傾し、前部リンク(1G)の上端側枢支
ビン(16a )の位置が高くなり、かつ後部リンク(
17)の上端側枢支ピン(+7a)の位置が低くなり、
これに伴って背フレーム(11)は取付腕部(11a)
の前端側か持ち上がって後端側か下がることにより後傾
し、かつ両リンク(1B) (17)の前領分だけ全
体として前方へ移動する。この移動量は、例えば後傾角
度が執務形態に対して15@程度である場合、25Ir
IIR程度に設定される。
従って、背もたれ(10)は沈み込みつ\後傾すること
になり、執務形態から休息形態への転換過程で使用者の
背と背もたれ(10)との接触面にずれを生じず、シャ
ツ等がずり上がることが回避される。しかも、背フレー
ム(11)の前方移動によって執務形態と休息形態との
間で使用者の背および腰部と背もたれ(10)との位置
関係には殆ど変化がなく、執務形態における背と背もた
れ(10)との当たり角度がそのま〜休息形態に継承さ
れることから、腰部への負担の少ない人間工学的に最も
理想的な安楽姿勢が達成される。
になり、執務形態から休息形態への転換過程で使用者の
背と背もたれ(10)との接触面にずれを生じず、シャ
ツ等がずり上がることが回避される。しかも、背フレー
ム(11)の前方移動によって執務形態と休息形態との
間で使用者の背および腰部と背もたれ(10)との位置
関係には殆ど変化がなく、執務形態における背と背もた
れ(10)との当たり角度がそのま〜休息形態に継承さ
れることから、腰部への負担の少ない人間工学的に最も
理想的な安楽姿勢が達成される。
なお、休息形態から執務形態への復帰は、棒ばね(20
)のねじれ蓄力によって自動的になされる。しかして該
捧ばね(20)のばね強さは、ばね調整ボルト(21)
の螺挿度合によって任意に設定できる。
)のねじれ蓄力によって自動的になされる。しかして該
捧ばね(20)のばね強さは、ばね調整ボルト(21)
の螺挿度合によって任意に設定できる。
また上記構成の椅子にあっては、座板(15)が背フレ
ーム(11)とは独立に前後移動可能であるため、休息
形態において座板(15)を前方移動させて腰部を伸ば
す姿勢をとったり、前後往復動させて腰部の屈伸運動を
行うことが可能であり、執務形態においても必要に応じ
て座位置を前後に変化できる。
ーム(11)とは独立に前後移動可能であるため、休息
形態において座板(15)を前方移動させて腰部を伸ば
す姿勢をとったり、前後往復動させて腰部の屈伸運動を
行うことが可能であり、執務形態においても必要に応じ
て座位置を前後に変化できる。
なお、この発明では、前部リンク(16)を後部リンク
(I7)と同様の直線状として、両リンク(1B)
(17)の後方回動限界を定めるストッパー部を前部リ
ンク(1B)自体ではなく受けフレーム(12)側に設
けてもよい。また、両リンク(1B) (17)を後
方回動側に付勢する手段としては、前記棒ばね(20)
による抑圧以外に、両リンク(1B) (17)ある
いは背フレーム(11)の取付腕部(lla)と受けフ
レーム′Cl2)との間にコイルばねを係着してその引
張り力を利用する方法も採用できる。更に、座板(15
)は受けフレーム(12)に固定されるものであっても
よい。
(I7)と同様の直線状として、両リンク(1B)
(17)の後方回動限界を定めるストッパー部を前部リ
ンク(1B)自体ではなく受けフレーム(12)側に設
けてもよい。また、両リンク(1B) (17)を後
方回動側に付勢する手段としては、前記棒ばね(20)
による抑圧以外に、両リンク(1B) (17)ある
いは背フレーム(11)の取付腕部(lla)と受けフ
レーム′Cl2)との間にコイルばねを係着してその引
張り力を利用する方法も採用できる。更に、座板(15
)は受けフレーム(12)に固定されるものであっても
よい。
発明の効果
この発明に係る椅子の背もたれ傾動装置によれば、背も
たれに後方押圧力を付与した際に、背フレームが前方へ
移動しつ\後傾するように構成されていることから、背
もたれが沈み込みつ一後傾し、使用者の背と背もたれと
の接触面にずれを生じず、シャツ等がずり上がることが
なく、しかも執務形態における背と背もたれとの当たり
角度がそのま\休息形態に継承され、腰部に負担の少な
い人間工学的に理想的な安楽姿勢が達成される。また、
この傾動装置は、機構的に極めて簡単であるため、低コ
ストで容易に製作でき、かつ作動の信頼性に優れる。
たれに後方押圧力を付与した際に、背フレームが前方へ
移動しつ\後傾するように構成されていることから、背
もたれが沈み込みつ一後傾し、使用者の背と背もたれと
の接触面にずれを生じず、シャツ等がずり上がることが
なく、しかも執務形態における背と背もたれとの当たり
角度がそのま\休息形態に継承され、腰部に負担の少な
い人間工学的に理想的な安楽姿勢が達成される。また、
この傾動装置は、機構的に極めて簡単であるため、低コ
ストで容易に製作でき、かつ作動の信頼性に優れる。
第1図はこの発明の一実施例における椅子全体の縦断側
面図、第2図は上記椅子の背もたれ傾動装置部分の縦断
側面図、第3図は背フレームと受けフレームおよび脚体
の取付状態を示す分解斜視図、第4図は受けフレームに
対する座板の取付状態を示す分解斜視図、第5図は同上
の椅子の一部破断乎面図、第6図は第5図の■−■線の
断面矢視図、第7図は従来例における椅子の背もたれの
後傾動作を説明する概略側面図である。 (lO)・・・背もたれ、(11)・・・背フレーム、
(lla )・・・取付腕部、(12)・・・受けフレ
ーム、(13) ・=脚体、(113)−・・前部リン
ク、(16a)・・・枢支ピン、(上端枢着部)、(1
8b)・・・枢支ピン(下端枢着部)、(17)・・・
後部リンク、(17a )−=枢支ピン(下端枢着部)
、(17b )・・・枢支ピン(下端枢着部)、(18
)・・・ストッパー部、(20)・・・棒ばね(ばね部
材)。 以上 第2図
面図、第2図は上記椅子の背もたれ傾動装置部分の縦断
側面図、第3図は背フレームと受けフレームおよび脚体
の取付状態を示す分解斜視図、第4図は受けフレームに
対する座板の取付状態を示す分解斜視図、第5図は同上
の椅子の一部破断乎面図、第6図は第5図の■−■線の
断面矢視図、第7図は従来例における椅子の背もたれの
後傾動作を説明する概略側面図である。 (lO)・・・背もたれ、(11)・・・背フレーム、
(lla )・・・取付腕部、(12)・・・受けフレ
ーム、(13) ・=脚体、(113)−・・前部リン
ク、(16a)・・・枢支ピン、(上端枢着部)、(1
8b)・・・枢支ピン(下端枢着部)、(17)・・・
後部リンク、(17a )−=枢支ピン(下端枢着部)
、(17b )・・・枢支ピン(下端枢着部)、(18
)・・・ストッパー部、(20)・・・棒ばね(ばね部
材)。 以上 第2図
Claims (1)
- 背フレームの下部左右両側に前方へ延出する取付腕部が
形成され、各取付腕部に前後2本のリンクが上端で枢着
されると共に、各リンクの下端が脚体に支承された受け
フレームに枢着され、これらリンクの後方回動限界を定
めるストッパー部とこれらリンクを後方回動側へ常時付
勢するばね部材とを備え、該後方回動限界における前部
リンクの上端枢着部が下端枢着部よりも後方に位置し、
かつ後部リンクの上端枢着部が下端枢着部の真上ないし
前方に位置するように設定され、背フレームを後方へ押
圧した際に該背フレームが前方へ移動しつゝ後傾するよ
うに構成されてなる椅子の背もたれ傾動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31245886A JPS63161905A (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | 椅子の背もたれ傾動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31245886A JPS63161905A (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | 椅子の背もたれ傾動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63161905A true JPS63161905A (ja) | 1988-07-05 |
JPH0374088B2 JPH0374088B2 (ja) | 1991-11-25 |
Family
ID=18029435
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31245886A Granted JPS63161905A (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | 椅子の背もたれ傾動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63161905A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011092770A (ja) * | 2011-02-14 | 2011-05-12 | Okamura Corp | 座の前後位置調整装置 |
JP2016519627A (ja) * | 2013-04-05 | 2016-07-07 | シンガポール・テクノロジーズ・エアロスペース・リミテッドSingapore Technologies Aerospace Ltd | 乗客シートのための座席構造および乗客シート |
-
1986
- 1986-12-26 JP JP31245886A patent/JPS63161905A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011092770A (ja) * | 2011-02-14 | 2011-05-12 | Okamura Corp | 座の前後位置調整装置 |
JP2016519627A (ja) * | 2013-04-05 | 2016-07-07 | シンガポール・テクノロジーズ・エアロスペース・リミテッドSingapore Technologies Aerospace Ltd | 乗客シートのための座席構造および乗客シート |
US10207808B2 (en) | 2013-04-05 | 2019-02-19 | ST Engineering Aerospace Ltd. | Seat structure for a passenger seat and passenger seat |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0374088B2 (ja) | 1991-11-25 |
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