JPS63161075A - 押出成形或いは射出成形可能な自己潤滑性組成物 - Google Patents

押出成形或いは射出成形可能な自己潤滑性組成物

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Publication number
JPS63161075A
JPS63161075A JP30782486A JP30782486A JPS63161075A JP S63161075 A JPS63161075 A JP S63161075A JP 30782486 A JP30782486 A JP 30782486A JP 30782486 A JP30782486 A JP 30782486A JP S63161075 A JPS63161075 A JP S63161075A
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JP
Japan
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lubricating oil
composition
extrusion
molecular weight
parts
Prior art date
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Pending
Application number
JP30782486A
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English (en)
Inventor
Teruyuki Honda
本田 輝幸
Yasuo Yoshimura
康男 吉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Chemical and Materials Co Ltd
Original Assignee
Nippon Steel Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Steel Chemical Co Ltd filed Critical Nippon Steel Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は押出成形或いは射出成形可能な自己潤滑性組成
物に係り、詳しくはシリンダースクリュ一方式の再製化
機構を有する押出機射出成形機等で、所定の形状に成形
することを可能とした自己潤滑性組成物に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
潤滑油を直接適用するのが困難な場所、例えばブツシュ
ライナー等では通常二硫化モリブデン、グラファイト等
の固体潤滑剤が使用されるが、このような固体潤滑剤は
潤滑油が有するようなりサビ効果に乏しく、低速かつ高
荷重の条件下で長期間に亘って優れた潤滑性能を付与す
るのが困難であり、また、例えば回転要素、軸受、種々
のタイプの摺動軸受、ワイヤロープ、スクリュー、鎖駆
動、歯車等のような伝導装置に関する機械要素での潤滑
についても、その摺動面に長期間に亘って継続的かつ効
果的に潤滑油を供給し優れた潤滑性能を付与するのは回
能なことである。
そこで、従来においては、このような問題を解決し得る
ものとして、超高分子量ポリオレフィン類に鉱質潤滑油
を含浸させ、ゲル化させて含浸されたtfL質潤滑油が
滲み出るようにした自己潤滑組成物(特公昭47−3,
455号公III)等が得案されている。
上記の自己潤滑性組成物は従来、潤滑油と高分子量ポリ
エチレンを任意の割合で攪拌混合しゲル組成物とし、ポ
リマーが析出しないようにし、型の中に入れ、加熱硬化
させた後冷却して製造している。
一方、高分子材料の成形手段としては押出成形や射出成
形が一般的であるが、上記自己潤滑性組成物をかかる手
段により所望の形状の潤滑部材に成形せんと試みると上
記組成物材料が成形機の材料供給部でみずからの潤滑油
のためにスリツブしスクリュー中にかみ込まれないため
成形機に導入することが不可能になる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、低温領域での潤滑油のしみ出し性が良
好で低速高荷重の条件下での負荷荷重に対する摩擦係数
や、ブロック摩耗量等において優れた潤滑性能を発揮す
ると共に、長期間に亘って継続的かつ効果的に潤滑油を
供給し得る自己潤滑性組成物を従来の技術ではなし得な
かった押出成形や射出成形により成形しうる組成物を提
供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち本発明は潤滑油90〜10重量部と超高分子量
ポリエチレン10〜911部からなる組成物成形体10
0重量部に対し粉体0.1〜20重量部を配合してなる
押出成形或いは射出成形可能な自己潤滑性組成物である
以下に本発明の詳細な説明する。
まず本発明で使用される潤滑油はパラフィン系鉱油合成
炭化水素油、シリコン油等いずれでもよいが、合成炭化
水素油が好ましい。
また本発明で使用される超冑分子量ポリエチレンは平均
分子11XIO’程度以上、好ましくは2×106〜5
X10’のものであり、例えばトリアルキルアルミニウ
ムと塩化チタンからなる系のチーグラー触媒を使用して
常圧下でエチレンを液相重合させるチーグラー法等で製
造することができる。
次にこれらの潤滑油及び超高分子量ポリエチレンの配合
割合は製造される潤滑性能によって異なるが、少なくと
も潤滑油が10〜90重量部好ましくハコ0〜フ0重量
部、超高分子量ポリエチレンが90〜10重量部好まし
くは70〜30重量部であり、これらの範囲を外れると
、所期の組成物を得ることが困難となる。
潤滑油と超高分子量ポリエチンの組成物の成形手段とし
てはロール、ニーグー、バンバリーミキサ−等を使って
超高分子量ポリエチレンと潤滑油を練り込み、その練り
込み物をペレット化してもよいし、2軸押出機を使って
両者を練り込みストランド化してからペレタイザーにて
ペレット化してもよい、なお、この場合のペレット寸法
は通常の押出或いは射出成形に用いられるペレット寸法
であればよい。
次に本発明において使用される粉体はシリカ。
アルミナ、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム。
水酸化マグネシウム、タルク、マイカ、ワラストナイト
、クレー、ガラスピーズ、ガラスファイバー、ドーソナ
イト硫酸バリウ仏、酸化チタン。
カーボンブラック、!4.鉛、二硫化モリブデン、銅。
鉛、亜鉛、ニッケル等の無機粉、ステアリン酸ナトリウ
ム、ステアリン酸カリウム等の有機粉、テフロン、ナイ
ロン、ポリエチレン5ポリアセタール等の高分子粉など
いずれでもよく寸法としては粒径喚算で1fiφ程度以
下が適当であり、これらの1種あるいは2種以上を適宜
選択して用いることができる。
このような粉体を潤滑油と超高分子量ポリエチレンの組
成物成形体に配合する手段としては、たとえば該成形体
に粉体を撒布するなど単純なブレンド手段で充分である
なお、押出成形機や射出成形機はごく一般的なものを用
いる。ことができる。
〔実施例〕
以下実施例に基づいて本発明を具体的に説明する。
潤滑油として、パラフィン系鉱油70重量部、超高分子
ポリエチレン(三井石油化学■製ハイゼソクス ミリオ
ン330M) 30!1fftt部を混合し、それを日
本製鋼所■製異方向回転2軸押出機TEX−30で練り
込みペレット化した。
上記ペレットを日本製鋼所側型成形機J−755A I
Iを用いて成形温度190℃で成形しようとしたところ
、ペレットが成形機ホッパ一孔でスリツブしてシリンダ
ー中にかみ込んでゆかず、試験材を成形することができ
なかった。
そこで上記ペレットに日本アエロジル■製アエロジル(
コロイダルシリカ)をペレット100重量部に対し、1
重量部単純混合したところ、上記成形機で成形すること
ができた。
また得られた試験材の潤滑性能も従来品と遜色ない満足
すべきものであった。
〔発明の効果〕
本発明によれば、押出成形や射出成形という簡単で且つ
生産性の高い手段で製造可能である上、要求される優れ
た潤滑性能をも発揮する自己潤滑性組成物を提供するこ
とが可能となるものであり、産業上の効果は極めて顕著
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 潤滑油90〜10重量部と超高分子量ポリエチレン10
    〜90重量部からなる組成物成形体100重量部に対し
    、粉体0.1〜20重量部を配合してなる押出成形或い
    は射出成形可能な自己潤滑性組成物。
JP30782486A 1986-12-25 1986-12-25 押出成形或いは射出成形可能な自己潤滑性組成物 Pending JPS63161075A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5204045A (en) * 1990-06-15 1993-04-20 Symplastics Limited Process for extruding polymer shapes with smooth, unbroken surface
CN1095486C (zh) * 2000-04-28 2002-12-04 清华大学 一种具有高自润滑性和高耐磨损性尼龙树脂的制备方法

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