JPS63160801A - 自動車内装用成形基板の成形法 - Google Patents
自動車内装用成形基板の成形法Info
- Publication number
- JPS63160801A JPS63160801A JP31039286A JP31039286A JPS63160801A JP S63160801 A JPS63160801 A JP S63160801A JP 31039286 A JP31039286 A JP 31039286A JP 31039286 A JP31039286 A JP 31039286A JP S63160801 A JPS63160801 A JP S63160801A
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- Japan
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- mold
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- 239000000758 substrate Substances 0.000 title claims description 14
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 14
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
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Landscapes
- Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
- Dry Formation Of Fiberboard And The Like (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は表面に凹凸のある自動車内装用成形基板の成形
法に関するものである。
法に関するものである。
(従来の技術)
自動車内装用成形基板は意匠上あるいは他部品との組合
せの関係上、表面に凹凸のある形状のものが要求される
。ところで、この種自動車内装用成形基板としては、木
質チップに熱硬化性樹脂を配合した繊維質マット材をホ
ットプレスして成形されている。
せの関係上、表面に凹凸のある形状のものが要求される
。ところで、この種自動車内装用成形基板としては、木
質チップに熱硬化性樹脂を配合した繊維質マット材をホ
ットプレスして成形されている。
(発明が解決しようとする問題点)
ところが、上記のような木質チップを構成材として使用
している自動車内装用成形基板は、成形時に流動性が少
なく、鋭いコーナ部分ではその稜線部分の両側にマット
素材がズしてこの部分が肉薄となる。そこで、肉厚が均
一な製品を製作するため、角の稜線部分に同質の補助パ
ット材を当てがって肉厚が薄くならないようにして成形
しているが、その作業は手数を要し、製品コストが高く
なるうえに作業者の安全性にも問題がある。
している自動車内装用成形基板は、成形時に流動性が少
なく、鋭いコーナ部分ではその稜線部分の両側にマット
素材がズしてこの部分が肉薄となる。そこで、肉厚が均
一な製品を製作するため、角の稜線部分に同質の補助パ
ット材を当てがって肉厚が薄くならないようにして成形
しているが、その作業は手数を要し、製品コストが高く
なるうえに作業者の安全性にも問題がある。
(問題点を解決するための手段)
本発明は前記のような問題点を解決し、凹凸コーナ部が
肉薄化されることなく繊維質マット材より自動車内装用
成形基板を容易に量産できるようにしたもので、繊維質
マット材をホットプレスして凹凸のある成形基板を成形
する自動車内装用成形基板の成形法において、製品の凹
凸表面のコーナ部に相当する部分の近辺がその他の部分
よりも量的に余裕をもたせた形状となるように繊維質マ
ット材を製品形状に近い形状の予備成形品に一旦成形後
本成形することを特徴とするものである。
肉薄化されることなく繊維質マット材より自動車内装用
成形基板を容易に量産できるようにしたもので、繊維質
マット材をホットプレスして凹凸のある成形基板を成形
する自動車内装用成形基板の成形法において、製品の凹
凸表面のコーナ部に相当する部分の近辺がその他の部分
よりも量的に余裕をもたせた形状となるように繊維質マ
ット材を製品形状に近い形状の予備成形品に一旦成形後
本成形することを特徴とするものである。
本発明において凹凸コーナ部に相当する部分の近辺がそ
の他の部分よりも量的に余裕をもたせた形状となるよう
に繊維質マット材を製品形状に近い形状に予備成形する
には、凹凸コーナ部に相当する部分の近辺にたるみがで
きるように予備成形しても或いはこの部分を他の部分よ
り肉厚となるよう予備成形してもよく、また、このよう
な予備成形は本成形型とは別の予備成形型で成形しても
或いは本成形型の一部を出没自在となるようにしておい
てもよい。
の他の部分よりも量的に余裕をもたせた形状となるよう
に繊維質マット材を製品形状に近い形状に予備成形する
には、凹凸コーナ部に相当する部分の近辺にたるみがで
きるように予備成形しても或いはこの部分を他の部分よ
り肉厚となるよう予備成形してもよく、また、このよう
な予備成形は本成形型とは別の予備成形型で成形しても
或いは本成形型の一部を出没自在となるようにしておい
てもよい。
(実施例)
次に、本発明を図面を参考にしながら詳細に説明すれば
、第1図〜第7図において、fllは予備成形用上型(
2)と予備成形用下型(3)とよりなる予備成形型、(
11)は本成形用上型(12)と本成形用下型(13)
とよりなる本成形型の各一部である。第1図〜第3図に
示す第1の実施例では予備成形型filには予備成形用
上型(2)の凹型部(4)の上底部−例に凹段部(5)
が成形される一方、予備成形用下型(3)には前記凹段
部(5)に対応する凸段部(6)が形成されている。そ
してこの予備成形型(1)の型面間に木質チップに熱硬
化性樹脂を配合した繊維質マット材を介在させてホント
プレスすることにより凹凸表面のコーナ部に相当する部
分の一側方にその他の部分よりも量的に余裕をもたせた
部分のある予備成形品(7)を予備成形する。すなわち
、本成形型(11)の型面長さより若干膨出部(8)の
膨出部だけ長くすることにより量的に余裕をもたせであ
る。そしてこの予備成形品(7)は前記本成形型(11
)に移され、常法によりホットプレスすると製品の鋭い
コーナ部分を成形する型エツジ(15)、(16)に挟
まれても前記余裕部分の移行によってコーナ部分が他の
部分より肉薄化されることなく製品(17)が本成形さ
れる。一方、第4図、第6図に示す第2の実施例および
第5図、第7図に示す第3の実施例では予備成形型(1
)の型合せ時における両型面間のクリアランスをコーナ
部に続く縦面間C1に比べ横面間C2が広くなるように
して厚みでコーナ部に相当する部分の近辺が他の部分に
比べて量的に余裕をもたせている。他方の第8図、第9
図に示す第4の実施例は予備成形と本成形とを同一の成
形型で行う場合であって、上型(22)と下型(23)
とよりなる成形型(21)のうち下型(23)にスライ
ド型(26)かばね(27)の弾発力で出没自在に設け
られていてスライド型(23)が突出した第9図に示す
状態で膨出部(2日)の膨出部だけ長く余分に予備成形
された予備成形品(7)がこれに続くプレス操作でスラ
イド型(23)を没入させなから本成形されると、下記
実施例1の場合と同様の理由で第8図に示すように、コ
ーナ部分も他の部分と同じ厚みの製品(17)となる。
、第1図〜第7図において、fllは予備成形用上型(
2)と予備成形用下型(3)とよりなる予備成形型、(
11)は本成形用上型(12)と本成形用下型(13)
とよりなる本成形型の各一部である。第1図〜第3図に
示す第1の実施例では予備成形型filには予備成形用
上型(2)の凹型部(4)の上底部−例に凹段部(5)
が成形される一方、予備成形用下型(3)には前記凹段
部(5)に対応する凸段部(6)が形成されている。そ
してこの予備成形型(1)の型面間に木質チップに熱硬
化性樹脂を配合した繊維質マット材を介在させてホント
プレスすることにより凹凸表面のコーナ部に相当する部
分の一側方にその他の部分よりも量的に余裕をもたせた
部分のある予備成形品(7)を予備成形する。すなわち
、本成形型(11)の型面長さより若干膨出部(8)の
膨出部だけ長くすることにより量的に余裕をもたせであ
る。そしてこの予備成形品(7)は前記本成形型(11
)に移され、常法によりホットプレスすると製品の鋭い
コーナ部分を成形する型エツジ(15)、(16)に挟
まれても前記余裕部分の移行によってコーナ部分が他の
部分より肉薄化されることなく製品(17)が本成形さ
れる。一方、第4図、第6図に示す第2の実施例および
第5図、第7図に示す第3の実施例では予備成形型(1
)の型合せ時における両型面間のクリアランスをコーナ
部に続く縦面間C1に比べ横面間C2が広くなるように
して厚みでコーナ部に相当する部分の近辺が他の部分に
比べて量的に余裕をもたせている。他方の第8図、第9
図に示す第4の実施例は予備成形と本成形とを同一の成
形型で行う場合であって、上型(22)と下型(23)
とよりなる成形型(21)のうち下型(23)にスライ
ド型(26)かばね(27)の弾発力で出没自在に設け
られていてスライド型(23)が突出した第9図に示す
状態で膨出部(2日)の膨出部だけ長く余分に予備成形
された予備成形品(7)がこれに続くプレス操作でスラ
イド型(23)を没入させなから本成形されると、下記
実施例1の場合と同様の理由で第8図に示すように、コ
ーナ部分も他の部分と同じ厚みの製品(17)となる。
なお、前記第2および第3の実施例として図示した部分
を組み合せて設計した型を用いて第10図に示すような
肉厚2.5flの自動車ドア用成形基板を肉厚200の
繊維質マット材から成形する場合、予備成形型(1)を
型温150〜180℃として肉薄部が4龍、肉厚部が6
1となるよう予備成形し、その後型温200℃の本成形
型(11)で本成形を行ったところ、鋭いコーナ部分を
有するにも拘らず全体が略均−厚みで成形された。
を組み合せて設計した型を用いて第10図に示すような
肉厚2.5flの自動車ドア用成形基板を肉厚200の
繊維質マット材から成形する場合、予備成形型(1)を
型温150〜180℃として肉薄部が4龍、肉厚部が6
1となるよう予備成形し、その後型温200℃の本成形
型(11)で本成形を行ったところ、鋭いコーナ部分を
有するにも拘らず全体が略均−厚みで成形された。
(発明の効果)
本発明は前記説明から明らかなように、鋭いコーナ部を
有する自動車内装用成形基板を部分的に肉薄化されるこ
となく容易に成形でき、補助パッド材をコーナ相当部分
に当てがって成形する場合に比べ作業性、安全性および
製造コストの面で優れているばかりか製品の各部の密度
が補助パッド材を使用する場合に比べ均一化されるため
に良質の製品を提供できる利点もあり、従来のこの種自
動車内装用成形基板の成形法の問題点を解決したものと
して業界の発展に寄与するところ大きなものがある。
有する自動車内装用成形基板を部分的に肉薄化されるこ
となく容易に成形でき、補助パッド材をコーナ相当部分
に当てがって成形する場合に比べ作業性、安全性および
製造コストの面で優れているばかりか製品の各部の密度
が補助パッド材を使用する場合に比べ均一化されるため
に良質の製品を提供できる利点もあり、従来のこの種自
動車内装用成形基板の成形法の問題点を解決したものと
して業界の発展に寄与するところ大きなものがある。
第1図は本発明の第1の実施例に用いる予備成形型の要
部の断面図、第2図、第3図は同じく本成形型による本
成形工程を示す要部の断面図、第4図および第5図は本
発明の第2および第3の実施例に用いる予備成形型の要
部の断面図、第6図および第7図は同じく本成形型の要
部の断面図、第8図、第9図はスライド型をを備えた成
形型を用いた本発明の第4の実施例の成形工程を示す要
部の断面図、第10図は本発明により得られた製品の一
例を示す一部切欠斜視図である。 特許出願人 高島屋日発工業株式会社 代 理 人 名 嶋 明 部
間 綿 貫 達 離
開 山 零 文 夫
第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図
部の断面図、第2図、第3図は同じく本成形型による本
成形工程を示す要部の断面図、第4図および第5図は本
発明の第2および第3の実施例に用いる予備成形型の要
部の断面図、第6図および第7図は同じく本成形型の要
部の断面図、第8図、第9図はスライド型をを備えた成
形型を用いた本発明の第4の実施例の成形工程を示す要
部の断面図、第10図は本発明により得られた製品の一
例を示す一部切欠斜視図である。 特許出願人 高島屋日発工業株式会社 代 理 人 名 嶋 明 部
間 綿 貫 達 離
開 山 零 文 夫
第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図
Claims (1)
- 繊維質マット材をホットプレスして凹凸のある成形基板
を成形する自動車内装用成形基板の成形法において、製
品の凹凸表面のコーナ部に相当する部分の近辺がその他
の部分よりも量的に余裕をもたせた形状となるように繊
維質マット材を製品形状に近い形状の予備成形品に一旦
成形後本成形することを特徴とする自動車内装用成形基
板の成形法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31039286A JPS63160801A (ja) | 1986-12-25 | 1986-12-25 | 自動車内装用成形基板の成形法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31039286A JPS63160801A (ja) | 1986-12-25 | 1986-12-25 | 自動車内装用成形基板の成形法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63160801A true JPS63160801A (ja) | 1988-07-04 |
JPH0448323B2 JPH0448323B2 (ja) | 1992-08-06 |
Family
ID=18004706
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31039286A Granted JPS63160801A (ja) | 1986-12-25 | 1986-12-25 | 自動車内装用成形基板の成形法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63160801A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009255329A (ja) * | 2008-04-14 | 2009-11-05 | Toyota Boshoku Corp | 植物性繊維成形体の製造方法 |
JP2009262431A (ja) * | 2008-04-25 | 2009-11-12 | Toyota Boshoku Corp | 植物性繊維成形体の製造方法 |
JP2010269520A (ja) * | 2009-05-21 | 2010-12-02 | Toyota Boshoku Corp | 基材成形装置および基材の製造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58224735A (ja) * | 1982-06-24 | 1983-12-27 | Mitsui Mokuzai Kogyo Kk | 深絞り成型用金型 |
-
1986
- 1986-12-25 JP JP31039286A patent/JPS63160801A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58224735A (ja) * | 1982-06-24 | 1983-12-27 | Mitsui Mokuzai Kogyo Kk | 深絞り成型用金型 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009255329A (ja) * | 2008-04-14 | 2009-11-05 | Toyota Boshoku Corp | 植物性繊維成形体の製造方法 |
JP2009262431A (ja) * | 2008-04-25 | 2009-11-12 | Toyota Boshoku Corp | 植物性繊維成形体の製造方法 |
JP2010269520A (ja) * | 2009-05-21 | 2010-12-02 | Toyota Boshoku Corp | 基材成形装置および基材の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0448323B2 (ja) | 1992-08-06 |
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